2017年4月に大部分で避難指示が解除された福島県富岡町(1)の2023年11月1日時点で
町内在住者 2,267人(2)
避難指示解除後の新規転入者 2,498人(3)
で、新規転入者が町内在住者を超えています。町内在住者の大部分は避難指示解除後に新規に転入された方で、元の住民は殆ど戻っていません。
福島県富岡町(とみおかまち)は、福島県沿岸部、中部ある町で、東京電力福島第二原子力発電所が立地します(4)。原発事故によって全域は避難地域となりました(1)。以下に示します。
※1(5)(6)にて作成
※2 避難区域は(7)による。
図-1 福島県富岡町
図に示す様にICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(8)を全ての地域で超えています。それでも、自公政権は「安全」だとして(9)、2017年4月1日に大部分で避難指示を解除しました(1)(7)。
同町には多くの原子力や関連した施設があります。
・福島第二発電所(4)
・指定(放射性)廃棄物処分場(10)。
・リンプルふくしま(指定廃棄物処分場PR施設)(11)。
・「東京電力廃炉資料館」(12)。
また北隣の大熊町には福島第一原発(13)や中間貯蔵施設があります(14)。ダンプの運転手等を含め約一万人がかかわっています(15)。福島第一では安定化作業では約8千人の方がが働いています(16)。福島第二も含め同町や同町周辺には原子力の仕事が溢れています。
富岡町は町の復興に力を注いできました。
2016年10月 町営診療所再開(18)
2017年 3月 ショッピングセンターのグランドオープン(19)
2017年 4月 一部を除き避難指示解除(1)(6)
2017年10月 JR富岡駅再開(20)
2018年 4月 学校再開(21)
2018年 8月 リンプルふくしま開館(11)
2018年11月 東京電力廃炉資料館開館(12)
2019年 4月 こども園開園(22)
2019年 7月 富岡漁港再開(23)、福島第二原発廃炉の正式決定(24)
2020年 3月 常磐線全面再開。同町の夜ノ森が再開(25)。同町から仙台まで鉄道が直通
2021年 3月 聖火リレー(26)
2021年10月 岸田総理が訪問(27)
2022年 4月 特定復興拠点避難指示解除(28)。
それでも住民は戻りません。

※(2)を集計
図―2 富岡町民の居住先
図に示す様に町内居住があまり進んでいません。11月1日時点で
住民登録 11,541人中で町内在住は2,267人(住民登録者の19.6%)
です(4)。
もっと戻らないのが女性です。現住人口をみると男性1,129人対し女性71人です。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。

※(30)をキャプチャー
図-3 福島の綺麗な女性
何処へいっても歓迎されます。敢えて汚染されている富岡町に戻る事はありません。
若い女性がい無くなれば子供が生まれなくなります。以下に避難者を含めた富岡町民の出生数を示します。

※1(3)各年11月~翌年10月の1年間で集計
※2 避難先での出生を含む
図-4 富岡町の出生数
図に示す様にどんどん減っています。数値を記載すると
事故前(2009年11月~10年10月)124人(男の子62人、女の子 54人)
近々1年(2022年11月~23年10月)27人(男の子10人、女の子 17人)
で、事故前の約5分の1です。
でも、増えたものをあります。以下に富岡町への転入者数を示します。

※(3)を集計
図―5 富岡町内の転入者数
図に示す様に避難指示が解除された2017年4月以降に急に増えています。避難指示解除によって富岡町内に住居を確保できれば誰もが富岡町に住むことができるようになりました。多くの方が富岡町に新たに移り住んだようです。
以下に町内在住者と避難指示解除後の累積新規転入者数を示します。

※(2)(3)を集計
図―6 町内在住者と避難指示解除後の累積新規転入者数
図に示す様に、同じように推移しています。累積の数値を記載すると、
以下に富岡町民の居住先を示します。今年11月1日時点で
町内在住者 2,267人(2)
避難指示解除後の新規転入者 2,498人(3)
で、新規転入者が町内在住者を超えています。町内在住者の大部分は避難指示解除後に新規に転入された方で、元の住民は殆ど戻っていません。
転入者の避難指示解除以降累積は男性1,898人、女性638人で男性が多いので概ね原子力関係者です。福島第一で働くのは大部分が男性です(31)。富岡町や周囲には原子力関係の仕事が沢山あります。富岡町は住民が帰還ではなく、原子力関係者が新規に移り住み、戻った住民は少数派です。
避難指示解除はしましたが、富岡町には元の住民は殆ど戻りません。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
富岡町内在住者の世帯数1,611です。1世帯当たりの人数は1.4人(2,267÷1,611)です。多くの方が単身赴任です。富岡町は子育て支援に力をいれています(32)。また、家族を連れて富岡町等の旧避難域に移住すると200万円の支援金がでます(33)。それでも原子力ムラの皆様は家族を連れて来るのにはためらいがあるようです。そして、福島の皆様も不安なようでうす。
福島を代表する野菜にニラがあります。年間を通して栽培されています(34)。福島のニラは肉が厚く柔らかです(35)。福島県は福島産は「安全」だと広報しています(36)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ニラはありません。

※(37)を引用
図-7 福島産ニラが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
富岡町 - Wikipedia(2)
県内外の避難・居住先別人数【令和5年11月1日現在】/富岡町(3)
福島県の推計人口(令和5年11月1日現在) - 福島県ホームページ(4)
福島第二原子力発電所 - Wikipedia(5)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会⇒
福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和4年9月1日~10月21日測定) 令和5年03月10日 (6)
第13回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会⇒
資料1 帰還困難区域の放射線防護対策について(特定復興再生拠点区域外における土地活用関連)【PDF:440KB(7)
避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ(8)
ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -(9)
国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判 :日本経済新聞(10)
処分に向けた取組み|福島県における取組み|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省(11)
アクセス|特定廃棄物埋立情報館リプルンふくしま|環境省(12)
東京電力廃炉資料館|廃炉資料館|東京電力ホールディングス株式会社(13)
福島第一原子力発電所事故 - Wikipedia(14)
中間貯蔵施設の概要|中間貯蔵施設情報サイト:環境省(15)
【動画あり】【最終処分場化】本誌記者が見た【中間貯蔵施設】|月刊 政経東北|note(16)
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒2023年⇒
4月(17)
広報とみおか/富岡町(18)(17)⇒
広報とみおか(平成28年11月号) (PDF: 11.2MB)(19)(17)⇒2017年⇒
広報とみおか(平成29年3月号) (PDF: 10.6MB)(20)(17)⇒2018年⇒
広報とみおか(平成30年4月号) (PDF: 15.2MB)(21)
手探りの半年 20人の子どもたちと13人の教職員 福島・富岡町で学校再開(22)
みんなで遊ぶの楽しみ、富岡・こども園開園 | 河北新報オンラインニュー(23)
福島・富岡漁港が再開、被災漁港の全てが再開 | 河北新報オンラインニュース(24)
福島第二原子力発電所の廃止に伴う発電事業変更届出書の提出について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社(25)
常磐線 - Wikipedia(26)
【東京2020オリンピック】2021年3月25日(木)富岡町内の聖火リレールート紹介!交通規制について【TOKYO2020】(ブログ詳細) | 一般社団法人とみおかプラス(27)
令和3年10月17日 福島県訪問 | 令和3年 | 総理の一日 | ニュース | 首相官邸ホームページ(28)
令和5年4月1日 午前9時 特定復興再生拠点区域を避難指示解除/富岡町(29)
県内外の避難・居住先別人数/富岡町(30)
>高校生が収穫!「信夫山の柚子」を使った新作スイーツ 福島 | 福島のニュース│TUF (1ページ)(31)
「あのとき、おなかに子供がいました」福島第一原発の女性オペレーターは、5年後も現場にいた。 | ハフポスト(32)
◆福島県12市町村移住支援金のお知らせ◆ - 福島県ホームページ(33)
子育て支援/富岡町(34)
旬果旬菜 | JA全農福島(35)
特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ(36)
福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ(37)
イオン 福島店のチラシ・特売情報 | トクバイ
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- 2023/12/03(日) 19:43:31|
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12月1日に11月20日~26日の新型コロナ定点観測数が発表になりました(1)。(=^・^=)が従前に示した定点観測数と対応医療機関数からの推計値(2)は
46週(11月13日~19日) 8.5万人
47週(11月20日~26日)10.7万人
で、増加に転じました(3)。
5月8日に5類に移行して(4)29回目の発表が12月1日にありました(1)。定点観測数
46週(11月13日~19日 1.95(5)
47週(11月20日~26日)2.33(1)
です。これを対応医療機関数(6)を考慮し、(=^・^=)が従前に示した方法で(2)で、全感染者数を推計すると
46週(11月13日~19日) 8.5万人
47週(11月20日~26日)10.7万人
で、増加に転じました(3)。新型コロナは収まっていません。
以下に週毎の感染者(推計値)を示します。

※1(6)(7)を集計
※2 定点観測数、対応医療機関数からの推計方法は(3)による。
図-1 週毎の感染者数
図に示しよう、減少が続いていたのですが増加に転じました。第10波が始まりそうです。これまでの感染者数は、全数把握であった最後の発表(8)に、29回の推計分もを加えると4,479万人で、4千万人を超えました。日本の人口が12,384万人(9)なので36%(4,479万÷12,384万×100)が感染を経験しています。
9月中の新型コロナによる死亡者が5,235人と発表がありました(11)今年の1~4月の死者は厚生労働省の発表(12)(13)から計算すると16,602人です。これに5月以降の発表(10)を合計すると今年1-9月の死者は32,103人です。東日本大震災の死者・行方不明者の合計で18,423人(死者15,900人、行方不明2,523人)なので(14)、今年1-9月のコロナ禍は東日本大震災以上の災害です。
たとえ新型コロナから生還しても後遺症が待っています。新薬の試験では参加者を新薬を投与するグループと本物の薬のように見える外見をしているが、薬として効く成分は入っていない偽薬(15)を投与するグループの二つに分けて両者を比較して薬の効能を調べます(16)。せきや倦怠感、味覚・嗅覚異常などの14症状のうち、いずれかの症状があると答えたのは、偽薬を投与した患者グループが26・3%だったと発表しました(17)。すなわち、新型コロナに感染した方の4人に1人は後遺症がでます。新型コロナは侮れない病気です。なお、新薬を投与したグループでの後遺症が出た方は14.5%でした。
昨年初頭に検疫をすり抜け、オミクロン株が日本に侵入しました。在日米軍は検疫をしていません。そこからオミクロン株が流れ出したと言われています(18)。その後に岸田政権は、次々と新型コロナ対策を放棄しています。昨年6月1日には水際対策大幅緩和(19)、10月11日には全国旅行支援開始(20)、そして今年3月13日にはマスク着用の推奨を止めました(21)。そして5月8日新型コロナの5類移行(4)です。
福島県は毎月の福島空港の利用者を発表しています(22)。コロナ禍前の19年(23)10月の利用者は24,215人でした。今年(2023年)10月の利用者は22,731人でコロナ禍前の同月の94%まで回復しました(22,731÷24,215×100)。沖縄県も毎月の入域観光客数を発表しています(24)。そこで、福島空港の利用者数と沖縄県の入域観光客数のコロナ禍前の割合を示します。

※(22)(24)を集計
図-2 コロナ禍前に対する人出で割合
図に示す様に福島空港利用者も沖縄の入域観光客の割合も同じ傾向押し点しています。自粛が緩み人出が回復し、コロナ禍前の9割を超えました。
マスク着用等の感染予防策は新型コロナだけでなくインフルエンザ予防にも有効です(25)。以下にインフルエンザの定点報告数を示します。

※(26)を集計
図-3 インフルエンザ定点観測数
図に示す様に、今シーズン(2023/24)はコロナ禍(27)前を超えました47週までの累積で
コロナ禍前(2019/20シーズン) 70,866人
昨シーズン(2022/23シーズン) 2,455人
今シーズン(2023/24シーズン)858,585人
で、コロナ禍前を大きく超えています。増加の原因はいろいろあるとは思いますが、新型コロナが5類に移行したために、緩みが出でて、感染対策がおろそかになったのも原因の一つです(28)。
以下に都道府県別の累積の感染率と4回目ワクチン接種率の相関を示します。

※1(6)(7)(8)(29)(30)を集計
※2 累積感染率は5月8日以降は定点観測数から推計
図-4 4回ワクチン接種率と累積の感染率の相関
図に示すようにワクチン接種率が高い都道府県ほど累積の感染率が低くなっています。ワクチンは有効です。
以下にワクチンの累積接種人数を示します。

※(29)を集計
図-5 ワクチンの累積接種人数
図に示すように停滞しています。岸田政権が次々に新型コロナ対策を放棄し、緊張感が無くなったようです。
以下に11歳以下の子供のワクチン接種状況を示します。

※(29)を集計
図-6 子供のワクチン接種状況
図に示す様に進んでいません。厚生労働省は年齢別の定点あたりの報告数を発表しています。39週の10代未満の報告数は0.31です(1)。従前に記事にした手法(2)で、感染者数を推計すると13,702人です。一方で10代未満の人口は11,083,000人です(30)。感染率は0.12%(13,702÷11,083,000×100)です。このように計算した、年代別の感染率を示します。

※(1)(6)(28)を集計
図-7 年代別感染率
図に示す様に14歳以下の若年層と80代以上で感染率が高くなっています。子供と高齢者は特に注意が必要です
以下に前回発表に対する増減率を示します。

※(1)(2)(6)(28)を集計
図-8 年代別増減率
40代以下で増えています。図-7に示す様に20代~40代の感染率は低くなっていますが、今後は増えそうです。
インフルエンザの流行と合わせて、学級閉鎖などが行われている保育園、幼稚園、小中学校は
34週 2ヵ所
35週 107ヵ所
36週 793ヵ所
・
42週 3,751ヵ所
43週 4,706ヵ所
44週 5,067ヵ所
45週 3,668ヵ所
46週 3,954ヵ所
46週 6,174ヵ所
と、増加が続いています(26)。
新型コロナは5類に移行しましたが、性質は変わっていません。弱毒化も感染力の低下もしていません。今年前半だけで東日本大震災を超える犠牲者を出しています。以下に岸田政権がオミクロン株の日本侵入を許した2022年以降の新規感染者数の推移を示します。

※1(6)を集計
※2 5月8日以降は推計値
※3 水際対策緩和は(19)による。
※4 全国旅行支援は(20)による。
※5 マスクはマスク着用の推奨を止めるで(21)による
※6 5類は5類移行で(4)による。
図-9 新型コロナ新規感染者数(2022年以降)
図に示す様に岸田政権が新型コロナ対策を放棄するたびに感染が拡大に転じています。昨年末に7波が収束に向かいました。このまま減少が続けば新型コロナの収束も見えていました。ところが岸田政権は全国旅行支援を始めました(20)。そして、8波が始まりました。それでも今年3月に8波が落ち着いてきました。そしたら、岸田政権はマスク着用の推奨を止めました(21)。そして5類移行です。そしたら再び増加傾向に転じました。今は9波です。それでも岸田政権は5類移行を止めません。
5類移行で(4)で、日々の発表が無くなり状況が読みにくくなりました。一方で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂前会長(73)は高い感染力があることから「まだ完全に普通の病気にはなっていない」と指摘し、コロナ5類移行後に警鐘を出しています(31)。
以下に上位下位4道県の感染率を示します。

※(1)(3)(6)(32)
図-10 都道府県別感染率(推計値)
図に示す様に、都道府県で異なります。まもなく冬休み、お出かけを考える方も多いと思います。感染率の高い道県にお出かけする方は特に注意してください。
図-1に示す様に5類移行後、新型コロナは大幅に増加しました。その後に減少に転じたのですが、減少幅が徐々に小さくなり、再び増加に転じました(3)。第10波が始まったかもしれません。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
新型コロナ感染は高い水準のままです。マスク、手洗い、換気などの基礎的な感染対策もお勧めします。また、ライブハウスや接待を伴う飲食店などの感染リスクの高い場所はなるべく避けるべきと思います。
結核は2類ですが(34)、結核を恐れ自粛する方はいないと思います。結核が厳格に管理され流行していないので、誰も気にしません。新型コロナも同じような対処ができたはずです。でも、岸田政権は新型コロナは2類に移行しました。岸田総理は「コロナ禍を乗り越えた」と発言し(35)新型コロナ隠しをしています。こんな総理では福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表するくだものにリンゴがあります(36)。リンゴは福島県鏡石町の特産品でもあります。11月はシーズンです(37)。同町あたりのリンゴは最高の食材です(38)。福島県は福島産は「安全」だと広報しています(39)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。

※(40)を引用
図―11 福島産リンゴが無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県鏡石町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にさせて頂いたサイト様および引用した過去の記事-
(1)
新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(発生状況等)2023年6月~|厚生労働省⇒
2023年12月 1日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について[352KB](2)
めげ猫「タマ」の日記 新型コロナ・定点当たりの報告数から全体数を推計する(3)
新型コロナ12週ぶりに増加 「定点把握」による全国の1週間の患者数は前週比1.19倍 厚生労働省 | TBS NEWS DIG(4)
新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について|厚生労働省(5)
新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(発生状況等)2023年6月~|厚生労働省⇒
2023年11月24日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について[342KB](6)
新型コロナウイルスに関する受診・相談センター/外来対応医療機関等|厚生労働省⇒
都道府県別 外来対応医療機関の指定状況(2023年11月22日時点)[37KB](7)
新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(発生状況等)|厚生労働省(8)
新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(令和5年5月8日版)(9)
日本の人口、12年連続減の1億2384万人…コロナで減少幅は鈍化 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン(10)
死亡診断書(死体検案書)の情報を用いたCOVID-19関連死亡数の分析|厚生労働省(11)(10)⇒
死亡診断書(死体検案書)の情報を用いたCOVID-19関連死亡数の分析(令和5年9月)[617KB(12)
新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(令和5年1月1日版)(13)
新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(令和5年5月1日版)(14)
東日本大震災 - Wikipedia(15)
偽薬 - Wikipedia(16)
>二重盲検法 | 疫学用語の基礎知識(17)
コロナ後遺症、ゾコーバ服用で「割合減」…塩野義が研究結果発表 : 読売新聞(18)
[視点]沖縄の米軍基地と新型コロナウイルス感染症 | 東京保険医協会(19)
これまでの水際対策に係る新たな措置について|水際対策|厚生労働省⇒
水際対策強化に係る新たな措置(17)(令和4年5月31日更新)(20)
【受付開始】全国旅行支援の予約方法・全国旅行割適用条件は?各都道府県の条件・クーポン・終了情報などを徹底解説!| Trip.comブログ(21)
マスクの着用について|厚生労働省(22)
福島空港データ - 福島県ホームページ(23)
コロナ禍 - Wikipedia(24)
入域観光客数/沖縄県(25)
インフルエンザ・新型 コロナウイルスを予防 しよう! - 千葉市(26)
インフルエンザに関する報道発表資料 |厚生労働省(27)
コロナ禍 - Wikipedia(28)
季節外れのインフルエンザが流行 原因は…「新型コロナ5類移行の緩みも…」 鳥取県・島根県(29)
新型コロナワクチンについて | 首相官邸ホームページ(30)
厚生労働省:平成20年人口動態統計月報年計(概数)の概況(31)
尾身氏、コロナ5類移行後に警鐘 「まだ普通の病気ではない」|47NEWS(よんななニュース):47都道府県52参加新聞社と共同通信のニュース・情報・速報を束ねた総合サイト(32)
都道府県の人口一覧 - Wikipedia(33)
「一斉休校」首相決断の舞台裏 官邸は文科省の代案を突っぱねた:東京新聞 TOKYO Web(34)
感染症発生届Navi(35)
令和5年9月25日 経済対策についての会見 | 総理の演説・記者会見など | 首相官邸ホームページ(36)
くだもの図鑑 – くだもの消費拡大委員会(37)
農作物紹介 鏡石町[福島県](38)
特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ(39)
福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ(40)
鏡石店 – イオンスーパーセンター公式ウェブサイト
- 2023/12/02(土) 19:43:15|
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福島県二本松市は2005年12月1日に安達町、岩代町、東和町と合併し今の形になりました(1)、今日で18周年になります。お祝いしたのですが
・今も汚染されたままである。汚染は今後も数十年は続く。
・女性が死にゆく街
・観光業が盛んでありるが、事故後の落ち込みが回復しない。
・富士山が見える北限が移動した
・若い女性が逃げて行いき、赤ちゃんが生まれななくなり、やがて老人と男性の街になりそうである。
等の特徴があり、未来は暗そうです。
福島県二本松市は福島県内陸部の北にある市です。2005年12月1日に安達郡安達町・岩代町・東和町と合併し、現在の形になりました(1)。2011年3月の福島事故で放射性物質が飛来し、汚染されました。今日(12月1日)で18周年です。以下に位置を示します。

※1(2)(3)にて作成
※2 旧避難区域は(4)による
図-1 事故から約13年を経て汚染されている二本松市
図に示す様に、旧避難地域に隣接し、ICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(5)を超えた地域が広がっています。同市は避難しなかった市町村で今も避難地域に隣接している唯一の自治体です(4)。避難しなかった自治体の中では最も汚染が酷い所です。
放射制物質は時間と共に自然に減って行きます。減り方は物質(核種)が同じなら、同じで半分になるまでの時間を「半減期」といいます。セシウム137は、半分になるのに30年、一桁(10分の1)になるのに100年かかります(6)。同市の汚染は100年近く続きます。
以下に各年3月から1年間の女性の葬式数の推移を示します。

※1(7)を集計
※2 震災犠牲者は(8)により、行方不明を含み関連死を含まず
図―2 福島県二本松市女性の葬式数
図に示す様に2011年3月以降に急増しています。数値を記載すると
事故前(2010年3月~11年2月) 234人
事故12年目(2022年3月~23年2月)372人
で約1.5倍に増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約40万分の1でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果
※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(9)による。

図-1に示す様に南会津郡は福島県の南西の端にあり、二本松市に比べ福島第一原発から離れています。以下に南会津郡女性の各年3月から1年間の女性の葬式数の推移を示します。

※1(7)を集計
※2 震災犠牲者は(8)により、行方不明を含み関連死を含まず
図―3 福島県南会津郡女性の葬式数
図に示す様に事故後もあまり変わりありません。数値を記載すると
事故前(2010年3月~11年2月) 242人
事故12年目(2022年3月~23年2月)236人
です。
原発事故後に二本松市は女性が死にゆく街になりました。公式には福島事故で放射能の健康被害は認められていませんが(10)、2011年3月から二本松市の女性に「悪魔」が取りついた気がします。
二本松市には、スキー場、東北サファリパーク、温泉など多くの観光施設がまります。また、二本松の菊人形は日本三大菊人形に数えらています。石井の七福神と田植踊や木幡の幡祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されています(1)。特に安達太良山は日本百名山に(11)、二本松城は日本百名城です(12)。同じ市町村内に百名山と百名城がある稀有な市です。観光は同市にとって大事な産業です。以下に同市の観光客入込数を示します。

※(13)を集計
図-4 二本松市の観光客入込数
福島県の統計では道の駅も観光施設としてカウントされていますが(13)、道の駅は「休憩所」としての性格が強く(14)、観光施設とするには無理があります。道の駅を除く観光客入込数は、事故後に大幅に落ち込みました。その後に少しは増えたのですが、事故前の水準には至っていません。同市の観光客は事故後に落ち込んだままです。
2000年以降、富士山が見える北限の山は同市内にある日山とされてきました(15)。ところが2017年1月16日にこれよ北にある花塚山から撮影された写真を、日本地図センターから正式に富士山頂を撮影したと認定しました(16)。これで、二本松市は富士山が見える北限の市で無くなりました。
今から5年前の2018年11月に同市には1,280人の10代後半女性がいました。5年後の今年11月には彼女たちは20代前半になっています。20代後半女性は844人です。2018年11月時点で10代後半女性だった方のうち5年後の今(2023年11月)、二本松市に残ったのは66%です(844÷1,280×100)です。このようにして計算した10代後半の方が5年後も残っている割合を以下に示します。

※1(7)を集計
※2 日付は10代後半時点
図―5 10代後半の方が5年後に残っている割合(二本松市)
図に示す様に女性が残らくなっています。数値を記載すると事故前(2006年3月⇒11年3月)では
男性 71%
女性 78%
です。近々5年(2018年11月⇒23年11月)では
男性 69%
女性 66%
です。
福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。

※(17)をキャプチャー
図-6 福島の綺麗な女性
何処へいっても歓迎されます。敢えて汚染されてる二本松市に残る必要はありません。
若い女性がいなくなれば子供が生まれなくなります。以下に二本松しの各年11月~翌年10月までの出生数を示します。

※(9)を集計
図―7 二本松市の出生数
図に示すようにどんどん減っています。数値を記載すると
事故前(2009年11月~10年10月) 424人(男の子226人、女の子198人)
近々1年(2022年11月~23年10月)198人(男の子 95人、女の子103人)
で、半分以下になっています。やがて老人と男性の街になります。
福島県二本松市は今日(12月1日)に15周年を迎えました。お祝いしたいのですが、
・今も汚染されたままである。汚染は今後も数十年は続く。
・女性が死にゆく街
・観光業が盛んでありるが、事故後の落ち込みが回復しない。
・富士山が見える北限が移動した
・若い女性が逃げて行いき、赤ちゃんが生まれななくなり、やがて老人と男性の街になりそうである。
等の特徴があり、未来は暗そうです。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
事故から13年弱ですが、福島の皆様の不安は消えていないようです。
福島を代表する食材に米があります(18)。福島県二本松市の米の生産量は9,390トンです(19)。同市の人口は約5万人なので(9)、市民が食べるにはじゅうぶんな量です。同市あたりのお米はもちもちした食感で、冷めても美味しく食べられます(20)。福島県は福島産は「安全」だと広報しています(21)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(22)を引用
図―8 福島産米が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県二本松市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
二本松市 - Wikipedia(2)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会⇒
福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和4年9月1日~10月21日測定) 令和5年03月10日 (3)
第13回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会⇒
資料1 帰還困難区域の放射線防護対策について(特定復興再生拠点区域外における土地活用関連)【PDF:440KB(4)
避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ(5)
ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -(6)
半減期 - Wikipedia(7)
福島県の推計人口(令和5年11月1日現在) - 福島県ホームページ(8)
平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(四半期に1回更新) - 福島県ホームページ(9)
めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?(10)
風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略(11)
安達太良山 - Wikipedia(12)
二本松城 - Wikipedia(13)
統計資料一覧 - 福島県ホームページ(14)
道の駅 - Wikipedia(15)
日山 - Wikipedia(16)
花塚山 - Wikipedia(17)
福島県初出店も化粧品売り場が充実 うすい百貨店が第2弾のリニューアルオープン|福島中央テレビニュース(18)
ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ(19)
福島県[二本松市]の農作物 | 夏秋きゅうり きゅうり 夏秋ピーマン | 雑穀類, いも類, 米, 麦類, 野菜, 果物 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス(20)
特産品を知る | JAふくしま未来について | JAふくしま未来(21)
福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ(22)
ベイシア安達店 | 店舗・チラシ | ベイシア
- 2023/12/01(金) 19:41:50|
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10月中の福島県の人口動態が発表になったので(1)、各年1-10月の20代前半女性の社会減の割合を集計したら
事故前(2010年1-10月)3%減
今年(2023年1-10月) 5%減
で、事故前より増えています。福島は汚染されており当然の事です。
福島は原発事故によって汚染されました。

※1(2)(3)にて作成
※2 避難区域は(4)による
図―1 特異的に汚染されている福島
図に示す様にICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(5)を超えた地域が広がっています。事故から12年以上が経過しましたが、福島は汚染されたままです。
既に除染は終っており(6)、今後は自然に放射線量が下がるのを待つしかありません。福島で放射線源はセシウム137です(7)。セシウム137は半分になるのに30年かかります。4分の1になるには60年、一桁下がるには100年がかかります(8)。若い方も含め、福島で暮らすことは一生涯に渡り放射能と暮らすことを意味します。
以下に月別社会的増減を示します。

※(1)を集計
図-2 福島の社会的増減
図に示す様に福島の人口移動は3、4月に集中しています。各年1-10月を集計ですればその年の傾向がつかめます。
福島県の10月中の人口動態が発表になったので(1)、各年1-10月の年齢階層別の社会増減を集計してみました。

※(1)を各年1-10月の10ヵ月間で集計
図―3 福島県の年齢階層別社会増減
図に示す様に20代前半女性で顕著です。数値を記載すると、20代前半の社会減は
男性 995人減
女性 1,728人減
で(1)、男性に比べ多くの20代前半女性が福島から逃げ出しています。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方は福島に残るか、去るかの選択を迫られる時でもあります。そして多くの若い女性が福島県外からのスタートを決断したようです。
事故前から若い方の福島脱出はありました。以下に各年1-10月の福島県の20代前半の社会増減を示します。

※(1)を各年1-10月の10ヵ月間で集計
図-4 福島の20代前半の社会的増減
図に示すように男性に比べ女性の社会減が大きくなっています。20代前半女性の1-10月の社会減は今年と事故前(2010年)であまり変わりありません。ただし、1月1日時点の20代前半女性の人口は
事故前(2010年1月)47,011人
今年(2022年1月) 30,192人
で35%減っています。そこで割合を算出しました。以下に示します。

※(1)を各年1-10月の半年間で集計
図-5 福島の20代前半の社会的増減の割合
図に示すように女性の脱出割合が増加しています。数値を記載すると男性では
事故前(2009年1-10月)2%減
今年(2023年1-10月) 3%減
で、1%の増加ですが、女性は
事故前(2009年1-10月)3%減
今年(2023年1-11月) 5%減
で、男性の倍の約2%増えています。事故後に福島からの若い女性の脱出が男性の倍のベースで加速しました。
今から5年前の2018年11月に福島には43,488人の10代後半女性がいました。5年が経ち彼女達は20代前半になっています。今(2023年11月)の福島の20代前半女性は30,613人で(1)、残ったのは70%です。2018年10月時点で10代後半だった福島の女性のうち3割の方が、この5年間で福島から逃げ出しています。以下に福島の10代後半の方が5年後に残っている割合を示します。

※1(1)を集計
※2 日付けは10代後半時点
図―6 福島の10代後半の方が5年後に残っている割合
事故前から若い方の福島脱出はありました。事故前の2001年から2006年3月までの平均を取ると男性76%、女性74%で、男女に大きな差はありませんでした。それが近々の2017年8月~18年8月(10代後半時点)の1年間の平均では、男性77%、女性68%で、男性は増えていますが、女性は落ち込みました。事故後に福島の若い女性の逃げ出しています。
福島の合計特殊出生率は1.27です(9)。一人の若い女性が福島を去ることをは、彼女が将来産むであろう1.27人の子どもも一緒に去って行くことを意味します。
以下に各年11月~翌年10月までの1年間の福島での赤ちゃん誕生数を示します。

※(1)を各年11月~翌年10月までの1年間で集計
図―7 福島の赤ちゃん誕生数
年々減り続けています。数値を記載すると
事故前(2009年11月~10年10月)16,058人(男の子8,292人、女の子7,766人)
近々1年(2022年11月~23年10月)9,106人(男の子4,695人、女の子4,411人)
で、事故前に43.3%の減で、1万人を切りました。
福島からは若い女性が去ってき、子供が生まれなくなり、老人と男だけになります。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。

※1(10)はを引用
図―8 福島の綺麗な女性
何処へ行っても歓迎されます。敢えて汚染されている福島に残ることはありません。これからも若い女性の福島流出は続きます。
事故直前の2011年3月の人口は約202万人でした。それが今年10月に177万人まで減りました(1)。復興どころか福島は確実に衰えて行ます。福島の皆様は12年半の間、放射能を注意した生活を強いられて来ました。だれもが住みたいとは思わないはずです。
福島では84万羽のブロイラーが飼育されています(11)。福島も鶏肉の産地です。福島の鶏肉は美味しいそうです(12)。福島県は福島産は「安全」だと広報しています(13)。でも福島県福島市のスーパーのチラシには福島産鶏肉はありません。

※(14)を引用
図-9 福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
福島県の推計人口(令和5年11月1日現在) - 福島県ホームページ(2)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会⇒
福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和4年9月1日~10月21日測定) 令和5年03月10日 (3)
第13回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会⇒
資料1 帰還困難区域の放射線防護対策について(特定復興再生拠点区域外における土地活用関連)【PDF:440KB(4)
避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ(5)
ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -(6)
除染情報サイト:環境省(7)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)(8)
半減期 - Wikipedia(9)
令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省⇒
第9表 人口動態総覧(率),都道府県(特別区-指定都市再掲)別 [120KB](10)
市場価格の半値ほど…高校に長蛇の列 シクラメン販売 福島 | 福島のニュース│TUF (1ページ)(11)
福島県畜産のすがた - 福島県ホームページ(12)
料理人からの熱い視線を集める伊達鶏!生産者のこだわりが調理で光る理由とは? | 逸品グルメ-IPPIN-(13)
福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ(14)
イオン 福島店のチラシ・特売情報 | トクバイ
- 2023/11/30(木) 19:42:03|
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食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。11月16日までの検査結果が11月28日に12日遅れで発表になりました(4)。まとめて見ましたので、お買い物の参考に頂ければ幸いです。先回に続き今回も基準超のセシウム汚染食品が見つかったと発表がありました。事故から12年半以上ですが、セシウム汚染食品は無くなりません。厚労省発表分の検査結果の概要は以下の通りです。
①検査数 799件中7件の基準超え
②平均は1キログラム当た2.7ベクレル、最大230ベクレル(宮城県産 マツタケ)。
厚生労働省や福島県の発表(1)(2)を解析すると
・福島産海産魚は1,991件連続ND、隣県ではセシウム
・福島はネギの季節、最大産地の検査結果が出て来ません。
等の特徴があり、福島産は「安全」とは言えません。
1.福島産海産魚は1,991件連続ND、隣県ではセシウム
以下に2023年度の海産魚の検査結果を示します。

※1(1)(2)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
※3 日付けは採取日
図―1 海産魚の検査結果
図に示すように青森、宮城、茨城、千葉県産からセシウムが見つかっています。一方で福島県が検査した福島県産海産魚は厚生労働省や福島県の発表(1)(2)を数えると1,567件連続で検出限界未満(ND)です。一方で、宮城県、茨城県、千葉県産からは見つかっています。
海は繋がっているのに、他では見つかっても、汚染源がある福島産からはセシウムが見つから無い等はおかしな話です。海産魚等の福島産農水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると概ね福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(7)実施しています。中立性に疑問があります。
福島産は他よりも低く出る出荷前検査で安全とされ出荷されます。
2.福島はネギの季節、最大産地の検査結果が出て来ません。
秋が深まり、すき焼きが恋しい季節になりました。すき焼きに欠かせない野菜にネギがあります(8)。ネギは福島県を代表する野菜です(9)。いわき市が福島最大の産地です(10)。以下に示します。

※(11)を引用
図-2 福島県いわき市産ネギの検査結果
図に示すように検査結果が出て来ません。それでも、福島県は福島産の安全を検査で安全を確認していると主張しています(12)。
福島産は検査されていなくても、検査で「安全」とされ出荷されます。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
・他より低く出る出荷前検査で「安全」とされ出荷される福島産
・検査していなくとも、検査で「安全」とされる福島産
これでは「福島産、食べて応援、あの世行き」です(13)。
(=^・^=)は心配なので
「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
福島を代表するくだものにリンゴがあります(14)。福島県須賀川市は福島3位のリンゴの産地です(15)。ミスピーチの皆さんが福島産リンゴのPRをしました(16)。福島はリンゴの季節です。須賀川市あたりのリンゴは最高の食材です(17)。福島県は福島産は「安全」だと広報しています(18)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。

※(19)を引用
図―3 福島産リンゴが無い福島県須賀川市のスーパーのチラシ
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
報道発表資料 |厚生労働省(2)
農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ(3)
加工食品等の放射性物質検査について - 福島県ホームページ(4)
食品中の放射性物質の検査結果について|厚生労働省(5)
めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月21日発表)―基準超でも出荷制限されない福島産―(6)
食品中の放射性物質への対応|厚生労働省(7)
農林水産部 - 福島県ホームページ(8)
すき焼き - Wikipedia(9)
旬果旬菜 | JA全農福島(10)
福島県[いわき市]の農作物 | ネギ 秋冬ねぎ | 雑穀類, いも類, 米, 麦類, 野菜, 果物 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス(11)
品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒野菜⇒な行⇒ね⇒ネギ、ネギ(施設)、いわき市で検索
(12)
水・食品等の放射性物質検査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ(13)
めげ猫「タマ」の日記 福島産、食べて応援、あの世行き(2022年度)(14)
くだもの図鑑 – くだもの消費拡大委員会(15)
くだものづくりがさかんな福島盆地(16)
トピックス | JAふくしま未来(17)
特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ(18)
福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ(19)
ザ・ビッグ 須賀川店のチラシ・特売情報 | トクバイ
テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記
- 2023/11/29(水) 19:49:06|
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