めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

事故7年目は女の子しか生まれない避難指示解除の福島県葛尾村

避難指示が昨年6月に解除された福島県葛尾村(1)の事故7年目(2017年3~5月)月の中に生まれた赤ちゃんは2人ともが女の子です。福島県の発表(2)を集計すると福島原発事故後に生まれた赤ちゃんを集計すると
 男の子 21人
 女の子 46人
で、女の子が圧倒的に多く生まれています。このような確率を計算したら0.2%まので、偶然とは言えません。普通は男の子が多く生まれる(3)ので異常な事態です。
 福島原発事故後に福島では二種類の避難区域が設定されました。一つは福島第一原発20km圏内の警戒区域と原発事故後しばらくして放射線量が高い事が判明し、指定された計画的避難区域です。警戒区域は福島原発事故翌日の2011年3月12日に設定されましたが、計画的避難区域が設定されたのは原発事故から1ヶ月以上も後の2011年4月22日です(4)。旧計画的避難区域はいわば「逃げ遅れた」避難区域です。 
事故から7年目も汚染されたままの葛尾村等の旧計画的避難区域
 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で6月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(4)による
 図-1 旧計画的避難区域

 図に示す通り、葛尾村は村のほぼ全域が計画的避難区域でした。原発事故から5年以上が経過した今でもほぼ全域が国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(7)を大きく超えています。それでも安倍出戻り内閣は「安全」であるとして昨年(2016年)6月に避難指示を解除しいました(1)。本当に安全なのか心配です。
 福島県が2016年12月中の人口動態を発表したので(2)、赤ちゃん誕生数を調べてみました。
 以下に各年3月から1年間の葛尾村の赤ちゃん誕生数を示します。
事故後に女の子が多く生まれるようになった福島県葛尾村
 ※1(2)を集計
 ※2 事故7年目(2017年3月~)は4月末までの集計
 図―2 各年3月から1年間の葛尾村の赤ちゃん誕生数

図に示す通り事故後の女こ子が多く生まれるようになり、事故7年目(2017年3~5月)に生まれた赤ちゃんは2人ともが女の子です。通常は男の子が多く生まれるので(3)、異常な事態です。原発事故(2011年3月)以降の赤ちゃん誕生数を集計すると
 男の子 21人
 女の子 46人
で女の子が多く生まれています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.2%なので偶然とは言えません。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果(葛尾村)
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事による(8)。
有意差検定表(葛尾村)

このような事は葛尾村だけではありません。図-1に示す様に飯舘村と川俣町に設定された避難区域は葛尾村同様に計画的避難区域です(4)。以下に3町村の原発事故以降から先月末(2011年3月~17年5月)までの赤ちゃん誕生数を示します。
女の子が多く生まれる3町村
 ※(2)を集計
 図―3 3町村の原発事故以降から先月末(2011年3月~17年4月)までの赤ちゃん誕生数

 図に示す通り葛尾村だけでなく飯舘村や川俣町でも女の子が多く生まれています。葛尾村を含め3町村を合計すると
 男の子 339人
 女の子 444人
で女の子が多くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.018%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果(3町村)
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事による(8)。
有意差検定表(3町村)

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 男の子でも女の子で生まれて来れば良いと考える方が多いと思います。まして福島県の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
葛尾村で苗を植えた女子大生
 ※(9)を転載
 図―8 葛尾村で苗植えをした福島県の綺麗な女性

 でも喜んでばかりはいられないようです。福島県県民健康管理調査によれば、37.6%の方が放射線は「次世代への(遺伝的)影響の可能性が高い」と回答しています(10)。 福島では遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマスが見つかりました(11)。
 福島県の県放射線健康リスク管理アドバイザーの高村昇氏は福島県の地方紙の福島民報に、広島や長崎の二世調査の結果から
 「次世代への影響は考えにくいと思われます。」
と寄稿しています(12)。でも遺伝には孫の世代で見える「隔世遺伝」があります(13)。このような遺伝は「二世調査」では分かりません。
 放射性影響研究所は広島や長崎の原爆投下で遺伝的な影響が生じていない根拠として
  ①赤ちゃんの男女比に異常が起きていない。
  ②自然死産の増加が認められない
ことを上げています(14)。赤ちゃんの男女比について本文にある通りです。福島では原発事故後に懐妊してであろう2012年、13年の赤ちゃんの自然死産が増えています(15)。
 福島の皆様の遺伝的影響を心配する声(10)に答えるためでしょうか?福島で遺伝子の異常の有無を調べる福島ゲノム計画が2012年提唱されました。計画でな2013年度から調査を開始し、本年度(2017年度)に終える計画でした(16)。計画が提唱されて5年になりますが、進められているようなニュースを(=^・^=)は知りません。いつの間にかうやむやになった感じです。学校法人加計(かけ)学園の問題を見ていると安倍出戻り総理は不都合な事は認めたがらないようです(17)。学校法人加計(かけ)学園の問題だけでなく、福島も同じだと思います。
 この6年の福島を見ていると同じ事が繰り返されている気がします。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 6月16日に(福島市の旅館の)おかみとサクランボ味わう交流会が開かれ(18)、17日には福島駅前広場でサクランボ祭りが開かれ(19)、18日には福島のサクランボの新品種の「静御前」が収穫期を迎え(20)、同日には福島市・飯坂温泉観光協会による「くだものの木オーナー制度」のオーナーを招い福島市・飯坂温泉観光協会による「くだものの木オーナー制度」のオーナーを招いた大感謝祭が開かれたそうです(21)。先週末は福島はサクランボの話題で一杯のようです。福島はサクランボの季節です。福島のサクランボは甘くって美味しいそうです(22)福島県は福島産サクランボは安全だと主張しています(23)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産サクランボはありません。
他県産はあっても福島産サクランボが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―9 福島産サクランボが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)葛尾村の避難指示解除について - 葛尾村ホームページ
(2)福島県の推計人口(平成29年6月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)出生性比
(4)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(9)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月3週)―基準超のコシアブラが流通、これで今年度は12件目―
(10)第27回「県民健康調査」検討委員会及び第7回「甲状腺検査評価部会」 の資料について(平成29年6月5日開催) - 福島県ホームページ中の「資料4-3 平成27年度 県民健康調査「こころの健康度・生活習慣の関する調査」
(11)
めげ猫「タマ」の日記 福島に遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマス現る。
(12)放射線 放射性物質 Q&A これから生まれる子どもに被ばくの影響は | 東日本大震災 | 福島民報
(13)隔世遺伝 - Wikipedia
(14)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(15)めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(16)(新)福島におけるゲノム解析による放射線遺伝影響調査(福島ゲノム調査)結果報告書 [PDFファイル/931KB]」
(17)東京新聞:前文科次官「首相が説明責任を」 加計学園問題で会見:社会(TOKYO Web)
(18)おかみとサクランボ味わう いいざか乙和会の交流会 | ホッとニュース | 福島民報
(19)サクランボの魅力満載 福島駅前広場で「サクランボまつり」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(20)サクランボ「静御前」収穫期 福島・飯坂で開発の新品種:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(21)旬の果物味を満喫 福島で「オーナー大感謝祭」 | 県内ニュース | 福島民報
(22)福島発!甘いさくらんぼ。(国見町) | ふくしま 新発売。
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
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  1. 2017/06/23(金) 19:41:42|
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福島・田島のアスパラガス、商標登録、未来は暗い

 南会津町、下郷町、只見町で生産されたアスパラガスで生産されるアスパラガスに「会津田島アスパラ」になる商標が認められました。でも
 ①この辺りは放射性物質が飛び交っている。
 ②東京中央卸売り市場への出荷が激減している。
との特徴があり未来は暗いと思います。
 福島第一原発事故で福島汚染されました。
事故から7年目も除染が必要な福島 ※1(3)のデータを元に(4)に示す手法で6月1日に換算
 ※2 避難地域は(5)による。
 図―1 福島県只見町、南会津町、下郷町

 図に示すように国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(6)地域が広がっています。福島第一原発から遠くなられた只見町や南会津町でもこもような地域があります。ここは除染の対象にはなっていません(7)。只見町や南会津町の放射能汚染は放置されたままです。
 この辺りには会津駒ヶ岳等の(8)高い山が広がっています。福島第一から飛んで来た放射性物質は高い山に阻まれこの辺りに落ちたと(=^・^=)は推定しています。このことを良く示すのがセシウムの飛散量です。以下に日本100名山の位置と2015年11月から16年11月までに飛んで来た放射性物質の量を示します。


放射性物質が飛び交う福島県只見町・南会津町
 ※1 (9)に加筆
 ※2 ①は「飯豊山」、②は「吾妻山」、③は「安達太良山」、④は「磐梯山」、⑤は「 会津駒ヶ岳 」、⑥は「 那須岳 」
 図―2 放射性物質飛散量と日本100名山

 図に示す様に只見町から南会津町にかけて放射性物質の飛散が見られます。
 福島県が力を入れている農作物にアスパラガスがあります(10)。南会津町等が主要な産地です(11)。このうち只見町、南会津町、下郷町産アスパラガスに対し「会津田島アスパラ」との商標が認められました(1)(2)。消費者に受け入れられるか心配です。
 以下に福島産アスパラガスに東京中央卸売市場への月別の出荷量を示します。
5月がピークの福島産アスパラガスの出荷
 ※1(12)を集計
 ※2 2010年から17までの平均、ただし6月以降は16年まで
 図ー3 福島産アスパラガスの月別出荷量

 図に示すように5月がピークです。以下に5月中の福島産アスパラガスに東京中央卸売市場への出荷量を示します。
大幅に減った2017年5月の福島産アスパラガスの出荷量
  ※1(12)を集計
 図ー4 福島産アスパラガスの5月の出荷量

図に示すように事故前は250トンを超える出荷がありましたが、事故後200トンを割り込み2016,17年と2年連続で前年を大きく下回っていり今年は事故前の4割の109トンまで落ち込みました。これだけ出荷をぼっても価格は他産地に比べ安くなっています。以下に各年5月の取引価格を示します。
事故は北海道産を下回ったままの福島産アスパラガスの価格・5月
 ※(12)を集計
 図―5 福島産アスパラガスの東京中央卸売市場での各年5月の取引価格

 事故前は生産量日本一の北海道産アスパラガスより高値で取引されていましたが、事故後は大きく下回りました。今年は出荷量を大幅に減らしたに係らず、価格差は縮小したものの解消することはできませんでした。福島産アスパラガスは東京の消費者に嫌われています。
 南会津町、下郷町、只見町で生産されたアスパラガスで生産されるアスパラガスに「会津田島アスパラ」になる商標が認められました。でも
 ①この辺りは放射性物質が飛び交っている。
 ②東京中央卸売り市場への出荷が激減している。
との特徴があり未来は暗いと思います。
 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島産を避けているのは東京の消費者だけではありません。
6月16日に(福島市の旅館の)おかみとサクランボ味わう交流会が開かれ(14)、17日には福島駅前広場でサクランボ祭りが開かれ(15)、18日には福島のサクランボの新品種の「静御前」が収穫期を迎え(16)、同日には福島市・飯坂温泉観光協会による「くだものの木オーナー制度」のオーナーを招い福島市・飯坂温泉観光協会による「くだものの木オーナー制度」のオーナーを招いた大感謝祭が開かれたそうです(17)。この週末は福島はサクランボの話題で一杯のようです。福島はサクランボの季節です。福島のサクランボは甘くって美味しいそうです(18)福島県は福島産サクランボは安全だと主張しています(19)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産サクランボはありません。
他県産はあっても福島産サクランボが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(20)を引用
 図―6 福島産サクランボが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)会津田島アスパラ 地域団体商標登録へ | 県内ニュース | 福島民報
(2)市場で高い評価、地域団体商標登録へ 南会津「会津田島アスパラ」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:環境省
(8)会津駒ヶ岳 - Wikipedia
(9)めげ猫「タマ」の日記 事故6年、放射性物質が飛び交う福島
(10)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(11)南会津の特産品あれこれ「会津田島アスパラガス」 - 福島県ホームページ
(12)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒野菜、中分類⇒葉茎菜類。品目(小分類)⇒アスパラガス」
(13)アスパラガスの生産量の都道府県ランキング(平成26年) | 地域の入れ物
(14)おかみとサクランボ味わう いいざか乙和会の交流会 | ホッとニュース | 福島民報
(15)サクランボの魅力満載 福島駅前広場で「サクランボまつり」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(16)サクランボ「静御前」収穫期 福島・飯坂で開発の新品種:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(17)旬の果物味を満喫 福島で「オーナー大感謝祭」 | 県内ニュース | 福島民報
(18)福島発!甘いさくらんぼ。(国見町) | ふくしま 新発売。
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2017/06/22(木) 19:48:25|
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柏崎刈羽補正申請書を「信頼して審査に取り組んでいける」と規制委委員長

本日(6月21日)に開かれた原子力規制委員会(1)に東電社長が出席し、6月16日に東京電力が提出した柏崎刈羽原子力発電所の適合性審査にかかわる補正申請書(2)について説明しました(1)(3)。この説明に対し規制委員長は
「信頼して審査に取り組んでいける」
と評価しました(1)。
 柏崎刈羽原子力発電所は事故を起こした東京電力の発電所です。福島では事故を起こしたのに柏崎刈羽は安全に運転できるとして原子力規制委に適合性審査(安全審査では無い)を申請しています。柏崎刈羽発電所は立地する新潟に電気を供給しておらず、2007年の地震では放射能漏れと火災を起こしました(4)。
2007年の柏崎刈羽原発火災映像を放送したBSN
 ※(5)を転載
 図-1 煙もくもく柏崎刈羽原子力発電所

 このような訳でしょうか?新潟での評判はよろしくありません。さらには重要免震棟の耐震偽装が発覚し、原子力規制委に適合性審査申請書の補正を求められました(5)。これを6月16日に原子力規制委に提出しました(2)。そして5月18日から止まっていた審査会合が(6)、が6月20日再開しました(7)。議論を聞いていたのですが、原子力規制委による細かな指摘事項はありましたが東京電力と原子力規制委が対立する場面はありませんでした。
 さらに本日(6月21日)に開かれた原子力規制委員会(1)に東電社長が出席し、6月16日に東京電力が提出した柏崎刈羽原子力発電所の適合性審査にかかわる補正申請書(2)について説明しました(1)(3)。この説明に対し規制委員長は
「信頼して審査に取り組んでいける」
と評価しました(1)。そこそこ順調なようです。また柏崎刈羽の現場の皆様からのヒヤリングすることを決めました。
 東京電力の不誠実さの勝利です。原発には事故の際に原子炉の破壊を防止し、放射性物質の外部放出を小さくするために原子炉内の気体を外部に放出する「ベント」機能が備わっています。これについて
 補正前は
 「立地自治体の了解の後に運用開始する」
としていたのですが、補正後は
 「所長(原子力防災管理者)の権限と責任において、当直副長が格納容器圧力逃がし装置等によるベントを実施」
に変更しています。審査を通す為には必要な処置です。原子力規制委の権限は立地自治体には及びません。事故が起こったにに、立地自治体の反対で運用できなければ事態は深刻化します。東京電力の判断でベントが実施できなければ、原子力規制委は「適合性」を担保できません。
 一方で新潟県などの立地自治体の立場は別です。事故が起こり避難が始まったとして、避難中に放射性物質が排出されかねないので、住民の安全を守るには東京電力の都合だけでベントされてはかないません。東京電力は立地自治体の住民の「安全」より「審査合格」を優先しています。
 原子力規制委の委員長は会見(10)で柏崎刈羽の現場方に対しヒヤリングを行う理由を問われ
 「東京電力とゆう会社が負っている大きな負債を考えた時に、私自身も大きな確信がなれば<略>委員会としての(柏崎刈羽の)最終的な判断はできない」「無茶苦茶長くかかるとは思わない」
と発言されているます。現委員長の任期は9月までですが(11)、それまでに大筋はきめるようです。一方で
 「(柏崎刈羽は)審査の最終段階、設置許可認可、パブリックコメントもあるし、そう簡単に行くわけもないし、9月の退任までに結論が出るとは思えないけと」
とも発言しているので、現委員長在任中の審査合格もなさそうです。(=^・^=)が予想は以下の通りです。
 6月16日   補正書の提出(2)
 6月20日   補正書の提出後の審査再開(6)
 6月21日   原子力規制委で東電社長が説明(1)
 6月23日   東京電力株主総会(12)、社長交代
 7月      規制委が東京電力新社長を呼び出す
 8月      規制委員長が柏崎刈羽の現場のヒヤリング
 9月13日   審査書案完成、パブリックコメントの募集
 9月15日   現委員長の退任会見(16(土)、17(日)、18(祝)と3連休)
 9月19日   新委員長、委員の就任会見
 9月15日   現委員長の退任会見(16(土)、17(日)、18(祝)と3連休)
 9月19日   新委員長、委員の就任会見
このあと地元に同意を求める事になります。
 原発推進に熱心安倍出戻り内閣(13)、再稼働をしたい東京電力(14)、再稼働慎重との公約だけで当選した新潟県知事(15)、地元の雇用を守りたり柏崎刈羽原発が立地する柏崎市長(16)、立場が違います。
 安倍出戻り内閣、東京電力、新潟県知事、柏崎市市長の陰湿な戦いが始まりそうです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
新潟の皆さんへ
NGT48の躍進(17)、おめでとうございます。感動を覚えた方も多いと思います。新潟の皆様には考えて欲しい事があります。柏崎が福島の代わりに事故っていたらこんな感動はないあったはずです。
 福島を代表する野菜にトマトがあります(18)。6月に入りシーズンです。福島県会津地方のトマトの味は格別だそうです(19)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(20)。でも、福島県南会津町のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県南会津町のスーパーのチラシ
 ※(21)を引用
 図―2 福島産トマトが無い福島県南会津町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県南会津町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
 

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)第16回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会
(2)柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の新規制基準への適合性確認のための原子炉設置変更許可申請に係る補正書および審査書類の信頼性向上のための|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(3)(コメント)原子力規制委員会へのご報告について|お知らせ|東京電力ホールディングス株式会社
(4)めげ猫「タマ」の日記 東電・柏崎刈羽免震重要棟耐震偽装言い訳へチラシ、反省がありません。
(5)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい東電原発(3月1週)―柏崎刈羽・安全審査の申請書を再提出―
(5)柏崎刈羽原子力発電所 6・7号炉 関連審査会合 | 原子力規制委員会
(6)第476回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 | 原子力規制委員会
(7)第476回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 | 原子力規制委員会
(8)(2)中の「柏崎刈羽原子力発電所6,7号機における原子炉設置変更許可申請の補正の概要について
(9)2号機はなぜ過酷事故に至ったか|福島第一原子力発電所事故の経過と教訓
(10)原子力規制委員会 定例記者会見(平成29年06月21日) NRAJapan
(11)めげ猫「タマ」の日記 東京電力、柏崎刈羽原発の補正書を提出、早ければ9月13日に審査合格
(12)第93回定時株主総会のご取材について|お知らせ|東京電力ホールディングス株式会社
(13)安倍首相「原発は簡単にやめるというわけにはいかない」
(14)CM・新聞・雑誌広告|動画・画像集|東京電力ホールディングス株式会社
(15)新潟知事選:争点は原発 「自主投票」の民進、連合と溝 - 毎日新聞
(16)再稼働「廃炉計画が条件」=柏崎刈羽原発で地元市長-新潟
(17)AKB総選挙 荻野さん5位 NGT10人が「当選」 新潟大躍進|社会|新潟県内のニュース|新潟日報モア
(18)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(19)トマト | JA会津よつば
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(21)リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載
  1. 2017/06/21(水) 20:01:51|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月3週)―基準超のコシアブラが流通、これで今年度は12件目―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。6月3週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1,060件中5件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり2.2ベクレル、最大370ベクレル(福島産クマ)。
事故7年目も市場に流出するセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年6月3週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 危険なセシウム汚染食品が山形、福島で見つかっています。今週のデータ解析すると
  今週のデータを解析すると
 ・基準超のコシアブラが流通、これで今年度は12件目
 ・岩手産ブリからセシウム、福島産は87件連続ND
 ・福島県伊達のミニトマトを1年半検査しない福島県
 ・福島県檜枝岐村のコシアブラのセシウムは昨年の2.5倍
との特徴があり、「安全」とは言える状態ではありません。安倍出戻り内閣が食品の安全を担保しない以上は怪しげな産地を避けるには当然の事です。

1.基準超の長野県産コシアブラが流通、これで今年度は12件目
 基準値を超える1キログラム当たり150ベクレルのセシウムに汚染された山形県産コシアブラが市場に流出していることが発覚しました(7)。先々週も岩手、山形、群馬、新潟で基準超のコシアブラの市場流出がみつかりました(8)。以下に今年度(4月以降)に市場に流出した基準超のセシウム汚染食品を示します。
各地でセシウム汚染食品が市場流出する2017年度
 ※(1)(8)を集計
 図―2 2017年度のセシウム汚染食品流出発覚状況

 2017年度になって2ヵ月半ですが12件のセシウム汚染食品の市場流出が発覚しています。
 山形産コシアブラについては5月末に天童市産から基準値(6)を超える一キログラム当たり104ベクレル(セシウム134 12、セシウム137 92)のセシウム(11)に汚染された物が見つかっています。でもその後の追加調査がされれる事無く、出荷自粛すらされず(12)放置されたままでした。今回の市場流出は6月13日には判明していなのですが、安倍出戻り内閣が発表したのは6日後の6月19日です(7)。
 安倍出戻り内閣にも産地にセシウム汚染食品の市場流出を止める意思はありません。怪しげな産地を避けるは当然です。

2.岩手産ブリからセシウム、福島産は87件連続ND
 岩手県産ブリからセシウムが見つかったと発表がありました(14)。福島産が気になります。以下にブリの検査結果を示します。
他では見つかっても福島産ブリからは検出されないセシウム
 ※1(1)の内詳細検査分を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 ブリの検査結果

 図に示すように岩手だけでなく北海道、青森、宮城、茨城、千葉、神奈川産のブリからはそこそこセシウムが見つかっていますが、福島産からは見つかっていません。厚生労働省の発表を数えると福島産87件連続で検出限界未満(ND)です。
 青森県産マダラからもセシウムが見つかったと発表がありました(15)。福島産が気になります。以下にマダラの検査結果を示します。
他では見つかっても福島産マダラからは検出されないセシウム
 ※1(1)の内詳細検査分を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―4 マダラの検査結果

 図に示すように青森産だけでなく北海道、岩手、宮城、千葉産のマダラからはそこそこセシウムが見つかっていますが、福島産からは見つかっていません。厚生労働省の発表を数えると福島産257件連続で検出限界未満(ND)です。
 ブリにしてもマダラにして周辺ではからはセシウムが見つかっているのに、汚染源がある福島産から見つから無いなどはおかしな話です。ブリやマダラを含め福島産農水産物を主に検査しているのは厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センターです(17)。中立性に疑問があります。
 福島産は他所より低く出る検査で安全とされ出荷されます。

3.福島県伊達のミニトマトを1年半検査しない福島県
 福島県伊達市は福島県北区部に位置し(18)、モモの産地として知られています。
事故7年目を汚染されたままの福島・伊達
 ※1(19)のデータを元に(20)に示す手法で6月1日に換算
 ※2 避難地域は(21)による。 
 ※3 福島盆地は(18)による。
 図―5 福島盆地と伊達地区、葛尾村

 図に示す通り、過去には避難区域に隣接しており市内のは事故後にいくつもの特定避難勧奨地点が設置されました。事故7年目になりましたが、今も国が除染が必要だとする0.23マイクロシーベルトを超えた(22)地域が広がっています。事故から7年目になりましたが福島県伊達市は今も汚染地帯が広がる市です。
 以下に福島県伊達市等を含む福島盆地の葬式数を示します。
事故後に葬式が増えた福島のモモの産地
 ※1(23)を転載
 ※2 各年5月から1年間
 ※3 震災犠牲者は行方不明者を含み関連死を含まず
 図―6 福島盆地の各年5月から1年間の葬式(死者)数

 図に示すように事故以降に葬式が増えています。汚染され葬式が増えている作物は確り検査して欲しいと思います。
 福島県伊達地区でミニトマトの一種であるチェリートマト(24)の部会の皆様が研修会を開いたそうです(25)。福島・伊達はミニトマトの産地です。以下に半年毎の伊達地区のミニトマトの検査件数を示します。
2016年以降検査してない福島・伊達のミニトマト
 ※1(1)を集計
 ※2 前は各年1~6月、後は7~12月
 図―7 伊達地区のトマトの検査回数

 図に示す通り2016年からほぼ1年半に渡り福島県は検査していません。それでも福島県は福島産ミニトマトについて
「検査で安全が確認された」
と主張しています(26)。
 福島産は汚染が酷い産地を避けた検査で「安全」され出荷されます。
 6月17日に避難指示が昨年解除された福島県葛尾村で苗植えが行われました(27)。
葛尾村で苗を植えた女子大生
 ※(28)をキャプチャー
 図―8 葛尾村で苗植えをした福島県の綺麗な女性

 秋には収穫されるようです(27)。検査されるのでしょうか?

4.福島県檜枝岐村のコシアブラのセシウムは昨年の2.5倍
 福島県檜枝岐村産コシアブラから1キログラム当たり71ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(29)。以下に検査結果を示します。
上昇したけれど基準値は超えなかった福島県檜枝岐村産コシアブラのセシウム
 ※1(1)の内詳細検査分を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは収穫日
 図―9 福島県檜枝岐村産コシアブラの検査結果

 1キログラム当たりで
  2016年 平均22.5ベクレル(30と15ベクレル)
  2017年 平均57ベクレル(43と61ベクレル)
で2.5倍に上昇しています。
 以下に福島県檜枝岐村に隣接する新潟県魚沼市(30)産コシアブラの検査結果を示します。
上昇し基準値を超えた新潟県魚沼市産コシアブラのセシウム
 ※1(1)の内詳細検査分を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは収穫日
 ※4 基準値は(6)による。
 図―10 新潟県魚沼市産コシアブラの検査結果

 図に示す様に檜枝岐村に隣接する新潟県魚沼市産コシアブラもセシウム汚染が酷くなっているので、この辺りのコシアブラのセシウム濃度は上昇しています。福島産はセシウム濃度が上昇しています。
 福島県側(檜枝岐村)は基準値以下なのに山を越えた新潟県側(魚沼市)は図に示す様に基準値超えです。コシアブラでも2項と同じ事が起こっています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・事故7年目も市場流出が止まらないセシウム汚染食品
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 福島の皆様は不安だと思います。
 今日(6月20日)にスーパーに買い物に行ったら(=^・^=)の街産のサクランボがびっしり並んでいました。(=^・^=)の住む街のサクランボの知名度は高くありません。(=^・^=)の住む街の住民でも知らない人が結構います。それでもスーパーの店頭のサクランボは(=^・^=)の住む街産です。スーパーの方は地元産なら売れると思ったと思います。
 6月16日に(福島市の旅館の)おかみとサクランボ味わう交流会が開かれ(29)、17日には福島駅前広場でサクランボ祭りが開かれ(30)、18日には福島のサクランボの新品種の「静御前」が収穫期を迎(31)、同日には福島市・飯坂温泉観光協会による「くだものの木オーナー制度」のオーナーを招い福島市・飯坂温泉観光協会による「くだものの木オーナー制度」のオーナーを招いた大感謝祭が開かれたそうです(32)。この週末は福島はサクランボの話題で一杯のようです。福島はサクランボの季節です。福島のサクランボは甘くって美味しいそうです(33)福島県は福島産サクランボは安全だと主張しています(26)。でも、(=^・^=)の住む街では店頭に地元産サクランボを並べたスーパーチェーンの福島県福島市の店舗のチラシには福島産サクランボはありません。
他県産はあっても福島産サクランボが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(34)を引用
 図―11 福島産サクランボが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1038報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月2週)―宮城、茨城産クロダイからセシウム、福島産は全数ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「3 国立医薬品食品衛生研究所の検査結果⇒検査結果(PDF:124KB) のNo1」
(8)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月1週)―基準超の長野県産コシアブラが流通、これで今年度は11件目―
(9)新潟県:魚沼市産こしあぶらの放射性物質検査を実施しました
(10)食品中の放射性物質の検査結果について(第1035報) |報道発表資料|厚生労働省中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:11,924KB) のNo2862、3434」
(11)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月5週)―再発を繰り返すセシウム汚染食品市場流出―
(12)自生山菜の放射性物質検査について — 山形県ホームページ
(13)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月5週)―再発を繰り返すセシウム汚染食品市場流出―
(14)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒ 検査結果(PDF:7,489KB)
(15)(14)のNo34
(16)(14)のNo3152
(17)農林水産部 - 福島県ホームページ
(18)福島盆地 - Wikipedia
(19)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(20)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(21)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(22)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(23)めげ猫「タマ」の日記 福島のキュウリ産地の葬式は10。1%増(対事故前)、相馬は別
(24)特産品情報 | 地区別くらし情報 安達地区 | JAふくしま未来
(25)トピックス | JAふくしま未来
(26)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(27)かつらお村(福島県双葉郡葛尾村)地域おこし協力隊 - ホーム | Facebook
(28)NHK 福島県のニュース|NHK NEWS WEBを6月18日に閲覧
(29)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒ 検査結果(PDF:837KB)のNo18」
(30)檜枝岐村 - Wikipedia
(31)おかみとサクランボ味わう いいざか乙和会の交流会 | ホッとニュース | 福島民報
(32)サクランボ「静御前」収穫期 福島・飯坂で開発の新品種:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(33)旬の果物味を満喫 福島で「オーナー大感謝祭」 | 県内ニュース | 福島民報
(34)福島発!甘いさくらんぼ。(国見町) | ふくしま 新発売。
(35)イオン福島店

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  1. 2017/06/20(火) 18:36:50|
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「風評被害」は自主避難者が原因、自主避難者を罵倒する福島民報

 福島民報は6月14日の社説で、福島原発事故後に生じた福島離れについて
「自主避難を含め避難者が比較的多い隣県や一時的に双葉町の役場機能が置かれた埼玉県には、まだ、福島県に対する不安が他県より強いと教育旅行の関係者は分析する。」
と論じ(1)、原因が県外への自主避難者であるかのような論じ、県外への自主避難者を罵倒しています。
 福島は原発事故で汚染されました。
事故から7年目も特定的に汚染されている福島
 ※(2)のデータを(3)に示す手法で6月1日換算
 図―1 特異的に汚染されたままの福島

 図に示しように福島は国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超える地域が広く広がっていますが、他県では殆どありません。事故7年目の福島は特異的に汚染されています。
 福島が「安全」であることを積極的に示さないかが入り、福島から多くに方が逃げ出し、福島を避けるのは当然の事です。これについて福島県は
 ・放射線量は事故直後に比べ下がった(5)
 ・福島産は検査されており[安全」(5)(6)
を理由に福島を避ける事を「風評被害」と主張しています(7)。でも(=^・^=)の知る限り明確な根拠がありません。
  以下に郡山市と福島市の福島県が発表している2012年年末から13年にかけての放射線量を示します。
突然に下がった福島市の放射線量 突然に下がった郡山市の放射線量
(a)福島市                     (b)郡山市
 ※(8)を転載。
 図―2 人為的操作で下がった福島県の放射線量測定値

 忖度をしたのでしょうか、安倍出戻り総理が出戻った2012年12月(9)から急に低下しています。理由は
 ①計算式の変更を含む調整
 ②測定場所を放射線量が低い場所に移す
 ③測定場所周辺の除染
などの人為的操作です(8)。これでは放射線が低い値で計測されても下がった根拠になり得ません。むしろ放射線量がいくつか分からなくなってしまっています。
 以下に新潟産コシアブラの検査結果を示します。
県外で検査しても県内で検査しても同じような値が出る新潟県産コシアブラ
 ※1(10)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日または購入日
 ※4 県外は「国立医薬品食品衛生研究所」が検査
 図―3 新潟産コシアブラの検査結果

 図に示すと通り新潟県の検査でも新潟県外の検査でも同じよな値になります。同じ物を測れば同じ結果になるのは当然の事です。でも福島は違います。 以下に福島産キノコ(栽培を除く)の検査結果を示します。
県外検査に比べ大幅に低い福島県の福島産キノコの検査結果
 ※1(10)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日または購入日
 ※4 福島県内で販売を含む
 ※5 県外は「国立医薬品食品衛生研究所」が検査
 図―4 キノコ(栽培を除く)の検査結果

 図に示す様に大きく違います。平均を取ると1キログラム当たりで
  県外(国立医薬品食品衛生研究所) 90ベクレル
  福島県 7ベクレル
で10倍以上も違います。
 図―3に示す様に新潟県と国立医薬品食品衛生研究所の検査結果が一致しているので両者の検査は概ね正しいと言えます。一方で図―4に示す様に福島の検査は正しいはずの国立医薬品食品衛生研究所の検査に比べ大幅に低く出ています。福島の検査は実際よりも低くでる検査です。福島県の農水産物の検査を実施しているのは厚生労働省の発表(10)を見ると福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センター(11)です。中立ではありません。
 このような状況下では多くの方が福島を忌避すると思います。以下に福島県会津地方の教育旅行での総宿泊数を示します。
事故後に大幅に減った福島県会津地方への教育旅行
 ※1 (12)を集計
 ※2 「ふくしまっ子事業」は「ふくしまっ子自然体験・交流活動支援事業」を略したもので福島県園児、小中学生が福島県内に出かける場合に宿泊費、交通費・活動費を補助する制度
 図―5 福島県会津地方の教育旅行での総宿泊数

 図に示す通り、2010年度と15年度を比較して福島県内から会津地方に教育旅行で出かけた方は
 2010年度 4.0万人
 2015年度 6.7万人
で、7割近く増えていますが、福島県外からは
 2010年度 25.9万人
 2015年度 12.3万人
で半分以上に減っています。また2013年度以降は殆ど回復していません。
 以下に福島県から県外に避難している方の人数を示します。
なかなか減らない福島の避難者
 ※(14)を集計
 図―6 福島からの県外避難者数

 事故7年目の今も約3.6万人の方が福島県外で避難生活を送っています。福島葉図―1に示すように汚染されているのに、福島県の放射線計測結果が当てにならず、農産物の検査は低く出る検査では当然のことです。
 ところが福島県の地方紙の福島民報は6月14日の社説で
「 会津若松市がまとめた28年度の来訪学校の都道府県別内訳は宮城県が309校、新潟県が79校、千葉県の48校と続く。震災前の22年度に358校だった宮城県は8割以上にまで回復した。これに対して新潟、茨城の両県は半数にとどまる。79校が選んでいた埼玉県は3分の1の29校となっている。
 自主避難を含め避難者が比較的多い隣県や一時的に双葉町の役場機能が置かれた埼玉県には、まだ、福島県に対する不安が他県より強いと教育旅行の関係者は分析する。」
と論じ(1)、原因が県外への自主避難者であるかのような主張していました。
 以下に当該社説で取り上げた新潟、茨城、埼玉と隣県の栃木の福島県内への今日陸旅行の2010年度に対する15年度増減と避難者数を示します。
避難者数とは無関係な教育旅行の増減
 ※(12)(14)にて作成
 図-7 2010年度に対する15年度増減と避難者数

確かに社説が主張する通り、避難者数が少ない宮城では減少率は少ないですが、避難者が埼玉・茨城に比べ少ない新潟の減少率が多くなっています。以下に数値を示します。
 表―1 教育旅行の増減と避難者数
教育旅行増減と避難者数(数値)
 ※(12)(14)にて作成

自主避難者が「風評」を広めているとは言い難いのは明らかです。新潟からの教育旅行が減った原因は(=^・^=)は情報だと思います。新潟県は歴史的に福島県会津地方の繋がりがあります。(15)。新潟県の一部は元々は福島県でした(16)。福島に関しそれなりの情報がります。そして新潟の皆さんは福島が教育旅行の地にふさわしくないと判断されたと思います。当然の事です。図―1に示すように福島は特異的に汚染されているのに、福島県が発表する放射線量は当てにならず、食品の検査はいい加減です。事故前には(=^・^=)もお邪魔させていただきましたが、放射能のリスクを冒してまで出かける地ではありません。それを福島の地方紙・福島民報はあたかも県外の自主避難者が原因で教育旅行が減ったかのように論じ、県外への自主避難者を罵倒しています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 (=^・^=)の街に住む福島から来られた皆さんへ。福島では自主避難者への罵倒が平気で行われています(17)。でも、福島の皆さんも不安なようです。福島を避ける行為を「風評被害」と強弁する方がいます。職業は「総理」ですが(18)福島ではきわめて評判が悪いようです。福島県の地方紙・福島民報が報じる所によりと(19)、福島での支持率30.6%に対し、不支持率は51.7%だそうです。
福島での内閣支持率30%報じる福島民報
 ※(20)を6月19日に閲覧
 図―8 福島での安倍内閣支持率30%を報じる福島県の地方紙・福島民報

 福島で評判が悪いのは安倍出戻り総理だけではありません。
 福島を代表する野菜にトマトがあります(21)。福島県いわき市ではトマト狩りが楽しめるようです。同市はトマトのシーズンです。同市産のトマトは美味しいようです(22)。福島県は福島産トマトは安全だと主張しています。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―9 福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

 ―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)【会津の教育旅行】粘り強い誘致を(6月14日) | 県内ニュース | 福島民報
(2)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(3)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(4)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(5)「ふくしま復興のあゆみ」を更新しました。 - 福島県ホームページ中の「第19版 平成29年3月27日発行pdfアイコン [PDFファイル/10.67MB]
(6)水・食品等の放射性物質検査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(7)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(8)めげ猫「タマ」の日記 5月測定器の周りを除染で福島県の放射線量が激減!―補正式が必要
(9)第2次安倍内閣 - Wikipedia
(10)報道発表資料 |厚生労働省
(11)農林水産部 - 福島県ホームページ
(12)平成27年度福島県教育旅行入込調査報告書について - 福島県ホームページ
(13)ふくしまっ子自然体験・交流活動支援事業
(14)県外への避難者数の状況 - 福島県ホームページ
(15)講演内容3-1
(16)東蒲原郡 - Wikipedia
(17)原発事故「自主避難者」が主張していること | 政策 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
(18)安倍首相、福島県の牧場視察 風評被害払拭を支援 - 共同通信 47NEWS
(19)県内「安倍内閣支持」30% 本社世論調査 | 県内ニュース | 福島民報
(20)福島民報
(21)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(22)ワンダーファーム - 福島県いわき市|公式webサイト
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)平尼子店 | マルト - 店舗情報
  1. 2017/06/19(月) 19:50:59|
  2. -
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