福島県では毎月の人口と死者数を発表すています(1)。今年(2012年)2月分の発表が今日(3/23)に福島県のホームページに出ていました(1)。これで1年分(去年3月から今年2月)のデータがそろったので、人口や被災したひとを除いた死者数などを集計しました。なんと、福島県では12%もの死亡率が上昇していました(被災者を除く)。でも、宮城県や東京都では上がっていません(被災者を除く)。
表―1 放射性物質ばら撒き前後での、死亡率の比較(震災犠牲者を除く)
<

★1 データは1年分(3月から翌年2月)
★2 人口及び死者数は(1)(2)(3)よる。
★3 震災犠牲者は、死者・行方不明者を集計、データは(4)による。
また 放射線量の推移が発表されています(1)(5)ので、そこから積算放射線量を計算しました。こんな、グラフができました。

図―1 福島県および近県での死亡率の変動と積算放射線量
①福島県
県庁所在地での積算放射線量 11.38mSv
放射性物質ばらまき後の死亡増加率 12.1%(震災犠牲者を除く)
②東京都
都庁所在地での積算放射線量 0.52mSv
放射性物質ばらまき後の死亡増加率 1.1%(震災犠牲者を除く)
③宮城県
県庁所在地での積算放射線量 0.51mSv
放射性物質ばらまき後の死亡増加率 0.0%(震災犠牲者を除く)
積算線量少ない宮城県では、死亡の増加は認められません。一方、被ばく線量の多い福島県では12%も死亡率が増加しています。
被災地でも積算線量少ない宮城県では、死亡の増加は認められません。一方、被ばく線量の多い福島県では12%も死亡率が増加しています。結論は、一つしかないと思います。
福島第一原子力発電所の放射性物質ばら撒きで、福島県では12%以上も死亡率が上昇しています。
これをどのように考えればいいのでしょうか?(=^・^=)は、以下のように考えます。
①統計的に差があるかとゆうと明確に差があります。以下に(=^・^=)が有意差検定(統計的に差があるか計算すること)の結果を示します。
表―2 χ自乗検定結果

★1 計算方法は(5)による。
危険率(偶然にデータができてしまう確率)はほんんど「0」です。
②どう解釈するか
以下に、福島県中通地区の月別の放射線量とばら撒き後にどれだけ死亡が増えたかを示します。

★1 放射線量は、各地(福島、郡山、白河)の値を人口を考慮し加重平均
図―2 福島県中通り地方の平均放射線量率と死亡の増加率の推移(震災犠牲者33名を除く)
福島県の中通り(福島県の中部;おおむね新幹線沿線)を選んだのは、海に面していなので、津波被害がないので、集計しやすいので選びました)。空間放射線量率が下がる連れ、死亡率の増加も低下傾向にあります。また、震災を受けた宮城県では死亡率の増加はありません。放射線量に比例して死亡率が増加すると考えれば、いいと思います。
③放射線量に比例して死亡率が増加するメカニズムについて
放射線障害はDNAの損傷で説明されています。老化も同じようにDNA障害の蓄積で説明されています(6)。だったら、この二つは足し算が可能だと思います。放射線でDNAがどれだけ年取ったかを見積もる方法があれば、放射線の影響を明確にできると!
ありました、ある特定の地域(たとえば福島県浜通り地方)で、死亡率が増加したとします。特定の地方で加齢が進めば、加齢が進んだ分だけ、死亡率が増加します。すなわち、放射線は寿命を縮める効果があります。
④ どれだけ寿命を縮めるか、
浜通り地方を例に計算してみました。1年間で
a)積算線量 10.44mSv平均)
b)死亡増加率 12.1%
c)寿命短縮日数 44.3日(366×b)÷100、★今年はうるう年です)
d)積算線量1mSv当たりの寿命短縮日数 4日(c)÷a))
(=^・^=)の結論
1mSvの積算線量(浴びた放射線量の合計)で、4日程度寿命が縮む
<余談1>
(=^・^=)的には、
1)専門用語は避けたつもりですが、入ったりして!
2)計算過程は、ある程度飛ばしています。
3)東京都や宮城県の2月の人口や死者数が入手できたら、数値を書き換えるつもりです。
4)3)もそろったし、説明をは省いた詳細データや計算過程を記載したpdf以下にを作成しました。
http://mikenekotama.web.fc2.com/atomic/data/radio23Apr2012.pdf 暇なら見て下さい。
<余談2>
今日(3/23)に原子力安全委員の大飯原子力発電所に対する審査結果が発表されましした。「地元」のみなさんに(=^・^=)からのお願いです。福島の放射性物質ばら撒きで,健康被害が出ていると(=^・^=)は思います。再稼働の判断をされるなら、考慮してね!
<余談3>
不明な点や疑問な点がありましたら、書き込みをお願いします。
<2012年6月21日追記>
震災関連死を震災犠牲者に含めた場合の表を追加しました。コメントがあったので、説明はコメントを見て下さい。
表―3 放射性物質ばら撒き前後での、死亡率の比較(震災犠牲者・関連死を除く)

※関連死者数は復興庁による(7)。
表―4 このような事態が偶然に生じる確率の計算結果(宮城県―震災関連死を含む)

表―5 このような事態が偶然に生じる確率の計算結果(福島県―震災関連死を含む)
-参考させて頂いたサイト様-
(1)
福島県ホームページ(2)
宮城県ホームページ Miyagi Prefectural Government(3)>
東京都の人口(推計)(4)
東日本大震災 - Wikipedia(5)
カイ二乗検定(6)
3 放射線と健康 ★(=^・^=)サイトです。引用先が18件もあるので、ここをリファレスにしました。
(7)
資料3】東日本大震災における震災関連死の死者数
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- 2012/03/24(土) 00:07:56|
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- 2012/04/09(月) 09:26:53 |
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- #
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ご指摘ありがとうございます。中通りと浜通りでは、震災被害の状況も放射線被害の状況もかなり違いがあると思っています。修正しました。福島県の方に大変申し訳なく思います。なを、コメントが非公開になっていますが、ご許可をいただけるなら、コメントを公開の上、修正内容も記載したいですが・・
> 同じグラフについて、中通地区と浜通地区の表記が混在してます。浜通という部分が間違いかと。
- 2012/04/09(月) 19:43:11 |
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- #-
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福島県は若い人が離れて平均年齢が上がったんじゃないですか?
10万人ぐらい県外に流出しているみたいですね。
- 2012/05/01(火) 20:01:55 |
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- #-
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コメントありがとうございます。
> 福島県は若い人が離れて平均年齢が上がったんじゃないですか?
> 10万人ぐらい県外に流出しているみたいですね。
この要因も当然あります。だだあまり細かく書くと、ブログが長くなり避けていた部分もあります。ご指摘の要因については、福島県の公表データ(
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=15846#1)中に、5歳毎の人口がでています。このデータを使うと平均年齢はそこそこ計算できます。
Q1.> 福島県は若い人が離れて平均年齢が上がったんじゃないですか?
2011年2月末 46.2歳
2012年2月末 46.7歳
で、0.5歳程上がっています。割合にして1%程上昇しています。
Q2.> 10万人ぐらい県外に流出しているみたいですね。
月別の転出者は、今年3月だけで、約1,200人ですので、10万人くらいと人は、福島から出ていっていると思います(調べればわかるんですが、さぼっちゃいました)。でも、4000人くらいの物好きが他の都道府県から、福島県に引っ越しています。結局は、若い人たちがどれだけ減ったかだと思います。ところが、若い人の定義が難しいのです。とりあえず、平均年齢(約50歳)より下で、無理やり集計してみました。
2011年2月末 1,058,937人
2012年2月末 1,015,979人
で、約4%の減少です。この方は、ほとんど死亡の危険がないのですが、これより高齢の方には死亡の危険があると思います。すると、4%の半分の2%は、死亡率の増加に寄与すると思います。だから、高齢化だけでは、12%の死亡率に増加は説明できないと思います。
<余談>
(=^・^=)は、
65歳未満の方―死亡率のきわめて低い方
65歳以上の方―死亡率のきわめて高い方
と考え、この方の割合が
2011年2月末 -25.0%
2012年2月末 -25.4%
で、割合として2%((25.4-25)÷25×100))ほど上がると思っています。どのみち、12%の死亡率の増加を説明できないと思います。
この議論、考える要素ですが、(=^・^=)の判断で寄与がそれ程ないと思いブログにあえて書きませんでした。話が長くなるので、でも、きっちり(=^・^=)の見積もりを説明するチャンスがればいいと思っていました。このようなチャンスをいただきありがとうございます。
- 2012/05/02(水) 19:40:07 |
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- めげ猫「タマ」 #-
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某板から来ましたが、個人?の方でこれだけ纏めてるのには感心しました。
0.15msv/hくらいの東京はまだそちらに比べると甘いのかな
- 2012/06/20(水) 23:51:31 |
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- とんきん人 #-
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死者には震災関連死の数が省かれていますよね。
福島県で震災関連死と認定された人は、2012年3月末で761人です。
これを、震災の死亡・行方不明者と合算すべきでは?
そうでなければ、純粋に原発事故の影響とは言えないと思うのですが。
- 2012/06/21(木) 12:56:39 |
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- 寄り人 #-
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コメントありがとうございます。
Q1死者には震災関連死の数が省かれていますよね。
A 省いています。省くのが正解だと思い省きました。また、死亡の増加が大きいので結果には大きな影響を与えないと思います。(追記の表―3)をご覧ください。
Q2 福島県で震災関連死と認定された人は、2012年3月末で761人です。
A この記事は、宮城の震災関連死 636名、東京都の1名も考慮されるべきだと思います。
Q3 これを、震災の死亡・行方不明者と合算すべきでは?
そうでなければ、純粋に原発事故の影響とは言えないと思うのですが。
A 震災関連死は省くべきだと思います。表―3,4を見て頂きたいのですが、震災関連死を考慮した計算を実施すると宮城県では、死亡率が下がる結果になります(統計的に明確な差があります:表―4)。災害に合って死亡率が下がるメカニズムを以下の通り考えます。
①「災害」で比較的健康状態の悪い方(Ex余命1年程度の方)が選択的に多く亡くなる。
②1年間(集計できるのは1年後ですが)を集計すると、「災害」がなければ病死にカウントされた方が災害し死にかカウントされる。
③結果、死亡率が下がったように見える。
このような事態を避けるためいには、1年以内に亡くなりそうな方は災害死でなく通常の死でカウントする。宮城県の結果を見る限り、震災関連死を通常の死亡とカウントすると死亡の増減がほぼ0になる(表―1)。したがって、震災関連死は通常の死亡にカウントすべきでないが、(=^・^=)の検討結果でした。
お礼
震災関連死の扱いは慎重に検討されるべき問題だと思いますが、これを扱うとデータやロジックが複雑になり、ブログが長くなり、書くのを躊躇していたのも事実です。ご質問をいただき、震災関連死に対する(=^・^=)の考えを追記できる機会を提供いただきありがとうございます。また、ご質問を宜しくお願いします。
<余談>
人によっては、自殺者を考える人もいると思いますが
2010年の福島県の自殺者 508人
2011年の福島県の自殺者 502人
で、人数では少し減っています。だから震災で自殺者が増えて死亡率が上がったということもないと思います。
- 2012/06/21(木) 18:58:42 |
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- めげ猫「タマ」 #-
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コメントありがとうございます。
Q1 某板から来ましたが、個人?の方でこれだけ纏めてるのには感心しました。
個人で細々とこのブログを運営しているます。
Q2 0.15msv/hくらいの東京はまだそちらに比べると甘いのかな
東京ですと0.15
mSv/hでな0.15
μSv/hかと思います。あとは個々の判断ですかね・・・
- 2012/06/21(木) 19:02:32 |
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- めげ猫「タマ」 #-
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死産率の捏造を指摘したrootさんへの回答は、異常ですね。
私は、あなたがうっかりミスをしたと思っていたのですが、その返事から、確信犯であることが分かり、悲しいです。
3月にも、こんなひどい捏造記事を書いていたんですね。震災被災者を弄ぶのは断じて許せません。
今回の津波の被害4県、宮城、岩手、福島、茨城の2010年、2011年の合計24ヶ月の死亡者数(震災被害者を差し引いたり、人口で割ったりなど、自分勝手ないい加減な、「捏造」計算をしない)の
月ごとの変化を示して、議論してみてください。
前のコメントに書いたように、決して、一旦書いた記事を削除しないように。
- 2012/06/26(火) 02:40:59 |
- URL |
- tar #urbcaBnQ
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自殺者、夏の台風による水害によって死亡した人、放射能怖いでストレスが溜まって死んだ人、風評被害のストレスで死んだ人、孤独死、その辺は考慮しなくてよいのですか?
また、仮設ならびにみなし仮設に住んでいる避難住民の数は、他県と比べてかなり多いと思われますし、他県との違いは放射線だけではなく、仮設住宅に住む人数もあると思います。
市単位での統計があれば、それなりに納得できるデータになるのでは?
それともう一点。
③放射線量に比例して死亡率が増加するメカニズムについて
については、つまり放射能がなければ、来年死んでた筈の人が、今年亡くなった、という解釈もできますね。
- 2012/06/27(水) 14:56:08 |
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- むむむ #SFo5/nok
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お問い合わせありがとうございます。
Q1> 自殺者、夏の台風による水害によって死亡した人、
以前も書いたもですが、自殺者は
2010年の福島県の自殺者 508人
2011年の福島県の自殺者 502人
です。減っていますが、人口も減っているので寄与はそれほど変らないと思います。
2011年の夏に確かに福島県で水害が発生していますが、「台風」でなく「豪雨」によるものだと思います(
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%88%9023%E5%B9%B47%E6%9C%88%E6%96%B0%E6%BD%9F%E3%83%BB%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E8%B1%AA%E9%9B%A8#cite_note-5)。これによると2名です。影響を与える数値ではないと思います。
細かな数字をあげると記事がわかりにくくなるので、割愛しました。
「水害」の被害は福島県の会津地方で起こっています。だから会津地方を除くこともか考えたのですが、ご投稿者様は「台風」と「豪雨」を勘違いされてようで・・、会津地方といってピンと来る方は、福島県民と関係者くらいと思いやめました。
Q2放射能怖いでストレスが溜まって死んだ人
これも放射線が原因とも考えられますね。ただ、こにょうな議論をするとたとえば、公害病なんどの調査などが成立しないと思います。どこかの工場が悪いガスを出した健康被害が出ても、「○○怖いでストレスが溜まって死んだ」と主張を認めることになりすべて免責になると思います。
Q3風評被害のストレスで死んだ人、孤独死、その辺は考慮しなくてよいのですか?
風評被害のストレスなら、自殺者数にでてくるはずです。「孤独死」は死因でなく、死んだ時の状態であり、
別次元の問題だと思います。
Q4> また、仮設ならびにみなし仮設に住んでいる避難住民の数は、他県と比べてかなり多いと思われますし、他県との違いは放射線だけではなく、仮設住宅に住む人数もあると思います。
宮城県も地震や津波に会い仮設住宅や避難所に移られた方が増加は認められません。
Q5> 市単位での統計があれば、それなりに納得できるデータになるのでは?
>
郡山市が福島県に先行(15日~20日)して人口のデータを発表しています。その都度に記事を書いています。最新は
「
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-363.html」
です。もし、見て頂けば幸いです。死亡率は増えています。郡山市は内陸にあることご考慮いただければと思います。
> それともう一点。
> ③放射線量に比例して死亡率が増加するメカニズムについて
> については、つまり放射能がなければ、来年死んでた筈の人が、今年亡くなった、という解釈もできますね。
その通りだと思います。ただし、再来年に死んでいた筈の人が、来年に亡くなることも起こると思います。その次の年も、その次も・・・
- 2012/06/27(水) 18:57:15 |
- URL |
- めげ猫「タマ」 #-
- [ 編集 ]
福島県の事故前の人口の月平均は、
2,106,602人ではなく”2,029,395人”
宮城県の事故後の人口の月平均は、
2,322,509人ではなく”2,324,483人”
宮城県の事故後の死亡者数は、
33,368人ではなく”34,284人”
東京都はめんどくさいので調べてませんが、この分だと正しい数字か怪しいですね。
正しい数字で計算し直すと
福島県の死亡率は事故後4.6%上昇
宮城県の死亡率は事故後1.2%上昇
(死亡者数から震災関連死の数を除いて計算しています。宮城県の死亡率が事故前より下がることはないので。)
福島県の死亡率が上昇したのは事故後に月平均人口が37,024人減っているのに対して、
75歳以上の月平均人口は、
事故前272,575人(2010年9月の数字が見つからなかったので、代わりに2010年2月の数字を使用)
事故後275,731人
で逆に3156人増えた影響でしょうね。
ちなみに福島県の平成16年の死亡者数20,015人のうち75歳以上は13,073人で65%を占めています。
http://www4.pref.fukushima.jp/toukei/data/i91k-k0203a.xls
- 2012/06/29(金) 22:24:22 |
- URL |
- xx #Fb1gnRgI
- [ 編集 ]
具体的な誤りのご指摘および貴殿が主張される数値の根拠を提示願います。(=^・^=)はブログを書くにあたり、それなりに調べています。
(=^・^=)は羊水が腐るといった方(少し古いですが)の発言はいまでも正しいと思っています。加齢で出産リスクは多くなるとは当たり前です。
少し面白いデータを見つけました(
http://todo-ran.com/t/kiji/14290)。日本で初婚年齢がもっとも低いのは福島県です。当然、他県に比べ出産リスクは低かったはずです。貴殿の弁が正しいとしたた、出産リスクの低い福島県が他県なみなったのですから、貴殿の主張道理なら福島県では出産リスクがたかったと思います。
> 福島県の事故前の人口の月平均は、
> 2,106,602人ではなく”2,029,395人”
>
> 宮城県の事故後の人口の月平均は、
> 2,322,509人ではなく”2,324,483人”
>
> 宮城県の事故後の死亡者数は、
> 33,368人ではなく”34,284人”
>
> 東京都はめんどくさいので調べてませんが、この分だと正しい数字か怪しいですね。
>
>
> 正しい数字で計算し直すと
>
> 福島県の死亡率は事故後4.6%上昇
>
> 宮城県の死亡率は事故後1.2%上昇
>
> (死亡者数から震災関連死の数を除いて計算しています。宮城県の死亡率が事故前より下がることはないので。)
>
>
> 福島県の死亡率が上昇したのは事故後に月平均人口が37,024人減っているのに対して、
> 75歳以上の月平均人口は、
> 事故前272,575人(2010年9月の数字が見つからなかったので、代わりに2010年2月の数字を使用)
> 事故後275,731人
> で逆に3156人増えた影響でしょうね。
>
> ちなみに福島県の平成16年の死亡者数20,015人のうち75歳以上は13,073人で65%を占めています。
>
http://www4.pref.fukushima.jp/toukei/data/i91k-k0203a.xls
- 2012/06/29(金) 23:42:31 |
- URL |
- #-
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ロジックのごまかしですね!生命が尽きる相当前に女性は閉経します。だから、出産機能を考えるなら、閉経年連を考える必要があります。閉経は出産能力の停止を意味すると思いますが、機能の低下は閉経前からおこっていると考えるのが普通では、
死と閉経を同列に扱う汚いロジックのごましですでね。
<余談>
今後、リターン価値のないコメントにはコメントをリターンしません。(=^・^=)だて暇ではないいんです。
> 私が示した数字は福島県と宮城県のサイトに載っていたものです。
> 逆にお聞きしますがあなたの数字の根拠を教えてください。
>
> あと、加齢による出産リスクとか何を言ってるんですか?75歳以上のお婆さんが出産するとでも?
>
- 2012/07/01(日) 20:44:24 |
- URL |
- めげ猫「タマ」 #-
- [ 編集 ]
私の最初のコメントに一切関係ない、出産リスクの話で話題をそらしといて突っ込まれたら今度はロジックのすり替え?意味が解りません。
人に数字の根拠聞いといて自分は答えないんですね。
期待してなかったけど。
- 2012/07/01(日) 22:14:20 |
- URL |
- xx #Fb1gnRgI
- [ 編集 ]
大事なのは死亡率ではなく死因では
- 2013/02/07(木) 09:30:31 |
- URL |
- きき #-
- [ 編集 ]
> 大事なのは死亡率ではなく死因では
「死因」でなく死亡率の上がった「原因」だと思います。イタイタイ病患者さんの死因は「骨軟化症」(①
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%A4%E7%97%85)ですが、原因は鉱山会社が垂れ流した「カドミウム」で評価が定まっていると思います。
- 2013/02/07(木) 19:30:35 |
- URL |
- めげ猫「タマ」 #-
- [ 編集 ]
図2の空間線量と死亡増加率の比例図は素晴らしいですね。それも役所の統計から導きだしたんですよね?これかりに正しいとすれば、「福島原発事故で死んだ人間はいない」、「100ミリSVまでは健康被害はない」といった俗説に対する有力な反論になります。
出来れば、統計のソースや算出方法などもう少し詳述して頂けますか?暇なときで結構ですが、非常に興味深いと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
これからもブログ参照させて頂きます。
- 2013/02/08(金) 16:13:44 |
- URL |
- アヒル #-
- [ 編集 ]
アヒル 様
お問い合わせありがとうございます。
> 出来れば、統計のソースや算出方法などもう少し詳述して頂けますか?暇なときで結構ですが、非常に興味深いと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
Q1 ソースは
A2
①人口および死亡者数
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=15846
に各月の人口と死亡者数のデータがxlsxでダウンロードできます。このうち、県北、県中、県南を使用しています。県北、県中、県南は、中通北部、中部、南部の意味で使っています。
②放射線量
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=27468
に、福島を代表する地点の空間線量率が時間毎のデータがCSVでダウンロードできます。
③被災者数
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=24914
の「平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報」
からダウンロードできます。だだこの記事は古いので、少し数値が違うかもしれません。また、震災関連死者数は集計から除外しています。集計範囲は、①の県北、県中、県南に区分される中通の市町村です。
Q2 集計方法
A2
① A1①より、福島、郡山、白河の月平均の空間線量を計算します。注意が必要なのは時間間隔が一定でないので、時間間隔を考慮して平均します。
② A1②県北、県中、県南の死者数を合計しますー>死亡者数。
③死亡率=死亡者数÷(県北の人口+県中の人口+県南の人口)を2010年3月~12年2月まで計算します。だたし3月分からは死者、行方不明者は
④死亡増加率は
(福島原発事故後の死亡率÷福島原発事故前の同月の死亡率-1)*100
で計算します。死亡率は季節要因があるので、規格化しました。
⑤平均線量は
平均線量=(福島の線量×県北の人口+郡山の線量×県中の人口+白河の線量×県中の線量)÷(県北の人口+県中の人口+県南の人口)
で計算しました(福島、郡山、白河は県北、県中、県南を代表する市です)。
Q3 計算したファイルはアップしなのですか
1年前の記事で、ファイルの整理が必要です。しばしのご容赦をお願いします。なお、
私のHPでーす。見てね(メルアドあり)
をクリックするとメルアドがでるので、アップ後のご連絡が必要であればご連絡ください。だたし返信先以外の個人情報は一切付けないで下さい。要注意は、勤め先や学校からメールを打つことです。概ね勤め先や学校が特定できます。でもこれも個人情報です。不要な個人情報がある場合は、連絡をいたしません。
- 2013/02/08(金) 20:52:36 |
- URL |
- めげ猫「タマ」 #-
- [ 編集 ]
以下から
エクセルファイル
をダウンロードできるようにしました。
http://mikenekotama.web.fc2.com/atomic/brgList/brgdata.html
- 2013/02/24(日) 21:01:09 |
- URL |
- めげ猫「タマ」 #-
- [ 編集 ]
めげ猫さんこんにちは。
生データを見てみたいのですが、2013年2月24日のコメントで示されているリンク先ではFile not foundになっていましたのでもう一度アップしていただけないでしょうか。
- 2013/07/11(木) 15:27:48 |
- URL |
- 虎太 #vXeIqmFk
- [ 編集 ]
虎太様
ご連絡ありがとうございます。
アップしておきました。
- 2013/07/11(木) 20:23:36 |
- URL |
- mekenekotama #-
- [ 編集 ]
めげ猫さんありがとうございます。
大変多くのデータが纏まっていて参考になります。
ただ、一つ気になったのでお聞きしたいのですが、このエントリの表-1にあります福島の人口(月の平均)の数値は福島県ホームページの人口推計を参照されているんですよね?
私もちょっと見てみたのですが、2010年3月から2011年2月の間で福島県の総人口は204万人~203万人で推移していて210万人を超える月が無いように思えるのです。
もしかして福島県ホームページのデータが修正されているとか、あるいは何か私の思い違いであるならばご指摘くださるとありがたいのですが。
- 2013/07/12(金) 13:56:56 |
- URL |
- 虎太 #GWG7oyQ.
- [ 編集 ]
虎太様
ご指摘ありがとうございます。福島県の人口が2010万を超えることはないと思います。(=^・^=)のミスです。原因を調査して後日修正したいと思います。
- 2013/07/12(金) 20:30:55 |
- URL |
- mekenekotama #-
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