めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島産ヒラメ完全復活(2018年1月)、要注意

 東京中央卸売市場への福島産ヒラメの今年1月の出荷量が8.3トンです。事故前(2011年1月)の出荷量6.9トンを上回っています。福島のヒラメは完全に復活したようですが、海への放射能漏れは続いており、安全とは言えません。注意が必要だと(=^・^=)は思います。
 事故によって福島第一から海への放射能漏れが続いています。
法令違反の放射能汚染排水が流れる福島第一排水路
 ※1(1)で作成
 ※2 法定限度は(2)に示すストロンチウム90の基準値を(3)にて全ベータに換算
 図―1 福島第一路排水の全ベータ濃度

 図に示す通り事故から7年近く経ちましたが、福島第一から海へは法定限度を超える全ベータを含む汚染排水が流されています。福島の海は汚染され続けています。全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質で、全ベータの半分がストロンチウム90由来です(4)。当然ながらセシウムだけでなくストロンチウム90の汚染も心配です。
 ところが厚生労働省はストロンチウム90の検査は必要ないとしています。ストロンチウム90はセシウムに対し一定の割合を想定すればよいとの説明です。厚生労働省は放射性物質がセシウムだけなら1キログラム当たり120ベクレルまで「安全」であり、基準値は100ベクレルとしています(5)。するとセシウム20ベクレル相当がストロンチウム90等の放射性物質よる被ばく分です。1ベクレルの放射性物質を取り込んだとして
 セシウム137では  0.013マイクロシーベルト
 ストロンチウム90では0.028マイクロシーベルト
の被ばくをします(6)。この割合から考えると厚生労働省が想定しているストロンチウム90の限度は1キログラム当たりで
  9ベクレル(20×0.013÷0.028)
になります。現行の基準値を下回った食品から1キログラム当たり9ベクレルを超えるストロンチウム90が見つかれば、基準値以下でも「安全」とは言えなくなります。
以下に福島原発沖20km圏内の魚のストロンチウム90の検査結果を示します。
過去最高のストロンチウム90が見つかった今年の福島の魚
 ※(7)を集計
 図―2 20km圏内の魚のストロンチウム90の検査結果

 図に示す様に本年は過去最高となる1キログラム当たり30ベクレルのストロンチウム90を含む魚が見つかりました(8)。最高値を出した魚(クロダイ)セシウムは基準値以下の50.2ベクレルですので、危険なレベルのストロンチウ90です。この件は福島の魚はストロンチウム90が検査されていない限り「安全」とは言えません。
 以下に各年1月の東京中央卸売り市場への福島産ヒラメの出荷量を示します。
事故前を超えた福島産ヒラメの東京中央卸売市場への1月の出荷量
 ※1(9)を集計
 図―3 東京中央卸売市場への出荷量

 図に示す様に事故前の2011年1月を超えて完全に回復しています。出荷量の数値を記載すると
  今年(2018年1月) 8.3トン
  事故前(2011年1月)6.9トン
です。
 宮城県はヒラメの漁獲量日本一です(10)。以下に各年12月の宮城と福島産の東京中央卸売市場での取引価格を示します。
宮城産に比べ安くなった福島産ヒラメ
 ※(9)を集計
 図―4 ヒラメの取引価格(東京中央卸売市場)

 図に示す通り2016年以降は宮城産と福島産の価格差は広がっています。水産加工品はフライ類を除き原産地表示の必要がありません(11)。ヒラメのお寿司やヒラメを含むお刺身の盛り合わせなどは産地表示義務がありません。公式には福島産ヒラメは「安全」とされています(13)。
福島産ヒラメの安全を主張する福島の漁師さん
 ※(14)を引用
 図―5 福島産ヒラメは「安全」と主張する福島の漁師さん

そして美味しいそうです(15)。だったら産地表示のいらない物には宮城産より原価が安い「フクシマ産」を優先するのは仕方がないとです。東京中央卸売市場への2018年1月のヒラメ・全種出荷量51.4トンの16%に相当します。産地に注意しないと知らないうちに福島産ヒラメを食べてしまったなんて事になりかねません。福島産ヒラメは広く出回っています。注意が必要です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島産ヒラメをタイに輸出されることになりました(16)。
福島産ヒラメのタイへの輸出を報じるTUF
 ※(14)を引用
 図―6 福島産ヒラメのタイへの輸出を報じる福島のローカルTV局(TUF)

 なんかあまり情報が無いタイに売りつけてっるって感じです。これでは福島の皆さんは不安だと思います。
 福島県は福島産米を大相撲初場所優勝力士に送ったそうです(17)。お米は福島を代表する農作物です(18)。福島県いわき市産米の全量全袋検査数が約49万件になりました(19)。同市の人口は約34万人なので(20)、とりあえずは同市民が食べるには十分な量です。同市にはIwaki Laikiなる美味しいお米があるそうです(21)。福島県は福島産米は「全量全袋検査」を実施しており「安全」だと主張しています(22)。でも。福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―7 福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)中長期ロードマップ|東京電力⇒中長期ロードマップの進捗状況⇒2018年2月1日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第50回事務局会議)⇒【資料3-6】環境線量低減対策(6.65MB)
(2)サンプリングによる監視|東京電力中の「サブドレン・地下水ドレンに関するサンプリング」
(3)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(4)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(5)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)報道配布資料|東京電力中の「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 201*年度 第*四半期採取分(*は1~7の数値)」
(8)2017年7月13日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2016年度 第4四半期採取分(PDF 756KB)
(9)東京都中央卸売市場-統計情報検索中を「大分類⇒鮮魚、中分類⇒その他鮮魚類、品目(小分類)⇒ひらめ(国内)」で検索
(10)ひらめの漁獲量の都道府県ランキング(平成27年) | 地域の入れ物
(11)加工食品品質表示基準改正(原料原産地表示等)に関するQ&A|消費者庁
(12)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(13)(12)中の海産魚介類編 [PDFファイル/196KB]
(14)Nスタふくしま20180219 TUFchannel
(15)ヒラメ 〜水産課篇〜 福島県 農林水産部 水産課 齋藤 健 主幹 | ふくしま 新発売。(1)
(16)福島県産ヒラメの安全性や品質PR タイの飲食店シェフら招く:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(17)栃ノ心関に赤べこトロフィー | 県内ニュース | 福島民報
(18)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(19)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(20)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(21)おいしさの秘密 | いわき産コシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki-いわきライキ」
(22)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(23)平尼子店 - 新鮮安い食品スーパーマルト
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  1. 2018/02/21(水) 19:43:32|
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福島民報社説「【『福島差別』論】もっと放射線教育を(2月20日)」に反論する

 福島県の地方紙・福島民報は2月20日の社説「【『福島差別』論】もっと放射線教育を(2月20日)」(1)を
「東京電力福島第一原発事故がもたらしたさまざまな差別」
と書き出していました。これでは福島が差別されているようですが、福島は汚染されており避けいるのは差別ではありません。福島差別を叫ぶのは福島にすくうデマ屋です。福島差別は福島の汚染を誤魔化すために使われます。
 福島を代表する農作物にモモがあります(2)。7,8月が出荷のピークです。モモの生産量は山梨が1位で福島は2位です(3)。以下に山梨産と福島産の東京中央卸売り市場でのモモの取引価格を示します。
事後に低迷が続く福島産モモ価格
 ※(4)を集計
 図―1 山梨・福島のモモ価格

 図に示す様に事故後に福島産モモは山梨産に比べ大幅に安くなりました。これについてNHKは NHKが福島県の資料の引用として
 「福島のモモは、『差別されているのだ』とはっきり感じた」
と報じました(5)。
福島産を避ける行為を「偏見」と報じるNHK
 ※(5)を転載
 図―2 「偏見の解消」と報じるNHK

 福島のモモは「偏見」によって「差別」され、他に比べ安くなっているような主張です。
 福島のモモは福島全域で広く栽培されているわけではありません。概ね「福島盆地」と呼ばれる狭い範囲に集中しています(6)。以下に示します。
事故8年目も汚染されている福島盆地
 ※1(7)のデータを元に(8)に示す手法で1月1日に換算
 ※2 避難地域は(9)による。
 ※3 福島盆地の範囲は(10)による
 図―3 福島盆地と相馬・南相馬市

 図に示す通り国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(12)を超えたエリアが広がっています。事故から7年を経ましたがですが福島のモモの産地は汚染されたままです。確り検査して貰分ければ「安全」とは言えません。
 以下に2013年以降の福島産ブドウの検査結果を示します。
福島県外検査ではそこそこ見つかっても福島県の検査ではあまり見つらない福島産ブドウのセシウム
 ※1(11)を集計
 ※2 日付けは検査日
 ※3 凡例は検査先
 図―4 福島産ブドウの検査結果

 図に示す通り福島県外の検査ではそこそこセシウムが見つかっていますが、福島県外の検査では殆ど見つかっていません。福島産ブドウの2013年以降の検査数、セシウム発見数を加数えると
 福島県外検査 検査  7件中3件でセシウム発見
 福島県検査  検査228件中4件でセシウム発見
です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら10億分の1でした(12)。同じ福島産ブドウを検査しているのに検査結果が合いません。
 地図でみると福島県いわき市は福島県沿岸部にあり南を茨城県に接しています。以下にスズキの検査結果を示します。
茨城、千葉産からは見つかっても福島・いわき産スズキからは見つからないセシウム
 ※1(11)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 淡水は除く
 ※4 日付けは捕獲日
 ※5 ()内は検査先
 図―5 スズキの検査結果(茨城、千葉、いわき市産) 

 隣県茨城やその先千葉では見つかっているのに汚染源にちかい福島県いわき市に入ると突然い見つからなくなります。おかしな話です。
 モモ、ブドウやスズキ等の福島産農水産物の出荷前検査は、厚生労働省の発表(11)を見ると福島県農業総合センターが実施しています。ここは福島県農林水産部に属しており(13)、中立性に疑問があります
 図―4、図―5に示す通り、福島産は他よりも低く出る検査で安全とされ出荷されます。
以下に福島県産モモの検査件数を示します。
事故後に比べ大幅に減った福島盆地産モモの検査結果
 ※1(11)を集計
 ※2 福島盆地は福島市、伊達市、桑折町、国見町で構成される(10)
 図―6 福島県産モモの検査件数

 図に示す様に全体としてはそれ程には減っていませんが、モモの主産地で汚染が酷い福島盆地のモモの検査件数は大幅に減っています。
 福島産は汚染が酷い主産地を避けた検査で「安全」とされ出荷されます。
 以下に福島盆地を構成する自治体の葬式数を示します。
事故後に増えた福島盆地の葬式
 ※1(14)を集計
 ※2 震災・津波犠牲者は(15)により、行方不明者を含み関連死を含まず。
 図-7 福島盆地構成自治体の各年(通年)の葬式(死者数)の推移

 図に示しように福島盆地では葬式(死者)数が増えています。
 2010年1年間 3,929人
 2017年1年間 4,322人
で、事故前に比べ10%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら7万分の1です(16)。図-3に示す様に旧避難地域を挟んで反対側(東側)に相馬市・南相馬市があります。同じ期間の葬式数を比較すると
 2010年1年間 1,300人
 2017年1年間 1,306人
で殆ど増えていません。
 事故後に福島産モモは避けられ、価格が下がっています。これをNHKは
 「福島のモモは、『差別されているのだ』とはっきり感じた」
と報じました。
 福島のモモについて調べてみると
 ・事故から7年が経ても除染が必要な汚染された福島盆地で主に作られている。
 ・福島県は福島産モモは検査で「安全」を主張しているが(17)、福島県の検査は他よりも低く出る検査である。また、主産地である福島盆地の検査数は大幅に減らしています。
 ・福島のモモの主産地である福島盆地では葬式が増えているが、そうでは無い相馬市・南相馬市では増えていません。
 との特徴が読み取れます。福島のモモは汚染され、葬式が増えている福島盆地で主に作られていますが、他より低く出る検査で「安全」とされ出荷されていきます。消費者が避けるのは当然であり「差別」ではありません。だいたい差別(さべつ)とは特定の集団や属性に属する個人に対して特別な扱いをする行為であリ(18)、モモのような「物」に対する行為ではありません。
 立命館大准教授の開沼博氏は社会学者です(19)。自然科学は専門ではありません。、経済産業省資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会原子力小委員会委員、楢葉町放射線健康管理委員会副委員長、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター客員研究員等を務います。マスコミに登場し福島ついていろいろと語っているようです(19)。特に福島の地方紙・福島民友に度々登場し「差別」や「風評被害」を主張しています(20)。
 彼は共同で
 「『STOP!福島関連デマ・差別』――ともに『デマ・差別』を解決する道を - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」
成るサイトを立ち上げました(21)。サイトの冒頭に
「昨年(2016年)末、福島から横浜に避難した子どもが、小学生時代にいじめを受けていたことが明らかになりました。殴る蹴るなどの暴行を受け金品を取られ続けた上に、「菌」などと、福島から来たことで『汚れている』かのような侮蔑的な言葉を投げつけられていました。 」
なんて記載があります(21)。これでは「菌」扱いされ方は福島から横浜に避難されたかたになります。でも「菌」扱いは新潟県で起こりました(22)。
 福島県飯舘村は相馬市、南相馬市の西側の位置する村です。事故で汚染され村は全域が避難区域になりました。しかし避難がほぼ終ったのは事故から3ヶ月以上過ぎた2011年6月22日です(22)。渡辺菜央さんは事故当時、同村に住んでいました。そして避難の説明会で
 「産めなくなったら」
と質問を発しそれが報道され(23)名前が知れ渡る結果になったと思います。
産めなくなったらと質問する飯舘村の綺麗な女性
 ※(24)を引用
 図―8 「産めなくなったら・・」と質問する渡辺菜央さん

 その後、福島県では合計特殊出生率が低下し、彼女のいらした飯館村の女性からは男の子が殆ど生まれない奇妙なことが起こりました。さらには福島では自然死産率が上昇しました。
 以下に福島の合計特殊出生率を示します。
2011,12年と下がった福島の合計特殊出生率
 ※(25)を引用
 図―9 福島の合計特殊出生率

 図に示す通り、事故があった2011年と翌年に低下しています。このようなことは同じ被災地でも岩手や宮城では起こっていません(26)。
 以下に各年の飯舘村の赤ちゃん誕生数を示します。
事故後に女の子が多く生まれるようになった福島県飯舘村
 ※(14)を集計
 図―10 福島県飯舘の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り事故後は女の子が多く生まれています。事故以降に懐妊した赤ちゃんがうまれるであろう2012年以降を集計すると
 男の子 140人
 女の子 178人
です。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(29)による。
有意差検定表

表に示す通り偶然に起こる確率は統計的に差があるとされる5%(30)を下回る3%でした。通常は男の子が多く生まれるので異常な事態です。
 以下に福島県の自然死産率の推移を示します。
全国の1.5倍の福島県死産率(グラフ)
 ※(32)を転載
 図―11 福島県の自然死産率の推移

 福島では事故後に自然死産率は全国平均の1.5倍に跳ね上がっています。
 渡辺菜央さんは「産めなくなったら」と質問しました。その後の福島では合計特殊出生率が低下し、自然死産が増えました。そして彼女と同じ飯舘村民からは女の子が多く生まれるようになりました。彼女の「産めなくなったら」との不安はその後の経過を見れば、的をえたものでした。
 一方で開沼博氏らのHP(21)ではこの件について
「『私は、子どもが産めますか?』―― こんな問いを、福島の子どもが震える声で発しなくてはなりませんでした。 」
なんて評しています。さらに
「被曝の影響は次世代の子どもたちに決して遺伝しない。このことは、広島と長崎のデータから明らかになっています。また、そもそも福島では、世界平均を上回るような被曝をした住民がほとんどいなかったことも、実測データからすでに判っています。 」
と主張しています。放射線影響研究所は広島や長崎で遺伝的影響が生じていない根拠に自然死産が上昇していないことや生まれてくる赤ちゃんの男女の割合(出生性比)に異常がなかった事をあげています(33)。ところが福島では事故後に自然死産率が事故前に比べ1.5倍に上昇し、汚染が酷い飯舘村では女の子が多く生まれるようになりました。広島や長崎で起こらな事が福島で起こっています。広島や長崎の例を持ってきて福島は「安全」と主張するのは詭弁です。さらにいえば、遺伝的な影響を心配する声に答えるためでしょうか?前政権の時に福島での遺伝子の影響を調べる福島ゲノム計画が提唱されましたが(34)、安倍総理が出戻ってウヤムヤのようです。
 開沼博氏は福島に寄生するデマ屋です。
 絵本作家の松本春野氏は2015年に新作絵本「ふくしまからきた子 そつぎょう」(父の松本猛さんとの共著、岩崎書店)を出したそうです。東京電力福島第1原発事故後、福島から広島に母と避難することを選んだ主人公の少女「まや」が、自分が通っていた福島の小学校の卒業式に戻ってくるという物語だです(35)。以下に福島から広島に避難されてかたの人数を示します。
本土減らない福島から広島への避難者
 ※(36)を集計
 図―12 福島からの広島への避難者数

 図に示す通りあまり減っていません。広島から福島への帰還は進んでいません。松本春野氏は広島から福島への帰還とゆう殆どあり得ない話をでっち上げました。彼女も開沼博氏と同様に福島に寄生するデマ屋です。
 開沼博氏や松本春野氏の他、数名の共著で「しあわせになるための『福島差別』論 」が出版されたました(37)。同著書を福島県の地方紙・福島民報は2月20日の社説「【『福島差別』論】もっと放射線教育を(2月20日)」で取り上げていました(1)。冒頭は「東京電力福島第一原発事故がもたらしたさまざまな差別」
と書き出です(1)。これでは福島が差別されているようですが、福島は汚染されており避けいるのは差別ではありません。福島差別を叫ぶのは福島にすくうデマ屋です。福島差別は福島の汚染を誤魔化すために使われます。「幅広い分野の専門家ら14人が執筆しており」(1)と論じていますが、既に記載通り著者には福島に寄生するデマ屋が含まれています。
「科学的な議論を通じて互いの意見を尊重することの重要性を訴えている。」と論じていますが、福島には信頼できるデータがありません。食品中の放射性物質検査が他よりも低くでる検査であることは図―4、5に示した通りです。福島県は7つのポイントを県を代表する放射線量観測点として扱っており、新聞などのではこの地点が福島県を代表する放射線量として紹介されます(38)。安倍出戻り総理が2012年12月に出戻って(39)4ヶ月が経過した、2013年4月1日に突然に7つのポイントの放射線量が下がりました。
 brg130402a.gif
 ※1(40)を転載
 ※2 日付け中2013年は省略
 図―13 突然下がる福島県各地の放射線量

原因は放射線の高い場所から低い場所への移動です。値が高い福島市や郡山市では別の人為的操作を実施しました。
brg130602a.gif  brg130602b.gif
 (a)福島市                (b)郡山市
  ※1(41)を転載
  ※2 年は2012年から13年
  図―14 人為的操作で下がった福島県の放射線量測定値

 忖度でもしたのでしょうか。安倍出戻り総理が出戻った4ヶ月過ぎに放射線量の測定値は福島県の人為的操作で下げられました。その影響はいまも引きづっています。これで放射線量も分からなくなりました。
 福島の検査は低く出るので実際の値は分からない。放射線量も低くでるように人為的操作が加えられているので実際の値が分かりません。食品の汚染度合も放射線量も分からずに「「科学的な議論」など不可能です。
当該社説では(1)
「原発事故がもたらした被害の全体像や現状を整理し、放射能や放射線の知識、甲状腺がん検査の問題点なども解説している。」
と論じていますが、デマ屋もいる著書では無理です。
当該社説では(1)
「同書は『放射線教育の重要性』を強調している。『福島で生まれ育った若い方々が、いわれのない偏見・差別を受けないようにするためにも、放射線とその影響に関し、科学的な理解を育む教育に、わが国はもっと力を入れねばなりません』と書かれており、共感を覚えた。」
と論じていますが、福島では放射能は「うつらない」と教え込まれているようです。「放射能」の元は「放射性物質」とよばれる「物質」です。「物質」が移らないはずがありません。事故前には福島第一原発の放射能は五重の壁に守られ閉じ込められていました。事故によって五重の壁が壊れ各地に「移り」、図―3に示す様に事故から7年近く経た今も福島を汚染し続けています。図―4に示す様に台地から果物(ブドウ)にも移っています。図-5に示す様にお魚(スズキ)にも移っています。
 当該社説(1)は最後を
「差別や偏見を完全になくすことは難しいかもしれない。しかし減らすことはできるはずだ。そのためにも、福島の『正しい情報』を学び、発信し続けていくことが大切だ。」
と結んでいます。福島を避ける行為は「差別」ではありません。これを無くすには福島は「安全」とゆう発信以外にありません。
 出戻る前の安倍総理は質問主意書の回答で「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」「原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っている」「地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全の確保に万全を期している」「経済産業省としては、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期している」とし、今後も原子力の安全確保に万全をつくすことを回答したそうです(42)。その後に福島原発事故が起き、およそ原子力の安全確保に万全をつくしていない事が、事故報告書(43)(44)で明らかになりなした。福島県は2011年2月25日に福島第一原発3号機の安全を確認したと発表しました(45)。でも、半月後には大爆発です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 事故前の原発と同じように、福島では十分か検証もなく「安全」が主張されています。これでは不安なので(=^・^=)は「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でも、これって(=^・^=)だけではないようです。
 福島はイチゴ栽培が盛んだそうです(46)。福島県福島市ではイチゴ狩りが楽しめます(47)。同市はイチゴのシーズンです。同市辺りのイチゴは冬場の寒さに耐え抜いた甘みのあるそうです(48)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(17)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(49)を引用
 図―15 福島産イチゴが無い福島県福島のスーパーのチラシ



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)【「福島差別」論】もっと放射線教育を(2月20日) | 県内ニュース | 福島民報
(2)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(3)めげ猫「タマ」の日記 2年連続で拡大する福島のモモの価格差、ミスピーチ同窓会も効果無し
(4)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒果物、中分類⇒もも類、品目(小分類)⇒もも」で検索
(5)めげ猫「タマ」の日記 「福島のモモは、『差別されているのだ』とはっきり感じた」とNHK、避けられてるだけです。
(6)くだものづくりがさかんな福島盆地
(7)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(8)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(9)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(10)福島盆地 - Wikipedia
(11)報道発表資料 |厚生労働省
(12)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月2週)―福島産米の測定誤差は1キログラム当たり70ベクレル以上―
(13)農林水産部 - 福島県ホームページ
(14)福島県の推計人口(平成30年1月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(15)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(16)めげ猫「タマ」の日記 2017年のお葬式が10%増えた果物作りが盛んな福島盆地(対事故前)
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(18)差別 - Wikipedia
(19)開沼博 - Wikipedia
(20)復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(21)「STOP!福島関連デマ・差別」――ともに「デマ・差別」を解決する道を - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
(22)福島避難生徒また「菌」いじめ…新潟の中1女子 - 社会 : 日刊スポーツ
(23)飯舘村 - Wikipedia
(24)めげ猫「タマ」の日記 今年(2014年)に活躍した福島県の十人の女性
(25)承太郎のブログ: 飯舘村の女子高生「子供が産めない体になるのではないかと不安」
(26)めげ猫「タマ」の日記 福島民友さん特集記事「風に惑う」に反論する。
(27)10の指標にみる福島県のいまVer.29を掲載しました。 - 福島県ホームページ中の平成30年2月15日公表分 10の指標にみる福島県のいまVer.29 [PDFファイル/601KB] 
(28)めげ猫「タマ」の日記 福島県の合計特殊出生率がダウン―福島原発事故の影響、福島テレビ!―
(29)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(30)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(31)出生性比
(32)めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(33)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(34)(新)福島におけるゲノム解析による放射線遺伝影響調査(福島ゲノム調査)
(35)キーパーソンインタビュー:「フクシマを描く善意が差別や偏見を助長したかも」 絵本作家の松本春野さん - 毎日新聞
(36)県外への避難者数の状況 - 福島県ホームページ中の「・県外への避難状況の推移 [PDFファイル/209KB]
(37)しあわせになるための「福島差別」論 | 池田 香代子, 開沼 博, 児玉 一八
(38)福島民報|生活関連情報 東日本大震災
(39)第2次安倍内閣 - Wikipedia
(40)めげ猫「タマ」の日記 移転してもまだ線量の高いモニタリングポスト(放射線線量測定点)を除染する福島県
(41)めげ猫「タマ」の日記 5月測定器の周りを除染で福島県の放射線量が激減!―補正式が必要
(42)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(43)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(44)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(45)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(46)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(47)いちご狩り2018 – 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(48)特産品情報 | 地区別くらし情報 福島地区 | JAふくしま未来
(49)イオン福島店公式ホームページ
  1. 2018/02/20(火) 20:45:44|
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住宅支援打ち切り10ヵ月、新潟の自主避難者は戻らず

福島の放射能汚染から逃れるために避難している方への住宅支援が昨年(2017年)3月31日に打ち切られました(1)。新潟県新潟市は自主避難者が多いとされています(2)。福島県から新潟市へ避難されている方の人数を見ると
 2017年3月末 1,320人(借り上げ等710人、自力手配  499人、公営住宅等 1)(4)
 2018年1月末 1,127人(借り上げ等 85人、自力手配1,041人、公営住宅等 1)(5)
多く方が住宅支援を打ち切り10ヵ月経ても福島に戻ることはありません。事故から7年が経過しましたが、福島は汚染されたままです。当然です。
 なお「借り上げ仮設住宅」は借り上げ等に、公営住宅・雇用促進住宅等は公営住宅等と区分させていただきました。
福島は原発事故によって酷く汚染されました。
事故から7年経て、汚染されている福島
 ※1(6)の数値データを元に(7)に示す手法で1月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(8)による
 図-1 原発事故から7年経て、汚染されたままの福島

図に示す通り広い範囲で国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(9)を超えています。事故8年目ですが福島は汚染されたままです。 
 以下に20代前半の各年の社会的増減の推移を示します。
事故後は男性に比べ女性に多い20代前半の福島の社会減
 ※(10)を集計
 図-2 20代前半のの社会的増減

 図に示すように20代前半女性の社会減が事故後の7年間、男性の社会減を大きく超えています。改善されるどころか悪化しています。福島からは若い女性が逃げ出し、やがてはママになる人がいなくなり、少子高齢化社会が到来します(11)。
 事故後に福島から多くの方が避難されました。以下に推移を示します。
事故から7年経ても、半分以上が留まったままの福島県外避難者
 ※(12)を集計
 図―3 福島からの県外避難者数

 図に示す通り福島への帰還が進んでいるとは言えない状況です。ピークには62,831人(2012年3月)の方が福島から避難していますが(13)、今も5割を超える34,202人の方が県外に避難しています(14)。以下に福島から福島県外に避難している18歳未満の子ども避難者数を示します。
避難指示が出てない市町村で多い子供避難者
 ※1 (15)を集計
 ※2 緊急時避難準備区域はほぼ全域が緊急時避難準備区域に指定された市町村で、広野町のみ
 ※3 1部が避難区域は一部が避難区域(警戒区域または計画的避難区域)に指定された地町村で南相馬市、川内村、川俣町、田村市
 ※4 全部が避難区域はほぼ全域が避難区域に指定された町村で飯舘村、浪江町、双葉町、大熊町、冨岡町、楢葉町、葛尾村
 ※5 避難区域無しは緊急時避難準備区域も含め避難区域が設定されなかった市町村で特定避難勧奨地点が設定された伊達市を含む
 ※6 避難区域の設定は(8)による。
 図―4 福島県外への子ども避難者数

 図に示す様に他は戻っていますが、「避難区域無し」の区域の避難者は戻っていません。かれらは自主避難者です。少子高齢化対策には福島県外に避難している自主避難者に圧力を加え、福島に戻すことが効果的です。
 3月末に福島は「安全」だとして自主避難者に対する住宅支援を打ち切りました(1)。でも図―1に示す様に福島は汚染されたままです。
 新潟県への避難者数は2,691人で東京、埼玉、茨城についで4位です(14)。新潟県は市町村別・居住形態別の避難者数を発表しています(3)。新潟の都市規模からいえば新潟市、長岡市、上越市ですが(15)、福島からの避難者は新潟市と柏崎市に集中しています。柏崎市には福島と同じく東京電力の原子力発電所があり(16)、福島からの避難者の9割以上が避難区域内からに避難者です(17)。突然の事故で急に古里を追われた避難者が原発繋がりで新潟県柏崎市に逃げてきたのでしょうか?一方で新潟市は自主避難者が多いとされています(2)。以下に福島から新潟市への避難者数と居住形態を示します。
昨年4月以降も新潟市に留まる福島からの避難者
 ※1(3)にて作成
 ※2 「借り上げ」は「借り上げ仮設住宅」、「自力手配」はその他(親戚・知人宅等)、「その他」は「公営住宅・雇用促進住宅等」に区分
 図―5 福島から新潟市に避難された方の居住形態

福島県から新潟市へ避難されている方の人数を見ると
 2017年3月末 1,320人(借り上げ等710人、自力手配  499人、公営住宅等 1)(4)
 2018年1月末 1,127人(借り上げ等 85人、自力手配1,041人、公営住宅等 1)(5)
多く方が住宅支援を打ち切り10ヵ月経ても福島に戻ることはなく、借り上げ等から自力手配(多分、自分でアパートを借りる)に移行しています。図―1に示すように事故から7年が経ちましたが、福島の汚染は改善されていません。改善の見込みもありません。当然のことです。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 事故から7年が経過しましたが、福島は汚染されています。それでも住宅支援を打ち切り福島県外の避難者を呼び戻そうとするには「県民の安全」より優先させたい事が行政にある気がします。図―2に示す様に福島は少子高齢化に悩んでいます。少子高齢化対策には福島県外に逃げだした子ども親に圧力を加えて呼び戻すのが有効です。こんな政策が行われていては福島の皆様は不安になると思います。
 福島県が力を入れている農畜産物に牛肉があります(18)。福島牛は絶品だそうです(19)。福島県は福島産牛肉は「安全」だと主要しています(20)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産牛肉はありません。
 他県産はあっても福島産牛肉が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(21)を引用
 図―6 福島産牛肉が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)東京新聞:住宅支援は「命の問題」 福島県、きょう打ち切り 自主避難者なおSOS:社会(TOKYO Web)
(2)中山 均 - 【12/21 新潟市災害対策議員連盟、避難者支援策に関し市長要望】... | Facebook
(3)新潟県:県外避難者の受入状況をお知らせします
(4)(3)中の平成29年3月31日現在の県外避難者受入状況(PDF形式 91 キロバイト)
(5)(3)中の平成30年1月31日現在の県外避難者受入状況(PDF形式 91 キロバイト)
(6)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(7)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(8)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)福島県の推計人口(平成30年1月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(11)めげ猫「タマ」の日記 2017年も若い女性が逃げて行く福島
(12)県外への避難者数の状況 - 福島県ホームページ
(13)(12)中の「・県外への避難状況の推移 [PDFファイル/209KB]
(14)(12)中の「県外への避難者数 [PDFファイル/112KB]
(15)新潟県 - Wikipedia
(16)発電所の概要|柏崎刈羽原子力発電所|東京電力
(17)柏崎市の広域避難者支援と 「あまやどり」の5年間 - 新潟大学
(18)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(19)絶品!福島牛! | ふくしま 新発売。
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(21)平尼子店 - 新鮮安い食品スーパーマルト
  1. 2018/02/19(月) 19:52:10|
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浪江町、新規移住者減、埋まらない町営住宅

 昨年3月31日に避難指示が解除された福島県浪江町(1)の新規移住者は
   昨年12月末 191人
   今年 1月末 178人
で減っています。せっかく浪江町は新規移住者の為に町営住宅を用意したのですが、なかな埋まらないようです(2)。
 福島県浪江町は福島県沿岸部北部になります(1)。南隣の双葉町には福島第一原発があります(3)。先の事故では全域が放射能に汚染され避難地域となりました(1)。
事故から7年経て、汚染されている福島
 ※1(4)のデータを(5)に示す手法で2月1日に換算
 ※2 避難地域は(6)による。
 図―1 福島県浪江町

 図に示す様に事故から7年近く経た今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(7)地域が広がっています。そでれも安倍出戻り内閣は「安全」だとして同町東部の避難指示を昨年3月31日に解除しました(1)(6)。避難指示が解除されたことで今年は「出初式」などのお正月行事が復活しました(8)。
浪江町の「出初式」
 ※(8)をキャプチャー
 図―2 浪江町の「出初式」

 これをきっかけに多くの住民が戻ればとも思います。以下に住民の帰還・移住状況を示します。
減るっている浪江町の新規移住者
 ※1 帰還者は(9)による。
 ※2 新規移住者は浪江町在住者(10)―帰還者(11)で計算
 図―3 浪江町在住者

避難指示は解除されましたが、帰還は進んでいません。1月末時点で
   対象20,648人中帰還312人
で(12)、帰還者は全体の約1.5%です。帰還が進みません。
 避難指示の解除によって、事故前から浪江町に住んでおられる方だけなく、同町内に住む場所が確保できればだれもが浪江町に住むことができるようになりました。以下に浪江町への転入者数を示します。
昨年4月から増えた浪江町転入者
 ※(13)を集計
 図―4 福島県浪江町の転入者数

 図に示す通り避難指示解除があった後の今年4月に急増いています。浪江町域の復興には新規移住者も大事です。浪江町も受け入れに積極的です。町外から新規に移住された方も入居できり町営住宅の整備も進めています(2)。この目論見は当初は上手くいっていたようです。図―3に示す様の帰還者とほぼ同数の新規移住者がいました。新規移住者は浪江町復興の大きな柱です。でも、ここにきて陰りが見えます。新規移住者は
 昨年12月末 191人
 今年 1月末 178人
で減っています。せっかく浪江町は新規移住者の為に町営住宅を用意したのですが、なかな埋まらないようです(2)。せっかく浪江町にやって来た新規移住者は結局は逃げ出しているようです。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 浪江町の南隣の双葉町には福島第一や(1)、中間貯蔵施設(14)があります。原子力関連の仕事はいっぱいあります。図―4に示しように転入者は男性が多くなっています(4月以降で男性67人、女性48人)。原子力関連の仕事は男性が多いようです(15)。浪江町への移住者にも多くの原子力関係者が含まれているはずです。安倍出戻り総理は浪江町は「安全」だとして避難指示を解除しました。でも原子力ムラの皆様は逃げ出しています。こんな方が総理では福島の皆様は不安だと思います。
 福島県郡山市産米の全量千袋検査数が124万件を超えました(16)。福島県随一です。同市は福島県最大のお米の産地です。同市のお米は「あさか舞」といって美味しいブランド米です(17)。「安全」なので事故があった2011年産から学校給食に使われ(18)、同市の子ども達に強制的に食べさせました。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
 他県産はあっても福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(19)を引用
 図―5 福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)浪江町 - Wikipedia
(2)浪江町営住宅入居者募集 | 浪江町ホームページ
(3)福島第一原子力発電所 - Wikipedia
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)平成29年度下半期の話題 | 浪江町ホームページ
(9)町民の避難状況 - 震災・原発事故からの復興 - 浪江町ホームページ
(10)平成29年度 - 広報なみえ - 浪江町ホームページ
(11)浪江町ホームページ トップページ
(12)町民の避難状況(平成30年1月31日現在) - 浪江町ホームページ
(13)福島県の推計人口(平成30年1月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(14)中間貯蔵施設が本格稼働 福島原発事故の汚染土を埋設:朝日新聞デジタル
(15)「あのとき、おなかに子供がいました」福島第一原発の女性オペレーターは、5年後も現場にいた
(16)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(17)郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市
(18)JA郡山市|事業PR
(19)イトーヨーカドー 郡山店
  1. 2018/02/18(日) 19:42:27|
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福島産米・食べて応援・あの世行き2018

 福島産米を許容する方が6割近い福島県郡山市の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年2月から11年1月) 2,929人
  近々1年(2017年2月から18年1月) 3,381人
で15.4%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら8,000万分の1でした。一方で福島産米を許容する方は2割程度の福島県相馬・南相馬市の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年2月から12月) 1,158人
  近々1年(2017年2月から12月) 1,181人
で2%増えていますが、統計的な差はありません。(=^・^=)は
「福島産米、食べて応援、あの世行(2018)」
って思ってしまいました。
 事故によって福島は汚染されました。
事故から7年近く経て汚染されている福島
 ※1(1)のデータを(2)に示す手法で2月1日に換算
 ※2 避難地域は(3)による。
 図―1 福島県郡山市、相馬・南相馬市、いわき市

 事故から7年近くになりますが、図に示す通り、福島県郡山市辺りでは国が除染が必要だとする国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域が広がっています(4)。
 以下に今年(2017年度)の福島産米・全量全袋検査数を示します。
郡山が1位、相馬がブービー、南相馬が最下位の福島県各市の米の生産量
 ※(5)を集計
 図―2 福島産米全量全袋検査数

 図に示す通り郡山市がトップです。福島産米は汚染された場所で作られています。
 それでも安倍出戻り総理や福島県は福島産は安全であり、これを避け行為を「風評被害」とひなんしています(6)(7)。出戻る前の安倍総理は質問主意書の回答で「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」「原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っている」「地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全の確保に万全を期している」「経済産業省としては、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期している」とし、今後も原子力の安全確保に万全をつくすことを回答したそうです(8)。その後に福島原発事故が起き、およそ原子力の安全確保に万全をつくしていない事が、事故報告書(9)(10)で明らかになりなした。福島県は2011年2月25日に福島第一原発3号機の安全を確認したと発表しました(11)。でも、半月後には大爆発です。福島第一原発の安全性についいては安倍出戻り総理も福島県も誤った説明をしていました。彼らの言葉を信じてよいか分かりません。
 そこで(=^・^=)なりに調べてみることにしました。福島産を許容するところと許容しないところを比較し、差がなければ福島産は「安全」、差があれば「安全」とは言えないです。
 表ー1 福島産米を許容すかのアンケート結果
 ※ (12)を集計
福島産米許容する郡山市、許容しない相馬・南相馬市

表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米を許容する方は23%ですが、福島県郡山市では57%が許容しています。1月中の郡山市の人口動態が発表になったので(13)郡山市と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。
 各年2月から翌年1月まで1年間の福島県郡山市の葬式(死者)数を示します。
事故後に増えた福島県郡山市の葬式
 ※1(13)を各年通年で集計
 ※2 震災犠牲者は(14)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―3 福島県郡山市の各年2月から翌年1月まで1年間の葬式(死者)数

郡山市の葬式(死者)数は
  事故前年(2010年2月から11年1月) 2,929人
  近々1年(2017年2月から18年1月) 3,381人
で15.4%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら8,000万分の1でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(15)による。
有意差検定表

 以下に相馬・南相馬市の葬式数を示します。
事故後もあまり増えていない相馬・南相馬市の葬式
 ※1 (16)を各年2月~12月で集計
 ※2 震災犠牲者は(14)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 ※3 相馬市・南相馬市の合計
 図―4 福島県相馬市・南相馬市の各年2月~12月の葬式(死者)数

福島県相馬市・南相馬市の合計の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年2月から12月) 1,158人
  近々1年(2017年2月から12月) 1,181人
で2%増えていますが、統計的な差はありません。福島県の人口動態の発表(16)が今のところ(2018年2月14日時点)12月までなので12月までの集計としました。
 福島産米を許容する方が多い福島県郡山市では有意に葬式が増えていますが、そのような事が無い福島県相馬・南相馬してはそのような事はありません。
 以下に各年2月から翌年1月まで1年間の福島県いわき市の葬式数を示します。
事故後にそこそこ増えたいわき市の葬式
 ※1(13)を各年通年で集計
 ※2 震災犠牲者は(14)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―5 福島県いわき市の各年2月から翌年1月まで1年間の葬式(死者)数

福島県いわき市の合計の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年2月から11年1月) 3,905人
  近々1年(2017年2月から18年1月) 4,440人
で13.7%増えています。郡山と相馬・南相馬の中間でしょうか?表―1と図―2,3,4を纏め福島産米を許容する割合と葬式の増加率をプロットしてみました。
福島産米許容する地域程の増える葬式
 ※ 表―1および図-3、4、5で作成
 図―6 福島産米を許容する割合と葬式の増加率

 図に示す通り福島産米を許容する地域程に葬式が増えています。以下に相関図を示します。
直線に並ぶ福島産米許容率の葬式増加率
※ 表―1および図-3、4,5で作成
 図―7 福島産米を許容する割合と葬式の増加率の相関

 綺麗に一直線上に並んでいます。
「福島産米、食べて応援、あの世行き(2018)」
て思ってしまいました。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 これに対する安倍出戻り総理や福島県の反論は福島産米は全量全袋検査で「安全」が担保されている(18)だと思います。福島県の広報を見ると(19)、「仕様」について説明しているのですが、システムが仕様通りに動作してい事を説明するデータがありません。仕様などはただのドキュメントで技術的な裏付けがだくてもだれれも作れます。本当に「安全」であるなら、システムが仕様通りにできているデータが必要です。この7年、(=^・^=)はデータを探しているのですが、見つけることが出来ません。そこで全量全袋検査の精度を(=^・^=)なりに集計すると1キログラム当たりの基準値100ベクレルに対し(20)、測定誤差は70ベクレル以上です。このような検査で福島産米の「安全」は担保できません(21)。(=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でも、これは(=^・^=)だけではないようです。
 福島はイチゴ栽培が盛んだそうです(22)。福島県会津若津市ではイチゴ狩りが楽しめます(23)。同市はイチゴのシーズンです。同市辺りのイチゴは身の詰まったしっかりした食感で、食べると果汁が溢れるそうです(24)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(25)。でも、福島県田村市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
 他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
※(26)を引用
 図―8 福島産イチゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(2)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(3)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(4)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(5)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(6)安倍首相、福島県の牧場視察 風評被害払拭を支援 - 共同通信
(7)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(8)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(9)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(10)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(11)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(12)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(13)郡山市の現住人口/郡山市
(14)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(15)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(16)福島県の推計人口(平成30年1月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(17)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(18)全量全袋検査に関するお知らせ - 福島県ホームページ
(19)水田畑作課 - 福島県ホームページ
(20)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(21)めげ猫「タマ」の日記 福島民友社の社説「【12月7日付社説】風評国際調査/払拭へ実効ある対策を打て」に反論する
(22)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(23)フルーツランド北会津
(24)いちご | JA会津よつば
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(26)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
  1. 2018/02/17(土) 19:43:17|
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