2011年3月に福島原発事故が起きました(1)。避難指示が解除された11市町村のうち川内村を除く10市町村の居住者日は11月1日時点で
住民登録 63,761人中16,315人(住民登録の25.6%)
です。原発事故から12年半が経過しましたが、住民は戻りません。
福島は事故で汚染されました。そのなかで、福島第一原発から20km圏内や汚染が酷い地域には避難指示が出されました(2)。以下に示します。

※1(3)(4)にて作成
※2 避難区域と解除区域は(2)による。
図-1 避難区域と解除区域
図に示す様にICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(5)を超えた地域が広がっています。事故から12年になりますが、福島は汚染されたままです。それでも自公政権は「安全」だと主張し(6)、次々と避難指示を解除していきました(2)。これによって東京電力は避難に伴う賠償を打ち来ることができました(7)。以下に避難に伴う精神損害の賠償支払い額を示します。

※(8)を集計
図―2 東京電力の避難に伴う精神損害の賠償支払い額
図に示す様にどんどん減っています。
以下に市町村を示します。

※1(3)(4)にて作成
※2 避難区域と解除区域は(2)による。
図-3 避難区域と解除区域地町村
図に示しように事故後は11市町村に避難指示が出ましたが、2022年8月までにですべての市町村では全部または一部で避難指示が解除され、居住が可能になりました(2)。
浪江町は面積的には避難区域が広いのですが、昨年3月末で対象者は15,990人中(9)解除地域内対象者は13,289人(10)で大部分が解除区域内です。町の中心部は避難指示が解除されています。避難指示が解除された市町村のうち、川内村を除く10市町村では解除された区域の居住者と住民登録人数を月末ないし毎月1日発表しています(11)~(23)。図-2に示す様に川内村で避難指示が出た区域は一部に限られ、昨年4月1日の人口は2,393人で(24)、このうち旧避難地域に住んでいたのは261人で(10)、ごく一部です。
概ね川内村を除く10市町村の避難者数を集計すれば避難指示が解除された区域の居住者数と避難者数が分かります。以下に示します。

※1(11)~(23)を集計
※2 事故時の人口は(18)(21)(25)(26)による。
※2 川内村を除く
※3 避難者数は対象者数―解除区域の居住者数で集計
図―4 避難指示が解除された区域の居住数と避難者数(川内村を除く)
図に示す様に住民がもどりません。数値を記載すると
住民登録 63,761人中16,315人(住民登録の25.6%)
です。原発事故から12年8ヵ月が経過しましたが、住民は戻りません。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
復興(ふっこう)とは、一度衰えたものが再び勢いを取り戻す事を指します(27)。全ての特定復興再生拠点で避難指示が解除されましたが(1)、図―4に示すように、旧避難区域に住民は戻りません。そして、増加はほぼ止まっています。
以下に避難先を含めた避難指示が出た11市町村の各年10月から翌年9月までの出生数を示します。

※(26)を各年10月~翌年9月までの一年間で集計
図-5 避難指示解除11町村の出生数
図に示す様にどんどん減っています。数値を記載すると
事故前(2009年10月~10年9月) 1,613人(男の子799人、女の子814人)
近々1年(2022年10月~23年9月) 625人(男の子338人、女の子287人)
で、事故前の38.7%まで減っています。避難者が戻っても一緒に戻る子供は殆どいません。
復興(ふっこう)とは、一度衰えたものが再び勢いを取り戻す事を指します(27)。避難指示が出た市町村は、原発事故で衰えた勢いを取り戻す事はできません。福島は復興しません。事故から12年半経た今も、福島の皆様は放射能に注意した暮らしを強いられています。
福島県鏡石町の田んぼアートで稲刈りが行われました(28)。同町は新米の季節です。同町では1年で4,520トンのお米収穫されます(29)。同町は人口約1.2万人の町なので(30)、町民が食べるには十分な量です。同町あたりのお米はおいしいとの事です(31)。福島県は福島産は「安全」だと広報しています(32)。でも、福島県鏡石町スーパーのチラシには福島産米はありません。

※(33)を引用
図―6 福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県鏡石町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
福島第一原子力発電所事故 - Wikipedia(2)
避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ(3)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会⇒
福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和4年9月1日~10月21日測定) 令和5年03月10日 (4)
第13回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会⇒
資料1 帰還困難区域の放射線防護対策について(特定復興再生拠点区域外における土地活用関連)【PDF:440KB(5)
ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -(6)
国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判 :日本経済新聞(7)
避難指示解除準備区域・居住制限区域における精神的損害等に係る具体的なお取り扱いについて|東京電力(8)
賠償金のお支払い状況|東京電力(過去分を含む)
(9)
広報なみえ(令和元年5月号) - 浪江町ホームページ(10)
原子力被災者支援(避難指示関係) (METI/経済産業省)⇒避難指示区域について⇒
◎避難指示区域の概念図(令和4年3月31日時点)(PDF形式)[[経済産業省HP](11)
楢葉町内居住者数について|楢葉町公式ホームページ(12)
避難指示区域別居住状況/南相馬市公式ウェブサイト -Minamisoma City-(南相馬市)
(13)
広報なみえ - 広報なみえ - 浪江町ホームページ(14)
広報とみおか/富岡町(15)
県内外の避難・居住先別人数/富岡町(16)
ホーム/富岡町(17)
令和5年11月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ(18)
山木屋地区の居住の状況 - 川俣町公式ホームページ(川俣町)
(19)
住民生活課 - 葛尾村ホームページ(20)
広報かつらお - 葛尾村ホームページ(21)
田村市民の避難状況動向調査報告 - 田村市ホームページ(22)
居住・避難状況 - 大熊町公式ホームページ(23)
避難状況| 双葉町公式ホームページ(24)
2022年発行分 | 川内村公式ホームページ⇒
5月号No.678PDF形式/12.37MB(25)(12)⇒
令和5年10月31日現在 (PDFファイル: 195.3KB)(26)
福島県の推計人口(令和5年10月1日現在) - 福島県ホームページ(27)
復興 - Wikipedia(28)
かがみいし2023田んぼアート | 鏡石町公式ホームページ[福島県]⇒
稲刈り祭り(29)
福島県岩瀬郡[鏡石町]の農作物 | 夏秋きゅうり | 雑穀類, いも類, 米, 野菜, 果物 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス(30)
鏡石町公式ホームページ[福島県](31)
特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ(32)
福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ(33)
鏡石店 – イオンスーパーセンター公式ウェブサイト
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- 2023/11/28(火) 19:43:05|
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9月中の福島県の人口動態が発表になったので(1)、各年1-9月の20代前半女性の社会減のを集計したら
事故前(2010年1-9月)3%減
今年(2023年1-9月) 5%減
で、事故前より増えています。福島は汚染されており当然の事です。
福島は原発事故によって汚染されました。

※1(2)(3)にて作成
※2 避難区域は(4)による
図―1 特異的に汚染されている福島
図に示す様にICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(5)を超えた地域が広がっています。事故から12年以上が経過しましたが、福島は汚染されたままです。
既に除染は終っており(6)、今後は自然に放射線量が下がるのを待つしかありません。福島で放射線源はセシウム137です(7)。セシウム137は半分になるのに30年かかります。4分の1になるには60年、一桁下がるには100年がかかります(8)。若い方も含め、福島で暮らすことは一生涯に渡り放射能と暮らすことを意味します。
以下に月別社会的増減を示します。

※(1)を集計
図-2 福島の社会的増減
図に示す様に福島の人口移動は3、4月に集中しています。各年1-9月を集計ですればその年の傾向がつかめます。
福島県の9月中の人口動態が発表になったので(1)、各年1-9月の年齢階層別の社会増減を集計してみました。

※(1)を各年1-9月の9ヵ月間で集計
図―3 福島県の年齢階層別社会増減
図に示す様に20代前半女性で顕著です。数値を記載すると、20代前半の社会減は
男性 1,018人減
女性 1,662人減
で(1)、男性に比べ多くの20代前半女性が福島から逃げ出しています。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方は福島に残るか、去るかの選択を迫られる時でもあります。そして多くの若い女性が福島県外からのスタートを決断したようです。
事故前から若い方の福島脱出はありました。以下に各年1-9月の福島県の20代前半の社会増減を示します。

※(1)を各年1-9月の9ヵ月間で集計
図-4 福島の20代前半の社会的増減
図に示すように男性に比べ女性の社会減が大きくなっています。20代前半女性の1-9月の社会減は今年と事故前(2010年)であまり変わりありません。ただし、1月1日時点の20代前半女性の人口は
事故前(2010年1月)47,011人
今年(2022年1月) 30,192人
で35%減っています。そこで割合を算出しました。以下に示します。

※(1)を各年1-9月の半年間で集計
図-5 福島の20代前半の社会的増減の割合
図に示すように女性の脱出割合が増加しています。数値を記載すると男性では
事故前(2009年1-9月)2%減
今年(2023年1-9月) 3%減
で、1%の増加ですが、女性は
事故前(2009年1-9月)3%減
今年(2023年1-9月) 5%減
で、男性の倍の約2%増えています。事故後に福島からの若い女性の脱出が男性の倍のベースで加速しました。
今から5年前の2018年10月に福島には43,476人の10代後半女性がいました。5年が経ち彼女達は20代前半になっています。今(2023年10月)の福島の20代前半女性は30,361人で(1)、残ったのは69.8%です。2018年10月時点で10代後半だった福島の女性のうち約3割以上の方が、この5年間で福島から逃げ出しています。以下に福島の10代後半の方が5年後に残っている割合を示します。

※1(1)を集計
※2 日付けは10代後半時点
図―6 福島の10代後半の方が5年後に残っている割合
事故前から若い方の福島脱出はありました。事故前の2001年から2006年3月までの平均を取ると男性76%、女性74%で、男女に大きな差はありませんでした。それが近々の2017年8月~18年8月(10代後半時点)の1年間の平均では、男性77%、女性68%で、男性は増えていますが、女性は落ち込みました。事故後に福島の若い女性の逃げ出しています。
福島の合計特殊出生率は1.27です(9)。一人の若い女性が福島を去ることをは、彼女が将来産むであろう1.27人の子どもも一緒に去って行くことを意味します。
以下に各年7月~翌年6月までの1年間の福島での赤ちゃん誕生数を示します。

※(1)を各年10月~翌年9月までの1年間で集計
図―7 福島の赤ちゃん誕生数
年々減り続けています。数値を記載すると
事故前(2009年10月~10年9月)16,150人(男の子8,334人、女の子7,816人)
近々1年(2022年10月~23年9月)9,169人(男の子4,726人、女の子4,443人)
で、事故前に43.2%の減で、1万人を切りました。
福島からは若い女性が去ってき、子供が生まれなくなり、老人と男だけになります。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。

※1(10)はを引用
図―8 福島の綺麗な女性
何処へ行っても歓迎されます。敢えて汚染されている福島に残ることはありません。これからも若い女性の福島流出は続きます。
事故直前の2011年3月の人口は約202万人でした。それが今年9月に177万人まで減りました(1)。復興どころか福島は確実に衰えて行ます。福島の皆様は12年の間、放射能を注意した生活を強いられて来ました。だれもが住みたいとは思わないはずです。
11月の福島は新米の季節です(11)。福島県郡山市は福島最大のお米の産地です(12)。同市のお米は「あさか舞」といいておいしいお米です(13)。安全なので2011年産米すら、学校給食に使われました(14)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(15)を引用
図‐9 福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県郡山市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
福島県の推計人口(令和5年10月1日現在) - 福島県ホームページ(2)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会⇒
福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和4年9月1日~10月21日測定) 令和5年03月10日 (3)
第13回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会⇒
資料1 帰還困難区域の放射線防護対策について(特定復興再生拠点区域外における土地活用関連)【PDF:440KB(4)
避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ(5)
ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -(6)
除染情報サイト:環境省(7)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)(8)
半減期 - Wikipedia(9)
令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省⇒
第9表 人口動態総覧(率),都道府県(特別区-指定都市再掲)別 [120KB](10)
駅前ににぎわいを!高校生がまちづくり案を市長に提言【福島県】|福島中央テレビニュース(11)
ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ(12)
>福島県[郡山市]の農作物 | 水稲 夏秋きゅうり にんにく いんげん | 雑穀類, いも類, 米, 麦類, 野菜, 果物 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス(13)
福島県郡山産米 あさか舞 - 郡山市公式ホームページ(14)
JA郡山市|事業PR(15)
イトーヨーカドー 郡山店 | 福島県 郡山市イトーヨーカドー 郡山店 | 福島県 郡山市
- 2023/11/27(月) 19:43:57|
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福島県楢葉町は2015年9月5日に避難指示が解除された(1)。福島県楢葉町の居住者は
9月末 4,363人(3)
10月末 4,362人(4)
で減少しました。避難指示解除7年で居住者が減少に転じました。
福島県楢葉町は福島県沿岸部にある町です。福島第一原発から20圏内にあり、原発事故でほぼ全域が避難区域になりました(1)。以下に示します。
※1(5)(6)にて作成
※2 旧避難区域は(7)による。
図―1 福島県楢葉町と富岡町
事故から12年半以上が経過しましたが、図に示す様にICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(8)を超えた地域が広がっています。事故から12年以上ですががは今も汚染されたままです。。それでも「安全」だとして(9)、8年1ヵ月前の2015年9月5日に全域に避難指示が出た7町村(楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、飯舘村、葛尾村)の中で最初に避難指示を解除しました(1)(7)。
同町には福島第二(10)や楢葉遠隔技術開発センター(11)等の原子力関連施設、東電の寄付で作られ一時は原発事故対応拠点となったJヴィレッジ(12)があります。町の直ぐ北には指定廃棄物の最終処分場があります。搬入路は楢葉町にあります(13)。直ぐ北(概ね20km以下)には福島の除染廃棄物を集積する中間貯蔵施設(14)や福島第一原発があります(15)。同町やその近くには原子力関連の職場が沢山あります。
以下に町内在住者数の推移を示します。

※1(2)を集計
※2 事故時は(15)による。
図―2 楢葉町民の居住先
図に示す様にこれまでは、町内在住者が増えていました。でも、徐々に増加ペースが落ちています。そして、居住者数は
9月末 住民登録6,533人中4,363人(住民登録の67%)(3)
10月末 住民登録6,517人中4,362人((住民登録の67%)(4)
で、減少に転じました。事故前の2010年の人口が7,701人(16)ですので、6割以下です。そして、避難指示解除7年で減少に転じました。
以下に楢葉町の転入者数を示します。

※(16)を集計
図―3 楢葉町の転入者数
図に示す様に避難指示が解除された2015年9月に避難指示か解除されてから急増しました。避難指示か解除されたことにより、楢葉町内に住居を確保できれば楢葉町内に暮らせるようになりました。既に述べている通り、楢葉町やその周辺には原子力関係の仕事が溢れています。図に示す通り多くが男性です。楢葉町の現住人口は男性2,125人、女性1,339人で(16)、男性が多くなっています。福島第一で働く方は男性が圧倒的です(17)。避難指示解除後に多くの原子力関係者が転入があったと思われます。
2017年4月1日に北隣の富岡町の避難指示が解除になりました(7)。図―1に示す様に楢葉町に比べ富岡町の汚染が酷くなっています。でも、その分だけ福島第一や中間貯蔵施設には近くになっています。以下に2017年4月以降と楢葉町と富岡町の累積の転入者数を示します。

※(16)を集計
図―4 2017年4月以降の累積の転入者数
図に示す様に富岡町の方が多くなっています。
2020年3月に、常磐線が全線で復旧しました。これに合わせ事故後は運行が止まっていた特急列車が復活しました。この特急列車は楢町内の木戸駅や竜田駅(17)には止まらず(18)、富岡町の富岡駅(17)に止まります(18)。福島は車社会とは言え(19)、東京へは公共交通機関を使う事になると思います。菅前総理が一昨年9月16日に福島を訪れた時は「ひたち」を使いました(21)。福島第一や第二の廃炉を担う東京電力は東京の会社です(22)。中間貯蔵施設を運営するJESCO(23)も東京の会社です(24)。フクシマの原子力関係者は東京との行き来が必須です。廃炉拠点としては富岡町が有利です。原子力ムラの皆様が放射能汚染をどのように評価するかわ分かりませが、公式には北隣の富岡町も「安全」とされています(7)。楢葉町は富岡町に復興・廃炉拠点を奪わつつあります。
8月24日に福島第一からの汚染水の海洋放出が始まりました。完了するのに30年かかるとの事です(25)。以下に東京電力がシミュレーションした、汚染水の流れを示します。

※(26)を引用
図-5 福島第一汚染水の流れ
図に示す様に多くが沿岸部にそって南下します。楢葉町は福島第一の南側に位置します。これから30年間、福島第一の汚染水に曝されます。
福島では復興事業が進められてきました。南隣の広野町では原発事故後にそれまえなかった高校が新設されました(27)。北隣の富岡町には「廃炉資料館」ができました。ここは福島第一原発視察(見物)の出発点になっており(28)、コロナ禍前の2018年11月30日開館から1年で5万人の来館者ありました(29)。楢葉町では沖合に621億円をかけて洋上風力発電が設置されました(30)。そして、文科省が出している「放射線副読本」にも取り上げられました(31)

※(31)を引用
図-6 「洋上風力発電」を取り上げる放射線副読本
しかし、採算性がなくあえなく廃止になりました(30)。そして、一昨年改定された放射線副読本から消えました(32)。

※(32)を引用
図-7 「洋上風力発電」が消えた放射線副読本
楢葉町の復興の目玉は消えてしまいました。
今から10年前の2013年10月に楢葉町から201人の10代後半女性が避難していました。それから10年を経て彼女達は20代後半になっています。今(2023年10月)に楢葉町で暮らしている(現住人口)20代後半女性は31人で(16)で、戻ったのは15%(31÷201×100)です。85%の方は戻っていません。このようにして計算した10代後半女性が10年後に戻っている割合を示します。

※1(16)を集計
※2 日付は10代後半時点
図-8 10代が10年後に戻っている割合
図に示すようどんどん減っています。数値を記載すると、事故の影響がない2001年3月⇒11年3月では
男性 62%
女性 61%
で、男女とも6割以上の方が残っていました。これが近々の10年の2013年8月⇒23年8月では
男性 68%
女性 15%
で、男性は増えたのですが女性は大きく落ち込みました。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。

※(33)をキャプチャー
図-9 福島の綺麗な女性
何処へいても歓迎されます。敢えて汚染されている楢葉町に戻ることはありません。
若い女性がいなくなれば子供が生まれなくなります。以下に各年10月から翌年9月までの1年間で、避難先を含め楢葉町民として生まれた子供の数を示します。

※(16)を集計
図-10 楢葉町の出生数
図に示すようにどんどん減っています。数値を記載すると
事故前(2009年10月~10年9月) 63人(男28人、女35人)
近々1年(2022年10月~23年9月)26人(男 9人、女17人)
で、事故前に比べ半減しています。これからも減っていきます。
楢葉町に若い女性は戻らず、子供が生まれなくなります。人口を維持するには、原子力ムラの男性の移住に期待するしかなりませんが、図-4に示すように廃炉拠点は富岡町に移りつつあります。楢葉町は先月で避難指示解除8年を迎えました。そして居住者が減少に転じました。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
楢葉町に若い女性が戻らない理由は不安だと思います。そして、事故から12年半が経た今も福島の多くの皆様が放射能を気にしながらの生活を強いられています。
福島県白河市の特産品にエゴマ油があります(34)。福島県は福島産は「安全」だと広報しています(35)。でも、福島県白河市近郊のスーパーのチラシには福島産エゴマ油はありません。

※1(36)を引用
※2 メーカー所在地は(37)による。
図-11 他県産はあっても福島産エゴマ油が無い福島県白河市近郊のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県白河市や近郊の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
楢葉町 - Wikipedia(2)
楢葉町内居住者数について|楢葉町公式ホームページ(3)(2)⇒
行政区分・年代別集計表(R5.9.30)(4)(2)⇒
行政区分・年代別集計表(R5.10.31)(5)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会⇒
福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和4年9月1日~10月21日測定) 令和5年03月10日 (6)
第13回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会⇒
資料1 帰還困難区域の放射線防護対策について(特定復興再生拠点区域外における土地活用関連)【PDF:440KB(7)
避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ(8)
ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -(9)
国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判 :日本経済新聞(10)
福島第二原子力発電所 - Wikipedia(11)
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 福島研究開発部門 楢葉遠隔技術開発センター(12)
Jヴィレッジ - Wikipedia(13)
福島県における取組み|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省(14)
中間貯蔵施設の概要|中間貯蔵施設情報サイト:環境省(15)
福島第一原子力発電所 - Wikipedia(16)
福島県の推計人口(令和5年10月1日現在) - 福島県ホームページ(17)
「あのとき、おなかに子供がいました」福島第一原発の女性オペレーターは、5年後も現場にいた。 | ハフポスト(18)
常磐線 - Wikipedia(19)
ひたち (列車) - Wikipedia(20)
生活情報 - 福島市(21)
首相動静(9月26日):時事ドットコム(22)
会社概要|会社情報|東京電力ホールディングス株式会社(23)
中間貯蔵事業について(24)
会社概要(25)
【処理水】海洋放出開始 放出期間30年程度か 福島第一原発 - YouTube(26)
ニュースリリース - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒2023年9月⇒
福島第一原子力発電所 海域モニタリングのトリチウム濃度分析結果(発電所から3km以内(放水口付近))について(4.18MB)(27)
福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校 - Wikipedia(28)
視察・座談会|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社(29)
福島第1原発「廃炉資料館」:事故を記録し、“今”を伝える | nippon.com(30)
621億円投入 の施設消滅 エネ庁 、福島沖風力の全撤去表明 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS(31)
放射線副読本(平成30年改訂)(PDF版):文部科学省⇒
中学生・高校生のための放射線副読本 (PDF:4,775KB)(32)
放射線副読本(令和3年改訂(令和4年一部修正))(PDF版):文部科学省⇒
中学生・高校生のための放射線副読本 (PDF:9.5MB) (33)
新常磐交通過去に例のない路線の廃止後も・・・(福島)|福島県内ニュース3|KFB福島放送(34)
えごま油 | ふくしま満天堂(ふくしまプライド。)(35)
福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ(36)
イオン 白河西郷店のチラシ・特売情報 | トクバイ(37)
朝日えごま油 - 日本加工で安心の健康えごま油
- 2023/11/26(日) 19:44:10|
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11月24日に11月13日~19日の新型コロナ定点観測数が発表になりました(1)。(=^・^=)が従前に示した定点観測数と対応医療機関数からの推計値(2)は
45週(11月 6日~12日)8.7万人
46週(11月13日~19日)8.5万人
で、横ばいになりました(3)。再び増加に転じそうす。。
5月8日に5類に移行して(4)28回目の発表が11月24日にありました(1)。定点観測数
45週(11月 6日~12日)2.01(5)
46週(11月13日~19日 1,95(1)
です。これを対応医療機関数(6)を考慮し、(=^・^=)が従前に示した方法で(2)で、全感染者数を推計すると
45週(11月 6日~12日)8.7万人
46週(11月13日~19日)8.5万人
横ばいになりました(3)。再び増加に転じそうです。新型コロナは収まっていません。そして、イ

※1(6)(7)を集計
※2 定点観測数、対応医療機関数からの推計方法は(3)による。
図-1 週毎の感染者数
図に示しように、横ばいに転じました。第9波は収束せず続いています。これまでの感染者数は、全数把握であった最後の発表(8)に、21回の推計分もを加えると4,469万人で、4千万人を超えました。日本の人口が12,384万人(9)なので36%(4,469万÷12,384万×100)が感染を経験しています。
9月中の新型コロナによる死亡者が5,235人と発表がありました(11)今年の1~4月の死者は厚生労働省の発表(12)(13)から計算すると16,602人です。これに5月以降の発表(10)を合計すると今年1-9月の死者は32,103人です。東日本大震災の死者・行方不明者の合計で18,423人(死者15,900人、行方不明2,523人)なので(14)、今年1-9月のコロナ禍は東日本大震災以上の災害です。
たとえ新型コロナから生還しても後遺症が待っています。新薬の試験では参加者を新薬を投与するグループと本物の薬のように見える外見をしているが、薬として効く成分は入っていない偽薬(15)を投与するグループの二つに分けて両者を比較して薬の効能を調べます(16)。せきや倦怠感、味覚・嗅覚異常などの14症状のうち、いずれかの症状があると答えたのは、偽薬を投与した患者グループが26・3%だったと発表しました(17)。すなわち、新型コロナに感染した方の4人に1人は後遺症がでます。新型コロナは侮れない病気です。なお、新薬を投与したグループでの後遺症が出た方は14.5%でした。
昨年初頭に検疫をすり抜け、オミクロン株が日本に侵入しました。在日米軍は検疫をしていません。そこからオミクロン株が流れ出したと言われています(18)。その後に岸田政権は、次々と新型コロナ対策を放棄しています。昨年6月1日には水際対策大幅緩和(19)、10月11日には全国旅行支援開始(20)、そして今年3月13日にはマスク着用の推奨を止めました(21)。そして5月8日新型コロナの5類移行(4)です。
福島県は毎月の福島空港の利用者を発表しています(22)。コロナ禍前の19年(23)7月の利用者は24,393人でした。今年(2023年)9月の利用者は18,571人でコロナ禍前の同月の76%まで回復しました(18,571÷24,393×100)。沖縄県も毎月の入域観光客数を発表しています(24)。そこで、福島空港の利用者数と沖縄県の入域観光客数のコロナ禍前の割合を示します。

※(22)(24)を集計
図-2 コロナ禍前に対する人出で割合
図に示す様に福島空港利用者も沖縄の入域観光客の割合も同じ傾向押し点しています。自粛が緩みコロナ禍前に人出に近づいていきました。
マスク着用等の感染予防策は新型コロナだけでなくインフルエンザ予防にも有効です(25)。以下にインフルエンザの定点報告数を示します。

※(26)を集計
図-3 インフルエンザ定点観測数
図に示す様に、今シーズン(2023/24)はコロナ禍(27)前を超えました46週までの累積で
コロナ禍前(2019/20シーズン) 55,496人
昨シーズン(2022/23シーズン) 1,920人
今シーズン(2023/24シーズン)718,671人
で、コロナ禍前を大きく超えています。増加の原因はいろいろあるとは思いますが、新型コロナが5類に移行したために、緩みが出でて、感染対策がおろそかになったのも原因の一つです(28)。
以下に都道府県別の累積の感染率と4回目ワクチン接種率の相関を示します。

※1(6)(7)(8)(29)(30)を集計
※2 累積感染率は5月8日以降は定点観測数から推計
図-4 4回ワクチン接種率と累積の感染率の相関
図に示すようにワクチン接種率が高い都道府県ほど累積の感染率が低くなっています。ワクチンは有効です。
以下にワクチンの累積接種人数を示します。

※(29)を集計
図-5 ワクチンの累積接種人数
図に示すように停滞しています。岸田政権が次々に新型コロナ対策を放棄し、緊張感が無くなったようです。
以下に11歳以下の子供のワクチン接種状況を示します。

※(29)を集計
図-6 子供のワクチン接種状況
図に示す様に進んでいません。厚生労働省は年齢別の定点あたりの報告数を発表しています。39週の10代未満の報告数は0.31です(1)。従前に記事にした手法(2)で、感染者数を推計すると13,702人です。一方で10代未満の人口は11,083,000人です(30)。感染率は0.12%(13,702÷11,083,000×100)です。このように計算した、年代別の感染率を示します。

※(1)(6)(28)を集計
図-7 年代別感染率
図に示す様に14歳以下の若年層と80代以上で感染率が高くなっています。
以下に前回発表に対する増減率を示します。

※(1)(2)(6)(28)を集計
図-8 年代別増減率
10歳未満の子供と80歳以上の高齢者で増えています。子供と高齢者は特に注意が必要です。
インフルエンザの流行と合わせて、学級閉鎖などが行われている保育園、幼稚園、小中学校は
34週 2ヵ所
35週 107ヵ所
36週 793ヵ所
・
41週 1,772ヵ所
42週 3,751ヵ所
43週 4,706ヵ所
44週 5,067ヵ所
45週 3,668ヵ所
46週 3,954ヵ所
と、再び増加にてんじました。(26)。
新型コロナは5類に移行しましたが、性質は変わっていません。弱毒化も感染力の低下もしていません。今年前半だけで東日本大震災を超える犠牲者を出しています。以下に岸田政権がオミクロン株の日本侵入を許した2022年以降の新規感染者数の推移を示します。

※1(6)を集計
※2 5月8日以降は推計値
※3 水際対策緩和は(19)による。
※4 全国旅行支援は(20)による。
※5 マスクはマスク着用の推奨を止めるで(21)による
※6 5類は5類移行で(4)による。
図-9 新型コロナ新規感染者数(2022年以降)
図に示す様に岸田政権が新型コロナ対策を放棄するたびに感染が拡大に転じています。昨年末に7波が収束に向かいました。このまま減少が続けば新型コロナの収束も見えていました。ところが岸田政権は全国旅行支援を始めました(20)。そして、8波が始まりました。それでも今年3月に8波が落ち着いてきました。そしたら、岸田政権はマスク着用の推奨を止めました(21)。そして5類移行です。そしたら再び増加傾向に転じました。今は9波です。それでも岸田政権は5類移行を止めません。
5類移行で(4)で、日々の発表が無くなり状況が読みにくくなりました。一方で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂前会長(73)は高い感染力があることから「まだ完全に普通の病気にはなっていない」と指摘し、コロナ5類移行後に警鐘を出しています(31)。
以下に上位下位4道県の感染率を示します。

※(1)(3)(6)(32)
図-10 都道府県別感染率(推計値)
図に示す様に、都道府県でことなります。秋の行楽シーズンです。お出かけを考える方も多いと思います。感染率の高い道県にお出かけする方は特に注意してください。
図-1に示す様に5類移行後、新型コロナは大幅に増加しました。その後に減少に転じたのですが、減少幅が徐々に小さくなり、横ばいになりました。このままいけば再び増加です。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
新型コロナ感染は高い水準のままです。マスク、手洗い、換気などの基礎的な感染対策もお勧めします。また、ライブハウスや接待を伴う飲食店などの感染リスクの高い場所はなるべく避けるべきと思います。
結核は2類ですが(34)、結核を恐れ自粛する方はいないと思います。結核が厳格に管理され流行していないので、誰も気にしません。新型コロナも同じような対処ができたはずです。でも、岸田政権は新型コロナは2類に移行しました。岸田総理は「コロナ禍を乗り越えた」と発言し(35)新型コロナ隠しをしています。こんな総理では福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表するくだものにリンゴがあります(36)。リンゴは福島県鏡石町の特産品でもあります。11月はシーズンです(37)。同町あたりのリンゴは最高の食材です(38)。福島県は福島産は「安全」だと広報しています(39)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。

※(40)を引用
図―11 福島産リンゴが無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県鏡石町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にさせて頂いたサイト様および引用した過去の記事-
(1)
新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(発生状況等)2023年6月~|厚生労働省⇒
2023年11月24日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について[342KB](2)
めげ猫「タマ」の日記 新型コロナ・定点当たりの報告数から全体数を推計する(3)
新型コロナ、ほぼ横ばい 5類移行後最低を更新|47NEWS(よんななニュース)(4)
新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について|厚生労働省(5)
新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(発生状況等)2023年6月~|厚生労働省⇒
2023年11月17日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について[352KB](6)
新型コロナウイルスに関する受診・相談センター/外来対応医療機関等|厚生労働省⇒
都道府県別 外来対応医療機関の指定状況(2023年11月15日時点)[37KB](7)
新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(発生状況等)|厚生労働省(8)
新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(令和5年5月8日版)(9)
日本の人口、12年連続減の1億2384万人…コロナで減少幅は鈍化 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン(10)
死亡診断書(死体検案書)の情報を用いたCOVID-19関連死亡数の分析|厚生労働省(11)(10)⇒
死亡診断書(死体検案書)の情報を用いたCOVID-19関連死亡数の分析(令和5年9月)[617KB(12)
新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(令和5年1月1日版)(13)
新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(令和5年5月1日版)(14)
東日本大震災 - Wikipedia(15)
偽薬 - Wikipedia(16)
>二重盲検法 | 疫学用語の基礎知識(17)
コロナ後遺症、ゾコーバ服用で「割合減」…塩野義が研究結果発表 : 読売新聞(18)
[視点]沖縄の米軍基地と新型コロナウイルス感染症 | 東京保険医協会(19)
これまでの水際対策に係る新たな措置について|水際対策|厚生労働省⇒
水際対策強化に係る新たな措置(17)(令和4年5月31日更新)(20)
【受付開始】全国旅行支援の予約方法・全国旅行割適用条件は?各都道府県の条件・クーポン・終了情報などを徹底解説!| Trip.comブログ(21)
マスクの着用について|厚生労働省(22)
福島空港データ - 福島県ホームページ(23)
コロナ禍 - Wikipedia(24)
入域観光客数/沖縄県(25)
インフルエンザ・新型 コロナウイルスを予防 しよう! - 千葉市(26)
インフルエンザに関する報道発表資料 |厚生労働省(27)
コロナ禍 - Wikipedia(28)
季節外れのインフルエンザが流行 原因は…「新型コロナ5類移行の緩みも…」 鳥取県・島根県(29)
新型コロナワクチンについて | 首相官邸ホームページ(30)
厚生労働省:平成20年人口動態統計月報年計(概数)の概況(31)
尾身氏、コロナ5類移行後に警鐘 「まだ普通の病気ではない」|47NEWS(よんななニュース):47都道府県52参加新聞社と共同通信のニュース・情報・速報を束ねた総合サイト(32)
都道府県の人口一覧 - Wikipedia(33)
「一斉休校」首相決断の舞台裏 官邸は文科省の代案を突っぱねた:東京新聞 TOKYO Web(34)
感染症発生届Navi(35)
令和5年9月25日 経済対策についての会見 | 総理の演説・記者会見など | 首相官邸ホームページ(36)
くだもの図鑑 – くだもの消費拡大委員会(37)
農作物紹介 鏡石町[福島県](38)
特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ(39)
福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ(40)
鏡石店 – イオンスーパーセンター公式ウェブサイト
- 2023/11/25(土) 19:42:31|
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11月24日に第49回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれました(1)。そこで福島県甲状腺検査5順目および6順目の検査の結果が発表になりました(2)(3)。これまでの資料(4)~(10)を集計すると、悪性または悪性の疑いの方(以下罹患者とする)は、約32万人の検査で328人です。1万人当たりにして10人です。当初の想定は100万人当たり2,3人で(10)、当初の想定に比べ極めて高い割合です
事故後4ヵ月間の0-19歳の方の被ばく線量は1ミリシーベルト以上は全体の37.5%(150,380人中56,432人)です(12)。2巡目以降5巡目までおよび25歳節目検査の罹患者の半分(103人中49人)です。2巡目以降では、罹患者の割合が全体割合と比較して高線量側にシフトしてます。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的差があるとされる5%(13)を下回る3.5%でした。
チェルノブイリ原発事故で子供の甲状腺がんの多発が見つかりました(14)。これを受けて福島でも事故当時18歳以下だった子供を対象にした甲状せん検査が実施されています(15)。当初の想定は100万人当たり2,3人です(11)。これまでの発表(2)~(10)を集計すると累積で
約32万人の検査で333人
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つりました。1万人当たりにして10人です。当初の想定に比べ極めて高い割合です。以下に推移を示します。

※(16)を集計
図―1 どんどん増える福島の甲状腺癌
これについて福島原発事故の為とも(17)、そうでないとも主張があります(18)。新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会の報告書(案)では
「放射線被ばくによる甲状腺がんリスクの増加に閾値があることは証明されていない。(中略)小児で診断された個別の甲状腺がんにかんして、それが放射線による可能性を categorical に否定して、過剰診断、或いは、他の原因によるものであるとするだけの証拠は存在していない。また、以下に述べるように、集団の平均線量が低くとも、線量推定の精度が低く、甲状腺がんを診断された小児が比較的高い線量に被ばくした可能性を否定できないことにも留意すべきである。」
として、原発事故との関連の可能性を認めています(19)。
現時点の公式見解は
「現時点において、甲状腺検査本格検査(検査 2 回目)に発見された甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は
認められない。」
です(20)。
「認められない」ものが、後に認められた例は多々あります。 東京電力は事故前には原子力発電所の放射能は五重の壁に守られており、外に出ることはないと主張していました。

※(21)を引用
図―2 五重の壁で安全を主張する東京電力の2010年7月14日付資料
すなわち、原発で発生する放射能は内側からペレット、被覆管、原子炉圧力容器、原子炉格納容器、原子炉建屋の5つの壁で覆われており、外に漏れることはないとの主張です(22)。すくなとも2011年3月10日までは、福島第一原発がチェルノブイリ原発事故と同じレベル7の事故を起こすことは(23)、「認められない」との主張がなされました。でも、その後にチェルノブイリ原発事故と同じレベル7の事故が認められました。
甲状腺がんはヨウ素131の被ばくによって生じる物とされています(24)。ヨウ素131は半減期(量が半分になるまでの時間)が8日です(25)。摂取制限などで、ヨウ素131による被ばくを抑制するには、半減期に比べ短い期間内に対策が実施されていなければ効果はありません。
以下に福島県県北地区産野菜と原乳の2011年3月中の検査結果を示します。

※1(26)を集計
※2 基準値(当時)は(27)による。
※3 日付けは検査完了日
図―3 福島県県北地区産野菜と原乳の2011年3月中の検査結果
図示すように最初の検査結果が出るのに数日を要しました。福島産原乳の出荷制限が出たのは事故から10日後の3月21日(28)、野菜は12日後の3月23日です(29)。この間、高い濃度のヨウ素131に汚染された福島産が流通し、福島の子ども達が食べたかもしれません。
福島県二本松市放射線専門家チーム アドバイザーの木村真三氏(30)は
「飲料水や食べ物を通じて取り込まれたヨウ素131 による甲状腺への被ばくに関しては詳しいことがわかっていない。呼吸から取り込まれた分も考慮すると,少なくとも福島県中通り地方でのヨウ素131 の内部被ばくは,これまで予想されているものよりも高いと考えられる。」
と指摘しています(31)。
東京電力福島第一原発事故の直後、福島県双葉町にいた十一歳の少女の頸部が簡易的な検査で100ミリシーベルトの被ばくが推計されました(32)。100ミリシーベル以上の被ばくでは、癌に罹患する割合が増加することが観測されています(33)。
一方で、自公政権は放射線副読本で
「事故の後、国は速やかな避難指示や食品の出荷制限などの対応を行いました。」
と主張しています(34)。すでに述べている通り、出荷制限が行われたの事故後10日以上で、ヨウ素131の半減期(8日(24))により長く、これを「早期」と言えるかは疑問です。
甲状腺がんは内部被ばくで生じるものです(35)。福島県の内部検査が開始されたのは事故から108日後の2011年6月27日です(36)。体内に取り込まれたヨウ素131は、成人の場合は約7日で半減します(37)。108日後では44,000分の1(0.5
(108÷7))です。体内が汚染されても、その後になくなり見つけることはできません。影響を後から調査するのが困難とされているようです。
以下に事故直後から継続して放射線量が測定されている6地点(福島市、白河市、会津若松市、南会津町、南相馬市、いわき市平)の事故後から2012年3月末までの放射線量の推移を示します。

※(38)にて作成
図―4 福島県6地点の放射線量
図に示す様に事故直後は急激に下がり、その後は下がり方が緩慢になっています。事故直後はヨウ素131等の半減期が日単位で比較的短い(直ぐに無くなる)放射性物質からに放射線が主流で、事故から1年以上を経過すればセシウム134や137等の半減期が年単位(1年では無くらなない)放射性物からの放射線が主流をしめます。事故1年後と事故直後の放射線量に関係性がみられれば、半減期の短いヨウ素131の影響の相対的な大小をその後の放射線量で評価できます。以下に事故直後の2011年3月17日と事故1年後の2012年3月11日の放射線量の相関を示します。

※(38)を集計
図―5 2011年3月17日と2012年3月11日の放射線量の相関
図に示す様に綺麗に直線に並んでいます。ヨウ素131は半減期は短いので事故直後影響しますが、事故から1年も経てば影響は無くなります。事故直後と1年後の放射線量に高い相関があることは、ヨウ素131の影響はセシウム等の影響で評価できることを意味します。絶対的な評価は困難でも放射性セシウムの影響が強い場所はヨウ素131の影響も強かったと言えますし、弱い場所ではヨウ素131の影響も弱いと言えます。セシウムの影響の強弱と甲状腺がんの発生状況を比較すれば影響を把握できます。
放射線の身体的影響には、早期効果と晩発効果の二つに分けられます。早期効果は、一度に大量の放射線を被曝した後数週間以内に現れてくる障害です。晩発効果は、被曝後しばらく症状の現れない潜伏期間があるものをいいます。発癌も晩発効果に含まれます(39)。甲状腺癌も直ぐに現れる訳ではありません。以下にチョルノービリ原子力発電所事故での甲状腺がんの発症率の推移を示します。

※1(14)にて作成
※2 年齢は発症時の年齢
※3 チョルノービリ原子力発電所事故は1986年(40)
図―6 チェルノブイリ原発事故での甲状腺癌発生率
図に示す通りチェルノブイリ原発事故では事故の4年目以降から増加が見られます。
福島県の甲状腺検査は2011~13年度に実施された1順目(先行検査)(4)、2014、15年度実施の2順目(本格調査1回目)(5)、2016、17年度実施の3順目(本格調査2回目)(6)、2018、19年度開実施の4順目(本格調査3回)(7)、2020、21、22年度実施の5巡目(本格調査4回)(2)、2017年度よりは25歳の方を対象とした【25歳時の節目の検査】(10)、2022年度よりは30歳の方を対象とした【30 歳時の節目の検査】」(11)が実施されます。甲状腺検査は1次検査と詳細な2次検査に分かれています。2次検査が完了して検査が終わったことになります。以下に検査完了者÷二次検査対象者を現時点(11月24日)までの発表で集計した2次検査完了率を示します。

※(16)を集計
図―7 2次検査完了率
図に示すように1順目の検査では図―6との比較においてチェルノブイリでは発祥が増加する以前の事故後4年以内の2014年3月末に概ね終わっています。2順目以降および25歳、30歳の検査は同じくチェルノブイリでは増加がみられた4年目以降に確定しています。チェルノブイリの例を習うなら1順目の検査に比べ、2順目以降の検査は事故の影響を強く受けた結果が出ます。
以上の議論を纏めれば、
①福島で摂取制限が行われたのは、ヨウ素131の半減期より長い事故後10日後で、その間に福島の子ども達は内部被ばくした可能性がある。
②ヨウ素131の影響を絶対値として評価できなくとも、セシウム等で相対的な評価が可能である。
③チェルノブイリの例の習えば事故3年以内にほぼ終わった1順目の検査に比べ、4年目以降に結果が確定した2順目以降の検査は事故の影響を強く受けた結果が出る。
になります。2順目以降の検査でセシウム汚染が酷い場所や人とそうでない場所や人を比較すれば事故の影響が分かりそうな気がします。
以下に0-19歳の方の事故後4ヶ月間の被ばく線量分布を示します。

※1(12)を集計
※2 年齢は事故時
図―8 事故後4ヶ月間の0-19歳の被ばく線量分布
図に示す様に0-9歳と10-19歳の分布に大きな差はありません。0-19歳の被ばく線量分布はほぼ同一であり、これを甲状腺検査の対象である0-18歳にも適応できます。数値を記載すると
1ミリシーベルト未満の方 93,948人
1ミリシーベルト以上の方 56,422人
で(12)、被ばく線量1ミリシーベルト以上は37.5%で1ミリシーベルト以下が過半数です。
以下に1巡目で罹患者と判定された方の事故から4ヵ月間の被ばく分布を示します。

※(4)を集計
図-9 一巡目の罹患者の被ばく線量分布
図に示すように基本調査と同じく大多数が1ミリシーベルト以下です。
以下に2巡目~5巡目(本格調査)および25歳検査で罹患者と判定された方の事故から4ヵ月間の被ばく分布を示します。

※(2)~(7)を集計
図―10 2~5巡目の罹患者の被ばく線量分布
図に示す様に全体の分布(図-8)に比べ、高線量側にずれています。数値を記載すると
1ミリシーベルト未満の方 54人
1ミリシーベルト以上の方 49人
で、半数近い方が1ミリシーベルト以上の被ばくをしています。全体の被ばく線量(基本調査)や被ばくの影響がでないであろう先行調査に比べ1ミリシーベルト以上の被ばくした方の割合が高くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら基本調査との比較で3.5%、一巡目(先行調査)との比較で3.7%で、共に統計的な差があるとされる5%(11)を下回っています。
以下に全体の線量分布(基本調査)の比較で偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―2 偶然に起こる確率の計算結果(基本調査との比較)
※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(41)による。
(a)対基本調査

(b)対一巡目

以上をまめると
①全体の被ばく線量とチェルノブイリの例から被ばく影響がより出るであろう2巡目以降の罹患者の被ばく線量を比較すると、2巡目以降の罹患者の被ばく線量が高い。
②被ばくの影響でないであろう1巡目検査に比べ、2巡目以降の罹患者の被ばく線量が高い。
との特徴が見受けられます。「県民健康調査」検討委員会の議論(42)を聞いていると、結論は出ていません。でも、ほぼ黒です。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
チェルノブイリでは、甲状腺癌治療のため甲状腺の摘出手術を受けたあと、患者の首に残る水平方向の手術創(傷痕)が残るチェルノブイリネックレスが生じました(43)。同様のことが福島でも起こり得ます

※(44)をキャプチャー
図-11 福島で被ばくし甲状腺がんの手術を受けた女性の首元
2014年12月に開催された「第17 回福島県『県民健康調査』検討委員会」で、先行検査での甲状腺がんの細胞の遺伝子変異を解析した結果、チェルノブイリ原発事故の被ばくで甲状腺がんになった子どもの遺伝子変異とは別型だった。研究結果を福島医大と長崎大のグループが初めてまとめた。研究グループは今回の結果を踏まえ、「福島第一原発事故の影響は考えにくい」との見解を示しました(45)。先行検査はチェルノブイリ事故から見て、潜伏期間ですから、これで福島の甲状腺がんが、原発事故と無関係と言えません。2巡目以降も同様な解析が必要であり、計画されましたが(46)、結果が発表になりません。その代わり、被ばくの健康影響は無いとの論文集を出すそうです(47)。不都合な内容(遺伝型が先行検査と違う?)が出たので、隠していると思われても仕方が有りません。このような状況では福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表するくだものにリンゴがあります(48)。福島県須賀川市は福島3位のリンゴの産地です(49)。今、同市ではリンゴ狩りが楽しめます(50)。同市はリンゴの季節です。同市あたりのリンゴは最高の食材です(51)。福島県は福島産は「安全」だと広報しています(52)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。

※(53)を引用
図―12 福島産リンゴが無い福島県須賀川市のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県須賀川市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にさせて頂いたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
第49回「県民健康調査」検討委員会(令和5年11月24日)の開催について - 福島県ホームページ(2)(1)⇒
資料2-1 「甲状腺検査【本格検査(検査5回目)】実施状況」 [PDFファイル/1.16MB] (3)(1)⇒
資料2-2 「甲状腺検査【本格検査(検査6回目)】実施状況」 [PDFファイル/270KB] (4)
第27回「県民健康調査」検討委員会及び第7回「甲状腺検査評価部会」について(平成29年6月5日開催) - 福島県ホームページ⇒
資料2-1 県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)結果概要【平成28年度追補版】 [PDFファイル/1.19MB](5)
第31回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年6月18日)の開催について - 福島県ホームページ⇒
資料3-2 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】」結果概要<平成29年度追補版> [PDFファイル/8.77MB](2巡目)
(6)
第42回「県民健康調査」検討委員会(令和3年7月26日)について - 福島県ホームページ⇒
資料5-3 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」結果概要 [PDFファイル/1.31MB](7)
第46回「県民健康調査」検討委員会(令和4年12月2日)の資料について - 福島県ホームページ⇒
資料1-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査4回目)】」実施状況 [PDFファイル/4.27MB](8)
第3回「県民健康調査」検討委員会(平成23年7月24日開催) - 福島県ホームページ⇒
当日配布資料 (9)
第48回「県民健康調査」検討委員会(令和5年7月20日)の資料について - 福島県ホームページ⇒
資料5-2 県民健康調査「甲状腺検査【25歳時の節目の検査】」実施状況 [PDFファイル/1.52MB](10)
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資料5-3 県民健康調査「甲状腺検査【30歳時の節目の検査】」実施状況 [PDFファイル/866KB](11)
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当日配布資料 (12)⇒
第48回「県民健康調査」検討委員会(令和5年7月20日)の資料について - 福島県ホームページ⇒
資料2 県民健康調査「基本調査」の実施状況について [PDFファイル/810KB](13)
有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書(14)
放射線被曝とがんとの関連性3 | トピックス | 日本臨床検査薬協会(15)
県民健康調査について - 福島県ホームページ(16)
「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ(17)
【解説】越智先生と読み解く「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題」(5)社会は福島の事故をどのように受け取ったのか:甲状腺スクリーニング | 一般社団法人 日本原子力産業協会(18)
「福島の子供の甲状腺がん発症率は20~50倍」 津田敏秀氏ら論文で指摘 | ハフポスト(19)
新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会 - 新潟県ホームページ⇒第11回分科会(令和5年1月30日開催) ⇒
会議資料 [PDFファイル/1.16MB](20)
第36回「県民健康調査」検討委員会(令和元年10月7日)の議事録について - 福島県ホームページ⇒
資料1-2 甲状腺検査本格検査(検査2回目)結果に対する部会まとめ [PDFファイル/316KB](21)
エネルギー館リニューアルオープン - 東京電力(22)
新潟県中越沖地震発生時の柏崎刈羽原子力発電所の運転 ... - 東京電力(23)
国際原子力事象評価尺度 - Wikipedia(24)
ヨウ素131 - Wikipedia(25)
半減期 - Wikipedia(26)
報道発表資料 |厚生労働省(27)
放射能汚染された食品の取り扱いについて |報道発表資料|厚生労働省(28)
食品の出荷制限について |報道発表資料|厚生労働省(29)
食品の摂取制限及び出荷制限について(福島県及び茨城県) |報道発表資料|厚生労働省(30)
放射線学習会を開催します | 二本松市公式ウェブサイト(31)
新潟県:新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会中の
・会議資料(PDF形式 2015 キロバイト)(32)
11歳少女が甲状腺に100ミリシーベルト被曝か 福島事故後、公表せず :日本経済新聞(33)
一般社団法人 日本臨床検査薬協会 | 臨床検査からわかるトピックス | 放射線被曝・がん | Q2(34)
放射線副読本(令和3年改訂(令和4年一部修正))(PDF版):文部科学省⇒
中学生・高校生のための放射線副読本 (PDF:9.5MB) (35)
放射線と甲状腺の病気の関連性について | 原子力災害専門家グループ | 東電福島原発・放射能関連情報 | 首相官邸ホームページ(36)
ホールボディ・カウンタによる内部被ばく検査 検査の結果について(令和4年10月分掲載) - 福島県ホームページ(37)
環境省_QA2-4 放射性物質の半減期とは、どういうものですか。「物理学的半減期」と「生物学的半減期」、「実効半減期」は、どう違うのですか。(38)
平成22・23・24年度 県内7方部環境放射能測定結果 - 福島県ホームページ(39)
放射線診療技術研修支援システム -社団法人 日本獣医師会-(40)
チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia(41)
めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?(42)
第49回「県民健康調査」検討委員会 - YouTube(43)
チェルノブイリ・ネックレス - Wikipedia(44)
甲状腺がん裁判で女性が追加提訴へ - YouTube(45)
第17 回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成26年12月25日開催) - 福島県ホームページ⇒
「第57回 日本甲状腺学会学術集会」抄録より [PDFファイル/235KB](46)
小児甲状腺がんのDNA解析?研究拠点は長崎大 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー(47)
第46回「県民健康調査」検討委員会(令和4年12月2日)の議事録について - 福島県ホームページ⇒
資料3 JE特集号の発刊について [PDFファイル/537KB](48)
くだもの図鑑 – くだもの消費拡大委員会(49)
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りんご狩り – 自然栽培の薄井農園|安全安心美味しい!(51)
特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ(52)
福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ(53)
ザ・ビッグ 須賀川店のチラシ・特売情報 | トクバイ
- 2023/11/24(金) 19:42:19|
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