めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・川俣町山木屋小中学校の入学予定者は14人、4年で廃校

 今年4月に避難指示が解除され(1)、来年4月に再開される小中学校の入学希望者は14名です(2)。現状では小学1年から5年生の入学が見込めないので4年で廃校です。来年4月に山木屋に帰還すると、(=^・^=)の試算ではICRPが1年間の公衆の被ばく限度とする年間1ミリシーベルト(3)の倍以上の2ミリシーベルト以上の被ばくが想定されます。子どもを帰還させないのは当然の選択です。
 福島県川俣町は福島県の東側を南北に貫く阿武隈高地(4)に位置する山間僻地です(5)。
事故から7年近く経て汚染されたままの川俣町
 ※1(6)の数値データを元に(7)に示す手法で11月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(8)による
 図-1 福島県川俣町 

 図に示す様に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(9)を殆どで超えています。事故から7年近くが経ちましたが川俣町は汚染されたままです。
 以下に川俣町の赤ちゃん誕生数を示します。
事故後に女の子が多く生まれるようになった福島県川俣町
 ※(10)を集計
 図―2 事故から6年連続で女の子が多く生まれた福島県川俣町

 事故後の2011年3月から17年2月末までの6年間に生まれた赤ちゃんは
  男の子 167人
  女の子 210人
で女の子が多くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら統計的に差がるとされる5%(11)を下回る2.7%でした。普通は男の子が多く生まれるので(12)異常な事態です。
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(13)による。
有意差検定表

福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。
 福島県川俣町の綺麗な女性
 ※(14)を引用
 図―3 福島県川俣町の綺麗な女性

 でも喜んでばかりはいられないようです。放射線影響研究所は広島や長崎で遺伝的影響が生じていない根拠として、生まれて来る赤ちゃんの男女の割合(出生性比)に異常がなかったことを挙げています(15)。でも福島県川俣町は違います。広島や長崎で見つからなかった現象が福島県川俣町で起きています。それでも安倍出戻り総理は「安全」になったとして避難指示を3月末で解除してしまいました(1)(8)。そして来年4月1日には学校の再開がきまりました(2)。でも「安全」になったとは(=^・^=)には思えません。来年(2018年)4月1日に帰還したとして、その後1年間で被ばくする放射線量の推計を以下に示します。
1年で2mSv以上被爆する川俣町の避難指示解除区域
 ※1(6)の数値データを元に(7)に示す手法で推計
 ※2 避難区域は(8)による
 図-4 福島県川俣町の2018年4月から1年間の被ばく線量

 図に示す様に川俣町でも、大部分でICRPが1年間の公衆の被ばく限度とする年間1ミリシーベルト(3)以上です。避難指示が解除になった区域の倍以上の2ミリシーベルト以上です。
 以下に川俣町の住宅除染状況を示します。
除染が完了した川俣町
 ※(16)を集計
 図-5 福島県川俣町の除染状況

 図に示す通りほぼ完了しています。以下に同町に放置されている放射性セシウムの量を示します。
事故後のセシウムが残ったままの川俣町
 ※ 計算方法および元データは(17)による。
 図―6 福島県川俣町のセシウム放置量

 図に示す様に事故から7年近くを経て、図―5に示す様に「除染」も終わったのですが放置されている放射性セシウム量はそれ程には減っていません。大部分を占めるセシウム137の半減期は約30年です。30年で半分、60年で4分の1にしかなりません(18)。川俣町に住む限りこれからも放射性物質の中で暮らす覚悟が必要です。 
 安倍出戻り総理は福島県川俣町を時々訪れています(19)(20)。
川俣町を訪れた安倍出戻り総理
 ※(20)を引用
 図―7 福島県川俣町を訪問した安倍出戻り総理

 川俣町に限らず彼の訪問先には一つの特徴があります。復興が進んでいる所には出かけますが、復興の見込みの無い所には行きません。事故前の福島県川俣町山木屋には豚1万頭を飼育する養豚場がありました(21)
川俣町山木屋の養豚場跡
 ※ Google Mapを引用
 図―8 川俣町山木屋の養豚場跡

 福島県は事故後の2015年時点で、約13万頭の豚が飼育されており、全国20位です(22)。事故後も福島産豚肉は生産されています。以下に福島県相馬市のスーパーのチラシを示します。
他県産はあっても福島産豚肉が無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―9 福島産豚肉が無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 福島県は福島産豚肉は「安全」と主張していますが(24)、福島の皆さんは避けているようです。福島の皆さんが避けている福島産豚肉を全国の皆様なが受け入れるとは思いません。(=^・^=)は事故後は「国産豚肉」は「国産(含む福島産)豚肉」と読み替え、福島産や国産豚肉を買っていません。福島の中でも汚染が酷く避難地域となった川俣町山木屋の養豚場を再開しても売れるか不明です。福島の元避難地域産豚肉を扱っていることが知れ渡れば他の地(例えば栃木や群馬)豚肉も売れなくなるリスクがあります。企業として再開の決断はできません。一方で山木屋の養豚場は図―8に示す様にそれなりの規模です。雇用もあったはずです。川俣町山木屋地区の「復興」には養豚場の再開は不可避です。山木屋の未来は見えません。
 以下に川俣町山木屋住民の居住先を示します。
避難指示解除後も進まない川俣町山木屋の帰還
 ※(24)を集計
 図―10 川俣町山木屋住民の居住先

 図に示す様に帰還が進んでいます。11月1日時点では
  対象 1,110人に対し帰還263人(全体の24%)
です(25)。福島県の発表によると福島県内居住者のうち避難者と認定されているかたは340人です(26)。この方達全員が帰還したとしても最大603人です。図に示す様に2015年時点では1,200人の方がいたので良くて半減です。実態はもっとすくないとおもいます。
 以下に15歳以下の子どもの避難者数を示します。
減り続ける川俣町山木屋の子供避難者
 ※(24)を集計
 図―11 川俣町山木屋の15歳以下の子どもの避難先

 図に示すようにどんどん減っています。2014年4月には114人(川俣町内61人、町外53人)が避難者とされていましたが、3年半を経過した2017年11月では66人(町内27人、町外39人)で4割以上が減っています。
 川俣町山木屋には事故前には小中学校がありました。避難することないりましたが川俣町内の既存の学校に移転して継続されました。5ヶ月後の来年(2018年)4月には山木屋で再開されるます(27)。以下に2016年時点での川俣町山木屋の小中学校の在籍者数を示します。
小学1~3年生がいない2016年の山木屋小中学校
 ※(28)(29)にて作成
 図―12 川俣町山木屋小中の学年別在籍者数(2016年)

 図に示す様に小学1年~3年生がいません。ことしは4年生もいなくなってるはずです。そして学校が再開する来年4月には5年生もいなくなり6年生だけになります。山木屋の学校は小中一貫校として再開するそうですが(2)(27)、再開時に小学6年生だった子どもが中学を卒業する4年後(2022年3月)には生徒がいなくなり事実上の廃校になります。
 図―12を集計すると再開される学校の入学対象となるにはちゅう2016年時点の中学1年生以下です。合計すると24人です。河北新報が報じる所によるとこれが今年は20人に減ったそうです。そして来年春の入学希望者は14人とのことです。川俣町山木屋の子ども達の山木屋離れがすすんでいます。
 しかたが無い事です。放射線防護にはALARA(あらら)と呼ばれる
「すべての被ばくは社会的、経済的要因を考慮に入れながら合理的に達成可能な限り低く抑えるべきである」
との基本的精神があるそうです(30)。川俣町山木屋の現状を見ると、子ども達が被ばくリスクを冒さなけばならないメリットがありません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 11月16日に 川俣町山木屋を貫く国道114号線改良工事の起工式があったそうです(31)。図―4に示す様に避難指示が解除された川俣町山木屋より同町中心部の方が放射線量が低くなっています。距離も10km程と思います。だったら、スクールバスで対応ができます。子供達の被ばくリスクを考えれば、学校再開より学校を統合しスクールバスの方が合理的です。でも、学校再開が押し進めらら子ど達が離れていく結果になりますた。きわめてちぐはぐな政策です。こんな政策を進める安倍出戻り内閣では、(=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
11月に入り福島も新米の季節です。福島県二本松市産米の全量全袋検査数が約25万件に達しました(32)。同市の人口は5万人台なので(33)、市民が食べるには十分な量です。同市辺りのお米は良食味・高品質だそうです(34)。福島県は福島産米は全量検査してから出荷していると主張しています(35)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(36)を引用
 図―13 福島産米が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)川俣町 - Wikipedia
(2)<避難指示解除>来春開校の山木屋地区小中一貫校 通学希望は依然14人 | 河北新報オンラインニュース
(3)[PDF]ICRP勧告と基準値の考え方
(4)阿武隈高地 - Wikipedia
(5)川俣町 - Wikipedia
(6)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(7)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(8)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)福島県の推計人口(平成29年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(11)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(12)出生性比
(13)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(14)広報かわまた 2017年5月号 - 川俣町公式ホームページ中の「わたしの夢 [PDFファイル/346KB]
(15)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(16)福島県 川俣町|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:福島県・環境省
(17)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(18)半減期 - Wikipedia
(19)平成28年12月10日 福島県下訪問 | 平成28年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(20)平成29年7月1日 福島県下訪問 | 平成29年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(21)[PDF]まちの - 川俣町
(22)福島県畜産のすがた - 福島県ホームページ
(23)Webチラシ情報 | フレスコキクチ
(24)山木屋地区の居住の状況 - 川俣町公式ホームページ
(25)(24)避難者数一覧(平成29年11月1日現在) [PDFファイル/46KB]
(26)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(27)3.川俣町の状況 - 福島県ホームページ
(28)川俣町立山木屋小学校 ≫ 児童数生徒数情報|Gaccom[ガッコム]
(29)川俣町立山木屋中学校 ≫ 児童数生徒数情報|Gaccom[ガッコム]
(30)ALARA - ATOMICA -
(31)山木屋工区が起工 114号国道 来年以降供用へ | 県内ニュース | 福島民報
(32)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(33)二本松市ウェブサイト トップページ
(34)特産品情報 | 地区別くらし情報 安達地区 | JAふくしま未来
(35)水田畑作課 - 福島県ホームページ
(36)安達店 | ベイシア
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  1. 2017/11/20(月) 20:04:56|
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福島第一のトリチウム排出量、東電約束10(億Bq/日)は達成できず

東京電力は2015年1月に福島第一から港湾内へのトリチウム排出量を1日当たり10ベクレルにすると発表しました(1)。(=^・^=)なりに2017年10月中の実績を数値が公表されているデータのみまとめただけで、1日当たり11.3億ベクレルでした。達成していません。東京電力はこの件についての説明はなく、不都合な事は知らんぷりです。
 福島第一から海洋には日々放射性物質が流れ込んでいます。幾つかの経路があると思います。
 ①海側遮水壁からの漏れ(1)
 ②敷地に降った雨水の海への流出
 ③ひまわり散水、タンク堰に溜まった雨水(2)(3)
 ④地下水バイパス(4)
 ⑤排水路を流れる汚染排水(6)
 ⑥サブドレン・地下水ドレン(7)
以下に概要を示します。
福島第一放射能漏えいルート
 ※(1)(2)(3)(4)(6)(7)(9)にて作成
 図―1 福島第一放射性物質流出要因

以下に説明します。
①海側遮水壁からの漏れ
 福島第一では海洋への汚染水の流れを減らす為に海側に水を通し難い「壁」・海側遮水壁を設けています(10)。これについて東京電力は汚染水の流れを完全にブロックできず一部はすり抜けて海に流れ出ることがあると説明しています(1)

②敷地に降った雨水の海への流出
 福島第一構内ではそれなりの放射線量が観測されています(11)。
福島第一構内で見つかる放射線
 ※(11)にて作成
 図―2 福島第一構内の放射線量

 放射線が観測されているので元になる放射能が放置されたままになっているはずです。福島第一に雨が降れば、雨水は汚染され放射能と共に海に流れだします。

③ひまわり散水、タンク堰に溜まった雨水
 福島第一で5,6号機ダービン建屋に溜まった水(2)(3)や汚染水タンクの周りに設けられた堰に溜まった「水」は汲み上げて散水しています(12)。
堰に溜まった水は散水すると説明する東京電力
 ※(12)を抜粋・加筆
 図―3 「堰」に溜まった雨水は「散水」するとする資料

 いくら敷地内に散水するにしても、散水した水は敷地内に留まる訳がありません。蒸発するか海に流れ出すしかありません。福島第一の水ですので、放射能を含んでいます(2)。さらには海に流れ出すまでに敷地の放射能を巻き込み汚染がパワーアップする可能性が高いと思います。

④地下水バイパス
 福島第一の原子炉建屋西側の高台に井戸を掘り、地下水を汲み上げ海に流しています(4)。東京電力は海に流す前に汲み上げた「水」に含まれる放射能を分析し、公表しています。結果をみると確り放射能が見つかっています(13)。

⑤排水路を流れる汚染排水
 福島第一構内にはいくつかの排水路が走っています。東京電力は排水路を流れる「水」の放射性物質濃度を公表しています(6)。以下にこにうちK排水路の放射性物質濃度について示します。
汚染排水が流れる福島第一K排水路
 ※(6)を集計
 図―4 K排水路の放射性物質濃度

 図に示す様に確り放射能で汚染されています。汚染された排水が海に流れだせば、海だって汚染されます。

⑥サブドレン・地下水ドレン
 福島第一では原子炉やタービン建屋のそばに井戸から地下水を汲み上げています(サブドレン)(7)。また海側遮水壁に汚染水が流れ込みますが(10)、放置すると溢れるので汲み上げています(地下水ドレン)(7)。汲み上げた水は浄化装置に通した後で海に流しています。以下に排水に含まれるトリチウムを示します。
qリットルあたり1000ベクレルのトリチウムが含まれるサブドレン排水
 ※(14)を集計
 図-5 サブドレン排水のトリチウム濃度

 図に示す様に確り放射能を含んでんいます。これもまた福島の海に流されます。
 以上に記載した通り福島第一では色々な経路で海に放射性物質が漏れ出しています。これについて東京電力は2015年1月に海へのトリチウムの放出量を1日当たり10億ベクレルにすると発表しました(1)。
トリチウム排出は1日10億ベクレルまで低下するとした東京電力
 ※(1)を抜粋・加筆
 図―6「トリチウムの放出量を1日当たり10億ベクレルになる」と公言する東電発表資料

 それから3年近くが経ったので1日10億ベクレルが実現できたかた検証してみました。地下水バイパス、排水路およびサブドレン・地下水ドレンについては濃度と流量ないし排水量を公表しています(6)(13)(14)(15)(16)。そこで濃度×排水量でトリチウムの排出量を集計してみました。なを、排水路のトリチウムは週1回の測定ですので、補完しました。以下に10月の累積の排出量を示します。
10月一か月で少なくとも350億ベクレルに達した福島第一トリチウム排出量
 ※(6)(13)(14)(15)(16)を集計
 図―7 累積のトリチウム排出量(福島第一)

 図に示す様に10月1ヶ月間で約350億ベクレルです。この3つを合計すると352億ベクレルです。1日当たり11.3億べレルです。この3つだけで1日10億ベクレルを超えています。他の要因もあるので実際はもっと多いと思います。この約束は達成していません。東京電力はこの件についての説明はなく、不都合な事は知らんぷりです。
 福島第一では海に放射性物質が流れ続けているのでブロックなどされていません。そして想定したトリチウムの1日当たり10億ベクレルが達成されていなので、コントロールもされていません(17)。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
東京電力は廃炉について色々な事を言っています(18)。でも過去に言ったことができたかできなかったかを検証することはあまりない気がします。結局は実現性が無くても適当に言っているだけな気がします。 (=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
福島県が力を入れている農畜産物に牛肉があります(19)。福島県田村市の牛の飼育頭数は5,668頭で、郡山市の牛の飼育頭数は6,395頭についで2位です(20)。郡山市の人口は33万人台なのに、田村市は3万人台なので非常に牛の飼育が盛んな市です(21)。福島の牛肉は霜降りの鮮やかで、豊かな自然と職人の技で大切に作り上げられた福島県の逸品です(22)。福島県は福島産牛肉は「安全」だと主張しています(23)。福島県田村市のスーパーのチラシには福島産牛肉はありません。
他県産はあっても福島産牛肉が無い福島県田村市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―8 福島産牛肉が無い福島県田村市のスーパーのチラシ
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)海洋汚染をより確実に防止するための取り組み(PDF 2.21MB)
(2)構内散水に使用している福島第一原子力発電所 5、6号機滞留 ... - 東京
(3)ひまわりさんすい(ひまわり散水)―フクシマ用語辞典105― ( 工学 ) - inu*pot*のブログ - Yahoo!ブログ
(4)地下水バイパス|東京電力
(5)報道配布資料|東京電力
(6)(5)中の「福島第一原子力発電所構内排水路分析結果」
(7)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(8)サンプリングによる監視|東京電力
(9)(8)中の「福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータ⇒位置図はこちら
(10)海側遮水壁|東京電力
(11)福島第一原子力発電所サーベイマップ|東京電力中の「敷地全体⇒敷地全体サーベイマップ【10月13日現在
(12)汚染水処理対策委員会(第19回)(METI/経済産業省)中の「資料1 福島第一原子力発電所における汚染水対策の進捗状況(PDF形式:2,684KB)
(13)(5)中の「福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果 」
(14)(5)中の「サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果 」
(15)集水タンク・一時貯水タンクの運用状況|東京電力
(16)福島原子力事故に関する更新|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社
(17)「汚染水は完全にブロック」 | 東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース | NHK 40年後の未来へ 福島第一原発の今
(18)実施作業と計画|東京電力
(19)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(20)届出情報の統計-目的別索引-牛の個体識別情報検索サービス中の「【平成29年10月31日公表】  (毎年10月31日頃更新)⇒飼養頭数 ⇒牛の種別 ⇒市区町村別 ⇒平成29年9月末時点 ⇒Excel」
(21)福島県の推計人口(平成29年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(22)福島牛販売促進協議会
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)船引店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール
  1. 2017/11/19(日) 20:02:54|
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指定廃棄物の最終処分始まる、300年の安全管理が必要です。

 福島県冨岡町に設置された放射性廃棄物(指定廃棄物)の最終処分場への搬入がはじまりました(1)。放射能汚染物を規定するクリアランス制度(2)を適応すると、放射能汚染物でなくなるには300年が必要です。冨岡町の最終処分上は今後300年間の安全管理が必要です。
 福島原発事故によって放射性物質がばらかれ広範囲の汚染を引き起こしました。このうち1キログラム当たり8,000ベクレル以上のセシウムで汚染された物は「指定廃棄物」と命名されました。指定廃棄物は北は岩手、南は静岡まで広範囲に見つかっています(3)。
全国各地に散らばり福島に多い指定廃棄物
 ※(3)にて作成
 図―1 都県別の指定廃棄物量

現状は最終処分が行われておらず、発生場所での仮置きが7年近く継続している状況です。
事故から7年近く、仮置きされたままの福島の指定廃棄物
 ※(4)をキャプチャー
 図―2 福島の下水処理場に放置されたままの指定廃棄物

合計20万トンのうち17万トン以上は福島に集中しており(3)、指定廃棄物の処分は福島復興の近々の課題です。
 福島県冨岡町の最終処分場に「指定廃棄物」の搬入が11月17日に始まりました(1)。
指定廃棄物の搬入開始を報じる福島民友
 ※(5)を引用
 図―3 指定廃棄物搬入開始を報じる福島県の地方紙・福島民友

 以下に搬入の様子を示します。
穴に置かれるだけの放射能汚染物
 ※(4)をキャプチャー
 図―4 処分場におかれる放射能汚染物

 ちょっと深めの穴に入れるだけです。このまま永遠に放置されます。以下に周辺を示します。
田んぼがあり高速道路が走る処分場周辺
 ※1 位置は(6)による。
 ※2 河川は(7)による。
 ※3 google map等で作成
 図―5 指定廃棄物処分場と周辺

 図に示す様に直ぐ側を地域の幹線道路とのゆうべき常磐道が走り、直ぐみなみには水田が広がっています。すでに農作業も行われています。
処分場の近くで行われる農作業
 ※(4)をキャプチャー
 図―6 指定廃棄物処分場近くの水田で行われる農作業

 ここで作られたお米も立派な福島産米です。集められた放射能汚染物が流れ出して水田を汚染しないか心配です。最終処分場に運ばれる放射能汚染物は最大で1キログラム当たり10万ベクレルだそうです。当日運ばれた汚染物は1グラム当たり4万6千と、7万1千ベクレルだそうです(5)。
 以下に福島県二本松市に放置されている放射性セシウム量の推移をしめします。
 事故直後の6割が残ったままの福島県二本松市の放射性セシウム
 ※ 見積もりおよび元データは(8)を参照
 図―7 福島県二本松市のセシウム量

 事故から7年近くが経過し、放射性セシウムの大部分はセシウム137になっています。これは他も同じです。
 事故前から廃炉廃棄物等を対象に放射能汚染物とそれでない物を識別するクリアランス制度があります(2)。同制度によればセシウム137の基準は1キログラム当たり100ベクレル(0.1(Bq/g))です(9)。キログラム当たり100ベクレル以上は放射能汚染物です。セシウム137の半減期は約30年です。30年で半分、60年で4分の1、90年で8分の1になります(10)。1キログラム当たり10万ベクレルのセシウム137を含む放射能汚染物が100ベクレル以下になり放射能汚染物でなくなるまで300年が係ります。300年の安全対策が必要です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 環境省の広報に採取処分場の安全対策があります(11)。(=^・^=)が見た限り当面の対策で300年も持つとは思えません。安倍出戻り内閣は
「今後も安全確保を大前提として適切に事業を進め、地元住民の信頼構築に全力で取り組む」
と言っているようですが(12)、安倍出戻り総理は事故前に
「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」と言っています(13)。でもその後の事故報告書で万全期していない事が明らかになりました(14)(15)。 (=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
 福島県が力を入れている農畜産物に牛肉があります(16)。福島県郡山市の牛の飼育頭数は6,395頭で福島県最大です(17)。同市産の牛肉は「うめね牛」とのブランドがあり美味しいそうです(18)。福島県は福島産牛肉は「安全」だと主張しています(19)。 福島県郡山市田村町で新たにスーパーが開店しいました(20)。
新規スーパーの開店を告知する既存店のスーパーのチラシ
 ※(21)を引用
 図―8 新規スーパーの開店を告知する既存スーパーのチラシ

 既存店舗の売りは美味しくて「安全」な福島牛なようです。一方で攻める新規開店側のスーパーのチラシには福島産牛肉ではありません。
福島県外産はあっても福島牛が無い福島県郡山市のオープニングセールのチラシ
 ※(22)を引用
 図―9 福島産牛肉が無い福島県郡山市金屋のスーパーのチラシ

 どっちが勝利するか興味がります。(=^・^=)は新規出店側が既存店の品ぞれえよりより魅力的な品ぞれえが提供できると判断したための新規出店と推察します。




―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)復興加速に期待 富岡の処分場に搬入開始 | 県内ニュース | 福島民報
(2)日本のクリアランス制度 (11-03-04-10) - ATOMICA -
(3)指定廃棄物について|放射性物質汚染廃棄物とは|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省
(4)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2017年11月17日(金)放送」
(5)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-を11月18日に閲覧
(6)特定廃棄物の埋立処分事業情報サイト|環境省
(7)地理院地図
(8)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(9)(2)中の表2 発電用原子炉施設等を対象とする放射能濃度の基準
(10)半減期 - Wikipedia
(11)処分場の安全対策について | 特定廃棄物の埋立処分事業情報サイト
(12)最終処分へ「指定廃棄物」初搬入 富岡・国有埋め立て処分場:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(13)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(14)日本政府、事故調、東京電力発表報告書
(15)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(16)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(17)届出情報の統計-目的別索引-牛の個体識別情報検索サービス中の「【平成29年10月31日公表】  (毎年10月31日頃更新)⇒飼養頭数 ⇒牛の種別 ⇒市区町村別 ⇒平成29年9月末時点 ⇒Excel」
(18)黒毛和種雌牛 うねめ牛 | 福島県郡山市采女牛を育てる会 郡山ブランド認証産品
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)「ヨークタウン金屋」オープン 郡山に大型ショッピングセンター:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(21)シミズストア-店舗案内中の「金屋店」 
(22)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2017/11/18(土) 19:47:43|
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浪江町、新規移住者2ヵ月連続減

 今年3月31日に避難指示が解除された福島県浪江町(1)の新規移住者は
   8月末 195人
   9月末 191人
  10月末 181人
で、2ヵ月連続で減っています。せっかく浪江町にやって来た新規移住者は結局は逃げ出しているようです。
 福島県浪江町は福島県沿岸部北部になります(1)。南隣の双葉町には福島第一原発があります(2)。先の事故では全域が放射能に汚染され避難地域となりました(1)。
事故から7年近く経って汚染されたままの福島
 ※1(3)のデータを(4)に示す手法で11月1日に換算
 ※2 避難地域は(5)による。
 図―1 福島県浪江町

 図に示す様に事故から7年近く経た今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(6)地域が広がっています。そでれも安倍出戻り内閣は「安全」だとして同町東部の避難指示を今年3月31日に解除しました(1)(5)。
 避難指示の解除によって、事故前から浪江町に住んでおられる方だけなく、同町内に住む場所が確保できればだれもが浪江町に住むことができるようになりました。以下に浪江町への転入者数を示します。
4月に急増した浪江町への転入者
 ※(7)を集計
 図―2 福島県浪江町の転入者数

 図に示す通り避難指示解除があった後の今年4月に急増いています。以下に浪江町在住者の推移を示します。
帰還者と同程度の浪江町新規移住者
 ※1 帰還者は(8)による。
 ※2 新規移住者は浪江町在住者(9)(10)―帰還者で計算
 図―3 浪江町在住者

避難指示は解除されましたが、帰還は進んでいません。10月末時点で
   対象20,691人中帰還237人
で(11)、帰還者は全体の約1%です。図に示す通り帰還者とほぼ同数の新規移住者がいます。街を維持するにはある程度の人口が必要です。浪江町では野生動物が出没しているようです(12)。
浪江町市街地を闊歩するイノシシ
 ※(12)をキャプチャー
 図―4 浪江町の市街地に出没するイノシシ

 野生動物を追い払うには一人でも多くの方に住んでもらい野生動物に圧力を加えることが必要です。浪江町域の復興には新規移住者も大事です。浪江町も受け入れに積極的です。町外から新規に移住された方も入居できり町営住宅の整備も進めています(13)。この目論見は当初は上手くいっていたようです。図―3に示す様の帰還者とほぼ同数の新規移住者がいました。新規移住者は浪江町復興の大きな柱です。でも、ここにきて陰りが見えます。新規移住者は
   8月末 195人
   9月末 191人
  10月末 181人
で、2ヵ月連続で減っています。せっかく浪江町にやって来た新規移住者は結局は逃げ出しているようです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 浪江町の南隣の双葉町には福島第一や(2)、中間貯蔵施設(14)があります。同町内の避難区域でも復興拠点の整備が始まりそうです(15)。
「復興拠点の整備」を報じる福島の地方紙・福島民友
 ※(16)をキャプチャ
 図―5「復興拠点の整備」を報じる福島の地方紙・福島民友

 浪江町やその周辺には福島復興の為にやらなければならない事が沢山あります。福島復興の為には浪江町等に多くの人が移住し、復興に携わってもらう必要があります。でも、上手くいっていないようです。(=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
11月になり福島は柿やリンゴのシーズンです(17)。福島県会津若松市辺りの柿はとても食味がよく、毎年皇室へも献上されているそうです(18)。リンゴは格別の味わいだそうです(19)。福島県は福島産柿もリンゴも「安全」だと主張しています(20)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産柿もリンゴもありません。
他県産はあっても福島産柿やリンゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(21)を引用
 図―6 福島産柿もリンゴも無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)浪江町 - Wikipedia
(2)福島第一原子力発電所 - Wikipedia
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)福島県の推計人口(平成29年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(8)町民の避難状況 - 震災・原発事故からの復興 - 浪江町ホームページ
(9)平成29年度 - 広報なみえ - 浪江町ホームページ
(10)浪江町ホームページ トップページ
(11)町民の避難状況(平成29年10月31日現在) - 浪江町ホームページ
(12) video - Dailymotion
(13)浪江町営「幾世橋集合住宅」 80世帯完成、入居始まる | 東日本大震災 | 福島民報
(14)中間貯蔵施設が本格稼働 福島原発事故の汚染土を埋設:朝日新聞デジタル
(15)3地域661ヘクタール整備へ 浪江の復興拠点 | 県内ニュース | 福島民報
(16)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-を11月14日に閲覧
(17)福島県の旬(出回り時期) 果物編
(18)みしらず柿 | JA会津よつば
(19)りんご | JA会津よつば
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「くだもの編 [PDFファイル/192KB]
(21)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
  1. 2017/11/17(金) 19:53:28|
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放射線は「安全」?福島で洗脳が始まる

 福島で放射線教育の成果発表があったそうです。「震災直後には怖いイメージを持っていた放射線を学んでいくうちに考えが変化した」等の内容です(1)。放射線被ばくは「合理的に達成可能な限り低く」との考えがあります(2)。この考えに従うなら、無理の無い範囲で放射線被ばくを避けるのが当然です。でも、福島ではその事は教えらないようです。福島の放射線教育は放射線は「安全」とする洗脳です。
 福島原発事故によって福島は汚染されました。
特定的に放射能汚染が続く福島
 ※(3)のデータを(4)に示す方法で11月1日に換算
 図―1 放射線量分布

 図に示す通り事故から7年近くが経ちますが、福島では国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(5)を超えた地域が広がっています。一方で福島以外では殆ど無くなっています。事故から7年を経て福島は汚染されたままです。
 福島県の放射線リスクアドバイザーの高村昇氏は
「確率的影響はしきい値が存在せず、被ばくする線量の増加に伴って発症する「確率」が増加する影響のことであり、放射線被ばく後に生じるがんや白血病はこの確率的影響に当てはまります。」
と寄稿文を福島県地方紙の福島民報に寄せています(6)。ここで「しきい値」とは「生物体に対しある反応を引き起こすのに必要な最小あるいは最大の値」であり(7)、言い換えるならこれ以下なら影響が出な値です。放射線影響にはLNT仮説があます。これ以下なら影響がでない値はなく、被ばく線量に比例して影響がでるとの考えです(8)。
 放射線影響についてはいまだ不明な事が多いと思います。一番の例が福島甲状腺だと思います。チェルノブイリ原発事故で子供の甲状腺がんの多発が見つかりました(9)。これを受けて福島でも事故当時18歳以下だった子供を対象にした甲状せん検査が実施されています(10)。
 10月23日に28回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれました(11)。そこで福島県甲状腺検査結果が発表になりました(12)(13)。これまでの発表を集計すると累積で
 約30万人の検査で193人
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つりました。1万人当たりにして6人です。当初の想定は100万人当たり2,3人ですので(14)、当初の想定に比べ比べ極めて高い割合です。以下に推移を示します。
どんどん増える福島の小児甲状腺患者
 ※(15)を集計
 図―2 どんどん増える福島の甲状腺癌

 これについて福島原発事故の為とも(16)、そうでないとも主張があります(17)。甲状腺がんはヨウ素131の被ばくによって生じる物とされていますが(18)、ヨウ素131は半減期(量が半分になるまでの時間)が8日と短く(19)、その影響を後から調査するのが困難とされているようです。以下に事故直後から継続して放射線量が測定されている6地点(福島市、白河市、会津若松市、南会津町、南相馬市、いわき市平)の事故後から2012年3月末までの放射線量の推移を示します。
事故直後は急に下がりその後は下がらなくなった福島県の放射線量
 ※(20)を引用
 図―3 福島県6地点の放射線量

 図に示す様に事故直後は急激に下がり、その後は下がり方が緩慢になっています。事故直後はヨウ素131等の半減期が日単位で比較的短い(直ぐに無くなる)放射性物質からに放射線が主流で、事故から1年以上を経過すればセシウム134や137等の半減期が年単位(1年では無くらなない)放射性物からの放射線が主流をしめます。事故1年後と事故直後の放射線量に関係性がみられれば、半減期の短いヨウ素131の影響の相対的な大小をその後の放射線量で評価できます。以下に事故直後の2011年3月17日と事故1年後の2012年3月11日の放射線量の相関を示します。
事故直後と1年後で高い相関がある放射線量
 ※(20)を集計
 図―4 2011年3月17日と2012年3月11日の放射線量の相関

 図に示す様に綺麗に直線に並んでいます。ヨウ素131の半減期は短いので事故直後影響しますが、事故から1年も経てば影響は無くなります。事故直後と1年後の放射線量に高い相関があるととは、ヨウ素131の影響はセシウム等の影響で評価できることを意味します。絶対的な評価は困難でも放射性セシウムの影響が強い場所や火とではヨウ素131の影響が強かったと言えますし、弱い場所ではヨウ素131の影響が低いと言えます。セシウムの影響の強弱と甲状腺がんの発生状況を比較すれば影響を把握できます。
 放射線の身体的影響には、早期効果と晩発効果の二つに分けられます。早期効果は、一度に大量の放射線を被曝した後数週間以内に現れてくる障害です。晩発効果は、被曝後しばらく症状の現れない潜伏期間があるものをいいます。発癌も晩発効果に含まれます(21)。甲状腺癌も直ぐに現れる訳ではありません。以下にチェルノブイリでの甲状腺がんの発症率の推移をしめします。
1990年位から増えたチェルノブイリの甲状腺癌
 ※1(9)にて作成
 ※2 年齢は発症時の年齢
 ※3 チェルノブイリ原発事故は1986年(22)
 図―5 チェルノブイリ原発事故での甲状腺癌発生率

図に示す通りチェルノブイリ原発事故では事故の4年目以降から急な増加が見られます。
 福島県の甲状腺検査は2011~13年度に開始された1順目(先行検査)(23)、2014、15年度開始の2順目(本格調査1回目)(12)、2017。、17年度開始ないし開始予定の3順目(本格調査2回目)(13)まで実施されます。甲状腺検査は1次検査と詳細な2次検査に分かれています。2次検査が完了して検査が終わったことになります。以下に2次検査完了者÷現時点(10月23日)での最新の発表(9)(23)での2次検査対象者で計算した2次検査完了率を示します。
2013年度にほぼ終わった1順目検査、2014年から確定結果が出した2順目検査
 ※1(15)を集計
 ※2 2次検査完了者÷現時点(10月23日)での最新の発表での2次検査対象者
 図―6 2次検査完了率

 図に示すように1順目の検査では図―5との比較においてチェルノブイリでは発祥が増加する以前の事故後4年以内の2014年3月末に概ね終わっています。2順目の検査は同じくチェルノブイリでは増加がみられた4年目以降に確定しています。チェルノブイリの例を習うなら1順目の検査に比べ、2順目以降の検査は事故の影響を強く受けた結果が出ます。
 以上の議論を纏めれば、
 ①ヨウ素131の影響を絶対値として評価できなくとも、その後のセシウム等の影響で相対的な評価が可能である。
 ②チェルノブイリの例の習えば事故3年以内にほぼ終わった1順目の検査に比べ、4年目以降に結果が確定した2順目以降の検査は事故の影響を強く受けた結果でる。
になります。2順目以降の検査でセシウム汚染が酷い場所や人とそうでない場所や人を比較すれば事故の影響が分かりまし。さらには1順目と2順目の差でも事故の影響が分かります。(=^・^=)はこの視点にたって以下のことを纏めています。
 福島県の放射線リスクアドバイザーの高村昇氏は
 「県民健康調査で行われている『甲状腺検査』のうち先行検査で甲状腺がんあるいはその疑いと診断された方の発症頻度を地域別に比較したところ、避難区域等の13市町村(田村市や伊達市、川俣町、飯舘村を含む)で10万人当たり33.5人、中通りで38.4人、浜通り(避難区域以外のいわき市、相馬市、新地町)で43.0人、会津地方で35.6人と甲状腺がんの頻度はほぼ同じであり、少なくとも事故当時に東京電力福島第一原発の近くにいらっしゃった方に甲状腺がんが多いということはありません。」
との寄稿文を福島県地方紙の福島民報に寄せています(24)。以下に当該分における地域分けを記載します。
放射線汚染の差ががる福島
 ※1(3)のデータを元に(4)に示す手法で11月1日に換算
 ※2 避難地域等の13市町村は避難勧奨地点が設定された伊達市および緊急時避難準備区域のみの広野町を含む(25)
 ※3 福島県の区域分けは(26)による。
 図―7 福島民報での甲状腺の区域分け

 図-6に示す2順目の検査もおおよそ終わっています。そこで10月23日までに発表になったそ2順目(本格調査1回目)について結果(12)を福島民報の寄稿文にならって集計していました。悪性ないし悪性の疑いの方を集計すると
 避難地域等の13市町村 検査 34,558人中17人(0.049%)
 中通り(避難区域以外) 検査184,785人中39人(0.021%)
 浜通り(避難区域以外) 検査 51,053人中10人(0.020%)
 会津地方        検査 32,208人中 5人(0.016%)
で、福島第一原発が所在する避難地域等の13市町村の罹患率は福島県内では第一原発から最も離れている会津の3倍以上の罹患率です。
 このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的に差があるとされる5%(27)を下回る1.7%でした。
 以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果(会津と13市町村の比較)
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(28)による
有意差検定表(会津と13市町村)

 福島県県民健康管理調査では、甲状腺検査とは別に、原発事故後に4ヶ月間の外部被ばく線量の推計調査をしています(29)。以下に市町村別の1ミリシーベルト未満の割合を示します。
地域的な偏りがある福島の被ばく線量
 ※ (29)を集計
 図-8 事故4ヶ月間の被ばく線量が1ミリシーベルト以下の人の割合

 図に示すように地域におって異なります。避難地域であっても楢葉町のように9割を超える方の被ばく線量が1ミリシーベルトなんんて市町村もあります。とっとと避難した成果だと思います。74%は、2順目の検査の被験者数が以上と未満でほほ同数になるので使いました。この区分で悪性ないし悪性の疑いの方を集計すると
 1ミリシーベルト未満の割合が74%未満の市町村 検査 138,717人中50人(全体の0.036%)
 1ミリシーベルト未満の割合が74%以上の市町村 検査 131,799人中21人(全体の0.016%)
で、罹患率で見れば倍以上も違います。このような事が偶然で起こる確率を計算したら0.12%です。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果(被ばく線量の大小)
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(28)による
有意差検定表(1mSvの割合)

 以下に市町村別の罹患率を示します。
三春町では見つからい2順目の罹患者
 ※(12)を集計
 図―9 2順目(本格調査1回)での甲状腺罹患率

 以下に0-19歳の方の事故後4ヶ月間の被ばく線量分布を示します。
1mSv未満が多く全体の被ばく線量分布
 ※1(29)を集計
 ※2 年齢は事故時
 図―10 事故後4ヶ月間の0-19歳の被ばく線量分布

 図に示す様に0-9歳と10-19歳の分布に大きな差はありません。0-19歳の被ばく線量分布はほぼ同一であり、これを甲状腺検査の対象である0-18歳にも適応できます。数値を記載すると
 1ミリシーベルト未満の方 92,606人 
 1ミリシーベルト以上の方 55,960人
で(2)、被ばく線量1ミリシーベルト以上は38%で1ミリシーベルト以下が大半です。
 以下に甲状腺検査で悪性または悪性の疑いと診断された方の被ばく線量分布を示します。
1mSv以上が多い悪性または疑いの方
 ※(12)を集計
 図―11 悪性の疑いと診断された方の被ばく線量分布
 
 図に示す様に全体の分布(図-10)に比べ、高線量側にずれています。数値を記載すると
 1ミリシーベルト未満の方 15人
 1ミリシーベルト以上の方 21人
で(12)、被ばく線量1ミリシーベルト以上は58%で1ミリシーベルト以上が多くなっており、数字が逆です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1%で、統計的に差がるとされる5%以下です(27)。
 以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―3 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法な(=^・^=)の過去の記事(28)による。
有意差検定表

以下に1順目の罹患者の事故から4ヶ月間の被ばく線量分布を示します。
1mSv未満が多い1順目の悪性または疑いの方
 ※1(23)にて作成
 ※2 被ばく線量は事故から4ヶ月間
 図―12 1順目(先行検査)の罹患者の被ばく線量分布

 図に示す様に2順目とは異なり、1ミリシーベルと未満の被ばくが過半数です。数値を記載sれば
 1順目(先行検査)(23)
  1ミリシーベルト未満 47人(全体の71%)
  1ミリシーベルト以上 19人(全体の29%)
 2順目(本格調査1回目)(12)
  1ミリシーベルト未満 15人(全体の32%)
  1ミリシーベルト以上 21人(全体の58%)
で、事故3年以内に開始された1順目検査に比べ、事故4年目以降に実施された2順目検査の方が罹患者の被ばく線量は多くないいています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら統計的に差があるとされる5%(27)を下回る3.6%です。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―4 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法な(=^・^=)の過去の記事(28)による。 
有意差検定表
 ※1 計算方法は(=^・^=)の過去の記事による。
 ※2 黄色部分は計算による。期待値は1順目、2順目とも1ミリシーベルト未満の割合が同じとして、計算式は以下の通で計算
  ③=①(観測値)+②(観測値)
  ⑥=④(観測値)+⑤(観測値)
  ⑦=①(観測値)+④(観測値)
  ⑧=②(観測値)+⑤(観測値)
  ⑨=⑦+⑧
  ⑩=⑦÷⑨
  ①(期待値)=③×⑩
  ②(期待値)=③×(1-⑩)
  ④(期待値)=⑥×⑩
  ⑤(期待値)=⑥×(1-⑩)
 ※3 ⑩はχの合計(⑩)と自由度3で計算

 3順目の検査では2016年度に開始された地域から7人の罹患者が見つかっています。このうち3人ついて事故から4ヶ月間の被ばく線量が判明しており全員が1ミリシ-ベルト以上です(13)。検査が進むにつれ、福島の甲状腺がん患者は高線量側にシフトしてます。
 ヨウ素剤は原発事故に起因する甲状腺がんの発生を抑止するとも言われています(30)。福島県三春町は事故に際しヨウ素剤を配布しました(31)。1順目の検査(先行調査)では1名の方の甲状腺がんが確認されましたが(23)、事故影響が出やすい2順目の検査では図―9に示す通り周辺の市(三春町の周辺は全て市です(32))では見つかっていますが同町では見つかっていません。ただし統計的な差があるとまでは言えません。
 以上を纏めると、事故影響が出やすい2順目以降の検査では
 ①ヨウ素131の影響はその後のセシウムによる放射線量である程度は評価できる。
 ②放射能汚染が酷い13市町村に比べ、相対的にマシな会津地方の罹患率が低い等の地域差が見られる。
 ③全体の被ばく線量に比べ罹患者(悪性または疑いと診断された方)の被ばく線量が高い
 ④事故の影響を受けにくい1順目の検査との比較で、2順目以降は被爆線量が高い方に罹患者が多い(1順目に比べ、2順目は罹患者が高線量側にシフトしている)
などの特徴が認められ、事故影響が疑われます。だだし、現状の公式見解は
「事故当時5歳以下からの発見はないこと、地域別の発見率に大きな差がないことから、総合的に判断して、放射線の影響とは考えにくいと評価する。」
であり(33)、結局は結論が出ていないようです。
 ①放射線被ばくは閾値がなく被ばく線量に比例して影響がでる可能性がある
 ②現状でも不明な事があり、影響を全て評価できていない。
とのことを考慮すれば、無理の無い範囲で被ばくに繋がるかもしれない行動は避けるべきです。放射線被ばくには「ALARA(as low as reasonably achievable])との「合理的に達成可能な限り低く」との考えがあります(2)。もし、放射線教育をするのであればこの考えをベースに放射線のリスクの軽重を教えることが大事です。モモを食べたければ汚染リスクがある福島産でなく長野産を選ぶべきです。無論、どうしても福島産を食べたいならそれも正解です。敢て福島産米を食べる事はないと思います。福島の隣県でも美味しいお米はとれます。無理に福島産米を食べる必要はないと思います。もし外食するなら、福島産米が業務用に多く出回っているので(34)、どうでも良ければ麺類やパンにすべきです。
 でも福島は違います。福島で放射線教育の成果発表があったそうです。「震災直後には怖いイメージを持っていた放射線を学んでいくうちに考えが変化した」等の発表がったそうです(1)。福島県三春町の生徒さんは「地元の農家や専門家の話を聞くうちに、福島県産の食べ物は検査がしっかりと行われ、安全だと分かりました。」と発表したそうです(35)
「検査がしっかりと行われ」と話す福島の女生徒
 ※(35)をキャプチャー
 図―13 「福島県産の食べ物は検査がしっかりと行われ」と話す女子中学生

 本当に検査は確り行われているのでしょうか?福島を代表する農産物にピーマンがあります(36)。以下に市町村別の生産量を示します。

 田村市、三春町、二本松市で大部分を占める福島のピーマン生産
 ※(37)を集計
 図―14 福島県のピーマン生産量

 図に示すように三春町や同町の隣接する田村市、二本松市(32)が中心です。三春町は福島のピーマン産地の中心に位置します。以下に2013年以降の福島産ピーマンの検査結果を示します。
福島の検査では見つからないのに県外検査でセシウムが見つかる福島産ピーマン
 ※1(38)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日ないし購入日
 図―15 福島産ピーマンの検査結果

 図に示す通り福島県の検査ではセシウムが見つかっていません。厚生労働省の発表(38)を数えると385件連続で検出限界未満(ND)です。でも、福島県外の検査では確りセシウムが見つかっています。同じ物を福島県産ピーマンを測定しても、福島県の検査ではセシウムが見つからないのに福島県外では見つかるなどおかしな話です。
 福島県相馬地方は地図でみると福島県沿岸部北部に位置し、宮城県に接っしています。以下に2016年7月以降の宮城県産および福島・相馬産のスズキの検査結果を示します。なお()内は検査先です。
宮城産から見つかっても福島・相馬産からは見つからないスズキんのセシウム
 ※1(38)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 ()内は検査先を示す
 図―16 宮城と福島・相馬の検査結果

 宮城産スズキは宮城県が検査しても、新潟県が検査してもそこそこセシウムが見つかっています。同じ物を検査すれば検査先が違っていても同じ結果になるのが当たり前です。でも、県境を越えた福島県が検査した福島・相馬産スズキからはセシウムが見つかりません。汚染源に近いのにおかしな話です。
 ピーマンにしてもスズキにしても福島県の検査結果は他県の検査結果と整合性が取れません。厚生労働省の発表(38)をみるとピーマンやスズキ等の福島産農水産物の出荷前検査は全てを福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(39)が実施してます。中立性に問題があります。
 核分裂で生成される放射性物質は多種多様です(40)。でも、厚生労働省はセシウムだけを測ればよいとしています(41)。そして福島県の検査はセシウムだけです(38)。図-16に出てくる女生徒は、福島県の検査結果だけを教えられ、セシウムしか検査していのに「放射性物質は見つからなかった」と教えられている気がします。不都合な事実を隠ぺいした完全な洗脳です。
 事故後に増えた二本松市、田村市、三春町の葬式
 ※1(42)を集計
 ※2 震災犠牲者は「0」(43)
 図―17 ピーマン産地の葬式(死者)数

 図に示す通り事故後に葬式が増えています。葬式(死者)数は
  事故前年(2009年10月~10年9月)1,408人
  近々1年(2016年10月~17年9月)1,602人
で、14%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約0.04%でした(44)。一方でピーマンの産地でない飯舘村を除く相馬地方ではこのような事はありません。飯舘村を除く相馬地方の葬式数は
 事故前年(2009年10月から10年9月) 1,390人
 近々1年(2016年10月から17年9月) 1,459人
で、少し増えていますが統計的な差はありません。飯舘村を除いたのは同村は今年3月末まで避難指示が出されており(25)、今も住民の大部分が村外に暮らしています(45)。
 以上にように、福島が「安全」と言えるだけでのデータは事故から7年近く経た今も揃っていません。そもようなデータを元に子供達に「安全」を言わせる「放射線教育」は「洗脳」です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。事故後の7年間を見ると福島を「安全」する努力はなざれず「安全」、「安心」が喧伝されてきたきます。今から3年より少し前に、福島の除染は限定的との指摘がありました(46)。これについて福島県は
福島県は見解(47)の中で
 「『除染をしても汚染は取れない』との表現がありますが、本県では、安全・安心な暮らしを取り戻すため、国、市町村、県が連携して、除染の推進による環境回復に最優先で取り組んでおります。」
と反発しています。あれから2年以上が経過し、除染はぼぼ完了しています。
 以下に福島県三春町の除染の進行状況を示します。
ほぼ完了した福島県三春町の除染
 ※(48)を集計
 図―18 福島県三春町の除染状況

 図に示す通り除染はほぼ終わっています。福島県に主張通り三春町の放射性セシウムは除去され、汚染はなくなったのでしょうか?以下に福島県三春町に放置されているセシウムの量を示します。
事故ごから殆んど減っていないない福島県三春町のセシウム
 ※計算方法および元データは(49)による。
 図―19 福島県三春町の放射性セシウム量

 除染が終わったに放射性セシウムは放置されたままです。福島県はでまかせを言っていたにすぎません。そして放射線教育と称し子ども達を「洗脳」しています。 (=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
 11月に入り福島はリンゴのシーズンです(50)。福島県会津若松市辺りのリンゴの味は格別の味わいだそうです(51)。福島県は福島産リンゴは「安全」だと主張しています(52)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。
他県産はあっても福島産リンゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(53)を引用
 図―20 福島産リンゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)小中生が放射線教育の成果発表 モデル7校、正しい知識発信へ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)ALARAとは - コトバンク
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)放射線 放射性物質 Q&A 放射線の人体への健康影響は | 東日本大震災 | 福島民報
(7)閾値(いきち)とは - コトバンク
(8)LNT(しきい値なし直線)仮説について ― 放射線安全研究センター ―
(9)放射線被曝とがんとの関連性3 | トピックス | 日本臨床検査薬協会
(10)県民健康調査について - 福島県ホームページ
(11)第28回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成29年10月23日)の開催について - 福島県ホームページ
(12)(11)中の「資料2-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】」結果概要 [PDFファイル/1017KB]
(13)(11)中の「資料2-2 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」実施状況 [PDFファイル/991KB]
(14)第3回「県民健康調査」検討委員会(平成23年7月24日開催) - 福島県ホームページ中の当日配布資料
(15)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ
(16)「福島の子供の甲状腺がん発症率は20~50倍」 津田敏秀氏ら論文で指摘
(17)福島県における小児甲状腺超音波検査について
(18)実効線量とは何か(放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説)
(19)半減期 - Wikipedia
(20)平成22・23・24年度 県内7方部環境放射能測定結果 - 福島県ホームページ
(21)人体に及ぼす放射線被曝の影響
(22)チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia
(23)第27回「県民健康調査」検討委員会及び第7回「甲状腺検査評価部会」 の資料について(平成29年6月5日開催) - 福島県ホームページ 中の「資料2-1 県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)結果概要【平成28年度追補版】  [PDFファイル/1.19MB]
(24)放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん 浜通りの割合高い? | 東日本大震災 | 福島民報
(25)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(26)福島県 - Wikipedia
(27)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(28)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(29)(11)中の「資料1    県民健康調査「基本調査」の実施状況について [PDFファイル/384KB]
(30)安定ヨウ素剤の配布・服用に当たって | 原子力規制委員会
(31)【ヨウ素剤配布】国指示前に避難拡大 いわき、三春 独自決断 | 東日本大震災 | 福島民報
(32)三春町 - Wikipedia
(33)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ
(34)「安全なのに売れない」~福島“風評被害“はいま~ - NHK クローズアップ現代+
(35)放射線学習 子どもが学んだのは|NHK 福島県のニュース
(36)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(37)作物統計調査>市町村別データ>平成19年産市町村別データ>年次>2007年中の「6-3 野菜(果菜類) 」⇒「 福島県 Excel」
(38)報道発表資料 |厚生労働省
(39)農林水産部 - 福島県ホームページ
(40)核分裂反応 - Wikipedia
(41)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(42)福島県の推計人口(平成29年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ>
(43)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(44)めげ猫「タマ」の日記 7年連続で全国平均以下となった福島のピーマン取引価格
(45)平成29年11月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ中の「平成29年11月1日現在の村民の避難状況 [PDFファイル/60KB]
(46)
(47)週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する本県の対応について - 福島県ホームページ中の「<・「週刊ビッグコミックスピリッツ」4月28日及び5月12日発売号における 「美味しんぼ」について [PDFファイル/143KB]/a>」
(48)
福島県 三春町|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:福島県・環境省
(49)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(50)福島県の旬(出回り時期) 果物編
(51)りんご | JA会津よつば
(52)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(53)会津アピオ店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール
  1. 2017/11/16(木) 19:43:49|
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