めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・サヤエンドウ出荷量は6割減(対事故前)

 福島を代表する春野菜にサヤエンドウがあります(1)。6月が出荷のピークです。東京中央卸売市場への6月の出荷量を見たら
 事故前(2010年6月) 189トン
 今年(2017年6月)   88トン
で6割減です。これは消費者が福島産についての正しい理解が進んだ結果であり当然の事です。
 福島を代表する春野菜にサヤエンドウがあります。6月は全国一の生産量を誇るそうです(1)。ただし福島全域で栽培されている訳ではないようです。以下に市町村別の生産量をしめします。
伊達市、二本松市、須賀川市、田村市が主要な産地の福島のサヤエンドウ
 ※(2)を集計
 図―1 福島のサヤエンドウ生産量

 図に示す通り伊達市・二本松市・須賀川市・田村市で大部分が生産されています。以下に位置を示します。
除染が必要な土地が広がる福島の伊達市、二本松市、須賀川市、田村市
 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で7月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(5)による。
 ※3 相馬地方は(6)による。
 図-2 サヤエンドウ産地と相馬地方 

 図に示す通り福島のサヤエンドウ産地は元の避難地域に接するか1部が避難地域であり、国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(7)地域が事故7年目の今も広がっています。
 以下にサヤエンドウ産地の葬式数の推移を示します。
事故後に葬式が増えた福島のサヤエンドウ産地
 ※1(8)を集計
 ※2 震災・津波犠牲者は(9)により、行方不明者を含み関連死を含まず。
 図-3 サヤエンドウ産地の葬式(死者)数

 図に示す通り、事故後に増加し 
 事故前 (2009年6月から10年5月)2,817人
 近々1年(2016年6月から17年5月)3,048人
で、8%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.3%です。偶然を言うには無理があります。
以下にモモやキュウリの主要産地ではない飯舘村を除く福島県相馬地方の葬式数を示します。
事故後も葬式が増えていない相馬地方
 ※1(8)を集計
 ※2 震災・津波犠牲者は(9)により、行方不明者を含み関連死を含まず。
 図-4 相馬地方(飯舘村を除く)の葬式(死者)数

飯舘村を除く相馬地方では
 事故前 (2009年6月から10年5月)1,434人
 近々1年(2016年6月から17年5月)1,436人
で、ほぼ0%で殆ど増えていません。
。飯舘村は避難地域におり、今も大部分は村民は村外でに避難しているので(10)で除外しました。 
 汚染され葬式が増えた地域で栽培されている福島産サヤエンドウに対する消費者の評価が気になります。以下に東京中央卸売市場への月別の福島産サヤエンドウの平均の出荷量をしめします。
6月が出荷のピークの福島産サヤエンドウ
 ※1(11)を集計
 ※2 2008年から17年の平均、ただし7月以降は16年まで
 図―4 福島産サヤエンドウの東京中央卸売市場への月別平均出荷量

 図に示す通り6月がピークです。
 以下に6月の東京中央卸売市場へのサヤエンドウの出荷量を示します。
事故後は出荷量を大幅に減らした福島のサヤエンドウ
 ※(11)を集計
 図―5 東京中央卸売市場へのサヤエンドウの出荷量

 図に示す通り福島産以外は少し増えていますが、福島産は
 事故前(2010年6月) 189トン
 今年(2017年6月)   88トン
で6割減です。
 以下に価格の推移を示します。
事故後は全国平均より安くなった福島のサヤエンドウ
 ※(11)を集計
 図―6 サヤエンドウの取引価格

 事故前は全国平均に比べ福島産はやや高値でしたが、事故翌年の2012年からはずっと全国平均を下回っています。これは消費者が福島産についての正しい理解が進んだ結果であり当然の事です。

 以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(12)による。
有意差検定表

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島を代表する夏の農作物にはキュウリやモモがあります(13)。こちらの産地もサヤエンドウ同様に汚染され、葬式が増えています。福島の皆様の反応が気になります。
 福島の農協の皆様が福島市と協力して九州方面に福島産モモの売り込みにったそうです(14)
福島産モモのPRに行かれた福島の綺麗な女性
 ※(14)を引用
 図―7 福島産モモのPRに行かれた福島の綺麗な女性

 福島はモモの季節です。福島のモモは福島のモモは一つ一つの美味しさが保証されているそうです(15)。福島県は福島産モモは「安全」だと主張しています(16)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産モモはありません。
他県産はあっても福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(17)を引用
 図―8 福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)春 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(2)作物統計調査>市町村別データ>平成19年産市町村別データ>年次>2007年中の「6-3 野菜(果菜類) ⇒福島県⇒Excel」
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)相馬地方広域市町村圏組合
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)福島県の推計人口(平成29年6月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(9)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(10)平成29年6月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(11)東京都中央卸売市場-統計情報検索
(12)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(13)野菜・くだものカレンダー | ふくしまの旬果旬菜 | JA全農福島
(14)トピックス | JAふくしま未来
(15)フルーツを食す - 福島市
(16)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(17)イトーヨーカドー 福島店
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  1. 2017/07/21(金) 19:43:23|
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福島産クロダイから30(Bq/kg)のストロンチウム90

東京電力は福島県沖で捕れたクロダイから1キログラム当たり30ベクレルのストロンチウム90が見つかったと発表しました(1)。厚生労働省の発表資料(2)から読み取れるストロンチウム90の許容値は1キログラム当たり9ベクレルですので4倍以上です。福島産のストロンチウム90の検査は不要され(2)、殆ど検査されていません。一方で福島第一の放水路からは法定限度を超えるストロンチウム90由来の全ベータが見つかっています。
 福島第一原発構内には幾つもの排水路が走っています(4)。ストロンチウム90の法定限度は1リットル当たり30ベクレルで(5)、全ベータの半分はストロンチウム90なので(6)、全ベータの法定限度は1リットル当たり60ベクレルです。以下に福島第一原発内の排水路の一つのK排水路を流れる排水の放射性物質濃度を示します。
事故から7年目も汚染排水が流れづつける福島第一K排水路
 ※1(4)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 図―1 K排水路の放射性物質濃度

 図に示す通り過去にも法定限度を超えた法律違反の汚染排水が幾度となく海に流れています。事故から7年目になりますが、福島第一ではストロンチウム90等の放射性物質を環境中に流し、汚染を続けています。
 食品のストロンチウム90汚染が気になります。ところが厚生労働省はストロンチウム90の検査は必要ないとしています。セシウム以外の放射性物質はセシウムに対する割合が想定できるのでセシウムを管理すれば放射性物質汚染全体が管理できるとの主張です(2)。厚生労働省は放射性物質がセシウムだけなら1キログラム当たり120ベクレルまで「安全」であり基準値は100ベクレルとしています(2)。すると20ベクレル分がストロンチウム90等の放射性物質よる被ばく分です。1ベクレルの放射性物質を取り込んだとして
 セシウム137では  0.013マイクロシーベルト
 ストロンチウム90では0.028マイクロシーベルト
の被ばくをします(7)。この割合から考えると厚生労働省が想定しているストロンチウム90の限度は1キログラム当たりで
  9ベクレル(20×0.013÷0.028)
になります。現行の基準値を下回った食品から1キログラム当たり9ベクレルを超える物が見つかれば厚生労働省のストロンチウム90の検査は不要とする主張は成立しえなくなります。
 東京電力は福島県楢葉町木戸川沖2kmで採れたクロダイから1キログラム当たり30ベクレルのストロンチウム90が見つかったと発表しました。セシウムは基準値以下の50.2ベクレルですので、危険なレベルのストロンチウム90です。
以下にストロンチウム90汚染クロダイが見つかった位置を示します。
福島第一20km圏内に位置する福島県楢葉町
 ※1(8)の数値データを元に(9)に示す手法で7月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(10)による
 図-2 事故7年目も汚染されたままの福島 

 東京電力は
 ・骨を含めての測定である。
 ・少量食べてもさしたる被ばくはしない
と言い訳をしています(1)。確かにクロダイの骨を食べる人はいないと思います。福島ではシラス漁が始まりました。ゆでて乾燥させてから出荷されるそうです(11)。こちらは骨つきでしかも乾燥して凝縮されています。(=^・^=)の知るがりストロンチウム90の検査結果を知りません。
 以下に楢葉町木戸川沖で捕れた魚のストロンチウム90濃度とカルシウム含有量の相関をしめします。
カルシウム含有量が多いと濃くなる福島のお魚のストロンチウム90
 ※1(12)を集計
 ※2 カルシウム含有量は100当たりで(13)による。
 図―3 木戸川沖で捕れた魚のストロンチウム90濃度とカルシウム含有量の相関

 図に示す通りカルシウム含有量が多くなるとストロンチウム90濃度も上昇します。福島の牛乳もカルシウムが豊富なようです(14)。福島県楢葉町では高濃度の全ベータに汚染された物体がいくつも見つかっています(15)。どうみてもたまたま見つかってので大部分は発見されることなく汚染されたまま放置されているはずです。楢葉町では原乳の出荷が再開されました(16)。でもストロンチウム90の検査結果を知りません。
 今回見つかったクロダイは福島産はストロンチウム90の検査がされなかれば安全とは言えない事を示しています。でも、福島産は(=^・^=)が知るかが入り極限られた魚の除きストロンチウム90の検査はされていません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 楢葉町産原乳の出荷先の乳業メーカーは(16)
 「福島県内で製造しているということで売上が激減しました。」
と主張していますが(17)、必要な検査が実施されていないので売上が激減するとのは当然なことだと思います。この思いは福島の皆さんも同じだと思います。
 福島を代表する果物にモモがあります(18)。福島では今日(7月20日)から「ももももらえるキャンペーン!」が始まりました(19)。福島はモモの季節です。福島のモモは福島のモモは一つ一つの美味しさが保証されているそうです(20)。福島県は福島産モモは「安全」だと主張しています(21)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産モモはありません。
他県産はあっても福島産モモが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(22)を引用
 図―4 福島産モモが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)2017年7月13日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2016年度 第4四半期採取分(PDF 756KB)
(2)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(3)報道配布資料|東京電力
(4)(3)中の「福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて 」
(5)サンプリングによる監視|東京電力
(6)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(7)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(8)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(9)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(10)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(11)シラスの試験操業開始 相馬双葉漁協 | 県内ニュース | 福島民報
(12)(3)中の「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 20**年度 第*四半期採取分」
(13)五訂増補日本食品標準成分表 [第2章]中の「10 魚介類(PDF:283KB)
(14)東北協同乳業株式会社 | 福島県本宮市にある11/19-B1乳酸菌ヨーグルトをはじめ、牛乳・プリンなどを製造している会社です。
(15)めげ猫「タマ」の日記 福島・楢葉町から高濃度の汚染が疑われる物体が見つかる。8個目
(16)原乳出荷を再開 旧避難区域では事故後初 楢葉の蛭田牧場 | 東日本大震災 | 福島民報
(17)東北協同乳業株式会社 | 福島県本宮市にある11/19-B1乳酸菌ヨーグルトをはじめ、牛乳・プリンなどを製造している会社です。
(18)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(19)7月20日から「モモ」もらえるキャンペーン フクラムカード推進協 | ホッとニュース | 福島民報
(20)フルーツを食す - 福島市
(21)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(22)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
  1. 2017/07/20(木) 19:55:34|
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福島・2ヶ所同時でヨウ素131(2017年5月)、再臨界?

 福島県県北および県中浄化センターの下水汚泥から5月20日にそれぞれ1キログラム当たりで
  県北浄化センター 91.1ベクレル
  県中浄化センター 88ベクレル
のヨウ素131が見つかりました。同時に見つかっているので、福島第一の再臨界がおきていそうです。
 福島の下水汚泥から時々ヨウ素131が見つかるそうです。福島県はヨウ素131は医療用に使われており、医療用のヨウ素131が紛れ込んでとしています(1)。一方で、核分裂によっても生じますが、半減期が短く直ぐになくなるので核分裂が再発、すなわち再臨界の指標にもなり得ます(2)。
福島の下水処理場
 ※1 (4)のデータを(5)に示す手法で7月1日に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 ※3 各浄化センターのエリアと位置は(3)
 ※4 県北浄化センターは県北、県中浄化センターは県中、あだたら清流センターはあだたらと略す
 図-1 福島の県北浄化センターおよびあだたら清流センター

 事故から7年目ですが、図に示す通り 国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(7)地域が広がっています。事故から7年目の福島は汚染されたままです。福島の下水処理場は汚染された場所にあります。
 以下に下水汚泥中のヨウ素131の濃度を示します。
複数の場所で同時に見つかる福島の下水汚泥中のヨウ素131
 ※1(8)を集計
 ※2 県北浄化センターは県北、県中浄化センターは県中、あだたら清流センターはあだたらと略す
 図―2 県北・県中浄化センターおよびあだたら清流センター汚泥のヨウ素131濃度

 図に示す通り5月20日前後に同時に見つかっています。5月20日にそれぞれ1キログラム当たりで
  県北浄化センター 91.1ベクレル
  県中浄化センター 88ベクレル
のヨウ素131が見つかりました。同時に見つかっているので共通の原因です。医療用では説明が困難です。福島第一の再臨界(核分裂の再発)が起きていそうです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 東京電力は再臨界が生きていない事を「ガス管理システム」で監視していると主張しています。でも(=^・^=)なりに見積もると精度不足です(9)。今、福島産のヨウ素131は検査されていません(10)。福島第一が再臨界をお越しヨウ素131に汚染されても、気づかれる事無く市場に出荷されます。このような状況では福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表する果物にモモがあります(11)。首都圏では福島産モモのPRイベントも行われました(12)。
福島産モモをPRする福島の綺麗な女性
 ※(12)を引用
 図―3 福島産モモをPRする福島の綺麗な女性

 福島はモモの季節です。福島のモモは福島のモモは一つ一つの美味しさが保証されているそうです(13)。福島県は福島産モモは「安全」だと主張しています(14)。でも、福島県伊達市のスーパーのチラシには福島産モモはありません。
他県産はあっても福島産モモが無い福島県伊達市のスーパーのチラシ
 ※(14)を引用
 図―4 福島産モモが無い福島県伊達市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県伊達市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)下水汚泥から検出されたヨウ素について - 福島県ホームページ
(2)めげ猫「タマ」の日記 再臨界について
(3)阿武隈川上流流域下水道事業 - 福島県ホームページ
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(6)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)流域下水道終末処理場における下水汚泥等の放射性物質濃度・空間線量結果について(3月末現在) - 福島県ホームページ
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島第一、再臨界監視システムは機能するの?
(10)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(11)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(12)トピックス | JAふくしま未来
(13)フルーツを食す - 福島市
(14)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(15)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2017/07/19(水) 19:48:17|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月3週)―宮城、茨城、千葉産カナガシラからセシウム、福島産は179件全数ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。7月3週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1,056件
  ②平均は、1キログラム当たり2.1ベクレル、最大95ベクレル(栃木県産イノシシ)。

 基準超はありませんが、今週のデータを解析すると
 ・宮城、茨城、千葉産カナガシラからセシウム、福島産は179件全数ND
 ・福島産モモの安全宣言20日、汚染が酷い主産地は検査していません。
 ・福島産施設栽培キュウリから過去最高のセシウム
等の特徴がありおよそ安心できるものではありません。
 
1.宮城、茨城、千葉産カナガシラからセシウム、福島産は179件全数ND
 以前の記事で宮城、茨城、千葉産カナガシラからはセシウムが見つかっているのに、福島産からは見つかっていない旨の記事を書きました(7)。福島産のデータが追加になったので(9)、以下に最新の検査結果を示します。
 宮城、茨城、千葉産からは見つかっても福島産カナガシラからは見つからないセシウム
※1(1)の内詳細検査分を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―1 カナガシラの検査結果

 図に示すように宮城以外にも茨城や千葉産カナガシラからそこそこセシウムが見つかっていますが、福島産は179件全数で検出限界未満(ND)です。海は繋がっているのに汚染源がある福島だけでが全数検出限界未満(ND)などおかしな話です。カナガシラ等の福島産農水産物を検査しているのは福島県農林水産部に属する福島県農業センター(10)です。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.福島産モモの安全宣言20日、汚染が酷い主産地は検査していません。
 福島を代表する農産物にモモがあります(11)。ただし、福島県全域で盛んに栽培されているわけではありません。福島盆地とよばれる地域に限定されています(12)。今週末には東京で福島産モモ等を配布するPRイベントが計画されています(13)。福島はモモのシーズンです。福島県は6月29日には福島産モモは検査で安全が確認されたとして「安全宣言」をだしました(4)。以下に検査状況と福島盆地および会津地方を示します。
福島の中でも汚染が酷い福島盆地、相対的にマシな会津
 ※1(14)の数値データを元に(15)に示す手法で7月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(16)による
 ※3 福島盆地の範囲は(17)、会津地方は(18)による。
 ※4 モモの検査状況は(1)および(19)による。
 ※5 「モモ」マーク1個で検査1回
 図-2 事故7年目も汚染されたままの福島 

 図に示す様にモモの主産地の福島盆地は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(20)地域が広がっています。福島のモモは汚染された場所で作られています。そして、検査がされていません。一方で福島盆地に比べればマシな会津地方では確り検査が実施されています。
 福島盆地の各年6月~翌年5月の葬式(死者)数を示します。
事故後に葬式が増えた福島盆地
 ※1(21)を転載
 ※2 震災・津波犠牲者は行方不明者を含み関連死を含まず。
 図-3 福島盆地の葬式(死者)数

 図に示す通り、福島のモモの主産地の福島盆地では事故後に増加し 
 事故前 (2009年6月から10年5月)3,909人
 近々1年(2016年6月から17年5月)4,350人
で、11%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.0001%です。偶然を言うには無理があります。
 一方で福島盆地に比べてれば汚染が増しな会津地方の葬式(死者数)は
 事故前 (2009年6月から10年5月)4,007人
 近々1年(2016年6月から17年5月)4,172人
で(22)、少し増えていますが統計的な差があるとまでは言えません。
  福島のモモは汚染が酷く葬式が増えている主産産地の福島盆地の検査が避けられています。福島盆地を活動範囲とする農協の自主検査結果をみたのですすが、モモの検査結果は掲載されていません(23)。
 福島産は汚染が酷く葬式が増えた主産地を避けた検査で「安全」とされ出荷されます。

3.福島産施設栽培キュウリから過去最高のセシウム
 福島県産のキュウリ(施設栽培)から1キログラム当たり22ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(24)。
過去最高を記録した福島産キュウリ(施設)のセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)をしめす。
 図―4 過去最高を記録した福島産キュウリ(施設)のセシウム

 図に示す通り過去最高です。今年の3月末から四月初めに福島では多くの地域で避難指示が解除されました(16)。厚生労働省の発表を見ると(25)、避難指示が解除された地域の野菜の出荷は制限されていません。立派な福島産野菜です。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 福島の皆様は不安だと思います。
 福島はモモのシーズンです。福島のモモは福島のモモは一つ一つの美味しさが保証されているそうです(21)。福島県は福島産モモは「安全」だと主張しています(22)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産モモはありません。
他県産があっても福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―5 福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

―参考にしたサイト様およ




―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1042報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月2週)―岩手産ブリからセシウム、福島産は70件全数ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月1週)―福島県はモモの安全宣言、汚染が酷い主産地は検査していません。―
(8)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:946KB)
(9)(8)中のNo75~79、140,204,205,243
(10)農林水産部 - 福島県ホームページ
(11)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(12)めげ猫「タマ」の日記 事故6年目も葬式が増えたままの果物作りが盛んな福島盆地、相馬は別
(13)食べて、感じて、ふくしまプライド。福島県産品Prイベントを開催します。 - 福島県ホームページ
(14)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(15)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(16)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(17)福島盆地 - Wikipedia
(18)会津 - Wikipedia
(19)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「果物⇒モモ」で7月18日に検索
(20)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(21)めげ猫「タマ」の日記 福島の葬式はモモ主産地で11%増、キュウリ主産地で8%増、相馬は別
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(26)フルーツを食す - 福島市
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(28)イオン福島店

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  1. 2017/07/18(火) 19:40:34|
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おかしな福島第一汚染水、放出は安全、漏えいは危険

原子力規制委が東電会長・社長に福島第一汚染水の海洋放出を迫り、その後の東電会場がの海洋放出を明言したことから(1)、福島では汚染水をどうすべきかの論議が始まっているようです。そうした議論の中に、「安全だから放出するという理屈」と安全性を強調する一方で「これだけのタンクをメンテナンスするのは新たなリスクだ。」と報じています(2)。これでは保管するのは危険だけど海洋放出は安全みないた理屈です。保管してようが放出使用が危険な物は危険、安全な物は安全ではないでしょうか?
 福島第一では日々、汚染水が増え続けいます(1)。東京電力はあふれでないように汲み上げては処理装置に通した後で、タンクに保管しています(3)。東京電力の最新の発表を集計すると(4)約105万トンです。処理装置を通しても全ての放射性物質が取り除ける訳ではありません。東京電力は特にトリチウムは取り除けないと明言をしています(3)。そのため福島第一の敷地は汚染水タンクで一杯になっています。
汚染水タンクでいっぱいの福島第一敷地
 ※Google Mapにて作成
 図―1 汚染水タンクが立ち並ぶ福島第一

 7月10日の原子力規制員会に東京電力の会長・社長が出席し、原子力規制員会に適合性審査を申請している東京電力・柏崎刈羽原発(5)を人質に取られた格好で、福島第一汚染水の海洋放出を迫られました(1)(6)(7)。ところが7月13日の福島県の地方紙・福島民報の社説では
「福島第一原発の廃炉を巡っては、国側の意向を踏まえて対応したいなどとする新経営陣に対し、委員から『国側で結論が出ないことを言い訳にして問題を先送りしている』『厳しさに向き合わなければ廃炉などできない」など厳しい意見が相次いだ。新経営陣が答えに窮する場面もあり、田中委員長は廃炉に対する考え方を文書で示すよう求めた。」
と論じられており(8)、「汚染水の海洋投棄」が「福島第一原発の廃炉」に置き換わっています。7月14日には東電会長が東京電力の会長は福島第一汚染水の海洋放出を明言したと報じられました(9)。この報をうけて、一斉に反発が生じました。復興大臣は「福島県の漁業者をこれ以上追い詰めないでほしい」と述べ、福島の漁師さんは東京電力に抗議文を送ったそうです(10)。あわてのでしょうか?東京電力は会長の発言について
「これは、トリチウム水の海洋放出時の影響に関し、科学的・技術的な見地に基づく現行の規制・基準に照らし問題ないという、原子力規制委員会田中委員長他のご見解と同様であると申し上げたものです。」
とのコメントを発表しています(11)。
 福島県の地方紙・福島民友は7月15日の社説で
「廃炉を進める上で汚染水処理が重要なのは多くの関係者が認識しているだろう。真摯[しんし]な議論が必要なのに、川村会長はその前段で自社の都合だけを口にしている。現場感覚への配慮が欠落してはいないか。自ら地元に足を運び、説明責任を尽くさなければ、汚染水問題はこの先、前に進まない。」
と(12)、東京電力会長が福島に来て説明すれば福島第一汚染水の海洋放出が実現できるともとれるように論じています。
 7月15日には汚染水の処分方法を絞り込む政府の小委員会が、福島第一原発を視察しました。その中で「安全だから放出するという理屈」と報じられ(2)、処理された汚染水は海にしてても安全なようです。一方で「これだけのタンクをメンテナンスするのは新たなリスクだ。」とか「原発全体のリスクは全て下がっているのにタンクのリスクだけが上がっている」とか報じられ(2)(13)。報道を見る限りは、海洋放出は「安全」なのに保管を続けると「危険」のようです。処理されて汚染水には大量のトリチウムを含みます(1)。(=^・^=)はトリチウムは危険とは言い切れないまでも、およそ安全とは言えるものではないと考えています。危険な物をライオン、安全な物をネコとしてライオンは檻に閉じこめても檻が壊れて逃げ出しても危険です。ネコは檻に閉じ込めておいても、檻が壊れて逃げ出してもそれ程に危険がありまません。同じように福島第一の汚染水が危険であれ安全であれ、タンクに保管しようがタンクが壊れ汚染水漏れを起こそうが安全な物が危険になったりすることはありません。まったくおかしな議論です。
 こおした議論が報じられなし崩し的に汚染水の海洋放出が実施されるかもしれまでん。そしたら今以上に福島やその周辺を警戒する必要が生じます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 (=^・^=)はリスク無しの福島第一廃炉はあり得ないと思っています。2015年1月に汚染水タンク増設工事に関係していた下請けさんが亡くなる事故がありました(15)。下請けさんの事故死と福島の海の汚染とどっちがいいかといえば答えは明らかです。もし同じような事が起こる可能性があるなら、東京電力は汚染水タンクの増設を止め海洋放出の準備をしなけれあばなりません。当然ながらリスクを減らす選択であり、「安全」が確保されているから実施するわけれではありません。それでも「安全」と説明されると思います。これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表する果物にモモがあります(16)。昨日(7月15日)には福島駅で福島産モモのPRイベント(モモの無償配布)が行われました(17)福島はモモの季節です。福島のモモは一つ一つの美味しさが保証されているそうです(18)。福島県は福島産モモは「安全」だと主張しています(19)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産モモはありません。
他県産はあっても福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(20)を引用
 図―2 福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水の海洋放出を東電会長が明言、「安全」なら首都圏の海へも
(2)「海洋放出」に波紋 第1原発トリチウム水、増え続け処分に苦慮:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)汚染水の浄化処理|東京電力
(4)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第310報)|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(5)柏崎刈羽原子力発電所 6・7号炉 審査状況 | 原子力規制委員会
(6)第22回原子力規制委員会 臨時会議 | 原子力規制委員会
(7)(6)中の会議映像
(8)【東電新経営陣】あきれ果てた発言(7月13日) | 県内ニュース | 福島民報
(9)柏崎原発も廃炉検討対象 東電会長、費用対効果を重視|社会|新潟県内のニュース|新潟日報モア
(10)復興相、海洋放出に反対 風評懸念「漁業者追い詰めるな」 | 県内ニュース | 福島民報
(11)トリチウム水の海洋放出に関する一部報道について|お知らせ|東京電力ホールディングス株式会社
(12)【トリチウム発言】地元で説明すべきだ(7月15日) | 県内ニュース | 福島民報
(13)タンク増加に懸念 トリチウム処分政府小委員会が第一原発視察 | 県内ニュース | 福島民報
(14)めげ猫「タマ」の日記 トリチウムは危険・安全?
(15)めげ猫「タマ」の日記 福島原発で死んだ下請けさんは「国策」の犠牲者―でも何もしない安倍出戻り総理―
(16)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(17)甘いモモ召し上がれ JR福島駅でミスピーチPR | ホッとニュース | 福島民報
(18)フルーツを食す - 福島市
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ(10)
(20)イトーヨーカドー 福島店
  1. 2017/07/17(月) 19:42:39|
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