めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

「放射能は移らない」とデマを報じる福島民友

 福島県の地方紙・福島民友は
 「『放射能うつる」の誤解」
との記事を掲載し、あたかも放射能は移らないように報じていました(1)。放射能は「放射線を出す性質、または能力。」であり(2)、これをに担う放射性物質は「物質」であり(3)何処へでも移り得ます。福島第一から福島の台地に放射能が移り事故7年目の今も福島が汚染されたままなのどはその良いれいです。
 放射線を正しく理解する上では「放射能」と「放射線」の違いを認識することが大事だと思います。放射線は、高い運動エネルギーをもって流れる物質粒子(アルファ線、ベータ線、中性子線、陽子線、重イオン線、中間子線などの粒子放射線)と高エネルギーの電磁波(ガンマ線とX線のような電磁放射線)の総称です(4)。これに触れると健康被害が起こることがあります(5)。ただし速度は非常に早く(概ね光速(4))何かに付着するとはないので、「移る」ことはありません。シーベルト(Sv)で測られます(6)。
 。放射能は「放射線を出す性質、または能力。」です(2)。これをに担う放射性物質は「物質」であり(3)何処へでも移り得ます。以下に例を示します。
事故7年目も福島を中心に残る汚染
 ※(7)の数値データを元に(8)に示す手法で8月1日時点に換算
 図-1 福島を中心に今も残る汚染

 図に示す通り、事故から7年目も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト超える(9)地域が福島を中心に広がり、汚染が残ったままです。福島原発事故では福島第一原発の「放射能」が各地に「移り」いまも汚染したままです。放射能は「ベクレル(Bq)」で測ります(10)。
 以上のように「放射能」と「放射線」は明確に異なる概念です。(=^・^=)は「放射能」は機関銃、「放射線」は機関銃から飛び出した弾に相当すると思います。機関銃に触れてもケガはしませんが、飛び出した弾に当たれば死んだりケガしたりします。同じように放射線に当たれば健康被害の恐れがあります(5)。一方で機関銃は移動できるので「移り」ます。
 このように「放射能」と「放射線」は別の概念ですが、福島では混用が目立ちます。以下に福島県が提供する「福島県放射能測定マップ」を示します。
放射線量を表示する「福島県放射能測定マップ」
 ※(11)を引用
 図-2 「福島県放射能測定マップ」

名前は「福島県放射能測定マップ」ですが、図に示す通り表示しているのは「放射線」量です。
 こうした混同に付け込んだような記事を福島県の地方紙・福島民友が報じていました。
「『放射能うつる』の誤解」と報じる福島民友
 ※(1)を引用
 図―3「『放射能うつる』の誤解」と報じる福島民友

図に示すように、「『放射能うつる』の誤解」と報じ(1)、あたかも放射能が移るのは誤解であり、放射能は移らないような報じ方です。でも放射能が「移る」は既に記載の通りです。
 福島第一⇒福島の台地⇒食べ物⇒福島の子供の体内
なんて移動ルートも考えられます。事故7年目になりますが福島産からは「放射能」(放射性物質)が見つかり続けています。
上昇する福島県磐梯町産乾シイタケのセシウム
 ※1(12)を転載
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは収穫日
 図―4 福島県磐梯町産乾シイタケの検査結果

 以下に示す様に
 「放射線をあびた人からは、周りの人に放射能がうるる-。〇か×か」
との設問について
 「明確な答えを示せない子どもが25%もいた」
と報じていました。
放射線に対する設問について報じる福島民友
 ※(1)を引用
 図―5 放射線に対する設問について報じる福島民友

 (=^・^=)は75%の子どもが明確な答えを示したことに驚いています。放射線を浴びた原因が外部(たとえは放射線量の高い場所をたまたま通ったなら、放射能は移りませんが、放射能を浴びて衣服などの付着して放射線を浴びたなら、除染しない限り衣服などに放射能が付着しており移る可能性があります。福島原発事故の時に福島では放射能の付着の有無を調べるスクリーニング検査が実施されました(13)。
 正答が無い放射線・放射能の問題に75%の福島の子どもは答えを出しました。福島では「放射線教育」と言う名の子ども達への洗脳が進められているようです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島県浪江町で4月末から5月初めにかけて山火事が発生しました(14)。これにつて紀州民報は
「現地の事情に詳しい彼によると、放射能汚染の激しい地域では森林除染ができておらず、火災が起きれば花粉が飛ぶように放射性物質が飛散するという。」
と報じていました(15)。以下に火事発生現場付近の空気中のセシウム137濃度を示します。
空気中のセシウム濃度が急上昇した福島県浪江町の山火事現場付近
 ※(16)にて作成
 図―6 福島県浪江町山火事現場付近のセシウム濃度

 図に示す通り突然に跳ね上がっており紀州民報の「放射性物質が飛散する」との報道は正しいと言えます。にもかかわらず批判が相次ぎ、紀州民報は紙面で「多くの方に心配をかけ、迷惑をかけた」と陳謝に追い込まれました(17)。
 以下に測定場所を示します。
汚染が酷い福島県浪江町の山火事発生現場
 ※1 (7)のデータを(8)に示す手法で5月1日に換算
 ※2 火災場所・測定場所は(16)による。
 図-7 福島・避難区域内の火災現場と粉塵測定位置

 TV朝日系列は8月6日にアメリカが核実験をしたビキニ環礁等のマーシャル諸島についてアメリカは除染して安全になったと主張するが、住民は安全とは考えず帰還する住民は少ないとの番組を報じていました。福島では避難指示が解除されていますが、帰還がなかなか進みません。まさに福島の未来を表しています。当初はこの番組には「フクシマの未来予想図」との副題がついていました。ところが番組放送前に「風評被害」を口実に抗議され、削除されました(18)。
 福島では「風評被害」を口実とした報道干渉により事実が伏せられ、本文記載の通りのデマ報道が平気でなされています。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する果物にナシがあります(19)。今年も出荷が始まりました。糖度は充分で順調な仕上がりとの事です(20)。福島県は福島産ナシを「安全」だと主張しています(21)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産ナシは無しです。
他県産はあっても福島産ナシが無しの福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(22)を引用
 図―8 福島産ナシが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-を8月23日に閲覧
(2)放射能(ほうしゃのう)とは - コトバンク
(3)放射性物質 - Wikipedia
(4)放射線 - Wikipedia
(5)被曝 - Wikipedia
(6)シーベルト - Wikipedia
(7)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(8)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB
(11)福島県放射能測定マップ
(12)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月3週)―汚染の酷いキュウリ主産地を検査せずに、安全を主張する福島県―
(13)スクリーニング検査 19万人 | 東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース | NHK 40年後の未来へ 福島第一原発の今
(14)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域山火事の粉塵測定結果は20倍以上、セシウムは検出される量ではなとTUF、繰り返される「拡散無し」のデマ報道
(15)「山火事と放射能」/AGARA 紀伊民報
(16)放射線モニタリングの結果 - 福島県ホームページ中の「 林野火災現場周辺の放射線モニタリングの結果(第16報) [PDFファイル/689KB]
(17)東京新聞:福島・浪江の帰還困難区域 山林火災11日間消えず:社会(TOKYO Web)
(18)めげ猫「タマ」の日記 ビキニ環礁は福島の未来
(19)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(20)トピックス | JAふくしま未来
(21)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(22)<リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載/a>
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  1. 2017/08/23(水) 19:44:28|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月4週)―汚染の酷いぶどう主産地を検査せずに、安全を主張する福島県―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。8月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
 今週は基準(5)超はありませんが、データを解析すると
 ・青森産マダラからセシウム、福島産は150件連続ND
 ・汚染の酷いぶどう主産地を検査せずに、安全を主張する福島県
 ・上昇する福島県南会津町産チチタケのセシウム
等の特徴が見られ、およそ「安全」とは言えません。

1.青森産マダラからセシウム、福島産は150件連続ND
 青森産マダラからセシウムが見つかったと発表がありました(8)。以下に検査結果を示します。
青森、岩手、宮城産から見つかっても福島産マダイからは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―1 マダラの検査結果

 図に示すように青森産だけでなく、岩手、宮城産マダラからもセシウムが見つかっています。一方で福島産は厚生労働省の発表(1)を数えると150件連続で検出限界未満(ND)です。
 同じく茨城産マゴチからもセシウムが見つかったと発表がありました(9)。以下に検査結果を示します。
宮城、茨城産から見つかっても福島産マゴチからは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―2 マゴチの検査結果

 図に示すように茨城産だけでなく、宮城産マゴチからもセシウムが見つかっていますが、福島産は全数が検出限界未満(ND)です。
 マダラにしてもマゴチにしても隣県産はセシウムが見つかるのに汚染源がある福島産から見つからないなどはおかしな話です。マダラにしてもマゴチ等の福島産農水産物を主に検査しているのは厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センターです(10)。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。


2.汚染の酷いぶどう主産地を検査せずに、安全を主張する福島県
 以下に福島のブドウの出荷量を示します。
福島のブドウの主産地は福島市と伊達市
 ※(11)を集計
 図―3 福島のブドウの出荷量

 図に示すように福島市・伊達市で福島の半分以上を生産します。以下に位置を示します。
事故7年目も汚染されたままの福島県福島市と伊達市
 ※1(12)の数値データを元に(13)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(14)による
 ※3 ブドウマーク一つが1回の検査を示し(1)(15)による。
 図-4 福島県福島市・伊達市と今シーズンのブドウの検査状況

 図に示す通り福島のブドウの主要産地の福島市や伊達市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(16)地域が広がっています。福島のブドウは汚染された台地で栽培されています。確り検査して欲しいと思います。 
 福島のオリジナルのブドウの品種に福島市等で栽培されるあづましずくがあります(17)。あづましずくは8月後半には出荷が始まります(18)。福島市や伊達市などの活動範囲とする農協は、あづましずくの収穫が終盤を迎え、収穫作業は8月20日頃には終わると発表したた(19)。汚染されている福島市や伊達市でもブドウの出荷が行われたようです。検査状況(1)(15)を見ると図に示す通り福島市や伊達市産ブドウの検査結果はありません。福島市や伊達市産ブドウは福島県の検査結果がないまま出荷されました。それでも福島県は福島産ブドウは検査で安全が確認されたと主張しています(21)。
 福島産は汚染が酷い主産地を避けた検査で安全とされ出荷されます。

3.上昇する福島県南会津町産チチタケのセシウム
 福島県南会津町産チチタケから1キログラム当たり46ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(22)。以下に昨年との比較を示します。
上昇する福島県南会津町産チチタケのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―5 福島県南会津町産チチタケの検査結果

 図に示すように昨年に比べ高い値になっています。
 福島産はセシウム汚染が増す事があります。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い主産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島の夏野菜にトマトがあります(23)。8月が出荷のピークです(24)。福島県会津地方は福島を代表するトマトの産地です。福島県会津地方のトマトの味は格別だそうです(25)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(20)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(26)を引用
 図―6 福島産トマトが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

 蛇足ですが今日、当該スーパーチェーンの(=^・^=)の街の店舗が出したチラシには福島産トマトが載っていました。大変に不愉快な気分になりました。
 スーパーの担当様
 福島ではチラシに載せらない福島産トマトを(=^・^=)の街のチラシに載せないでください。貴店で買い物する特は必ず産地を確認し、安全性に不安がある産地のものは買いません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1047報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月3週)―汚染の酷いキュウリ主産地を検査せずに、安全を主張する福島県―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:6,814KB)
(8)(7)中のNo2615
(9)(7)中のNo3395
(10)農林水産部 - 福島県ホームページ
(11)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年
(12)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(13)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(14)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(15)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「果物⇒ぶどう、ぶどう(施設)」で8月22日に検索
(16)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(17)福島のぶどう『あづましずく』(福島市) | ふくしま 新発売。
(18)フルーツを食す - 福島市
(19)トピックス | JAふくしま未来
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(21)(20)中の「くだもの編 [PDFファイル/191KB]
(22)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒ 検査結果(PDF:295KB)のNo14
(23)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(24)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(25)トマト | JA会津よつば
(26)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2017/08/22(火) 19:43:03|
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福島の7月のモモ価格、2017年も低迷、出口が見えない消費者の福島産離れ

 福島産モモの今年(2017年)7月と事故前年の2010年7月と全国平均との価格差を見ると
 2010年7月 △111円安
 2017年7月 △213円安
で価格差が開いています。事故7年目となりましたが、福島のモモ産地は汚染されたままであり、当然の結果です。
 福島を代表する果物にモモがあります(1)。福島県全域でとれるのでなく福島盆地とよばれる限られた地域に集中すています(2)。以下に位置を示します。
今年も汚染されたままの福島盆地
 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(5)による
 ※3 福島盆地の範囲は(6)、相馬地方は(7)による。
 図-1 福島盆地と相馬地方

 図に示す様に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(7)地域が広がっています。事故7年目も福島のモモは汚染された場所で作られています。以下に福島盆地を構成する2市2町(福島市、伊達市、桑折町、国見町)の合計の葬式数を示します。
事故後に増えたモモ産地の葬式
 ※1(9)を集計
 ※2 震災・津波犠牲者は(10)により、行方不明者を含み関連死を含まず。
 図-2 福島盆地(福島市、伊達市、桑折町、国見町)の各年7月から翌年6月までの合計の葬式(死者数)の推移

 図に示す通り、事故後に増加し 
 事故前年(2009年7月~10年6月)3,909人
 近々1年(2016年7月~17年6月)4,368人
で、12%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら200万分の1でした(11)。
モモの主要産地ではない飯舘村を除く相馬地方では
 事故前年(2009年7月~10年6月)1,417人
 近々1年(2016年7月~17年6月)1,431人
で殆ど増えていません(10)。 
。飯舘村は避難地域におり、今も大部分は村民は村外でに避難しているので(12)で除外しました。
 福島のモモは汚染され、葬式が増えた場所で作られています。それでも福島県は福島産モモは「安全」だと主張し(13)、これを避ける行為を「風評被害」としています(14)。消費者の理解はえられるのでしょうか?
 福島のモモのシーズンは7月から始まります(1)。以下に東京中央卸売市場の各年7月のモモの取引価格を示します。
事故後に低迷が続く福島のモモ価格
 ※ 東京中央卸売市場の取引価格(15)を集計
 図―3 福島産と全国平均の各年7月のモモ価格

 原発事故前から市場の評価は福島産の評価は低く、安く取引されていたのですが、原発事故後にさらに評価が低くなり価格差が広がりました。
 事故前年(2010年)7月
  全国平均 475円
  福島産  349円
 で福島産は△111円安
 昨年(2016年)7月
  全国平均 558円
  福島産  412円
 で福島産は△146円安
 今年(2016年)7月
  全国平均 637円
  福島産  424円
 で福島産は△213円安
 価格差は縮小するどこか昨年に比べ拡大しています。図―1に示す様に事故7年目も福島は汚染されたままです。汚染解消の出口は見えないと思います。同じように消費者の福島産離れ解消の出口も見えません。福島が汚染されている以上は当然の事です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島産を避けているのは福島の皆様も同じだと思います。
 福島の夏野菜にピーマンがあります(16)。8月が出荷のピークです(17)。福島県は福島の主要なピーマン産地です。同市辺りのピーマンは美味しいそうです(18)。福島県は福島産ピーマンを「安全」だと主張しています(19)。でも、福島県田村市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。
他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県田村市のスーパーのチラシ
 ※(20)を引用
 図―4 福島産ピーマンが無い福島県田村市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県田村市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(2)めげ猫「タマ」の日記 果物作りが盛んな、汚染された福島盆地
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)福島盆地 - Wikipedia
(7)相馬地方広域市町村圏組合
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)福島県の推計人口(平成29年7月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(10)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島の葬式はモモ産地で12%増、相馬は別(過去1年)
(12)平成29年8月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(13)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(14)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(15)東京都中央卸売市場-統計情報検索を大分類⇒果実、中分類⇒もも類、品目(小分類)⇒モモで検索
(16)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(17)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(18)福島県JAたむら&田村市トップセールス/東京青果株式会社
(19)(13)中の「やさい編 [PDFファイル/178KB]
(20)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2017/08/21(月) 19:46:44|
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避難指示解除の川俣町山木屋、商業施設開業1ヶ月で帰還は10人

 今年3月末に避難指示が解除された福島県川俣町山木屋(1)で7月1日には商業施設がオープンしたのですが(2)、7月中に帰還したのは避難指示解除後・最低の10人です。商業施設再開も効果は無かったようです。
 福島県川俣町は福島県の北部の山村です(3)。
事故7年目も汚染されたままの福島 ※1(4)の数値データを元に(5)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 図-1 福島県川俣町

 図に示す通り事故によって町の東側は全て避難区域になり(5)行き止まりの町になってしまいました。そればかりでなく同町の東側の山木屋地区が避難区域となりました(3)(6)。以下に示します。 
事故7年目もほぼ全域で除染が必要な川俣町
 ※1(4)のデータを元に(5)に示す手法で8月1日に換算
 ※2 旧避難地域は(6)による。
 図―2 福島県川俣町山木屋

 図に示す通り事故から7年目になりましたが、川俣町は概ね国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(7)を超えています。川俣町は大部分でさらなる除染が必要な汚染された町です。東部の山木屋地区はさらに高い放射線量です。
 それでも安倍出戻り総理は「安全」になったとして避難指示を3月末で解除してしまいました(3)(6)。これでは帰還が進む訳がありません。そこででしょうか7月1日に川俣町は同町山木屋に商業施設をオープンしました(2)。
川俣町山木屋の商業施設
 ※(2)を引用
 図―3 川俣町山木屋の商業施設

 図に示すように立派な施設です。帰還はすすんだでしょうか?以下に川俣町山木屋の皆様の居住先を示します。
進まない川俣町山木屋の帰還
 ※(8)を集計
 図―4 福島県川俣町山木屋の避難者と帰還者

 図に示す様に帰還が進みません。以下に月別の帰還者数(帰還者の増加数で計算)を示します。
過去最低となった7月の帰還者
 ※(8)を集計
 図―5 に月別の帰還者数(帰還者の増加数で計算)

 図に示す様に商業施設ができた7月は避難指示解除後最低の10人でした。商業施設ができても帰還は進まなかったようです。
 以下に15歳以下の子供の避難状況を示します。
減り続ける山木屋の子供
 ※(8)を集計
 図―6 川俣町山木屋の子供の避難状況

 町内在住者を中心にどんどん減っています。川俣町内避難者は2014年8月には59人いましたが、今年(2017年)8月は半分以下の28人です(9)。川俣町山木屋に商業施設がオープンしましたが、帰還は進まず子育て世代の川俣町離れが進んでいます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 加計学園の国会審議を見ていると安倍出戻り総理は「嘘」いっている気がします(10)。福島県川俣町山木屋が「安全」との彼の説明(11)も「嘘」の可能性があります。山木屋の皆さんが帰還しないのは当然だと思います。この思いは福島の皆様も同じだと思います。
 福島を代表する野菜にトマトがあります(12)。福島県会津地方はトマトの産地です。会津地方のトマトの味は格別だそうです(13)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(14)。でも、福島県会津地方の中心都市の会津若松市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(15)を引用
 図―7 福島産トマトが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)川俣町における避難指示区域の解除について - 川俣町公式ホームページ
(2)山木屋地区復興拠点商業施設「とんやの郷」 - 川俣町公式ホームページ
(3)川俣町 - Wikipedia
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(6)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)避難先・避難者数内訳一覧 - 震災・原子力災害関連情報 - 川俣町公式ホームページ
(9)(8)避難者数一覧(平成29年8月1日現在) [PDFファイル/44KB]
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  1. 2017/08/20(日) 19:44:15|
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「地上型イージス導入」では日本は守れない。

 防衛省 防衛省は、海上自衛隊のイージス艦に搭載している迎撃ミサイル「SM3」を地上配備する「イージス・アショア」導入を決めたました(1)。このシステムは防衛省が掲載している図表を見ると(2)、上空を飛ぶミサイルを撃ち落とすシステムであり、飛んで来るミサイルを迎え撃つシステムでありません。日本の上空を飛ぶミサイルは撃ち落とせますが、日本に飛んで来るミサイルは落とせません。
 この所、北朝鮮のミサイルのニュースが流れています(3)。日々、射程(飛行できる距離)が伸びているようです。いまやアラスカ東部やグアムまで届きそうです(4)。そこで防衛省はイージス艦に搭載している迎撃ミサイル「SM3」を地上配備する「イージス・アショア」導入を決めたました(1)。以下に防衛省が記載しているイージス艦のミサイル防衛システムを示します。
上空を通過するミサイルを落とすイージス艦
 ※(2)に加筆
 図―1 イージス艦搭載ミサイル防衛システム

 上空を飛ぶミサイルを撃ち落とすシステムであり、飛んで来るミサイルを迎え撃つシステムでありません。日本の上空を通過しより遠くに飛ぶミサイルは撃ち落とせますが、日本に飛んで来るミサイルは落とせません。これでは日本は守れません。その代り日本の先にあるグアム等は守る事ができます。
 飛んで来るミサイルを撃ち落とすシステムに「THAAD」があります(5)。報道によれば「THAAD」を導入しないる理由について
「 政府は当初、高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD〈サード〉)の導入も検討した。ただ、1基あたり800億円程度とされるイージス・アショアに対し、サードは1千億円超。イージス艦の負担軽減にもなると判断し、費用面と効率面から導入を決めた。」
と報道されていますが、複数のミサイル防御システムがあるには、それぞれに目的があるからだと思います。安倍出戻り内閣は日本の防衛に寄与が期待できるTHAADでなく、日本は守れない「イージス・アショア」導入を決めたました。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 多分、北朝鮮のミサイルの射程が延びたことで日本への脅威が増すことはないはずです。1990年代にノドンミサイルが開発され、日本全域が射程に張りました(7)。北朝鮮版R-17で平均誤差半径(CEP)が50メートルだそうせす(8)。以下に柏崎刈羽原子力発電所の原子炉建屋と半径50m(直径100m)の円を示します。
100m程度の原子炉建屋
 ※1 Google Mapにて作成
 ※2 数値は号機番号で(9)による
 図―2 柏崎刈羽原子力発電所の原子炉建屋と半径50m(直径100m)の円

 図に示す通り原子炉を狙える精度を有しています。でも安倍出戻り総理はこの点については説明しません。かれは不都合な事は口をつぐむか、「嘘」を話すようです(10)。福島の皆様は彼の福島産は「安全」であり避けるのは「風評被害」との主張は(11)信じていないようです。
 福島県いわき市ではナシの出荷が始まりました。ベトナムにも輸出されるそうです(12)。福島県いわき市産のナシは「サンシャインいわき梨」と言って美味しいそうです(13)。 福島県は福島産ナシは「安全」だと主張しています(14)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産ナシは無しです。
他県産はあっても福島産ナシは無しの福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(15)を引用
 図―3 福島産ナシが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)地上型イージス導入へ | 国内外ニュース | 福島民報
(2)防衛省・自衛隊:弾道ミサイル防衛(BMD)について
(3)中四国9県でJアラート訓練=北朝鮮ミサイルに備え-総務省消防庁:時事ドットコム
(4)【図解・国際】北朝鮮弾道ミサイルの推定射程:時事ドットコム
(5)THAADミサイル - Wikipedia
(6)陸上イージス・宇宙部隊…日米連携が理由、新装備次々:朝日新聞デジタル
(7)ノドン - Wikipedia
(8)中国の技術利用して北朝鮮の弾道ミサイル命中精度が大幅向上か - エキサイトニュース
(9)柏崎刈羽原子力発電所の設備概要|柏崎市
(10)追及にシドロモドロ 安倍首相“1月20日”虚偽の決定的証拠|政治|ニュース|日刊ゲンダイDIGITAL
(11)安倍首相:「風評被害払拭を応援」 福島の牧場で激励 - 毎日新聞
(12)県産ナシをベトナム初荷 JA福島さくら いわきで出発式 | 県内ニュース | 福島民報
(13)果汁あふれる!サンシャインいわき梨(いわき市) | ふくしま 新発売。
(14)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(15)イオンいわき店
  1. 2017/08/19(土) 19:45:48|
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