今日(11/30)「溶融燃料が原子炉圧力容器から格納容器に落下」なんてニュースが流れていました。東京電力の資料(1)に
「事故後溶融した燃料はほぼ全量が原子炉圧力容器下部プレ
ナムへ落下しており、元々の炉心部にはほとんど燃料が残存していない。」
簡単に言えば、メルトダウンを起こした原子炉の燃料が漏れだし、外側の原子炉格納容器にあふれだたことになります。
別の東京電力の資料(2)には
「『2 号機圧力抑制室ガス温度』
11/27 5:00 「102.6℃」を表示。 」
とありました。東京電力の言い訳は
「計器不具合の可能性も含め、原因調査中。」
と計器の故障だと言っています。でも、燃料が漏れていれば局所的に温度が高い場所がでても、不思議はないと思います。でも、東京電力は過去に
と言っています(3)。また、温度計は熱電対を使っています。熱電対は温度が上がると高い電圧が出ます。漏電や電線の(抵抗)の影響で電圧が低く測ってしまうことはありますが、高く出ることは「猫」には考えられません。
「猫」は思いました。福島第一原子力発電所の温度は100℃を超える部分があると思います。冷温停止の期限まで、あと一か月
「がんばれ東京電力!」
―参考にしたさせて頂いたURL―
(1)
福島第一原子力発電所1~3号機の炉心状態について(5.01MB (2)
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(21.9KB) (3)
原子炉圧力容器・原子炉格納容器の計測機器の状況
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2011/11/30(水) 22:32:32 |
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昨日付(11/28)、厚生労働省から福島県産のお米から、基準値の500ベクレル/kgを超える放射性物質に汚染されたお米が見つかったそうです(1)。伊達市の旧月舘町と旧小国村で見つかったそうです。最初の検査でどれだけの値であったか厚生労働省の発表資料を調べてみました(2)。
旧月舘町は47(ベクレル/kg)と163(ベクレル/kg)です。
旧小国村は25(ベクレルkg)と10(ベクレル/kg)で、平均17.5ベクレル/kgです。
逆の言い方をすれば、平均で17.5ベクレル/kgを超えている農産物では、暫定基準値を超えている可能性があると「猫」は思います。そこで、厚生労働省の資料(2)を調べてみました。いっぱいあります。11/20以降だでもいっぱいあります。全部にお米並みの検査をするのは無理だと思います。
<余談1>
今日、福島県産のお米を宮城県産のいって販売した業者さんが見つかったそうです(3)。
<余談2>
11/20以降、平均で17.5ベクレル/kgを超える福島県産のリストは以下の通りいっぱいです。
ホシシイタケ(産地:二本松市) 平均:3900(ベクレル/kg) 、最大4900(ベクレル/kg) 、検査数:2
イノシシ(産地:南相馬市) 平均:3720(ベクレル/kg) 、最大3720(ベクレル/kg) 、検査数:1
イノシシ(産地:二本松市) 平均:2479.1(ベクレル/kg) 、最大14600(ベクレル/kg) 、検査数:10
ホシシイタケ(産地:白河市) 平均:1720(ベクレル/kg) 、最大1720(ベクレル/kg) 、検査数:1
ホシシイタケ(産地:本宮市) 平均:1700(ベクレル/kg) 、最大1700(ベクレル/kg) 、検査数:1
イノシシ(産地:白河市) 平均:1101.5(ベクレル/kg) 、最大1260(ベクレル/kg) 、検査数:2
ホシシイタケ(産地:棚倉町) 平均:1000(ベクレル/kg) 、最大1000(ベクレル/kg) 、検査数:1
クマ(産地:西郷村) 平均:737(ベクレル/kg) 、最大737(ベクレル/kg) 、検査数:1
ヤマドリ(産地:いわき市) 平均:736(ベクレル/kg) 、最大736(ベクレル/kg) 、検査数:1
イノシシ(産地:相馬市) 平均:678(ベクレル/kg) 、最大678(ベクレル/kg) 、検査数:1
イノシシ(産地:須賀川市) 平均:650(ベクレル/kg) 、最大650(ベクレル/kg) 、検査数:1
ホシシイタケ(産地:塙町) 平均:564.7(ベクレル/kg) 、最大1220(ベクレル/kg) 、検査数:3
ホシシイタケ(産地:平田村) 平均:410(ベクレル/kg) 、最大430(ベクレル/kg) 、検査数:2
ホシシイタケ(産地:石川町) 平均:390(ベクレル/kg) 、最大460(ベクレル/kg) 、検査数:2
ホシシイタケ(産地:相馬市) 平均:360(ベクレル/kg) 、最大360(ベクレル/kg) 、検査数:1
イノシシ(産地:郡山市) 平均:317(ベクレル/kg) 、最大317(ベクレル/kg) 、検査数:1
干しウメ(産地:本宮市) 平均:303.5(ベクレル/kg) 、最大490(ベクレル/kg) 、検査数:2
ホシシイタケ(産地:鮫川村) 平均:289.5(ベクレル/kg) 、最大340(ベクレル/kg) 、検査数:2
ウメボシ(産地:本宮市) 平均:183.25(ベクレル/kg) 、最大280(ベクレル/kg) 、検査数:4
ホシシイタケ(産地:玉川村) 平均:167.5(ベクレル/kg) 、最大250(ベクレル/kg) 、検査数:2
ウメボシ(産地:二本松市) 平均:161.666666666667(ベクレル/kg) 、最大280(ベクレル/kg) 、検査数:3
キジ(産地:二本松市) 平均:157.4(ベクレル/kg) 、最大234(ベクレル/kg) 、検査数:4
ヤマドリ(産地:郡山市) 平均:115(ベクレル/kg) 、最大115(ベクレル/kg) 、検査数:1
ホシシイタケ(産地:会津坂下町) 平均:97(ベクレル/kg) 、最大97(ベクレル/kg) 、検査数:1
カモ(産地:南相馬市) 平均:96.8(ベクレル/kg) 、最大96.8(ベクレル/kg) 、検査数:1
乾燥オトギリ草(産地:会津若松市) 平均:93(ベクレル/kg) 、最大93(ベクレル/kg) 、検査数:1
なつはぜ茶(産地:猪苗代町) 平均:92(ベクレル/kg) 、最大92(ベクレル/kg) 、検査数:1
カルガモ(産地:川俣町) 平均:86.5(ベクレル/kg) 、最大86.5(ベクレル/kg) 、検査数:1
ホシシイタケ(産地:南相馬市) 平均:80(ベクレル/kg) 、最大80(ベクレル/kg) 、検査数:1
ホシシイタケ(産地:只見町) 平均:79(ベクレル/kg) 、最大79(ベクレル/kg) 、検査数:1
ホシシイタケ(産地:西会津町) 平均:74(ベクレル/kg) 、最大78(ベクレル/kg) 、検査数:2
どくだみ茶(産地:西会津町) 平均:71(ベクレル/kg) 、最大71(ベクレル/kg) 、検査数:1
カルガモ(産地:白河市) 平均:70.4(ベクレル/kg) 、最大70.4(ベクレル/kg) 、検査数:1
ウメボシ(産地:大玉村) 平均:65.3(ベクレル/kg) 、最大90(ベクレル/kg) 、検査数:6
カルガモ(産地:伊達市) 平均:65.2(ベクレル/kg) 、最大65.2(ベクレル/kg) 、検査数:1
ギュウニク(産地:猪苗代町) 平均:53.5(ベクレル/kg) 、最大98(ベクレル/kg) 、検査数:4
ホシシイタケ(産地:会津若松市) 平均:51(ベクレル/kg) 、最大51(ベクレル/kg) 、検査数:1
ホシガキ(産地:塙町) 平均:42(ベクレル/kg) 、最大42(ベクレル/kg) 、検査数:1
ホシシイタケ(産地:小野町) 平均:41(ベクレル/kg) 、最大44(ベクレル/kg) 、検査数:2
リンゴジュース(産地:福島市) 平均:36(ベクレル/kg) 、最大36(ベクレル/kg) 、検査数:1
キジ(産地:白河市) 平均:34.2(ベクレル/kg) 、最大34.2(ベクレル/kg) 、検査数:1
ホシシイタケ(産地:南会津町) 平均:31(ベクレル/kg) 、最大31(ベクレル/kg) 、検査数:1
乾燥なつめ(産地:矢祭町) 平均:31(ベクレル/kg) 、最大31(ベクレル/kg) 、検査数:1
ギュウニク(産地:石川町) 平均:23.2(ベクレル/kg) 、最大34(ベクレル/kg) 、検査数:5
―参考にさせて頂いたサイト様―
(1)
食品中の放射性物質の検査結果について(第258報) (2)
厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果) (3)
コメ:福島産を宮城産と表示 仙台の業者を処分へ - 毎日jp(毎日新聞)
2011/11/29(火) 21:43:06 |
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今日(11/27)に大阪市長選挙、大阪府知事選挙があったのですが、府と市の2重行政の解消を主張した候補が勝ったらしいです。大阪の日本橋に行くと、地下鉄千日前線と阪神なんば線があるのか不思議におもいました。どちらも、鶴嘴、日本橋、難波と阪神本線を結ぶ役割を持っていますが、ルートを調べらほとんど重複していました。
どうして、こんな鉄道ができたの「猫」は不思議でした。千日前線でも、なんば線も何回か乗ったことがあるのですが、座れなかった記憶がありません。大阪の地下鉄は相互乗り入れがほとんどありません。東京なら銀座線や丸の内線のような古い地下鉄は別にして、大抵の地下鉄は両サイドでJRや、私鉄と相互乗り入れをしています。でも、大阪の地下鉄で相互乗り入れをしている路線は、ほとんどありません。まともな相互乗り入れと言えるのは、阪急千里線(阪急の支線)と堺筋線くらいです。(他にもありますが、従来からある私鉄と相互乗り入れをするのでなく、地下鉄完成後の延長線を鉄道会社が運営しているんだけです、それも2路線だけです)。
千日前線と阪神本線は相互乗り入れをしていません。阪神なんば線は、近鉄線とつながり、三宮(神戸市の中心部)から奈良(正確には近鉄奈良駅)まで、乗り換えなしに行けます。だから、阪神なんば線が必要だったと思います。
もっと怒りたくなるには、なんば線の建設には249億円もの国費(1)(国の税金)が使われています。千日前線が相互乗り入れしていれば、なんば線の建設の必要はなく、私たちはこのお金を負担する必要がなかったと思います。
<余談1>
伊丹空港から日本橋(大阪)に行くのは大変です。
伊丹から、モノレールに乗って蛍池で阪急に乗り換え、阪急梅田にいき、地下鉄梅田駅に乗り換えるのですが、取り換えが大変です。阪急梅田は地上3階、地下鉄梅田は地下二階、そして水平距離約500mです。こんな乗り換え東京では考えられません。そして難波で、地下鉄千日前線か阪神なんば線に乗り換え、日本橋にでます。
羽田から日本橋(大阪)に行くのはとっても楽です。
羽田駅から京急(私の関西の知人は、「きょうきゅう」と読みました)に乗れば、相互乗り入れでそのまま地下鉄に入り、地下鉄の日本橋(東京)駅で降りれば、終わりです。
<余談2>
大阪や東京の交通事情についてはリファレンスの必要なないと思います。疑問でしたら大阪や東京の人に聞いてみてください。
―参考したURL―
(1)
FAQ - 阪神なんば線
2011/11/27(日) 22:16:34 |
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昨日(11/24)の夜に、福島市旧小国町のお米を再検査したら、別のお米からも暫定基準値500ベクレル/kgを超えるお米が見つかったとニュースが流れていました。今日(11/25)に厚生労働省のホームページ(1)にその内容が出ていました。
これを見て驚きました。検査した864点中15%以上の131点から、暫定基準値(500ベクレル/kg)を超える放射性セシウムが見つかったそうです。最初の検査では旧小国町産のお米の放射性セシウムは、
33(ベクレル/kg)と28(ベクレル/kg)
で(2)、500(ベクレル/kg)に比べてれば相当に低いものでした。でも、詳しく調べたら15%以上が基準値超過です。他の産地はどうでしょうか、たとえば福島県国見町では、
コメから平均:59.25(ベクレル/kg) 、最大99(ベクレル/kg) 、検査数:4
が見つかっています。福島市旧小国村の倍です。大丈夫でしょうか。
そういえば、米以外も、福島市産の農産物だけで、今回のお米と同等がそれより高い放射性セシウムが以下の通り見つかっています。
キウイフルーツ(産地:福島市) 平均:82.5(ベクレル/kg) 、最大88(ベクレル/kg) 、検査数:4
ヤマドリ(産地:福島市) 平均:77(ベクレル/kg) 、最大77(ベクレル/kg) 、検査数:1
ギンナン(産地:福島市) 平均:62(ベクレル/kg) 、最大62(ベクレル/kg) 、検査数:1
カキ(柿)(産地:福島市) 平均:40.6(ベクレル/kg) 、最大141(ベクレル/kg) 、検査数:26
カブ(産地:福島市) 平均:40.5(ベクレル/kg) 、最大81(ベクレル/kg) 、検査数:4
ブドウ(産地:福島市) 平均:39(ベクレル/kg) 、最大39(ベクレル/kg) 、検査数:1
ヨウナシ(産地:福島市) 平均:36(ベクレル/kg) 、最大36(ベクレル/kg) 、検査数:1
リンゴジュース(産地:福島市) 平均:36(ベクレル/kg) 、最大36(ベクレル/kg) 、検査数:1
マイタケ(きのこ)(産地:福島市) 平均:31(ベクレル/kg) 、最大62(ベクレル/kg) 、検査数:2
マイタケ(きのこ・施設)(産地:福島市) 平均:30(ベクレル/kg) 、最大30(ベクレル/kg) 、検査数:1
モモ(産地:福島市) 平均:21.8(ベクレル/kg) 、最大35(ベクレル/kg) 、検査数:2
リンゴ(産地:福島市) 平均:20.0(ベクレル/kg) 、最大47(ベクレル/kg) 、検査数:27
「猫」はとっても心配です。
<余談>
最近、外食は控えています。たまたま入ったお店で、茶わん蒸し(ギンナン入り)、カブの煮物、干し柿の和え物とごはんをだべて、それが全部、福島産だと怖くなります。スーパーですと産地が書いてあるので、ある程度は、避けることができますが、外食ですべての材料の産地を表示するのは無理です。茶わん蒸しだけで、卵、醤油の原料の大豆と米、だし汁に使うカツオ、昆布、干しシイタケ、具のエビ、鶏肉、かまぼこ、ギンナン、彩を飾る三つ葉、イクラなど10種類以上の材料を使います。
―参考にしたURL-
(1)
食品中の放射性物質の検査結果について(第256報) (2)
厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)
2011/11/26(土) 22:19:01 |
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今日(11/25)に福島県のホームページ(1)を見たら、10月の人口統計が出ていました。
そこで、4月から10月までの死亡者数を放射性物質汚染前(去年)と放射性物質汚染後(今年)で比較してみました。以下の結果になりました。なお、津波の被害が大きい沿岸部(浜通り:いわき市や相馬地方)は集計から除きました。
表 福島県(浜通りを除く)の放射性物質汚染前後の死者数の比較
★死亡率は人口10万人当たり
★死亡率の差は増加率で記載
殆どの月で、死者が増えています。震災から半年たった10月ですら、100人以上増えています。累計では600人増えています。これは、福島第一原子力発電所の放射性物質ばら撒きによるものだと「猫」は思います。
福島県でも、放射線物質汚染のひどいところと、少ないところがあります。そこで、各地域の積算線量と死亡の増加率をグラフにしてみました。
★積算線量は、福島県のホームページ(2)のデータより「猫」が集計
★震災犠牲者は、除き集計、データは福島県のホームページによる(3)。
図 積算放射線量と死亡増加率
放射線が高いところほど死亡率が増えています。これは、東京電力がばら撒いた放射性物質が原因である明確な証拠だと「猫」は思います。
-参考させて頂いたサイト様-
(1)
福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口 (2)
福島県ホームページ - 組織別 - 環境放射能測定結果・検査結果関連情報 (3)
福島県ホームページ - 組織別 - 地震災害情報
2011/11/25(金) 20:35:42 |
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今日(11/24)に東京電力のホームページ内(1)に、福島第一原子力発電所の原子炉について
「 原子炉圧力容器内に比較的高い濃度の水素が存在する可能性があるため、原
子炉圧力容器内に直接窒素を封入し、(中略)水素濃度が
可燃限界以下となるように管理を行う。
原子炉圧力容器への窒素封入には工事の準備に時間がかかることから、
念のため、原子炉圧力容器に窒素を封入するまでの期間は、原子炉圧力容器
内の蒸気割合を増加させることで水素濃度を低減させることとし、そのため
の操作を11 月24 日より行う」
とゆう記載を見つけました。言い換えれば
福島第一原子力発電所の原子炉に水素がたまって危ないので、水蒸気をたくさんだして、水素を追い出します。
とだと思います。水蒸気をたくさん出すには水を沸騰させるしかないと思います。沸騰するには100℃以上に原子炉内の温度を上げないといけません。つまり
水素を出だすために、原子炉の温度を100℃以上にし、水を沸騰させて蒸気をたくさん出します。
との発表のように見えます。ステップ2は年内完了を目指しているみたいです。原子炉の温度を100℃以下にする冷温停止は、ステップ2の条件だと思います。今年もあとひと月と少ししかありません。これから、原子炉の温度を100℃以上にし、再び安定的に100℃以下にできのか「猫」にはよくわかりません。
―参考にさせて頂いたサイト様―
(1)
福島第一原子力発電所1~3号機の原子炉圧力容器内の水素濃度の管理について
2011/11/24(木) 22:16:17 |
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福島県のホームページに、今年とれた稲わらの使い方がでていました(1)。なんと、福島県でとれた稲わらは、ヤギさんや、羊さんにはやってはいけないそうです。稲わらの扱いについて、こんな風にかいてありました。
「家畜の飼料
(緬羊、山羊及び鹿を除く)」
「家畜の敷料
(緬羊、山羊及び鹿を除く)」
です。ヤギ(山羊)さんや羊(緬羊)さんには、ダメみたいです。
福島県のお米からは、厚生労働省の発表(2)を見ると、ほとんど放射性セシウムは見つかっていません。だったら、稲わらだって心配ないと思います。でも、ダメみたいです。
「猫」は福島産の稲が本当に大丈夫かとっても心配になりました。
―参考にさせていただいたサイト様―
(1)
第19号「稲わら、籾がらの利用について」更新(平成23年11月18日) (2)
厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)
2011/11/23(水) 21:04:14 |
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毎日の報道を見ていると、いろいろな省庁が行政委員会が福島第一原子力発電所についての発表をしています。どれだけの組織があるのか「猫」の分かる範囲でまとめてみました。いっぱいあります。
Ⅰ.規制側
① 原子力安全委員会
-「内閣府の審議会等のひとつ。」で「安全の確保に関する事項について企画し、審議し、および決定することである。」ですが「しかし、業者を直接規制することはできない。」そうです(1)
② 原子力安全・保安院
-「資源エネルギー庁の特別の機関」で、「平時の保安検査を主たる任務とする行政機関である。」だそうです。また「原子力関連事故等、
有事が発生した場合の処理専門機関として構想設立および訓練された機関ではない」 そうです(2)。
③文部科学省科学技術・学術政策局
「原子力の安全及び平和利用の確保」だそうです(3)。なお、ここには「原子力安全課」があります(3)。
Ⅱ 立案・推進側
①原子力委員会
「総理府の附属機関(のち審議会等)」だそうです(4)。
②資源エネルギー庁
「(
原子力 、太陽光、風力、スマートコミュニティ等)政策を所管する日本の経済産業省の外局のひとつ。」だそうです(5)。
③文部科学省 研究開発局
「原子力分野の研究開発の推進 」も任務だそうです。また、「原子力課」があるそうです(6)。
<余談>
日本国の原子力関連の行政機関の任務は、福島放射性物質ばら撒き事件を起こさせないにすることだと思います。でも、任務に失敗しました。事故が起こっても責任を取らないように、いっぱい組織ができていたと「猫」は思いました。
―参考にしたサイト様ー
(1)
原子力安全委員会 - Wikipedia (2)
原子力安全・保安院 - Wikipedia (3)
科学技術・学術政策局 - Wikipedia (4)
原子力委員会 - Wikipedia (5)
資源エネルギー庁 - Wikipedia (6)
研究開発局 - Wikipedia
2011/11/22(火) 22:02:52 |
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先週も、福島県産のお米の他に、以下の通り29件もの、暫定基準値(500Bq/kg)を超えた食品が見つかっています。厚生労働省の発表(1)を集計したら、以下の通りになりました。
ホシシイタケ 平均: 302.6(Bq/kg) 最大 3100(Bq/Kq) 検査数: 47 基準超: 6
ワサビ 平均: 351.4(Bq/kg) 最大 1060(Bq/Kq) 検査数: 9 基準超: 3
シイタケ(きのこ) 平均: 171.4(Bq/kg) 最大 831(Bq/Kq) 検査数: 21 基準超: 2
クリタケ(きのこ) 平均: 343.2(Bq/kg) 最大 1137(Bq/Kq) 検査数: 7 基準超: 2
イノシシ 平均: 606.5(Bq/kg) 最大 1080(Bq/Kq) 検査数: 4 基準超: 2
キウイフルーツ 平均: 321.2(Bq/kg) 最大 1120(Bq/Kq) 検査数: 6 基準超: 2
コモンカスベ 平均: 366.3(Bq/kg) 最大 910(Bq/Kq) 検査数: 6 基準超: 2
ヒラメ 平均: 353.5(Bq/kg) 最大 4500(Bq/Kq) 検査数: 18 基準超: 1
ムキタケ(きのこ) 平均: 466.7(Bq/kg) 最大 1400(Bq/Kq) 検査数: 3 基準超: 1
イシガレイ 平均: 217.1(Bq/kg) 最大 870(Bq/Kq) 検査数: 8 基準超: 1
チャ 平均: 145.2(Bq/kg) 最大 1300(Bq/Kq) 検査数: 213 基準超: 1
乾燥ドクダミ 平均: 3400(Bq/kg) 最大 3400(Bq/Kq) 検査数: 1 基準超: 1
キクラゲ(乾燥) 平均: 473.3(Bq/kg) 最大 550(Bq/Kq) 検査数: 3 基準超: 1
どこの産地なら大丈夫が知りたくなりました。そこで、検査数の多い食品中の放射性セシウムの濃度の平均を表にしてみました。
単位(Bq/kg)
図 県別の食品中の放射性セシウム濃度の平均値
お買いものの参考にでもなれば嬉しいです。なお、おかしな数値もあります。平均値でみると、牛肉は福島県でなく静岡県が、なめこは栃木県が高くなっています。また、お茶で放射性セシウムが見つかっているのに、最大の産地の静岡県は検査をしていません。
<余談1>
以下のURLに「食品中の放射性物質に関する検査結果」をまとめたExcelファイルをおいておきます。詳しいことは、ダウンロードしてみてください。
ratioactiveOnfoods.xlsx もちろん、転記漏れやミスがあります。ミスなど問題を見つけた方は、ご連絡をお願いします。
<余談2>
「猫」なりに原子力発電に調べて
「猫」的原子力発電所論 を作りました。暇なら見てね!
―参考にしたサイト様―
(1)
農林水産省/厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)
2011/11/20(日) 21:30:36 |
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ここの所、TPPに反対する「農業団体」のニュースが流れています。農業団体の方は、TPPで日本の農業がダメになり、農家の生活が苦しくなるようなことを言っていると思います(この部分のリファレンスは必要ないと思います)。本当にそうななのか「猫」は疑問です。
知り合いの人に聞いたのですが、田植えはおおむね5月のゴールデンウィークにするそうです。なぜかと言うと、連休があり「勤め先」が休みになるからだそうです。つまり、農家の方は、農業より「勤め先」の勤務が大事なのです。農家にとって、農業とは経済的には大事ではないみたいです。
でも、農業が大事な人たちがいます。農業関係者です。その第一は、農林水産省のお役人、なんと定員が23、150人です(1)。日本の農業の総出荷額は、約9兆円だそうです(2)。農林水産省の職員数は現在でも異常としか思えません。たとえば、NTTドコモの売り上げは4兆円ですが、従業員も約1万人です(3)。ドコモの従業員一人あたりの売り上げと、農林水産省の職員一人あたりの農業出荷額がほぼ同じです。農林水産省の定員は無茶苦茶だと思います。
農業関係者には、農協があります。上部組織に全国農業協同組合連合会だけで、11,349人の従業員がいます(4)。下部組織の全国共済農業協同組合連合会の従業員数は、6,311名です(5)。別の下部組織の農林中央金庫の従業員は、3,123人です(6)。また、北海道の農業団体ホクレンには、1,942人従業員がいます(7)。また、下部組織のホクレン商事には3497人の従業員がいます(7)。全部を合計すると以下の図の通り約5万人です。
図 農業関係者の人数(「猫」が調べただけ)
実際にはもっと多くの農業関係者が居ると思います。市町村や都道府県の農業関係職員、ここでは取り上げない農協の下部組織の職員、たとえば土地改良区など、農協以外の農業関係者です。
この人たちの為に農林水産省だけで、2兆3千億です(8)。農業関係者の総数を集計は「猫」はできませんでした。仮に倍の10万人とすると、農業関係者一人当たりの予算は2,300万円です。このような特権、農業関係者は放棄するとは思えません。でも、これ税金です。別の言い方をすれば「搾取」です。。でも、農業生産額が減れば、農業関係者は、このような「搾取」ができなくなります。
「猫」の結論
TPPに反対しているのは農家でなく「農業関係者」である。反対する理由は美味しい「搾取」ができなくなるからである。
―参考したサイト様―
(1)
農林水産省 - Wikipedia (2)
日本の農業 - Wikipedia (3)
NTTドコモ - Wikipedia (4)
全国農業協同組合連合会 - Wikipedia (5)
全国共済農業協同組合連合会 - Wikipedia (6)
農林中央金庫 - Wikipedia (7)
ホクレン農業協同組合連合会 - Wikipedia (8)
I. 平成24年度農林水産予算概算要求の骨子(PDF:86KB)
2011/11/18(金) 22:20:19 |
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