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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島第一原発 下請けさんは4ヶ月の使い捨て

 福島第一原発の作業されているかたの、被爆線量の集計結果を東京電力は発表しています。11月の発表までは積算の線量でした(1)。12月発表分からは月毎に変わっていました(2)。簡単に言えば、これまでは福島原発に入いいた時期で、3月に入いいた方はxxmSv、4月のかたはxxmSvなんて形でした。それが12月の発表分からは、3月はxxmSv、4月はxxmSv被爆した形での発表に変化しました。それが12月の発表からは、10月にはxxmSv、11月にはxxmSv被爆したに変わりました。目的(福島第一原発で頑張っている方々の健康が大丈夫か?)を考えるにはその月にどれだけ被爆したかより、トータルでどれだけ被爆したかが大事だと(=‘x‘=)は思うからです。
 でも面白いデータが得られました。3月から、これまでに福島第一原発に行った方で、どれだけの人が福島第一原発で働かせてもらっているかです。以下に(1)と(2)から集計した、下請けさんの雇い入れ人数と、10月まで働いている方の推移のグラフを示します。

prog20111228f01.gif

図 福島第一原発の下請け累計雇用数と就業者数の推移

10月時点で下請けの方を、14、566人雇っていますが、10月に働いているのはその3分の1程度のたった5832人です。(=‘x‘=)は思います。被爆を少なくするため、作業員を下請けにいっぱい雇わせ、散々危険に晒したあと、積算の被爆線量が大きくならないうちに入れ替える。図を見ると、6月からは下請けさんの人数は大きくは変わっていません。平均すると5832人です。でも6月から10月まで、平均すると月当たり1355人を雇っています。平均の勤務期間は5932÷1355≒4ヶ月です。
 福島第一原発の下請けさんは4ヶ月の使い捨て
です。

-参考にさせていただいたサイト様―
(1)緊急時作業者の被ばく線量の評価状況等について(11月発表分)
(2)緊急時作業者の被ばく線量の評価状況等について(12月発表分
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  1. 2011/12/28(水) 20:33:42|
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整備新幹線って本当に役に立つの?

 一寸、古いニュースで申し訳ありませんが、整備新幹線が着工されるみたいです(1)。費用は3兆円強みたいです。消費税は年間10兆円の税収があるそうです。いま、5%ですので1.5%分が新幹線建設費になるみたいです。105円のパンを買うと、消費税5円のうち1.5円が新幹線建設代になります。毎日です。
 そんなに新幹線って、効果があるか(=‘x‘=)なりに調べて見ました。
①北陸新幹線(新規着工区間 金沢―敦賀)
 福井から東京にでるには3時間半(米原乗り換え―新幹線)でいきます。(=‘x‘=)の計算だと、新幹線が開通しても3時間15分程度です。15分程度の短縮です。意味ありますかね?
 敦賀からなら今での東京まで、3時間です。でも北陸新幹線経由なら、3時間半かかる計算になりました。
★のぞみを米原に停車したら、20分早くなります。新幹線を作るより、米原に「のぞみ」を停車させた方がはるかにベターだと思います。のぞみは1日80本近くあります。その一部の(だいたい20本程度)を米原に止めるだけで、北陸新幹線再々延長よりはるかに効果があります。以下に(=‘x‘=)の計算書を書きます。

borg2011127f01.gif
 現行の北陸新幹線のダイヤより平均速度を180km/時として計算
図 北陸新幹線の所要時間の見積もり

②北海道新幹線
 札幌―東京間は5時間みたいです。博多―東京間と同じ時間です。博多の人が、東京に行くのは殆どが飛行機みたいです。札幌から東京も5時間かかるみたいです。誰も使わないと思います。

<余談>
北陸新幹線は再来年(2年以内)には金沢まで、開業します。昔の新幹線と違い25%程度の時間短縮効果しかありません。それだけではありません。並行在来線の財政負担などの、沿線には大きな負担がのしかかります。今後の整備新幹線て意味があるかな!



―参考させていただいたURL様―
(1)整備新幹線、年度内にも着工認める方針
  1. 2011/12/27(火) 20:55:39|
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福島ノロウイルスは新型だ!IASRは型を特定していない。

 国立感染症研究所 感染症情報センターでは、全国からのノロウイルス感染情報を集めてIASRとして発表しています。今日50週(12月22日までの週)までの結果が発表されました(1)。福島県に関する抜粋を以下の図に記載します。

福島県 ノロ発生状況

図 福島県のノロウイルス型

なんと、福島県は空白でした。東京電力の記者会見や新聞報道で
12月17日
 ・福島第一原子力発電所
 ・福島市内の旅館
12月18日
 ・福島第二原子力発電所
でノロウイルス感染者が見つかっています(2)。報道される程ですから、当然ながら保健所に連絡がいって、ノロウイルスの検査がされ、型が特定され、発表されると思います。でも、発表がありません。しかし、IASRをよく見ると遺伝子型が特定できず(Noru genegroup unknown)が49週(12月11日から17日)に6件あります。この中に福島県で発生したノロウイルスが含まれていると思います。遺伝子の型が特定できない(すなわち新型)のノロウイルスが、福島第一、第二原発付近で発生した事になります。
放射線は突然変異を起こします。それより心配なことがありまます。放射線は、遺伝子の組み換えを促進するそうです(。突然変異よるずっと、新種のウイルスができやすいと思います。)チェルノブイリに比べると福島が温暖で湿潤です。チェルノブイリよりずっと微生物の密度が高いはずです。高い微生物の密度にこれだけ長期間にわたり放射線に晒されたことは過去にないと思います(2)。「猫」は何があっても不思議ではないと思います。最悪なのが、感染力と強い遺伝子と毒性の強い遺伝子が結びつくことです。毒性の強いウイルスが次々に感染していきます。
<余談>
今日(12/26)午後の東京電力の記者会見で、福島第二原子力発電所からまた、ノロウイルス感染者が出たそうです(3)。福島原発のノロウイルス感染はどんどん拡大しています。もし、対策をせず全国に、全世界に広がったら、「想定外」ではすまないと思います。



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)ノロウイルス検出速報
(2)めげ猫「タマ」の日記 福島 ノロウイルスは「新型」?
(3)映像|写真・映像ライブラリー|東京電力
  1. 2011/12/26(月) 21:22:07|
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1マイクロシーベルト/時の場所では143.5ミリシーベルトの積算線量なる。

 福島県では、100点前後の空間放射線量率を毎日発表しています(1)。でも、それが何するかあまり説明はしていないと思います。東京電力放射性物質バラマキ事件の犠牲者が知りたいのは、今後どれくらい放射線を浴びるか?これまで、どれくらい浴びてしまったか?だと思いまました。そこで、「猫」なりに調べてみまました。

①これからどれくらい浴びるか?
 結論からいうと今(2011年12月23,24日)に1μSv/h(マイクロシーベルト/時)の場所では143.5mSv(ミリシーベルト)の積算線量(外にいたら浴びてしまう放射線量)になります。これは、文部科学省の資料に「、全体として1.8%程度、放射性セシウムの物理的減衰以外の要因により、減少したものと考えられる。」との記述の通り(2)。大部分の98.2%は、セシウムの半減期によるものです。基本的にはセシウムの半減期だけで、今後の放射線量が計算できます。これを合計すれば、積算線量が分かります。その結果は
 1μSv/h → 143.5mSv
 2μSv/h → 287mSv
です。そして、最も空間放射線量率が高かった双葉町の山田多目的集会場付近(23,24の空間占領率の平均26.76μSv/h)では
   3839.9mSv
になります。「3,000 - 5,000<略>50%の人が死亡する。」(3)と同じです。

②これまで、どれだけ浴びたか?
 福島県では6地点では、3月11日から連続した空間放射線量率が公表されています(1)。また、郡山市ではわりと初期から測定されているので、他のデータで修正できます。すると、23、24日の空間線量率(単位μSv/h)とこれまでの積算線量(単位mSv)は以下のようになりました。

観測点 線量率 積算線量
福島市  0.98 10.66
郡山市   0.75 9.57
白河市   0.39 3.83
会津若松市 0.13 1.10
南会津町  0.08 0.53
南相馬市  0.41 4.06
いわき市平 0.18 1.96

borg20111125f03d.gif

図 12月23、24の空間放射線線量率と12月24日までの積算線量の関係

だいたい空間線量率(単位μSv/h)に11.25倍すると、これまでの積算線量(単位mSv)になるみたいです。①と②を合わせると
 12月23、24の空間放射線線量率(単位μSv/h)の155倍すると、積算線量(単位mSv)が計算できるみたいです。たとえば
 1μSv/h → 155mSvの積算線量
です。

<余談>
1μSv/h → 143.5mSv
の計算過程は以下の通りです。今(2011年クリスマスイブ)からt年後の空間線量率S(t)は、今の空間線量率をSとして
S(t) ≒S×(0.67×0.5(t/2.06)+0.33×0.5(t/30.2)
になります(4)。また、1μSv/hは8.766mSv/年(3600秒×24時間×365.25日(閏年を考慮))になります。積算線量は積分すればいいのですから積算線量SSは

SS=8.766×∫S×(0.67×0.5(t/2.06)+0.33×0.5(t/30.2))dt
これをt=0からt=∞まで積分すると
SS=S×8.766*{0.67*2.06/ln(2)+0.33*30.2/ln(2))
=143.5S
になります。






―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県ホームページ - 組織別 - 環境放射能測定結果・検査結果関連情報
(2)文部科学省による 第4次航空機モニタリングの測定結果について(平成23年12月16日)(PDF:8778KB)
(3)被曝 - Wikipedia
(4)めげ猫「タマ」の日記 長期の空間放射線量の計算方法
  1. 2011/12/25(日) 22:37:38|
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12月の食品中の放射性物質の濃度をまとめてみた。

 今日は、クリスマスイブです。クリスマスが過ぎると、お正月の準備です。買出しに行かれる方もあると思います。そこで、厚生労働省が12月に発表した(2)、食品中の放射性物質濃度をまとめてみました。基準を同じものを食べ続けても、ICRPの推奨値である1mSv(1000マイクロシーベルト)を超えないことしました。そしたら、「猫」の計算で、平均24ベクレル/kgを1年食べ続けると1mSvを超えるみたいです。そこで、平均が24ベクレルを超える食品を産地別にまとめてみました(ただし、牛肉を除きます)。

①青森、岩手、宮城、福島、茨木県産タラ
タラの産地別の検査結果は以下の通りです。北海道産を除き、平均24ベクレル/kgを超えています。
 青森県産,平均=31ベクレル/kg,最大=117ベクレル/Kg,検査数=7
 茨城県産,平均=65.3ベクレル/kg,最大=112ベクレル/Kg,検査数=3
 福島県産,平均=84.6ベクレル/kg,最大=230ベクレル/Kg,検査数=9
 岩手県産,平均=34.9ベクレル/kg,最大=95ベクレル/Kg,検査数=7
 北海道産,平均=6.1ベクレル/kg,最大=53ベクレル/Kg,検査数=21

②茨木、福島、宮城件産スズキ
スズキの検査結果は、以下の通りです。茨木、福島、宮城では経筋が24ベクレルを超えています。
 茨城県産,平均=124ベクレル/kg,最大=124ベクレル/Kg,検査数=1
 福島県産,平均=207.6ベクレル/kg,最大=340ベクレル/Kg,検査数=5
 神奈川県産,平均=10.8ベクレル/kg,最大=10.8ベクレル/Kg,検査数=1
 宮城県産,平均=75ベクレル/kg,最大=75ベクレル/Kg,検査数=1
 千葉県産,平均=0ベクレル/kg,最大=0ベクレル/Kg,検査数=1

③千葉、宮城、群馬、大阪、栃木県産シイタケ
 シイタケの検査結果を以下に示します。千葉、宮城、群馬、栃木産シイタケで24ベクレル/kg以上です。意外なのは大阪のシイタケから、平均41ベクレル/kgの放射性セシウムが見つかっています。東京電力の放射性物質バラマキの威力を感じます。
 千葉県産,平均=267.5ベクレル/kg,最大=520ベクレル/Kg,検査数=8
 宮城県産,平均=153.7ベクレル/kg,最大=597ベクレル/Kg,検査数=6
 群馬県産,平均=55.4ベクレル/kg,最大=196ベクレル/Kg,検査数=8
 大阪府産,平均=41ベクレル/kg,最大=41ベクレル/Kg,検査数=1
 栃木県産,平均=35.9ベクレル/kg,最大=106ベクレル/Kg,検査数=5
 神奈川県産,平均=12ベクレル/kg,最大=27ベクレル/Kg,検査数=3
 青森県産,平均=0ベクレル/kg,最大=0ベクレル/Kg,検査数=5
 新潟県産,平均=0ベクレル/kg,最大=0ベクレル/Kg,検査数=1
 埼玉県産,平均=0ベクレル/kg,最大=0ベクレル/Kg,検査数=1
★福島県産の12月のデータはありません。東北の太平洋岸の4件(青森、岩手、宮城、福島)と北関東県(栃木、茨城、群馬)は検査データのないものは少し心配していいとお想います。
★当然ながら、干し椎茸もだめだと思います。

④神奈川、埼玉県産干し椎茸
 ③に加え、神奈川、埼玉検査の干し椎茸も要注意だと思います。
 群馬県産,平均=771ベクレル/kg,最大=2867ベクレル/Kg,検査数=11
 福島県産,平均=174.3ベクレル/kg,最大=450ベクレル/Kg,検査数=4
 神奈川県産,平均=63ベクレル/kg,最大=63ベクレル/Kg,検査数=1
 埼玉県産,平均=136.4ベクレル/kg,最大=489ベクレル/Kg,検査数=24

⑤宮城県産干し柿
干し柿は宮城県産で平均24ベクレル/kgを超えています。結果は以下の通りです。
福島県産,平均=20.2ベクレル/kg,最大=199ベクレル/Kg,検査数=68
宮城県産,平均=192ベクレル/kg,最大=192ベクレル/Kg,検査数=1
埼玉県産,平均=0ベクレル/kg,最大=0ベクレル/Kg,検査数=1
★福島県産干し柿は、平均20ベクレル/kgですが、あんぽ柿は
福島産あんぽ柿,平均=35.1ベクレル/kg,最大=107ベクレル/Kg,検査数=11
ですので、不安な方は避けるのいいかと思います。

⑥茨木県産水産物
 20種類のデータが発表されています。そのうち半分は24ベクレルを超えています。たしかに残り24ベクレル/kg未満ですが、検査数が1、2件で、統計的な信頼度がないと思います。検査数が3以上のお魚は、シラス
を除き24ベクレル以上です。茨城県産水産物は、避けることをおすすめします。
 アイナメ,平均=162ベクレル/kg,最大=169ベクレル/Kg,検査数=2
 スズキ,平均=124ベクレル/kg,最大=124ベクレル/Kg,検査数=1
 イシガレイ,平均=65.5ベクレル/kg,最大=103ベクレル/Kg,検査数=2
 タラ,平均=65.3ベクレル/kg,最大=112ベクレル/Kg,検査数=3
 ワカサギ,平均=46.5ベクレル/kg,最大=54ベクレル/Kg,検査数=2
 アンコウ,平均=43ベクレル/kg,最大=73ベクレル/Kg,検査数=3
 ヒラメ,平均=39.6ベクレル/kg,最大=64ベクレル/Kg,検査数=11
 カレイ,平均=31.8ベクレル/kg,最大=113ベクレル/Kg,検査数=19
 タイ,平均=25.5ベクレル/kg,最大=28ベクレル/Kg,検査数=2
 イナダ,平均=25ベクレル/kg,最大=25ベクレル/Kg,検査数=1
 マトウダイ,平均=23ベクレル/kg,最大=26ベクレル/Kg,検査数=2
 ホウボウ,平均=20ベクレル/kg,最大=20ベクレル/Kg,検査数=1
 カナガシラ,平均=16ベクレル/kg,最大=16ベクレル/Kg,検査数=1
 キチジ,平均=11ベクレル/kg,最大=11ベクレル/Kg,検査数=1
 アナゴ,平均=9ベクレル/kg,最大=9ベクレル/Kg,検査数=1
 コイ(養殖),平均=8ベクレル/kg,最大=8ベクレル/Kg,検査数=1
 シラス,平均=7.3ベクレル/kg,最大=10ベクレル/Kg,検査数=3
 カタクチイワシ,平均=2ベクレル/kg,最大=2ベクレル/Kg,検査数=1
 タコ,平均=0ベクレル/kg,最大=0ベクレル/Kg,検査数=2
 イカ,平均=0ベクレル/kg,最大=0ベクレル/Kg,検査数=1

なお、福島県産は余談2で記載します。

<余談1>
なぜ、平均24ベクレル/kgかとゆうと、食品から1ベクレルの放射能を取ると、セシウム134で、0.019マイクロシーベルト、セシウム137で0.13マイクロシーベルト被爆すうそうです(3)。だいたい、セシウム137が1とするとセシウム134は0.8程度です(4)。すると、セシウム1ベクレルでは
 (0.13+0.8×0.019)=0.081
マイクロシーベルト被爆します。また大人(成人)は1日に、1.4427kgの食品を食べるそうです(3)。だから24ベクレルの食品を1年365日食べ続けると
 23×0.081×1.4427×365=1023マイクロシーベルト
になります。1mSvは1000マイクロシーベルトになるので、ほほ1mSvを被爆します。

<余談2>
福島県産の食品で、平均24ベクレル/kgが見つかったものは、以下の通り沢山あります。記憶力の良い方以外、これを覚えて買い物に活かすのは「猫」は無理と思います。やはりBSE問題の時に全国消費者団体連絡会(略称:全国消団連)・事務局長の神田敏子さんが言った「(安全性に)疑いがあれば、<略>消費者として買うことはできない」(5)を思い出すしかないと思います。
-平均24ベクレル/kgの放射能が見つかった福島県産品(2011年12月1日から23日の厚労省発表分)
キジ,平均=105.3ベクレル/kg,最大=141ベクレル/Kg,検査数=4
アイナメ,平均=411.2ベクレル/kg,最大=1940ベクレル/Kg,検査数=15
クマ,平均=391.5ベクレル/kg,最大=1850ベクレル/Kg,検査数=6
ウスメバル,平均=1630ベクレル/kg,最大=1630ベクレル/Kg,検査数=1
イノシシ,平均=699.2ベクレル/kg,最大=1310ベクレル/Kg,検査数=14
コモンカスベ,平均=451.3ベクレル/kg,最大=1160ベクレル/Kg,検査数=9
ムラソイ,平均=521.5ベクレル/kg,最大=870ベクレル/Kg,検査数=2
イワナ,平均=84.5ベクレル/kg,最大=108ベクレル/Kg,検査数=2
あんぽ柿,平均=35.1ベクレル/kg,最大=107ベクレル/Kg,検査数=11
エゾイソアイナメ,平均=136.7ベクレル/kg,最大=860ベクレル/Kg,検査数=9
キウイフルーツ,平均=179.1ベクレル/kg,最大=590ベクレル/Kg,検査数=4
イモガラ,平均=129ベクレル/kg,最大=550ベクレル/Kg,検査数=27
ワラビ塩漬,平均=70ベクレル/kg,最大=70ベクレル/Kg,検査数=1
ヤマメ,平均=69ベクレル/kg,最大=69ベクレル/Kg,検査数=1
カキ(柿),平均=60ベクレル/kg,最大=67ベクレル/Kg,検査数=2
ホシシイタケ,平均=174.3ベクレル/kg,最大=450ベクレル/Kg,検査数=4
ワカサギ,平均=238ベクレル/kg,最大=440ベクレル/Kg,検査数=4
干し大根,平均=52ベクレル/kg,最大=52ベクレル/Kg,検査数=1
ユズ,平均=270.7ベクレル/kg,最大=440ベクレル/Kg,検査数=3
乾燥マイタケ,平均=26.3ベクレル/kg,最大=44ベクレル/Kg,検査数=3
ヒラメ,平均=137.3ベクレル/kg,最大=430ベクレル/Kg,検査数=21
乾燥ピーマン,平均=34ベクレル/kg,最大=34ベクレル/Kg,検査数=1
シラス,平均=30ベクレル/kg,最大=30ベクレル/Kg,検査数=1
リンゴジャム,平均=29ベクレル/kg,最大=29ベクレル/Kg,検査数=1
カレイ,平均=84.4ベクレル/kg,最大=340ベクレル/Kg,検査数=27
スズキ,平均=207.6ベクレル/kg,最大=340ベクレル/Kg,検査数=5
ウメボシ,平均=134.6ベクレル/kg,最大=300ベクレル/Kg,検査数=22
ヤマドリ,平均=286ベクレル/kg,最大=286ベクレル/Kg,検査数=1
イシガレイ,平均=177.1ベクレル/kg,最大=270ベクレル/Kg,検査数=7
カルガモ,平均=268ベクレル/kg,最大=268ベクレル/Kg,検査数=1
タラ,平均=84.6ベクレル/kg,最大=230ベクレル/Kg,検査数=9
シカ肉,平均=116.5ベクレル/kg,最大=209ベクレル/Kg,検査数=2
メバル,平均=575.4ベクレル/kg,最大=2130ベクレル/Kg,検査数=10
ホッキガイ,平均=176ベクレル/kg,最大=182ベクレル/Kg,検査数=2
ダイズ,平均=59.1ベクレル/kg,最大=179ベクレル/Kg,検査数=17
切干しダイコン,平均=47.2ベクレル/kg,最大=179ベクレル/Kg,検査数=18
エゴマ,平均=42.1ベクレル/kg,最大=148ベクレル/Kg,検査数=7



―参考にさせていただいたサイト様―
(1)農林水産省/厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)
(2)ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -
(3)http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r98520000015cfn.pdf
(4)めげ猫「タマ」の日記 長期の空間放射線量の計算方法
(5)BSE問題 - Wikipedia
  1. 2011/12/24(土) 21:17:36|
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福島 ノロウイルスは「新型」?

 ノロウイルスといっても色々なタイプがあります(1)。そこで、国立感染症情報センターでは、ノロウイルスの発生状況をタイプ別に発表しています(2)。福島県では「猫」が確認できだだけで
①12/17に、福島第一原発で発生の発表あり(3)
②12/18に、福島第二原発で発生の発表あり(3)
③12/17に、福島市内の旅館で発生(4)
と3件はありました。「猫」はどんなタイプ(型)か興味があたので、国立感染症情報センターにアクセスして見ました(5)。福島県の部分だけをまとめると、以下の感じになりました。

prog20111222f01.gif

図 2011年12月22日発表のノロ汚染(福島県を中心に(5)を再編集)
なんと、福島県のノロウイルスのタイプが出ていません。22日の集計ですので、16日から6日もあります。集計の対象になってもいいと思います。でも、福島のノロウイルスの型の表示はありませんでした。「猫」は思いました。「新型」ではないかと!
 放射線は突然変異を起こします(3)。それより心配なことがありまます。放射線は、遺伝子の組み換えを促進するそうです(6)。突然変異よるずっと、新種のウイルスができやすいと思います。チェルノブイリに比べると福島が温暖で湿潤です。チェルノブイリよりずっと微生物の密度が高いはずです。高い微生物の密度にこれだけ長期間にわたり放射線に晒されたことは過去にないと思います。「猫」は何があっても不思議ではないと思います。





―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)ノロウイルス感染症(感染症情報センター)
(2)ノロウイルス検出速報
(3)めげ猫「タマ」の日記 福島からノロウイルスが見つかった。新型でないといいが・・
(4)21人がノロウイルス 福島市内の旅館で食中毒
(5)pdf
(6)分子遺伝学(菱田研究室)|研究室|学習院大学理学部生命科学科・大学院自然科学研究科生命科学専攻
  1. 2011/12/23(金) 19:36:04|
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東京電力が値上げを発表した。でも・・・

 今日(12/22)に電気料金の値上げを発表しました(1)。その理由が「火力発電の焚き増しや長期計画停止中の火力発電設備の運転再開など、
供給力の維持・確保に努めた結果、燃料費負担が大幅に増加しております。
 現在の状態が継続すれば、近々、燃料調達に支障を及ぼし、電気の安定供給にも
重大な支障をきたす恐れがあります。」
原発が止まって、火力発電所を使う事になり、燃料費が増えたので、値上げしたいととのことです。でも、この地震で止まった原子力発電所は福島第一と第二です。合計の出力は、910.6万Kwです((2)より集計)。一方、今日の供給能力は、5040万Kw(東京電力用5000万kW(3)+東北電力供給分40万KW(4))で、失った原発の割合は約18%です。
 東北電力の今日の自社供給力は1253万Kw(全供給力1323万kW(3)ー他社より受電70万Kw(4))です。一方、すべての原発は停止中です(5)。全部で327.4万Kwになります((6)より集計)。割合として26%です。加えていえば、87万KWの水力発電所が機能していません(7)。これを加えると、414.4万KWになり、全体の33%になります。
 地震後33%の供給力を火力に転換せざるをえない東北電力が値上げ発表したのに、18%しか火力に転換していない東京電力が値上げを発表したと思います。他に理由があるとしか「猫」には思えません。

<余談>
 リスクを外に出し、安い電気料基金で、生活された方々のリスクが顕在化し、過去分の負担を請求されたとしても、これを拒否してはいけないと思います。東京電力の記者会見を見ていたら、柏崎刈羽原子力発電所の稼働が順調に動けば、電気料金が安くできるようなニアアンスの発言がありました。柏崎刈羽発電所の周辺の電力は東京電力は供給してません。柏崎刈羽周辺に住む人は、よその人の電気料金を安くするために原発とゆうリスクを負えと云うのは大都市エゴだと思います。




―参考にさせてさせていただいたサイト様―
(1)自由化部門のお客さまに対する電気料金値上げのお願いについて
(2)東京電力 - Wikipedia
(3)節電・停電 - Yahoo! JAPAN
(4)本日の融通電力の状況 | 東北電力
(5)原子力情報|東北電力
(6)東北電力 - Wikipedia
(7)水力発電所の復旧状況について(第10報)
  1. 2011/12/22(木) 22:58:39|
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終わりを知らない食品の放射性物質汚染

 福島第一原子力発電所の放射性物質バラマキ事件から9ヶ月が過ぎました。今月も、福島県産や宮城県産の牛肉や、福島県産のキウイフルーツ、福島県産など40件以上の暫定基準値(500ベクレル/kg)超えの食品が見つかっています(1)。いつ終わるか、「猫」は心配になりました。そこで、比較的検査数が多いお魚の「タラ」について、放射性セシウム濃度の推移をまとめて見ました(データは(1)による)。以下のようになりました。
 prog20111221f01.gif
 図 タラの放射性セシウム濃度推移
バラマキ事件から9ヶ月たっても、全然、減ってにどろか増えているみたいです。「猫」は心配です。いつになったら安心してお魚が食べられるようになるか全く分かりません。




―参考したサイト様―
(1)食品中の放射性物質の検査結果(厚生労働省報道発表資料)
  1. 2011/12/21(水) 21:11:42|
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食品の放射性物質の 基準が5分の一になる。これまで出荷された食品はどうなるの?

 ニュースによると、食品中の放射性物質の基準値が5分の1になるそうです(1)。でも、これまで出荷された食品はどうなるのでしょうか?とくに心配なのがお米などの穀類です。お米などは、秋に収穫されたら翌年まで1年間は食べ続けます。出荷された穀類はどうなるのでしょうか?厚生労働省は、食品中の放射性セシウム濃度の検査結果を発表しています(2)。「猫」が集計しら、穀類これだけありました。
①宮城県産お米 101.6ベクレル/kg
②福島県産お米 470ベクレル/kg
③福島県産そば 147ベクレル/kg
④宮城県産大豆 240ベクレル/kg
⑤群馬県産大豆 110ベクレル/kg
⑥福島県産大豆 216ベクレル/kg
⑦茨木県産麦  410ベクレル/kg
⑧千葉県産麦  110ベクレル/kg
⑨栃木県産麦  101ベクレル/kg
⑩福島県産麦  320ベクレル/kg

この他にも保存ができる食品には、干し椎茸、お茶、ひものなどいろいろあると思います。






―参考にしたサイト様―
(1)食品の放射性物質 新たな基準方針
(2)食品中の放射性物質の検査結果(厚生労働省報道発表資料)
  1. 2011/12/20(火) 19:50:17|
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食品中の放射性物質は検出限界以下でも安心できない。

 福島県では、先月、暫定基準値500ベクレル/kgを超えるお米が見つかりました(1)。それから、一ヶ月弱たち、厚生労働省のホームページにその後の検査結果が載っていました(2)。そこに、最初に暫定基準値超のセシウム汚染米が最初に見つかった福島県旧小国村(現 福島市大波地区)のこれまでの検査検査結果が載っていました。そのデータを見ると
 総検査数 5076件
うち検出限界以下は、1641件(全体の約4割)です。しかし
 最大 1270ベクレル/kg
です。猫は思いました。1000ベクレル/kgを超える食品でも、10のうち4は、検出限界以下になるのです。だったら、検出限界以下と発表された多くの食品も1000ベクレル/kgの放射性物質があるのではないかと・・・
 確かに、しっかり検査すればいいと思いますが、それでは検査費のほうが高くつきます(3)。それだったら、東京電力が放射性物質汚染地帯の農産物を全部買い上げたほうがいいと思います。そっちの方が安心ですし、やすく付きます。
<余談>
東京電力の記者会見によると、東京電力や三菱重工業では、ノロウイルス騒動が起こってるみたいです(4)。だったら、ちゃんと検査されて安心・安全な放射性汚染物質汚染地帯産の農産物を、社員食堂で使ってみてはいかがでしょうか。農林水産省と福島県庁
 宮内省も福島県産にしては如何でしょうか。PR効果抜群だと思います。その昔、日本のお米が不足したとき天皇が進んで輸入米を食べていたとPRしたと聞きました。(リファレンスがある方は教えてください)

 

―参考にしたサイト様や引用した過去の記事―
(1)暫定規制値を超えた放射性セシウムが検出された玄米について
(2)1 福島県の米の検査結果
(3)福島県産汚染米は、検査より買い上げの方が安くつくのでは
(4)USTREAM: iwakamiyasumi: ここは【IWJ チャンネル1: 東京電力】です。 | チャンネル2 | チャンネル3 | チャンネル4 | チャンネル5 | チャンネル6 | チャンネル7 | チャンネル8 | チャンネル9 | フリージャーナリスト・岩上安身が、どこにでも出かけて、誰に...
  1. 2011/12/19(月) 20:16:13|
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