めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

トラブルいっぱい!福島原発(9月4週)- 温度上昇、注水不具合

東京電力福島原発はトラブルが多く、トラブル毎に記事にするは面倒なので、週毎にまとめて記事にしています。先々週に続き(1)、先週(9月24日~9月29日)もしっかりトラブルがありました。福島原発トラブルはあまりニュースになりませが・・

1.3号機、核燃料の上に鉄骨ゴロゴロ
 9月22日午前11時に、3号機のてっぺんから下にある燃料プールに重さ470kgの鉄骨を落としてしまいました(1)。そこで東京電力は、落とした鉄骨を探すため、核燃料プールを調査したしたそうです。そしたら、燃料プールの底に落ち、核燃料の上に載っている鉄骨が3本見つかりました(2)。

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 ※東京電力の資料(2)を(=^・^=)が編集
 図―1 落ちた鉄骨の配置(上が北)

 捜索した範囲は狭いのに3本も鉄骨が見つかったとゆうとは、他にも落ちた鉄骨がありそうです。普通の核燃料はウランから作りますが、3号機の核燃料はプルトニウムも使っています(3)。どこかで、落ちた鉄骨で燃料が壊れ、プルトニウムが漏れ出していたら・・・。 
 以下に核燃料プールで発見された鉄骨の写真を示します。
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 ※東京電力の資料(2)を(=^・^=)が編集
 図ー2 燃料プールに沈んだ鉄骨

2.1号機、温度が急上昇
 6月に2号機のHVH戻りの温度が急上昇したとの記事を書きましたが(4)、今度は1号機のHVH供給側の温度計の一つ「12C」が急上昇しました。以下に様子を示します。


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 ※東京電力のデータ(5)を(=^・^=)がグラフ化
 図―3 1号機HVH供給の温度推移

 東京電力は12Cだけが大きく変動し他は変動がないと言っているみたいですが、よく見ると12D,12Eも温度変化は小さいですが、同じような傾向で温度が変化しています。12Cの近くに熱源があり、この熱源で遠く離れた12D,12Eも変動したと考えるのが自然だと(=^・^=)は思います。以下に温度計の位置を示します。

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  ※東京電力の資料(6)を(=^・^=)が編集
 図―4 1号機の温度計配置 


3.またまた、冷却水が流れない(目詰まり?)!
 福島第一原発の1から3号機は、水で冷やし続ける必要があります。東京電力はそこで必要な注水量を設定しています。8月30日に突然下回りました(1)。その後がどうなったかに気になったので(=^・^=)なりに調べてみました。1ヶ月立ちますが、不安定な状態は変わっていません。
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※(5)のデータを(=^・^=)が編集
図―5 福島第一原発の原子炉注水量の推移

 特に1号機が不安定で、必要な注水量ギリギリになったりしています。

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※(5)のデータを(=^・^=)が編集
図―6 福島第一原発の原子炉注水量の推移



<余談>
毎週トラブルのある福島第一原発、ガタガタて感じです。廃炉まで数十年はかかと思うのですが・・・・

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(9月3週)
(2)福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール内の水中カメラによる調査状況(9月26日実施分)(PDF 28.5KB)
(3)プルサーマル - Wikipedia
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発2号機「温度計故障と判定」―東京電力
(5)プラント関連パラメータ(水位、圧力、温度など)|プラント関連パラメータ|東京電力
(6)【資料2】プラントの状況

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  1. 2012/09/30(日) 20:00:20|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月)-福島産米からセシウム!

食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。9月中の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。先月に続き今週もしっかり基準値超えが見つかっています(2)。
  ①検査数8,616件中125件の基準値超え(全体の1.5%)
  ②平均は、1キログラム当たり7.5ベクレル、最大は6,000ベクレル(福島県産ホイノシシ)。
  ③基準超の食品が、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉、長野で

見つかっています。
 ※牛肉を除く
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   ※単位については(3)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(9月)

  色分けは以下の通りです。
  基準超えの食品が流通または他県に流出した可能性のある県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.福島産米から放射性セシウムが見つかった
福島県は米の全袋検査を実施していますが、正当性は担保されていないと(=^・^=)は思います(2)。福島産米のGe検出器での精密な検査結果は発表されていません。その全袋検査ですら、すでに142袋もの玄米から、1キログラム当たり25ベクレル以上の放射性セシウムが見つかっています(3)。以下に放射性セシウムが見つかった数を市町村別に記載します。なお「0」は省略しています。

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  ※(4)のデータを(=^・^=)が集計
 図―2 福島県産米全袋検査での市町村別の放射性セシウム検出数

2.ユズを検査しない「福島県」
 栃木県から1kg当たり110ベクレルのユズが見つかりました。福島県の昨年度

の検査結果を見ると
  平均    307Bq/kg
最大 2,400Bq/kg
検査数  48
です。当然ながら福島県産「ユズ」も検査すべきと思うのですが2012年度(4月1以降)は一切の検査がありません。以下に昨年度のユズの検査結果を示しますが、多くの市町村で基準値(100Bq/kg)を超えるセシウムが見つかっていますが、出荷制限があるのは図でで示すごく一部です。

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 赤色:出荷制限中
 桃色:現行基準(100Bq/kg)超え
 黄色:50Bq/kg以上
 緑色:50Bq未満
 数値は1kg当たりのベクレル数

3.中禅寺湖の「ワカサギ」が初めて検査された
 群馬県の赤城大沼(前橋市)や榛名湖(高崎市)ではワカサギ釣りが自粛されています(5)(6)。でも栃木県の中禅寺湖(日光市)はワカサギ釣りができるみたいです(7)。そこで、ワカサギの放射性セシウムの濃度を集計してみました。

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図―3 湖沼のワカサギの放射性セシウム濃度
 中禅寺湖のワカサギは、今月(2012年9月)まで検査されていませんでした。

たしかに値は基準値の100Bq/kgよりは低く出ています。でも去年は500Bq/kgを超えた裏磐梯三湖(秋元湖・桧原湖・小野川湖)を超えています。赤城大沼なんどが去年は釣り禁止なので、中禅寺湖へ行かれた方もいると思います。そこで釣ったのは放射性セシウムたっぷりのワカサギだったと(=^・^=)は思います。
 
<余談>
 (=^・^=)は以前の記事で、米の全袋検査は福島県の精密な検査で担保する必要があると書きました(3)。でも、精密な検査の発表はありません。食品の検査結果を見ていると安心するどこか、不安を感じます。やっぱり怪しげな産地を避けるしかないと思います。これは風評被害でなく正当な自己防衛だと(=^・^=)は思います。
 25Bq/kgの米一合(150g)から(8)から出る放射線が見えるとしたらどうなるか(=^・^=)なりにgifアニメを作ってみました。

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 付図 25Bq/kgの米一合

―参考したサイト様および引用いた過去の記事―
(1)農林水産省/厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)
(2)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月)-福島全袋検査は怪しい?
(3)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(4)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(5)赤城大沼のワカサギ釣り 「回収」で来月解禁 県が緩和 : 上毛新聞ニュース
(6)ワカサギどこに…85人が5時間半、やっと1匹 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
(7)中禅寺湖でワカサギ釣り: ユリシーズ
  1. 2012/09/29(土) 20:25:12|
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福島県では、死亡率が6%も上がったまま!放射性物質漏れから1年半

 福島県や宮城県では毎月の人口と死者数を発表すています(1)(2)。1年半分(去年3月から今年8月)のデータがそろったので、人口や被災したひとを除いた死者数などを集計しました。なんと、1年経過しても福島県では6%もの死亡率が上昇していました(2010年との比較)。でも、宮城県では上がっていません(数値的には少しマイナスです)。
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 ★1 データは半年分(3月から8月)
 ★2 人口及び死者数は(1)(2)よる。
 ★3 震災犠牲者は、死者・行方不明者を集計、データは(3)による。

図―1 福島県および宮城県での死亡率の変動(対2010年比)

 以下に死亡率の推移を示します。

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図―2 福島県、宮城県の人口10万人当たりの死亡者数(死亡率)推移


積算線量と死亡率の増減を纏めると以下の通りになりました。

 ①2011年3月~11年8月
   福島市での積算放射線量    7.9mSv
   福島県の死亡増加率       11.3%(震災犠牲者を除く:対前年)
 ②2012年3月~11年8月
   福島市での積算放射線量    3.1mSv
   放射性物質ばらまき後の死亡増加率 5.6%(震災犠牲者を除く)
 ③2011年3月~11年8月
   宮城県仙台市での積算放射線量   0.4mSv
   放射性物質ばらまき後の死亡増加率 2.6%

 なお、宮城県の2012年3月以降の放射線量の継続したデータが入手できませんでしたので集計から外しました。ご存知方は書き込みをお願いします。

グラフにすると以下のようになります。

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<余談>
 宮城県の死亡率がマイナスになっていますが、こんなことが偶然に起こる確率は、40%もあり、統計的には差があるとは言えないと思います。
 表―1 宮城県での危険率(こんなことが偶然に起こる確率)の計算結果―2010年と12年の比較
 ※計算方法は(6)による。
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同様に福島県でも計算してみました。2010年に対し12年は増えていますが、このようなことが偶然に起こる確率は、0.01%であり統計的に差があります。同様に2011年に対する12年のようなことが偶然に起こる確率は0.01%でであり統計的に差があります。

 表―2 福島県での危険率(偶然に起こる確率)の計算結果
 ※計算方法は(6)による。
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-参考させて頂いたサイト様-
(1)福島県ホームページ
(2)宮城県ホームページ Miyagi Prefectural Government
(3)東日本大震災における死者・行方不明者の推移 - Wikipedia
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島県では、12%も死亡率が上がった。-この1年-
(5)福島県ホームページ - 組織別 - 空間線量モニタリング結果
(6)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
  1. 2012/09/28(金) 20:00:15|
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只見線運転再開!日本一長い隣接駅間距離が代わる?。

 昨年(2011年)新潟・福島豪雨から不通となっていた只見駅(福島県只見町)−大白川駅(新潟県魚沼市)間について、10月1日から再開します(1)。でも、途中駅が廃止みたいです(2)。現在、日本一長い隣接駅間距離 (中間に信号場なし)は、本四備讃線の児島駅 - 宇多津駅間 18.1kmですが、これを超えて日本一になります。
 只見線(ただみせん)は、福島県会津若松市の会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の全長135.2kmの鉄道路線(地方交通線)です。

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図―1 只見線の経路
 去年(2011年)に大変な豪雨の為に大部分が不通になりました。その後、順次復旧していったのですが、今日(12年9月27日)時点で大白川(新潟県魚沼市)と会津川口(福島県金山町)の間の、48.4kmが不通のままです(3)。でも、10月1日に大白川と只見(福島県只見町)の間の運転再開が決まりました(1)。

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図―2 只見線の運転再開区間と不通区間
 でも、
  ①オスプレイの飛行ルートにほぼ平行する只見―会津川口間は再開の目途がたってないそうです。
  ②只見と大白川の間の唯一の駅である「田子倉」駅は廃止が検討されているそうです(2)。
 ところで、大白川―只見間は20.8kmあります(4)’。現在、現在、日本一長い隣接駅間距離 (中間に信号場なし)は、本四備讃線の児島駅 - 宇多津駅間 18.1kmですが、これを超えて日本一になります。
 田子倉駅の廃止が正式に決まればですが。

<余談>
 (=^・^=)は過去の記事で、会津川口駅や沼沢湖のある福島県金山町を話題に取り上げました(5)。これまで、公共交通機関を使い首都圏から金山町に入るには図―1の赤のルートしかありませんでしたが、只見駅で代行バスに接続するので、ほとんど放射性物質がない所だけを通って行けるルートが開けます(図―1の緑)。群馬県北部はほとんどトンネルなので地上のセシウムの影響はないと思います。以下に東京からの(=^・^=)が調べた時刻表を記載します。
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 福島県金山町の沼沢湖は10月中から紅葉シーズンに入るそうです(6)。また、再開の一番列車(小出発7:20→只見着8:39)で、只見駅に着くと「10月1日に只見駅で行うイベントで(只見で幻の名酒)「岩泉」を振る舞うことを決めた。当日は午前8時50分から同駅で新潟県側からの列車を出迎え、乗客らに「岩泉」をサービスする。」するそうです(7)
 秋の行楽シーズン、出かけてみませんか?

<10月1日追記>
 今日の未明、只見線の近くを通過しました。

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 付図―1 台風17号の進路と只見線

でも、無事に開通したみたいです(。(只見で幻の名酒)「岩泉」の味がどうだったかは、コメントを見つけることができませんでしたが・・・。でも、振る舞い酒は終わってしまいました。


―参考にしたサイト様―
(1)只見線 只見~大白川間 運転再開のお知らせ(9月7日現在)
(2)JR只見線 全線早期再開は困難 新潟 - MSN産経ニュース
(3)鉄道に関する日本一の一覧 - Wikipedia
(4)只見線 - Wikipedia
(4)'(4)より(=^・^=)が計算
(5)めげ猫「タマ」の日記 東北ももうすぐ梅雨明け、でも水力復活に地元が反対―でも国はなにもしない!
(6)うつくしまふくしま 紅葉情報2012すべて - うつくしま観光プロモーション -
(7)只見で幻の名酒「岩泉」復活 JR只見線一部再開の1日に振る舞い | 県内ニュース | 福島民報
(8)舘岩 今日の散歩道 : 2012年10月
  1. 2012/09/27(木) 20:40:34|
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男の子が生まれ難い!福島県相馬地方(2012年8月末集計)

 福島県が発表している人口動態(1)を(=^・^=)なりに集計したら、福島県相馬地方では去年12月以降は男の子が非常に生まれ難くなっていました。去年12月から8月末まで、相馬地方では女の子が301人生まれました。でも男の子は243人です。2011年12月は妊娠期間を考えると、福島原発事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれる時期です。
 福島県相馬地方は、福島県の北西部に位置し、相馬市、南相馬市、相馬郡2町村の2市1町1村で構成されます(2)。福島第一原発の30km圏外のすぐ北に位置し、大大量の放射性セシウムがばら撒かれました。
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 図―1 福島県相馬地方と県南地方
この地域の赤ちゃんの誕生数を男女別に集計してみました。男の子の誕生数が女の子の誕生数を大きく下回っていました。

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図―2 相馬の男女別の出生数推移

 こんな事が、偶然に起こる確率を男の子と女の子がほぼ同じだけ生まれるとして計算してみました。以下の通り、1%程度です。
 
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
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とても偶然とは思えません。このなかでも悲惨なのが飯館村です。女の子は30人に対し、男の子は9人しか生まれていません。男の子が生まれないと言ってもいいくらいだと(=^・^=)は思います。
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 図―3 福島県飯館村の男女別出生数推移

 福島県県民健康管理調査にて2011年7月11日までの外部被ばく線量の推計値を発表しています(3)。このうち飯館村の被爆線量が一番大きいように(=^・^=)には見えます。以下に、飯館村、浪江町そして県南(中通南部)の集計結果を示します。

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図―2 2011年7月11日までの被爆線量部分布(4)による。

 性比と呼ばれる概念があります。女(メス)100人に対する男(オス)の数です。上記の飯館村、浪江町に加え福島県では放射性物質のばら撒き影響が少ない県南地方(中通南部)2011年12月から12年7月までの性比と被爆線量を図にしてみました。

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図―3 平均被ばく線量(2011年7月まで)と赤ちゃんの性比




<余談>
男の子が生まれ難くなるにはメカニズムには諸説があるみたいです(6)。正しいかは別にして相馬の現状を見る限り、原発事故にあったら男の子の誕生をあきらめる覚悟が必要かもしれません。

-参考にしたサイト様および引用した過去の記事‐
(1)福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口
(2)相馬郡 (福島県) - Wikipedia
(3)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(4)福島県県民健康管理調査「基本調査(外部被ばく線量の推計)」について 
(5)性比 - Wikipedia
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島では男の子が生まれ難くなっている?
  1. 2012/09/26(水) 20:27:30|
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福島第一原発・工程はすでに半年遅れ!

 去年12月に東京電力は福島第一原発収束の為の工程表を発表しました(1)。そのうちのいくつかは、そろそろ期限です。そこで、期限通りできたか(=^・^=)なりにチェックしてみました。結論はできていないです。
 以下に東京電力の工程表から10月までに期限を迎えそうなものを、ピックアップしました。

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 図―1 東京電力の当初計画(12年9月末期限)
これに対し、9月24日にレビューが行われました(2)。その結果は以下の通りです。

①循環ループ縮小検討の完了→2012年度末に(半年遅れ)
②多核種除去設備の設置完了→10月過ぎに(1~2ヶ月遅れ)
③シルトフェンスの追加→記載なし(たぶん完了)
④海底土の被服→記載なし(たぶん完了)
⑤港湾の復旧→2012年12末に(3ヶ月の遅れ)
⑥キャスクの製造→ 同上
⑦共用プールの復旧→ 同上
て感じです。

なんか、計画がスタートしてたった9ヶ月なのに、循環ループの縮小などは6か月も先延ばしにされています。当初の計画(1)では、廃炉まで30~40年だそうです。でも、このペースで遅れたら廃炉まで50年から70年になります。ただし、これ以上の遅延が起こらないとしてです。(=^・^=)は100年はかかりそうな気がします。完全に子孫に処理をお願いすることになります。
<余談>
 もし、貴方が地元の原発の再稼働に賛成し、その原発が事故ったら子々孫々への言い訳を考える必要があると思います。福島県の方はどのような言い訳を子孫に残すのでしょうか?
「国が安全だといったので信じて原発を誘致した。事故は想定外だった。私たちは騙された。」
なんて言ったら、どこかの電力会社と同じような言い方だと子孫に非難されるような気がします。
 これからも福島原発の廃炉作業の進捗の遅れは(=^・^=)なりに監視したいと思います。


-参考にしたサイト様-
(1)東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(概要版)
(2)【資料4】東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ進捗状況(概要版)
  1. 2012/09/25(火) 20:32:56|
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福島県の赤ちゃんが減っている(ばら撒きから1年半)

 先月も、福島で赤ちゃんが減っている記事をかきました(1)。福島県の8月末での人口動態が県のホームページにアップされていたので、2012年8月末までの結果を纏めました。福島では、赤ちゃんの誕生は減っていますが、宮城では減っていません。

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 ※1 福島県の出生数は(2)による。
 ※2 宮城県の出生数は(3)による。

  図―1 福島県・宮城県の出生数推移(宮城県は7月末まで)

 少し、詳しくみるため出生数の増減率をグラフにしてみました。福島県も宮城県も去年12月は大幅に減りましたが、宮城県は今年1月には回復していますが、福島県は減ったままです。
 
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 ※宮城は7月まで
図―2 福島県、宮城県の出生数の増減(前年当月比)
 3月に懐妊した赤ちゃんは12月に生まれると思います。12月は宮城も福島も大幅に赤ちゃんの誕生が減っています。12月に大幅に出産が減ってのは、地震のせいだと(=^・^=)は思っています。でも、わからないのはその後です宮城県では回復していますが、福島県は回復していません。
 福島県では65%の赤ちゃんが25歳~35歳から生まれています(4)。この年齢層の女性が福島のお母さん候補だと思います。そこでお母さん候補(25歳~35歳の女性)の人口と赤ちゃん誕生数の増減を比較してみました。

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   データは(2)による。
  図―3 お母さん候補(25~34歳の女性)月別の増減と出生数(対前年同月比)

2月、3月は出生数とお母さん候補の方の減り方は同じですので、原因は母親となるべき女性が流失したためだと思います。でも、4月以降が分かりません。出生数の減り方が多くの月でお母さん候補(25歳から34歳の女性)の減り方を大幅にうわまったいます。

<余談>
この9月で、福島原発の放射性物質(死の灰)ばら撒きから1年半が立ちました。でも影響はしっかり出ていあるような気がします。何時になったら正常になるのか、(=^・^=)には想像もできません。もし、近くの原発が事故ったら相当に長い期間、身体的な影響が出る覚悟が必要だと(=^・^=)は思います。
 
  1. 2012/09/24(月) 20:12:49|
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トラブルいっぱい!福島原発(9月3週)

東京電力福島原発はトラブルが多く、トラブル毎に記事にするは面倒なので、週毎にまとめて記事にしています。先々週に続き(1)、先週(9月17日~9月22日)もしっかりトラブルが起こっています。福島原発トラブルはあまりニュースになりませが・

1.不当な天引きでピンハネ
 東京電力は「福島第一原子力発電所の(後始末)工事に携わってういる(下請け)会社において、会社が払うべき費用((放射線作業に伴う)健康診断費用・従事者登録費用)を給与から差し引かれる事例が確認されました。」
小さい文字は(=^・^=)の追記
とありました(2)。下請けの従業員さんは、勤め先がはらうべき費用を天引きされたみたいです。これでは士気は下がると(=^・^=)は思います。まして、下請けさんは使い捨てです(3)。

2.フォークにつかみ損ねて、鉄骨が燃料プールに落とした?
 9月22日午前11時7分頃、3号機原子炉建屋上部の瓦礫撤去作業中に、使用済燃料プール脇にあった鉄骨(約300mm×約200mm×約7m、約470kg)をクレーン先端に取り付けた油圧フォークでつかもうとしたのですが、使用済燃料プール内に滑り落ちてしまいました(4)。なんか、落としたって感じです。落ちた先の燃料プールには、セシウムいっぱいの核燃料棒があるのですが・・。壊れたらと思うと怖くなります。

3.注水量はいまだ不安定?
 福島第一原発の1から3号機は、水で冷やし続ける必要があります。東京電力はそこで必要な注水量を設定しています。8月30日に突然下回りました(1)。その後がどうなったかに気になったので(=^・^=)なりに調べてみました。

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 ※(5)のデータを(=^・^=)が編集
図―1 福島第一原発の原子炉注水量の推移

だいぶよくなってですけど、まだまだ不安定って感じです。

<余談>
毎週トラブルのある福島第一原発、ガタガタて感じです。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(9月2週)
(2)「就労実態に関するアンケート」のお願い(PDF24.1KB)
(3)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発 下請けさんは3ヶ月の使い捨て?(2012年1月末集計)
(4)2012年9月23日東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について 【午後3時現在】
(5)プラント関連パラメータ(水位、圧力、温度など)|プラント関連パラメータ|東京電力
  1. 2012/09/23(日) 20:36:42|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月3週)-栃木,ユズ

食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。9月3週の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました。今週も先週に続き基準値超えの放射性セシウム汚染食品が見つかっています(2)。お買いものの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかり基準値超えが見つかっています。
  ①検査数1,861件中27件の基準値超え(全体の1.4%)
  ②平均は、1キログラム当たり7.5ベクレル、最大は370ベクレル(宮城県産クマ)。
  ③基準超の食品が、宮城、福島、栃木、群馬、千葉で見つかっています。過去1ヶ月では、これに岩手、茨城、長野が加わります。
※牛肉を除く
※集計期間9月18日から9月21日厚生労働省発表分

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  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(9月3週)

  色分けは以下の通りです。
  基準超えの食品が見つかり流通していた可能性のある県
  出荷制限・自粛対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  黄色基準値超えの食品が見つかった県

1.上がったままの沼沢湖のヒメマスのセシウム濃度
 福島県の東部に沼沢湖があります。

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 図―2 沼沢湖の位置

 ここのヒメマスの放射性セシウム濃度が定期的に検査されています。推移を以下に示します。

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 ※(1)のデータを(=^・^=)が集計
 図―3 沼沢湖のヒメマスの放射性セシウム濃度推移

 まだ上昇中て感じです。福島原発が放射性セシウムをばら撒いてから1年半以上になるのに

2. 検査数が少ない伊達産のモモ
 福島県のモモの主産地は福島市と伊達地方(伊達市と伊達郡)です。以下にその様子を以下に示します。

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 ※(3)のデータにて作成

図―4 福島県の地域別モモの生産シェア

 もう、モモのシーズンも終わりなので、各地区の検査回数を調べてみました。

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図―5 福島県の地域別モモの検査回数

生産量が多い伊達地方の検査回数は福島市の半分以下です。どうしてか(=^・^=)なりに想像してみました。以下に2011年に測定されたモモの放射性セシウム濃度の最大値を示します。

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図―6 福島県のモモの放射性セシウム濃度の比較

伊達地方だけが100Bq/kgを超えています。なんだか、去年(2011)にセシウム濃度が高かった伊達を避けているような気がしてなりません。
 JA伊達みらいでも自主検査をしています(4)。以下に近々の検査結果を示します。

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(5)を(=^・^=)が編集
図―7 伊達市産のモモの検査結果

 たしかに93%近くのモモが25Bq/kg以下で、50Bq/kgを超えるものはありません。でも検査したすべてのモモが50Bq/kg以下であることを担保しません。検査には1Kgのモモが必要です(4)。1回の検査で4~5個のモモを使います。仮に10Bq/kgのモモ4個と100Bq/kgのモモ1個をまとめて検査したとします。平均は28Bq/kg(140÷5)で、30ベクレル未満になります。JA伊達みらいの検査出は約7%が25Bq/kg以上ですが、この部分には100Bq/kg以上のモモが含まれている可能性があります。JA伊達みらいの検査を担保するには1個のモモでも検査できる福島県の精密な検査が必要だと思います。

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(6)を(=^・^=)がキャプチャー
図―8 福島県のモモ検査サンプル

でも伊達のモモは生産量は福島市の倍近くあるのに、検査数は約半分です。

<余談>
 福島県産品は先週に続き、今週も出荷制限品目を除き基準超えの放射性セシウムは見つかっていません(2)。もし、実態がそうであるなら大変にいいことだと(=^・^=)は思います。でも、やばそうな産地や品目を避けて検査するならとんでもない話だとも思います。今週、栃木県のユズから基準を超える放射性セシウムが見つかりました。福島産のユズは今年1月の検査を最後に、それ以降の検査結果の発表がありません。 


―参考したサイト様および引用いた過去の記事―
(1)農林水産省/厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)
(2)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月2週)-スーパーに汚染乾しシイタケ、栃木でクリ爆発!
(3)政府統計の総合窓口 GL08020103
(4)農作物放射性物質全戸調査の取り組み - JA伊達みらいのホームページ
(5)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(6)モニタリング検査に関する取組み | ふくしま新発売。
  1. 2012/09/22(土) 20:11:08|
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一人当たり600万、福島原発農業補償!休耕した方が安い?

 福島の農協などでつくる「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」は9月20日、福島市のJA福島ビルで総会を開き、東京電力福島第一原発事故に伴う東電への損害賠償の9月請求額をのべ延べ1万4218人分として74億5200万円と決めた。8月までの損害賠償請求額は799億9100万円ですので(1)ので,合計すると854億4300万円です。
  一人当たり601万円(854億4300万円÷1万4218人)
です。でも福島県の農家の平均の農業所得は年間151万円です(2)。請求された補償はこの4倍です。数字を見る限り福島県の農産物の売価は生産費(肥料代、梱包用段ボール、温室栽培の燃料等)を上回っています。それだったら、休耕してもらい失った所得を補償した方が安くつくと(=^・^=)は思います。福島産のセシウム汚染食品におびえることもなくなります。

<余談>
 東京電力のセシウムばら撒き被害の補償は東京電力が窓口になっていますが、必要なお金は全国の電力会社が負担しています(3)。いつかわ電気料金に化けて(=^・^=)も支払うことになります。だったら、少しでも安くして欲しいと思うのは当たり前だと思います。でも福島産の農産物を出荷するための費用はこれだけではありません。たとえば、お米の全袋検査の費用があります。検査装置の導入費用が50億円、検査費用が60億円の合計110億円がかかるみたいです(4)。こんな費用も足せば1000億程度になるような気がします。福島の農業は出荷停止にした方が安くつく。(=^・^=)は確信しています。
 福島県の方々にも考えて欲しいと思います。福島原発の補償金は、東京電力のお金でなく(=^・^=)も含め、多くの人から集めたお金であることを!福島原発によって受けた損害は十分に償わなければなりません。でも、損害額を少なくする努力も必要であることを・・・・


-参考にしたサイト様-
(1)9月分は74億5200万円 JA対策協の東電賠償請求 初めてコメの価格下落分も | 県内ニュース | 福島民報
(2)福島 農業 |福島県農業 統計 2010 平成22年
(3)原子力損害賠償支援機構
(4)県、60億円を専決処分 今年産米全袋検査の経費 | 県内ニュース | 福島民報
  1. 2012/09/21(金) 20:51:35|
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