めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島原発事故賠償、4兆円超え!―誰が負担するの?(=^・^=)は嫌です-

 東京電力は発表によると、福島第一原発の賠償総額が6月27日時点で40,297億円で4兆円と突破しました(1)。この資金は原子力損害賠償機構から「支給」されたものですが、原子力損害賠償支援機構は3,953しか回収していません。残りは政府保証債で銀行などからの借り入れですが、これを誰が負担する計画は明確ではありません。でも、いつかは誰かが負担しなくてはなりません。でも(=^・^=)は嫌です(2)。
 東京電力は今年(2014年)1月15日に、賠償や廃炉を進めながら東電が存続できるとする新しい特別事業計画(再建計画)発表しました(3)(4)。この計画では東電は福島第一原発事故の賠償金を東京電力は直接には殆ど負担しません。
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 ※(5)より転載
 図―1 福島第一原発賠償資金の流れ
 
このお金は東電は殆ど負担しません。必要な資金は全国の電力会社(沖縄電力を除く)がお金を出して作った「原子力損害賠償支援機構」が、東京電力に支給しる仕組みになています(5)。だからいつかは全国の電力会社が支払ますので、最終的には電気代に上乗せされる仕組みです。
 ただし特別事業計画で賠償総額を4兆9088億円としています(4)。
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 ※(1)(含む過去分)、(2)により作成
 図―1 東電の賠償総額と原子力損害賠償機構から「支給」の推移

新特別事業計画発表後も一直線で増え続け、東京電力の発表によると、6月27日までに4兆0297億円に達しています(1)ので、残りは8791億円です。福島原発事故から3年以上も経過したのですが、未だに賠償の支払いの総額は一直線で増えています。特別事業計画が発表された1月の末から6月27日までの増加額は6,346円です。このペースで行けば7ヶ月後の1月には枯渇します。その後は誰が負担するのでしょうか?(=^・^=)は嫌です。

<余談>
 福島第一原発の事故処理費用はこれだけではありません。
  ①国(原子力損害賠償支援機構)の東電への出資1兆円
  ①除染費用    2.5兆円
  ②中間貯蔵施設  1.1兆円
  ③廃炉費用の追加 1兆円
の合計5.6兆円です(3)。これに賠償予定額の4.9兆円を加えると合計で10.5兆円です。これに対する資金枠(交付国債の枠)は9兆円ですでに1.5兆円を超えています。不足分は株の売却益を当てるみたいですが、東電株がそんなに高く売れるとは思えません。
 原発避難民が居る限り東電の賠償は延々と続くと思います。昨年末で避難区域から80,942名の方が国の指示で強制避難しています。原発事故のあと国の指示で強制避難が解除されたのは、このうちの358人(田村市都路地区)のみです。あとは今の所、解除予定はありません。賠償は延々と増えそうです。このままい行ったら避難区域の方が死に絶えるまで続きそうです。いくらになるか想像ができません。安倍出戻り総理殿、(=^・^=)の負担にはしないでくださいね。
 
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)賠償金のお支払い状況|東京電力を6月30日に閲覧
(2)原子力損害賠償支援機構 - Wikipedia
(3)特別事業計画の変更の認定について|東京電力
(4)めげ猫「タマ」の日記 東電特別事業(再建)計画―1年で破綻する。
(5)めげ猫「タマ」の日記 東電破綻のシナリオ―早ければ来年4月に
(6)みんゆうNet 避難区域再編・「帰還困難」「居住制限」「避難指示解除準備」区域
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  1. 2014/06/30(月) 19:36:23|
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福島県の15~64歳男性で増える大腸癌

  福島県が生産年齢(15~64 歳)の癌患者の死者数を発表しました(1)。男性の大腸癌の死者数は
  原発事故前の2010年    92名
  原発事故1年目の2011年 104名
  原発事故1年目の2012年 114名
で原発事故後は100人をこえるようになりました。以下にそれ以前の年も含め発生状況をしめします。
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 ※(1)(2)にて作成
 図―1 福島県の生産年齢(15~64 歳)男性の大腸癌の数

なお2008年、2009年のデータは当該HPで見つかりませんでした。原発事故前3年とデータと事故後2年のデータを比べたら、偶然に起こるか率は3%でした。偶然とは思えません。
  表―1 偶然に起こる確率の計算結果
  計算方法は(3)よる。
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(余談)
 福島第一原発の原発事故時の所長の吉田昌郎氏の死因が「食道癌」だったので、食道癌で調べたかったのですが、食道癌と同じ消化器系の癌の大腸癌で代用しました。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)保健福祉部関係の統計情報データベース - 福島県ホームページ中の「
保健統計の概況 平成24年版(第61巻)第1編概況(PDF:4,207KB)」
(2)保健福祉部関係の統計情報データベース(過去倉庫) - 福島県ホームページ中の「○『図表でみる 福島県の保健・医療・福祉2010』(PDF:1,022KB)」
(3)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(4)吉田昌郎 - Wikipedia
  1. 2014/06/29(日) 20:18:50|
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トラブルいっぱい!福島原発(6月4週)―汚染水対策は「赤」信号-

東京電力福島原発はトラブルが多く、トラブル毎に記事にするは面倒なので、まとめて記事にしています。先週につづき(1)、今週(6月20日から27日)もしっかりトラブルが起こっています。
今週、特に目立ったのは汚染水対策のトラブルです。東京電力は地下水バイパス(2)、凍土壁、多核種除去設備(ALPS)など(1)がありますがどうもうまくいっていません。

1.地下水バイパスの水位は下がらず
 地下水バイパスは地下水を汲み上げる事によって福島第一原発の原子炉建屋付近の地下水位を下げ、建屋内への地下水の流入を抑えるものです。汲み上げた地下水は海に流すことになっていますが(2)、6月21日に海に流し初めてからカ月が経過しました(3)。地元紙の福島民友さんの報道によると、下がるはずの地下水位が下がってないそうです(3)。地下水バイパスは1~4号機建屋に1日約400トン流入する地下水量を100トン程度減らせるとの触れ込みで始まったのです(3)。そのためには水位を6m程度に低下する必要があります(2)。以下に地下水位観測点の水位をします。
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 (a)水位                           (b)観測点
 ※(4)より作成
 図―1 原子炉建屋付近の水位

 殆ど変化がなく、高い所は9m以上です。もっとも暗雲はこれだけではありません。地下水を汲み上げる井戸の一つNo12のトリチウム濃度が基準値を超えてどんどん上昇しています。

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  ※(6)を転載
  図―2 地下水バイパスNo12のトリチウム濃度

2.汚染水は地下深くに浸み込んでいた。
 東京電力の説明によると、福島第一原発の地下は地下水を通す地層(透水層)と地下水を通さない地層(難透水層)が重なり合ってできているそうです(7)。
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 ※(7)より作成
  図―3 福島第一原発の地下構造

 従来の説明では、一番上の「上部透水層」には放射性物質は漏れているが、そのしたの「下部透水層」には間の「難透水層」に阻まれ放射性物質は行っていないとの説明です。ところが深い井戸を掘って「下部透水層」の地下水の水を調べたら放射性物質の一種のトリチウムが見つかったそうです。
 以下にトリチウムが見つかった井戸の位置と濃度(最高値)を示します。
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  ※(7)およびGoogle Mapにて作成
  図―4 地下深くから汚染水が見つかった井戸の位置

 これまでなかった「無い」と下ところに汚染水が見つかれば、いろんな対策の見直しをせまられるかも?
 この発表は6月24日に行われましたが(7)、翌日は決勝リーグの切符のかかったワールドカップ、コロンビア戦(8)。あまり大きなニューズにはならなかった気がします。東電の意図を感じるのは(=^・^=)だけですかね?ワールドッカプ日本代表の米国フロリダ合宿に、福島県広野町産の米を持ち込まれたそうです(9)。「福島産食べて応援、予選落ち」なんてのは書き過ぎですね!

3.凍土壁は凍らず
 (=^・^=)は従前、流れている水が凍らないように、地下水の流れが速いと凍土壁も凍らずに失敗するはないかと記事を書きました(10)。現在、工事がすすんでいる凍土壁とは別に(11)、東電は原子炉やタービン建屋から漏れ出でて、地下道(トレンチ)に溜まった汚染水を凍土壁で塞ぐ計画をたてていました(11)。地下道にパッカーをいれ、パッカーともども凍らせて地下道を塞ごうとするもです(12)。以下に概念図を示します。
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 (a)概念図                             (b)イメージ
 ※(11)を引用
 図―5 地下道(トレンチ)に投入されるパッカーのイメージ

 報道によると、
 「凍結液を流し始めて一カ月半もたつのに、ほとんど凍っていない。」
そうです。また
 「実際の現場では水の流れがあり、凍る前に水が入れ替わってしまうのが原因だった。」
だそうです(13)。こんなんで凍土壁は大丈夫ですかね。それにしても「流れ」がるとゆうことは今も地下道(トレンチ)を通じて汚染水が海に流れ出ているみたいです。そっちも心配!

<余談>
 今週は福島第一原発の汚染水対策の「凍土壁」、「地下水バイパス」及び多核種除去設備(ALPS)のうち、「凍土壁」と「地下水バイパス」の問題が発覚しました。先週は多核種除去設備(ALPS)がトラブルを起こしました。このまま行ったら福島第一原発の汚染水対策は「予選落ち」なんてことになりません。そのうち、「海に流すしかない」なんて居直ったりして・・・・
 

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(14:55 2014/06/20月週)―ALPSにまた遅れ-
(2)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の地下水バイパスについて
(3)地下水位の変動なく 海洋放出1カ月、効果見通せず(福島民友ニュース)
(4)福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた中長期ロードマップ|東京電力中の「2014年6月27日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第7回事務局会議)
【資料3-2】滞留水処理(2.75MB)PDF 」
(5)「平成26年度第3回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」における当社資料のご説明について|東京電力中の「地下水バイパス運用開始について(PDF 494KB)PDF」
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発汚染水(6月4週)―地下水バイパスは2週連続新記録-
(7)2014年6月24日福島第一原子力発電所タービン建屋東側(海側)下部透水層の水質調査状況について(PDF 831KB)
(8)日本1―4コロンビア | 国内外ニュース | 福島民報
(9)東京新聞:W杯代表に福島米 日本代表専属シェフ 西芳照さん:スポーツ(TOKYO Web)
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の凍土壁は税金の無駄遣い?
(11)第23回特定原子力施設監視・評価検討会|会議|特定原子力施設監視・評価検討会中の「資料1」
(12)第10回特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討ワーキンググループ|会議|
(13)東京新聞:「凍土壁」早くも黄信号 地下トンネル、汚染水抜き難航:社会(TOKYO Web)
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  1. 2014/06/27(金) 19:05:52|
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福島第一原発汚染水(6月4週)―地下水バイパスは2週連続新記録-

  福島第一原発の6月4週(6月19日から6月25日)の状況を纏めてました。先週に続き高濃度の汚染水が見つかっています(1)。
 ①地下水バイパス井戸No12から基準の1.4倍の1リットル当たり2,100ベクレルのトリチウム(新記録)
 ②雨が降れば海に流れる放射性物質
 ③外洋からの放射性物質
 ④海岸付近の井戸から高濃度の放射性物質
以下に「外洋」および「排水路」の放射性物質濃度を示します。
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 ※1 値は1リットル当たり
 ※2 6月19日から6月25日発表分の最高値
 図―1 福島第一原発の外洋と排水路の放射性物質濃度(最高値)


1..地下水バイパスから基準超のトリチウム
 地下水バイパスは、福島第一原発の汚染水対策として原子炉建屋に侵入する前の地下水を事前に汲み上げ汚染水の発生を抑えようとするものです(2)。
地下水バイパスは、地下から地下水を汲み上げる12本の井戸、汲み上げた地下水を一時的に保管するタンク、井戸からタンクに送るため配管、タンクから海に捨てるための配管等からなります。また、山側(上流)には汚染水を保管するタンク群や汚染水漏れを起こしたタンクがあります。12本の井戸は北から南に向かってNo1からNo12の番号が割り振られています。
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  ※(2)を転載
  図―2 地下水バイパスの平面図

 このうちNo12の井戸から基準値の1リットル当たり1500ベクレルを超える2、100ベクレルのトリチウムが見つかりました。
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  ※(4)を集計
  図―3 地下水バイパスNo12のトリチウム濃度

 それでも東京電力は他の井戸からくみ上げた水で薄めれば、基準値を下回ると主張し(5)、汲み上げた汚染水は海に流すみたいです。(=^・^=)には不安なことがかります。No12井戸だけでなく、おとなりのNo11井戸からも1リットル当たり480ベクレルのトリチウムが見つかっています。

 東京電力は地下水バイバスの山側に地下水観測用の井戸を掘り汚染水濃度を監視しています。 山側の井戸からは高い濃度のトリチウムが見つかっています。特にE-3井戸の放射性物質濃度が上がっています。
山側の井戸からも先週(1)に続き高い濃度のトリチウムが見つかっています。
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※(4)(6)(7)を集計
 図ー4 地下水バイバス山側井戸のトリチウム濃度

 東京電力は地下水バイバスの山側に地下水観測用の井戸を掘り汚染水濃度を監視しています。 山側の井戸からは高い濃度のトリチウムが見つかっています。特にE-3井戸の放射性物質濃度が上がっています。
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 ※(4)を集計
 図―5 E-3井戸の放射性物質濃度推移

 地下水バイパス山側の汚染水が雨で流れたり、地下水を汲み上げることで引っ張られるとどんどん地下水バイパス井戸に集まって行きそうな気がします。

2.福島は梅雨、雨が降れば流れ出す放射性物質
 今、福島は梅雨です(1)。時々は雨が降ります。以下に、降水量の排水溝の出口付近C-2(場所は図―1参照)地点の全ベータの推移と降雨量
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※(9)(10)で作成
 図―6 福島第一原発排水路C-2地点の全ベータ濃度と降水量(浪江)

 さらにその先の外洋のT-2地点(場所は図―1参照)から1リットル当たり10ベクレルのストロンチウム90由来(8)の全ベータが見つかっています(11)。雨が降ると、放射性物質が排水路を伝い海に流れ出すみたいです。

3.外洋からも放射性物質
地下水バイパスばかりでなく、外洋からも放射性物質が見つかっています。値は1リットル当たりで
 5,6号機放水口北側(12)
   全ベータ 14ベクレル(6月23日採取)
 南側放水口付近(12)
   全ベータ 9,7ベクレル
以下に5,6号機放水口北側の放射性物質濃度の推移を示します。
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※(12)にて作成
 図―7 5,6号機放水口北側の放射性物質濃度推移

 東京電力は色々と対策をしているようですが、特に改善されている様子はありません。やがて遠くに流れ、お魚なの口に入るんですかね?


3.海岸付近の井戸からも高濃度の放射性物質
 東京電力は福島第一原発の海岸付近にも井戸を掘り地下水の放射性物質濃度を調べています(12)。以下に(=^・^=)が気になったポイントの汚染水濃度を示します。
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  ※1(12)より作成
  ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3 6月19日から6月25日発表分の最高値
 図ー8 海岸付近の井戸の放射性物質濃度

 この中で1番気になったのがNo2-6とNo2-7の全ベータ濃度です。
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上昇傾向は止まった感じはしますが、濃度は高い状況です。そして一番気になるのは濃度の差が縮小しているこです。この井戸の間には汚染水の海への流出を阻止するための「遮水壁」設けられています(12)(13)。時間が経てば効果が無くなっていくみたいです。そしてもう一つきになるのがNo3-3のセシウム濃度です。
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※(12)より作成
 図―10 No3-3井戸の放射性セシウム質濃度推移

 他(たとえばNo1-6)に比べれば低いあたいですが、このところ上昇を続けてます。いくら流出防止工事をしても、海に流れていきそうです。
 

<余談>
 今週、福島第一原発の汚染水対策について2つニュースが流れました。
  ①遮水壁より深い地下水にも放射性物質が混入(14)。これでは対策しても効果はありまあん。
  ②凍土壁を凍らない(15)
です。大丈夫ですかね?なお詳細は別に記事にしたいと思います。
あと一ヶ月で福島県は海開き(16)!大丈夫ですかね?
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 ※(16)(17)(18)で作成
 図―11 7月20日海開き予定の福島県の海水浴場


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発汚染水(6月3週)―地下水バイパスは大幅基準超-
(2)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の地下水バイパスについて
(3)報道配布資料|東京電力
(4)中の「福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果 」を集計
(5)2014年6月25日地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 76.9KB)
(6)(3)中の「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺 」
(7)(3)中の「福島第一原子力発電所構内H6エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H6エリア周辺)」
(8)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(9)気象庁|過去の気象データ検索
(10)(3)中の「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路 」
(11)2014年6月23日福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 118KB
(12)(3)中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 」
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発で実施されている汚染水流出防止対策
(14)東京新聞:「凍土壁」早くも黄信号 地下トンネル、汚染水抜き難航:社会(TOKYO Web)
(15)2014年6月24日福島第一原子力発電所タービン建屋東側(海側)下部透水層の水質調査状況につい(PDF 831KB)
(16)海開き今年も勿来、四倉 いわき7海水浴場見送り | 県内ニュース | 福島民報
(17)航空機モニタリング結果 | 原子力規制委員会中の「航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果」
(18)気象庁 | 東北周辺海域のデータ 旬平均海流"気象庁 | 東北周辺海域のデータ 旬平均海流
  1. 2014/06/26(木) 20:15:26|
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川内原発―福島並みに事故れば鹿児島は滅ぶ―

 6月25日に川内原発が秋には再稼働しそうとのニュースが流れました(1)。そこで、もし2011年3月11日に福島並みの事故(同一の放射性物質放出)があったらどうなるか、(=^・^=)なりに見積もってみました。結果を以下に示します。
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 ※1(2)のアプリケーションによる((=^・^=)の自作)。
 ※2 放射性物質放射量は(3)と同じとした。
 ※3 気象データは(4)の「川内(鹿児島県)」の2011年3月11日からのデータを使用
 図―1 川内原発が福島並みに事故ったときの放射性物質の拡散予測

 鹿児島市が大きなダメージを受けそうです。鹿児島県の避難計画では鹿児島市は対象になっていません(5)。

<余談>
 ①この種の計算で議論になるのは、まずどの程度の精度があるかだと思います。そこで、福島第一原発事故を評価結果を以下にしまします。
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  ※(2)を引用
 図―2 福島第一原発事故の計算結果

 シュミレーションですので、完全な一致はしていません。ただし、福島原発北西60km当たりで発生した強烈な放射性物質汚染やそこから南西方向に延びる汚染などはある程度は再現できたと思っています。また、いわき市や会津地方の汚染が少ないことも再現できたと考えています。
 ② 福島のデータを川内に適応することに意味があるのか?福島原発事故の最大の教訓は原発も事故ることを証明したことだと思います。だったら、事故ったらどうなるかをある程度は見ておく必要があると思います。とりあえず見積もりの前提を福島事故並みにしています。前提条件の精査はすべきと思いますが、一次の見積もりとしてはある程度の合理性はあるとは思います。

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)川内原発再稼動 九電、審査書類を再提出 | 鹿児島のニュース | 373news.com
(2)放射性物質拡散予測
(3)【120524】東北地方太平洋沖地震の影響による福島第一原子力発電所の事故に伴う大気および海洋への放射性物質の放出量の推定について|TEPCOニュース|東京電力
(4)気象庁|過去の気象データ検索
(5)鹿児島県/原子力防災のしおり
  1. 2014/06/25(水) 19:48:24|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月4週)―国立医薬品食品衛生研究所は27ベクレル、産地の検査は22件全てND、福島県産ジャガイモ

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。6月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、をまとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかり基準値超えが見つかっています(4)。
  ①検査数1,483件中3件の基準値超え(全体の0.2%)
  ②平均は、1キログラム当たり3ベクレル、最大240ベクレル(福島県産イノシシ)。
  ③基準超の食品が「福島」のみで見つかっています。
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   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2014年3月2週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県


1.国立医薬品食品衛生研究所は27ベクレル、産地の検査は26件全てND、福島県産ジャガイモ
 厚労省は国立医薬品食品衛生研究所が福島県産ジャガイモ1個を検査したら1キログラム当たり27ベクレルの放射性セシウムが見つかったと発表しています(7)。福島県は追加で13件の検査を実施し、2014年の累計(6月23日現在)が26件になりました。全て検出限界値未満(ND)です。国立医薬品食品衛生研究所がたった1回の測定で、福島県産ジャガイモからセシウムを見つけたのに、福島県は26回検査して見つけていません。過去には福島県漁連さんとの検査とも一致していません。
  ①カザミ
    福島県漁連:検査数  1、うちセシウム有 1、最大10.8ベクレル
    福島県  :検査数 12、全数、検出限界値未満
  ②アワビ
    福島県漁連:検査数  7、うちセシウム有 2、最大13.5ベクレル
    福島県  :検査数 58、全数、検出限界値未満
  ③ユメカサゴ
    福島県漁連:検査数  4、うちセシウム有 1、最大112ベクレル
    福島県  :検査数243、うちセシウム有19、最大 25ベクレル
と福島県の検査が大幅に低くでます。なお、112ベクレル出たユメカサゴは通常の検査をしない福島県水産試験場が計測し110ベクレルですので、福島県漁連の値は他の試験機関でも再現されています(4)。福島県の検査って大丈夫ですかね?

 
2.福島県産桃の検査が始まった―でも検査したのは「会津」
 (=^・^=)は福島県は全く共通性のない4つの地域(会津、中通り北部、中通り中南部、浜通り)に分かれていると思ってます(8)。
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 ※(9)より転載
 図―4 福島県の区域分け

 だから「桃」は福島県を代表する果物でなく、中通り北部地域の果物だと思っています。でもこの地域は避難地域を除けばもっとも放射性物質汚染の酷い場所です。いいかれば農業がおこなわれている場所としては最も放射性物質汚染が酷いところです。
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 ※(10)より転載
 図―3 福島県の桃の生産シャア

 もうすぐ桃のシーズンなので、福島県は「桃」検査を実施しました。ただし検査したのは主産地の伊達地区や福島市でなく、放射性物質汚染が比較的小さい(図―4参照)会津地方の会津若松市です。桃栗3年柿8年(11)、原発事故から3年目、今年は放射性物質まみれの台地で一から育った苗木が初めて実をつけるのですが・・・
 

3.佐藤錦って検査されるの?
 福島市は福島県の約半分のサクランボを出荷するサクランボの主産地です(11)。福島市によると6月中旬に収穫される「佐藤錦」と、6月下旬から7月上旬に収穫される「紅秀峰」があるそうです。
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 ※(12)を引用
 図―4 福島市の果物カレンダー(抜粋)

 福島市産のサクランボの検査結果の厚労省の発表はなかなかありませんでした。「佐藤錦」の季節が終わりかけの6月23日にやっと発表がありました。しかもセシウム入りです。福島市の「佐藤錦」は検査されてるんですかね?

<余談>
・信頼のおけない検査で出荷される福島産品
・主産地を避けて検査される福島産品
・検査されているかいないか不明な福島産品
食べて応援、あの世行き(13)でも不思議はありません。(=^・^=)は
 「行かない」「買わない」「食べない」
のフクシマ3原則を決めています。でも、これ(=^・^=)だけではないみたいです。
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 ※(14)を抜粋
 図―5 福島県のきゅうりは日本一、しかも今はシーズン(15)、でも後ろに「など」が付く福島市のスーパーのチラシ

―参考したサイト様および引用いた過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第884報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月3週)―福島県産「大豆粕」基準超!でも出荷制限なしー
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)食品中の放射性物質の検査結果について(第879報) |報道発表資料|厚生労働省
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島県について
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島民友さん特集記事「風に惑う」に反論する。
(10)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月3週)-栃木,ユズ
(11)収穫まで「桃栗三年柿八年」?|JAグループ福岡
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島市の果樹園開園、でも検査はされていません。
(13)フルーツを食す - 福島市ホームページ
(14)ヨークベニマル/お店ガイド
(15)収穫量ナンバーワン!地域文化に根ざし、新たな取組みも盛んな、福島の夏秋きゅうり! | ふくしま 新発売。
  1. 2014/06/24(火) 20:44:36|
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食べて応援、不幸な子供

 一部が避難区域になっている福島県川俣町では2013年7月位から急に男の子が生まれなくなっています。福島県の発表を2013年7月から3月まで集計すると男の子12人、女の子29人です。一方、南相馬市は149人、女の子146人でそれ程変わりません。川俣町の4.5月の給食食材は99点中27点が地元産ですが、南相馬市は391点中に地元産はありません。地元産を受け入れる川俣地は男の子が生まれなくなり、拒否している南相馬市では確り生まれています。
 放射線影響研究所は、放射線による遺伝的欠陥が生じてないことの根拠の一つとして、広島・長崎では赤ちゃんの男女の比率(出生性比)に異常が認められなかったことを挙げています(1)。そして同じ避難区域を抱えていても、川俣町だけで男の子が生まれなくなっています。これでは福島産を食べると、子供に遺伝的な影響が出てきそうです。これでは、食べて応援、不幸な子供って感じです。
 第15回「県民健康調査」検討委員会の資料によると(2)、
「現在の放射線被ばくで、次世代以降の人(将来生まれてくる自分の子や孫など)への健康影響がどれくらい起こると思いますか?」
と質問に
 24.9%の方が可能性は 非常に 高い
 23.2%の方が可能性は高い
と答えています。一方、放射線影響研究所は、放射線による遺伝的欠陥が生じてないことの根拠の一つとして、広島・長崎では赤ちゃんの男女の比率(出生性比)に異常が認められなかったことを挙げています(1)。だったら人が住んでいる放射線汚染の酷い場所で、人が住んでいるところの赤ちゃん誕生数を調べればわかる気がします。(=^・^=)が思うには1部が避難区域になっている市町村でみればいいと思いますが、避難区域を見ると現時点(2014年6月)このような場所は、福島県の川俣町と南相馬市だけです。後は全域が避難区域か避難区域です(2)。
brg140623a.gif brg140623b.gif
 (a)福島県内の位置        (b)拡大図
 ※1(2)(3)より作成
 ※2(b)図の凡例は(a)図に同じ
 図―1 福島県川俣町と南相馬市の赤ちゃん誕生数

そこで2013年1月から14年3月末までの両自治体の赤ちゃん誕生数を調べてみました。
brg140623c.gif brg140623d.gif
 (a)川俣町           (b)南相馬市
 ※(5)より作成
 図―2 福島県川俣町と南相馬市

 川俣町では2013年7月位から男のが急に生まれなくなっています。一方、南相馬市では男の子も女の子も確り生まれています。2013年7月から14年3月の赤ちゃん誕生数は川俣町では
  男の子 12人
  女の子 29人
です。男の子は女の子の半分しか生まれません。一方、南相馬市では
  男の子 149人
  女の子 146人
でほぼ同数です。偶然と思われる方のために川俣町について偶然に起こる確率を計算したら、0.8%でした。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(6)による。
brg140623e.gif

 川俣町の赤ちゃん誕生数はそれ程には多くありまんが、現象が極端なので統計的に差のあるデータが出たとおもいます。
 川俣町と南相馬市で何処が違うのか(=^・^=)なりに調べたら地元産食材への対応でした。川俣町も南相馬市も給食用食材の検査結果を発表していますが、そこには産地が書いてあります(7)(8)。5月、6月(6月23日発表分まで)をみると川俣町では99件中27件が地元産ですが、南相馬市は391件全てが地元産以外です。
 川俣町の27件すべては「米」でした。しかも2011年に取れたお米からは1キログラム当たり520ベクレルの放射性セシウムが見つかっています(9)。それでも学校給食に使っています。保護者の間にそれ程の抵抗感がないと思います。
 一方、南相馬市の給食は福島県産すら殆ど使っていません。甲状腺癌の発生およびセシウム汚染の少ない会津(10)産アスパラを1回使っているのみです。しかも別の食材の産地表示には「県外国内」なんて表記も使ってます。
brg140623f.gif
※(10)をキャプチャー
 図―3 産地を「県外国内」と表示する南相馬市の給食の検査結果

 もし同じ表示をどこかのスーパーや外食チェーンで実施したら「風評被害」だとマスコミの餌食になると思います。過去に山形県のコンビニが、もやしを「福島以外」と表示してマスコミの餌食になったことがあります(11)。南相馬市はそれなりのリスクをおかしても、給食の食材に福島県産は使っていないことを強調しています。保護者も福島県産は避ていると思います。
 繰り返しの記述になりますが、放射性影響研究所は原爆投下で出生性比に異常がなかったことを、遺伝的な異常が生じなかったことの理由に挙げています。そして地元産食材に抵抗感のない川俣町では出生性比の異常が見られます。遺伝的な異常が起こっている可能性を示唆するデータだと思います。一方、地元産食材を徹底的に拒否している南相馬市ではそのような事は起きていません。なんか、福島産を食べると赤ちゃんに遺伝的な影響がでそうで心配です。「食べて応援、不幸な子供」て感じです。

<余談>
 断っておきたいのは、この世に「生」受けた生命は尊いもので、生まれるべきでない赤ちゃんなどいない事です。だたどうせ生まれるならより良い状態でうまれて欲しいとも(=^・^=)は考えます。
 子供をこれから作らい人は大丈夫でもないと思います(12)。

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(2)第15回「県民健康調査」検討委員会 資料を掲載しました(5月19日開催) - 福島県ホームページ
(3)避難地域復興課 - 福島県ホームページ
(4)東日本大震災関連情報 放射線モニタリング測定結果等 | 原子力規制委員会
(5)福島県の推計人口 - 福島県ホームページ
(6)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(7)給食センター - 川俣町公式ホームページ
(8)学校給食食材放射能分析の取り組み - 南相馬市
(9)福島米、また基準値超える 川俣町の農家-北海道新聞[セシウム汚染 1月1日-31日]
(10)めげ猫「タマ」の日記 会津は1人、中通りは66人 福島県甲状腺癌
(11)ど~せいちゅ~んじゃ?! 金春堂 分店/ウェブリブログ(過去に(=^・^=)もニュースでみたのですが、消えてしまったのでこちらのサイトを使いました)。
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島産食べて応援、あの世行き

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2014/06/23(月) 19:35:18|
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根拠をねつ造する放影研

放射線影響研究所(略称:放影研)のHPに
「現在では性比に関する情報は放射線の遺伝的障害の指標として有益なものとは考えられていない。」
なんて記述がのってました(1)。そしてリファレンスとして
「Schull WJ, Neel JV, Hashizume A: Some further observations on the sex ratio among infants born to survivors of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki. American Journal of Human Genetics 1966; 18:328-38」
当該文献の結論部分をみると
「One can argue either that a small early effect disappeared or that original observation has no biological significance.」(小さな初期の影響が消えたか、元の観測では生物学的な有意は認めらないと議論できる。((=^・^=)意訳)
これは性比の差が広島・長崎ないとしたもので、まったく別の内容です。根拠にならない物を「根拠」するって、完全なねつ造です。

 放射性影響研究所は、、原子爆弾による傷害の実態を詳細に調査記録するために、広島市への原子爆弾投下の直後にアメリカが設置したABCC(Atomic Bomb Casualty Commission)を母体とする(3)、、被爆者の健康調査及び被爆の病理的調査・研究を行う研究機関です(4)。福島第一原発事故によって「放射線」影響が身近な問題となった現在では非常に重要な役割をになっていると思います。また福島原発事故後に放射線影響に関する一般向け発信もしているとおもいます。そのとつは分かりせんが、以下のような発信があります。
「被爆者の子供における男女比(1948-1962年の調査)

男児の唯一のX染色体は母親に由来するので、母親が放射線に被曝した場合にはX染色体の劣性致死突然変異により女児の割合が多くなり、反対に父親が被曝した場合にはそのX染色体は女児だけに伝えられるので男児の割合が多くなると考えられていた時代があった。1948年から1953年にかけて収集された原爆被爆者の子供に関する初期のデータは、この理論上の予測と一致していたが、統計的に有意ではなかった。そこで情報収集は1962年まで継続されたが(合計140,542人、そのうち73,994人は両親またはその一方が原爆に被爆)、

その後、性染色体の数的異常や、胎児および胎児以外の組織におけるX染色体の不活性化パターンなどの問題が考慮され、X染色体突然変異がどのように性比に影響を与えるのか予測することは困難だと考えられるようになった。以上のことから、現在では性比に関する情報は放射線の遺伝的障害の指標として有益なものとは考えられていない 」(1)。
 その参考文献として
「Schull WJ, Neel JV, Hashizume A: Some further observations on the sex ratio among infants born to survivors of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki. American Journal of Human Genetics 1966; 18:328-38」のみが記載されています。
この文献の要約部分を以下に記載します
「Data are presented on the sex ratio of 47,624 children born in Hiroshima and Nagasaki in the years 1956 through 1962. The total number of births in these tow cities for which information available is now 140,542, and of this number in 73,994 instances one or both parents ware exposed to the atomic bombings. The suggestion of an effect of exposure on sex ratio in earlier data is not borne out by the present findings. One can argue either that a small early effect disappeared or that original observation has no biological significance」((=^・^=)意訳:1962年まで年1958に広島と長崎で産まれる47 624人の子供たちの性比のデータはみると、。140、542人分です。原子爆弾の投下で投下で被ばくした一方または両方の親は73、994人です。初期のデータの性比に対する被爆の影響は、現在の調査結果によって裏づけられません。小さな初期の影響が消えたか、元の観測では生物学的な有意は認めらないと議論できる。)
であり、放射性影響研究所の発表の後半分の「その後、性染色体の数的異常や、胎児および胎児以外の組織におけるX染色体の不活性化パターンなどの問題が考慮され、X染色体突然変異がどのように性比に影響を与えるのか予測することは困難だと考えられるようになった。以上のことから、現在では性比に関する情報は放射線の遺伝的障害の指標として有益なものとは考えられていない 」については一切、触れらていません。当然、全文を見ましたが該当する記述はありません。研究機関が何かを発表する場合は、根拠を明示するのが原則です。蛇足ですが一応、(=^・^=)もその原則に従って記事を書いているつもりです。前半部分の根拠しか出していないので、後半は「ねつ造」です。
 もっとも、前半部分もねつ造があります。
「被爆者の子供における男女比(1948-1962年の調査)」
と表題にありますが、実際は
 「in the years 1956 through 1962(1956年から1962年)」で、10年も誤魔化しています。福島のデータを見る限り性比への影響は被爆直後に出て、その後は解消されます。
 福島県飯館村は福島原発事故によって全域が計画的避難区域に設定されました。
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 ※(5)を転載
 図―2 葛尾村と飯館村

計画的避難区域では1ヶ月かけて避難するとしているので警戒区域に比べ避難が遅れた分だけ事故直後に大量の被ばくをしたともいます(5)。その後は避難しているので影響は減ったといもいます。以下に飯館村の男女別の赤ちゃんの誕生数を示します。
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 ※(6)を集計
 図―3 福島県飯館村の赤ちゃん誕生数

 原発事故時に懐妊したと思わる赤ちゃんが生まれる2011年12月から、男の子が生まれなくなりました。避難の効果だと思いますが、現在は回復しています。調査開始時期を10年も前にねつ造されては信憑性はありません。

<余談>
 最近、国立の研究機関の自己目的化がめだつ感じです。一連のSTAP細胞騒動をみていると(6)、世界的な業績を発表したい組織としての理研の欲求を(=^・^=)は感じます。放医研は個人線量計で被ばく線量を測ると、空間線量率から計算される値の7割になるとのレポートを発表しました。しかし実際は個人線量計では7割になるとのデータでしかありません。福島県会津若松市の「また、個人線量計は通常胸の位置に付けますが、放射線が体の後ろから来た場合、一部は体で遮られるために、線量計の値は少し低くなります。」と回答しています(7)。身体による事故遮蔽で放射線量が低くでるだけです。でも国の要望に応えてでしょうが、実際の被爆線量は3割低くなるとしています(8)。国の機関だから、国の言いなりって感じです。そして本稿で取り上げた放射線影響研究所の根拠があいまいな発表です。STAP細胞はともかく、放医研の発表や放射線影響研究所の発表は人の健康を害するおそれがあります。福島では、放医研の嘘発表も根拠して除染目標値の見直しが議論されているそうです(9)(10)。
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 ※(11)を引用
 図ー4 除染目標値の見直しを報道する福島県の地方紙(福島民報)


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)被爆者の子供における男女比(1948-1962年の調査) - 放射線影響研究所
(2)Some further observations on the sex ratio among infants born to survivors of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki.
(3)原爆傷害調査委員会 - Wikipedia
(4)放射線影響研究所 - Wikipedia
(5)めげ猫「タマ」の日記 2014年も女の子しか生まれない?・福島県葛尾村
(6)刺激惹起性多能性獲得細胞 - Wikipedia
(7)放射線Q&A15:環境放射線量から計算した年間被ばく量と個人積算線量計の違いは? | 会津若松市
(8)めげ猫「タマ」の日記 内閣府の放射性線量の推計はSTAP細胞以上の偽発表―被ばく線量は7割、実は人が吸収―
(9)除染基準転換に賛否 国の個人線量活用方針 「効果薄い作業減」 「反対住民の混乱招く」 | 県内ニュース | 福島民報
(10)めげ猫「タマ」の日記 除染後の目標値 約2倍に引き上げを協議―事実なら(=^・^=)は伊達の桃は食べません!-
(11)福島民報(6月22日に閲覧)
  1. 2014/06/22(日) 19:43:48|
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福島産食べて応援、あの世行き

 福島県の市町村は学校給食に使われるお米の産地を公表しているところがあります。そこで、地元産の米を使っている市町村と他産地の米を使っている市町村の各年3月から1年間の「死者数」を比較してみました。
 地元産米を使用してる市町村
  2010年 7,892 人
  2013年 8,296 人
で、5%増
 他産地米を使用している市町村
  2010年 4,208 人
  2013年 4,318 人
で。2%増で、給食に地元産米を使用してる市町村では死者数が大幅に増えていますが、他産地米を使用している市町村はそれ程でもありません。これでは食べて応援、あの世行きって感じです。
  (=^・^=)の以前の記事(1)に、
「福島県産野菜を食べると危険」
「食べて応援するとガンになる」
とおっしゃるのなら、そのデータをどうぞお示しください。
なんて書き込みがありした。福島県は市町村によっては給食に使用しているお米の産地を公表しています(付参照)。そこで甲状腺癌の発症数が少ない会津地域(3)と全域が避難していて地元産が無い市町村(4)を除き給食の検査結果「市町村名 給食」を検索してみました。結果を以下に纏めます。
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 ※付および(4)にて作成
 図―1 福島県各市町村の給食での地元産米利用状況

 いわき市(北海道産)と西郷村(会津産)では地元産以外のお米を給食につかっています。一方、福島市、郡山市、伊達市、二本松市、本宮市および川俣町では地元産を使用していました。そこでこの二つのグループの毎年3月から翌年2月までの1年間の死者数を集計してみました。
brg140621p.gif    brg140621q.gif
 (a)地元産のお米を使用               (b)他産地産のお米を使用
  ※1 死者数は(4)を集計
  ※2 震災の死者数は(5)による。
 図-2 学校給食用のお米の産地による死者数

 地元産米を使用してる市町村
   2010年 7,892 人
   2013年 8,296 人
で、5%増
 他産地米を使用している市町村
  2010年 4,208 人
  2013年 4,318 人で2%増で、地元産のお米を給食で使う市や町では、死者数が大きく増えていますが、他産地のお米を使う市や村ではそれ程には増えていません。偶然に起こる確率を計算したら、地元産米を使用している市や町では0.15%でありおよそ偶然はあり得ません。一方、他産地米を使用している市や村では23%で、偶然いっても問題がありません。
 「食べて応援」なんて主張がありますが、その途はあの世行きになりそうです。

<余談>
 こんなデータが出て来ると、(=^・^=)は不安になります。(=^・^=)は
 「行かない」「買わない」「食べない」
のフクシマ3原則を決めています。でもこれは(=^・^=)だけではないみたいです。
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 ※(7)を引用
 図-3 数少ない福島産のあとには「など」が付く福島県田村市のスーパーのチラシ

以下に偶然に起こる確率の検査結果を示します。計算方法は(8)によります。
表―1 給食に地元産を使う市や町
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表―2 給食に他産地産を使う市や町
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数値に一部、誤りがありましたので7月4日に訂正しました。

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 福島市の果樹園開園、でも検査はされていません。
(2)めげ猫「タマ」の日記 会津は1人、中通りは66人 福島県甲状腺癌
(3)避難地域復興課 - 福島県ホームページ
(4)福島県の推計人口 - 福島県ホームページ
(5)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報 - 福島県ホームページ
(6)食べて応援しよう! | 消費者庁
(7)ヨークベニマル/お店ガイド
(8)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について

付―村の給食検査結果表示URL各市町
相馬市 http://www.city.soma.fukushima.jp/kyouikuiinkai/gakkyou/kyuusyoku_PDF/03_sakura_s/sakura_s.html
南相馬市 http://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/10,1258,59,195,html
いわき市 http://www.city.iwaki.fukushima.jp/topics/013326.html
伊達市 http://www.city.date.fukushima.jp/soshiki/64/769.html
福島市 http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/61/kyushoku12040401.html
二本松市 http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/higashinihondaishinsai-kanren/kyushoku-houshasen.html
川俣町 http://www.town.kawamata.lg.jp/site/sinsai-saigai/2014-6-20-kekka.html
本宮市 http://www.city.motomiya.lg.jp/soshiki/39/kyushokukensa.html
三春町 http://www.town.miharu.fukushima.jp/soshiki/11/syokuzai-sokutei.html
田村市 http://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/29/gakko-kyushoku-monitoring.html
川内村 http://shinsai.kawauchimura.jp/?p=2708
郡山市 http://www.city.koriyama.fukushima.jp/512000/shinsai/gakko.html
小野町 http://www.town.ono.fukushima.jp/site/kyouiku/monitoring-kyuusyoku.html
須賀川市 http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/saigai/gakkou_kyuusyoku.html
鏡石町 http://www.town.kagamiishi.fukushima.jp/sp/saigai/taisaku/000363.php
玉川村 http://www.vill.tamakawa.fukushima.jp/information/info1/000794.php
矢吹町 http://www.town.yabuki.fukushima.jp/view.rbz?cd=2715
中島村 http://www.vill-nakajima.jp/div/gakkou/pdf/sokuteiH25-1.pdf
石川町 http://www.town.ishikawa.fukushima.jp/admin/education/02/05.html
西郷村 http://www.vill.nishigo.fukushima.jp/view.rbz?nd=106&ik=1&pnp=100&pnp=106&cd=1970
白河市 http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/view.rbz?cd=3042
矢祭町 http://www.town.yamatsuri.fukushima.jp/info.rbz?ik=1&nd=193
広野町 http://www.town.hirono.fukushima.jp/kyoiku/h26_gakkoukyuushokusokutei_2.html

  1. 2014/06/21(土) 20:22:48|
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トラブルいっぱい!福島原発(14:55 2014/06/20月週)―ALPSにまた遅れ-

東京電力福島原発はトラブルが多く、トラブル毎に記事にするは面倒なので、まとめて記事にしています。先週につづき(1)、今週(6月15日から20日)もしっかりトラブルが起こっています。

1.ALPSの日程がまた遅れます。
  多核種除去設備(ALPS)ではセシウム以外の62種の放射性物質(トリチウムを除く)の除去装置で、福島第一原発の汚染水をこの装置に通すと、汚染水内の放射性物質を大幅に減らすことができます(2)。
brg140418h.gif
※(3)を転載
 図―1 多核種除去設備(ALPS)の概要
ALPSにはA系、B系、C系の系統がありますが、過去に処理水がフィルタの欠陥で白濁するトラブルを起こしています。そこで改良型のフィルタへ交換し、6月19日に処理運転を再開する予定でしたが、改良型フィルタの交換に合わせて実施した、腐食対策の効果のチェックしたら、吸着塔2Cのフランジ部2箇所が腐食して小さな隙間ができているのが見つかりました。見つかった隙間は、吸着塔に充填された活性炭よって起こったらしいので、活性炭を充填している吸着塔1C、2Cの周辺フランジ部に追加の腐食対策をすることになりました。このため、多核種除去設備(C)系については、当初より3日遅れの6月22日に再開に変更にったそうです。また残りのA系、B系も追加の腐食対策をすることになったそうです。これは7月後半にずれ込みそうです。以下に腐食によってできた「隙間」を示します。

brg140620a.gif
 ※(5)を引用
 図―2 多核種除去設備(ALPS)にできた隙間

以下にここ3ヶ月の多核種除去設備(ALPS)のトラブルを示します。
  3月17日 B系統の出口から処理水を回収
  3月18日 処理水から1リットル当たり、1400万ベクレルと1100万ベクレルのストロンチウム90等に由来する全ベータを確認、処理を停止  
  3月19日 移送先のJ1タンク群も汚染されていることを確認
  3月24日13時頃 A系、C系の運転を再開
  3月24日19時頃 サンプルタンクCより汚染水漏れを確認(サンプルタンクCには3月18日発見された処理されない汚染水が混じっている)。
  3月24日19時頃 A系、C系の運転を停止(運転全面停止)
  3月25日 A系、C系の運転を再開
  3月27日 A系出口の処理済みの水の「白濁」を確認、A系の運転を停止
  3月29日 C系での汚染水処理を停止して、ポンプの洗浄を行ったのですがポンプの流用が元に戻らず。
  4月16日 見張りをせずに洗浄作業を行い水をあふれさす。
  5月20日 定例のサンプリングにおいて、C系統の水に白濁があり停止(2)。
  6月18日 新たな「隙間」が見つかる(本稿)

2.3週連続油漏れ
 先週(1)、先々週(6)と油漏れがあったのですが、今週も油漏れです。これで3週連続です。
6月17日に屋外の原子炉を冷やすための5号機残留熱除去系海水ポンプ(A)のモータ下側の軸封部から油が漏れているのを東電社員様が発見しました。漏えい油は、床面に約3m×約0.5m×深さ最大約2mmの範囲に広がっていました。消防署に通報したそうです(4)。
ここの所、油漏れ続きです。過去一月の油漏れ実績を記載します。
 ①5月29日、福島第一発電構内の免震重要棟駐車場に戻った際に、車から油(エンジンオイル)が漏れ、その後、消防署に通報したそうです(6)。
 ②5月29日、福島第一発電構内企業厚生棟駐車場で、車から油漏れ、その後、消防署に通報(6)
 ③6月6日、福島第一原発構内登録センター西側道路上で、下請けさんが使っている車が燃料配管からのガソリン漏れ(1)
 ④6月17日、5号機残留熱除去系海水ポンプ(A)のモータ下側の軸封部から油が漏れ、消防署に通報したそうです(本稿)。


3.福島第一、4号機の核燃料取り出し 保管場所を変更
 福島第一原発4号機から取り出されている核燃料の取り出し作業が行われています。取り出した核燃料は「共用プール」に保管することになっています(7)。しかし、共用プールのスペースが足りなくなる恐れが出てきたため、東京電力は、4号機に残されている燃料のうち、未使用の180体について、移送先を6号機の燃料プールに変更することを決めたそうです(8)。これについて東電は福島の会見で、「想定が甘かった」と説明したそうです(9)。
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※(9)をキャプチャー
 図ー3 想定があまかったと会見する東京電力



<余談>
 今週の福島第一原発の最大のトラブルは石原伸晃環境相が16日に、東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設建設をめぐり難航している福島県側との交渉について「最後は金目でしょ」と発言だと思います。これで「中間貯蔵施設」は泥沼化したと思います(10)。そして19日に発言を撤回したそうです。福島県知事は「『綸言(りんげん)汗のごとし(皇帝が一度発した言葉は取り消したり、訂正したりできないという中国の格言)』という言葉がある」と指摘したそうです(11)。
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  (a)「金目でしょ」発言する石原伸晃環境相   (b)困惑する双葉町町長
  ※(9)をキャプチャー
 図―3 金目でしょ」発言と困惑する双葉町町長

 たださえもトラブルが多い福島第一原発、安倍出戻り内閣には余計なトラブルは起こして欲しくないと(=^・^=)は思います。でも無理でしょうね。(=^・^=)のそうですが、安倍出戻り総理も石原環境大臣も福島がトラぶっても、中間貯蔵施設ができなくても困らいのですから・・・


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(6月2週)―今週も汚染水漏れ-
(2)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(5月3週)―「東電社員様は逃げていた」は秘密保護法施行前の駆け込みリーク?―-
(3)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(4月3週)―みんな頑張っている、でもトラブル続発-
(4)2014年6月18日福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】
(5)2014年6月17日多核種除去設備(ALPS)の 点検状況について(PDF 286KB)
(6)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(5月4週)―4週連続、病人・けが人-
(7)福島第一原子力発電所4号機からの燃料取り出しの進捗状況|東京電力
(8)2014年6月18日福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールからの燃料取り出し作業における一部計画の変更について(訂正版)(PDF 187KB)PDF
(9)福島中央テレビ [FCTニュース]
(10)めげ猫「タマ」の日記 不評で終わった「中間貯蔵施設説明会」
(11)「金目」発言撤回 環境相 国会閉会後、来県し謝罪 辞任強く否定 | 県内ニュース | 福島民報
  1. 2014/06/20(金) 19:54:09|
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