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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・廃炉工程表4年目、できた事、できない事、遅れた事

 2011年12月21日に福島第一原発の廃炉工程表が示されました(1)。それから4年、できた事、できていない事、遅れた事などを纏めてみたら2015年末までに期限を迎える12項目中で実現できたのは2項目で、このうち予定通りできたのは1項目です。また、基本方針4項目中の3項目は遵守されていません。以下に、(=^・^=)の評価を示します。
 表―1 2015年中に期限を迎える12項目と進捗
 ※1 工程表の表現が曖昧なので1Q,2Q,3Q、4Qとの表記を使用し、それぞれは
  1Q:1-3月
  2Q:4-6月
  3Q:7-9月
  4Q:10-12月
 とします。
 ※2 色分けは進捗によります。
   緑:予定通りできたもの
   青:遅れて実現できたもの
   白:2015年末までに期限を迎えたが実現できていないもの
 ※3(1)(2)等で作成
期限が来ても殆んど終わっていない福島第一廃炉工程

 福島原発事故後の2011年12月16日に福島第一原発は冷温停止に至ったとしてステップ2の完了が宣言されました(3)。そして12月21日に最初の廃炉へ向けての工程表とも言うべき「廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」が示されました(1)。今日(2015年12月21日)で4年になります。そこで、できた事、できない事、遅れたこと事などを(=^・^=)なりに纏めてみました。

1.4つの基本方針のうち3つは遵守されず
 最初の中長期ロードマップでは4つの原則がしめされました。この原則が守られているのか(=^・^=)なりに纏めてみました。
①「地域の皆さまと作業員の安全確保を大前提に、取組を計画的に実現していく。」
 今年も福島第一では下請けさんのトラブルが続発しています。福島第一、第二を合わせ(=^・^=)なりに東電の発表を集計すると17件あり、うち6件で下請けさんが亡くなっています。このうち3件は作業に直接かかわる事故です(4)。これだけ下請けさんのトラブルがあるのに、東電社員様のトラブルを(=^・^=)は知りません。すくなくとも「下請けさん」の「安全確保」はできていません。
②「透明性を確保し、地域や国民の皆さまのご理解をいただきながら進める。」
 およそ「透明性を確保」などできていません。
 2013年7月22日に東京電力は福島第一原発から海への汚染水漏れがいまもつづいていると発表しましたが、資料を見ると相当以前から分かっていたのに発表が遅れたようです(5)。発表したのは参議院選挙(6)の翌日なので、意図を感じた人も多数いたと思います。
 2015年2月24日に福島第一原発構内K排水路から高濃度の放射性物質に汚染らは排水が海に流れ出た旨を発表しました。発表データを見ると2014年4月からあり(7)、御社は10ヶ月以上もこの事実を秘匿していました。
 近々の例としては、サブドレン・地下水ドレンの効果について今年(2015年)12月17日に開催された第28回廃炉・汚染水対策現地調整会議では原子炉やタービン建屋への地下水流入量が減った旨が喧伝されましたが(8)、翌日の12月18日に開かれた第38回特定原子力施設監視・評価検討会では地下水ドレンからくみ上げた水をタービン建屋戻す必要が生じ1日当たり約400トンの汚染水が新たに発生してると発表しました(9)(10)。担当の原子力規制委員会委員には「現状は悪い方にいっている」と評されました(11)。このような朝令暮改ぶりはおよそ透明性があるとは言えません。
③「今後の現場状況や研究開発成果等を踏まえ、継続的に本ロードマップを見直していく。」
 一応、見直しはされているようです(12)。ただし、実現可能なレベルまで見直されているかと言えば(=^・^=)は多いに疑問があります。表―1に示すように2015年末までに期限を迎えた多くの項目が実現できていません。
④「本計画に示す目標達成に向け、東京電力、資源エネルギー庁、原子力安全・保安院は、各々の役割に基づき、連携を図った取組を進めていく。」
 現状では原子力安全・保安院が廃止され原子力規制員会ができたので(13)、現状では「東京電力、資源エネルギー庁、原子力規制委員会は、各々の役割に基づき、連携を図った取組を進めていく」になると思います。この3者が一堂に会し公開されている会議に「特定原子力施設監視・評価検討会 」があります(14)。この議論を聞いていると少なくとも資源エネルギー庁と原子力規制委員会では目指すものが違うようです。
 資源エネルギー庁(安倍出戻り内閣):経済的な損失の最小化
 原子力規制委員会:環境負荷、下請けさん事故、放射能漏れ事故等のリスクの最小化
との印象を持っています。目指す方向が違えば連携は無理でしょう。

2.原子炉の冷却・滞留水処理
 福島第一では原発事故で溶け落ちた核燃料があるあたりに水をかけ冷やし続けています(15)。原子炉やタービン建屋に地下水が侵入したり、廃炉作業で生じた汚染水はそのまま捨てらないので、タービン建屋に戻しています(10)(11)(12)。放置すればあふれるのでタービン建屋から汲み上げ、これをタンクに保管しています(16)。この項目し以下の4つが期限を迎えています。
①格納容器内の部分的観察(当初予定2014年3月末)
 溶け落ちた核燃料(デブリ)に確り水が届き冷やされているか確認する項目だとおもいます。現状は想像であり、確認はできていません。現状も格納容器内を観察する努力は続けられていますが(17)、終了時期は明示されていません。いつ終わるか分からない作業として継続中です。

②水処理施設の信頼性向上(当初予定2013年3月末)
 現状ではタービン建屋からくみ上げた汚染水は「水処理設備」を通し1部は原子炉の冷却に使われ、残りは汚染水タンクに送られます。
福島第一汚染水処理の流れ
 ※(18)を転載
 図―1 福島第一原発の汚染水処理の流れ
 
 水処理設備は度々、汚染水漏れなどのトラブルを起こしています(18)(19)(20)。最近では11月15日にRO淡水化装置から汚染水漏れを起こしています(18)。この装置は高い圧力を汚染水に加えて汚染水から「淡水」を絞り出す装置ですが(19)、高い圧力を加えるので原理的に汚染水漏れを起こしやすい装置です。原発事故後に大急ぎで作られた装置でもあります(18)。でも見直しが行われた様子はありません。

③多核種除去設備(当初予定2012年12月末)
 多核種除去設備は図―1に示す様ように前段の処理設備にはない放射性物質を汚染水と汚染水から分離した廃棄物に分ける装置ですが(20)、トリチウムとウラン238は対象外です(21)。当初の予定では2012年末には完成するはずでした(1)、3年たった2015年末の現在も「試験運転中」(22)で完成はしてません。

④循環ループの縮小(当初予定2013年3月末)
 図-1に示す汚染水処理は1周4km近い配管によってなされています。
brg130328c.gif
 ※(23)にて作成
 図―2 原子炉冷却のための配管引き回し

 これだけ長いとトラブルが心配です。そこでこのループを縮小することが計画されました。当初予定2013年3月末です。期限から3年以上も経過しましたが、縮小はしていません(23)。汚染水タンクが広範囲に広がっているので(23)、それにあわせ汚染水を送る配管は必要です。現状では縮小の見込みはありません。

3.海洋汚染拡大防止
 福島第一原発事故によって、福島の海に大量の放射性物質が流れ込み福島の海を汚染しました。現状も汚染が続いています。福島第一原発の港湾口でとれたシロメバルからは基準値の124倍の1キログラム当たり12,400ベクレルのセシウムが見つかっています(24)。これに関し二つの項目が期限を迎えています。以下に詳細を記載します。
①海側遮水壁(当初予定2014年9月末)
 海側遮水壁は福島第一原子力発電所の1~4号機側の敷地から港湾内に流れている地下水をせき止め、海洋汚染を減らす為に計画されたものです。
海側遮水壁と地下水ドレン
 ※(25)にて作成
 図―3 海側遮水壁の概要 

 当初の完成予定は2014年9月末ですが、完成したのは約1年以上遅れた2015年10月26日です。

②港湾内海水を告示濃度限度未満(当初予定2013年3月末)
 告示限度は実質は排水の放射性物質濃度の上限を規定するものです(26)。ストロンチウム90は1リットル当たり30ベクレルと定められています(27)。全ベータ濃度は概ねストロンチウム90濃度の倍になるので(28)、これを全ベータにに当てはめれば1リットル当たり60ベクレルになります。当初の計画では福島第一港湾内海水の濃度を2013年3月末までに「告示限度未満」にするとの目標が定められました。以下に港湾内の1地点の港湾中央の放射性物質濃度を示します。
海側遮水壁が完成しても告示限度を超えた放射性物質が見つかる港湾中央
 ※1(29)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す。
 図-4 港湾中央の放射性物質濃度

 図に示す通り2015年にも告示限度以上の全ベータが見つかっています。海側遮水壁完成後の2015年11月18日は、1リットル当たりで
  セシウム134  9ベクレル
  セシウム137 41ベクレル
  全ベータ    65ベクレル
(30)と、告示限度を超える全ベータが見つかっています。海側遮水壁が完成しても達成できておらず今後は見通せません。

4.放射性廃棄物管理等
 福島第一原発内の放射性物質を管理して敷地外に放射線が漏れないようにする計画がたてられました。目標として「敷地境界・線量 1mSv/年未満(当初予定2013年3月末)」です。
 福島第一原発から外に漏れる放射線の量を年間で1ミリシーベルト以下にする目標で、当初は2013年3月末を目標としていましたが、現状では敷地境界の放射線量は最大で年1.34ミリシーベルトで達成されていません。達成されるのは2016年3月の見込みだそうです(31)。


5.使用済み核燃料取り出し
 使用済み核燃料プールに放置された使用済み核燃料(32)を取り出す計画で3号(当初予定2014年12月)と3号(当初予定2014年3月)が期限を迎えています。このうち4号機からの使用済み核燃料取り出しは2013年11月に始まり2014年12月に終了し予定より少しだけ早く終わりましたが、3号機では始まっておらず現状の計画では4年以上遅れの2018年3月までには取り出しを始める計画です(5)。計画作成から4年しかたってないのに4年以上の遅れです。

6.燃料デブリの取り出し
 福島第一原発の廃炉作業のマイルストーンの一つは溶け落ちた核燃料、すなわち燃料デブリの取り出しです。いまの所は2018年9月までに取り出し方法を決め、2022年から開始する計画です(5)。これについて3つの準備作業が期限が来ています。以下、詳細に記載します。
①遠隔による除染(当初予定2014年3月末)
 現在も除染が続けられており、終了見込みが明示されていません(33)。
②建屋内アクセス性を確保(当初予定2014年3月末)
 除染が終わらないと実現しないので、見込みは明示されていません(33)。
③原子 炉格納容器漏えい箇所調査(当初予定2014年3月末)
 現状調査が行われているのが原子炉格納容器の側面で(33)、おおきな穴が開いているであろう底(5)の調査計画は明示されていません(33)。いつになったらできるのかは不明だと思います。

<余談>
福島第一原発の廃炉は当初計画に比べて大幅に遅れています。それでもデブリの取り出しは当初計画の2012年からや廃炉期間の30~40年は見直されていません(5)。この通りに行くとはおよそ思えません。これでは福島の方は不安だと思います。
 もうすぐクリスマスです。イチゴケーキを楽しみにしている方も多いと思います。12月に入り福島もイチゴのシーズになりました(34)。福島は全国有数のイチゴの産地であり、福島のイチゴは甘さと酸味のバランスは抜群だそうです(35)。でも福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(36)を引用
 図―5 福島産イチゴが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県相馬市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)東京電力福島第一原子力発電所1〜4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ|TEPCOニュース|東京電力
(2)中長期ロードマップ|東京電力
(3)「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況(12月16日)について|TEPCOニュース|東京電力
(4)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(12月1週)―サブドレン3ヶ月、効果は見えず―
(5)2013年7月22日海側地下水および海水中放射性物質濃度上昇問題の現状と対策(PDF 1.43MB)
(6)参議院議員通常選挙 - Wikipedia
(7)2015年2月24日2号機原子炉建屋大物搬入口屋上部の溜まり水調査結果(PDF 960KB)
(8)建屋内流入量1日100トン減 サブドレン計画効果:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(9)第38回特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会
(10)「汚染水」新たに400トン 第1原発、海側遮水壁完成で増加:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(11)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(12月3週)―サブドレン稼働・現状は悪い方にいっている―
(12)東京新聞:核燃料取り出し遅れ 東電追認 実体なき「廃炉工程」鮮明:福島原発事故(TOKYO Web)
(13)原子力規制委員会 (日本) - Wikipedia
(14)特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会
(15)(2)中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2015年11月26日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第24回事務局会議)⇒【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(14.0MB)」
(16)(2)中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2015年11月26日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第24回事務局会議)⇒【資料3-1】汚染水対策(9.14MB)」
(17)2015年10月20日福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器(PCV)内部調査の実施結果について(速報:10月20日実施分)(PDF 930KB)
(18)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(11月3週)―地下水バイパス止まる―
(19)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(8月3週)―作業中止もトラブル―
(20)めげ猫「タマ」の日記 勝手に福島原発十大トラブル
(21)汚染水の浄化処理|東京電力
(22)多核種除去設備による除去効果が見込まれる核種(PDF 20.4KB)
(23)福島第一原子力発電所の現況|東京電力中の「滞留水の処理・貯蔵状況」
(24)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(12月3週)―去年より高い港湾内シロザケのセシウム濃度―
(25)海側遮水壁|東京電力
(26)廃液中または排水中の濃度限度 (09-04-02-07) - ATOMICA -
(27)サンプリングによる監視|東京電力
(28)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(29)報道配布資料|東京電力中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」
(30)2015年11月20日福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 681KB)
(31)(9)中の「「資料7 敷地境界における線量評価の現状と年度末に向けた取り組みについて【PDF:2MB】」
(32)燃料取り出し|東京電力
(33)(2)中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2015年11月26日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第24回事務局会議)⇒【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(3.86MB)」
(34)ベジフルカレンダー - JA伊達みらいのホームページ
(35)甘酸っぱい幸福感!赤くてかわいい、イチゴ! | ふくしま 新発売。
(36)Webチラシ情報 | フレスコキクチ
  1. 2015/12/21(月) 19:47:26|
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福島第一汚染水(12月3週)―去年より高い港湾内シロザケのセシウム濃度―

 福島第一原発汚染水の12月3週(12月14日から20日)の状況を纏めてました。先週に続き(1)、過去最高濃度(新記録)の放射性物質が見つかっています。
 ①事故から4年9ヶ月超、外洋からは放射性物質
 ②港湾の出口にあたる港湾口からは昨年は見つかっていない全ベータが。海側遮水壁の効果は疑問です。
 ③地下水バイパス井戸からは排水基準を超えた放射性物質
 ④海岸付近の井戸からは過去最高濃度の放射性物質
 ⑤サブドレンからとトリチウム放出量は90億ベクレル超
 ⑥去年より高い港湾内シロザケのセシウム濃度

1.事故から4年9ヶ月超、外洋からは放射性物質
 外洋からは相変わらず放射性物質が見つかっています。
事故から4年9ヶ月たっても放射性物質や高濃度の汚染魚が見つかる福島第一外洋と近傍
  ※1 (4)(5)(6)(7)で作成
  ※2  数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3  集計期間内の最大値
  ※4  全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質(8)
 図―1 福島第一原発近傍外洋の放射性物質濃度

このうち気になったのが5,6号機放水口北側です。以下に推移を示します。
事故から4年9ヶ月経っても下がらい5,6号機放水口北側の放射性物質濃度
 ※1(5)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 図―2 5,6号機放水口北側の放射性物質濃度

 事故から4年9ヶ月以上が経過しましたが下がる気配がありません。

2.港湾口から全ベータ、海側遮水壁の効果は疑問
 港湾内からはもっと高濃度の汚染水が見つかっています。
事故から4年9ヶ月経っても高い濃度の放射性物質が見つかる福島第一港湾内
  ※1 (5)で作成
  ※2  数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3  集計期間内の最大値  
  ※4  SR90はストロンチウム90を示し採取日は11月中旬
 図―3 福島第一港湾内の放射性物質濃度

10月26日に海側遮水壁の工事が完了しました(9)。NHKはこれで福島第一から海への放射性物質漏れがなくなると大々的な嘘放送を流しました(10)。効果があれば汚染水の流れが悪くなり、全体の汚染水濃度が下がっていいはずです。以下に港湾口の2014年と15年10~12月の全ベータ濃度を示します。
去年は見つからない全ベータが今年は見つかる港湾口
 ※1(5)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 図―4 港湾口の全ベータ濃度

 港湾口は港湾と外洋の境界に当たる場所です。ここでの放射性物質濃度が低減されなれば外洋への流出が防止できたことになりません。図―4に示す通り、海側遮水壁ができる前の2014年は全ベータは見つかっていません。でも海側遮水壁が完成した10月26日以降を見ると全ベータが見つかっています。去年より海側遮水壁が完成した今年の方が全ベータ濃度が高くなっています。現時点では海側遮水壁の効果は見えません。

3.地下水バイパス井戸からは排水基準を超えた放射性物質
 地下水バイパスは、福島第一原発の汚染水対策として原子炉建屋に侵入する前の地下水を事前に汲み上げ汚染水の発生を抑えようとするものです(11)。海に流す水からは「トリチウム」が見つかっているので、(=^・^=)は立派な汚染水だと思います。東京電力は福島第一原発地下水バイパスの山側に井戸を掘って放射性物質濃度を調べています(12)。また地下水バイパスからくみ上げた汚染水の濃度も井戸毎に調べています(13)。以下に放射性物質濃度を示します。
排水基準を超えた汚染地下水が見つかる地下水バイパスと山側井戸
※1 (12)(13)にて作成
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 集計期間内の最大値
 図―5 地下水バイパスと山側(上流井戸)の放射性物質濃度

地下水バイパスやサブドレンの排水基準は1リットル当たりで
  全ベータ  5ベクレル
  トリチウム 1500ベクレル
ですので(2)、多くの場所で排水基準を超えた放射性物質が見つかっています。このうち地下水バイパスNo10井戸のトリチウム、1リットル当たり2,900ベクレルで排水基準を超えています。これについて東京電力は他の井戸から汲み上げた水で薄めて(混ぜて)海に流します(14)。

4.海岸付近の井戸からは過去最高濃度の放射性物質
 東京電力は福島第一原発の海岸付近やタービン建屋周りの井戸の地下水の放射性物質濃度を調べています(5)。以下に放射性物質濃度を示します。
高濃度の汚染地下水が見つかる海岸付近の井戸
 ※1 (5)を集計
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 集計期間内の最大値
 ※4 SR90はストロンチウム90を示し採取日は11月3日
 図―6 海岸付近の井戸の放射性物質濃度

このうち以降は1リットル当たりでNo1の全ベータの71,000ベクレル、ストロンチウム90の12,000ベクレル、No1-14のトリチウム34,000ベクレル、No2-5の全ベータ23万ベクレル、No3-3のトリチウム3,800ベクレルは過去最高(新記録)です。事故から4年9ヶ月が経過しましたが、海岸付近の井戸は記録更新ラッシュです。No1井戸の放射性物質濃度を示します。
急上昇するNo1井戸の放射性物質濃度
 ※1(5)を集計
 ※2 SR90はストロンチウム90を示す。
 図―7 No1井戸の放射性物質濃度

 一時は上昇が止まったかにも見えたのですが、再び上昇傾向に転じました。これからが心配です。

5.サブドレンからとトリチウム放出量は90億ベクレル超
 サブドレンは、原子炉やタービン建屋の直ぐ傍の井戸から汚染地下水を汲み上げ、直接にタービン建屋周囲の水位を下げ汚染水の増加量を抑えるものです(15)。サブドレンの運用は9月3日から始まったので(16)ほぼ3ヶ月が経過しました。東京電力はサブドレン廃水の放射性物質濃度も排出量も公表しているので(17)(18)、濃度×排出量で累積のトリチウム累積の排出量を求めてみました。
90億ベクレルを超えたサブドレンのトリチウム累積排出量
 ※(17)(18)を集計
 図―8 サブドレンの累積排出量

 累積で90億ベクレルを超えました。9月14日にサブドレン汚染水(トリチウム入り)の排水が始まってから96日ですので、概ね1日約1億ベクレルのペースでしょうか?


6.去年より高い港湾内シロザケのセシウム濃度
 図-1に示すように福島第一原発港湾口で採れたシロメバルから1キログラム当たりで基準値(19)の124倍の1キログラム当たり12、400ベクレルのセシウムが見つかりました。福島は安全で福島産を避ける行為は「風評被害」なんて主張がありますが(20)、福島に危険な物があるのは事実です。
 これが今も汚染され続けて起こったのか、過去の汚染を引きずっているのか気になるところです。鮭は回遊性の魚で(21)、福島沿岸にいる時間が少ないので福島で採れた鮭のセシウム濃度をみれば、福島の海が今もお魚を汚染する能力を持っているか無いかが分かると思います。以下に福島第一原発港湾口で採れた鮭のセシウム濃度を示します。
去年より上昇した港湾口の鮭のセシウム濃度
 ※(22)を集計
 図-9 福島第一原発港湾口の鮭のセシウム濃度

 図に示すように港湾口で採れた鮭のセシウム濃度は2014年に比べ15年が高くなっています。数値は1キログラム当たりの値で
  2014年 平均5ベクレル、最大17ベクレル
  2015年 平均8ベクレル、最大24ベクレル
です。福島第一港湾口付近のセシウム汚染能力は昨年に比べパワーアップしています。


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表①)とこちら(ブログ図表②)を参照ください。
 福島からの報道によると放射線リスクについて、インターネット調査の結果によると、国や県などの情報源が信頼できないとして「放射能」に過度な不安を抱く傾向があるとの報道が流れてきまいた(22)。国や県などの情報源が信頼できないのはこと原発や放射能について言えば当然です。安倍出戻り総理も福島県も原発事故前は原発は安全で事故らないと言っていました(23)(24)。その事に関し事故から4年9ヶ月経ちますが、一切の釈明がありません。まして福島県の野生鳥獣を除く農林水産物の検査は厚生労働省の発表を見ると(25)、福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センター(26)が一手に実施しています。ここが過失または故意によって低い値を出す検査を実施してたとしても、これを見つけることが困難です。そして止まる事のない福島第一原発からの汚染水漏れです。これでは福島の方は不安だと思います。
 今年もあと少しとなりました。福島も冬野菜のシーズンだと思います。福島を代表する冬野菜にニラがあるそうです(27)。福島県は福島産ニラは「安全」だと主張しています(28)。でも福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ニラはありません。
他県産はあっても福島産ニラが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(29)を引用
 図―10 福島産ニラが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(12月2週)―外洋1地点から過去最高のトリチウム―
(2)サンプリングによる監視|東京電力
(3)報道配布資料|東京電力
(4)(2)中の「1.海水(港湾外近傍)」を12月6日に閲覧
(5)(3)中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」
(6)(2)中の「タンクの水漏れに関するモニタリング⇒南放水口・排水路」
(7)2015年12月17日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 96.2KB)
(8)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(9)2015年10月26日福島第一原子力発電所 海側遮水壁閉合作業完了について(PDF 501KB)
(10)めげ猫「タマ」の日記 NHKの嘘報道―海側遮水壁で汚染流出問題は解決?―
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の地下水バイパスについて
(12)(2)中の「H4エリア周辺観測孔」および「H6エリア周辺観測孔」
(13)(3)中の「福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果 」
(14)2015年12月16日地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.7KB)
(15)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(16)(コメント)福島第一原子力発電所におけるサブドレン他水処理施設の運用開始について|東京電力
(17)(3)中の「サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果」
(18)集水タンク・一時貯水タンクの運用状況|東京電力
(19)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(20)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(21)サケ - Wikipedia
(22)放射線リスクへの心理メカニズム 研究結果を報告 大学教授ら福島で意見交わす | 県内ニュース | 福島民報
(23)安倍晋三 - Wikipedia
(24)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(25)報道発表資料 |厚生労働省
(26)農林水産部 - 福島県ホームページ
(27)栄養と美味しさ満点!ふくしまの冬野菜たち! | ふくしま 新発売。
(28)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(29)ザ・ビッグ 福島大森店のチラシ・特売情報 [クックパッド] スーパーの情報とレシピで賢く節約!
  1. 2015/12/20(日) 19:41:39|
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トラブルいっぱい福島原発(12月3週)―サブドレン稼働・現状は悪い方にいっている―

 東京電力福島原発はトラブルが多く、トラブル毎に記事にするは面倒なので、まとめて記事にしています。先週につづき(1)、12月3週(12月13日から19日)もしっかりトラブルが起こっています。
 12月18日に福島第一原発の安全を監視する「特定原子力施設監視・評価検討会」の第38回が開かれました(2)。そこで未解決の問題がいろいろと出てきました。

1.サブドレン稼働・現状は悪い方にいっている
 海側遮水壁は福島第一原子力発電所の1~4号機側の敷地から港湾内に流れている地下水をせき止め、海洋汚染を減らす為に設けらもので、2015年10月26日に完成しました(3)。
海側遮水壁と地下水ドレン
 ※(3)にて作成
 図―1 海側遮水壁の概要

 海側遮水壁に汚染水が流れ込み一杯になってしまったので、11月5日から海側遮水壁内側の汚染水の汲みあげをはじめました(3)。そしたら汚染水の増加量が加速しました。
地下水ドレン汲み上げ開始後に増えた汚染水増加量
 ※(4)を集計
 図-2 福島第一の汚染水増加量

 以下に汲み上げた地下水のトリチウム濃度を示します。
排出基準を大きく超える地下水ドレン汲み上げ水のトリチウム濃度
※(4)~(8)で作成
 図-3 地下水ドレン(海側遮水壁内側)汲みあげ水のトリチウム濃度

 当初の計画では汲み上げた「水」は海に捨てる計画でしたが(3)、A、Bの2系統ではトリチウムの排水基準の1リットル当たり1,500ベクレル(9)の4倍の約1リットル当たり6,000ベクレル程度のトリチウムが見つかっており、海に流す事ができなくなりました。
 以下に要因別の汚染水増加量増加量を示します。
地下水ドレン汲み上げ水で増えた汚染水増加量
 ※1(4)を抜粋加筆
 ※2ウエルポイントはタービン建屋と海岸の中間の井戸から汲み上げた汚染地下水
 図-4 要因別の汚染水増加量増加量

 以下にA,B,Cの3系統の配置を示します。
地下水ドレンの配置
 ※(1)を転載
 図-5 地下水ドレンの井戸と一時保管用のタンク

 これについて38回特定原子力施設監視・評価検討会を主催した原子力規制員会の委員は
 (サブドレン・地下水ドレンを実行して)「現状はむしろ残念かながら悪い方へ行っている。」
と評していました(11)。

 この件では東京電力の見解が二転三転しています。
 12月14日(月)会見(12):(タービン建屋の側で地下水を汲み上げる(3))サブドレンを強化することで、地下水が流れて行く量を減らす。
 12月17日(木)会見(13):トリチウム濃度を下げて対処する。
 12月18日(金)特定原子力施設監視・評価検討会(2);陸側遮水壁で地下水の流れを抑える
 毎回、内容が異なっているので東京電力は明確な対策案を持っていないようです。
 この件については東京電力と安倍出戻り内閣は極めて無責任です。図-3に示すように10月初旬には1リットル当たりで13000ベクレルのトリチウムが見つかっています。この時点で汲み上げて排水するのが困難であることは分かっていたはずです。それなのに前日(12月17日)の廃炉・汚染水対策現地調整会議では、東京電力福島第1原発の1~4号機周辺の井戸から地下水をくみ上げて建屋内への流入を抑える「サブドレン計画」の効果について、1日当たりの流入量が稼働前に比べて約100トン減った報告したしたそうです(14)。
 これは福島の地方紙の「福島民友」の12月18日配信記事の引用ですが、東電のデータをみれば汚染水が増加しているのは明らか(1)なのに平気でこのような配信をしています。さすがに翌日の12月19日は「「汚染水」新たに400トン 第1原発、海側遮水壁完成で増加」との記事を配信しています(15)。
 無責任な安倍出戻り内閣と東京電力、いい加減な報道をする福島のマスコミって感じです。

2.大きな津波が来れば、大量の汚染水が海に流れ出る
 想定される最大の津波に福島第一が襲われた場合には、タービン建屋、廃棄物処理建屋、高温焼却炉建屋、プロセス主建屋などの外壁が壊れるとの報告が東京電力よりありました(16)。こにに貯められている汚染水には総計で980兆ベクレルのセシウムが含まれているそうです(17)。広島原爆で放出されたセシュウム137は(=^・^=)の試算では約183兆ベクレルなので(18)(19)(20)、広島原爆5個分のセシウムが残っています。外壁がこわれるので巨大津波が襲来すれは福島の海に流れだすそうです(11)。

3.メガフロートは福島第一に留め置き
 福島第一原発直後にメガフロートが汚染水の保管場所として使われました(21)。google mapでみるとずっと港湾内に置かれています。
  福島第一港湾内に置いてあるメガフロート
 ※google mapで作成
 図-6 福島第一港湾内にずっと置いてあるメガフロート

 特定原子力施設監視・評価検討会で話題に上がり(11)、処分の目途がたたず今も置かれているそうです。メガフロートにはWHO飲料水ガイドラインのセシウム137で1リットル当たり10ベクレルを僅かに下回る1リットル当たり7ベクレルのセシウムに汚染された汚染水が今も8000トン保管されているそうです(17)。原発事故から4年9ヶ月過ぎてもなにも片付いていない感じです。
 
4.ダクト(地下道)の汚染水量は増加中
 先週の記事でダクト(地下道)から高濃度の汚染水が新たに見つかった旨の記事を書きました(1)。詳細が発表されたので詳細を記載します(22)。高濃度の汚染水が見つかったのは福島第一4号機タービン建屋南側のダクトです。
高濃度の汚染水が見つかったダクト
 ※(22)とgoogle mapで作成
 図-7 高濃度の汚染水が見つかったダクト位置

 以下に放射性物質濃度を示します。
高濃度に上昇したダクトの放射性物質濃度
 ※(22)で作成
 図―8 ダクトの放射性物質濃度

 4桁近い急上昇です。以下に汚染水量を示します。
徐々に増加する汚染水量
 ※(22)で作成
 図ー9 ダクトの汚染水量

 徐々に増えています。どこからか高濃度の汚染水が降り注ぎ濃度を上げたような感じです。ダクトに落ちた汚染水は溜まったままですが、ダクト以外の場所に落ちた汚染水も有ったりして…

5.敷地境界で年1ミリシーベルト超
 2011年12月16日に福島第一は冷温停止状態になったとしてスッテプ2完了が宣言されました(23)。そして12月21日に廃炉に向けた中・長期計画が発表されました(24)。その中に2012 年度内(2013年3月末)には、
 「敷地境界における実効線量を 1mSv/年未満とすることを目指す。」
とあります。その途中経過を東電が報告していました(25)。現状では敷地境界の放射線量は最大で年1.34ミリシーベルトで達成されていません。達成されるのは2016年3月の見込みだそうです。当初は1年3ヶ月で達成する計画が、計画発表時点から4年3ヶ月後に3倍以上に延びてます。廃炉までステップ2完了から30~40年の計画ですが(24)、3倍以上伸びて90年から120年になりそうです。いま生きている人はだれも福島第一の廃炉を見れない気がします。


おまけ.常磐共同火力勿来データ改ざん
 常磐共同火力株式会社は東京電力が49.11%の株を保有する東京電力の関連会社です(26)。主力は福島県いわき市にある勿来火力発電所です(26)(27)。勿来発電所の排出ガスのデータ偽装が発覚しました(28)。2000年以前から続けて行われていたそうです(29)。
東電関連会社の排ガス偽装を伝える福島のローカルTV(FCT)
 ※(29)をキャプチャー
 図-10 データ偽装が2000年以前から続いていたと報じる福島のローカルTV(FCT)

 福島の東電や東電関連施設はトラブルにデータ偽装に忙しいようです。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 トラブル続きの福島原発、無責任な東京電力といい加減な福島のマスコミ、これでは福島の方は心配だと思います。福島県郡山市ではネギの収穫の最盛期を迎えたそうです(30)。福島県郡山市のネギは柔らかくて甘く、風味も良いそうです(31)。福島県は福島産ネギは安全だと主張しています(32)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
他県産はあっても福島産ネギが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(33)を引用
 図―11 福島産ネギが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(12月2週)―排水路から汚染雨水溢れ出す―
(2)第38回特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会
(3)海側遮水壁|東京電力
(4)(2)中の「資料1-2 至近の地下水挙動ならびに陸側遮水壁閉合に関する検討結果【PDF:9MB】」
(5)2015年12月7日サブドレン他浄化施設中継タンク分析結果(~2015年9月30日採取分)(PDF 360KB)
(6)015年12月7日サブドレン他浄化施設中継タンク分析結果(2015年10月1日~11月4日採取分)(PDF 360KB)
(7)2015年12月7日サブドレン他浄化施設中継タンク分析結果(2015年11月5日~12月2日採取分)(PDF 360KB)
(8)福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果|東京電力中の「地下水⇒12月11日および18日」
(9)サンプリングによる監視|東京電力
(10)2013年8月21日(汚染水対策検討WG第3回資料)タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況と対策(PDF 10.3MB)
(11)(2)中の「会議映像 YouTube」
(12)【12月14日】東京電力 記者会見 - 2015/12/14 17:30開始 - ニコニコ生放送
(13)【12月17日】東京電力 記者会見 - 2015/12/17 17:30開始 - ニコニコ生放送
(14)建屋内流入量1日100トン減 サブドレン計画効果:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(15)「汚染水」新たに400トン 第1原発、海側遮水壁完成で増加:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(16)(2)中の「資料2-2 検討用地震動・津波に関する検討状況【PDF:667KB】」
(17)(2)中の「資料3-2 福島第一原子力発電所構内における主な貯留水・溜まり水の状況(2015.12時点の取り纏め状況)【PDF:3MB】」
(18)めげ猫「タマ」の日記 福島は広島原爆30個分以上?
(19)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発から広島原爆の30倍のウランもえかすが!
(20)めげ猫「タマ」の日記 1gのセシュウム137の放射能
(21)「羽田」目指したメガフロート、原発へ  :日本経済新聞
(22)(2)中の「資料3-3 廃棄物処理建屋間連絡ダクトの溜まり水調査の状況について【PDF:1MB】」
(23)原子力発電所事故収束に向けた道筋(METI/経済産業省)
(24)東京電力福島第一原子力発電所1〜4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ|TEPCOニュース|東京電力
(25)(4)中の「資料7 敷地境界における線量評価の現状と年度末に向けた取り組みについて【PDF:2MB】」
(26)常磐共同火力 - Wikipedia
(27)常磐共同火力株式会社
(28)2015年12月16日 勿来発電所の排出ガス量データにおける虚偽報告について,お知らせいたします。
(29)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2015年12月18日(金)放送」
(30)「曲がりねぎ」収穫最盛期 郡山の伝統野菜、鍋料理にどうぞ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(31)JA郡山市|農産物のご案内
(32)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2015/12/19(土) 19:53:39|
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勝手に福島十大ニュース

福島県の地方二紙の今年(2015年)の福島県の十大ニュースを発表が揃いました(1)(2)。そこで(=^・^=)も勝手に福島十大ニュースを選んでみました。
福島十大ニュースを発表する福島の地方紙・福島民報
 ※(3)を12月17日に閲覧
 図ー1 福島県の十大ニュースを発表する福島県の地方紙、福島民報


1.県北地域の葬式は10%増
 昨年、福島の鼻血が話題になりました(4)。残念ながら鼻血の統計はありませんが、葬式なら福島県が発表する人口動態(5)を集計すれば分かります。福島県は福島を7つの地域に分けています(5)。
事故から4年9ヶ月過ぎてても汚染が広がる福島県
 ※1(6)の数値データを元に(7)に示す手法で2015年12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(8)による
 図―2 福島県7地域

 図に示す通り、県北地方を中心に未だに国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(9)を超えています。葬式が増えていないか心配なので3各年3-10月の死者数を集計してみました。
原発事故後に死者数(葬式)が増えた福島県県北地域
 ※(5)を集計
 図-3 県北地域の死者(葬式)数

 原発事故前年と今年の3-10月の県北地域の葬式(死者)数を見ると
  原発事故前年(2010年3月―10月)3,336人
  今年    (2015年3月ー10月)3,677人
で10.2%増えています。一方で図―1に示すように会津や南会津では航空機モニタリング(6)では、検出が困難な毎時0.1マイクロシーベルト未満地域が広がっています。こちらの葬式(死者)数を合算してみると
  原発事故前年(2010年3月―10月)2,623人
  今年    (2015年3月ー10月)2,672人
でそれ程には変っていません。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(10)による
有意差検定表
 
 あるいはひらた病院が福島県郡山市と同市に隣接する三春町、いわき市、相馬市と同市に隣接する南相馬市について福島産米や野菜をどの程度方が避けているかのアンケート結果を発表しました(11)(12)。これと葬式(死者)数の増加を比べると以下のような図になりました。
 福島米を避ける割合が少ない程に葬式(死者数)が増えている福島県
 ※(11)を転載
 図ー4 福島産を避ける割合と死者数の増加率

 郡山・三春では増え、相馬・南相馬では増えていない死者数
 ※(13)を集計
 図ー5 福島産野菜を避ける割合と死者数の増加率

 郡山・三春でこのような葬式(死者)数が偶然に増加する確率は約0.6%なので偶然と考えるのは無理があるようです。

2.女の子しか生まれない旧計画的避難区域
  福島原発事故後に避難区域が設定されましたが、当初の避難区域には警戒区域と計画的避難区域があります。警戒区域は福島第一原発20km圏内の区域で、原発事故翌日の3月12日に設定されましたが、計画的避難区域はその後に放射線量が高いことが判明して設定された区域で設定は福島原発事故から一ヶ月以上も過ぎた4月22日でした(14)。計画的避難区域では避難区域指定後に直ぐに避難したのでなく、飯舘村では避難が完了したのが6月22日です(15)。いいかれば計画的避難区域は逃げ遅れた避難区域です。
 葛尾村の大部分、飯舘村の全域そして川俣町の避難区域の全域が計画的避難区域になりました(14)。この1町2村の主な避難区域は計画的避難区域です。以下に葛尾村の赤ちゃん誕生数を示します。
女の子しか産まれなくなった葛尾村
 ※(14)を集計
 図ー6 葛尾村の赤ちゃん誕生数

 この所、生まれるのは女の子で殆ど男の子が生まれません。福島原発事故後に懐妊しだであろう赤ちゃんが生まれる2011年12月~15年10月までを集計すると
 男の子 10人
 女の子 32人
で、偶然に起こる確率を計算すると0.1%でおよそ偶然とは思えません。
飯舘村では同じく2011年12月~15年10月までを集計すると
 男の子  87人
 女の子 123人
で、偶然に起こる確率を計算すると1.3%でおよそ偶然とは思えません。
川俣町は一部が避難区域になっていますが、対象者は15,877人中1,181人で(4)逃げなかった町だと思います。この町でも女の子が多く特に2013年7月位から顕著です。2013年7月~15年10月までを集計すると
 男の子 55人
 女の子 86人
で、偶然に起こる確率を計算すると0.9%でおよそ偶然とは思えません。
 福島では避難指示が遅れた旧計画的避難区域で女の子が男の子より多く生まれるおかしな現状が起きています。
 福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。
勇気あるリポーター
 ※(16)を転載
 図-7 福島県の綺麗な女性(レポーター)

 女の子で良かったと喜ぶ人もいると思いますが、喜んでもいられないようです。福島県県民健康管理調査によれば
「原発事故に由来する放射線被ばくが、いつか健康に影響を及ぼすのではないかと心配 している(福島)県民、あるいは子孫にその影響が及ぶことを懸念している(福島)県民が、依然とし て少なくない現状」
があるそうです。
 放射性影響研究所は広島や長崎の原爆投下で遺伝的な影響が生じていない根拠として
  ①赤ちゃんの男女比に異常が起きていない。
  ②自然死産の増加が認められない
ことを上げています。以下に福島県の自然死産率の推移を示します。
全国の1.5倍の福島県死産率(グラフ)
 ※(17)を転載
 図―8 福島県の自然死産率の推移

 自然死産率も福島原発事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれるであろう2012年から増加しています(17)。


3.甲状腺151人、これからも増える
 チェルノブイリ原発事故後に明らかになった健康被害として、放射性ヨウ素の内部被ばくによる小児の甲状腺がんがあります。
福島県では、東京電力福島第一原発事故を踏まえ、子どもたちの健康を長期に見守るために、甲状腺(超音波)検査を実施しています。当初の見込みは100万人に1,2名の想定でしたが、最新の結果では
  約30万人を検査して151名
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つかっています。およそ1万に5人と当初の想定に比べ極めて高い割合です。
増え続ける福島甲状腺、悪性または疑いは151人
 ※(18)を転載
 図―9 どんどん増える福島の甲状腺癌

 これについて福島原発事故の為とも、そうでないとの主張があります。以下に甲状腺癌の悪性ないし悪性の疑いも割合を示します。
地域に偏りがある甲状腺癌発症率
 ※(18)に加筆
 図―10 市町村別の悪性ないし悪性の疑いの割合

 (=^・^=)目には地域的な片よりがあると思います。福島県13市中で福島第一原発から最も遠い喜多方市では発生していませんが、他の12市では見つかっています。
 もう一つきになるのはヨウ素剤です。この薬は放射性ヨウ素による甲状腺被ばくを防止できると言われています。福島原発事故時に、双葉町と富岡町の2つの町は、政府の指示を待たずに住民にこうした薬剤を配布しました。三春町の住民は渡された錠剤を服用したそうです。いわき市は配布したのですが政府の指示を待つよう言い渡されたとのことです(19)。配布しただけで服用しなかったいわき市を別にすると、図ー8に示すように双葉町では甲状腺癌ないし疑いの方はみつかかっていません。富岡町と三春町も福島県全体から見れば低い割合です。現状では統計的に有意とは言えませんが、ヨウ素剤の効果の可能性を示すものだと思います。
 福島の甲状腺は「福島第一原発事故の影響とは考えにくい」のではなく(20)「福島第一原発事故の影響とは断言できない」が正しい表現ではないでしょうか?


4.除染は間もなく終わり、除染基準を超える放射線量
福島原発事故では福島に大量の放射性物質を降らせました。(=^・^=)の試算では福島第一原発事故でばら撒かれた放射性物質は広島原爆30個分です(21)(22)(23)。放置しておくと危険なので、散らばった放射性物質のお掃除に相当する除染を行っています(24)。以下に福島県の住宅除染の状況をしめします。
7割がた完了した福島の住宅除染
 ※(25)を集計
 図-11 福島の除染の進捗

 10月末時点で住宅除染は計画の約35万戸に対し、全体の7割近い20万戸で終わりました。終わりが見えてきた感じです。でも図―1に示す様に原発事故から4年9ヶ月経っても、福島には国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(9)を超える場所が広く分布しています。
 (=^・^=)は以前に中間貯蔵施設の容量から除染でどの程度の放射性物質を集めるか見積もったことがあります。そしたら福島にばら撒かれた放射性物質の2割以下です(26)。たとえ除染が終わっても、福島の台地には福島第一原発事故でばら撒かれた放射性物質の大部分は残ったままです。


5.安全かどうか分からない避難指示解除・準備宿泊
 今年9月3日に福島県楢葉町の避難指示が解除されました(27)。戻ったのは人口の僅か3%で、60歳以上方でも1割に届きません(28)。除染されたとは言え楢葉町の放射線量は高いままです(27)。そして、川俣町山木屋、南相馬市、葛尾村、川内村の帰宅困難区域を除く避難区域で準備宿泊を始めました(29)(30)。こちらの住民の皆さんは届出をだせば避難区域で生活することができます(31)。これまでの例で行くと、準備宿泊⇒避難指示解除⇒賠償打ち切りと続くので、このまま住み続けることが可能になります。本当に安全か心配です。
 被ばくは「量の問題」であり将来的に大幅な低下が見込めるなら問題にはならないと説明されました。この結果、避難指示は年間20ミリシーベルトを超える地域に設定されました。
 この考えは一定の合理性はあったと思います。でも(=^・^=)には気になる事があります。避難指示解除の基準も年間20ミリシーベルトであることです。放射線は時間が経つにれ下がらくなります。放射性物質は色々な種類があり、半分になるまでの時間である半減期が異なります。原発事故直後は半減期の短い放射性物質(たとえばヨウ素131)が多く急激に放射線量は低下しますが、時間が経つの半減期の長い放射性物質(たとえばセシウム137)だけになり放射線量の低下が見込めなくなります。ちょっと放射線量が高い場所でも長期に滞在すればそれなりの被ばくリスクを負います。以下に準備宿泊の対象となった区域で準備開始後50年間の被ばく線量の見積もりを示します。
解除後50年で200mSvの被ばくも見込まれる避難指示解除予定区域
図―12 準備宿泊完了後50年での被ばく線量

準備開始後50年間の累積の被ばく線量はICRPが放射線による発癌が確認されているとする100ミリシーベルトを超える200ミリシーベルトを超える場所がありました。安倍出戻り内閣は「安全」より、福島原発事故の幕引きが大事なようです(29)。


6.ナンパ知事も効果無し、若い女性が逃げていく
 1項、2項に記載したように福島では葬式が増え、出生の異常が認めれます。それでも4項に示すように安全であろうと無かろうと「安全」が連呼されています。これでは福島の方がたまりません。福島に見切りをつけて福島から転居してしまう方もいると思います。以下に前福島県知事の最後の1年間の2012年11月から14年10月までの年齢別の社会的動態(転入者数―転出者を)示します。

知事が変わっても減る若い女性、増える中年男
 ※(32)を転載
 図ー13 現知事の就任後1年(2014年11月~15年10月)の福島県の社会的動態

 同じように中年男は増えていますが、20代前半の若い女性は減っています。20代前半女性の社会的増減(転入者―転出者)を纏めてみました。
 現知事の就任後1年(2014年11月~15年10月)△1716人減
 前知事の退任前1年(2013年11月~14年10月)△1779人減
で殆ど改善されていません。
 以下に各年3月から10月の20代前半の社会的動態を示します。
改善のきざしが弱い福島からの若い女性の脱出
 ※(32)を転載
 図―14  各年3月から10月の20代前半の社会的動態

 福島原発事故直後に比べ、男性はそれなりに改善しましたが、女性のあまり改善していません。
 福島県知事は思い切った手に出ました。2015年8月5日に開かれた女子大との地域交流会に知事自らが出席されたそうです。これは(=^・^=)の想像ですが、この機会に福島に興味を持っていただっき、将来は福島定住につながればととの行動だと思います。福島の少子高齢化対策は福島県外の若い女性を福島に連れ込むナンパ政策からのような気がします(33)。でも効果があまりなかったようです。

7.中間貯蔵施設の見通したたず
 図ー11に示しように福島では除染が進めらていますが、除染で出たゴミは福島県内各地に仮置きされているのが現状です(34)。今年の10月には雨で流され流出する事故も起こしています(1)。中間貯蔵施設は除染廃棄物を30年か永久かはわなりませんが、受け入れる施設で(35)福島復興の最優先事項だと(=^・^=)は思います。
 2014年9月に福島県が受け入れを容認し、2015年2月には中間貯蔵施設受けれ先である大熊・双葉両町も搬入を容認し(36)、前に進みだしたかにみえました。それから10ヶ月たちましたが、用地買収が進んでいません。地権者2365人中の売買契約に至ったのは11月末現在でわずか22人にとどまっているっそうです(37)。
中間貯蔵施設の用地買収難航を伝える福島のローカルTV局(TUF)
 ※(38)をキャプチャー
 図-15 「中間貯蔵施設の地権者2365人のうち売買契約に行ったのは22人」と報じる福島のローカルTV局(TUF)
 このペースで行けば買収に100年が必要です。福島県はたまりかね用地買収の為の職員を国に派遣するそうです(37)。



8.指定廃棄物最終処分場受け入れ確定、指定廃棄物・福島集約論広がる
 福島原発事故によって大量の放射能汚染ゴミが発生しました。そのうち1キログラム当たり8000ベクレル以上のゴミを「指定廃棄物」といって国が引き取り処分する事になっています(4)。でも、人工的に放射能を無くすことはできないので、どこかに集めて隔離するしか処分の方法がありません。そこで国は各県ででた指定廃棄物は各県で処分することを原則に宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉に一箇所づつ最終処分場を造りそこに保管する計画を立てています。福島はそれなりに進んでいて、福島県飯舘村には飯舘村以外からでた放射能汚染ゴミを焼却する施設が動いています。焼却灰を最終処分(半永久的保管)する最終処分場の設置も12月に決まり、1年後には運用が始まる見込みです(39)(40)。
 福島以外は候補地となった市や町が全て処分場設置に反対しています(40)。こうしたか候補地の一つの栃木県塩谷町が「福島きた放射性物質は福島に集めて処分すべき」との福島集約論を唱えています(41)。これまで他の候補地の同調はなかったのですが、12月13日に処分場候補地の一つの宮城県加美町の町長さんが、福島県飯舘村村蕨(わらび)平(だいら)の仮設焼却炉で稲わらなどの指定廃棄物を焼却処分すべきとの考えを同省に示し(40)(42)、福島集約論を打ち出しました(41)。
 以下に福島県の指定廃物処分場であるフクシマエコテッククリーンセンターを示します。
  常磐道が傍にあるフクシマエコテッククリーンセンター
 ※ (43)を転載
 図―16 フクシマエコテッククリーンセンター

 高速道路の側にかり、冨岡町の入口に当たります。それでも受け入れが決まりました。福島の惨状を(=^・^=)は想像してしまいます。(=^・^=)は福島集約論は間違っていると思います。原発事故を起こしたのは福島でなく東京電力と国です。福島に負担を押し付けるのは正しくありません。
 でも指定廃棄物の福島集約には賛成です。(=^・^=)の住む街にも指定廃棄物があります。本来は東京電力の責任で処分すべきですが、東京電力は何もしません。(=^・^=)の住む街の指定廃棄物を早く持ち去って欲しいと思います。もう5年近く我慢してきたのです。福島集約論だけが唯一の解決さくです。
 この思いは他の方も同じだと思います。宮城県加美町の危機管理室の副参事か方は、福島県の地方紙の取材に対し、町長の発言について
「決して押しつけることではない。巨額を投じて福島県内各地で焼却施設の建設が進んでおり、飯舘村の仮設焼却炉は福島県内で初めての広域処理施設と聞いていた。あくまでも提言だが、現在の事態を打開するため発言。批判覚悟の発言だったのではないか」
とコメントしたそうです(42)。
 宮城県白石市は放射能で汚染された同市内の牧草をセシウム汚染牛のエサとして、福島県浪江町に同町に断ることもなく搬出したそうです(43)。福島以外の方は放射能汚染物は福島に引きとおて欲しいと思ってます。

9.回復しないモモ価格
 福島は福島原発事故によって多くの放射性物質が降り注ぎました。多くの方が福島産に不安を抱きこれをこれを避けていると思います。以下に福島のモモ価格を示します。
今年も低迷した福島のモモ価格
 ※(44)を集計
 図―17 福島産と山梨産のモモ価格

今年も低迷しています。(=^・^=)は当然の結果だと思います。福島産を避ける行為を「風評被害」と批難する方がいます。でも「風評被害」を叫ぶ方は、福島島原発事故前は「原発は安全」と言っていた方(出戻る前の安倍内閣、東京電力、福島県)だと思います(13)。だいたい福島県の検査は怪しいです。以下に福島県、茨城県そして福島県境に近い宮城県亘理町のスズキの検査結果を示します。
宮城・亘理や茨城に比べ低く出る福島県のスズキの検査結果
 ※1(45)を転載
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す
 ※3 日付は採取日
 図-18 10月以降のスズキの検査結果

どう見ても福島県が低く出ています。汚染源がある福島産が他よりひくいなんて話はあり得ません。


10.キビタン(福島県のマスコットキャラクター)20歳、未来は暗い
 福島県のマスコットキャラクタの「キビタン」が今年で20歳になりました。成人おめでとうと言いたいのですが、未来は暗そうです。1項に記載したように福島では県北地域を中心に葬式が増え、2項で記載したように出生異常も起こっています。3項で記載したように子供の甲状腺癌はどんどん増えています。4項で記載したように除染は間もなく終わるのに放射線量は除染が必要なレベルを超えています。5項で記載したように安全どうか分からなくても強引な避難指示解除を進めています。当然ならが若い女性は逃げ出します。7項に記載した通り福島復興の最重要課題である中間貯蔵施設は前に進みません。8項に記載したように全国から放射能汚染物のゴミ捨て場として狙われています。9項に記載したようにモモに代表される福島産の価格は低迷が続いています。
 福島復興は遅々として進みません。福島県広野町では今年の夏に公設民営のスーパーを開店させる計画でしたが(46)、遅れに遅れ今の所は来年3月です(47)。

<余談>
 今年1年の福島を纏めてみると福島の安全性にはいろいろと問題があるようです。これでは福島の方は不安だと思います。
 12月も半ばを過ぎいよいよ冬野菜の季節です。福島を代表する冬野菜にネギがあるそうです。福島県いわき市はネギの一大産地です(48)。福島県は福島ネギは「安全」だと主張しています(49)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
他県産はあっても福島産ネギが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(19)を引用
 図―2 福島産ネギが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)「50年に1度の大雨」1位 読者が選ぶ県内十大ニュース 常磐道開通2位 | 県内ニュース | 福島民報
(2)「天皇・皇后両陛下ご来県」1位 読者が選ぶ福島県内十大ニュース:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)福島民報を12月17日に閲覧
(4)神戸新聞NEXT|医療ニュース|福島の鼻血「内部被ばくか ...2014/07/14
(5)福島県の推計人口(平成27年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(6)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(7)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(8)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(11)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(12)めげ猫「タマ」の日記 「福島米」避けていないと所では葬式が9%増、避けた所は増えていない。―原発事故5年目―
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島・アスパラガスの価格差広がる・当然です。
(14)めげ猫「タマ」の日記 女の子しか生まれない避難指示が遅れた原発事故5年目の葛尾村
(15)飯舘村 - Wikipedia
(16)めげ猫「タマ」の日記 福島・あんぽ柿、出荷開始、「健康的」とNHK、実は安全性に疑義
(17)めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(18)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺151人、原発から離れた場所からは見つかっていない。
(19)配布されなかった安定ヨウ素剤―福島原発事故後の混乱で/ WSJ日本版 - jp.WSJ.com - Wsj.com
(20)東京電力(株)・福島第一原子力発電所事故:専門家インタビュー:鈴木 眞一氏(テキスト)
(21)めげ猫「タマ」の日記 福島は広島原爆30個分以上?
(22)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発から広島原爆の30倍のウランもえかすが!
(23)めげ猫「タマ」の日記 1gのセシュウム137の放射能
(24)除染とは何か?|除染の進め方と必要性について|除染についての基礎情報|除染情報サイト:環境省
(25)除染情報サイト:環境省
(26)めげ猫「タマ」の日記 8割以上の放射性物質の放置を決めた福島除染計画
(27)めげ猫「タマ」の日記 楢葉町の避難指示解除―未来は暗い―
(28)めげ猫「タマ」の日記 楢葉町、避難指示解除3ヶ月、高齢者すら戻らない。未来は「原子力ムラ」
(29)めげ猫「タマ」の日記 南相馬、葛尾、川俣の避難指示の年内解除―戻ったら200mSv被ばくする―
(30)めげ猫「タマ」の日記 川内村・準備宿泊決定、30年で100mSv以上被ばくする
(31)福島3市町村で準備宿泊を開始 過去最多1万4千人対象:朝日新聞デジタル
(32)めげ猫「タマ」の日記 知事交代も効果無し!若い女性が逃げて行く福島県
(33)めげ猫「タマ」の日記 福島県知事1年目の功罪
(34)福島原発事故 | 積み上がる除染廃棄物 - 毎日新聞
(35)中間貯蔵施設について|除染で取り除いた土壌等の管理|除染情報サイト:環境省
(36)中間貯蔵施設に係わるこれまでの動き|中間貯蔵施設情報サイト:環境省
(37)国に県職員派遣へ 中間貯蔵施設 地権者交渉を加速 | 県内ニュース | 福島民報
(38)スイッチ20151214 TUFchannel
(39)めげ猫「タマ」の日記 福島は放射性廃棄物最終処分場を事実上受け入れ―福島集約論が強まる?―
(40)めげ猫「タマ」の日記 宮城県にも福島集約論が広がる
(41)めげ猫「タマ」の日記 指定廃棄物・福島集約論について
(42)飯舘村長「受け入れられぬ」 宮城・加美町長「指定廃棄物、飯舘で」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(43)めげ猫「タマ」の日記 NHKの嘘放送―放射能汚染ゴミは牛に食べさせて処分―
(44)めげ猫「タマ」の日記 今年(2015年)も低迷、福島モモ価格、山梨との価格差広がる
(45)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―宮城・亘理は23、茨城は29、でも福島は12ベクレル、おかしなスズキの検査―
(46)復興・帰町促進動き加速 イオン広野出店へ覚書 2015年04月25日土曜日 河北新報
(47)来年3月上旬開所 公設商業施設「ひろのてらす」 | 県内ニュース | 福島民報
(48)栄養と美味しさ満点!ふくしまの冬野菜たち! | ふくしま 新発売。
(49)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(50)平尼子店 | マルト - 店舗情報
  1. 2015/12/18(金) 19:43:39|
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東京電力への質問書

 東京電力が新潟市内で配布したチラシに
  「(柏崎刈羽原発について)みなさんのギモンをお聞かせください」
なんて書いたチラシを配ったので(1)、(=^・^=)も柏崎刈羽原発については沢山の疑問を持っています。そこで質問書を纏めてみました。
 ①電気供給しない原子力発電所を何故に容認しなくてはならないのですが?
 ②福島第一原発事故は不可抗力、過失、未必の故意のどれで起こったのですか?
 ③事故を起こした東京電力が原子力発電所を「安全」に運営できますか?
 ④東京電力は正確な情報公開に努めていますが?
 ⑤東京電力のシュミレーションは正確ですか?
 ⑥東京電力は計画通りに物事を達成する能力がありますか?

 2015年12月15日に東京電力が期間限定で新潟市に設置した柏崎刈羽原子力発電所の安全対策等に関するご説明ブース(1)を知らせるチラシが配られていました(2)。チラシには「みなさんのギモンをお聞かせください」と書かれていたので(=^・^=)も「ギモン」を纏めてみました。
東電のチラシ・抜粋
 ※(2)を抜粋
 図-1「みなさんのギモンをお聞かせください」と記載した東電チラシ

そこで優しい(=^・^=)は「ギモン」を纏めて「質問書」を作ってみました。「ギモン」は一杯あったのでしが、面倒なので6つだけピックアップしました。

1.電気供給しない原子力発電所を何故に容認しなくてはならないのですが?
 福島原発事故後の流れとして原発の絶対安全は担保しないが、事故が従来に比べ起きにくくする。事故っても大変な事態にならなようにするとゆうにが原子力安全の考え方のような気がします。すると原発はリスク0ではありません。ところが柏崎刈羽原発のある新潟県に東京電力は電気を供給していません(3)。新潟の方にしてみれば電気を供給しない原発の為に何故にリスクをとらかればならないとの思いがあるはずです。

2.福島第一原発事故は不可抗力、過失、未必の故意のどれで起こったのですか?
 東電は当初は福島第一原発事故の引き金となった「津波」を「今回の津波は、それまでの知見では想定できない大規模なものでした」と評し(4)、原因を想定外の津波だとし不可抗力を主張していました。その後に出た政府や国会の事故調査報告が過失を認定するものでした(5)(6)。(=^・^=)はその後に公開された情報から東京電力は津波で福島第一が事故を起こす可能性を知っていたのにこれを放置し事故に至った未必の故意と考えています(7)。現時点で東電がどのような見解をもっているのかを質問にまとめました。

3.事故を起こした御社が原子力発電所を「安全」に運営できますが?
 柏崎刈羽原発の側をユーラシアプレートと北米プレートのプレート境界がありますが、柏崎刈羽の津波想定ではこのうち柏崎刈羽原発に近い部分を津波波源から外しています(8)。東京電力には対応できない大きな自然災害は想定から外す体質が原発事故後も生き続けていると思います。この疑問を書きました。

4.東京電力は正確な情報公開に努めていますが?
 東京電力がメルトスルーの事実を認めたのは事故後しばらくした5月です(9)。今年はK排水路から海洋への放射性物質漏れを10ヶ月近く隠ぺいしているのが発覚しました(10)。東京電力は原発事故から5年近く経っても隠ぺい体質は変わっていないと思うのでこの疑問をかきました。

5.東京電力のシュミレーションは正確ですか?
 東京電力は昨日(12月16日)に万が一にも柏崎刈羽原発が事故った場合の放射性物質拡散予測を発表しました(11)。その結果をみると放射性物質の拡散範囲がきわめて限定的でした。(=^・^=)も以前に同じような予測を実施したことがあるので(12)、感覚的におかしいと思い疑問を書いてみました。

6.東京電力は計画通りに物事を達成する能力がありますか?
 福島第一の廃炉作業をみていると計画通りに行かないことが多々あります(13)。東京電力には計画通りに物事を遂行する能力がなさそうです。その旨の疑問を書きました。

柏崎刈羽原子力発電所の安全対策等に関するご説明ブースは12月15日(火)~12月24日(木)の10日間にわたり開設されます(1)。場所はリファレンス(1)にある通りです。質問書は7つのPDFファイルに分けたので、よろしければお近くに行くことがあれば足を延ばし東京電力の方にきいていただき、結果などを書き込みをお願いします。
質問書のPDFファイルは以下の通りです。
1.(表書き
2.(質問1
3.(質問2
4.(質問3
5.(質問4
6.(質問5
7.(質問6

<余談>
東京電力への質問書を纏めてて思ったのですが、東京電力にも安倍出戻り内閣にも福島第一を治めることができないような気がしてきました。でも、どちらも福島産を避ける行為を「風評被害」と批難しています(14)(15)。これでは福島の方は不安だと思います。まして福島産米を避ける人が多い相馬や南相馬市では葬式(死者数)が増えていないのに、避ける人が半数以下の郡山市では増えています(16)。
 12月も半ばを過ぎいよいよ冬野菜の季節です。福島を代表する冬野菜にネギがあるそうです(17)。福島県は福島産野菜は「安全」だと主張しています(18)。福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
他県産はあっても福島産ネギが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(19)を引用
 図―2 福島産ネギが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県相馬市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)柏崎刈羽原子力発電所の安全対策等に関するご説明ブースの開設について
(2)めげ猫「タマ」の日記 東京電力が柏崎刈羽のチラシ配布、CMに続き
(3)東京電力 - Wikipedia
(4)今回の津波は、それまでの知見では想定できない大規模なものでした|東京電力
(5)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(6)報告書 | 国会事故調
(7)めげ猫「タマ」の日記 福島原発事故は「未必の故意」?
(8)めげ猫「タマ」の日記 柏崎刈羽原子力発電所30周年―廃炉しか道はない―
(9)福島事故時のメルトダウン等の情報発信の問題点と現状の対応状況 平成25年11月14日 東京電力
(10)2015年2月24日2号機原子炉建屋大物搬入口屋上部の溜まり水調査結果(PDF 960KB
(11)柏崎刈羽原子力発電所における放射性物質の拡散影響評価結果について|東京電力
(12)めげ猫「タマ」の日記 柏崎刈羽が事故れば新潟は滅ぶ
(13)めげ猫「タマ」の日記 ステップ2完了から3年―できた事とできない事
(14)ミスピーチ表敬に首相、風評被害「払拭に協力」 : 福島原発 : 読売 ...2015/07/30
(15)風評被害対策について - 東京電力
(16)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の死者数10.1%増、原発事故5年目の3-11月、相馬・南相馬は別
(17)栄養と美味しさ満点!ふくしまの冬野菜たち! | ふくしま 新発売。
(18)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(19)Webチラシ情報 | フレスコキクチ
  1. 2015/12/17(木) 19:40:33|
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東京電力が柏崎刈羽のチラシ配布、CMに続き

 東京電力が新潟市内を中心に柏崎刈羽原発の説明ブースを開いた旨のチラシを配りました。以下に抜粋を記載します。
東電チラシ・表
 ※読者提供
 図-1 新潟市内に12月15日に配布されたチラシ(表面)

東電チラシ・裏
 ※読者提供
 図-2 新潟市内に12月15日に配布されたチラシ(裏面)

このチラシは昨日に新潟市内に在住する読者からご送付いただたいものです。東京電力はなをチラシの詳細を見た方はこちらをご覧ください。
①(
②(

<余談>
 福島第一原発では事故から4年9ヶ月たった今もトラブルが続発し(3)、汚染水漏れが続いています(4)。柏崎刈羽のチラシを配るくらいなら福島第一を治める事に注力して欲しいともいます。でも柏崎刈羽の再稼働に熱心なようです。でもチラシを送付いただいた読者の話によると、立地自治体以外で再稼働の理解を得るのは不可能なようです。東京電力は柏崎刈羽原発がある新潟に電気を供給していません(5)。電気を供給せずリスクだけある原発など迷惑施設でしかないようです。まして事故を越した東京電力の発電所です。
 こんな東京電力の姿勢では福島の方は不安だと思います。まして福島産米を避ける人が多い相馬や南相馬市では葬式(死者数)が増えていないのに、避ける人が半数以下の郡山市では増えています(6)。福島原発事故で避難された酪農家の皆さんが、避難先の福島県福島市で東北最大級の牧場を開いたそうです(7)。12月15日(火曜日)から生乳の出荷を開始したそうです(8)。福島県は福島産の牛乳は検査されていて「安全」だと主張していますが(9)、福島の原乳の検査は週1回、毎週月曜日です(10)。次の月曜日(12月21日)までの6日間は無検査のまま流通します。牧場関係者は「味わって飲んでもらえばと思う」と話しているようですが、無理な気がします。
味わって飲んで欲しいと話す牧場関係者
  ※(11)をキャプチャー
 図ー3 「味わって飲んでもらえばと思う」と話す牧場関係者

出荷先の乳業メーカー(12)(13)の近くにもスーパーがあります。
 乳業メーカーの傍にある福島県のスーパー
 ※google mapと(13)(14)にて作成
 図ー4 乳業メーカーと近くのスーパー

 でも、そのスーパーのチラシに北海道の牛乳が大きく載っていました。
北海道牛乳が大きく掲載された乳業メーカー近くのスーパーのチラシ
 ※(14)を抜粋
 図-5 北海道の牛乳が大きく掲載された福島の乳業メーカー近くのスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島の乳業メーカー近隣の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)東京新聞:東電、新潟限定でCM再開 柏崎刈羽原発PR 再稼働へ布石?:社会(TOKYO Web)
(2)新潟県:県外避難者の受入状況をお知らせします中の「平成27年11月30日現在の県外避難者受入状況(PDF形式 202 キロバイト)」
(3)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(12月2週)―排水路から汚染雨水溢れ出す―
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(12月2週)―外洋1地点から過去最高のトリチウム―
(5)東京電力 - Wikipedia
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の死者数10.1%増、原発事故5年目の3-11月、相馬・南相馬は別
(7)東京新聞:酪農仲間たちに元気を 「復興牧場」に懸ける5人の思い:ふくしま便り:東日本大震災(TOKYO Web)
(8)生乳を本格出荷 福島の復興牧場「フェリスラテ」 | 県内ニュース | 福島民報
(9)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(10)組織・主な業務と連絡先中の「分析課⇒県内農林水産物の緊急時モニタリング検査業務」
(11)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2015年12月15日(火)放送」
(11)福島の「復興牧場」15日初出荷 生乳1日15トン生産へ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(12)企業情報 - 酪王乳業株式会社
(13)ヨークベニマル/お店ガイド

  1. 2015/12/16(水) 19:48:20|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―宮城・亘理は23、茨城は29、でも福島は12ベクレル、おかしなスズキの検査―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。12月3週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。
  ①検査数1、504件中1件の基準値超え(全体の0.1%)
  ②平均は、1キログラム当たり2.2ベクレル、最大140ベクレル(福島県産イワナ)。
  ③基準超の食品が福島のみで見つかっています。
原発事故から4年9ヶ月経っても見つかるセシウム汚染食品
  ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年12月3週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.宮城・亘理は23、茨城は29、でも福島は12ベクレル、おかしなスズキの検査
 宮城県亘理町は福島県の直ぐ北側にある町です。
宮城県亘理町と伊達市
 ※1(7)の数値データを元に(8)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(9)による
 図―2 宮城県亘理町と福島県伊達市

 宮城県亘理町は地図で見ると福島県の直ぐ北にある町です。(=^・^=)は以前に宮城県亘理町や福島県の南に位置する茨城県のスズキの検査結果より福島産スズキのセシウム濃度が低く出る旨の記事を書きました(10)。データが追加になったので以下に示します。
宮城・亘理や茨城に比べ低く出る福島県のスズキの検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す
 ※3 日付は採取日
 図-3 10月以降のスズキの検査結果

 福島のセシウム濃度が少なくなっています。纏めると1キログラム当たりの値で
  宮城県検査(亘理町産)平均19.3ベクレル 最大27ベクレル 検査数 4、全数セシウム入り
  福島県検査(福島産) 平均0.77ベクレル、最大12ベクレル、検査数30、うちセシウム入り2
  茨城県検査(茨城産) 平均4.41ベクレル 最大39ベクレル、検査数41、うちセシウム入り20
 です。汚染源のある福島が近隣の宮城県亘理町や茨城県より低く出ておます。このような事が起こる確率を計算したら一万分の1以下です。偶然を主張するのは無理があります。
 福島県の検査は宮城や茨城に比べ低く出る検査です。福島産は他所より低く出る検査で安全とされ出荷されます。

 以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。計算方法は(=^・^=)の過去の記事(11)によります。
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
  (a)対宮城・亘理
有意差検定表(対宮城・亘理)

 (b)対茨城
有意差検定表(対茨城)

2.基準値超えも「安全」を喧伝する福島県
 福島原発事故によって福島には大量の放射性物質が降り注ぎました。福島第一から噴出した放射性物質の総量を(=^・^=)は広島原爆の30個分と試算しています(12)(13)(14)。図-1に示すように福島県伊達市では原発事故から4年9ヶ月過ぎた今も国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルト超える(15)の場所が広く広がっていいます。多くの方が福島産を恐れこれを避けるのは当然のことだと思います。これに対し福島県は福島産は検査されていて安全であると主張し、検査で「安全が確認」されたと称する品目を公表しています(16)。その中に干柿が追加されました(17)。
福島産干し柿は安全と主張する福島県
 ※(17)を抜粋
 図-4 干柿が検査で安全が確認されたと主張する福島県

 以下に福島県の柿の生産量を示します。
伊達市が最大の福島の柿の生産量
※(18)より作成
 図-5 福島県の柿の生産量

 伊達市がトップです。そこで伊達市産干柿のセシウムの検査結果を調べてみました。
4年連続で基準値超えをしている福島県伊達市産干し柿
※1(1)より作成
 ※2 日付は製造日
 図-6 福島県伊達市産干柿のセシウム濃度

 2012年以降に検査があり4年連続で基準値の1キログラム当たり100ベクレル(6)を超えています。しかしながら福島県伊達市の干し柿は出荷制限の対象にはなっていません(19)。
 福島産は基準値超えが見つかっても「検査で安全が確認された」と喧伝されます。

3.南相馬市産ブロッコリーのセシウム濃度が急上昇
 以下に福島県南相馬市産のブロッコリーのセシウム濃度を示します。
突然上昇した南相馬市産ブロッコリー

 突然上昇し基準値ギリギリの1キログラム当たり62ベクレルです。
  福島産はセシウム濃度が急上昇する事もあります。


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・基準値超えが見つかっても「安全」が喧伝される福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 ・検査されないまま続々と収穫が始まる福島産
まして福島産米を避ける人が多い相馬や南相馬市では葬式(死者数)が増えていないのに、避ける人が半数以下の郡山市では増えています(10)。これでは福島の方は心配だと思います。
 もうすぐクリスマスです。イチゴケーキを楽しみにしている方も多いと思います。福島県棚倉町でもイチゴの収穫が始まったそうです(21)。棚倉町当たりのイチゴは甘みが濃厚だそうです(22)。福島県は「風評被害払拭」と称し福島の女子短大生を使って福島産イチゴスイーツの試食会を開いたそうです(23)。
福島産イチゴスイーツについて説明する女子短大生
 ※(23)をキャプター
 図-8 福島産イチゴスイーツについて説明する女子短大生

 福島県棚倉町はイチゴの季節にはいったようです。でも福島県棚倉町のスーパーのチラシにはイチゴも含め福島産はありません。
他県産はあっても福島産が無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―9 福島産が無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県棚倉町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第960報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月2週)―福島12ベクレル、茨城39ベクレル、おかしなスズキの検査結果―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(9)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の死者数10.1%増、原発事故5年目の3-11月、相馬・南相馬は別
(11)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島は広島原爆30個分以上?
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発から広島原爆の30倍のウランもえかすが!
(14)めげ猫「タマ」の日記 1gのセシュウム137の放射能
(15)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(16)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(17)(15)中の「くだもの編」
(18)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年中の「10 果樹 ⇒福島県 」
(19)(3)中の「(参考3)⇒PDF 原子力災害対策特別措置法に基づく食品に関する出荷制限等(PDF:818KB)」
(20)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2015年12月14日(月)放送」
(21)福島のニュース 福島テレビ(12月11日ひる放送) FTV8
(22)ヨークベニマル/お店ガイド

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2015/12/15(火) 19:46:39|
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宮城県にも福島集約論が広がる

 福島第一原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分について、宮城県内で候補地となっていた3候補地が「返上」を表明しました(1)(2)(3)。これについいて猪股洋文宮城県加美町長は宮城県内処分を断念し、福島県飯舘村の仮設焼却施設で処分することを提案し、井上信治副大臣は打開策があるか検討する考えを示したとの事です(1)。とりようによっては、国も福島原発事故で発生した指定廃棄物を福島に送り、そこで最終処分を検討するような内容です。福島以外にも福島原発事故で生じた放射能汚染ゴミを抱えていますが(4)、福島以外の自治体にとって福島に持ち込んで最終処分するのがベストな解決方法であるのは言うまでもありません。
 福島原発事故によって大量の放射性物質がばら撒かれました。(=^・^=)の試算では広島原爆30個分です(6)(7)(8)。福島程酷くはありませんが、一部は福島県外にも降り注いだり流れついています。原発事故から4年9ヶ月以上が経過しましたが、広い範囲で異常な放射線量になっています。
東日本各地にばら撒かれた放射性物質
※(9)の数値データを元に(10)に示す手法で12月1日時点に換算
 図―1 放射線量分布

 広い範囲で国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(11)を超えています。
 福島原発事故によって大量の放射能汚染ゴミが発生しました。そのうち1キログラム当たり8000ベクレル以上のゴミを「指定廃棄物」といって国が引き取り処分する事になっています(4)。でも、人工的に放射能を無くすことはできないので、どこかに集めて隔離するしか処分の方法がありません。そこで国は各県ででた指定廃棄物は各県で処分することを原則に宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉に一箇所づつ最終処分場を造りそこに保管する計画を立てています(4)(12)。このうち、宮城県3箇所(栗原市、大和町、加美町)(1)、栃木県塩屋町(13)、千葉市中央区(14)が候補地になっていますが、当然ならが候補地の方は反対しています(1)(13)(14)。いまのところ福島を除くとどこも調査すらできていません(1)(15)(16)。
 一方で福島はそれなりに進んでいます。福島県飯舘村には飯舘村以外からでた放射能汚染ゴミを焼却する施設が動いています(16)。焼却灰を最終処分(半永久的保管)する最終処分場の設置も決まり(17)、1年後には運用が始まる見込みです(18)。
 東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の処分場建設をめぐり、宮城県内の候補地に選ばれた栗原市、大和町、加美町の3市町は12月13日、いずれも候補地の「返上」を表明し、選定の白紙撤回を求めたそうです(1)(2)(3)。福島発のニュースはこれについて「環境省は『受け入れ難い』として引き続き処分場建設に理解を求めた。」で終わっていまいましたが(2)(3)、宮城発のニュースはこの後に
「猪股洋文(宮城県)加美町長は県内処分を断念し、福島県飯舘村の仮設焼却施設で処分することを提案した。
 井上信治副大臣は『市町村長会議で議論を重ねて決めた(県内処分の)方針を貫きたい』と繰り返しながら、打開策があるか検討する考えを示した。
 今後について首長からは、村井嘉浩知事に県主催の市町村長会議開催を求める声が出た。村井知事は『今回の会議を踏まえた環境省からの回答を待ち、その上で集まってもらいたい』と前向きな姿勢を見せた。」
と続いています(1)。「福島県飯舘村の仮設焼却施設で処分」は飯舘村が村外の廃棄物の焼却処分を受け入れた(16)事を念頭においた事とおもいますが、焼却処分で出た灰は福島県冨岡町に設置が決まった最終処分場で処理することを前提とした内容です。福島から来た放射性物質は福島に戻せとゆう事実上の「福島集約論」です(20)。それに対し井上信治副大臣は打開策があるか検討する考えを示しとの事です。福島集約論が進みそうです。
 福島集約論はもともと最終処分場の候補地となった栃木県塩谷町が言い出したものです(
福島集約論を報じるNHK
  ※11月21日放送のNHKの21時台の番組をキャプチャー
 図-2 福島集約論を主張する塩谷町町長

 宮城県白石市は福島県浪江町が町長選挙で町政が停滞している時期に、汚染牧草を福島県浪江町に送りつける荒業をやってのけました。放射能に汚染された牛のエサだそうですが(21)、牛に食べさせても糞尿などの別の放射能汚染物になるだけで、その処理は福島が行うことになります。本音は放射能汚染ゴミは福島にひきとって欲しいのだと思います。
 もう一つの候補地の千葉市は分散保管を主張しています(16)。これは千葉市の指定廃棄物の保管量が7.7トン(22)と少なく、わざわざ最終処分場をつくる必要もないとの考えだと思います。でも他の自治体は困ります。千葉市の最終処分場がダメなら福島へと言い出すところが出てきそうです。

<余談>
 放射性廃棄物を福島に集めろとの議論は倫理的に間違っていると思います。福島は福島原発事故で大変な負担を負っています。「これ以上、原発被災地の福島県に負担を押し付けるべきではない」からです(23)。でも(=^・^=)は放射性廃棄物の福島集約に「賛成」です。(=^・^=)の住む街にも指定廃棄物があります。5年もの間、(=^・^=)の住む街で保管してきました。とっと他所に運びだして欲しいと思います。以下に都県別の指定廃棄物の保管量を示します。
東日本各地で保管される指定廃棄物
 ※(4)にて作成
 図ー3 都県別指定廃棄物保管量

 多くの都県で指定廃棄物を抱えています。こちらの方の思も(=^・^=)と同じだと思います。いまはまだ福島集約論は小さな声ですが、やがて大きな声になりそうです。
 安倍出戻り総理は、日米安保の為に沖縄を犠牲にしています(24)(25)。だったら日本の環境回復の為に福島を犠牲にし欲しいと思います。辺野古移設が唯一の解決策(26)であると同じく、福島集約は日本の環境回復の唯一の解決策です。
 福島は核の込み捨て場と狙われています。これでは福島の方は不安だと思います。まして福島産米を避ける人が多い相馬や南相馬市では葬式(死者数)が増えていないのに、避ける人が半数以下の郡山市では増えています(27)。
 福島を代表する冬野菜にネギがあるそうです(28)。農林水産省の統計によれば(29)、福島県郡山市は福島県第二位の秋冬ネギの産地です。郡山市のネギは柔らかくて甘く、風味も良いそうです(30)。福島県は福島産ネギは「安全」だと主張しています(31)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
他県産はあっても福島産ネギが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(32)を引用
 図-4 福島産ネギが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)<指定廃棄物>宮城3候補地「返上」表明 2015年12月13日日曜日 河北新報
(2)処分場3候補地が「返上」表明 | 国内外ニュース | 福島民報
(3)処分場3候補地が「返上」表明 環境省「受け入れ難い」:科学・環境:福島民友新聞社 みんゆうNet
(4)指定廃棄物について|放射性物質汚染廃棄物とは|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島は広島原爆30個分以上?
(7)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発から広島原爆の30倍のウランもえかすが!
(8)めげ猫「タマ」の日記 1gのセシュウム137の放射能
(9)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(11)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(12)よくあるご質問|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省
(13)- 栃木県塩谷町 - <<指定廃棄物>>最終処分場詳細調査候補地
(14)国との交渉透明化を 市民団体、市議長に要望 【汚染焼却灰】千葉日報-2015/12/12
(15)【指定廃棄物の行方】 環境省、一部冠水認める 塩谷候補地豪雨調査|下野新聞「SOON」
(16)東京新聞:千葉市の指定廃棄物処分場問題 分散保管をめぐり14日に環境省と会談:千葉(TOKYO Web)
(17)蕨平仮設焼却施設|飯舘村の状況|対象市町村|対策地域内廃棄物処理の取組みについて|福島県における取組み|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省
(18)めげ猫「タマ」の日記 福島は放射性廃棄物最終処分場を事実上受け入れ―福島集約論が強まる?―
(19)福島、処分場搬入まで1年程度 住民帰還に影響も西日本新聞-2015/12/08
(20)めげ猫「タマ」の日記 指定廃棄物・福島集約論について
(21)めげ猫「タマ」の日記 NHKの嘘放送―放射能汚染ゴミは牛に食べさせて処分―
(22)千葉県における指定廃棄物の市町村別濃度分布
(23)<衆院選>指定廃棄物の福島集約 割れる見解 | 河北新報
(24)辺野古新基地建設 -琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
(25)普天間移設問題・辺野古新基地に関するニュース [1/25ページ] | 沖縄タイムス+プラス
(26)辺野古移設平行線 首相「唯一の解決策」、知事「中止を」  :日本経済新聞
(27)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の死者数10.1%増、原発事故5年目の3-11月、相馬・南相馬は別
(28)栄養と美味しさ満点!ふくしまの冬野菜たち! | ふくしま 新発売。
(29)作物統計調査⇒市町村別データ⇒平成18年産市町村別データ⇒年次2006年中の「9-2 野菜(葉茎菜類) ⇒ 福島県 」
(30)JA郡山市|農産物のご案内
(31)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(32)リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載
  1. 2015/12/14(月) 19:43:28|
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福島第一汚染水(12月2週)―外洋1地点から過去最高のトリチウム―

福島第一原発汚染水の12月2週(12月6日から13日)の状況を纏めてました。先週に続き(1)、過去最高濃度(新記録)の放射性物質が見つかっています。
 ①外洋1地点から過去最高のトリチウム
 ②港湾の出口にあたる港湾口からは昨年は見つかっていない全ベータが。海側遮水壁の効果は疑問です。
 ③地下水バイパス井戸からは排水基準を超えた放射性物質
 ④海岸付近の井戸からは過去最高濃度の放射性物質
 ⑤サブドレンからとトリチウム放出量は84億ベクレル超

1.外洋1地点から過去最高のトリチウム
 原発事故から4年9ヶ月以上になりましたが、外洋からは相変わらず放射性物質が見つかっています。
事故から4年9ヶ月経っても放射性物質が見つかる福島第一沖外洋
  ※1 (4)(5)(6)で作成
  ※2  数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3  集計期間内の最大値
  ※4  全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質(7)
 図―1 福島第一原発近傍外洋の放射性物質濃度

このうち排水路出口付近T-2のトリチウム濃度1リットル当たり4ベクレルは過去最高です(8)。以下に推移を示します。
高濃度の放射性物質が見つかる福島第一港湾内
 ※1(6)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 図―2 排水路出口付近T-2のトリチウム濃度

 これまでずっと検出限界未満(ND:見つからない事)が続いていたので、この先が心配です。

2.港湾口から全ベータ、海側遮水壁の効果は疑問
 港湾内からはもっと高濃度の汚染水が見つかっています。
過去最高を記録した外洋のT-2地点のトリチウム濃度
  ※1 (5)で作成
  ※2  数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3  集計期間内の最大値  
  ※4  SR90はストロンチウム90を示し採取日は11月上旬
 図―3 福島第一港湾内の放射性物質濃度

10月26日に海側遮水壁の工事が完了しました(9)。NHKはこれで福島第一から海への放射性物質漏れがなくなると大々的な嘘放送を流しました(10)。効果があれば汚染水の流れが悪くなり、全体の汚染水濃度が下がっていいはずです。以下に港湾口の2014年と15年10~12月の全ベータ濃度を示します。
去年より高い値が見つかる港湾口全ベータ濃度
 ※1(5)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 図―4 港湾口の全ベータ濃度

 港湾口は港湾と外洋の境界に当たる場所です。ここでの放射性物質濃度が低減されなれば外洋への流出が防止できたことになりません。図―4に示す通り、海側遮水壁ができる前の2014年は全ベータは見つかっていません。でも海側遮水壁が完成した10月26日以降を見ると全ベータが見つかっています。去年より海側遮水壁が完成した今年の方が全ベータ濃度が高くなっています。現時点では海側遮水壁の効果は見えません。

3.地下水バイパス井戸からは排水基準を超えた放射性物質
 地下水バイパスは、福島第一原発の汚染水対策として原子炉建屋に侵入する前の地下水を事前に汲み上げ汚染水の発生を抑えようとするものです(11)。海に流す水からは「トリチウム」が見つかっているので、(=^・^=)は立派な汚染水だと思います。東京電力は福島第一原発地下水バイパスの山側に井戸を掘って放射性物質濃度を調べています(12)。また地下水バイパスからくみ上げた汚染水の濃度も井戸毎に調べています(13)。以下に放射性物質濃度を示します。
排水基準を超えた放射性物質が見つかる地下水バイパスと山側井戸
 ※1 (12)(13「)にて作成
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 集計期間内の最大値
 図―5 地下水バイパスと山側(上流井戸)の放射性物質濃度

地下水バイパスやサブドレンの排水基準は1リットル当たりで
  全ベータ  5ベクレル
  トリチウム 1500ベクレル
ですので(2)、多くの場所で排水基準を超えた放射性物質が見つかっています。このうち地下水バイパスNo10井戸のトリチウム、1リットル当たり3,000ベクレルで排水基準を超えています。これについて東京電力は他の井戸から汲み上げた水で薄めて(混ぜて)海に流します(14)。

4.海岸付近の井戸からは今週も過去最高濃度の放射性物質
 東京電力は福島第一原発の海岸付近やタービン建屋周りの井戸の地下水の放射性物質濃度を調べています(5)。以下にそこでの放射性物質濃度を示します。
事故から3年9ヶ月過ぎても高濃度の放射性物質が見つかる福島第一海岸近くの汚染地下水
※1 (5)を集計
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 集計期間内の最大値
 図―6 海岸付近の井戸の放射性物質濃度

このうち以降は1リットル当たりでNo1-14の全ベータの33,000ベクレルは過去最高(新記録)です(15)。先週も別の井戸で記録更新しているので(1)、海岸付近の井戸は記録更新ラッシュです。以下にトリチウムも合わせ推移を示します。
急上昇し過去最高を記録したNo1-14のトリチウム
 ※(5)を集計
 図―7 No1-14井戸の放射性物質濃度

 10月末位から一直線で急上昇しています。これからが心配です。


5.サブドレンからとトリチウム放出量は84億ベクレル超
 サブドレンは、原子炉やタービン建屋の直ぐ傍の井戸から汚染地下水を汲み上げ、直接にタービン建屋周囲の水位を下げ汚染水の増加量を抑えるものです(16)。サブドレンの運用は9月3日から始まったので(17)ほぼ3ヶ月が経過しました。東京電力はサブドレン廃水の放射性物質濃度も排出量も公表しているので(18)(19)、濃度×排出量で累積のトリチウム累積の排出量を求めてみました。
※(18)(19)を集計
累積で84億ベクレルを超えたサブドレントリチウムの排出量
 図―8 サブドレンの累積排出量

 累積で約84億ベクレルを超えました。9月14日にサブドレン汚染水(トリチウム入り)の排水が始まってから約90日ですので、概ね1日約1億ベクレルのペースでしょうか?


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表①)とこちらこちら(ブログ図表②)を参照ください。
 原発事故から4年9ヶ月が過ぎても、福島第一原発の汚染水漏れは続いています。それでも治またかのような「嘘」が平気で喧伝されています(10)。まして福島産米を避ける人が多い相馬や南相馬市では葬式(死者数)が増えていないのに、避ける人が半数以下の郡山市では増えています(20)。これでは福島の方は心配だと思います。
 12月に入り、これからは福島も冬野菜のシーズンだと思います。福島を代表する冬野菜にニラやネギがあるそうです(21)。福島県棚倉町付近のニラは柔らかくて甘いそうです(22)。福島県は福島産のニラやネギは安全だと主張していあす(23)。でも福島県棚倉町のスーパーのチラシにはニラやネギを含め福島産はありません。
他県産はあっても福島産が無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図-9 福島産が無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県棚倉町の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(12月1週)―港湾口から全ベータ、海側遮水壁の効果は疑問―
(2)サンプリングによる監視|東京電力
(3)報道配布資料|東京電力
(4)(2)中の「1.海水(港湾外近傍)」を12月6日に閲覧
(5)(3)中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」
(6)(2)中の「タンクの水漏れに関するモニタリング⇒南放水口・排水路」
(7)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(8)12月12日福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果について(南放水口・排水路)(その2)
(9)2015年10月26日福島第一原子力発電所 海側遮水壁閉合作業完了について(PDF 501KB)
(10)めげ猫「タマ」の日記 NHKの嘘報道―海側遮水壁で汚染流出問題は解決?―
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の地下水バイパスについて
(12)(2)中の「H4エリア周辺観測孔」および「H6エリア周辺観測孔」
(13)(3)中の「福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果 」
(14)2015年12月9日地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.5KB)PDF
(15)2015年12月9日福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 818KB)
(16)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(17)(コメント)福島第一原子力発電所におけるサブドレン他水処理施設の運用開始について|東京電力
(18)(3)中の「サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果」
(19)集水タンク・一時貯水タンクの運用状況|東京電力
(20)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の死者数10.1%増、原発事故5年目の3-11月、相馬・南相馬は別
(21)栄養と美味しさ満点!ふくしまの冬野菜たち! | ふくしま 新発売。
(22)みりょく満点【にら】 | JA東西しらかわのブログ
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)エコス棚倉店チラシ情報
  1. 2015/12/13(日) 19:51:02|
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トラブルいっぱい福島原発(12月2週)―排水路から汚染雨水溢れ出す―

 東京電力福島原発はトラブルが多く、トラブル毎に記事にするは面倒なので、まとめて記事にしています。先週につづき(1)、12月2週(12月6日から12日)もしっかりトラブルが起こっています。

1.ダクト(地下トンネル)の放射性物質濃度は4000倍
 福島発の報道によると(2)、福島第一原発4号機の南側地下を通るダクトにたまった汚染水を調べた結果、放射性セシウム濃度が前回調査(昨年12月)の約4千倍になるなど、高濃度の放射性物質を検出したとのことです。
放射性物質濃度が4千倍になったことを報じるFCT
 ※(3)をキャプチャ
 図-1 ダクト(地下トンネル)の汚染水濃度が4000倍になったと報じる福島のローカルTV局(FTV)

 以下に1リットル当たりの放射性物質濃度を示します。
  セシウム134  92、000ベクレル
  セシウム137 390、000ベクレル
  セシウム合計  482、000ベクレル
  全ベータ    500、000ベクレル
  トリチウム     6、700ベクレル
です(4)。東京電力はダクトは、地下に汚染水がたまる建屋とつながっていたが、東電は既にダクトと建屋の間で汚染水が行き来しないよう止水処理をしていると主張しているようですが、タービン建屋からくみ上げた直後の汚染水濃度(5)と比較してみると
  セシウム  2.0%(タービン建屋は1リットル当たり2、400万ベクレル)
  トリチウム 2.4%(タービン建屋は1リットル当たり28万ベクレル)
でほぼ同じ割合です。タービン建屋由来の汚染水だと思います。福島第一では事故から4年9ヶ月経っても原子炉やタービン建屋からの汚染水漏れは止まってません。
 ちなみに前回(昨年12月)に1リットル当たりの放射性物質濃度は
  セシウム134  27ベクレル
  セシウム137  94ベクレル
  セシウム合計  111ベクレル
  全ベータ    120ベクレル
  トリチウム   310ベクレル
です(4)

2.排水路から汚染雨水溢れ出す
福島第一原発にはK排水路と呼ばれる排水路があります。
 福島第一原発排水路
 ※(6)を転載
 図―2 福島第一原発内の排水路

 このを流れる排水は高濃度の放射性物質に汚染されています。
高濃度に汚染された汚染水が流れるK排水路
※(7)を集計
 図-3 K排水路の排水の放射性物質濃度

 この排水路の排水先は元々は「外洋」でしたが、汚染水漏れが発覚した後に途中に「揚水機」を設置して、汲み上げ「港湾内」に汚染水が流れるようにしました(8)。それでも時々は「揚水機」の能力を超えて外洋に直接汚染水が流れる事態が発生しています(9)。そこで汚染水を一時的に貯める「堰」のかさ上する対策を取ったのですが(10)効果がなく、またも汚染水漏れを起こしました(11)。そこで排水路の上流にポンプを増設する対策をとなったのですが(12)、これも効果なかったようです。
 12月11日午前10時25分頃からK排水路を流れる汚染雨水が堰を乗り越え、断続的に外洋側へ流れたそうです(13)。上流側に新設したポンプは4台中2台しか動かなったそうです。ポンプは水位を感知し、くみ上げを開始する仕組みですが、東電は新設ポンプが2台しか動かなかった理由として、「上流部分は4台が稼働する水位に達しなかった」としているそうです(14)

3.地下水ドレン水は排水できず
  海側遮水壁は福島第一の海岸の傍に、海水を通さない壁を作り海に流れ込んだ汚染地下水をブロックして海に広がらないようにするものです(15)。
海側遮水壁と地下水ドレン
 ※(11)にて作成
 図―4 海側遮水壁の概要

 海側遮水壁は10月26日に完成し(16)、ほっておくと溜まって溢れ出すので汲み上げて海に流す必要があります。今は消えてしまいましたが福島からの報道によるとその量は毎日400トンです(17)。東京電力は汲み上げるシステムも含め「地下水ドレン」と命名しています(16)。
 今週、地下水ドレンで汲み上げた汚染地下水の放射性物質濃度が発表になりました(18)~(22)。そのうちトリチウム濃度を示します。
排水基準よりかなり高いトリチウムが見つかる地下水ドレン汲み上げ水
 ※(18)~(22)にて作成
 図-5 地下水ドレンのトリチウム濃度

 なお、A、B,Cの位置は下記の通りです。
地下水ドレンの配置
 ※(1)とgoogle mapで作成
 図-6 地下水ドレンの井戸と一時保管用のタンク

 地下水ドレンのトリチウムの排水基準は1リットル当たり1500ベクレルです(23)。東京電力はトリチウムは浄化できないと明言しています(24)。図ー5に示す様に排水基準の数倍を超えるトリチウムが見つかっています。基準を超えているので海に排水することができないようです(1)。


4.サブドレン稼働後、流入は毎日200トン、増加は500トン
 サブドレンは、原子炉やタービン建屋の直ぐ傍の井戸から汚染地下水を汲み上げ、直接にタービン建屋周囲の水位を下げ汚染水の増加量を抑えるものです(24)。サブドレンの運用は9月3日から始まってから(25)ほぼ3ヶ月以上が経過しました。これについて福島からの報道によると(26)、12月11日に東京都で開かれた汚染水処理委員会で経済産業省の担当者がサブドレン計画開始前は建屋に1日当たり300トン以上の地下水が流入し汚染水になっていたが、9月の計画開始後は徐々に流入量が減少し、10月中旬以降は降水量に関わらずほぼ200トン以下を維持していることを明らかにしたそうです。だったら汚染水の増加も減っているはずです。効果を見る為に10月15日以降の汚染水増加量を去年(2014年)と比較してみました。
サブドレン稼働後も毎日500トン増える福島第一汚染水
 ※(27)を集計
 図―7 福島第一の汚染水増加量

 地下水のタービンや原子炉建屋に流れ込む地下水は1日200トンですが、10月15日以降の平均をとると、原子炉・タービン建屋や汚染水タンクに蓄えられている汚染水の増加量は1日509トンです。昨年の同時期が平均で446トンで、逆に増えています。
 なぜこのようなことが起こったかを(=^・^=)なりに推定すれば地下水ドレンです。3項に記載したように地下水ドレンの汲みあげ汚染水はトリチウム濃度が高すぎ海に流すことができません。最終的には汚染水タンクに蓄えるしかありません。地下水ドレンを動かせば汚染水の増加は加速します。
 福島第一ではサブドレン稼働しても、これまでの同様かそれ以上のペースで汚染水タンクを作り続けなくてはなりません。今年1月に汚染水タンク工事に関連して下請けさんが亡くなりました。(=^・^=)は汚染水タンク作りに無理があったと考えています(28)。下請けさんの命を守るためには汚染水タンクの増設ペースを落とすことが必須です。そのためには地下水ドレンの汲みあげ水を「海」に流せるようにしなくてはならないのですが、トリチウムの1リットル当たり1500ベクレルの基準がネックになっています。1項に記載したようにタービン建屋から汚染水が漏れ出している可能性が高くトリチウム濃度を下げるのは難しいと思います。あとは福島の皆様の協力を得るしかないと思います。そのためには、無責任に好都合な事をいうのでなく、事実を確り伝えるべきです。
 福島の海が汚れても福島の魚を食べず、福島の海で遊ばなければ死人は出ません。でもこもままでは下請けさんが死亡事故が起きそうです。安倍出戻り内閣は無責任です。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 トラブル続きの福島原発、無責任な安倍出戻り内閣。これでは福島の方は不安だと思います。
 福島原発事故で避難された酪農家の皆さんが、避難先の福島県福島市で東北最大級の牧場を開いたそうです(29)。今月15日から生乳の出荷を開始するそうです。今後、乳牛の飼育頭数を拡大し、1日当たり生乳約15トンを出荷する計画とのことです(30)。でも未来が心配です。福島県は福島産牛乳は安全だと言っているのですが(31)、福島県福島市のスーパーには牛乳も含め福島産がありません。
 県外産はあっても福島産が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 
 ※(32)を引用
 図―8 福島産が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(12月1週)―サブドレン3ヶ月、効果は見えず―
(2)放射性物質濃度が急上昇 第一原発4号機地下ダクト | 県内ニュース | 福島民報
(3)福島のニュース 福島テレビ(12月10日ひる放送) FTV8
(4)2015年12月9日福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】
(5)2015年11月27日水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 8.28KB)
(6)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発―2週連続で下請けさんがケガ―
(7)報道配布資料|東京電力中の「福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果 」」
(8)2015年7月16日強い降雨によるK排水路雨水の外洋側への一部排水について
(9)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(8月5週)―またも汚染雨水漏れ―
(10)2015年8月31日K排水路 堰の状況(PDF 125KB)PDF
(11)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(9月3週)ーサブドレン稼働2週間、汚染水の増加は加速-
(12)「平成27年度第8回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」における当社資料のご説明について|東京電力中の「・構内排水路の対策の進捗状況について(K排水路対応状況)(PDF 6.55MB)」
(13)2015年12月11日福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】
(14)雨水また海に流出 新設ポンプ間に合わず K排水路 | 県内ニュース | 福島民報
(15)側遮水壁|東京電力
(16)2015年10月26日福島第一原子力発電所 海側遮水壁閉合作業完了について(PDF 501KB)
(17)めげ猫「タマ」の日記 福島第一・地下水ドレンて運用できるの?
(18)中長期ロードマップ|東京電力中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2015年11月26日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第24回事務局会議)中の「【資料3-1】汚染水対策(9.18MB)」
(19)2015年12月7日サブドレン他浄化施設中継タンク分析結果(~2015年9月30日採取分)(PDF 360KB)
(20)015年12月7日サブドレン他浄化施設中継タンク分析結果(2015年10月1日~11月4日採取分)(PDF 360KB)
(21)2015年12月7日サブドレン他浄化施設中継タンク分析結果(2015年11月5日~12月2日採取分)(PDF 360KB)
(22)福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果|東京電力中の「地下水⇒12月11日」
(23)サンプリングによる監視|東京電力中の「サブドレン・地下水ドレンに関するサンプリング」
(24)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(25)(コメント)福島第一原子力発電所におけるサブドレン他水処理施設の運用開始について|東京電力
(26)サブドレン効果で流入1日200トン以下に 第一原発 | 県内ニュース | 福島民報
(27)プレスリリース|東京電力中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について 」
(28)めげ猫「タマ」の日記 福島原発で死んだ下請けさんは「国策」の犠牲者―でも何もしない安倍出戻り総理―
(29)東京新聞:酪農仲間たちに元気を 「復興牧場」に懸ける5人の思い:ふくしま便り:東日本大震災(TOKYO Web)
(30)福島の「復興牧場」15日初出荷 生乳1日15トン生産へ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(31)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(32)イトーヨーカドー 福島店
  1. 2015/12/12(土) 20:25:04|
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