めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

2015年、セシウム汚染食品の拡販に貢献した方々

 今年も福島産マイタケパウダーを始め(1)、基準値を超えた多くのセシウム汚染食品が市場に流通しました(2)。そこでセシウム汚染食品を正しく恐れる人に「風評被害」とのレッテルを貼る等、色々な努力をしてセシウム汚染食品の拡販に貢献された企業、団体、個人に敬意を表したいと思います。

大賞 東京電力株式会社殿
 貴殿はセシウム汚染食品の原因者として今年も様々な努力を重ねセシウム汚染食品の温存・パワーアップに努めました。
①福島原発事故によって広島原爆30個分もの放射性物質をばら撒きながら(3)(4)(5)、これを放置し(6)、セシウム汚染食品の存続に貢献されました。
②本年も海へ山へと放射性物質をばらまき(7)(8)、セシウム汚染食品のパワーアップに貢献されました。
③セシウム汚染食品の原因者でありながら、これを正しく恐れ避ける行為を「風評被害」と断じ(9)、責任逃れに多大な努力をされました(10)
④排水路からの高濃度の放射性物質汚染水の問題がかたずいていないのに(11)、福島第一海側遮水壁完成によって福島第一から海洋への放射性物質の流れが殆ど無くなるかのような広報をしました(12)。
 かかる行為はセシウム汚染食品の存続・発展に欠くことができないもであり、貴殿の貢献・努力に敬意を払いこれを表彰します。


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 ※(11)を転載
 図-1 水素爆発する福島第一原発1号機

優秀賞 安倍出戻り総理殿
 貴殿は総理大臣として数々の悪行を行い(12)放射性セシウム汚染食品の流通・販売の数々の実績をあげました。
①安全とは言えない福島産(13)(14)を避ける行為を「風評被害」と批判しました(15)。
②安全とは言えない避難区域の解除を勧め(18)(19)、新たなセシウム汚染食品の産地の創生に努力されました。
③市場にセシウム汚染食品が流通しても、直ぐには公表せず(20)、その間に自由に流通させました。
④原発を再稼働させ(19)、第二のフクシマを作るべく努力をされました。
 国民の生命を守るべき内閣総理大臣の職責(21)と相反するこれらの行為はセシウム汚染食品の存続・発展に欠くことができないもであり、貴殿の貢献・努力に敬意を払いこれを表彰します。


お隣の宮城や茨城に比べても綺麗な福島の女性に桃を贈られる安倍出戻り総理
 ※(22)を引用
 図-2 お隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗な福島の女性からモモを受け取る安倍出戻り総理。


技能賞 福島県殿
 貴県は数々のテクニックを駆使し安全とは言えない福島産(13)(14)安全であるかのように見せる努力をしました。
 ①他に比べ低く出る検査で(2)を元に福島産は安全と主張し「風評被害」を連呼しました(23)。
  他県の10分の1程度の福島県の福島産検査結果
 ※1(2)を運用
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 図-3 福島産の福島県検査と福島県外検査の相関(2015年)

 ②怪しげなものは避けた検査で「安全」を主張しました(22)。
 ③怪しげな全数検査で米やあんぽ柿を安全だとして出荷しました(24)(25)。
 ④基準値超があっても、検査で基準値以下を確認したなどの広報を行いました(26)。
 ⑤基準値超が見つかっても放置しました(1)。
 係る行為は福島のリスクを全国に拡散する効果があり、もって福島のリスクを下げる効果があり貴県民の利益に添うものであり、セシウム汚染食品を広く全国に流通する効果があります。さらには産地偽装をして輸入禁止国へ輸出されるなどは(27)驚嘆に値します。敬意を払いこれを表彰します。



殊勲賞 NHK殿
 貴殿はTVも持っているだけで受信料を請求するなど、泥棒同然の行為にあきたらず、セシウム汚染食品を「安全」に見せる努力も行っています。貴殿におかれては
 ①どう見てもセシウムたっぷりの福島産あんぽ柿を健康に良いと喧伝しました(24)。
 ②排水路から汚染された水が溢れだした時には、以前から高濃度であったみもかかわらず「上昇した」と報じ、以前は低いような報道をしました(28)。
 ③「放射能汚染物」を普通のゴミと同じと放送し、放射能に対する安心感の醸成に努めました(29)
 ④排水路からも福島の海に放射性物質が流れ出しているのに、海中に水を遮断する壁(ふみ側遮水壁)ができたのでもう汚染水がでないような放送しました(30)。
 ⑤福島の森林は殆ど除染されていないのに、あたかも除染さえれているような放送をしました。また、牛に放射能汚染牧草を食べさせて処分するユニークな提案をされています(31)。
山林の除染の様子らしき物を報じるNHK
   (31)をキャプチャー
  図ー4 あたかも森林除染が行われているかのように報じるNHK

 貴殿は驚異の想像力を持って安倍の忠実なプロパガンダ機関として、福島は安全であるとのPR放送を繰り返しました。敬意を払いこれを表彰します。


敢闘(関東)賞 栃木県殿
 貴県は今年9月にキノコとイノシシをWで市場に流出させました(20)。(=^・^=)の知る限りセシウム汚染食品をWで流出を達成されたのはこの5年で貴県が初めてのような気がします。貴県が流出させた汚染キノコのその後は放置した事は昨日(12月30日)記事に書いた通りです(2)ので、イノシシのその後について記載したいと思います。
他で基準超が見つかっても追加検査をせず放置する栃木県
 ※(1)を集計
 図-5 栃木産および栃木県内販売の天然キノコのセシウム濃度

 貴県においてはイノシシは全頭検査をして検査に合格した物だけを出荷していることは貴県のHP(31)に有る通りかと思います。すると検査に問題があった事になります。たとえば検査には誤差があります。誤差分を考慮して検査するとか必要だと思うですが。改善の様子がありません。栃木県のHPでは
 「栃木県では、那珂川町イノシシ肉加工施設で処理、加工したイノシシ肉について、放射性物質の全頭検査を行い、安全の確認を行っています。」
と主張されていますが(31)、マーケットで基準超のセシウムが見つかったので破綻したのは確かです。それでも従前の通りの検査で「安全の確認」を主張しています。
 貴殿の厚顔ぶりは驚異であり、敬意を払いこれを表彰します。



新人賞 リオンドール殿
 貴店は(=^・^=)の知る限りヨークベニマルと並び、に福島県県内に広く店舗を展開し、福島のスーパーチェーンの両雄だと思います(32)。貴店は、出荷制限中のユズが販売しました(33)
出荷制限中の福島産が売られていたことを報じるFCT
 ※(33)を転載
 図―6 出荷制限中のユズが販売されていたことを報じる福島のローカルTV局(FCT)

 本年1月には福島県田村市に本社があるシミズストアが、出荷制限中の大豆を販売し、消費者を不安にしたことは貴店もご存じと思います(34)。
福島産に不安を訴える福島の綺麗な女性
 ※(34)を転載
 図-7 出荷制限中の福島産が販売された事で不安を訴える福島県の綺麗な女性

 貴店においてもこの件を受け、注意喚起がなされたはずです。にもかかわらずシミズストアに続き、出荷制限中の福島産を再び販売した貴店の業績は驚嘆に価するものがあり、敬意を払いこれを表彰します。

講評
 大賞は東京電力と安倍出戻り総理の争いでしたが、今年の安倍出戻り総理は安保法案(35)や沖縄との戦い(36)(37)に忙しく、さらには年末には慰安婦問題に急がしたかったようです。韓国からの報道ではいわゆる「少女像」は撤去しないようです(38)。一方で10億円の支払いは「少女像」の撤去が前提のようです(39)。このまま行けば日韓の合意は実施されることなく新たな非難合戦になりそうです。韓国は反日を国是とする(40)迷惑な隣国です。このような国と解決積みの問題を話し合あえば(=^・^=)の利益に反します(41)。安倍出戻り総理には来年は頑張って欲しいと思います。
 安倍出戻り総理や東京電力の意に沿って、セシウムが混在してるであろう福島産の拡販行為を行っているのは福島県ですが、安倍出戻り総理や東京電力の意に沿っているのでランクしたの「技能賞」とさせていただきました。
 NHKは報道機関でなく安倍のプロパガンダ機関として(=^・^=)等から巻き上げた受信料を使い誤った事実を流布し「安全」「安心」を繰り返し、福島産を正しく恐れる人に「風評被害」のレッテルを貼り、側面からセシウム汚染食品の流通を支援したので「殊勲賞」が最適と考えました。
 敢闘(関東)賞は関東各都県から選びました。栃木県の他に候補なったのは基準値の7倍以上の1キログラム当たりを市場に流出させた茨城県ですが(42)、栃木県がイノシシとWなので栃木県としました。
 新人賞は今年からセシウム汚染食品の流通に尽力を始めた方で、リオンドール様と同様に出荷制限中の福島産を販売したシミズストア(34)も候補にしましたが、リオンドール様においては福島県内では再発であることやスーパーの規模を考慮し、リオンドール様の功績の方が高いとしてリオンドール様とさせていただきました。
 福島産農産物のCMキャラクターのTOKIO(43)、セシウム入り果物のキャンペーンクルーをおこなったミスピーチの皆さん(44)を始め多くの福島産キャンペークルーの皆様、福島産を避ける行為を「風評被害」と報じる福島県内外のマスコミ各社(45)(46)などは、インパクトが弱く選外とさせていただきまいた。


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
もう少しで除夜の鐘、年越しソバの準備をしているかたも多いと思います。福島からも年越しそばのニュースが流れて来ます(47)。福島でもソバが採れるようです。福島県は福島産ソバは「安全」だと主張しています(48)。でも福島県郡山市のスーパーのチラシにはソバを含め福島産はありません。
他県産はあっても福島産が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(49)を引用
 図-8 福島産が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

 今年1年、「めげ猫タマの日記」を応援していただきありがとうございます。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月3週)―危険な汚染食品を垂れ流す福島県―
(2)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2015年)―福島産、他所で測れば10倍に!―
(3)めげ猫「タマ」の日記 福島は広島原爆30個分以上?
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発から広島原爆の30倍のウランもえかすが!
(5)めげ猫「タマ」の日記 1gのセシュウム137の放射能
(6)【森林除染方針】何とも割り切れない(12月29日) | 県内ニュース | 福島民報
(7)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(8月2週)―下請けさんがWで死亡―
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(12月3週)―去年より高い港湾内シロザケのセシウム濃度―
(9)報道配布資料 2015年|アーカイブ|東京電力
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島産食べて応援 東京電力
(11)K排水路からの汚染された雨水の流出に対する県の対応について - 福島県ホームページ
(12)2015年10月26日 福島第一原子力発電所海側遮水壁閉合作業完了について(PDF 501KB
(13)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(10月1週)―汚水漏れが大盛況―
(14)めげ猫「タマ」の日記 嘘つき安倍出戻り総理
(15)めげ猫「タマ」の日記 福島産、ストロンチウム90の割合が想定外の10%超え―福島産は安全?―
(16)めげ猫「タマ」の日記 「福島米」避けていないと所では葬式が9%増、避けた所は増えていない。―原発事故5年目―
(17)安倍総理・施政方針演説~第183回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説~ | 首相官邸ホームページ
(18)めげ猫「タマ」の日記 楢葉町の避難指示解除―未来は暗い―
(19)めげ猫「タマ」の日記 南相馬、葛尾、川俣の避難指示の年内解除―戻ったら200mSv被ばくする―
(20)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月1週)―基準超え栃木産が売られている―
(21)「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」の一問一答
(22)めげ猫「タマ」の日記 汚染リスクの高い場所ほど荒くなる福島産のモモ検査
(23)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(24)めげ猫「タマ」の日記 福島・あんぽ柿、出荷開始、「健康的」とNHK、実は安全性に疑義
(25)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月)―福島全袋検査はデタラメ満開ー
(26)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―宮城・亘理は23、茨城は29、でも福島は12ベクレル、おかしなスズキの検査―
(27)台湾における日本産農産物・食品規制の近況報告 | JRO 日本食レストラン海外普及推進機構
(28)めげ猫「タマ」の日記 NHKの嘘報道―排水路の放射性物質の濃度は上昇⇒実は「高い」
(29)めげ猫「タマ」の日記 NHKの嘘報道―放射能汚染ゴミは普通のゴミと同じ―
(30)めげ猫「タマ」の日記 NHKの嘘報道―海側遮水壁で汚染流出問題は解決?―
(31)栃木県/那珂川町イノシシ肉加工施設のイノシシ肉の放射性物質検査結果について
(32)めげ猫「タマ」の日記 福島のスーパーのチラシ戦略
(33)めげ猫「タマ」の日記 出荷制限中の福島産ユズが売られていた―今年2回目―
(34)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2015年1月)―出荷制限しても販売される福島産ー
(35)ホントにわかってる? 安保法案の論点 - Yahoo!みんなの政治
(36)普天間移設問題・辺野古新基地に関するニュース [1/25ページ] | 沖縄タイムス+プラス
(37)辺野古新基地建設 -琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
(38)日本政府当局者 「少女像移転が前提」報道を否定
(39)少女像撤去が10億円の条件 - 共同通信 47NEWS
(40)反日主義 - Wikipedia
(41)めげ猫「タマ」の日記 オスプレイ17機、3,600億円―(=^・^=)の為になるの?―
(42)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月2週)―茨城では720ベクレルのセシウム汚染食品が売られている―
(43)TOKIO 福島CMの出演料は0円(2015年7月30日(木)掲載) - Yahoo!ニュース
(44)ミスピーチキャンペーンクルーのブログ
(45)めげ猫「タマ」の日記 福島民友社の社説「子どもの内部被ばく/確認重ね不安を和らげたい」に反論する。
(46)めげ猫「タマ」の日記 福島民友の「県産食品購入調査/回帰の流れを確かにしたい(1月31日付)」に反論する。
(47)そば、お節料理贈る 西郷村社協と愛好家「結乃会」村内の避難者に | 県内ニュース | 福島民報
(48)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(49)ザ・モール郡山店 - 店舗詳細|SEIYU
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  1. 2015/12/31(木) 19:42:40|
  2. -
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2015年)―福島産、他所で測れば10倍に!―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。2015年中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表も終わったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。昨年に続き今年も昨年に続き、多くのセシウム汚染食品が、一部は市場に流出しています(4)。
  ①検査数69,538件中433件の基準値超え(全体の1%)
  ②平均は、1キログラム当たり6ベクレル、最大30,000ベクレル(福島県産イノシシ)。
  ③基準超の食品が岩手、山形、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、新潟、長野、山梨、静岡で見つかっています。
2015年もあっちこっちで見つかるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
   ※3 販売も含む
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年)

  色分けは以下の通りです。
  基準超の汚染食品を市場に流出させた県
  基準超の汚染食品がみつかったが、今年年末時点で出荷制限されていない物がある県。出荷制限品目は(3)による。
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.福島県、他所で測れば10倍に!
 昨年の記事で(=^・^=)は福島産を福島県県外の検査すると値が10倍に跳ね上がる旨の記事を書きました(4)。今年も品目毎の平均値で比較してみました。
他県の10分の1程度の福島県の福島産検査結果
 ※1(1)の2015年発表分を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 図-2 福島産の福島県検査と福島県外検査の相関(2015年)

 今年も福島産の福島県の検査結果は福島県外の検査の1割程度です。福島産を福島県県外で検査すると10倍になります。
 以下に(=^・^=)が昨年作成した2014年の福島産の福島産と福島県外産の相関を示します。同様に平均で比較したものです。
福島県の検査値は福島県外の15%
 ※1(4)を転載
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 図―3 福島産の福島県と福島県外の検査結果の比較(2014年)

 去年も同じような結果が出ています。
 厚生労働省の発表(1)を見ると野生鳥獣を除く福島産農林水産物は福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センターで実施されています(7)。中立性を懸念する人もいると思います。一方で加工食品は福島県保健福祉部に所属する福島県衛生研究所(8)が実施しています。以下に今年のハチミツの検査結果を示します。
検査機関が変更になったら突然上昇した福島のはちみつ検査結果
 ※1(1)の2015年発表分を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 ※3 福島県農業総合センターは農業総合センターと福島県衛生研究所は衛生研究所と略す。
 図-4 福島産ハチミツの検査結果

 ハチミツを加工食品に変更したのでしょうか?福島県衛生研究所に検査が移た感じがします。福島県衛生研究所が検査を実施する前は福島産のハチミツの検査結果は検出限界未満(ND)か1キログラム当たりで10ベクレル以下です。ところが福島県衛生研究所検査した突然に1キログラム当たり69ベクレルです。これとは別に検査した国立医薬品食品衛生研

究所は35ベクレルです。福島県総合センターとの検査結果と全く合いません。
 宮城県亘理町は宮城県沿岸部の南部にある町で、福島県境からそう遠くいない所に位置します(9)。以下に宮城県が検査した宮城県亘理町、茨城県が検査した茨城産、福島県が検査した福島産スズキの検査結果を示します。

 表ー1 茨城県、宮城県亘理町、福島県のスズキの2015年の検査結果まとめ
 (1)を集計
周辺に比べ低いおかしな福島産スズキの検査結果

 表に示し通り、平均値でみると福島県がこの中で一番低くなっています。検査結果から見ると、汚染源のある福島県の検査結果が周辺(茨城県、宮城県亘理町)より低くなっています。あり得ない話です。
 以上を纏めると
 ①福島産の検査を福島県と福島県外で検査で比較すると、福島県外の検査は福島県の検査の約10倍である。
 ②野生鳥獣を除く福島県の農林水産を一手に実施いている福島県農林水産部所属の福島農業総合センター以外の検査機関が福島産ハチミツを検査すると、値が突然に跳ね上がる。
 ③本来であれば汚染源のある福島産スズキの値が周辺に比べ高くなるはずなのに、周辺(宮城県亘理町、茨城県)に比較して福島県の検査結果が低い。
 以上の3点は福島産農林水産物の検査を福島県農林水産部に所属し中立性に疑問がある福島県農業総合センターで実施しているが、同センタ―の検査が他に比べ相当に低くでる検査である事で説明がつきます。
 以下に図-2の元となった今年(2015年)の福島産の福島県外と検査と福島県の検査のまとめを示します。

 表―2 福島産の福島県外検査結果まとめ(2015年発表分)
 ※(1)を集計
福島県外の福島産検査結果まとめ
表ー3 福島産の福島県検査結果まとめ(2015年発表分)
 ※1(1)を集計
 ※2 あんぽ柿、玄米等の事前スクリーニング検査がある物は除く
 ※3 ユズは出荷制限のある福島市、伊達市、桑折町、南相馬市およびいわき市を除く4)
 ※4 大豆は出荷制限のある本宮市を除く(3)
福島県の検査結果(県外検査対応分)
2.突然にセシウム濃度が上がる福島産
 福島第一原発では1号機のカバー解体を進めています。カバー解体による放射性物質飛散を心配に答える為でしょうか、福島県では福島第一原発周辺の放射線や放射性物質の状態を

「福島第一原子力発電所1号機建屋カバー解体作業と大気モニタリング結果について」との

表題で掲載しています。
 (=^・^=)も心配してデータをチェックしています。福島県産農産物に突然の上昇がないかです。以下に福島県福島市産のユズのセシウム濃度の推移を示します。
急に上昇した福島県福島市のユズのセシウム濃度
 ※1(11)を転載
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す。
 図-5 福島市産ユズのセシウム濃度

 12月に入りぐいぐい上昇です。他に上昇している物も直ぐに見つかりました。以下に福島産乾し椎茸のセシウム濃度を示します。
セシウム濃度が急上昇した福島産乾しシイタケ
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す。
 図-6 福島県産乾し椎茸のセシウム濃度

突然に上昇しています。最高の1キログラム当たり74ベクレルを記録したのは福島県南相馬市産の乾し椎茸です(1)。そこで南相馬産のブロッコリーついても調べてみました。
突然に急上昇した南相馬市産のブロッコリーのセシウム濃度
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す。
 図-7 福島県南相馬市産ブロッコリーのセシウム濃度

こちらも突然の上昇です。
 今年は福島県南相馬産の稲の葉からセシウムの付着物が見つかったそうです(12)。
放射性物質が付着した福島の稲
 ※(12)を引用
 図-8 2015年産米の稲に付着した放射性物質

 これについて福島県は稲の葉についたもので、米に着いたものではないと説明しているようですが(12)、稲の葉に着くなら野菜の葉についてもおかしくありません。以下に南相馬市産キャベツのセシウム濃度示します。
突然に上昇した南相馬市産キャベツのセシウム濃度
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す。
 図-9 福島県南相馬市産キャベツのセシウム濃度

ブロッコリーと同様に12月に入り急上昇です。
 野菜の検査結果を見る限り福島第一原発は今もフォールアウトを継続しており福島の野菜

を汚染しているとしか思えません。

3.セシウム汚染食品を市場に流出させても何もしない産地
 図-1に示す様に岩手、福島、茨城、栃木、群馬でセシウム汚染食品を市場に流出させました。産地がその後に確り対応をとり、再発防止に努めてるならそれなに「安心」出来ると思います。でも、何もせずに放置したら危険を感じ不安になるだけです。記事が長くなるのを避けるために、サンプルとして栃木県を例にどのような対応がとられたか検証して見たいと思います。
 栃木県がマーケットに流出させたのは栃木県内で販売された天然キノコと全頭検査で安全だとされる栃木県産イノシシです。以下に栃木県産ないし栃木県内で販売された天然キノコのセシウム濃度の推移を示します。
他で基準超が見つかっても追加検査をせず放置する栃木県
 ※(1)を集計
 図-10 栃木産および栃木県内販売の天然キノコのセシウム濃度

 最大で基準値の310倍の1キログラム当たり31,000ベクレルセシウムが見つかっていますが、栃木県内全域で出荷制限されているわけではありません(4)。栃木県産天然キノコは今も出荷可能です。だったら継続的な監視が必要ですが、栃木県の検査は図ー10に示す様に2014年9月を最後に行われていません。そして栃木県外の検査機関(国立医薬品食品衛生研究所)が栃木県内で販売されている天然キノコを今年9月に調べたら最大で基準値(6)の5倍近い1キログラム当たり450ベクレルのセシウムが見つかりました。普通であれば栃木県は追加検査を実施し、基準値超えの天然キノコができそうな場所を特定して出荷制限をかけるべきですが、図―10に示す通り追加検査は実施していません。セシウム汚染食品の垂れ流しを決め込んだようです。
 これは福島も同じです。表ー3に示す様に福島も基準値(6)を超える1キログラム当たり102ベクレルのマイタケ粉を市場に流出させました。普通であれば追加の検査を実施して市場に二度と流出したいようにするべきですが、追加検査は実施していません。
 福島県西会津町は福島県の西の外れにある町で(14)、同町が実施した土壌のセシウム検査結果(15)を見るとギリギリですが放射能汚染物とそうでない物を区別するクリアランス制度(16)に照らし概ね基準値以下です。一方で福島県福島市の土壌からはクラランス制度に規定される放射能汚染物のしきい値であるセシウム137で1キログラム当たり100ベクレル(16)の300倍以上の1キログラム当たり312、388ベクレルのセシウム137が見つかっています(17)。福島市は西会津町に比べ300倍は汚染されています。以下に福島市と西会津町の切干大根の検査結果を示します。
4年近く検査されない福島県福島市産切干大根
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す。
 図-11 福島県福島市と西会津町の切干大根のセシウム濃度

 福島市産切干大根からは2012年2月に1キログラム当たり3000ベクレルのセシウムが見つかりましたが、それ以降の検査がありません。一方でセシウムが見つかっていない西会津町産の切干大根は継続的に検査されています。なお福島産切干大根の出荷制限はありません(3)。福島は怪しげな物は検査せず、比較的セシウム濃度が低そうな物を検査して、福島産からは基準値超えが見つからなくなった(18)、福島産を避ける行為は「風評被害」と主張しています(19)。


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(title="ブログ図表">ブログ図表)を参照ください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 ・セシウム汚染が酷どそうな物を避けた検査で安全とされる福島産
 まして8割近い人が福島産を避けている相馬市・南相馬市では原発事故後も葬式(死者数)が増えていないのに、半数以下の郡山市・三春町では葬式は増えています(11)。
 クリスマスが過ぎたのですが、福島県内のスーパーのチラシの鶏肉のスペースはあまり変わらない気がします。(=^・^=)なりに調べたら福島のお雑煮には鶏肉を使う事もあるそうです(20)。あと少しでお正月、お雑煮を楽しみにしている方も多いと思います。福島県川俣町の特産品に鶏肉(軍鶏)があるそうです(21)。福島県は福島産鶏肉は「安全」だと主張しています(22)。でも、福島県川俣町のスーパーのチラシには福島産鶏肉はありません。
他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図-12 福島産鶏肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県川俣町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第962報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2014年)―福島産は他で測れば10倍に!ー
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)林水産部 - 福島県ホームページ
(8)保健福祉部 - 福島県ホームページ
(9)町の概要 - わたりちょう - 宮城県亘理郡亘理町公式サイト
(10)福島第一原子力発電所1号機建屋カバー解体作業と大気モニタリング結果について - 福島県ホームページ
(11)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月)―たった1件の検査で安心・安全、福島の冬野菜―
(12)南相馬市産米に係る放射性物質モニタリング結果 - 福島県ホームページ
(13)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月1週)―基準超え栃木産が売られている―
(14)西会津町 - Wikipedia
(15)[PDF]農林産物緊急モニタリング検査結果(西会津町独自調査分)
(16)日本のクリアランス制度 (11-03-04-10) - ATOMICA -
(17)PDF]土壌の核種分析結果(セシウム134、137)について (PDF:315KB
(18)ふくしま復興のあゆみ  - 福島県ホームページ中の「・ 第13版 平成27年11月16日発行 [PDFファイル/7.93MB]」
(19)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(20)福島県風お雑煮 by Miranda* [クックパッド] 簡単おいしい ...
(21)川俣シャモ - Wikipedia
(22)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(23)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
  1. 2015/12/30(水) 19:46:58|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月)―たった1件の検査で安心・安全、福島の冬野菜―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。12月中の食品中の放射性セシウムの検査結果がすべて発表になったので(3)~(7)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先も含め続き今月もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(8)。
  ①検査数7,085件中20件の基準値超え(全体の0.3%)
  ②平均は、1キログラム当たり2.4ベクレル、最大820ベクレル(宮城県産イノシシ)。
  ③基準超の食品が岩手、宮城、福島、群馬で見つかっています。
事故から4年9ヶ月経っても見つかるセシウム汚染食品

   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(9)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年12月)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(10)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.たった1件の検査で安心・安全、福島の冬野菜
 寒い冬が続きます。こんな日は温かい鍋料理と思う方も多いと思います。鍋料理の欠かせないのが冬野菜です。福島を代表する冬野菜にニラや春菊があるそうです(11)。確り検査されているか心配です。農林水産省の統計をみると福島の最大産地はどちらも福島県伊達市です(12)。以下に福島県伊達市を示します。
汚染が酷い福島県伊達市
 ※1(13)の数値データを元に(14)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(15)による
 図―2 伊達市、須賀川市、相馬市といわき市

 福島県伊達市は避難地域に隣接し、大部分が国が除染が必要だとする毎時0.23マイクシーベルト(16)を超えており、避難地域を除けば福島県内でも汚染が酷い市です。確り検査されているか心配です。そこで福島県が提供するサイトで、福島県伊達市産のニラと春菊の検査結果を調べてみました。
 福島県伊達市産
  ニラ・・1件(18)
  春菊・・1件(19)
でした。でも検査能力が無いわけではなさそうです。福島県須賀川市もそれなりに汚染されていますが、伊達市よりはマシです。須賀川市産ニラは4件(20)、同じく相馬市産春菊も4件(21)の検査結果が出てきました。
 福島産は汚染の酷い産地を避けた検査で「安全」とされ出荷されます。

2.福島市産ユズは1ヶ月弱で8倍以上に上昇
 以下に福島県福島市産ユズの検査結果を示します。
急に上昇した福島県福島市のユズのセシウム濃度
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す。
 図-3 福島県産ユズのセシウム濃度

平均を取ると1キログラム当たりで
 11月5、6日採取 4.7ベクレル
 11月30日採取 38.6ベクレル
で8倍以上の上昇です。特に11月30日採取のユズは1キログラム当たり73ベクレルで基準値(10)ギリギリです。
12月に入り福島産はセシウム濃度が急上昇するものが見受けられます。厚生労働省の発表を集計(1)すると例えば南相馬市産ブロッコリーは1キログラム当たりで
 11月採取 検査10件全てで検出限界未満(ND) 
 12月採取 検査 4件で平均20ベクレル、最大62ベクレル
です(1)。11月は全数が検出限界未満なのに、12月になると基準値(10)ギリギリの1キログラムで最大62ベクレルのセシウムが見つかっています。
 福島産は1ヶ月でもセシウムが大きく上昇する事があります。一月前の検査で低い値(例えば検出限界未満)が出ていたとしても、今も基準値以下を担保するものではありません。

3.茨城スズキは32ベクレル、福島いわきは全数ND
 茨城県神栖市沖で採れたスズキから1キログラム当たり32ベクレルのセシウムが見つかりました(7)。汚染源の福島第一がある福島が気になる所です。福島県いわき市は図-2に示す通り、福島県沿岸部の最南端のして南は茨城県です。そこで福島県いわき市産と茨城産のスズキの10、11,12月採取分の検査結果を比べてみました。
茨城より低い福島県いわき市のスズキの福島県の検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す。
 図-4 スズキのセシウム濃度(10、11,12月採取分) 

 茨城県が検査した茨城産スズキからは43件中33件でセシウムが見つかり最大は1キログラム当たり39ベクレルでした。一方で福島県が検査したいわき市産スズキは20件全数で検出限界未満(ND)でした。福島県の検査結果が福島県境に近い宮城県亘理産のスズキよりも低く出る事とは従前の記事に記載しまた(8)。当然ながら汚染源がある福島が高くなくてはなりません。
 福島県の検査は他所より低く出る検査です。その検査で福島産は「安全」され出荷されます。
 

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
これでは福島の方の健康が心配です。ひらた中央病院は郡山市とこれに接する三春町は福島産米や野菜を避ける方が半数以下なのに対し、互いに接する相馬市・南相馬では8割近い旨のアンケート結果をHPに掲載しました(22)
 表―1 「福島産米を避けていますか?」のアンケート結果
 ※(22)いて作成
郡山・三春では避ける割合が少なく、相馬・南相馬では避ける割合が多い福島米アンケート結果

 以下に原発事故前年の2010年3-11月と5年目の2015年の3-11月の死者数を以下に示します。
 表―2 2010年と2015年の3-11月の死者数
郡山・三春で増えている葬式(死者数)
 ※(23)を集計

 福島産を避ける人の割合が多い相馬・南相馬市では葬式(死者数)は増えていませんが、割合が少ない郡山・三春では増えています。表ー1,2を合わせると以下の図ができます。
福島産を避けないと所で上がる葬式(死者数)の増加率
 ※表―1,2で作成
 図―5 福島産米を避ける割合と葬式(死者数)の増加率

 このようなデータを出すとサンプル数が少ない、偶然だと言い出すバカがいます。そういうバカに対する(=^・^=)の反論は、偶然に起こる確率を計算して、偶然には起こりにくい事を示しています。以下に郡山・三春町について示します。
 表ー3 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(24)による
有意差検定表

 これでは、福島産を食べて応援(25)の後に、あの世行が待っている感じです。福島の方は不安だと思います。
 福島を代表する冬野菜にネギがあるそうです。福島県いわき市は福島県最大のネギの産地です(26)。福島県は福島産ネギは安全だと主張しています(27)。でも福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。ついでながら、いわき市の特産品にシイタケがある(28)そうですがこちらもありません。福島県知事が12月27日に福島産拡販の為にいわき市を訪れたのですが(29)効果は無かったようです。
他県産はあっても福島産のネギやシイタケが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(30)を引用
 図-6 他県産はあっても福島産ネギやシイタケが無い福島県いわき市のスーパーのちらし

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第958報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)食品中の放射性物質の検査結果について(第959報) |報道発表資料|厚生労働省
(5)食品中の放射性物質の検査結果について(第960報) |報道発表資料|厚生労働省
(6)食品中の放射性物質の検査結果について(第961報) |報道発表資料|厚生労働省
(7)食品中の放射性物質の検査結果について(第962報) |報道発表資料|厚生労働省
(8)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月4週)―福島県漁連20ベクレル、福島県全数ND、いわきのヒラツメガニの検査結果―
(9)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(10)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(11)栄養と美味しさ満点!ふくしまの冬野菜たち! | ふくしま 新発売。
(12)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年
(13)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(14)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(15)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(16)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(17)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。
(18)(17)を「ニラ、ニラ(施設)⇒伊達市」で検索
(19)(17)を「シュンギク、シュンギク(施設)⇒伊達市」で検索
(20)(17)を「ニラ、ニラ(施設)⇒須賀川市」で検索
(21)(17)を「シュンギク、シュンギク(施設)⇒相馬市」で検索
(22)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(23)福島県の推計人口(平成27年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(24)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(25)農林水産省/「食べて応援しよう!」
(26)栄養と美味しさ満点!ふくしまの冬野菜たち! | ふくしま 新発売。
(27)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(28)福島県いわき市の旬のおいしさが東京・日本橋に集結! | ニュースウォーカー
(29)アイドルが地域再生語る セブン&アイHDが復興支援企画 | 県内ニュース | 福島民報
(30)イオンいわき店
  1. 2015/12/29(火) 19:46:39|
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今年(2015年)活躍した福島の10人(組)の女性

 福島県は59もの市町村がありながらな、女性首長も副首長も女性知事も居ません(1)。お隣の仙台市長(2)、山形県知事(3)、新潟県魚沼市長(4)、群馬県安中市長(5)、茨城県高萩市長(6)などのは「女性」です。でも女性は活躍しています。そこで今年(2015年)に活躍した福島県の女性を紹介したいともいます。

1.フラガールの皆さん
 福島原発事故によって福島第一原発からは広島原爆30個分に相当する放射性物質が噴き出し(7)(8)(9)、福島の台地を汚染しました。多くの人が福島を正しく恐れ、観光に行くにも福島を避けたと思います。
 brg140720m.gif
  ※(10)を転載
 図―1 夏休みは福島の海でなく「新潟」の海に行くと話す福島県の小学生

 福島県の観光客は大幅に減りました。
原発事故前に比べ一千万人以上減った福島の観光客入込数
 ※(11)を集計
 図-2 福島県の観光客入り込み数

 図に示すように原発事故4年目の2014年でも1千万人以上少なくなっており、しかも2013年より減っています。でも例外もあります。以下に福島県いわき市にあるスパリーゾト・ハワイアンズの観光客入り込み数を示します。
原発事故前より多いスパリゾートハワイアンズの観光客り込み数
 ※(11)を集計
 図-3 スパリーゾト・ハワイアンズの観光客入り込み数

 スパリーゾト・ハワイアンズは2011年には福島原発事故や地震の影響で長期に休業を余儀なくされた事もあり(12)、図に示す通り大きく落ち込んだのですが後は順調に回復し2013,14年は原発事故前より多くのお客さんを呼ぶことに成功しました。この施設の呼び物の一つにポリネシアンショーがあります(13)。これを演じるのは「フラガール」の皆様です(12)。運営会社の常磐興産の社長・会長を務められた方がフラガールがいなかったら原発事故や震災は乗り切れなった旨の発言もされています(14)。いつしか復興の女神なんて呼び方をされるようになりました(15)(16)。今年(2015年)にいわき市で開かれた島サミットが開かれ、安倍出戻り総理は「先頭に立ったのはやはりフラガールでした」と彼女達をたたえました。
復興の先頭はフラガール
 ※(12)を転載
 図―4 「先頭に立ったのはやはりフラガールでした」と発言する安倍出戻り総理

さらにはポリネシアン諸国の首脳の前で、ポリネシアンショーを演じてもいます(17)。
 福島復興にも尽力される事となりました。いわき市にとって今年に大きなニュースにそれまで上野止まりだった東京方面への特急列車が、東京を経由し品川まで直通運転されたことだと思います(18)。開通の日にはフラガールの皆さんは品川駅まで出かけフラダンスを演じました。
ストロー効果をお越しそうなひたちの東京・品川直通
 ※(19)を転載
 図―5 品川までの直通運転を1面で報じる福島県の地方紙「福島民報」

田んぼでフラダンスを演じ(20)、安全かどうか分からない福島産米(21)のPRにも努めました。でも努力は報われなかったようです。昨日(12月27日)に福島県知事やいわき市長が福島産の拡販の為に福島県いわき市のスーパーを訪問しました(22)。今日の同スーパーのチラシには彼女達がPRしたいわき市産ブランド米「Iwaki Laiki」(20)は、ありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
(23)を引用
 図―6 他県産はあっても福島県いわき市産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果だと(=^・^=)は思います。

2.阿部彩さん(主婦)
 福島市の主婦に阿部彩さんという方がいらっしゃるそうです(24)。お子さんが3人いらっしゃるそうです(25)。若い女性の脱出が止まらい福島(26)では、理想的な女性だと思います。福島の女性は隣の茨城や宮城の比べても綺麗ですが、彼女も非常に綺麗です。
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 ※(27)を転載
 図―7 2014ミスピーチ(福島産果物のキャンペーンクルー)に選ばれたミセスの阿部彩さん。

昨年(2014年)にはミセスでありながらミスピーチを務め、福島産果物の拡販に努力されました。今年は二本松市の観光キャンペーンクルーの「菊むすめ」を務めました。福島復興の為に頑張っています(24)。
 でも努力は報われなかったと思います。福島のモモ等の福島の果物価格は今年も低迷しました(28)。
今年も低迷した福島のモモ価格
 ※(29)を転載
 図―8 福島産と山梨産のモモ価格

3.福島観光キャペーン参加された皆さん
 若い女性の脱出が止まらい福島にとって(26)(30)、若い女性が希望する雇用の場を確保することは福島復興を実現するためには欠かせない施策だと(=^・^=)は思います。観光産業は若い女性に人気があるようです(31)。しかし図-2に示すように、原発事故後には福島の観光産業は低迷しています。福島復興の為には観光産業の復活が急務です。
 2015年に福島では大型観光キャペーンが開催されました。
放射能に汚染された福島の観光キャンペーンが始まる
 ※(32)を転載
 図―9 一面のほぼすべてで観光キャペーン開始を報じる福島の地方紙(福島民報)

 このキャペーンに福島の女性が多くかかわったようです。
 観光キャーペンを実施する福島県内の市役所職員
  ※(32)を転載
 図―10 福島の観光キャンペーンを行う福島県内の市役所職員

 でも努力が報われたかは疑問です。福島ではそれなりに認知されたとは思いますが、(=^・^=)の回りで福島が観光キャペーンを認知している人は(=^・^=)以外にはいませんでした。福島県には阿武隈洞と呼ばれる鍾乳洞があります。そこの入場者は原発事故前は年間50万人程度でしたが、事故後は20万人程度まで落ちこんだままです。そして今年も20万人程度の見込みだそうです(33)。今年の観光統計がでれば効果は分かると思いますが・・・

4.2014年度のミスピーチの皆さん
 福島盆地(福島市、伊達市、桑折町、国見町)は元来は水の便が悪く、稲作には不向きな場所のような気がします。昔は養蚕が盛んだようですが、斜陽になり桃を栽培するようになったそうです。桃は福島を代表する果物のようですが、その大半は福島盆地で作られています。
 1963年に福島県の果物の消費拡大を勤めることを目指しミスピーチが結成されました。今年で53年目でしょうか?(34)。
綺麗な福島のミスピーチのみなさん
 ※(34)を転載
図―11 綺麗な福島のミスピーチの皆さん

 福島のモモについて福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーの高村昇氏は
 「今年のモモは全て検出されず」
などと主張していますが、福島県外の検査では福島原発事故以降に5年連続でセシウムが見つかっています。
福島県外の検査では福島原発事故以降に5年連続でセシウムが見つかっています。
福島県外検査ではセシウムが見つかる福島産のモモ
 ※(29)を転載
 図―12 福島産モモの福島県外での検査結果

もも価格が低迷しているのは図-8に示す通りです。
 福島盆地の果物は6月のサクランボ、7,8月のモモ、9,10月、ナシ、10~12月のリンゴと続きます。福島市にとって「果物」は大事な産業です。福島県くだもの消費拡大委員会は福島盆地の果物をキャペーンの為にミスピーチを組織しています。
 ミスピーチの皆さんは活動報告をブログにアップしています(35)。これをみると2014年度のミスピーチの皆さんは頑張った気がします。例年なら年末で終わるキャンペーンが年を越し、次期のミスピーチの皆さんが決まった後の5月まで続いていました。任期の最後に寄せ書きを残しています(36)。
福島の為に頑張ると宣言する前のミスピーチ
 ※(36)を転載
 図―13「福島の為にがんばります!!!」との寄せ書き

 でも彼女たちの努力が報われることはありせんでした。今年も福島の果物価格は低迷したままです(29)。


5.古河ひろみさん(コンビニ店長)
 福島県田村市都路は2013年4月に避難指示が解除されたました(37)。でも帰還は進みませんでした。さらには除染廃棄物の不法投棄も発覚しました(38)。そこで、帰還促進のためでしょうが、田村市都路に今年の初めにコンビニを開店させました(39)。そこの店長を任されたのが古河ひろみさんです。
旧避難区域に開店したコンビニ
 ※(39)を転載
 図―14 古河ひろみさん(コンビニ店長)

 帰還の加速に繋がったか気になります。旧緊急時避難準備区域も含め4,497人が避難対象となりましたが(40)、うちう福島県内で1,208人(41)、福島県外で183人(40)の合計1,391人の方が今も避難生活をされているそうです。このかた達への住宅の無償提供が1年3ヶ月後の2019年3月で終わるそうです(42)。それにしても1,391人の方が避難したままの現状を考えると彼女の努力は報われなかったと思います。

6.秋元千果さん(中学生)
 福島原発事故で一次は全村が避難した福島県川内村の小学校の卒業生も中学の新入生もはった一人でした。秋元千果さんです。
福島原発事故でたった一人の卒業となった川内村の小学生
 ※(43)を転載
 図―15 秋元千果さん(中学生:川内村)

 およそ正常な生活とは言えません。それでも彼女は頑張ったと思います。川内村の人に希望を与え、安倍出戻り総理等を喜ばせたと思います。彼女の勇気は凄いと思います。国政調査の結果によると川内村在住の女性は799人で、43.2%減です(44)。多くの女性が川内村からか逃げ出した状態が続いているのに、戻ってきました。
 彼女の行動には敬意を表しますが、やっぱり可哀そうです。


7.長谷川真美さん(いわき市・サンシャインガイド)
 今年も7月18日に福島県いわき市の四倉と勿来海水浴場が海開きをしました。海開きを宣言したのはいわき市・サンシャインガイドの長谷川真美さんです(45)。
 海開き宣言をする福島県の綺麗な女性
 ※(45)を転載
 図―16 海開きを宣言するいわき市・サンシャインガイドの長谷川真美さん

 でも彼女の努力は報われなかったようです。来場者は原発事故間に遠く及びません。
以下に福島県いわき市四倉、勿来海水浴場の入込数を示します。
原発事故前より大幅に減ったいわきの海水浴客
 ※(45)にて作成
 図―17 勿来・四倉海水浴場の入込数

8.平商業高校の皆さん
 1月20日に福島産のモモとイチゴクリームを使ったフラピーィ­チゴパン販売されました(46)。開発したのは福島県立平商業高等学校の皆様です(47)。
フラピーィ­チゴパンを知事に説明する福島県の綺麗な女性
 ※(46)をキャプチャー
 図―18 フラピーィ­チゴパンを知事に説明する福島県平商業高等学校の女生徒さん

 福島産を避ける行為を防止するためのキャペーンの一環のようですが、期間限定商品で1ヶ月程で店頭から消えました(47)。
 彼女達の努力が報われたかは大いに疑問です。今年の福島のイチゴは値を下げました。前平均は上昇していまあすが(48)。以下に各年3-5月のイチゴの価格を示します。
下落傾向がづづく福島産イチゴ
 ※(48)を転載
 図―19 福島産と全国のイチゴの価格(東京中央取引市場)

 彼女達が通う高校があるいわき市平に福島県知事が福島産の拡販に乗り込んだのは前述の通りですが、同スーパーの今日(12月28日)のチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産が無い福島県いわき市平のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図-20 他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県いわき市平のスーパーのチラシ

9.ふたば未来学園の皆さん
 ふたば未来学園が今年、福島県広野町に開校しました(49)。(=^・^=)が知る限りでは旧緊急時避難準備区域も含め、一度は住民を立ち退かせた旧避難区域・避難区域にある唯一の高校のような気がします。地図で見ると最寄駅は広野駅で徒歩4分ほどであり駅から近いのですが、時刻表でみると1時間に一本程度しかなく通学が楽といえばそうでもなさそうです。地図で見る限り周辺にはコンビニすら無く、学校生活を楽しむには最悪の環境です。
何もないふたば未来学園の周辺
  ※Google Mapで作成
 図-21 ふたば未来学園周辺

 当初は今年の夏くらいには近くにイートインスペース付きのショッピングセンターを作るはずでしたが(50)、現状では来年3月になるとのことです(50)。(=^・^=)の知る限り女子高校生は群れるのが好きなような気がしますが、群れ場所もなく頑張ったと思います。
 ふたば未来学園は福島県双葉郡の復興の為に計画されたこうくです(48)。双葉郡の復興には役つと思いますが、生徒さんの復興にはどうでしょうか?

10.笹川千穂さん(レポーター)
 あんぽ柿は独特の製法で作られる福島県の特産品で(51)、毎年のように基準値超えのセシウムが見つかっています(28)。
毎年、基準値超えが見つかる福島盆地のあんぽ柿
 ※1(28)を転載
 ※2 NDは検出限界未満を示します。
 図-22 福島盆地産あんぽ柿のセシウム濃度

 それでも福島産干柿はあんぽ柿を含め「検査されていて安全」(52)とされ今年も12月8日に出荷式が行われました。その様子を笹川千穂さんが伝ていました(53)。
勇気あるリポーター
 ※(53)を転載
 図-23 あんぽ柿を試食してみる笹川千穂さん

 なんとリポートの中であんぽ柿を試食して見せました。これまであんぽ柿を試食して見せるレポーターを見たことはなかったので驚きました。ものすごい勇気です。
 でも彼女の勇気は報われませんでした。福島県二本松市のスーパーチラシにはあんぽ柿を含め福島産がありません。
あんぽ柿も含め他県産はあっても福島産が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(54)を引用
 図ー24 福島産が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ

<講評>
 福島原発事故前が知りませんが、事故後の福島の女性の活躍は素晴らしいと(=^・^=)は思います。ここでは10人の方を取り上げましたが、他にも多くの女性達が活躍していました。(=^・^=)の独断と偏見で選びました。
 多くの女性の皆さんが活躍したのですが、あまり報われる事はなかったと思います。やはり福島とゆう舞台が悪すぎます。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)市町村長任期一覧 - 福島県ホームページ
(2)奥山恵美子 - Wikipedia
(3)吉村美栄子 - Wikipedia
(4)大平悦子 - Wikipedia
(5)茂木英子 - Wikipedia
(6)ようこそ市長室へ|高萩市公式ホームページ
(7)めげ猫「タマ」の日記 福島は広島原爆30個分以上?
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発から広島原爆の30倍のウランもえかすが!
(9)めげ猫「タマ」の日記 1gのセシュウム137の放射能
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発汚染水(7月3週)―福島いわきは海開き、上流の福島第一は垂れ流し-
(11)福島県観光ホームページ 統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(12)スパリゾートハワイアンズ - Wikipedia
(13)ハワイアンズのショー|スパリゾートハワイアンズ
(14)<ハワイアンズ半世紀>赤字 フラも廃止覚悟 河北新報
(15)フラガール 復興の女神たち - YouTube
(16)東北復興のシンボル・「フラガール」、その笑顔の陰に… | webマガジン | ethica(エシカ)~私によくて、世界にイイ。~
(17)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月4週)―福島は無検査で「おもてなし」ー
(18)東京駅(品川駅)へ出発進行!!|いわき市
(19)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発汚染水(3月3週)―2週連続で外洋からセシウム―
(20)いわき市産ブランド米「Iwaki Laiki」好評販売中 | いわき市 観光情報サイト
(21)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月)―福島全袋検査はデタラメ満開ー
(22)アイドルが地域再生語る セブン&アイHDが復興支援企画 | 県内ニュース | 福島民報
(23)イトーヨーカドー 平店
(24)めげ猫「タマ」の日記 福島県二本松市死者数13%増(対原発事故前)(2014年5月ー15年4月)-でも増えてない所もある―
(25)Twitter
(26)めげ猫「タマ」の日記 知事交代も効果無し!若い女性が逃げて行く福島県
(27)めげ猫「タマ」の日記 今年(2014年)に活躍した福島県の十人の女性
(28)めげ猫「タマ」の日記 今年(2015年)も低迷、福島の果物価格、当然です。
(29)めげ猫「タマ」の日記 今年(2015年)も低迷、福島モモ価格、山梨との価格差広がる
(30)<国勢調査>福島4町で人口ゼロ12月26日 河北新報
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(38)めげ猫「タマ」の日記 田村市10周年、未来は暗い
(39)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の総費用は15兆円確定―でもまだまだ増える―
(40)1.田村市の状況 - 福島県ホームページ
(41)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報 - 福島県ホームページ
(42)自主避難者への家賃補助 30年度末で終了 | 県内ニュース | 福島民報
(43)めげ猫「タマ」の日記 若い女性の福島脱出は止まらない原発事故4年目
(44)平成27年国勢調査速報(福島県の人口・世帯数)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(45)めげ猫「タマ」の日記 福島海じまい―海水浴客は今年も原発事故前に比べ大幅減―
(46)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2015年1月)―出荷制限しても販売される福島産ー
(47)(株)ファミリーマートとの取組み - 福島県ホームページ
(48)めげ猫「タマ」の日記 福島のイチゴは3%下落、でも全国平均は11%上昇―当然の結果です―
(49)福島県立ふたば未来学園高等学校 - Wikipedia
(50)めげ猫「タマ」の日記 福島・公設スーパーは大幅遅れ
(51)あんぽ柿 - Wikipedia
(52)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(53)めげ猫「タマ」の日記 福島・あんぽ柿、出荷開始、「健康的」とNHK、実は安全性に疑義
  1. 2015/12/28(月) 19:49:07|
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福島第一汚染水(12月4週)―港湾口のストロンチウム90濃度は上昇中―

 福島第一原発汚染水の12月3週(12月21日から27日)の状況を纏めてました。先週に続き(1)、高濃度の放射性物質が見つかっています。
 ①事故から4年9ヶ月超、外洋からはトリチウム等の放射性物質
 ②港湾口のストロンチウム90濃度は海側遮水壁併合後に上昇傾向に
 ③地下水バイパス上流の井戸からは排水基準を超えた放射性物質
 ④海岸付近の井戸からは過去最高濃度の放射性物質
 ⑤サブドレンからとトリチウム放出量は約97億ベクレル超
 ⑥排水路からは法令限度を超える放射性物質

1.事故から4年9ヶ月超、外洋からはトリチウム等の放射性物質
 外洋からは相変わらず放射性物質が見つかっています。
事故から4年9ヶ月経ても放射性物質が見つかる福島第一外洋
  ※1 (4)(5)(6)で作成
  ※2  数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3  集計期間内の最大値
  ※4  全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質(7)
 図―1 福島第一原発近傍外洋の放射性物質濃度

 このうち気になったのが排水路出口付近T-2のトリチウムです。以下に推移を示します。
トリチウムが時々見つかるようになった外洋T-2地点
 ※1(6)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 図―2 排水路出口付近T-2のトリチウム濃度

 図に示す通り、これまで殆ど見つかることはありませんでした。しかし12月に入り、2回トリチウムが見つかっています。特に12月10日の1リットル当たり4ベクレルは過去最高でした(8)。事故から4年9ヶ月以上たっていますが、福島第一原発の外洋流出はますますコントロールが困難になっている気がします。

2.港湾口のストロンチウム90濃度は上昇中
  港湾内からはもっと高濃度の汚染水が見つかっています。
高濃度の放射性物質が見つかる福島第一港湾内
 ※1 (5)で作成
  ※2  数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3  集計期間内の最大値  
  ※4  SR90はストロンチウム90を示し採取日は11月23日前後
 図―3 福島第一港湾内の放射性物質濃度

10月26日に海側遮水壁の工事が完了しました(9)。東京電力はこの効果で港湾内の放射性物質濃度は下がったと主張しています(10)。効果があれば汚染水の流れが悪くなり、全体の汚染水濃度が下がっていいはずです。以下に港湾口のストロンチウム90の濃度の推移を示します。
海側遮水壁完成後に上昇に転じた港湾口のストロンチウム90濃度
※1(5)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 図―4 港湾口のストロンチウム90濃度

海側遮水壁の工事が完了後の濃度をみると、上昇を続けています。海側遮水壁の効果は限定的なようです。港湾口の向こうは外洋です。いまも港湾口からストロンチウム90が外洋に流れ出しています。

3.地下水バイパス上流の井戸からは排水基準を超えた放射性物質
 地下水バイパスは、福島第一原発の汚染水対策として原子炉建屋に侵入する前の地下水を事前に汲み上げ汚染水の発生を抑えようとするものです(11)。海に流す水からは「トリチウム」が見つかっているので、(=^・^=)は立派な汚染水だと思います。東京電力は福島第一原発地下水バイパスの山側に井戸を掘って放射性物質濃度を調べています(12)。また地下水バイパスからくみ上げた汚染水の濃度も井戸毎に調べています(13)。以下に放射性物質濃度を示します。
排水限度を超えた放射性物質が見つかる山側井戸
 ※1 (12)(13)にて作成
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 集計期間内の最大値
 図―5 地下水バイパスと山側(上流井戸)の放射性物質濃度

地下水バイパスやサブドレンの排水基準は1リットル当たりで
  全ベータ  5ベクレル
  トリチウム 1500ベクレル
ですので(2)、多くの場所で排水基準を超えた放射性物質が見つかっています。このうち気になるがG-3井戸のトリチウム濃度です。
突然に急上昇したG-3井戸のトリチウム
 ※1(12)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 図―6 G-3井戸のトリチウム濃度

 今年に入り1リットル当たり300ベクレル前後で安定的に推移していたのですが、突然に急上昇し1000ベクレルを超えました。

4.海岸付近の井戸からは過去最高濃度の放射性物質
 東京電力は福島第一原発の海岸付近やタービン建屋周りの井戸の地下水の放射性物質濃度を調べています(5)。以下に放射性物質濃度を示します。
高濃度の汚染地下水が見つかる福島第一の海岸
 ※1 (5)を集計
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 集計期間内の最大値
 図―7 海岸付近の井戸の放射性物質濃度

 このうち以降は1リットル当たりの全ベータの値でNo1の14,000ベクレル、No14の42,000ベクレル、No2-5の全ベータ25万ベクレル、No3-3は過去最高(新記録)です。事故から4年9ヶ月が経過しましたが、海岸付近の井戸は先週に続き(1)、今週も記録更新ラッシュです。汚染水流出はますます酷くなっています。以下にNo1-14井戸の全ベータ濃度を示します。
上昇が続くNo1-14井戸の全ベータ
 ※(5)を集計
 図―8 No1-14井戸の全ベータ濃度

 10月末位から上昇に転じ、止まる気配がありません。これからも上昇が続きそうです。

5.サブドレンからとトリチウム放出量は97億ベクレル超
 サブドレンは、原子炉やタービン建屋の直ぐ傍の井戸から汚染地下水を汲み上げ、直接にタービン建屋周囲の水位を下げ汚染水の増加量を抑えるものです(14)。サブドレンの運用は9月3日から始まったので(15)ほぼ3ヶ月半が経過しました。東京電力はサブドレン廃水の放射性物質濃度も排出量も公表しているので(16)(17)、濃度×排出量で累積のトリチウム累積の排出量を求めてみました。
97億ベクレルを超えた福島第一サブドレンの累積トリチウム排出量
 ※(16)(17)を集計
 図―9 サブドレンの累積排出量

 累積で97億ベクレルを超えました。9月14日にサブドレン汚染水(トリチウム入り)の排水が始まってから100日ですので、概ね1日約1億ベクレルのペースでしょうか?

6.排水路からは法令限度を超える放射性物質
  福島第一原発構内には幾つもの排水路があります。
福島第一原発排水路
 ※(18)で作成
 図―10 福島第一原発内の排水路

 当然ながら福島第一構内は放射性物質で汚染されており、排水路に流れ込みます。1リットル当たりでセシウム137の法令限度は90ベクレル、ストロンチウム90の法令限度は1リットル当たり30ベクレルです(2)。全ベータ濃度のおよそ半分がストロンチウム90で(7)、、全ベータでみれば1リットル当たり60ベクレルになります。このうちK排水路では法令限度を超えた汚染水の流れが確認されています。 
 以下にK排水路の放射性物質濃度を示します。
法令限度を超えた汚染排水を垂れ流すk排水路
 ※(18)(19)を集計
 図―11 K排水路の放射性物質濃度

 法令限度を超えたのは全ベータで1リットル当たりで、今週発表分は以下の通りです。
  12月11日 90ベクレル
  12月24日 64ベクレル

 法令限度を超えた放射性物質を含む汚染水が度々流れています。東電の発表(18)(19)を見ると排水路は遮水壁を超えて海に繋がっているので、「海側遮水壁」が完成しても排水路の汚染水はブロックされません。


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちらと(ブログ図表①)こちらと(ブログ図表②)こちらを(ブログ図表③)参照ください。
 東京電力福島第一原発事故に伴う南相馬市の特定避難勧奨地点の指定が解除され、12月28日で1年を迎えます。放射線への不安などから、いまだ帰還しない住民は多いようです。これについて国の担当者は
 「今後も不安払拭(ふっしょく)に努めたい」
と述べたそうです(20)。安全であることを前提に、いまも避難を余儀なくされている方を帰還するように説得するみたいな言い方です。でも(=^・^=)の試算では、避難指示が解除された2014年12月28日に帰還すると、2030年には、ICRPが発癌リスクが確認されているとする100ミリシーベルトを超えます(21)。安全とは言い難い状況です。避難指示解除に伴い2015年3月末で、東京電力の賠償が終わったそうです(20)。なんか、東京電力を負担を少なくするために「安全」とは言えない物を「安全」と主張している気がします。
 原発事故から4年9ヶ月以上も過ぎましたが、福島第一から海への汚染水漏れは続いています。それでも国は福島のお魚は「安全」だと主張しています(22)。(=^・^=)には同じ事に見えます。福島の方は心配なようです。
 福島県知事は福島県最大の人口を誇る福島県いわき市(23)のスーパーに福島産の拡販に行くようです。知事が出なけれな程に、福島県いわき市民の福島産離れは進んでいます。
知事来店を告知する福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―12 福島県知事来店を告知する福島県いわき市のスーパーのチラシ

 さすがに知事ご来店とあっては、お店も気を使い福島産干柿をチラシに載せたようです。福島県は福島産干柿は「安全」と主張していますが(25)、他県産に比べ大幅に安くなっています。福島産は福島県いわき市の方には評判がよくないようです。
他県産に比べ非常に安い福島産干し柿(あんぽ柿)
 ※1(24)を引用
 ※2 あんぽ柿は独特の製法で作られた福島特産の干柿の一種(26)
 図ー13 他県産に比べ大幅に安い福島産干柿

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(12月3週)―去年より高い港湾内シロザケのセシウム濃度―
(2)サンプリングによる監視|東京電力
(3)報道配布資料|東京電力
(4)(2)中の「1.海水(港湾外近傍)」を12月27日に閲覧
(5)(3)中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」
(6)(2)中の「タンクの水漏れに関するモニタリング⇒南放水口・排水路」
(7)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(8)(2)中の「タンクの水漏れに関するモニタリング⇒南放水口・排水路⇒12日(その2) 」
(9)2015年10月26日福島第一原子力発電所 海側遮水壁閉合作業完了について(PDF 501KB)
(10)中長期ロードマップ|東京電力中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2015年12月24日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第25回事務局会議)⇒【資料3-1】汚染水対策(14.6MB)」
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の地下水バイパスについて
(12)(2)中の「H4エリア周辺観測孔」および「H6エリア周辺観測孔」
(13)(3)中の「福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果 」
(14)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(15)(コメント)福島第一原子力発電所におけるサブドレン他水処理施設の運用開始について|東京電力
(16)(3)中の「サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果」
(17)集水タンク・一時貯水タンクの運用状況|東京電力
(18)(3)中の「福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて 」
(19)(3)中の「福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果」
(20)住民帰還わずか 追加除染求める声 南相馬「特定避難勧奨」あす解除1年 | 県内ニュース | 福島民報
(21)めげ猫「タマ」の日記 南相馬市の特定避難勧奨地点強制解除―本当に安全なの?―
(22)水産庁/水産物についてのご質問と回答(放射性物質調査)
(23)平成27年国勢調査速報(福島県の人口・世帯数)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(24)イトーヨーカドー 平店
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(26)あんぽ柿 - Wikipedia
  1. 2015/12/27(日) 19:43:36|
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トラブルいっぱい福島原発(12月4週)―福島第一汚染水対策は綱渡り―

 東京電力福島原発はトラブルが多く、トラブル毎に記事にするは面倒なので、まとめて記事にしています。先週につづき(1)、12月4週(12月20日から26日)もしっかりトラブルが起こっています。12月24日に廃炉・汚染水対策チーム会合 第25回事務局会議(中長期ロードマップ)が開かれました(2)。福島第一原発では11月5日の海側遮水壁併合後に汚染水の増加が加速している事は既に記事にした通りですが(1)、資料(2)や会見(3)を聞いている限りこの問題を徹底的にスルーものでした。

1.地下水ドレンのトリチウム濃度が下がらず
 海側遮水壁は福島第一原子力発電所の1~4号機側の敷地から港湾内に流れている地下水をせき止め、海洋汚染を減らす為に設けらもので、2015年10月26日に完成しました(3)。
海側遮水壁と地下水ドレン
 ※(4)にて作成
 図―1 海側遮水壁の概要

 海側遮水壁に汚染水が流れ込み一杯になってしまったので、11月5日から海側遮水壁内側の汚染水の汲みあげをはじめました(4)。当初の予定では汲み上げた汚染水は浄化装置を通した後で、海に流すはずでした(4)(5)。以下にくみ上げた汚染水のトリチウム濃度を示します。
排水基準を大きく超えている地下水ドレンのトリチウム濃度
 ※(7)~(9)で作成
 図-2 地下水ドレンのトリチウム濃度

 概ね1リットル当たり6,000ベクレル程度で推移しています。海側遮水壁内側からくみ上げた汚染水を浄化装置を通し海に廃棄する一連の系を東京電力は地下水ドレンと命名していますが(5)、排水基準は1リットル当たり1,500ベクレル(10)で大きく超えています。東京電力はトリチウムは浄化できないと明言していますので(5)、海に捨てる事ができずタービン建屋に戻しているのが実態です(1)。
 以下にA,B,Cの3系統の配置を示します。
地下水ドレンの配置
 ※(6)にて作成
 図-3 地下水ドレンの井戸と一時保管用のタンク


2.サブドレンの110日、効果見えず
 福島第一でタービン建屋からくみ上げた汚染水を幾つかの処理装置で放射性物質を荒どりして最終的に「処理水」としてタンクに保管されます。
福島第一汚染水処理の流れ
 ※(11)(12)(13)にて作成
 図―4 福島第一原発の汚染水処理の流れ

 汚染水は日々増え続け、これに合わせて汚染水タンクを作り続ける必要があります。そこで汚染水の増加を押される為にサブドレンが実施されました。
 サブドレンは、原子炉建屋とタービン建屋近傍にある井戸のことです。サブドレンで地下水をくみ上げることにより、原子炉建屋およびタービン建屋へ流入する地下水が大幅に低減することが期待できます(5)。サブドレンの運用は9月3日から始まりました(14)。110日が経過しました。以下にサブドレンが稼働していない2014年と稼働後の2015年9月以降の原子炉・タービン建屋および汚染水タンク内の汚染水の増加量を集計してみました。
サブドレン稼働前の去年より多い汚染水増加量
 ※(15)集計
 図-5 汚染水増加量の2014年(サブドレン稼働前)と2015年(稼働後)の比較

 サブドレン稼働前の去年(2014年)より今年の方が多くなっています。原因は1項で記載したように地下水ドレン汲み上げ汚染水のトリチウム濃度が高く海に流せないので、タービン建屋に戻しているためです(1)。
 しかし東京電力が提示したのはタービン建屋への地下水流入量が減ったとの資料だけて汚染水全体の増加のペースが上がったとの資料は用意していません。以下に東京電力の資料の抜粋を示します。
地下水流入量が減った事のみを主張する東京電力
 ※1(16)を抜粋・加筆
 ※2 サイズを小さくするために(=^・^=)の手が加わっています。
 図-6 地下水流入量が減ったとだけ主張する東京電力

なんか都合のいい事だけいって、不都合な事は黙り込む見たいです。そして大丈夫である安全であると主張しているように見えます。なんか福島原発事故前に盛んに喧伝された「安全神話」(17)を思い起こしてしまいます。

3.汚染水タンクはひっ迫
 図-4に示すようにタービン建屋から汲み上げられた汚染水は最終的には処理水になり処理水タンクに貯められます。以下に処理水のタンク容量と処理水量を示します。
タンク増設量に追いつかれた汚染水増加量
 ※(15)を集計
 図-7 処理水タンク容量と保管量

 図に示す通り増加量がタンク容量の増加ペースに比べ保管量の増加が多く、空がどんどん減っています。
 満水率=保管量÷タンク容量
で規定して、処理水の満水率の経過を見てみました。
約98%をキープする処理水の満水率
 ※(15)を集計
 図―8 処理水タンクの満水率

 この所、約98%で推移しています。ここからは(=^・^=)の想像ですが、東電はこれが限度だと判断していると思います。タンクを満タンにすると地震などで生じるスロッシング(容器内の液体が外部からの比較的長周期な振動によって揺動すること。)でタンクから液体が漏れ出すことが知られています(18)。安全にくみ上げた汚染水を保管するにはある程度の「空」が必要です。
 処理水で見れば汚染水タンクは満タン状態で、タンクができた分だけ処理して移す状態が続いています。処理できない汚染水はその前段で留め置かれる事になります。

4.汚染水タンクの増設計画はまた遅れます。
 11月に汚染水タンクの増設計画が大幅に遅れる旨の発表がありました(19)。
大幅な遅延が確定した福島第一の汚染水タンク増設計画
 ※(19)を転載
 図―9 福島第一タンク増設計画(11月)

 その計画がさらに遅れるそうです。以下に12月のタンク増設計画を示します。
遅れが生じたタンク増設計画
 ※(16)を集計
 図―10 見直し後の福島第一タンク増設計画(12月)

 でも(=^・^=)が心配なのは来年4月から6月の3ヶ月間は汚染水タンクの増設が止まることです。図ー8に示すようにタンクはできた直ちに汚染水が入れられ今も余裕がありません。東京電力の発表(15)をみると、海側遮水壁ができた11月(16)以降を12月24日時点までを平均すると毎日590立方メートルの汚染水が増えています。11月以降に完成したタンクは約2万500立方メートルです。11月から3月末までのタンク増設計画は8万立法メートルで残りは約5万5000立方メートルです。12月24日から3月末まで今のペースで汚染水が増えると約5万7000立方メートル(590×97)になり、おおよそ汚染水の増加分しかタンクが増設されません。以後、タンクの増設が止まれば汚染水は行き場を失い漏らすか、マシな物を海にすてるしかなくなります。

5.地下水ドレンは限界?
 東京電力の会見を聞いていたら(3)、地下水ドレンの汲みあげで汚染水の総量が加速している問題の解決策として、サブドレンの汲みあげを強化して海側遮水側への地下水を抑える旨の発言がありました。そんなことが可能か(=^・^=)なりに調べてみました。
 以下にタービン建屋と海側サブドレンの水位を示します。
上がるタービン建屋水位、下がるサブドレン水位
 ※1(15)(16)にて作成
 ※2 色違いは観測場所の違い
 図-11 海側サブドレンとタービン建屋水位

 タービン建屋の水位は上昇していますが、サブドレンの水位は下がっています。サブドレンの最低水位とタービン建屋の最大水位の差は1m程度でしょうか?タービン建屋周辺の地下水位がタービン建屋の水位より低くなるとタービン建屋の汚染水が漏れ出すのでだんだん下げるのは難しい状況になっていると思います。

6.2号機格納容器調査は来年にずれ込みます。
 今年8月末の計画(20)では福島第一2号機の格納容器の内部調査を12月中に実施する予定でした。しかし来年2月に延期されるそうです。
2号機格納容器内の調査が来年2月になることを報じるFTV
 ※(21)をキャプチャー
 図ー12 2号機の調査が2月に連れ込む事を報じる福島のローカルTV局(FTV)

 最新の日程では(22)を2016年2月以降に改定されていました。

7.フラガールを偽装?
 福島のマスコミの用語の使い方を見ていると福島では「フラガール」は、普通名詞でなくスパリゾートハワイアンズ・ダンシングチームのメンバーを指す固有名詞のような気がします。東京電力の資料にもフラガールなる名乗る方々が登場しました(23)。
とっても可愛い東京電力のフラガール
 ※(23)をキャプチャー
 図-13 東京電力の資料に出て来たフラガール

 どう見てもスパリゾートハワイアンズ・ダンシングチームのメンバーには見えません。スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチームのメンバーの皆様はとっても綺麗ですが、東京電力のフラガールの皆様はとっても可愛いって感じです。スパリゾートハワイアンズのHP(24)に掲載されてるメンバーの写真と見比べたのですが、似ている方はいませんでした。
 フラガールを偽装?

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちらと(ブログ図表①)こちらを(ブログ図表②)を参照ください。
(=^・^=)はこのまま行くとあと百日程度で、福島第一原発の汚染水汲みあげが行き詰まり、溢れさすかマシな汚染水を海に捨てるしか選択が無くなる気がします。そうならなないためには、正確な情報開示と福島の皆様の協力が必要だと思います。東京電力は海側遮水壁を併合したことで、港湾内の汚染水濃度が下がったと主張していますが(16)、福島第一港湾口からは去年は見つからなかった全ベータが今年は見つかっています。以下に福島第一港湾に注ぐK排水路(26)からは海側遮水壁併完成後も基準値を超える放射性物質が見つかっています。
法令限度を超えた汚染水を垂れ流すK排水路
 ※(26)(27)にて作成
 図ー14 K排水路の放射性物質濃度

 K排水路からの排水も当然ながら浄化後に放流を行うべきと考えます。以下にK排水路の放水量(日量)を示します。
日量2000トンの汚染水が流れ出すk排水路
 ※(26)にて作成
 図-15 K排水路の排水量

 日によって大きく変動しますが、平均すると日量約2000立方メートルです。流用の変動が大きいので、一時的に排水を貯める設備が必要ですが福島第一原発内には今もメガフロートが残っています(1)。ここに貯めたあと順次浄化して行けば、処理の均等化が図れます。仮に地下水ドレンの汲みあげ水と一体で処理するとして、これをのトリチウム濃度を1リットル当たり6000ベクレル、処理量を300立方メートル(1)として、K排水路の排水の排水路のトリチウム濃度は図ー14に示す通り高い時でも1リットル当たり500ベクレルなので、併せて処理すれば1リットル当たり1200ベクレル((6000×300+500×2000)÷(2000+300))程度で、排水基準をクリアします。これは例ですが、東京電力は地下水ドレンの汲みあげ汚染水から排水基準を超えたトリチウムが見つかった時点で対策を立案し準備を進めておくべきだったと思います。
 トラブル続きの福島原発、問題があっても対策を考えない東京電力では福島の方は不安だと思います。クリスマスも終わり今年もあと僅となりました。もうすぐ大晦日です。大晦日の年越しソバを楽しみにしている方も多いと思います。福島にも美味しいソバはあるようです(29)(30)(31)。福島県は福島産ソバは安全だと主張しています(32)。でも福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産ソバはりません。
他県産はあっても福島産ソバが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(33)を引用
 図―16 福島産ソバが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(12月3週)―サブドレン稼働・現状は悪い方にいっている―
(2)中長期ロードマップ|東京電力中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2015年12月24日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第25回事務局会議)」
(3)【12月24日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見 - 2015/12/24 18:00開始 - ニコニコ生放送
(4)海側遮水壁|東京電力
(5)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(6)2015年12月7日サブドレン他浄化施設中継タンク分析結果(~2015年9月30日採取分)(PDF 360KB)
(7)015年12月7日サブドレン他浄化施設中継タンク分析結果(2015年10月1日~11月4日採取分)(PDF 360KB)
(8)2015年12月7日サブドレン他浄化施設中継タンク分析結果(2015年11月5日~12月2日採取分)(PDF 360KB)
(9)福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果|東京電力中の「地下水⇒12月11日、18日および24日」
(10)サンプリングによる監視|東京電力
(11)汚染水対策の主な取り組み|東京電力
(12)原子炉の安定化|東京電力
(13)めげ猫「タマ」の日記 SR処理水について
(14)(コメント)福島第一原子力発電所におけるサブドレン他水処理施設の運用開始について|東京電力
(15)プレスリリース|東京電力中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について 」
(16)(2)中の「【資料3-1】汚染水対策(14.6MB)」
(17)東京新聞:国・東電の安全神話指弾 IAEA福島原発事故最終報告書:福島原発事故(TOKYO Web)
(18)スロッシング - Wikipedia
(19)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(11月4週)―地下水ドレン水・浄化できず―
(20)中長期ロードマップ|東京電力中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2015年8月27日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第21回事務局会議)⇒【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(1.96MB)」
(21)福島のニュース 福島テレビ(12月25日ひる放送) FTV8
(22)(2)中の「【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(15.1MB)」
(23)(2)中の「【資料3-7】労働環境改善(5.02MB)」
(24)スパリゾートハワイアンズダンシングチーム|スパリゾートハワイアンズ
(25)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(12月3週)―去年より高い港湾内シロザケのセシウム濃度―
(26)報道配布資料|東京電力
(27)(26)中の「福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて 」
(28)(26)中の「福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果 」
(29)山都そばについて | いいでとそばの里 -喜多方市ふるさと振興株式会社 山都事業所-
(30)そば処 きんしょうじ - 福島県白河観光情報 | 行って!みっぺ!白河
(31)第7回 南会津新そばまつり | 南会津町観光物産協会
(32)イトーヨーカドー 平店
  1. 2015/12/26(土) 22:27:49|
  2. -
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今年(2015年)も低迷、福島の果物価格、当然です。

 福島の主要な果物であるモモ、ナシ、リンゴの全てで主要産地ないしは全国平均との価格差が広がっています。
 ①モモの首位の山梨との価格差は(1)
  2014年 △156円
  2015年 △158円
 ②ナシの全国平均との価格差は
  2014年 △44円
  2015年 △50円
 ③リンゴの首位の青森との価格差は
  2014年 △68円
  2015年 △84円
です。福島産果物には
 ①福島県内でも汚染が酷い福島盆地で主に生産されている。
 ②果物の主産地の福島盆地では原発事故後に葬式(死者数)が有意に増えている。
 ③他所より低くでる福島県の検査で、セシウムが5年連続で見つかっている。
等の特徴があり、福島産果物の消費者の正しい理解が広がった結果であり、当然の事だと思います。
 福島県を果樹王国とされますが(2)、福島県全域で果物が栽培される訳ではありません。福島盆地と呼ばれる限られた範囲で栽培されています(3)。
原発事故から4年9ヶ月経ても除染が必要な福島盆地
 ※1(4)の数値データを元に(5)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 ※3 福島盆地の範囲は(7)、会津は(8)による。
 図―1 福島盆地と会津地方

 図に示す通り、福島盆地では原発事故から4年9ヶ月過ぎた今でも国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベル(9)以上の場所が大部分を占め、避難地域を除けば汚染が酷い場所です。このような場所で作られた果物が消費者に受け入れられるか興味のあるところです。まして福島第一原発が事故でばら撒いた放射性物質は広島原爆の30個分です(10)(11)(12)。
 福島盆地では多くの果物ができますが(3)主力はモモ、ナシ、リンゴです。以下に福島盆地に位置する福島市(7)の果物の生産額を示します。
モモ、ナシ、リンゴが主力の福島の果物
 ※(13)を引用・加筆
 図-2 福島県福島市の果物生産額

 以下に福島の果物シーズンを示します。
福島の果物シーズン
 ※(14)を引用・加筆
 図-3 福島市の果物シーズン

 概ねモモ7-9月、ナシ9-11月、リンゴ10-11月でしょうか?各シーズンにとうて東京中央卸売市場(15)の取引価格を調べてみました。
 以下にモモの福島と最大産地の山梨のモモ価格を示します(1)。
 今年も低迷した福島のモモ価格
 ※(1)を引用
 図―4 福島産と山梨産のモモ価格

福島原発事故に福島と山梨産のモモの価格差は大きく開き回復していません。福島産は山梨産に比して
  2014年 △156円安
  2015年 △158円安
と、昨年(2014年)に比べ価格差は広がっています。詳細は既に記事にしているので(1)、必要なら参照をお願いします。
 ナシはモモのような有力な産地はなく、上位5県を合計しても全国の生産量の過半数に達しません。なお福島は全国3位です(16)。そこで福島と全国の価格を見ることにします。
原発事故後に安くなった福島のナシ
 ※(15)を各年8-10月を果実⇒日本なし類で検索
 図-5 福島と全国のナシ価格

 図に示す通り福島原発事故後に福島産ナシは全国平均に比べ大幅に安くなっています。以下に価格差を示します。
 2年連続で拡大した全国平均と福島産のナシの価格差
 ※(15)を各年8-10月を果実⇒日本なし類で検索
 図-6 福島と全国のナシ価格

 図に示す通りいったんは回復しましたが、2014年、2015年と2年連続で価格差が拡大しています。福島産ナシは全国平均に比べ
  2014年 △44円
  2015年 △50円
安です。
 リンゴは青森県が全国の半分を生産します(17)。そこで福島と青森のリンゴ価格を比較してみました。
原発事故後に拡大した福島産と青森産リンゴの価格差
 ※(15)を各年10-11月を果実⇒りんご類で検索
 図-7 福島と青森のリンゴ価格

 図に示す通り福島原発事故後に福島産リンゴは青森産に比べ大幅に安くなっています。以下に価格差を示します。
去年より拡大した福島産と青森産リンゴの価格差
 ※(15)を各年10-11月を果実⇒りんご類で検索
 図-8 福島と青森のリンゴ価格差

 図に示す通りいったんは回復しましたが、2014年にくらべ2015年は格差が拡大しています。
  2014年 △68円
  2015年 △84円
安です。
 福島の主要な果物であるモモ、ナシ、リンゴで全て価格差が広がっています。これについて国、福島県、東京電力は「風評被害」を主張しています(18)(19)(20)。でも(=^・^=)は消費者の正しい理解が進んだ当然の結果と考えます。
 以下に福島盆地の各年3-11月の死者数を示します。
原発事故後に増加した福島盆地の葬式(死者数)
 ※(21)を集計
 図-9 福島盆地の死者数

 福島原発事故前年の2010年3-11月  2,492人
 福島原発事故5年目の2015年3-11月 2,734人
で10%増えています。偶然に起こる確率は1.8%なので偶然で説明するのは困難です。図―1に示す様に福島県会津地方は福島盆地に比べれば汚染がマシなところです。ここの死者数を見ると
  原発事故前年(2010年3-11月) 2,997人
  原発事故5年目(2015年3-11月)3、003人
殆ど変化がありません(22)。 
 汚染の酷い福島産果物の主産地の福島盆地では葬式(死者数)が増えているが、福島盆地に比べれば汚染がマシな会津地方ではそのような事はありません。汚染が酷く、葬式が増えた場所の農産物を消費者が避けるのは当然の行動と言えます。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(23)による。
有意差検定表

 これに対する国、福島県、東京電力の主張は福島産は果物も含め福島産は検査で安全が担保されているだと思います(24)。この主張が成立するには福島県の検査が妥当である必要があります。厚生労働省の発表(25)を見ると福島産果物の検査は福島県農業総合センターが実施しています。検査が妥当である為にはここの検査が妥当である事実が必要ですが、実態は逆です。
 ①福島県農業総合センターは福島県農林水産部の所属であり(26)、中立性に疑問がある。
 ②福島県農業総合センターの検査は他より低く出ている(27)。海の魚に県境は関係ないので、福島産と南にある茨城県あるいは福島県境の直ぐ北側にある宮城県亘理町(28)産の魚の検査結果は、汚染源のある福島産が高くでるか、少なくとも同じになるはずです。以下に福島県、茨城県および宮城県亘理町のスズキの検査結果を示します。
宮城県亘理や茨城県に比べ低い値が出る福島県のスズキの検査結果
 ※1(29)を転載
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 図-10 宮城県亘理町、茨城県と福島県のスズキの検査結果

 図に示す通り、福島県の検査が低く出ています。このような事が偶然に起こる確率がきわめて小さい事が以前の記事に書いた通りです(30)。この事実は福島県農業総合センターの検査、すなわち福島県の検査が他よりも低く出る検査であることを示しています。
 以下に福島盆地産のリンゴの検査結果を示します。
毎年セシウムが見つかる福島盆地産リンゴ
 ※1(25)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示します。
 図-11 福島盆地産リンゴのセシウム濃度

 図に示す通り毎年のように基準値以下ですがセシウムが見つかっています。これはモモやサクランボも同じです(1)(31)。基準値以下とは言え低く出る福島県の検査結果です。基準値を超えている可能性を否定はできていません。だいたい、セシウム入り福島産リンゴとセシウムの心配のない他県のリンゴが並べてあったら、他県を選ぶのが当然の行動だと思います。
 でも、もっと酷いのがあんぽ柿です。あんぽ柿は福島盆地を構成する福島県伊達地方(7)が発祥の地だそうです(32)。以下に福島盆地のあんぽ柿のセシウム濃度を示します。
毎年、基準値超えが見つかる福島盆地のあんぽ柿
 ※1(25)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示します。
 図-12 福島盆地産あんぽ柿のセシウム濃度

 今年も含め毎年のように基準値の1キログラム当たり100ベクレル(33)を超えています。それでも精度に疑義ある簡易的な全数検査で安全とされ販売されています(34)。
福島産の果物を特徴を纏めると
 ①福島でも避難地域を除けば汚染が酷い福島盆地で主に生産されている。
 ②福島盆地では原発事故後に葬式(死者数)が増えている。
 ③他より低く出る福島県の検査で「安全」とされ出荷されている。
 ④他より低く出る福島県の検査ですらセシウムが5年連続で見つかっている。
 ⑤基準値超が見つかっても、怪しげな全数検査で「安全」され出荷される。
等の特徴があり、この特徴を消費者が認知するなら福島産果物は買い控えられ価格が下がるのは当然のことです。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 昨日、福島のローカルTV局の報道を見ていたら、「福島県のものは、30年か、40年はいらない」との声を批判的に報じていました。
「福島県のものは、30年か、40年はいらないと言われた」と報じる福島のローカルTV局(FCT)
 ※(35)をキャプチャー
 図ー13 「福島県のものは、30年か、40年はいらないと言われた」と報じる福島のローカルTV局(FCT)

 でも、セシウム137の半減期が30年、ストロンチウム90の半減期が29年(36)、福島第一の廃炉予定が30~40年であること(37)を考えれば極めて科学的な考えです。この思いは福島の方も同じだと思います。あんぼ柿は今がシーズンです(38)。あんぽ柿は干し柿の一種ですが(32)、福島県は福島産干柿は「安全」だと主張しています(39)。でも、あんぽ柿発祥地の地の福島県伊達市(32)のスーパーのチラシにはあんぽ柿を含め福島産干柿はありません。
他県産はあっても福島産干し柿が無い福島県伊達市のスーパーのチラシ
※(36)を引用
 図―14 福島産が無い福島県干柿のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県伊達市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 今年(2015年)も低迷、福島モモ価格、山梨との価格差広がる
(2)果樹王国 - Wikipedia
(3)くだものづくりがさかんな福島盆地
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(6)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)福島盆地 - Wikipedia
(8)会津 - Wikipedia
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島は広島原爆30個分以上?
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発から広島原爆の30倍のウランもえかすが!
(12)めげ猫「タマ」の日記 1gのセシュウム137の放射能
(13)統計データ
(14)食べ頃カレンダー
(15)東京都中央卸売市場-統計情報検索
(16)めげ猫「タマ」の日記 今年も低迷・福島ナシ価格(8,9月)・全国との価格差は広がる。当然の結果です。
(17)青森県 - Wikipedia
(18)「食べて応援しよう!」消費者フォーラム | 消費者庁
(19)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(20)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(21)福島県の推計人口(平成27年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(22)めげ猫「タマ」の日記 福島県県北地域の死者数は10%増、会津はほほ0(対2010年3-11月)
(23)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(24)検査体制について | ふくしま 新発売。
(25)報道発表資料 |厚生労働省
(26)農林水産部 - 福島県ホームページ
(27)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月4週)―福島県漁連20ベクレル、福島県全数ND、いわきのヒラツメガニの検査結果―
(28)亘理町 - Wikipedia
(29)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月4週)―福島県漁連20ベクレル、福島県全数ND、いわきのヒラツメガニの検査結果―
(30)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―宮城・亘理は23、茨城は29、でも福島は12ベクレル、おかしなスズキの検査―
(31)めげ猫「タマ」の日記 今年(2015年)も、福島産果樹はセシウム入り
(32)あんぽ柿 - Wikipedia
(33)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(34)めげ猫「タマ」の日記 福島・あんぽ柿、出荷開始、「健康的」とNHK、実は安全性に疑義
(35)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2015年12月24日(木)放送」
(36)中長期ロードマップ|東京電力
(36)あんぽ柿 - みらいのフルーツ - JA伊達みらいのホームページ
(37)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「くだもの編 [PDFファイル/137KB]」
(38)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2015/12/25(金) 19:49:45|
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福島県県北地域の死者数は10%増、会津はほほ0(対2010年3-11月)

福島県の11月中の人口動態が発表になったので(1)、各年3-11月の福島県内の死者の集計しました。
 ①福島県内でも汚染の酷い県北地域
  原発事故前年(2010年3-11月)3、826人
  原発事故5年目(2015年3-11月)4、201人
で10%増で、偶然に起こる確率は0.1%で偶然とは思えません。
 ②福島県内では汚染が県北に比べれば汚染の少ない会津地域
  原発事故前年(2010年3-11月) 2,997人
  原発事故5年目(2015年3-11月)3、003人
殆ど変化がありません。
 福島県は福島県を7つの地域に分けています(1)。このうち避難地域が広がる相双を除く6つの地域について各年の死者数を集計してみました。ただし人口15万人以下の県南と南会津は統計的なばらつきを抑えるため、それぞれ県中および会津と合わせて集計しました。なお一般に会津と言えば南会津も含めます(2)。
福島県内でも避難区域を除くと汚染が酷い福島県県北地域
 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 地域区分は(1)による。ただし県中・県南は県中南に会津、南会津は会津に統合
 ※3 避難区域は(5)による
 図―1 福島県の地域分け

 避難地域を除けば県北地方を中心に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト以上(6)の地域が広がっています。一方で、会津は殆どが毎時0.1マイクロシーベルト未満で福島県内では汚染が少ないためと思えます。
 以下に各年3-11月の県北地域の死者数を示します。
事故前に比べ10%増えた福島県県北地域の死者数
 ※1(1)を集計
 ※2 震災犠牲者は(7)による
 図―2 県北地域の死者数の推移(各年3-11月)

  原発事故前年(2010年3-9月) 2、962人
  原発事故5年目(2015年3-9月)3、219人
で10%増で、偶然に起こる確率はほぼ0で偶然とは思えません。一方で、会津は
  原発事故前年(2010年3-11月) 2、997人
  原発事故5年目(2015年3-11月)3、003人
殆ど変化がありません。
以下に県北について偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(8)による。
有意差検定表
以下に福島県が実施している原発事故から4ヶ月(2011年3月11日~7月10日)の間の被ばく線量調査(9)でICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(10)を超えた方の割合と死者数(葬式)の増加率を示します。
被ばく線量が多いほど増える死者数
 ※(1)(9)を集計
 図―3 2010年3-9月に対する2015年3-9月の死者数の増減

 福島県内でも汚染が酷い県北地方では有意に死者数が増え、県北地方に比べれば汚染が少ない会津では死者数は増えていません。これは明確な事実です。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 今日(12月24日)はクリスマス、福島県のケーキ屋さんも大忙しのようです。福島市内のあるケーキ屋さんは、「県北産」のイチゴを使ってケーキを作ったそうです(11)。農林水産省の統計(12)を見ると福島県県北地域のイチゴの大半は福島県伊達市と福島市で作られています(13)。福島県の検査結果を調べたのですが(14)、伊達市産と福島市産のイチゴの検査結果は出てきませんでした。福島県は福島産は検査が確りしているので「安全」だと主張していますが(15)、今年のイチゴやイチゴを使ったイチゴケーキは違うみたいです。そして葬式(死者数)も増えています。福島の方は不安だと思います。
 クリスマスに欠かせないのがチキン料理です。福島では「父と子のふれあい教室」を開かれ、親子がローストチキン作りに挑戦したそうです(14)。今晩はケーキとチキンの夕食を取る方も多いと思います。ケーキをご家庭で焼くのは大変ですが、チキン料理ならご家庭でも作れると思います。福島県白河市のスーパーのチラシにも鶏肉が載っていました。福島県は福島産鶏肉は検査されていて安全だと主張していますが(15)、福島産は鶏肉を含めありません。
他県産はあっても福島産が無い福島県白河市のスーパーのチラシ
 ※(16)を引用
 図―4 福島産が無い福島県白河市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県*の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県の推計人口(平成27年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(2)会津 - Wikipedia
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)震災・復興 - 福島県ホームページ中の「2015年7月24日更新平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報」
(8)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(9)第21回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成27年11月30日)の資料について - 福島県ホームページ中の「 資料1 県民健康調査「基本調査」の実施状況について [PDFファイル/963KB]」
(10)ICRP: ICRP Publication 103
(11)"聖夜に笑顔を届けたい" 福島でクリスマスケーキ作り大忙し:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(12)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年
(13)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売を「イチゴ、イチゴ(施設)および伊達市、福島市」で12月24日に検索
(14)検査体制について | ふくしま 新発売。
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(16)店舗・チラシ検索|ベイシア beisia 豊かな暮らしのパートナー
  1. 2015/12/24(木) 19:47:24|
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水産研、ヒラメにセシウムは移らない―最初から結論ありきの実験―

 水産総合研究センターが、原発から約5キロの海域で、放射性物質に汚染されていないヒラメをかごに入れても放射性セシウムが魚の体内に移行しないと結論を得たそうです(1)。だだし試験期間は僅かに3日であり結論が出せるものではありません。(=^・^=)は最初からセシウムが移ったことを確認できないように実験を計画したとしか思えません。
 福島県の地方紙の福島民友社が報じるところによると、水産総合研究センターは12月21日に、福島第一原発から北東、南東それぞれ約5キロの、水深約21メートルの海域で実施。体長約50センチの富山県産ヒラメ4匹を入れたカゴ4個を海底に設置し、12、24、36、72時間後と段階的に1個ずつのカゴを回収、放射性物質の濃度を測った。72時間後に回収したヒラメからは最大で1キロ当たり約0.3ベクレルのセシウムが検出されたとのことです。この結果を持って放射性物質に汚染されていないヒラメをかごに入れて最長で3日間置いても、放射性セシウムが魚の体内に移行しないと結論づけたとのことです(1)。
 さぞや立派な研究かと思ったのですが、発表されたのは12月21日に福島県いわき市で開かれた福島県漁連組合長会議であり、学会誌には載せて無いようです(1)。水産総合研究センターのHP(2)を見たのですがこの件は記載されていません。これでは専門家も含め生物学に知見のあるかかたが内容の詳細を知ることができません。専門家には見られたくないと想像されても仕方がないと思います。
 以下に福島第一原発港湾内のヒラメのセシウム濃度を示します。
100(Bq/kg)オーダーの福島第一港湾のヒラメのセシウム濃度
 ※(3)にて集計
 図-1 福島第一港湾内ヒラメのセシウム濃度

 図に示す通り1キログラム当たりで最大で1千ベクレル程度、最小で10ベクレル程度で概ね100ベクレルのオーダーです。福島原発事故のあった2011年3月11日から図の中心の2015年4月間で約1500日です。この1500日間に均等に汚染されていったとすると、だいたい1日0.1ベクレル、3日で0.3ベクレルです。原発事故直後に比べ海のセシウム濃度は下がっているので最近の上昇率はもっと遅いはずです。実験をする前から3日程度なら最大でも1キログラム当たり0.3ベクレルにしかならないことは分かっていたと思います。
 ではこの実験がセシウム汚染ヒラメが今後は発生しない証明になっているかと言えばなっていません。以下にヒラメの成長の様子を示します。
成長に数年を必要とするヒラメ
 ※(4)にて作成
 図-2 ヒラメの成長の様子

 美味しいとされる重さ2~3kg(5)に成長するには4年以上かかります。4年は1460日なので3日で0.3ベクレル、1日0.1ベクレルとすると4年で基準値の1キログラム当たり100ベクレル(6)を超える146ベクレルのセシウム汚染ヒラメが出来上がります。
 試験期間が最大で3日と極端に短くたとえ回収したヒラメのセシウム濃度が低くても、これを論拠にヒラメがセシウムに移らないと結論づけるのは無理です。試験期間を最大3日とした時点からこの実験は意味がない実験になっています。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 水産総合研究センターは(=^・^=)も支払う税金(国費)で運営されている機関です(7)。なんでそこが無意味な実験をするのかといてば、スポンサー(国)の意向には従うのが通例だと思います。安倍出戻り内閣は福島原発事故の幕引きを図っていると思います。福島県の大部分を占める森林(8)の除染は行わないそうです(9)。
森林除染が実施されない旨を報じる福島県の地方紙・福島民報
 ※(10)を12月22日に閲覧
 図-3 生活圏以外の森林は除染しないと報じる福島県の地方紙、福島民報

安全であろうと無かろうと福島は「安全」でなければならないのです(11)。危険な福島を調べ隔離すればより安全な福島が実現できるのですが。当然ながらスポンサー(国)の意向が働いたと思います。これでは福島の方は不安だと思います。まして福島では避難地域を除けば汚染が酷い県北地域で葬式(死者数)が増えたり、原発事故の放射能汚染から逃げ遅れた旧計画的避難区域では女の子が多く生まれるなどの奇妙な現象が起こっています(12)。
 明日はクリスマス。多くの方がいちごケーキを楽しみにしていると思います。福島県棚倉町はイチゴの産地です(13)。棚倉町あたりのイチゴは甘みが濃厚だそうです(14)。でも、福島県棚倉町のスーパーのチラシにはイチゴを含め福島産はありません。
他県産はあっても福島産が無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ
 ※(14)を引用
 図―4 福島産が無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県棚倉町の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)ヒラメの体内にセシウム移行せず 原発5キロ圏で実験:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)国立研究開発法人水産総合研究センター
(3)報道配布資料|東京電力中の「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内> 」
(4)hirame
(5)ヒラメ|魚攻略ガイド:@niftyつり
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  1. 2015/12/23(水) 19:49:30|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月4週)―福島県漁連20ベクレル、福島県全数ND、いわきのヒラツメガニの検査結果―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。12月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。
  ①検査数1,610件中14件の基準値超え(全体の1%)
  ②平均は、1キログラム当たり4.3ベクレル、最大820ベクレル(宮城県産イノシシ)。
  ③基準超の食品が宮城、群馬で見つかっています。
事故から4年9ヶ月過ぎても見つかるセシウム汚染食品

   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年12月4週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.福島県漁連20ベクレル、福島県全数ND、いわきのヒラツメガニの検査
 福島県漁連によると福島県いわき市で採れたヒラツメガニから1キログラム当たり20ベクレルのセシウムが見つかったそうです(7)。そくで福島県の検査と比較してみました。
福島県漁連の検査ではセシウムが見つかっているのに、セシウムを見つけられない福島県のヒラツメガニの検査結果
 ※1(1)(7)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 ※3 福島県漁連は「県漁連」と略す
 図-2 いわき市産ヒラツメガニのセシウム濃度(福島県漁連と福島県の検査比較)

 図に示すように福島県の検査は全数が検出限界未満(ND:セシウムが見つからない事)ですが、福島県漁連の検査でそこそこセシウムが見つかっています。どちらかの検査がおかしいと思います。お魚には県境は関係ないので、近隣と福島県の検査結果を比較してみました。
福島県内でも避難地域を除けば放射能汚染の酷い伊達市
 ※1(8)の数値データを元に(9)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(10)による
 図―3 宮城県亘理町と福島県伊達市、相馬市、南相馬市

 図-3に示すように宮城県亘理町は福島県近くにあります。そこで宮城県亘理町、茨城県そして福島県のスズキの検査結果を比較してみました。
宮城県亘理や茨城県に比べ低い値が出る福島県のスズキの検査結果
 ※1(1)(7)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 図-4 宮城県亘理町、茨城県と福島県のスズキの検査結果

 どう見ても福島県が検査した福島産スズキの検査結果が低く出ています。このような事が偶然に起こる確率はほぼゼロであることは以前の記事に記載した通りです(4)。汚染源がある福島産が茨城や宮城県亘理町産に比べ低くでるなどあり得ない話です。福島県の検査は宮城県、茨城県そして福島県漁連よりも低くでます。
 他所より低く出る検査で福島産は安全とされています。
 なお、福島県いわき市のヒラツメガニの名誉の為に書き添えるなら、この程度のセシウムは問題ないと思います。ただし安全かといえるかと言えば、他の放射性物質の検査が無いのので言うのは難しいと思います(11)。

2.もうすぐクリスマス、福島島最大のイチゴ産地の検査結果がありません
 もう少しでクリスマスです。イチゴケーキを楽しみにしている人も多いと思います。福島県は全国有数のイチゴの産地だそうです(12)。以下に福島県のイチゴの生産量を示します。
伊達市がトップの福島のイチゴ生産量
 ※(13)を集計
 図-5 福島県のイチゴの生産量

 福島県伊達市がトップです。図ー3に示す様に福島県伊達市の大部分は原発事故から4年9ヶ月過ぎた今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(14)を超えており、避難地域を除けば福島でも放射能汚染が酷い市です。伊達市のイチゴは、霊山などを中心に栽培が盛んだそうです(15)。以下に伊達市の放射線量分布を示します。
伊達市内でも放射能汚染が酷い伊達市霊山町
 ※1(7)の数値データを元に(8)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 霊山の範囲は(16)による。
 図―6 福島県伊達市

伊達市霊山町は旧特定避難勧奨地点も点在し(9)、図―6に示すように放射能汚染が酷い伊達市内の中でも特に放射能汚染が酷い地域です。
 伊達市のイチゴも12月に入りシーズン入りしました(17)。伊達市霊山でもイチゴの収穫が始ままりました(18)。
無検査のまま収穫される伊達市霊山町のイチゴ
※(18)を転載
 図―7 無検査のまま収穫される伊達市霊山町のイチゴ

検査されているか心配です。そこで福島県のイチゴの検査数を調べてみました。
検査結果が無い福島県伊達市産イチゴ
※(19)を集計
 図―8 福島県のイチゴの検査数

 生産量がトップで放射能汚染が酷い伊達市の検査結果がありません。福島産は放射能汚染が酷い産地を避けた検査で出荷されています。

3.相馬市産エゴマのセシウム濃度が急上昇
 福島第一原発では1号機の建屋カバーの解体作業を実施しています(20)。放射性物質が飛び散り、福島産農産物を汚染しないか心配です。福島第一原発の北にある南相馬市産のブロッコリーのセシウム濃度が急上昇したことを先週の記事(4)で紹介しました。そこでその北にある福島県相馬市産エゴマについて調べてみました。
急上昇した福島県相馬市産エゴマのセシウム濃度
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 図-9 福島県南相馬市産エゴマのセシウム濃度

こちらも急上昇です。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表①)とこちら(ブログ図表②)を参照ください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で出荷される福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 これでは福島の方は不安だと思います。まして福島産を避ける人が多い相馬や南相馬市では葬式(死者数)は増えていないのに、避ける人が少ない郡山市や三春町では葬式(死者数)が増えています(21)(22)。
 クリスマスの楽しみと言えばチキン料理もあると思います。福島県川俣町は鶏肉(軍鶏)を町の名物にしています(23)。川俣町のスーパーのチラシにも鶏肉が載っていました。無論、福島産ではありません。
他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ
  ※(24)を引用
 図-10 福島産鶏肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県川俣町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)"食品中の放射性物質の検査結果について(第961報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―宮城・亘理は23、茨城は29、でも福島は12ベクレル、おかしなスズキの検査―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです中の「漁協によるスクリーニング検査結果⇒いわき地区 」
(8)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(10)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島・コウナゴのストロンチウム90は推定12ベクレル
(12)甘酸っぱい幸福感!赤くてかわいい、イチゴ! | ふくしま 新発売。
(13)作物統計調査> 市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年中の「10 果樹 ⇒福島県」
(14)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(15)いちご - みらいのフルーツ - JA伊達みらいのホームページ
(16)伊達市の歴史 - 福島県伊達市ホームページ
(17)ベジフルカレンダー - JA伊達みらいのホームページ
(18)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の死者数10.1%増、原発事故5年目の3-11月、相馬・南相馬は別
(19)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「イチゴ、イチゴ(施設)」で12月22日に検索
(20)1号機原子炉建屋カバー解体作業|東京電力
(21)めげ猫「タマ」の日記 福島・アスパラガスの価格差広がる・当然です。
(22)めげ猫「タマ」の日記 「福島米」避けていないと所では葬式が9%増、避けた所は増えていない。―原発事故5年目―
(23)川俣シャモ - 川俣町公式ホームページ
(24)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2015/12/22(火) 19:41:40|
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