福島第一原発汚染水の10月5週(10月24日から30日)の状況を纏めてました。先週に続き(1)、各所で汚染が見つかっています。
①事故から5年7ヶ月、外洋からは相変わらずの放射性物質
②排水路から法律違反の汚染排水が海へ
③港湾内各所でWHOガイドラインを超えるセシウム137
④地下水バイパス山側井戸のトリチウムが急上昇
⑤地下水ドレン・中継タンクAの放射性物質濃度は排水基準を超えたまま
1.事故から5年7ヶ月、外洋からは相変わらずの放射性物質
以下に福島第一原発沖外洋の放射性物質濃度を示します。

※1(4)(5)(6)にて作成
※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
※3 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質(7)
※4 集計期間内の最大値
図―1 福島第一原発外洋の放射性物質濃度
図に示す通り、事故から5年7ヶ月が過ぎましたが、福島第一起きの外洋からは今週も確り放射性物質が見つかっています。南放水口付近の全ベータの過去最高値は1リットル当たり16ベクレル(4)ですが、今週は同じく15ベクレルで、過去の実績から見て高い値です。以下に南放水口付近の放射性物質濃度の推移を示します。

※(4)にて作成
図―2 南放水口付近の放射線物質濃度
図に示すように下がる気配がありません。近々ではセシウムやトリチウムも見つかっています。事故から5年7ヶ月が経過しましたが、福島の海は汚染されたままです。
2.排水路から法律違反の汚染排水が海へ
福島第一原発構内には幾つもの排水路が走っています(8)。以下に排水路の汚染状況をしめします。

※1(8)を集計
※2 値は1リットル当たりで集計期間の最高値
※3 数値は1リットル当たりのベクレル数
※4 赤丸(
●)はサンプリング地点
図-3 福島第一原発排水路の放射性物質濃度
ストロンチウム90の法定限度は1リットル当たり30ベクレルで(3)、全ベータの半分はストロンチウム90なので、全ベータの法定限度は1リットル当たり60ベクレルです。図に示す通り、K排水路からは法定限度を超えるの1リットル当たり73ベクレルの法律違反の全ベータに汚染された排水が流れました。以下に推移を示します。

※1(8)を集計
※2 NDは検出限界未満を示す。
図―4 K排水路の放射性物質濃度
図に示す通り過去にも法定限度を超えた法律違反の汚染排水が幾度となく海に流れています。やがて外洋に出て福島の海を汚染し続けるはずです。
3.港湾内各所でWHOガイドラインを超えるセシウム137
以下に今週の港湾内の汚染状況を纏めます。

※1 (4)を集計
※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
※3 集計期間内の最大値
※4 SR90はストロンチウム90を示し、採取日は9月19日
図―5 福島第一港湾内の放射性物質濃度
図に示す通り多くの地点でストロンチウム90が見つかっています。湾を経由しストロンチウム90は外洋に流出しているはずです。
セシウム137のWHOのガイドラインは1リットル当たり10ベクレルです。以下に港湾内3地点のセシウム137濃度を示します。

※1(4)を集計
※2 NDは検出限界未満を示す。
図―6 福島第一港湾内のセシウム137濃度
図に示す通り、今月(10月)初旬にWHOのガイドラインを下回ったのですが、今週末に再びこえました。最大は1~4号機取水口内南側で1リットル当たり17ベクレルです。
4.地下水バイパス山側井戸のトリチウムが急上昇
地下水バイパスは、福島第一原発の汚染水対策として原子炉建屋に侵入する前の地下水を事前に汲み上げ汚染水の発生を抑えようとするものです(9)。海に流す水からは「トリチウム」が見つかっているので、(=^・^=)は立派な汚染水だと思います。東京電力は福島第一原発地下水バイパスの山側に井戸を掘って放射性物質濃度を調べています(10)。また地下水バイパスからくみ上げた汚染水の濃度も井戸毎に調べています(11)。以下に放射性物質濃度を示します。

※1 (10)(11)にて作成。
※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
※3 集計期間内の最大値
図―7 地下水バイパスと山側(上流井戸)の放射性物質濃度
地下水バイパスやサブドレンの排水基準は1リットル当たりで
全ベータ 5ベクレル
トリチウム 1500ベクレル
ですので(3)、排水基準を超えた放射性物質が見つかっています。この中で気になったのがE-10のトリチウム濃度です。以下に推移を示します。

※(10)を集計
図―8 E-10井戸のトリチウム濃度
図に示す通り、今週に入り突然の上昇を始めました。この先が心配です。
5.地下水ドレン・中継タンクAの放射性物質濃度は排水基準を超えたまま
福島第一で海岸に水を通さない「壁」を作り海岸から海への汚染水の防止する「海側遮水壁」を完成させました(12)。それまでは「海」に流れていた汚染水が「海側遮水壁」の内側に溜まり放置すると溢れるので、これを汲みあげています(13)。これを「地下水ドレン」と名付けています。以下に地下水ドレンの汲みあげ部分の配置を示します。

※(14)にて作成
図-9 地下水ドレンの井戸と一時保管用のタンク
これを「地下水ドレン」と名付けています。トリチウムの排水基準は1リットル当たり1,500ベクレルで(2)、これを超えると海には流せません。東京電力はトリチウムを取り除くことはできないとしています(13)。以下に地下水ドレンから汲み上げた汚染水うち中継タンクAの放射性物質濃度を示します。

※(14)(15)にて作成
図―10 地下水ドレン中継タンクAの放射性物質濃度
図に示す通りトリチウムは排水基準を超えまたままです。海に流す事が出来ません。このため海岸部(4m盤)から汲み上げた汚染水はタービン建屋に送られ、汚染水増加の要因になっています(16)。以下に海岸部(4m盤)かの汲み上げ量とタービン建屋に送った量を示します

※(16)を転載
図―11 海岸部(4m盤)からの汚染地下水の汲み上げ量とタービン建屋への移送量
図に示す通り汲み上げた汚染地下水の大部分はタービン建屋に送られ、新たな汚染水になっています。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
事故から5年7ヶ月以上が経過しましたが、福島第一の汚染水漏れは収まる気配がありません。これでは福島の皆様は心配だと思いまます。
今年も福島県は福島産米のテレビCMを流しています。その中で福島産米の安全をPRしていました(17)。でも、福島県が福島産米の根拠としてる福島県産米の全数・全袋検査は(=^・^=)が調べた限りでは精度を担保するものがありません(18)。福島県いわき市では温泉の旅館女将(おかみ)の皆さんがお米の収穫をしたそうです(19)。いわき市は新米の季節です。福島県いわき市には「Iwaki Laiki」なるブランド米があるそうです(20)。福島県いわき市産米の全数・全袋検査数は35万件を超えました(21)。同市の人口は約35万人なので(22)、市民が食べるには十分な量です。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(23)を引用
図―12 福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(10月4週)―外洋2地点からトリチウム―(2)
報道配布資料|東京電力(3)
サンプリングによる監視|東京電力(4)(2)中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」
(5)(3)中の「1.海水(港湾外近傍)」
(6)(3)中の「タンクの水漏れに関するモニタリング」⇒「南放水口・排水路」
(7)
めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質(8)(2)中の「福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて 」
(9)
めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の地下水バイパスについて(10)(3)中の「H4エリア周辺観測孔」および「H6エリア周辺観測孔」
(11)(2)中の「福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果 」
(12)
海側遮水壁|東京電力(13)
サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力(14)(2)中の「中継タンクの分析結果」
(15)
X.地下水|東京電力中の「地下水ドレンポンド・中継タンク水質分析」⇒「分析計画名称 地下水ドレンポンド揚水井通常水質分析(H28年度分)」⇒「分析結果 CSV 」
(16)
めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(10月5週)―汚染水タンクが作れません―(17)
TVCM ふくしまプライド。「お米」篇 | ふくしま 新発売。(18)
めげ猫「タマ」の日記 福島産米業務用に好評、TPP早期導入で駆除を!(19)
(20)
いわき市産ブランド米「Iwaki Laiki」好評販売中 | いわき市 観光情報サイト(21)
ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を10月31日に閲覧
(22)
トップページ - いわき市役所(23)
平尼子店 | マルト - 店舗情報
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- 2016/10/31(月) 19:56:52|
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事故から6年目にあたる2016年3-9月の福島県の20代前半の社会増減を集計すると
男性 △848人減
女性 △1,576人減
で、多くの若い女性が福島を去っています。
福島は原発事故によって酷く汚染されました。

※1(1)の数値データを元に(2)に示す手法で10月1日時点に換算
※2 避難区域は(3)による
図-1 原発事故6年目も汚染されたままの福島
図に示す通り広い範囲で国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(4)を超えています。事故から6年7ヶ月以上が過ぎましたが福島は汚染されたままです。若い皆様の反応が気になります。
以下に今年(2016年)3~5月の福島県の社会的増減を示します。

※(5)を集計
図―2 2016年3~9月の福島県の社会的増減
図に示す通り10代後半と20代前半で社会減(転出者が転入者を上回る事)が多くなっています。3~9月の福島の15歳から24歳の社会減を合計すると3,990人になります。新たに成人に達した人口(平成28年1月1日現在20歳の人口)は、推計で19,100人です(12)。15歳から24歳の社会減の人数はこの2割を超えます。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方には福島から踏み出すか、福島を出るか選択を迫られる時でもあります。そして2割を超える方が福島県外からのスタートを決断したようです。
図-2に示すように福島の社会減は20代前半、特に女性に顕著です。以下に20代前半の各年3-5月の社会的増減の推移を示します。

※(6)を集計
図-3 20代前半の各年3-9月の社会的増減
図に示すように20代前半女性の社会減が事故後の6年間、男性の社会減を大きく超えています。改善されるどころか5年目と6年目を比べると悪化しています。20代前半の社会減を見ると
原発事故5年目(2015年3~9月) △1,459人
原発事故6年目(2016年3~9月) △1,576人
で約8%増えています。若い女性の福島から脱出は収まるどころか逆に増えています。このままでは福島は将来のお母さんとなるべき若い女性がいなくなり、子供が生まれなくなります。老人と男だけになって衰退していきます。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島県の地方紙の福島民友は10月26日に発表された国政調査の結果について(7)、10月28日付の社説「【10月28日付社説】人口減と高齢化/ひるむことなく克服の道を」で
「人口減少率トップの秋田県」
と(8)、福島は秋田よりマシのような事を言っていました。でも事態は福島の方が深刻です。秋田県の実行減少率を見ると
2005年⇒2010年 △5.2%
2010年⇒2015年 △5.8%
で、減少率は増えていません。福島県は
2005年⇒2010年 △3.0%
2010年⇒2015年 △5.7%
で(7)、減少率が倍増しています。2010年以降に生じた新たな要因が福島の人口減を大きく加速しています。この要因を取り除かいと福島の少子高齢化を食い止めることはできません。ところが当該社説では
「本県でも例えば、地域資源を生かして収益を上げ、そのお金を交通手段の確保など地域の課題解消に充てるような好循環をつくる取り組みができないか。先進例にも目を配り、活性化の道を探りたい。」
と論じ、2011年に福島に生じた特殊要因は無視しています。これを直視しない福島のマスコミでは福島の皆様は不安になると思います。
国勢調査の数値(7)を見ると人口減少率の第一位は秋田県の△5.8%。2位は福島県の△5.7%でした。秋田の女性は綺麗だと言われています。福島の女性もお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です(9)。秋田の女性も福島の女性も県外に出ても歓迎されると思います。

※(10)をキャプチャー
図―4 福島のリンゴはおいしいと話す福島の綺麗な女性
福島ではリンゴの試食会が開かれました(11)。福島はリンゴの季節です。図に示す通り福島の綺麗な女性は福島のリンゴは美味しいといっています。福島県は福島産リンゴは「安全」だとも主張しています(12)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。

※(13)を引用
図―5 福島産リンゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(2)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(3)
区域見直し等について - 福島県ホームページ(4)
国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について(5)
福島県の推計人口(平成28年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ(6)
福島県の「申(さる)年生まれ」と「新成人」の人口(参考)~平成28年 新年にちなんで~ - 福島県ホームページ(7)
平成27年国勢調査 人口等基本集計結果(確定値)について - 福島県ホームページ(8)
【10月28日付社説】人口減と高齢化/ひるむことなく克服の道を:社説:福島民友新聞社 みんゆうNet(9)
秋田美人 - Wikipedia(10)
ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2016年10月26日(水)放送」
(11)
今年のリンゴもうまい 「くだもの王国・福島」、収穫期迎え試食会:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet(12)
安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ(13)
アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
- 2016/10/30(日) 19:44:42|
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東京電力福島原発はトラブルが多く、トラブル毎に記事にするは面倒なので、まとめて記事にしています。先週につづき(1)、10月5週(10月23日から29日)もしっかりトラブルが起こっています。
①汚染水タンクが作れません
②フランジタンクの解体は停止したまま
③汚染水はこの先も1日500トンづつ増える
④海側凍土壁完全凍結も汲み上げ量は減らず。
⑤今年も熱中症
⑥排気塔には図面に無い構造物が沢山
⑦柏崎刈羽、東北電力は入りません
⑧福島第一のこれからは「秘密会議」で決めます。
1.汚染水タンクが作れません
福島第一ではタービン建屋に地下水が流れ込んだり(2)、東京電力が「4m盤」と呼んでいる海岸部から海洋汚染防止の為に汲み上げた汚染水をタービン建屋に送り込んりで、増え続けています(3)(5)(6)。100万トンを突破したことは先週の記事で伝えしました。放置すると建屋から溢れてしまうので、タービン建屋から汲み上げ
タービン建屋⇒(SARRY)⇒(淡水化装置)⇒SR処理水タンク⇒(ALPS)⇒処理水タンク
に送られます(2)(6)。東京電力は10月27日に最終段の処理水タンク計画の改定案を発表しました(5)。概ね毎週金曜日に汚染水量とタンク容量の実績を発表しています(6)。以下に両者の比較を示します。

※(5)(6)で作成
図―1 処理水の量の計画と実績
図に示す通り計画では汚染水タンクが増えて行くはずでしたが、10月以降をみると実績では増えていません。福島第一の汚染水タンク計画は発表時点で破綻しています。
2.フランジタンクの解体は停止したまま
最終段の処理水タンクに送れない汚染水はどうしているかと言えば、前段のSR処理水タンクに貯めています。以下に計画と実績を示します。

※(5)(6)で作成
図―2 SR処理水の量の計画と実績
図に示す通り、タンク容量も汚染水量も計画を超えています。SR処理水タンクを増設できたかと言えば違うようです。
2014年以前のSARRYは、ストロンチウム90を取り除く機能は無く、セシウムが荒どりされるだけでした(7)。ALPSが動き出したのは2013年3月で(8)、それ以前は福島第一の汚染水はセシウムが荒取りされただけで最終段の汚染水タンクに保管されていました。この汚染水を「濃縮塩水」と呼ばれています(9)。その後にALPSが稼働し(7)、「濃縮塩水」からストロンチウム90を除去する設備もでき(9)、濃縮塩水の量は徐々に減っていきました(6)。ただしタンクから「濃縮塩水」を全て抜き取ることはできずタンクの底に残っています。これを取り除くには濃縮塩水タンクを解体するしかないようです(9)。東京電力は「濃縮塩水タンク」等を解体し、新たな汚染水タンクに置き換える計画を進めています(5)。以下に濃縮塩水タンクとSR処理水タンクの容量の推移を示します。

※(6)を集計
図-3 濃縮塩水タンクとSR処理水タンクの容量
合計すると概ね27万立方メートルで殆ど一定です。一度は利用を終えた濃縮塩水タンクをSR処理水タンクとして再利用しています。本来あれば解体する筈の中古タンクを、汚染水タンクの増設ができないので、再利用するその場しのぎの状態が続いています。
3.汚染水はこの先も1日500トンづつ増える
先月までは東京電力は福島第一原発の汚染水増加量は一日当たり500トンから間もなく250トンに半減すると言い続けていました(10)。ところが10月27日の発表では、しばらくは一日当たり500トンに訂正しました。

※(5)を引用
図―4 一日500トンの増加がしばらく続くとする東京電力発表資料
東京電力の計画は当てにならないようです。
4.海側凍土壁完全凍結も汲み上げ量は減らず。
凍土壁は福島第一のタービンや原子炉建屋の回りを氷の壁で囲い地下水の流れを阻止し、汚染水の増加を抑止しようとするものです(11)。その第一段階として3月31日より海側の凍土壁の凍結を開始しています(12)。現在、海洋への汚染水流出を抑える為にタービン建屋の海側に海側遮水壁等の「壁」を作り海への汚染水の流れを阻止する試みがなされています。

※(35)を転載
図―5 サブドレン、凍土壁、地下水ドレン、海側遮水壁
放置すると溢れてしまうので、地下ドレンピット、ウエルポイント(13)あるいは、汲み上げ車両(パキュームカー)(3)で汲み上げています。これらの汲みあげは「4m盤」からの汲みあげと総称されています(14)。汚染水の増加を抑えるには海岸部(4m盤)からの汲みあげ量を減らす必要があります。東京電力は減らす対策として「凍土壁」に期待を寄せています(15)。東京電力は海側凍土壁の凍結に成功したと発表しました(16)。以下に海岸(4m盤)からの汲み上げ量と、汲み上げた汚染地下水のうちタービン建屋に送った量の推移を示します。

※(3)(5)にて作成
図―6 海岸部(4m盤)からの汚染地下水の汲み上げ量とタービン建屋への移送量
東京電力は海側凍土壁が完成すれば、海岸部(4m盤)からの汲み上げ量は1日当たり70トンまで減ると主張しているのですが(14)、図に示す通り海側凍土壁が完成しても、3倍程度の200トンを超える汚染地下水を汲み上げています。図に示す通り汲み上げた汚染水の大部分はタービン建屋に送っているので、これからも汚染水は増え続けます。
5.今年も熱中症
福島第一の廃炉作業は過酷なようです。夏になると過去5年間、毎年のように下請けさんが熱中症になっています。東京電力の発表によると今年も4人の方が熱中症になったそうです(17)。
6.排気塔には図面に無い構造物が沢山
福島第一原発の排気塔内部で「梁」ような物が見つかり、排気塔の内部調査を中止せざるを得なくなった旨を先週の記事に書きました。その後に追加の調査結果が発表になりました。図面にない色々な物が見つかったそうです(18)。

※(18)を引用
図―7 福島第一の排気塔で見つかった「図面に無い物」
以下に模式図を示します。

※(18)を引用
図―8 福島第一の排気塔で見つかった「図面に無い物」(模式図)
7.柏崎刈羽、東北電力はいりません
東京電力は新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を目指していますが、新潟県に再稼働に慎重な知事が誕生したしたため、当面は再稼働が見込めなくなりました。そのため安倍出戻り内閣は柏崎刈羽原発を分社化し、どこかに「身売り」して東京電力の看板を外す計画をたてました。あてにしている身売り先は東北電力です(19)。
これについて東北電力の社長は10月27日の定例記者会見で、経済産業省が検討する東京電力の原子力事業分社化を巡り、新会社を東北電と提携させる構想が浮上していることについて「他社との連携は全く念頭にない」と述べ、実現に否定的な考えを強調したそうです(20)。東北電力は柏崎刈羽原発はいらないようです。
8.福島第一のこれからは「秘密会議」で決めます。
東京電力の経営改革や福島第1原発の廃炉支援策を検討する経済産業省の有識者会合「東京電力改革・1F(福島第1原発)問題委員会」が、開催自体を公表していない非公式の会合を複数回開き、廃炉費用の試算や東電の支援策など重要案件を議論していたことが10月27日、分かったそうです(21)。

※(22)を引用
図―9 福島第一の「秘密会議」を報じる福島県の地方紙・福島民友
東京電力は隠ぺい体質ですが(23)、安倍出戻り内閣も隠ぺい体質です。しかたが無い事です。トップの安倍出戻り総理は凄い嘘つきです(24)。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
トラブル続の福島原発では福島の皆様は不安だと思います。現福島県知事が就任してから間もなく2年になろうとしています(25)。現知事になって変った事に、知事がスーパーのチラシに登場するようになった事があります。

※(26)を引用
図―10 スーパーのチラシに登場する福島県知事
それだけ福島の皆さんの福島産離れが進んでいると思います。
福島県は福島産米のテレビCMを流しています。その中で福島産米の安全をPRしていました(27)。でも、福島県が福島産米の根拠としてる福島県産米の全数・全袋検査は(=^・^=)が調べた限りでは精度を担保データがありません(28)。福島市は新米の季節です。福島県郡山市産米の全数・全袋検査数が約 74万件になりました(29)。福島県のトップです。福島県郡山市の人口は約35万人なので(30)十分な量です。福島県郡山市のお米はあさか舞といって、本当に美味しいそうです(31)。でも福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(32)を引用
図―11 福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(10月4週)―福島第一汚染水100万トン突破―(2)
原子炉の安定化|東京電力(3)
報道配布資料|東京電力中の「建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移 」
(4)
中長期ロードマップ|東京電力中の「中長期ロードマップの進捗状況」
(5)(4)中の「2016年10月27日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第35回事務局会議)⇒
【資料3-1】汚染水対策(22.7MB)」
(6)
プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(7)
めげ猫「タマ」の日記 SR処理水について(8)
多核種除去設備(ALPS)におけるホット試験の開始について|東京電力(9)
RO濃縮水処理設備について - 東京電力(10)(4)中の「2016年9月29日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第34回事務局会議)⇒
【資料3-1】汚染水対策(27.8MB)PDF ※2016/10/11 更新(11)
陸側遮水壁|東京電力(12)
2016年3月31日 福島第一原子力発電所 陸側遮水壁の凍結運転開始についてPDF (13)
めげ猫「タマ」の日記 凍土壁が失敗した訳(14)
第47回特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会中の「
資料3:陸側遮水壁(山側)の一部閉合[東京電力]【PDF:2MB】」
(15)
サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力(16)
2016年10月27日 陸側遮水壁の状況(第一段階フェーズ2)(PDF 10.8MB)(17)(4)中の「2016年10月27日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第35回事務局会議)⇒
【資料3-7】労働環境改善(4.15MB)」
(18)(4)中の「2016年10月27日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第35回事務局会議)⇒
【資料4】1/2号機排気塔周辺における線量調査結果について(2.03MB)(19)
めげ猫「タマ」の日記 新潟は新知事初登庁・安倍出戻り内閣は東電原発事業の子会社化、それより廃炉を!(20)
<東北電>東電との原子力提携を否定 | 河北新報オンラインニュース(21)
東電委、廃炉費用など密室議論 非公式会合を複数回:主要:福島民友新聞社 みんゆうNet(22)
福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-を10月27日に閲覧
(23)
原発事故と東電の隠蔽体質|WEBRONZA - 朝日新聞社(24)
めげ猫「タマ」の日記 嘘つき安倍出戻り総理(2016)(25)
内堀雅雄 - Wikipedia(26)
イオン福島店(27)
TVCM ふくしまプライド。「お米」篇 | ふくしま 新発売。(28)
めげ猫「タマ」の日記 福島産米業務用に好評、TPP早期導入で駆除を!(29)
ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を10月27日に閲覧
(30)
郡山市の現住人口/郡山市(31)
郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市(32)
2016年10月27日(木)発行の鎌倉屋折込チラシです。
- 2016/10/29(土) 19:44:53|
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福島県のひらた中央病院の発表(1)を集計すると、福島県郡山市・三春町では7割近くの方が福島産を許容すると回答していますが、相馬・南相馬市では約7%です。両地区の原発事故前年(2010年)3~9月と6年目(2016年)3~9月の葬式(死者)の数を比較すると、
7割近くが福島産を許容する郡山市・三春町 8.2%増
約7%が福島産を許容する相馬市・南相馬市 △1.2%減
です。郡山市・三春町では統計的な差があります。これでは原発事故6年目も「福島産、食べて応援、あの世行」て感じです。
福島は福島原発事故によって福島は汚染されました。

※1 (3)のデータを(4)に示す手法で10月1日に換算
※2 避難区域は(5)による
図-1 郡山市・三春町、相馬市・南相馬市といわき市
図に示す通り事故から5年7ヶ月以上が経過していますが、福島では国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(6)地域が広がっています。多くの方が福島産を恐れ避けているはずです(7)。これを福島県、東京電力、安倍出戻り総理は「風評被害」と呼んでいますが(8)(9)(10)、信じて良いのでしょうか?この方達は原発事故前は「原発は安全」と言っていました(11)(12)(13)。安倍出戻り総理は「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に
万全を期しているところである。」とまで言っていまあす(13)。でもその後の事故報告書で
万全期していない事が明らかになりました(14)(15)。彼らの言葉を信じて良いか(=^・^=)は疑問です。
福島産に対して福島県内でも地域に温度差があるようです。福島県が2011年産米を10月に安全宣言をしたにもかかわらず(16)、その後に当時の「暫定基準」を超える汚染米が次々に見つかりました(17)~(29)。(=^・^=)が調べた限りでは、高い物は現在の基準値の1キログラム当たり100ベクレル(30)の15倍以上の1キログラム当たり1,540ベクレルです(25)。それでも、福島県郡山市は福島産米は「安全」だとし2011年末より福島産米を学校給食で使いだしました(31)。一方で南相馬市の学校給食の食材を見るとお米は福島産以外を使用しているようです(32)。

※(33)を引用
図―2 福島産米以外を使用している南相馬市の給食
相馬市の給食も福島産食材は少ないようです(34)。
こうした温度差は福島県ひらた中央病院が発表したアンケート結果に見ることができます。以下に福島産に対するアンケート結果を示します。
表―1 「福島産を避けていますか?」のアンケート結果
※1 ①~④は(1)による。
※2 ⑤は⑤=①-②-③+④で計算
※3 ⑥は⑥=⑤÷⑥×100で計算
※4 ⑥は福島産野菜も米も許容している人の割合

表に示す通り郡山市・三春町では7割近い67.4%方が福島産野菜も米も許容していますが、相馬・南相馬市では許容している方は7.1%です。いわき市は36.8%でその中間です。郡山と三春、相馬と南相馬を統合して扱ったのは図―1に示す様に接しているからです。表―1に見てとれる通り郡山・三春は福島産に対し寛容です。葬式(死者数)が増えていないか気になります。以下に各年3月から9月までの葬式(死者)数を示します。

※1(2)を集計
※2 震災犠牲者は(34)による。
図-2 郡山・三春の葬式(死者)数
図に示す通り、事故以降に葬式が増えています。
以下に相馬・南相馬市の葬式(死者)数を示します。

※1(2)を集計
※2 震災犠牲者は(34)による。
図-3 相馬・南相馬の葬式(死者)数
震災で多くの犠牲者を出し、翌年は増えたのですがその後は増えていません。以下にいわき市の葬式(死者)数を示します。

※1(2)を集計
※2 震災犠牲者は(34)による。
図-4 いわき市の葬式(死者)数
震災で多くの犠牲者を出し、その後も少し増えていますが、(=^・^=)が計算した限り統計的な差はありません。
以下に事故前(2010年3月~9月)と6年目(2016年3月~9月)の数値を示します。
表―2 事故前(2010年3月~9月)と6年目(2016年3月~9月)の葬式(死者)数
※(2)を集計

表に示す通り
7割近くが福島産を許容する郡山市・三春町 8.2%増
約7%が福島産を許容する相馬市・南相馬市 △1.2%減
です。郡山市・三春町についてこのような事が起こる確率を計算したら1.7%であり、5%を下回っているので、統計的な差があります(35)。
以下に表―1,2より作成した福島産を許容する割合と事故前に対する葬式(死者数)の増加率を示します。

※表―1,2より作成
図―5 事故前(2010年3月~9月)に対する6年目(2016年3月~9月)の葬式(死者)の増加率と福島産を許容する割合
図に示す通り福島産を許容する程に葬式が増えています。これでは原発事故6年目も、「福島産、食べて応援、あの世行」って感じです。
以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―3 偶然に起こる確率の計算結果
※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事による

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
図―1に示す通り、事故から5年7ヶ月以上を経ても福島は汚染されたままです。福島の皆様は不安な日々を送られていると思います。
福島県は福島産米のテレビCMを流しています。その中で福島産米の安全をPRしていました(36)。でも、福島県が福島産米の根拠としてる福島県産米の全数・全袋検査は(=^・^=)が調べた限りでは精度を担保データがありません(37)。福島は新米の季節です。福島県相馬市産米の全数・全袋検査数が10万件を超えました(38)。福島県相馬市の人口は35,863人なので(39)市民が食べるには十分な量です。福島県相馬市当たりのお米は銘柄米だそうです(40)。でも福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(41)を引用
図―6 福島産米が無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県相馬市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ(2)
福島県の推計人口(平成28年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ(3)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(5)
区域見直し等について - 福島県ホームページ(6)
国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について(7)
めげ猫「タマ」の日記 「基準値以下でも放射能汚染の低い物をが良い」は42%―消費者庁アンケート―(8)
福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ(9)
風評被害対策について - 東京電力(10)
平成28年6月3日 福島県下訪問 | 平成28年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ(11)
福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ(12)
福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所の耐震安全性評価結果中間報告書(改訂版)等の一部修正ならびに修正版の経済産業省原子力安|TEPCOニュース|東京電力(13)
衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書(14)
日本政府、事故調、東京電力発表報告書(15)
国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ(16)
どうなる福島のコメ ~安全宣言は出たものの~ - NHK クローズアップ現代+(17)
食品中の放射性物質の検査結果について(第248報) |報道発表資料|厚生労働省(18)
食品中の放射性物質の検査結果について(第256報) |報道発表資料|厚生労働省(19)
食品中の放射性物質の検査結果について(第258報) |報道発表資料|厚生労働省(21)
食品中の放射性物質の検査結果について(第262報) |報道発表資料|厚生労働省(22)
食品中の放射性物質の検査結果について(第266報) |報道発表資料|厚生労働省(23)
食品中の放射性物質の検査結果について(第267報) |報道発表資料|厚生労働省(24)
食品中の放射性物質の検査結果について(第274報) |報道発表資料|厚生労働省(25)
食品中の放射性物質の検査結果について(第280報) |報道発表資料|厚生労働省 1540
(26)
食品中の放射性物質の検査結果について(第285報) |報道発表資料|厚生労働省 (27)
食品中の放射性物質の検査結果について(第294報) |報道発表資料|厚生労働省(28)
食品中の放射性物質の検査結果について(第300報) |報道発表資料|厚生労働省(29)
食品中の放射性物質の検査結果について(第300報) |報道発表資料|厚生労働省(30)
食品中の放射性物質への対応|厚生労働省(31)
JA郡山市|事業PR(32)
学校給食食材等放射能分析結果(平成28年10月) - 南相馬市中の「
•学校給食食材等放射能分析結果 グループD [67KB pdfファイル]」
(33)
福島県相馬市教育委員会(34)
平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ(35)
有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書(36)
TVCM ふくしまプライド。「お米」篇 | ふくしま 新発売。(37)
めげ猫「タマ」の日記 福島産米業務用に好評、TPP早期導入で駆除を!(38)
ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を10月28日に閲覧
(39)
福島県相馬市ホームページ(40)
特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来(41)
Webチラシ情報 | フレスコキクチ中の「相馬店」
- 2016/10/28(金) 19:50:22|
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全村が避難区域に指定されている福島県飯舘村(1)の9月の赤ちゃん誕生数は
男の子 2人
女の子 5人
で女の子が多くなっています(2)。これでは数が少ないので、福島原発事故以降の2011年3月から16年7月までの赤ちゃん誕生数を集計すると
男の子 126人
女の子 167人
で、女の子が多くなっています。川俣町、葛尾村も飯舘村と同様に避難区域は主に旧計画的避難区域なので、これを含め集計すると2011年3月から16年7月までに生まれた赤ちゃんは
男の子 305人
女の子 409人
で女の子が多く生まれています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.01%で、偶然で説明するのは無理です。通常は男の子が多く生まれるの(3)で異常な事態です。
福島県飯舘村は福島県北部に位置する山村です(4)。

※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で8月1日時点に換算
※2 避難区域は(1)による
図-1 福島県飯舘村と旧計画的避難区域
図に示す通り、国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(7)を大きく超えており、原発事故から5年7ヶ月以上が経過した今も汚染されたままです。避難地域に指定されたのは事故から1ヶ月後の2011年4月11日で、避難が完了したのが同年6月22日で(3)、いわば逃げ遅れた「村」です。
福島県飯舘村の9月の赤ちゃん誕生数は
男の子 2人
女の子 5人
で女の子が多くなっています。以下に福島県飯舘村の原発事故以降の累積の赤ちゃん誕生数をしめします。

※1(2)を集計
図―2 福島県飯舘村の赤ちゃん誕生数
福島原発事故以降の2011年3月から16年7月までの赤ちゃん誕生数を合計すると
男の子 126人
女の子 167人
で、女の子が多くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1.7%で5%いかなので、統計的な差があるといえます(8)。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果(飯舘村)
※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(9)による。

計画的避難区域は飯舘村以外にも設定されましたが、このうち川俣町の避難区域全域と葛尾村の避難区域の大部分が旧計画的避難区域です(1)。以下に飯舘村・川俣町・葛尾村の3町村合計の赤ちゃん誕生数を示します。

※1(2)を集計
※2 2016年は7月まで
図―3 川俣町・飯舘村・葛尾村の合計の赤ちゃん誕生数
図に示す通り事故前の1年間は通常通り(3)男の子が多く生まれていますが、事故は女の子が多く生まれるようになりました。事故後の2011年3月から16年7月までの川俣町・飯舘村・葛尾村の合計の赤ちゃん誕生数は
男の子 305人
女の子 409人
です。このような事が偶然に起こる確率を計算すると0.01%でした。偶然を主張するには無理があります。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果
※ 計算方法は(9)による。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
男の子でも女の子で生まれて来れば良いと考える方が多いと思います。まして福島県の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。

※(10)を引用
図―4 「産めなくなったら」と訴える飯舘村の綺麗な女性
でも心配な事があります。 福島県県民健康管理調査によれば、48.1%の方が放射線は「次世代への(遺伝的)影響の可能性が高い」と回答しています(11)。 福島では遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマスが見つかりました(12)。
放射線の影響は「積算線量」が重要だそうです(13)。福島の放射線量は下がっていますが、「積算線量」は確実に増え続けています。これまで見つからなかった事が5年後に出てきても不思議はありません。
福島県の県放射線健康リスク管理アドバイザーの高村昇氏は福島県の地方紙の福島民報に、広島や長崎の二世調査の結果から
「次世代への影響は考えにくいと思われます。」
と寄稿しています(14)。でも遺伝には孫の世代で見える「隔世遺伝」があります(15)。このような遺伝は「二世調査」では分かりません。
放射性影響研究所は広島や長崎の原爆投下で遺伝的な影響が生じていない根拠として
①赤ちゃんの男女比に異常が起きていない。
②自然死産の増加が認められない
ことを上げています(16)。以下に福島県の自然死産率の推移を示します。

※(17)を転載
図―5 福島県の自然死産率の推移
赤ちゃんの男女比は本文に書いた通りです。福島では広島や長崎では見つからなかったことが福島では起きています。広島や長崎のデータを元に福島は「安全」と主張しても成立しません。
福島の皆様の遺伝的影響を心配する声(11)に答えるためでしょうか?福島で遺伝子の異常の有無を調べる福島ゲノム計画が2012年提唱されました。計画でな2013年度から調査を開始し、来年度(2017年度)に終える計画でした(18)。計画が提唱されて4年になりますが、進められているようなニュースを(=^・^=)は知りません。いつの間にかうやむやになった感じです。
旧計画的避難区域が主な避難区域である自治体で生まれて来る赤ちゃんの男女比が狂ったことは福島県当局も認識しているともいます。福島県放射線健康リスク管理アドバイザーを自称するかたから「攻撃」を受けた事があります(19)。自称される方のコメントを見ると放射線生物や分子生物学についてよく知っており、普通の方が偽装するのは無理です。福島では怪しげな事は封印されるようです。これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島県は福島産米のテレビCMを流し始めました。その中で福島産米の安全をPRしていました(20)。でも、福島県が福島産米の根拠としてる福島県産米の全数・全袋検査は(=^・^=)が調べた限りでは精度を担保データがありません(21)。福島市は新米の季節です。福島県郡山市産米の全数・全袋検査数が約 68万件になりました(22)。福島県郡山市の人口は約35万人なので(23)十分な量です。福島県郡山市のお米はあさか舞といって、本当に美味しいそうです(23)。でも福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(24)を引用
図―6 福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
区域見直し等について - 福島県ホームページ(2)
福島県の推計人口(平成28年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ県の推計人口(平成28年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)
出生性比(4)
飯舘村 - Wikipedia(5)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(6)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(7)
国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について(8)
有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書(9)
めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について(10)
承太郎のブログ: 飯舘村の女子高生「子供が産めない体になるのではないかと不安」(11)
県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ(12)
めげ猫「タマ」の日記 福島に遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマス現る。(13)
放射線の健康への影響は積算線量が決める(14)
放射線 放射性物質 Q&A これから生まれる子どもに被ばくの影響は | 東日本大震災 | 福島民報(15)
隔世遺伝 - Wikipedia(16)
原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所(17)
めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍(18)
(新)福島におけるゲノム解析による放射線遺伝影響調査(福島ゲノム調(19)
めげ猫「タマ」の日記 根拠をねつ造する放影研(20)
TVCM ふくしまプライド。「お米」篇 | ふくしま 新発売。(21)
めげ猫「タマ」の日記 福島産米業務用に好評、TPP早期導入で駆除を!(22)
ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を10月27日に閲覧
(23)
郡山市の現住人口/郡山市(24)
郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市
- 2016/10/27(木) 19:44:03|
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地元の原発に再稼働に慎重な新潟県の新知事が昨日(10月25日)に初登庁しました(1)(2)。そして安倍出戻り内閣は東京電力の原発事業の子会社を発表しました。他社との再編を進めやすくするねらいだそうです(3)。柏崎刈羽原発から「東京電力」のレッテルを外し、再稼働に持ち込む戦術だと思いますが、上手く行かないと思います。(=^・^=)の負担を少なくするには、柏崎刈羽原子力発電所の廃炉がベストです。
東京電力柏崎刈羽原子力発電所は、東京電力が電気を供給していない新潟県(4)にあります(5)。現在(2016年10月時点)、原子力規制委員会で新規制基準適合性審査(安全審査ではありません)が進められています(6)。一部には年明けにも審査合格の見込みとの報道があります(7)。柏崎刈羽原子力発電所の再稼働は東京電力の再建の要です(8)。再稼働には知事の同意が必要なようです(9)。10月17日に知事選挙が行われ(10)、NHKは野党系候補の応援弁士には共産党幹部、遊説先は共産党系施設との露骨な放送をしたり(11)、「赤旗を県庁に立たせてもいいのですか?」とのビラが配らたりとかかなり(12)露骨な努力がなされたのですが、報われる事はなく柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に慎重な野党系候補が当選しました(10)。これでたとえ新規制基準適合性審査に合格しても再稼働は見通せなくなりました(9)。
新潟県の新知事が昨日(10月25日)に発登庁しました(1)(2)。

※(2)をキャプチャー
図―1 初登庁後に県職員に訓示する新潟県知事
これで彼の任期の4年かは、審査に合格しようがしまいが柏崎刈羽原子力発電所の再稼働は非常に厳しい状況になりました。
先の選挙で新知事に投票した方には、原発そのものに反対な方と、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働のみに反対の方と二つあると思います。柏崎刈羽原子力発電所の再稼働には反対の理由は(=^・^=)が想像するに
①身近にある柏崎刈羽原発が事故ったら怖い
②事故を起こした東京電力の発電所である
③自分達に電気を供給しない東京電力の発電所である
だと思います。こうした事を見極めてか、
「東電ホールディングスから原子力事業を切り離して事業会社を設立し、他社と連携しやすくする。事故当事者としての不信感を払拭し柏崎刈羽原発の再稼働につなげる考え。」
として、経済産業省は10月25日、東京電力福島第1原発(1F)の廃炉費用支援を有識者が議論する「東電改革・1F問題委員会」で、東電の原子力事業を分社化する案を示しました(3)(11)。

※(14)を引用
図―2 東京電力の原発事業分社案・福島第一の廃炉費用は年数千億円と報じる福島県の地方紙・福島民報
柏崎刈羽原発から「東京電力」の看板を外し、新潟の皆さんの反発を抑え、再稼働に持ち込もうとの作戦の様です。身売り先には東北電力が狙われているようです。
※(15)を引用

図―3 「東北電力との提携構想」と報じる福島県の地方紙・福島民友
東北電力の原子力発電所は先の震災で事故を起こしませんでしたし(16)、新潟に電気を供給いています(17)。東京電力の原子力発電所との「反発」を抑えるには最適な提携先です。
以下に原子力発電専門の発電会社である「日本原電」(18)の発電量の推移を示します。

※(19)を集計
図―4 日本原電の発電量
図に示す通り原発事故以降に殆ど発電をしていません。以下に日本原電の営業費用を示します。

※(19)(20)を集計
図-5 日本原電の営業費用
図に示す通り、原発事故以降に発電量は「0」になりましたが、営業費用はそれ程には減っていません。原子力発電所は発電しようがしまいが一定の経費がかかります。柏崎刈羽原子力発電所を引き取るなら、電力の確実な販売先が必要です。
以下に東北電力の今年度の電力販売量を示します。

※(21)で集計
図―6 東北電力の電力販売量
図に示す通り、季節・時間で大きく変動しています。少ない時は600万kW程度です。この辺りが、東北電力が所有しうる原子力発電の許容量です。東北電力は、女川1号(出力52.4万kW)、女川2号・3号(共に出力82.5万kW)、東通1号(出力110万kW)(17)の合計327.4万kWの原子力発電所を所有しています。柏崎刈羽原発の合計出力は821.2万kWで(22)、合計すると1148.6万kWです。これだけの電気を東北電力が安定的に販売できなければ、柏崎刈羽を引き取っても赤字です。図―6に示すように東北電力はそのような販売先がありません。福島民友はこの件について、10月25日の朝刊で
「東北電は『現実的には考えられない』(幹部)と否定しており、実現するかは不透明だ。」
と報じています(19)。

※(19)を引用
図―7 東北電は「(柏崎刈羽)現実的には考えられない」と報じる福島民友
2007年7月16日の中越沖地震で、柏崎刈羽原子力発電所のある刈羽村の震度は6強で、マグニチュードは6.8でした(23)。この時は、柏崎刈羽原子力発電所も放射能漏れ事故をお越し(22)、大変な被害が出しました(23)。

※(24)を引用
図―8 煙もくもくの柏崎刈羽原子力発電所
この記憶は新潟の皆さんの記憶に残っていると思います。東京電力の看板を外したくらいで再稼働できるとも思えません。
図―2に示すように
「経済産業省は25日、東京電力福島第1原発の廃炉に必要な資金が現状の年間800億円から数千億円に拡大するとの試算を明らかにした」(25)。
とのニュースも流れました。このようなお金が東京電力にあるとは思えないので、いずれは国費(税金)か電気料金への上乗せかで(=^・^=)も負担せざるを得なくなると思います。だとしたら、少しでも負担を小さく欲しいと思います。図―5に示す様に原子力発電所は運転しようは止まっていようが「費用」が掛かります。だったら再稼働の見込みの無い原子力発電所は、とっと廃炉にし(=^・^=)の負担を少しでも減らして欲しいと思います。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島第一原発事故の費用が総額いくらになるかはまだ分かりませんが、莫大なものになるのは確かです(26)。東京電力にはそのようなお金は無いので、いずれは「国民負担」になると思います。だったら、費用を抑えるべきです。でも、安倍出戻り内閣は実現可能性の薄いシナリオを考え、発電できない原発の温存をくわだてています。このような方が、総理をしていては福島の皆様は不安だと思います。
今年も福島県は福島産米のテレビCMを流しています。その中で福島産米の安全をPRしていました(27)。でも、福島県が福島産米の根拠としてる福島県産米の全数・全袋検査は(=^・^=)が調べた限りでは精度を担保データがありません(28)。福島市は新米の季節です。福島県喜多方市産米の全数・全袋検査数が約 30万件を超えました(29)。喜多方市の人口は約5万人なので十分な量です(30)。福島県喜多方市産米をはじめとする会津米は極上だそうです(31)。でも、福島県喜多方市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(32)を引用
図―9 福島産米が無い福島県喜多方市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県喜多方市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
米山新潟県知事が初登庁 「福島事故検証進める」 - 共同通信 47NEWS(2)
米山新知事が初登庁 記者会見 - NHK新潟県のニュース(3)
東電原子力事業の分社化「議論の俎上に」 経産相 :日本経済新聞(4)
【経済インサイド】電力自由化、仁義なき戦い 東京電力が東北電力エリアの新潟に進出!? 柏崎刈羽原発再稼働の切り札か?(1/4ページ) - 産経ニュース(5)
発電所の概要|柏崎刈羽原子力発電所|東京電力(6)
柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の新規制基準適合性審査への対応状況|東京電力ホールディングス株式会社(7)
会田柏崎市長が4選不出馬を表明 健康上の理由 - 産経ニュース(8)
新潟知事の出馬撤回 東電柏崎刈羽再稼働に追い風か 東電再建に節目(1/2ページ) - 産経ニュース(9)
新潟知事「福島事故検証中、原発再稼働議論せず」 就任会見 :日本経済新聞(10)
2016年新潟県知事選挙 - Wikipedia(11)
めげ猫「タマ」の日記 NHKのネガティブキャペーン、新潟知事選・野党統一候補は共産党の候補(12)
原発天王山選挙 新潟県知事選最終情勢はまさかの展開 | 日刊ゲンダイDIGITAL(13)
経産省が東電原子力事業分社化案 原発再編で経営改善:科学・環境:福島民友新聞社 みんゆうNet(14)
福島民報を10月25日に閲覧
(15)
福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-(16)
asahi.com(朝日新聞社):なぜ女川原発は無事だった 津波の高さは福島と同程度 - 東日本大震災(17)
東北電力 - Wikipedia(18)
日本原子力発電 - Wikipedia(19)
財務状況 | 日本原子力発電株式会社(20)
めげ猫「タマ」の日記 選挙が終われば原発合格(21)
過去実績データのダウンロード | 東北電力(22)
柏崎刈羽原子力発電所 - Wikipedia(23)
新潟県中越沖地震 - Wikipedia(24)
博多っ子の元気通信:次々と明るみに出る柏崎刈羽原発の被害状況 - livedoor Blog(ブログ)(25)
<福島第1>廃炉費用 年数千億円に拡大 河北新報(26)
めげ猫「タマ」の日記 福島第一原総費用17兆円突破―でもまだまだ増える―(27)
TVCM ふくしまプライド。「お米」篇 | ふくしま 新発売。(28)
めげ猫「タマ」の日記 福島産米業務用に好評、TPP早期導入で駆除を!(29)
ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を10月25日に閲覧
(30)
喜多方市ホームページ(31)
沖縄県へ米のトップセールスを実施 - 喜多方市ホームページ(32)
ヨークベニマル/お店ガイド
- 2016/10/26(水) 19:49:29|
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食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。10月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
①検査数1,263件中1件の基準超え
②平均は、1キログラム当たり1.3ベクレル、最大170ベクレル(福島県産ヤマメ)。

※1 牛肉を除く
※2 単位については(5)を参照
図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2016年10月4週)
色分けは以下の通りです。
赤マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
橙出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
黄基準値超えの食品が見つかった県
危険なセシウム汚染食品が福島で見つかっています。今週のデータからは以下の特徴が読み取れます。
①茨城産クロダイからセシウム、福島は件全数ND
②福島でフェイジョアの収穫開始・検査結果はありません
③福島・大滝根川のヤマメから過去最高のセシウム
1.茨城産クロダイからセシウム、福島は19件全数ND
茨城産クロダイから1キログラム当たり80ベクレルのセシウムが見つかったのに、福島産クロダイは全数NDとの事実を先週の記事でお伝えしました。茨城県と福島県は今週も検査結果を発表しましたので(7)(9)、更新します。茨城産クロダイは今週もセシウム入りでした(7)。

※1(1)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
※3 日付けは捕獲日
※4 2016年度分を集計
図―2 クロダイのセシウム濃度
厚生労働省の発表(1)を見ると1キログラム当たりで、
宮城産 52ベクレル(10)
茨城産 80ベクレル(11)
ですが、福島産クロダイは19件全て検出限界未満(ND)です。海は繋がっているに、汚染源がある福島産が低くでるなどおかしな話です。
福島産クロダイを検査したのは福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センター(12)で、中立性に疑問があります。福島県農業総合センターは消費地の検査を除き、全ての福島産農水産物の検査を実施しています(1)。福島産は宮城や茨城の検査より低く出る検査で安全とされ出荷されます。
2.福島でフェイジョアの収穫開始・検査結果はありません
フェイジョアは南米原産のフトモモ科の常緑低木。果物として食用に栽培される他、庭木や生垣用としても評価が高いそうです(13)。福島県のローカルTV局のFCTが伝える所によると、福島も収穫が始まったそうです。

※(14)をキャプチャー
図―3 福島でフェイジョアの収穫開始を報じるFCT
検査結果が気になります。厚生労働省の発表(1)や福島県のサイト(15)を見たのですが、検査結果が出て来ません。
福島産は検査されていなくても、検査されていて「安全」として出荷されます(16)。
3.福島・大滝根川のヤマメから過去最高のセシウム
大滝根川(おおたきねがわ)は、福島県中部を流れる阿武隈川水系の一級河川です。大滝根山を源に田村市を流れ、郡山市で阿武隈川と合流します(17)。途中には農業用水にも利用される三春ダムがかり(18)、ダム湖の湖底の土壌から1キログラム当たり1,400ベクレル程度のセシウムが見つかっています(19)。
以下に福島・大滝根川のヤマメのセシウム濃度の推移を示します。

※1(1)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
※3 日付けは捕獲日
※4 2011年の検査結果は無い
図―4 福島・大滝根川のヤマメのセシウム濃度
図に示す通り急上昇しました。今年3月には検出限界未満(ND)だったのですが、10月24日の厚生労働省の発表(3)によると1キログラム当たりで
No255 10月8日採取 170ベクレル
で(8)、過去最高を記録しました。事故から5年7ヶ月が経過しましましたが、福島産は過去最高を記録する事があります。
大滝根川が流れる福島県田村市では基準超のキノコ料理もだされています(20)(21)。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
・検査されていなくても検査されていて安全とされる福島産
・事故から5年7ヶ月過ぎて過去最高を記録する福島産
これでは福島の皆様は不安だと思います。
今年も福島県は福島産米のテレビCMを流し始めました。その中で福島産米の安全をPRしていました(22)。でも、福島県が福島産米の根拠としてる福島県産米の全数・全袋検査は(=^・^=)が調べた限りでは精度を担保データがありません(23)。福島市は新米の季節です。福島県いわき市産米の全数・全袋検査数が約 30万件になりました(24)。いわき市の人口は約35万人なので市民が食べるには十分な量です(25)。いわき市ではフラガールの皆さんが稲刈りをしていわき市産米のPRをしました(26)。福島市いわき市産相馬市当たりのお米は「Iwaki Laiki」と呼ぶブランド米です(27)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(28)を引用
図―5 福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
報道発表資料 |厚生労働省(2)
モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ(3)
食品中の放射性物質の検査結果について(第1004報) |報道発表資料|厚生労働省(4)
めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月3週)―茨城のクロダイから80ベクレル、福島は全数ND―(5)
めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト(6)
食品中の放射性物質への対応|厚生労働省(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒
検査結果(PDF:956KB) 中のNo1549
(8)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒
PDF 検査結果(PDF:160KB) 」(9)(8)中のNo182,183
(10)
食品中の放射性物質の検査結果について(第979報) |報道発表資料|厚生労働省中の「1 自治体の検査結果⇒
検査結果(PDF:833KB) のNo3311」
(11)
食品中の放射性物質の検査結果について(第1003報) |報道発表資料|厚生労働省中の「1 自治体の検査結果⇒
PDF 検査結果(PDF:847KB)No1395」
(12)
農林水産部 - 福島県ホームページ(13)
フェイジョア - Wikipedia(14)
ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2016年10月24日(月)放送」
(15)
農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「果物⇒フェイジョア」で10月25日に検索
(16)
農産物等の放射性物質モニタリングQ&A - 福島県ホームページ(17)
大滝根川 - Wikipedia(18)
三春ダム:三春ダムの紹介/三春ダムの概要/三春ダムの目的(治水・利水・環境)【田や畑に水を供給する】(19)
環境省_東日本大震災の被災地における放射性物質関連の環境モニタリング調査:公共用水域中の「
福島県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果(速報)(4月-6月分) [PDF:1,489KB](平成28年9月5日)⇒○湖沼・水源地(福島県中通り地域)、底質・周辺環境(湖畔)モニタリング結果一覧のNo45 三春ダ
(20)
めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月2週)―福島で570ベクレルの食事が出される―(21)
基準値超えの野生キノコ提供 福島・田村の飲食店西日本新聞-2016/10/12(22)
TVCM ふくしまプライド。「お米」篇 | ふくしま 新発売。(23)
めげ猫「タマ」の日記 福島産米業務用に好評、TPP早期導入で駆除を!(24)
ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を10月25日に閲覧
(25)
トップページ - いわき市役所(26)
フラガールらいわき米収穫 安全性アピール | 河北新報オンラインニュース(27)
いわき市産ブランド米「Iwaki Laiki」好評販売中 | いわき市 観光情報サイト(28)
イオンいわき店
テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記
- 2016/10/25(火) 19:41:06|
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福島からの報道(1)(2)と福島県の観光統計(3)から推定すると、福島県田村市のあぶくま洞の今年の入場者数は1割減になりそうです。
福島県田村市は、福島県中部の山の中にある市です。同市は高原都市を主張していますが(4)、どう見ても単なる山間僻地です(5)。同市にはあぶくま洞なる鍾乳洞があり(6)、多分、同市の観光の目玉だと思います。以下に位置を示します。

※1 (7)のデータを(8)に示す手法で10月1日に換算
※2 避難区域は(9)による
図-1 福島県田村市とあぶくま洞
今は解除されましたが、同市東部は避難区域になっていました(9)。東部を中心に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(10)地域が広がっています。図に示す様にあぶくま洞の東は除染が必要です。日本には鍾乳洞がいくつもあります(11)。わざわざ汚染された福島の鍾乳洞に出かける人はそう多くはないと思います。以下にあぶくま洞等の観光客入り込み数を示します。

※(3)より作成
図―2 あぶくま洞等の観光客入り込み数
図に示す通り事故前の3年を平均すると年間50万人程度でしたが、原発事故後に大幅に減り回復の兆しがありません。それでも累積で10月23日に2,200万人の入場者数を達成したそうです(1)(2)。一見、観光客が戻ったような記事ですが、数値を追いかけるとそのような事はありません。2,100万人を達成したのが2010年9月だそうです(1)。図―1の2011年から15年の数値を合計すると約82万人なので、過去6年で100万人の観光客が来たとしても、過去5年で82万人なので、過去1年では18万人です。去年は約22万人なので2割減です。これはあくまで推計の数字ですが1~2割減になりそうです。
当該の報道は
「あぶくま洞は、1973(昭和48)年6月に開洞し、ピーク時は入洞者数が年間100万人を超えた。東日本大震災前は30万人前後で推移していたが、震災があった2011年度は5万3千人にまで落ち込んだ。入洞者数は徐々に戻っており昨年度は20万人が訪れた。」
と結び観光客が回復して2,200万人を達成したような書き方ですが、だったら今年の人数を記載してもいいはずですが、そのような数字はありません(1)(2)。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島発の報道には怪しげな物が多い気がします。あぶくま洞について言えば2年程前に、7割程度まで回復したとの報道がなされました(12)。でも実際は図―2に示すように4割程度です。このような怪しげな情報が飛び交う福島では福島の皆様は不安だと思います。
福島産日本酒は4年連続で日本一になったそうです(13)。福島県田村市にも金賞に輝いた「あぶくま」と吟醸酒があるそうです(13)(14)。でも福島県田村市のスーパーのチラシには、福島産吟醸酒はありません。

※(15)を引用
図―3 福島産吟醸酒が無い福島県田村市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県田村市の皆様を見習い「フクシマ産」の飲食は致しません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
あぶくま洞、入洞2200万人突破 6年ぶりの節目祝う、福島県田村 :福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet(2)
あぶくま洞入洞2200万人 滝根震災後から客数回復 | 東日本大震災 | 福島民報(3)
福島県観光ホームページ 統計資料一覧 - 福島県ホームページ(4)
めげ猫「タマ」の日記 田村市10周年、未来は暗い(5)
景勝地 - 福島県田村市ホームページ(6)
あぶくま洞 - Wikipedia(7)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(8)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(9)
区域見直し等について - 福島県ホームページ(10)
国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について(11)
日本観光鍾乳洞協会(12)
めげ猫「タマ」の日記 福島・あぶくま洞、観光客が事故前の7割に回復と「毎日」―本当は半分にも届かない―(13)
平成27酒造年度全国新酒鑑評会金賞受賞数4年連続日本一! - 福島県ホームページ(14)
あぶくま-日本酒物語(15)
リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載
- 2016/10/24(月) 19:44:17|
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福島第一原発汚染水の10月4週(10月16日から23日)の状況を纏めてました。先週に続き(1)、各所で汚染が見つかっています。
①外洋2地点からトリチウム
②排水路から外洋へWHO基準を以上のセシウムが直接排出
③港湾口のマコガレイから1,280ベクレルのセシウム
④海岸井戸で過去最高の汚染、5週連続
⑤地下水ドレン・中継タンクAの放射性物質濃度は排水基準を超えたまま
1.外洋2地点からトリチウム
以下に福島第一原発沖外洋の放射性物質濃度を示します。

※1(4)(5)(6)(7)にて作成
※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
※3 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質(8)
※4 集計期間内の最大値
図―1 福島第一原発外洋の放射性物質濃度
図に示す通り、福島第一起きの外洋からは今週も確りセシウム、トリチウム等の放射性物質が見つかっています。この中で最もきになったのはトリチウムです。5,6号機放水口北側と南放水口付近のトリチウム濃度の推移を示します。

※1(4)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
図―2 外洋2地点のトリチウム濃度の推移
図に示す通り一時は検出限界未満(ND)となったトリチウムが再び見つかるようになりました。
2.排水路から外洋へWHO基準を以上のセシウムが直接排出
福島第一原発構内には幾つもの排水路が走っています(9)。以下に排水路の汚染状況をしめします。

※1(9)を集計
※2 値は1リットル当たりで集計期間の最高値
※3 数値は1リットル当たりのベクレル数
※4 赤丸(
●)はサンプリング地点
図-3 福島第一原発排水路の放射性物質濃度
図に示す通りA排水路は他の排水路と違い、外洋に直接流れています。A排水路のセシウム濃度(今週の最高値)は1キログラム当たりで
セシウム134 1.6ベクレル
セシウム137 12ベクレル
です(9)。WHO飲料水ガイドラインではセシウム134,137とも上限を1リットル当たり10ベクレルで規定しています(3)。規定と同等の汚染排水が外洋に直接垂れ流されています。以下にA排水路の放射性物質濃度の推移を示します。

※1(9)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
図―4 A排水路の放射性物質濃度
図に示す通り、これまでも度々WHO飲料水ガイドラインを超える汚染排水が外洋に直接に流れています。
3.港湾口のマコガレイから1,280ベクレルのセシウム
以下に今週の港湾内の汚染状況を纏めます。

※1 (4)を集計
※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
※3 集計期間内の最大値
※4 SR90はストロンチウム90を示し、採取日は9月12日
図―5 福島第一港湾内の放射性物質濃度
図に示す通り多くの地点でストロンチウム90が見つかっています。湾を経由しストロンチウム90は外洋に流出しているはずです。以下に1~4号機取水口内北側および南側のストロンチウム90濃度を示します。

※1(4)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
図―6 1~4号機取水口内北側および南側のストロンチウム90濃度
このところ上昇傾向です。
もっと気になるのが図―1に記した港湾口のマコガレイのセシウム濃度です。以下に推移を示します。

※1(10)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
図―7 港湾口・マコガレイのセシウム濃度
図に示す通りこのところ上昇傾向です。以下に港湾口のセシウム濃度を示します。

※1(4)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
図―8 港湾口のセシウム濃度
こちらも上昇傾向です。ただし一桁です。セシウムは魚では海水の数百倍に凝縮されるようです。
4.海岸井戸で過去最高の汚染、5週連続
以下に海岸付近の地下水の放射性物質汚染の状況を示します。

※1 (4)を集計
※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
※3 集計期間内の最大値
※4 SR90はストロンチウム90を示し、採取日は9月2日
図―9 海岸付近の地下水の放射性物質汚染の状況
ストロンチウム90の法定限度は1リットル当たり30ベクレルで(3)、全ベータの半分はストロンチウム90なので(8)、全ベータの法定限度が60ベクレルです。図に示す様に法定限度を大きく超える汚染地下水が見つかっています。このうち1リットル当たりの全ベータでNo1の18,000ベクレルは過去最高です。先週(1)、先々週(11)、3週前(12)、4週前(13)にも過去最高を更新しているので、5週連続で過去最高の汚染を更新しています。以下にNo1井戸の放射性物質濃度を示します。

※1(4)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
図―10 No1井戸の放射性物質濃度
図に示すように全ベータ濃度は今年に入り1リットル当たり12,000ないし13,000ベクレルで高い値ですが安定していました。ところが9月に入り再上昇し、過去最高を更新中です。この先が心配です。
5.地下水ドレン・中継タンクAの放射性物質濃度は排水基準を超えたまま
福島第一で海岸に水を通さない「壁」を作り海岸から海への汚染水の防止する「海側遮水壁」を完成させました(14)。それまでは「海」に流れていた汚染水が「海側遮水壁」の内側に溜まり放置すると溢れるので、これを汲みあげています(15)。これを「地下水ドレン」と名付けています。以下に地下水ドレンの汲みあげ部分の配置を示します。

※(16)にて作成
図-11 地下水ドレンの井戸と一時保管用のタンク
これを「地下水ドレン」と名付けています。トリチウムの排水基準は1リットル当たり1,500ベクレルで(2)、これを超えると海には流せません。東京電力はトリチウムを取り除くことはできないとしています(15)。以下に地下水ドレンから汲み上げた汚染水うち中継タンクAの放射性物質濃度を示します。

※(16)(17)にて作成
図―12 地下水ドレン中継タンクAの放射性物質濃度
図に示す通りトリチウムは排水基準を超えまたままです。全ベータ法定限度を超えたままです。この状態はこれからも継続しそうです。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
事故から5年7ヶ月以上が経過しましたが、福島第一の汚染水漏れは収まる気配がありません。これでは福島の皆様は心配だと思いまます。
今年も福島県は福島産米のテレビCMを流し始めました。その中で福島産米の安全をPRしていました(18)。でも、福島県が福島産米の根拠としてる福島県産米の全数・全袋検査は(=^・^=)が調べた限りでは精度を担保するものがありません(19)。福島県福島市では地元の農協のキャンペーンクルーの皆さんが稲刈りをしたそうです(20)。福島市は新米の季節です。福島県福島市産米の全数・全袋検査数が約12万件になりました(21)。福島市の人口は約28万人なので市民が食べるには十分な量です(22)。福島市辺りのお米は粘りが強く食味に優れています。(23)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(24)を引用
図―13 福島産米が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(10月3週)―海岸井戸で過去最高の汚染、4週連続―(2)
報道配布資料|東京電力(3)
サンプリングによる監視|東京電力(4)(2)中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」
(5)(3)中の「1.海水(港湾外近傍)」
(6)(3)中の「タンクの水漏れに関するモニタリング」⇒「南放水口・排水路」
(7)
2016年10月18日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 109KB) (8)
めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質(9)(2)中の「福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて 」
(10)(2)中の「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>」
(11)
めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(10月2週)―海岸井戸で過去最高の汚染―(12)
めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(10月1週)―排水路、海岸、外洋で過去最高の汚染―(13)
めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(9月4週)―港湾内、排水路、海岸で過去最高の汚染―(14)
海側遮水壁|東京電力(15)
サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力(16)(2)中の「中継タンクの分析結果」
(17)
X.地下水|東京電力中の「地下水ドレンポンド・中継タンク水質分析」⇒「分析計画名称 地下水ドレンポンド揚水井通常水質分析(H28年度分)」⇒「分析結果 CSV 」
(18)
TVCM ふくしまプライド。「お米」篇 | ふくしま 新発売。(19)
めげ猫「タマ」の日記 福島産米業務用に好評、TPP早期導入で駆除を!(20)
トピックス | JAふくしま未来(21)
ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を10月23日に閲覧
(22)
市政情報 - 福島市ホームページ(23)
特産品情報 | 地区別くらし情報 福島地区 | JAふくしま未来(24)
イオン福島店
- 2016/10/23(日) 19:40:38|
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東京電力福島原発はトラブルが多く、トラブル毎に記事にするは面倒なので、まとめて記事にしています。先週につづき(1)、10月4週(10月16日から22日)もしっかりトラブルが起こっています。
①3週連続の汚染水漏
②法令違反、新たに13件
③排気塔内部のドローン調査はできません。
④楢葉町から楢葉町で高線量の汚染物体
⑤凍土壁に期待せず。原子力規制委
⑥福島第一汚染水100万トン突破
⑦福島第一の焼却炉故障は設計ミス

※ リファレンス先は本文参照
図―1 福島第一トラブルマップ(10月4週)
1.3週連続の汚染水漏れ
10月17日午後4時20分頃、多核種除去設備(ALPS)の吸着塔廻りにおいて、水溜まりが2箇所見つかりました。配管保温材下部より20秒に1滴程度の割合で汚染水が垂れ落ちていたとの事です。垂れ落ちた汚染水は2箇所共に約20cm×10cm(深さ約1mm)範囲に広がったとの事です(2)。
先週も多核種除去設備(ALPS)は汚染水漏れをお越し(1)(2)、先々週にはタンクから汚染水が漏れています(3)(4)。これで3週連続の汚染水漏れです。
2.法令違反、新たに13件
東京電力福島第一、第二両原発の設備工事で、東電が国に設置計画や変更を届け出ていない法令違反をしていた事を従前の記事で書きました(5)。東京電力は10月19日に新たに13件の法令違反があったと発表しました(6)。

※(7)を引用
図―2 東京電力が新たに13件の法令違反していたと報じる福島県の地方紙・福島民報
発表によると労働安全衛生法では「事業者が危険、有害な作業を必要とする機械を設置、移転する際、設備の用途や設置場所などの計画を工事開始の30日前まで労基署に届け出なければならない」とされていますが、以下の13件の工事を労基署に届けないで実施したそうです(6)(8)。
①2010年7月、免震重要棟ガスタービン発電機地下タンクおよび小出槽の設置
②2014年10月、暫定事務棟ディーゼル発電機屋外タンクおよび小出槽の設置
③2016年10月、屋外消防設備屋外消火栓ポンプ用タンクの設置
④2016年9月、新事務本館ディーゼル発電機屋外タンクおよび小出槽の設置
⑤2012年6月、構内給油所ポータブル給油機(ガソリン、軽油)の設置
⑥2016年9月、構内給油所ポータブル給油機(ガソリン、軽油)の交換(計画・変更の届出をせず)
⑦2011年8月、ボイラーハウス(Cエリア)蒸発濃縮ボイラー(ろ過ユニット)の薬液タンクの設置
⑧2013年3月、多核種除去設備建屋塩酸貯槽(1基)の設置
⑨2013年5月、多核種除去設備建屋仮設薬液注入ユニット(容器3基)の設置
⑩2015年7月、多核種除去設備建屋硝酸洗浄ユニット(容器3基)の設置
⑪2014年9月、増設多核種除去設備建屋塩酸貯槽(2基)と薬液注入ユニット1(容器3基)の設置
⑫2016年1月、増設多核種除去設備建屋薬液注入ユニット2(容器3基)の設置
⑬2014年10月、高性能多核種除去設備建屋HCIタンク(1基)の設置
これについて、福島県の地方紙の福島民報は
「第一原発内の法令違反は計14件となり、東電の安全管理に対する姿勢のずさんさが改めて浮き彫りとなった。両原発の立地町からは憤りの声が上がった。」
と報じていました(8)。従前に明らかになった3件は以下の通りです(5)(9)。
①2016年1月,福島第一原発では1~3号機で格納容器内に水素が大量発生する事態を想定し、濃度を下げるため窒素ガスを送る燃料タンクを以前から設置していた。容量を300リットルから700リットルの切り替
②2010年7月、福島第二原発では免震重要棟の非常時などに備える非常用発電機の燃料タンクの設置
③2013年7月、同上
3.排気塔内部のドローン調査はできません。
福島第一原発1,2号機排気塔からは高い放射線量が観測されています。高いところでは1.5m離れた状態で1時間当たり95,000マイクロシーベルトです(10)。

※1(11)を転載
※2 1、2号機排気塔は左側
図-3 福島第一原発の排気塔
別の調査では損傷が見つかっています(12)。

※(13)を転載
図―4 福島第一1,2号機排気塔の損傷部分
廃炉作業の邪魔になることから、損傷の多い鉄塔中央を含む高さ五十五メートルから上部を、遠隔操作で解体する方針を決りました。その前作業でしょうかドローンを使って、排気筒内部の放射線量を測る試みがなされました(14)。
調査はこんな感じで行われるようでした。

※(16)より作成
図―5 ドローンによる福島第一1,2号機排気塔の調査の概要
ところが2回連続で失敗しました(5)。

※(17)をキャプチャー
図―6 2度も線量計を落下させ調査が失敗した事を報じる福島県のローカルTV局(FTV)
失敗の原因調査のためでしょうか?排気塔内部の調査が行われました。そしたら上部から約10m~20m地点に梁らしき部材が見つかりました(18)。

※1(19)を編集
※2 コントラスト、明るさは(=^・^=)がいじっています。
※3 赤
□部が梁らしき部材
図―7 排気塔内部で見つかった梁らしき部材
このため、ドローンによる福島第一1,2号機排気塔内部の調査は中止になりました(18)。会見を聞いていると、排気塔解体作業には影響はあまり無いような言い方をしていましたが(20)、必要なだから計画した調査で筈ですよね?
4.楢葉町から楢葉町で高線量の汚染物体
福島県楢葉町は人口7,315人 の(21)福島第一原発の南の20km圏内にある町です。

※1 (22)のデータを(23)に示す手法で10月1日に換算
※2 避難区域は(24)による
図-8 福島県楢葉町
図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(25)を殆どの場所で超えています。それでも安全だとされ、昨年(2015年)9月に避難指示が解除されました(26)。以下に楢葉町内に住む住民の内訳を示します。

※(27)を転載
図―9 楢葉町在住者の内訳
図に示す通り、避難指示解除後に新たに楢葉町に移り住んだ新規住民はそこそこ増えていますが、事故前から楢葉町に居住していた住民の帰還は進んでいません。図に示す通り8月時点で全体の9%程度の681人です。楢葉町域の復興の為には一層の帰還促進が必要です。
その楢葉町の井出川河口付近の海岸から放射線量の高い物体が9月末に見つかった事は記事にした通りです(5)。その詳細な分析結果が発表されました(28)。
①この物体は破片は砂が付いたポリエチレンとみられ、放射性セシウムのほか、コバルト60が検出された。
②従前の発表では表面の放射線量は1時間当たり20と15マイクロシーベルトであったが(29)、再測定の結果では29と20マイクロシーベルトであった。
③福島第一原子力発電所の事故に起因する放射性物質が付着し、汚染した物質であると推定
④10月11日には付近で、線量が高い砂が新たに見つかった。表面の線量率は1時間当たり4.5マイクロシーベルトですが、東京電力は「若干線量が高い砂」と表現しています。
以下に新たに見つかった高線量の砂を示します。

※(28)を引用
図―10 楢葉町で見つかった表面線量の高い「砂」
2013年6、7月にこれよりはるかに高い放射線量の物体が4個(5)(30)見つかっているので、「砂」と合わせると合計7個です。発見の経緯を見ると7個ともたまたま見つかった感じ(28)(30)なので、他にも沢山ありそうです。地図を見ると出井川の直ぐ南には木戸川が流れていますが、サケ漁が始まっています(31)。大丈夫ですかね?
この発表は資料の日付を見ると10月20日ですが(28)、この日は東京電力の会見がありましたが(20)、東京電力の録画映像(20)を見る限り、この件の発表はありません。会見外で発表したようです。東京電力の「隠ぺい体質」(32)は治ったんですかね?
5.凍土壁に期待せず。原子力規制委
凍土壁は福島第一のタービンや原子炉建屋の回りを氷の壁で囲い地下水の流れを阻止し、汚染水の増加を抑止しようとするものです(33)。その第一段階として3月31日より海側の凍土壁の凍結を開始しています(34)。現在、海洋への汚染水流出を抑える為にタービン建屋の海側に海側遮水壁等の「壁」を作り海への汚染水の流れを阻止する試みがなされています。

※(35)を転載
図―11 サブドレン、凍土壁、地下水ドレン、海側遮水壁
放置すると溢れてしまうので、地下ドレンピット、ウエルポイント(35)あるいは、汲み上げ車両(パキュームカー)(36)で汲み上げています。これらの汲みあげは「4m盤」からの汲みあげと総称されています(38)。汲み上げた汚染水は浄化装置を経由して海洋に放出するのが当初の予定でしたが、浄化装置で処理できない部分はタービン建屋に送られています。以下に「4m盤」からの汲み上げ量とタービン建屋へ送った量を示します。

※(36)(38)より作成
図―12 海岸部(4m盤)からの汲みあげ量とタービン建屋への移送量
図に示す通り当初の予定とは異なり、大部分がタービン建屋に送らて、汚染水増加の要因となっています。汚染水の増加を抑えるには海岸部(4m盤)からの汲みあげ量を減らす必要があります。東京電力は減らす対策として「凍土壁」に期待を寄せています(20)(39)。以下に海岸部(4m盤)からの汲み上げ量の推移を示します。

※1(36)より作成
※2 数字は各月の1日当たりの平均汲み上げ量(単位はトン)
図―13 海岸部(4m盤)からの汲みあげ量
図に示す通り凍土壁凍結直前の今年3月の汲み上げ量は1日当たり267トンでしたが、その後は順次増加して9月は一日当たり769トンになりました。このような事があったためでしょうか、10月19日に原子力規制員会・第47回特定原子力施設監視・評価検討会が開かれ、福島第一原発の汚染水対策等が議論されました(35)。この中で担当の委員は
「基本的に陸側遮水壁の効果に期待しない」
と述べました(39)(40)。
6.福島第一汚染水100万トン突破
5項で記載した海岸部(4m盤)からタービン建屋への移送の他にタービン・原子炉建屋への地下水の流入などがあり(41)福島第一の汚染水は日々増えています。

※(42)を集計
図―14 日々増え続ける福島第一汚染水
最新の発表(43)を集計したら、汚染水の総量は
100万と13トン
に達し100万トンを突破しました。
7.福島第一の焼却炉故障は設計ミス
福島第一の廃炉作業ではゴミが発生しますが、放射能に汚染されており福島第一の外に持ち出して処分することができず、日々溜まり続けています。この問題を少しでも改善するために、福島第一構内にゴミを燃やし量を減らす「焼却炉」を設けています(45)。ところが8月初旬に焼却炉に破損が見つかり停止しました(46)。従前の記事で(=^・^=)は不具合箇所は2ヶ所とお伝えしたのですが(47)、10月21日に開かれた原子力規制委・第4回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会で(48)、不具合が数カ所に及ぶ旨の発表がありました(49)(50)。

※(49)より作成
図―15 福島第一焼却炉の不具合箇所
不具合の内容は以下の通りです。
①二次燃焼器・排ガス冷却器間の伸縮継手(B)
②バグフィルタ入口部の伸縮継手(A・B)
③バグフィルタ出口部の伸縮継手(B)
④バグフィルタ出口温風循環ラインの伸縮継手(A・B)
⑤排ガス補助ブロア前後の伸縮継手及び周辺の小口径配管(A・B)
⑥二次燃焼器機器ノズル(A・B)入口フッド機器ノズル(B)
―煙道の一部(排ガス冷却器~排気筒)
なぜこのようになったかについて東京電力は
「(メーカーで)設計経験のない箇所や系統内の局所的な部分において、温度低下を考慮した熱設計が不足しており、腐食物質を含む排ガスの凝縮水発生があり、腐食環境の形成・高湿度環境による塗膜剥離が発生した。」
と発表しました(49)。東京電力は設計経験がない技術力が乏しいメーカーに発注し、不良焼却炉が納入されたようです。
なぜそのようなメーカーに発注したのか?福島第一の下請けさんも手一杯で、新しい所にお願いしないとどうにもならならい状態だったりして・・・
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
東京電力の今週に最大のトラブルは新潟県知事選に負けた事だと思います。新潟県知事選では野党系候補が勝利しましたが(51)、東京電力は選挙に介入し与党系候補を応援したはずです。選挙後のニュースを見ると次期知事は
「健康への影響」
を言い出しました(52)。

※10月17日午前7時台のNHKの放送をキャプチャー
図―16 「健康への影響」を報じるNHK
次期知事の来歴を見ると「放射線医学総合研究所」に勤務していたことがあり(53)、放射線による健康問題については素人ではありません。健康影響が無かったと次期知事を納得させるには相当な時間がかかると思います。この間、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働は無理です。それにしてもトラブルいっぱいの福島原発、福島の皆様は不安だと思います。
今年も福島県は福島産米のテレビCMを流し始めました。その中で福島産米の安全をPRしていました(54)。でも、福島県が福島産米の根拠としてる福島県産米の全数・全袋検査は(=^・^=)が調べた限りでは精度を担保するものがありません(55)。福島県二本松市産米の全数・全袋検査数が約14万件になりました(56)。二本松市の人口は約6万人なので市民が食べるには十分な量です(57)。二本松市辺りのお米は良食味・高品質だそうです(58)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(59)を引用
図―17 福島産米が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(10月3週)―2週連続で汚染水漏れ―(2)
2016年10月18日福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】 (3)
めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(10月2週)―中古タンクの再利用で汚染水漏れ(4)
2016年10月6日福島第一原子力発電所 Eタンクエリア D-5タンク西側上部フランジ部からの水滴下について(PDF 652KB)(5)
めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(10月1週)―福島第1・引き留め鉄構 40年間無点検―(6)
2016年10月19日福島第一、第二原子力発電所 労働安全衛生法に基づく届出不備について(続報) ~福島第一における調査結果~(PDF 22.7KB)PDF (7)
福島民報を10月20日に閲覧
(8)
東電、新たに違反13件 第一原発工事 国に計画未提出 労基署是正勧告 | 県内ニュース | 福島民報(9)
東電、法令違反3件 第一、第二原発タンク設置工事、国に計画届け出ず | 県内ニュース | 福島民報(10)
福島第一原子力発電所1/2号機排気筒の 下部線量測定 ... - 東京電力(11)
めげ猫「タマ」の日記 2015年、セシウム汚染食品の拡販に貢献した方々(12)
[PDF]福島第一原子力発電所1・2号機排気筒の部材損傷に対する耐震安全性 ...(13)
東京電力ホールディングス 写真・動画集| 福島第一原子力発電所1・2号機排気筒の部材損傷に対する耐震安全性評価について(14)
2016年9月26日福島第一原子力発電所1/2号機排気筒の線量調査の状況(PDF 144KB) (15)
中長期ロードマップ|東京電力(16)(15)中の「中長期ロードマップの進捗状況」⇒「2016年9月29日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第34回事務局会議)」⇒「【資料4】1/2号機排気筒の線量調査について(972KB)」(
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images2/d160929_14-j.pdf)
(17)
2016年9月27日福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.6KB)(18)
2016年10月20日福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒ドローンによる調査結果(PDF 126KB)(19)
東京電力ホールディングス 写真・動画集| 福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒ドローンによる調査結果(20)
2016/10/20(木) 原子力定例記者会見(21)
楢葉町公式ホームページ(22)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(23)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(24)
区域見直し等について - 福島県ホームページ(25)
国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について(26)
避難指示解除に係る町長メッセージ|楢葉町公式ホームページ(27)
めげ猫「タマ」の日記 楢葉町避難指示解除1年、新規転入者は305人―未来は原子力ムラ―(28)
2016年10月20日汚染物質の調査結果について(PDF 254KB)(29)
2016年9月30日楢葉町海岸線で発見された物質に関する調査・分析の実施について(PDF 151KB)(30)
2014年2月12日楢葉町で採取された放射性物質の分析結果について(PDF 239KB)(31)
木戸川サケ漁本格化 楢葉 今季初の合わせ網漁 | 東日本大震災 | 福島民報(32)
東京電力の「隠蔽体質」改善を要求 炉心溶融問題で福島県など:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet(33)
陸側遮水壁|東京電力(34)
2016年3月31日 福島第一原子力発電所 陸側遮水壁の凍結運転開始についてPDF (35)
めげ猫「タマ」の日記 凍土壁が失敗した訳(36)
報道配布資料|東京電力中の「建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移 」
(37)
第47回特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会(38)(37)中の「
資料3:陸側遮水壁(山側)の一部閉合[東京電力]【PDF:2MB】」
(39)
サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力(40)(37)中の「
会議映像 YouTube」
(41)
原子炉の安定化|東京電力(42)
プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(43)
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第275報)|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社(44)
福島第-原子力発電所 雑固体廃棄物焼却設備の設置について(45)
2016年08月11日福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(46)
雑固体廃棄物焼却設備停止について(PDF 493KB)(47)
めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(8月2週)―焼却炉が停止―(48)
第4回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会 | 原子力規制委員会(49)(48)中の「
資料4-3:雜固体廃棄物焼却設備の対応状況について[東京電力]【PDF:1MB】」
(50)(48)中の「
会議映像別 YouTube」
(51)
新潟県知事選挙 2016|特集|新潟日報モア(52)
新潟県知事選、「原発慎重派」の米山氏が当選 東洋経済オンライン-2016/10/16(53)
米山隆一 (政治家) - Wikipedia(54)
TVCM ふくしまプライド。「お米」篇 | ふくしま 新発売。(55)
めげ猫「タマ」の日記 福島産米業務用に好評、TPP早期導入で駆除を!(56)
ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を10月22日に閲覧
(57)
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