めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月5週)―山形産チチタケから720(Bq/Kg)、安倍出戻り内閣は発表しません。秘匿されるセシウム汚染食品―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。8月5週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(4)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(5)。しかも、今週は基準超えです。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数743件中3件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり5ベクレル、最大720ベクレル(山形県産チチタケ)。
事故7年目も見つかる続けるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(6)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年8月5週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(7)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 今週のデータを解析すると
 ・山形産チチタケから720(Bq/Kg)、安倍出戻り内閣は発表しません。秘匿されるセシウム汚染食品
 ・宮城県産ブリからセシウム、福島産は57件連続ND
 ・福島はブドウの季節、汚染が酷く葬式が増えた主産地は検査していません。
 ・上昇する福島市産アユのセシウム
等の特徴があり、福島産を「安全」と言い切ることはできません。

1.山形産チチタケから720(Bq/Kg)、安倍出戻り内閣は発表しません。秘匿されるセシウム汚染食品
 栃木県那須塩原市の直売所で販売されているキノコのチチタケから基準値の7倍以上の1キログラム当たり720ベクレルのセシウムが見つかったと報道がありました。当該のチチタケは山形県内で採取されのだそうです。那須塩原市から情報提供を受けた山形の自治体が検査したが不検出だったことから、那須塩原市は8月25日、チチタケを採取した方と現地を訪れチチタケを採取し、再度検査を実施したそうです(3)。
 だとすると山形産チチタケの3回検査されているはずです。
 1回目 直売所で売られてたチチタケの那須塩原市の検査
 2回目 連絡を受けて山形の自治体が実施した検査
 3回目 採取された方を伴い山形で再度採取したチチタケの検査
でも、今週(4)どころか事故後6年半近くになりますが山形産チチタケの検査結果の発表は厚生労働省の発表(1)にはありません。汚染チチタケが流通された事実は「隠ぺい」されました。
 その後に基準値超のチチタケが見つかったのは山形県小国町と発表がありました。同町産のチチタケを山形県が再検査した所、基準値を超える1キログラム当たり110ベクレルのセシウムが見つかったとの事です。これについて山形県は
「なお、『チチタケ』を(山形)県内で食する習慣はなく、県内での販売は確認されていません。」
と広報しています(8)。でもネット通販では売られているはです(9)(10)。産地は県外の消費者を気にしない良い例だと思います。そして安倍出戻り内閣は基準超のセシウム汚染食品の流通が発覚してもこれを公表せず「秘匿」します。セシウム汚染食品は市場流出が分かってもその事実が秘匿されます。
 そしてやっぱり福島産が気になります。以下に福島産チチタケの過去3年の検査結果を示します。
最大でも50(Bq/kg)程度の福島産チチタケの検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事を示す)
 ※3 日付けは採取日
 図―2 福島産チチタケの検査結果

 図に示す様に高い物でも山形で見つかった10分の1以下の1キログラム当たり50ベクレル程度です。汚染源がある福島産が山形産に比べ大幅に低いなどおかしな話です。結局は怪しげな産地は避けるしかありません。


2.宮城県産ブリからセシウム、福島産は57件連続ND
 宮城県産ブリからセシウムが見つかったと発表がありました(11)。以下にブリの検査結果を示します。
他県では見つかっても福島産ブリからは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事を示す)
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 ブリの検査結果

 宮城だけでなく岩手、茨城、千葉産ブリからもそこそこセシウムが見つかっています。でも福島産ブリは57件連続して検出限界未満(ND)です。他では見つかるのに汚染源がある福島産からは見つから無い等はおかしな話です。ブリ等の福島産農水産物の出荷前検査は全てを福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センターです(12)。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

3.福島はブドウの季節、汚染が酷く葬式が増えた主産地は検査していません。
 明日から9月です。福島はブドウのシーズンです(13)。早稲品種の主力のあずましずく(14)は既に出荷のピークを迎えています(15)。福島のブドウの出荷が始まりました。福島のブドウは福島市と伊達市が主産地です(5)。以下にその位置を示します。
事故7年目も汚染されたままの福島県福島市・伊達市
 ※1(16)の数値データを元に(17)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(18)による
 ※3 相馬地方は(19)による。
 ※4 ブドウマーク一つが1回の検査を示し(1)(20)による。
 図-4 福島県福島市・伊達市と今シーズンのブドウの検査状況

 図に示す通り福島のブドウの主要産地の福島市や伊達市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(21)地域が広がっています。
 以下に各年8月から翌年7月までの福島県郡山市と伊達市の合計の葬式(死者)を示します。
事故後に増えた福島市・伊達市の葬式
 ※1(22)を集計
 ※2 震災犠牲者は(23)により、関連死を含まず
 図―5 福島市・伊達市の葬式の推移(各年8月から1年)

 図に示す様に事故後に増加しています。
  事故前年(2009年8月~10年7月)3,646人
  近々1年(2016年8月~17年7月)4,102人
で13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約500万分の1です。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(24)による。
有意差検定表

 以下にブドウの主要産地ではない飯舘村を除く福島県相馬地方(5)の葬式(死者)数を示します。
事故後もあまり葬式が増えていない飯舘村を除く福島県相馬地方
 ※1(22)を集計
 ※2 震災犠牲者は(23)により、関連死を含まず
 図―6 飯舘村を除く福島県相馬地方の葬式の推移(各年8月から1年) 

 図に示す通り、震災犠牲者を除けば事故後もそれ程には増加していません。
  事故前年(2009年8月~10年7月)1,302人
  近々1年(2016年8月~17年7月)1,330人
で少し増えていますが、統計的な差はありません。福島のブドウは汚染され葬式が増えている地域で栽培されています。確り検査して欲しいと思います。
 福島県の検査状況は図―4に示す通りです。主産地で汚染が酷く、しかも葬式が増えている福島市や伊達市の検査結果がありません。それでも福島県は福島産ブドウは検査で「安全」が確認されたと主張しています(25)。
福島産ブドウを検査で「安全」が確認されたとする福島県
 ※(26)を引用
 図-7 福島産ブドウは「検査」で「安全」が確認されたと広報する福島県

 福島産は汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされ出荷されます。

4.上昇する福島市産アユのセシウム
 福島県福島市産アユから1キログラム当たり72ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(27)。以下に福島県福島市産アユの検査結果を示します。以下に推移を示します。
上昇する福島県福島市産アユのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事を示す)
 ※3 日付けは捕獲日
 図―8 福島市産アユの検査結果

 シーズン初めのころは1キログラム当たり30ベクレル程度でしたが、その後にどんどん上昇し72ベクレルになりました。福島産はセシウムが上昇する事があります。
 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・市場流出も秘匿されるセシウム汚染食品
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウムが上昇する事がある福島産
 これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(28)。8月が出荷のピークです(29)。福島県田村市は主要な産地です。同市産ピーマンは美味しいしそうです(30)。福島県は福島産ピーマンは「安全」だと主張しています(25)。でも、福島県田村市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。
他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県田村市のスーパーのチラシ
 ※(31)を引用
 図―9 福島産ピーマンが無い福島県田村市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県田村市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

 

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)基準値超チタケ、那須塩原で販売 出荷の男性「山形で採取」|下野新聞「SOON」
(4)食品中の放射性物質の検査結果について(第1048報) |報道発表資料|厚生労働省
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月4週)―汚染の酷いぶどう主産地を検査せずに、安全を主張する福島県―
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(8)野生きのこ「チチタケ」の放射性物質検査結果及び対応について — 山形県ホームページ
(9)チチタケ/食用きのこ/きのこ紹介
(10)チチタケ、霊峰月山のきのこ販売 【庄内の恵み屋】
(11)(4)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:6,318KB) のNo3290」
(12)農林水産部 - 福島県ホームページ
(13)フルーツを食す - 福島市
(14)福島のぶどう『あづましずく』(福島市) | ふくしま 新発売。
(15)トピックス | JAふくしま未来
(16)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(17)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(18)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(19)相馬地方広域市町村圏組合
(20)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「果物⇒ぶどう、ぶどう(施設)」で8月31日に検索
(21)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(22)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(23)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(24)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(26)(25)中の「ぶどう [PDFファイル/185KB]
(27)(4)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒ 検査結果(PDF:614KB)No108」
(28)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(29)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(30)福島県JAたむら&田村市トップセールス/東京青果株式会社
(31)リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載
スポンサーサイト

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2017/08/31(木) 19:42:35|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

伊達市A地区の除染の効果は3分の1、計画は半分

 福島県の地方紙福島民報は福島県伊達市A地区での年間被ばく線量を2012年7月から1年間で1.59ミリシーベルト、2016年7月から1年間で0.57ミリシーベルト報じました(1)。環境省の発表を見ると(2)、伊達市の除染は2012年9月から始まり2013年中にはほぼ終えています。除染等の無く放射線量が半減期でしか下がらないとしたら、2016年1月から1年間の被ばく線量は0.86ミリシーベルトです。当初の計画では「除染」で放射線量は半減するはずでした(3)。だとすると2016年7月からの被ばく線量は0.57でなく0.43ミリシーベルトのはずです。除染の効果は当初計画の「半分」でなく3分の1です。
 福島県伊達市は福島県内陸北部にある市です。福島を代表する農作物であるモモやキュウリの産地です(4)。
事故から7年目も汚染されたままの福島県伊達市
 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(7)による
 図-1 福島県伊達市

 除染は終りましたが(2)、図に示す通り事故から7年目の今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(8)地域が広がっています。福島のモモやキュウリは汚染された産地で作られています。
 福島県伊達市では事故後に除染が行われました(2)。同市は市内を汚染の度合いによってA,B,Cの3地区に分け除染を進めました。その中で最も汚染が酷いのがA地区です(9)。同市はA地区では除染によって放射線量が半分以下になると説明していました(3)。
除染で半減すると主張された伊達市の被ばく量
 ※(3)を引用
 図―2 除染で放射線量が半減するとした福島県伊達市資料

以下に福島県伊達市の住宅除染の進行状況を示します。
2013年がピークの伊達市の除染
 ※(2)を集計
 図―3 福島県伊達市の除染の進行状況

 図に示すように2012年9月位から同市の除染が始まり、2013年末にはほぼ完了しています。放射線は半減期で減っていきます(10)。2012年時点の放射線量から半減期で計算される放射線量と実際の放射線量を比較すれば除染の効果を求めることができます。
 1mm四方に1ベクレル(Bq)の放射性物質があるとすると、放射線量は1時間当たりで
 セシウム134 ― 5.4マイクロシーベルト(μSv)
 セシウム137 ― 2.1マイクロシーベルト(μSv)
の放射線量になります(9)。
 以下に以下に2014年7月から翌年18年6月までのセシウム137に対するセシウム134の割合を示します。
一定してういるセシウム137と134の割合
 ※(11)を集計
 図-3 セシウム137に対する134の割合

 図に示すように同時期ならセシウム137に対する134の割合は一定です。放射性物質が半分になるまでの時間を「半減期」と呼びますが、セシウム134の半減期は2年でセシウム137は30年です(10)。セシウム134は6年で8分1(12.5%)(0.5(6÷2))まで低下しますが、セシウム137は87%(0.5(6÷30)×100)が残ったままです。
 セシウム134とセシウム137の割合が分かれば、これを元にセシウム134由来と137由来の放射線量を知ることできます。
 セシウム137と134の割合をa:b
 放射線量をR
とすればセシウム137由来の放射線量R137
 R137=R×(2.1a)÷(2.1a+5.4b)
セシウム134由来の放射線量R134
 R134=R×(5.4b)÷(2.1a+5.4b)
になります。これに半減期による変化、セシウム134は半減期が2年(10)なので1年で71%(0.51÷2×100)、セシウム137は半減期30年(10)なので1年で97.7%(0.51÷30×100)を乗じれば各年のセシウム134や137由来の放射線量を求める事ができます。以下に伊達市A地区の結果を示します。
半減期道理にしか下がらなくなった伊達市C地区の被ばく量
 ※1 実績は(1)による。
 ※2 凡例中半減期は2015、16年7月から1年間の被ばく線量を元に過去に遡り放射線量を半減期から計算
 ※3 凡例中2012年基準は2012年7月からの1年間の被ばく線量を元に半減期で計算
 図―4 半減期で計算される被ばく線量と実際の被ばく線量の比較(福島県伊達市C地区)

 図に示すように除染が積極的に行われた2012年から13年にかけては半減期から計算される以上に放射縁量は低下しました。一方で除染がほぼ完了した2013年以降は半減期で計算されてる程度でしか被ばく線量は低下していません。ここから除染の効果を
 現在の被ばく線量÷2012年の放射線量から半減期で計算される被ばく線量
で評価できます。図に示す様に半減期から計算される被ばく線量は年0.86ミリシーベルトで、実際の被ばく線量は0.57ミリシーベルトです。除染で放射線量は66.3%(0.57÷0.86×100)に低下しました。すなわち除染の効果は当初見積もりの半分でなく、おおよそ3分の1の33.7%です。
 図―4に示す様に除染が終った2014年以降は半減期で計算される程度しか下がりません。今、福島に残っている放射線セシウムの大部分はセシウム137です。セシウム137は既に述べた通り毎年2.3%でしか減りません。福島県伊達市はこれからも放射性物質に汚染され続けます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島原発事故後に除染で被ばくが半減するとか(3)、仮置き場は3年で撤去するとかりましたが(12)、結局は遵守できませんでした。福島第一の廃炉まで30~40年とか(13)、中間貯蔵施設撤去まで30年(14)とかの数字もありますが本当にできるのでしょうか?福島の皆様は不安だと思いまます。
 福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(15)。8月は出荷のピークです(16)。福島のピーマンは美味しいそうです(17)。福島県は福島産ピーマンを「安全」だと主張しています(18)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。
他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(19)を引用
 図―5 福島産ピーマンが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)年間線量0.57ミリシーベルトに低下 市発表 | 県内ニュース | 福島民報
(2)福島県 伊達市|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:福島県・環境省
(3)[PDF]福島県伊達市の除染と3年目の課題
(4)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(7)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)放射線教育副読本 放射線を正しく知ろう - 福島県伊達市ホームページ
(10)半減期 - Wikipedia
(11)報道発表資料 |厚生労働省
(12)「仮置き場契約」期間延長要請へ 迫られる地権者との協議(福島民友ニュース)
(13)原発廃炉、30年の難路 稼働40年超4原発5基 時間かけ被曝リスク抑制/廃棄物、処分場所なく :日本経済新聞
(14)中間貯蔵施設に係わるこれまでの動き|中間貯蔵施設情報サイト:環境省
(15)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(16)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(17)福島県JAたむらの野菜!|小松菜農家 hideのブログ
(18)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「やさい編 [PDFファイル/178KB]
(19)イオン福島店
  1. 2017/08/30(水) 19:51:18|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

福島産を許容する郡山市・三春の事故7目の葬式は16%増、相馬・南相馬は別(2017年7月末集計)

 福島県のひらた中央病院が発表したアンケート結果(1)を(=^・^=)なりに集計すると、福島産米や野菜を共に許容する割合は
  福島県郡山市・三春町  67%
  福島県相馬市・南相馬市  7%
で、郡山市が断然に多くなっています。福島県の2017年7月中の人口動態(2)が発表になったので、各年3-7月の葬式(死者)数を(=^・^=)なりに集計してみました。郡山市・三春町を合計した葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3-7月) 1,256人
 事故7年目(2017年3-7月)1,454人
で、事故前に比べ16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1万分の1でした。
同じく福島県相馬市・南相馬市の合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3-7月)  540人
 事故7年目(2017年3-7月) 530人
で少し減っています。ただし統計的な差はありません。
 原発事故で福島は汚染されました。
事故7年目も汚染されたままの福島
 ※1 (3)のデータを(4)に示す手法で8月1日に換算
 ※2 避難区域は(5)による
 図-1 郡山市・三春町・相馬市・南相馬市といわき市

 事故から7年目ですが、図に示す通り福島では 国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(6)地域が広がっています。事故から7年目の福島は汚染されたままです。それでも安倍出戻り総理、福島県、東京電力は「福島産」は「安全」であり(7)(8)(9)、これを避ける行為は「風評被害」だと主張しています(10)。でもこの方達は事故前には原発は「安全」であると主張していました(11)(12)(13)。
 安倍出戻り総理は事故前に
「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」と言っています(11)。でもその後の事故報告書で万全期していない事が明らかになりました(14)(15)。
 福島県は2011年1月に、福島第一原発3号で進められているプルサーマル計画について「安全」だと発表しました(8)。でも2にヶ月後には「大爆発」です。特に安倍出戻り総理は学校法人加計(かけ)学園の国会審議を見ていると平気で「嘘」つく方のようです(16)。
 この方達の言い分を信じて良いか疑問です。そこで(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。福島産を避けている地域とあまり避けていない地域を比較し、両者に差が無ければ福島産は「安全」、避けていない地域に「異常」あるのに、避けている地域では「異常」がなければ安全とは言えません。
 福島県内でも福島産に対しては温度差がるようです。福島県郡山市は事故があった2011年度産米すら「安全」だとして学校給食に使い(17)、子供達に強制的に食べさせました。一方で福島県南相馬市では事故から6年以上が過ぎましたが、地元産や近隣の米を使っていません(18)。
 福島県のひらた中央病院が福島産米や野菜を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(1)。以下に結果を示します。
表ー1 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※ (1)を集計
福島産を許容する郡山市・三春町、拒絶する相馬・南相馬市

 表―1および図―1からこれを3のグループに分けることにしました。すなわち互いに隣接し福島産を許容する割合が高い郡山市・三春町、同じく隣接し隣接し福島産を許容する割合が低い相馬・南相馬市といわき市です。表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米と野菜を共に許容する方は7%ですが、郡山市・三春町では67%の方が共に許容しています。いわき市はその中間の37%です。そこで郡山市と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。
 各年度の福島県郡山市・三春町合計の葬式数を示します。
事故前に比べ16%増えた福島県郡山市・三春町の葬式
 ※1(2)を各年3-7月で集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―2 福島県郡山市・三春町合計の各年3~7月の葬式(死者)数

郡山市・三春町合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3-7月) 1,256人
 事故7年目(2017年3-7月)1,454人
で、事故前に比べ16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1万分の1でした。
 以下に相馬・南相馬市合計の各年3月~7月までの葬式数を示します。
増えていない福島県相馬・南相馬市の葬式
 ※1 (2)を各年3月~7月で集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 ※3 相馬市・南相馬市の合計
 図―3 福島県相馬市・南相馬市合計の各年3月~7月の葬式(死者)数

福島県相馬市・南相馬市合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3-7月)  540人
 事故7年目(2017年3-7月) 530人
で少し減っています。ただし統計的な差はありません。
 以下に各年3月から7月の福島県いわき市の葬式数を示します。
あまり増えていない福島県いわき市の葬式
 ※1(2)を各年3-7月で集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―4 福島県いわき市の各年3~7月の葬式(死者)数

 いわき市の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3-7月) 1,680人
 事故7年目(2017年3-7月)1,711人
で、事故前に比べ1.8%増えています。郡山と相馬・南相馬の中間でしょうか?
表―1とこれらの結果をまとめると以下の図ができました。 
福島産を許容する程に増ている福島の葬式
 ※表―1と本文で作成
 図―5 葬式(死亡)増加率と福島産を許容する割合

 図に示すように福島産を許容する地域程、葬式が増えています。なんか
  福島産、食べて応援、あの世行
って感じです。
 以下に郡山市について偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 
 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(20)による。
有意差検定表

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 このようなデータでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する野菜にナシがあります(21)。今年も出荷が始まりました、今年の福島のナシは糖度は充分で順調な仕上がりとのことです。農協の担当者は「美味しい梨に仕上がった。是非、たくさん食べて欲しい」と話しているそうです(22)。福島県は福島産ナシは「安全」だと主張しています(23)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産ナシは無しです。
他県産はあっても福島産ナシが無しの福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―6 福島産ナシが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(2)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(8)農林水産物 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(9)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(10)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(11)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(12)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(13)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(14)日本政府、事故調、東京電力発表報告書
(15)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(16)<社説>「加計」閉会中審査 首相答弁も信用できぬ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
(17)JA郡山市|事業PR
(18)学校給食食材等放射能分析結果(平成28年12月) - 南相馬市中の•学校給食食材等放射能分析結果 グループD [36KB pdfファイル]No2
(19)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(20)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(21)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(22)トピックス | JAふくしま未来
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
  1. 2017/08/29(火) 19:45:14|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

福島民友の特集記事「復興の道標・放射線教育」に反論する。

 福島県の地方紙・福島民友は「復興の道標・放射線教育」は「嘘」を交え福島は安全であり、福島を危険視しるのは放射線に対する理解が不足している為であり、子どもにたいして放射線教育が必要だとするものです(1)。でも、事故から7年目の福島は今も汚染されておりおよそ安全などとは言えません。この記事の主張は「放射線教育」に名を借りた「放射線は安全」とする洗脳です。

1.子どもが学び家庭へ 測定検査で実践的活動
 1回目の「子どもが学び家庭へ 測定検査で実践的活動」は
「東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から6年以上が過ぎたが、放射線教育については手探りの状況が続く。この間、他県では本県から避難した子どもに対する『避難いじめ』の問題も浮かんだ。」
と書き出しで始まっています。以下に河北新報が避難者に対するいじめの認知度を報じていました(2)。
福島県内の方がはるかに多い、避難者いじめの認知度
 ※(3)にて作成
 図―1 避難者に対するいじめの認知度

 図に示す通り福島県内では見た・聞いたを合わせ64.3%の方が避難者へのいじめを認知していますが、福島県外では20.5%です。避難者に対するいじめは福島県内の方がはるかに熾烈です。それを福島県外でいじめがあった事だけを取り上げ、それがさも一般的のように
 「他県では本県から避難した子どもに対する『避難いじめ』の問題も浮かんだ。」
と報じています。
 この報道については怒りを覚えます。残念ながら(=^・^=)の住む街でも福島からやって来られた方のいじめが報じられました。絶対に許されない事ですが、極少数の心無い方の行為です。でもこの報道を見たら(=^・^=)の住む街の子供達が福島から来れれた方をいじめているように取れます。福島から避難して来られた方を歓迎している大多数の(=^・^=)の住む街の子供達への誹謗中傷です。
 本記事は福島県からのチェルノブイリ原発事故で放射能汚染が生じたベラルーシ(4)を訪れた高校生の話として「『日本では大人から子どもに伝えていくが、ベラルーシでは子どもが学んだことを大人に広めていくということが素晴らしい』と話し、こう提言した。『一方的に教わるのではなく、エーデルワイスの子どもたちのように放射線の測定など積極的に活動することが重要ではないか」」
と結んでいます(2)。
 福島県は風評被害を主張しているようですが(5)、福島の多くの皆様は福島産が「安全」との確信が持ていないように報じています。当然の事です。(=^・^=)が知る限り福島産は
 ①福島を代表するモモ、キュウリ、トマト等の主要産地は汚染されたままである(6)(7)(8)
 ②福島ではセシウムが飛び交っている(9)。
 ③福島産は今もセシウム入りである(10)。
 ④福島産は他より低く出る検査で「安全」とされ出荷されている(10)。
 ⑤福島産はセシウム以外の。
  ・スチンロンチウム90
  ・放射線分解によって生じ得る毒素
 など調べられていない。
 ⑥福島を代表するモモ、キュウリ、トマト等の主要産地では葬式が増えた。ただし産地で無く農水産業生産額を大きく減らした福島県相馬地方では増えていない。
等の特徴があります(6)(7)(8)。
 この記事は子供達を福島産は「安全」と洗脳し、家庭に広め福島産を福島の皆様に食べさせる企てを主張しています。

2.安全性伝える知識必要 相馬農高生が実感
2回目の「安全性伝える知識必要 相馬農高生が実感」の冒頭は
福島の女子高生が実習で栽培した野菜を売りにいったら
 「私の家には小さい子どもがいるので、福島産の野菜は買わない」
と言われたとの記事を掲載していました。こにあと同記事は
 「原発事故から5年も過ぎたのに...」
と報じています(11)。
実習で作った野菜の購入を拒否されたことを報じる福島の地方紙・福島民友
 ※(12)を8月22日に閲覧
 図―2 実習で栽培した野菜の購入拒否を報じる福島の地方紙・福島民友

 表題からして福島は「安全」のような主張ですが、本記事中で福島が「安全」になった根拠は「原発事故から5年も過ぎたのに...」以外ありません。途中で文が切れているので、この文言を彼女が言ったのか、新聞記者が自らの感想として付け加えたか判然としません。(=^・^=)が調べた限りこの件を最初に報じたには朝日新聞です。その記事には「原発事故から5年も過ぎたのに...」などの文言はありません(13)。この文言が正しいか(=^・^=)なりに検証してみたいと思います。(=^・^=)は以前の記事で福島県二本松市に放置されている放射性セシウムの量を見積もりました(14)。以下に結果を示します。
事故7年目になっても6割が残ったままの福島県二本松市の放射性セシウム
 ※(14)を引用
 図―3 福島県二本松市の放射性セシウム量

  事故1ヶ月半(2011年4月29日)   20g
  昨日(2017年8月27日)       12g
 で事故7年目になりましたが事故によってばら撒かれたセシウムの6割は残ったままです。5、6年経って放射性セシウムが大幅に減って状況が劇的に改善される訳はありません。それを「原発事故から5年も過ぎたのに...」との1文を加え、あたかも安全になったかのような印象操作を実施しています。
 図―3に示す様に福島にばら撒かれた放射性セシウムの大部分はセシウム137です。放射性物質が半分になるまでの時間「半減期」はセシウム137で30年です(15)。30年で半分、60年で4分の1にしかなりません。僅か数年で劇的に減って「安全」になる訳がありません。
 このような事実を曖昧にするためでしょうか。出てくるのは紙面(12)によれでば女子高校生は17歳の高校2年生・鈴木ふみかさんだそうです。なんか「風評被害」の悲劇のヒロインをてっち上げている感じです。朝日新聞の報道では彼女はメガネを掛けていました(13)。福島民友の記事は図―2示すようにメガネが外れています。朝日新聞の報道でも大変綺麗ですが、メガネを取った福島民友の図―2はもっと綺麗です。福島民友はこの手の話が好きなようです。今年3月には福島民友は福島産モモのキャペーンで、お客さんに産地を聞かれ「福島産」と説明したらモモを吐かれてしまったとの記事を載せていました(16)
「福島」表記とたすきを付ける福島のキャンペーンクルー
 ※(17)を引用
 図-4 モモを吐かれたと主張する上石(あげいし)美咲さん(左)

 ただこの記事にはどう見ても不合理です。第一にモモを吐かれたのが2015年の夏で(16)、事故後5回目の福島のモモのシーズンです。それ以前の2011年~14年に4回もモモのシーズンあったのに、このような事は(=^・^=)の知る限り報じられていません。図―4に示す様に当該クルーの方は「福島」とかいたタスキをつけてキャンペーンをしています(17)。お客さんは産地は聞くまでもなく「福島産」と認識できます。産地を聞かれることなどありえません。当時の福島産果物のキャンペークルーの皆様の活動報告(18)を見ていると、一人でキャンペーンに出かけることがありません。仲間が目撃しているはずですが、当該記事には目撃談は出ていません。もともとは当該記事は今年1月に共同電として配信されたものです(19)(20)(21)。福島民報も報道できるはずですが、あまりに怪しげなので報道を控えたのかもしれません。
 図ー2の女子高校生も図―4の女子大生も大変に綺麗な方だと思います。綺麗な福島の女性を「風評被害」の被害者に仕立て(17)、福島の安全を喧伝するような報道です。ただし、上石(あげいし)美咲さんは「被害者」ではありません。2015年に続き2016年のキャンペーンクルーを務めましたが(22)、2017年は外れたようです(23)。そして、福島のFM局のパーソナリティを務めることになりました(24)。
綺麗な福島の女性パソーナリティ
 ※(25)を転載
 図―5 上石(あげいし)美咲さん女性パソーナリティを報じるTUF

 原発事故やこれに続く安倍出戻り総理等が「風評被害」と呼ぶ福島離れが(26)無かったらFM局のパーソナリティを務めることはできなかったと思います。
 この記事の最後で鈴木ふみかさんが将来は農業関係の仕事を志すことを報じたあとで
「本県の農業を担う若者は、心の葛藤を乗り越え、将来へ大きな一歩を踏み出した。」
と結んでいます(11)。しかしこれは稀有な例です。以下に今年1月から7月末での福島県の社会増減(転入者数-転出者数)を以下に示します。
20代前半女性で顕著な福島の社会減
 ※(27)を集計
 図―6 2017年の社会増減(1-7月)

 図に示す様に20代前半の女性に多くなっています。この世代の方は学校を卒業し社会人としての新たな一歩を踏み出す時期です。福島の若い女性は社会人としての新たな一歩を福島でなく福島県で踏み出しています。
 以下に20代前半の社会増減の推移を示します。
増加傾向に転じた20代前半女性の福島脱出
 ※1(27)を集計
 ※2 各年1-7月
 図―7 20代前半の社会増減(1-7月)

 図に示す様に男性に比べ女性の社会減が酷くなっています。事故後は一時は低下傾向にあったのですが、2016年、17年と増えています。
 全体的傾向として若い女性の福島脱出は確実に進んでいます。当然です。図―3に示すように福島の放射能汚染は改善される見込みはありません。図―2や図-5に示す様に福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べて大変に綺麗です。何処に行っても歓迎されます。

3.「放射能うつる」の誤解 学校外の連携模索
 3回目は「「放射能うつる」の誤解 学校外の連携模索」です(28)。
「『放射能うつる』の誤解」と報じる福島民友
 ※(12)を8月23日に閲覧
 図―8「『放射能うつる』の誤解」と報じる福島民友

この表題では「『放射能うつる』の誤解」ですので、放射能は移らないことになります。本文の書き出しには
「放射線をあびた人からは、周りの人に放射能がうつる―。○か×か。」
とありますので(28)、「うつる」には「写る」「移る」「映る」意味がありますが(29)この場合は「移る」です。特に人に移るです。福島原発事故の時には人に放射能が移るか心配してスクリーニング検査が行われました(30)。事実として放射能は(人に)移ります(31)。「放射能うつる」は「誤解」でなく「事実」です。福島民友はこれを「誤解」とするデマを報道しています。
 「放射線」はこれに当たると健康被害を起こす可能性がある放射線は、高い運動エネルギーをもって流れる物質粒子(アルファ線、ベータ線、中性子線、陽子線、重イオン線、中間子線などの粒子放射線)と高エネルギーの電磁波(ガンマ線とX線のような電磁放射線)の総称です。「放射能」は放射性物質が有する放射能を発する能力です。放射線は「移り」ませんが、放射能は「移り」ます。量を示す単位も違います。放射線はシーベルト(Sv)ですが、放射能はベクレル(Bq)です(31)。
 事故から7年目になったのですが、福島ではこの違いがあまり広まっていないようです。
放射線量を表示する「福島県放射能測定マップ」
 ※(32)を引用
 図-9 「福島県放射能測定マップ」

名前は「福島県放射能測定マップ」ですが、図に示す通り単位はシーベルト(Sv)表示しているのは「放射線」量です。こうした混用に付け込んで福島民友は「『放射能うつる』の誤解」などとデマを報じています。
「放射線をあびた人からは、周りの人に放射能がうつる―。○か×か。」
ですが、放射線を出した放射能が何処にあるかで違います。外部にある放射能が原因なら「放射線をあびた人」は放射能を持っていないので「移る」心配はありません。でも放射能が飛んで来て衣服に付着したのは「除染」をしない限り放射能は保持されたままので、どこえでも「移り」えます。
 以下に航空機モニタンリグのデータ等から(33)見積もった2015年11月から16年11月までの1年間の福島の放射能飛散量を示します。
広範囲で放射性物質が降り注ぐ福島
 ※1 (34)を転載
 ※2 ①は「飯豊山」、②は「吾妻山」、③は「安達太良山」、④は「磐梯山」、⑤は「 会津駒ヶ岳 」、⑥は「 那須岳 」
 図―10 放射性物質が飛んで来た量と日本100名山 

 図に示す様に福島は今も福島は放射能が飛び交っています。これが衣服などの付着し被ばくの原因となる可能性があります。そして、他の人と接触することで別の方にも移り新たな被ばくを引き起こす可能性もあります。
「放射線をあびた人からは、周りの人に放射能がうつる―。○か×か。」
にはこれだけの条件設定では答えられません。ところが当該記事で福島民友は
 「子どもの4分の1がこれに答えられなかった。」
と報じています(28)。この問題の正しい答えは「答えない」ですが、それができた福島の子どもは僅か4分1で、残り4分3は誤って回答を出してしてしまったようです。これについて当該記事は
「年に数時間の授業よりも、少しずつでも繰り返し、横断的に学んでこそ定着する」
と報じ(28)、放射線教育が行われてるとしていましが、実態は放射能は「安全」とする洗脳が行われています。
 蛇足ですが放射能は「写る」し「映る」ことがあります。「写る」には「フィルムや印画紙に画像が残る。」との意味がありますが(29)、以下は放射能が写った例です。
brg140715d.gif
 ※(35)を転載
 図―11 放射線物質が付着した福島県のいなほ

 「映る」には「形・色・光などが,他の物の表面に現れる」との意味があります(28)。以下に東京電力が発表したガンマカメラの映像を示します。
ガンマカメラに映る福島第一の放射能
 ※(36)を引用
 図―12 福島第一原発3号機内のガンマカメラ映像

 図に示すように、カンマカメラのセンサ部分に放射能が確り映っています。

4.学び続ける風土つくる 意欲に応える方策を
 4回目の「学び続ける風土つくる 意欲に応える方策を」では立命館大学衣笠総合研究機構准教授 開沼 博氏が登場します(38)。
 現在は経済産業省汚染水処理対策委員会多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会委員や経済産業省資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会原子力小委員会委員、過去には復興庁東日本大震災生活復興プロジェクト委員等を務めています(40)。日本の原子力黎明期に推進の一大キャンペーンを実施した読売新聞(40)の読売新聞読書委員も務めております(40)。福島第一原発事故の賠償や廃炉に関する国の組織である「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」(42)が今年7月に福島で開いた福島廃炉フォーラムでは「講演」を行いさらには、その後の「リサーチセッション」では進行役を務めました(40)(43)。当該記事では特段の記載はありませんが、福島第一の賠償や廃炉と関係する行政と密接な関連を持った方です。
 この方は「「STOP!福島関連デマ・差別」――ともに「デマ・差別」を解決する道を - 」
なるサイトの共同運営者に名を連ねています(44)。このサイトも一つのレポートなはずですが、参考文献が見当たりません。大学の先生なのですから、
「レポートには,自分で調べるということが求められているわけですから,参考文献が必要です。参考文献がひとつもないということは,何も調べていないということだからです。」
などとは常識な筈です(45)。
 サイトの冒頭に
「昨年(2016年)末、福島から横浜に避難した子どもが、小学生時代にいじめを受けていたことが明らかになりました。殴る蹴るなどの暴行を受け金品を取られ続けた上に、「菌」などと、福島から来たことで『汚れている』かのような侮蔑的な言葉を投げつけられていました。 」
なんて記載があります(44)。これでは「菌」扱いされ方は福島から横浜に避難されたかたになります。でも「菌」扱いは新潟県で起こりました(46)。冒頭からデマです。
 冒頭からデマでは、後は点検の必要がないと思います。当該記事登場する開沼 博氏は何の調査もせずに一方的に持論を展開するデマ屋です。こんな方の発言を福島民友は取り上げています。
 当該記事は
「 開沼は自然科学的な放射線知識を教えるだけではなく、社会科学的な知識や倫理観も含めて学び合うことの必要性を説く。『民間ベースで福島が抱える放射線の問題について検定試験を行うなど、学ぶ意欲がある人の理解度を高めるための方策を試す時ではないか』」
と結んでいます(38)。でも一番重要なのは基礎となる「自然科学的な放射線知識」であり、これをベースとした個人に価値観に基づいた多様な判断が尊重されるべきです。民主主義の基本多様な価値観です(46)。だれかが一方的に決めた「社会科学的な知識や倫理観」ではありません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 この記事はあたかも福島の女子高校生が福島産離れ苦い思いをしたような事を書いていますが、一番苦い思いをしているのは東京電力です。以下に東京電力が支払った「風評被害」(福島離れ)賠償額を示します。
増え続ける風評被害賠償額
 ※(47)を過去分も含め集計
 図-13 「風評被害」(福島離れ)賠償額

 図に示しようにどんどん増えて行き2017年7月末時点で1兆6642億円に達しています(47)。東京電力や安倍出戻り内閣は福島離れを解消し、支払いをこれ以上増やしたくと思っているはずです。これは(=^・^=)の感想ですが、この特集記事の筆者は現状を変えるにはある程度のリスクはしかたが無いと考えてる気がします。車は交通事故を起こすリスクがありますが、これを排斥しようなどとの主張はありません。それと同様に社会が上手く回る為には福島産リスクも許容すべきとの考えです。ただしこれはデマ報道をしてよい理由にはなりません。福島民友の当該特集にデマを含むことは本文記載の通りです。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(48)。8月は出荷のピークです(49)。福島県田村市は福島を代表するピーマン産地です。田村のピーマンは美味しいそうです(50)。 福島県は福島産ピーマンを「安全」だと主張しています(51)。でも、福島県田村市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。
他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県田村市のスーパーチラシ
 ※(52)を引用
 図―14 福島産ピーマンが無い福島県田村市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県田村市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)【復興の道標・放射線教育】子どもが学び家庭へ 測定検査で実践的活動 :復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)<震災6年>原発避難いじめ実感 福島64% | 河北新報オンラインニュース
(4)チェルノブイリ原発事故
(5)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島の葬式はキュウリ主産地で9%増、相馬は別(過去1年)
(7)めげ猫「タマ」の日記 福島の葬式はモモ産地で12%増、相馬は別(過去1年)
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島の葬式はトマト主産地で14%増、相馬は別(過去1年)
(9)めげ猫「タマ」の日記 事故6年、放射性物質が飛び交う福島
(10)めげ猫「タマ」の日記 吐かれて当然、福島のモモ
(11)【復興の道標・放射線教育】安全性伝える知識必要 相馬農高生が実感:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(12)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-
(13)朝日新聞デジタル:かなえたい夢 訴えた - 福島 - 地域
(14)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(15)半減期 - Wikipedia
(16)【復興の道標・不条理との闘い】自分で見て伝えたい モモ吐かれた経験原点:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(17)ミスピーチキャンペーンクルーのブログ アフターDC・花見山オープニングセレモニー
(18)ミスピーチキャンペーンクルーのブログ 2015年08月
(19)【特集】ミスピーチは原発を目指した(1) 福島産の桃吐かれ - 共同通信 47NEWS
(20)【特集】ミスピーチは原発を目指した(2) 福島産の桃吐かれ - 共同通信 47NEWS
(21)【特集】ミスピーチは原発を目指した(3) 福島産の桃吐かれ - 共同通信 47NEWS
(22)2016ミスピーチキャンペーンクルー決定
(23)2017ミスピーチキャンペーンクルー決定
(24)伝えるラジオ~福島リアル~ | (株)エフエム福島 | radioinfo.radiko.jp ラジオウェブ
(25)めげ猫「タマ」の日記 柏崎刈羽は安全審査に合格したら再稼働すべき、東京電力福島復興本社代表
(26)安倍晋三首相、福島県視察 復興状況を確認 牛乳を試飲「風評被害を払拭し、販路が拡大できるよう応援したい」(1/2ページ) - 産経ニュース
(27)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(28)【復興の道標・放射線教育】「放射能うつる」の誤解 学校外の連携模索:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(29)うつるとは - 漢字辞典 Weblio辞書
(30)スクリーニング検査 19万人 | 東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース | NHK 40年後の未来へ 福島第一原発の今
(31)めげ猫「タマ」の日記 「放射能は移らない」とデマを報じる福島民友
(32)福島県放射能測定マップ
(33)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会
(34)めげ猫「タマ」の日記 事故6年、放射性物質が飛び交う福島
(35)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月2週)―福島県漁連の検査で13ベクレル、福島県の検査は63件全数ND、いわき市沖アワビ
(36)2012年7月5日「建屋内の遠隔除染技術の開発」ロボットによる2号機および3号機原子炉建屋調査結果について(PDF 458KB)
(37)【復興の道標・放射線教育】学び続ける風土つくる 意欲に応える方策を:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(38)プログラム-Day1 | 第2回福島第一廃炉国際フォーラム
(39)(38)中のプロフィール 開沼 博
(40)日本の原子力政策 - Wikipedia
(41)原子力損害賠償・廃炉等支援機構 - Wikipedia
(42)広野で福島第一廃炉フォーラム 住民不安点など指摘 | 県内ニュース | 福島民報
(43)「STOP!福島関連デマ・差別」――ともに「デマ・差別」を解決する道を - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
(44)レポートに関する注意-高評価を得るために-
(45)福島避難生徒また「菌」いじめ…新潟の中1女子 - 社会 : 日刊スポーツ
(46)社説:2016年を考える 民主主義 多様なほど強くなれる - 毎日新聞
(47)賠償金のお支払い状況|東京電力
(48)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(49)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(50)福島県JAたむら&田村市トップセールス/東京青果株式会社
(51)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「やさい編 [PDFファイル/178KB]
(52)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2017/08/28(月) 20:07:11|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市

 福島県二本松市のセシウムの量を(=^・^=)なりに見積もると
  事故1ヶ月半(2011年4月29日)   20g
  事故義5年8ヶ月(2016年11月18日)13g
  今日(2017年8月27日)       12g(近々のデータを半減期で補正)
 で事故7年目にないましたが事故によってばら撒かれたセシウムの6割は残ったままです。
 福島県の地方紙・福島民友は福島の女子高生が実習で栽培した野菜を売りにいったら
 「私の家には小さい子どもがいるので、福島産の野菜は買わない」
と言われたとの記事を掲載していました。こにあと同記事は
 「原発事故から5年も過ぎたのに...」
と報じています。
実習で作った野菜の購入を拒否されたことを報じる福島の地方紙・福島民友
 ※(2)を8月22日に閲覧
 図―1 実習で栽培した野菜の購入拒否を報じる福島の地方紙・福島民友

 彼女は風評被害で痛めつけられた悲劇のヒロインなのか、それとも放射線を知らない馬鹿なのか興味があります。そこで
「原発事故から5年も過ぎたのに...」
の1文に注目しました。事故から5年以上が過ぎ、福島にばら撒かれた放射性物質が大幅に減ったのならこの言葉は正しいと思います。でも福島にばら撒かれた放射性物質が残ったままなら、彼女は悲劇のヒロインでなく放射線を知らない馬鹿か単なる出たがり屋です。
 福島県二本松市は福島第一原発80km圏内に全てが位置する市です。
事故から7年目も汚染されたままの福島県二本松市
 ※1(4)の数値データを元に(5)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 図-2 福島県二本松市

 図に示す様に事故7年目になりましたが、今も大部分が国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えたままです(7)。原子力規制委は事故後に時々、放射線量の分布を発表しています(3)。事故直後は80km圏内のみであり、除染(8)の効果などを見るには全域が避難地域になっていない、ある程度の放射線量がありほぼ全域で数値が出ています。放射性物質の量と放射線量の関係は放射性物質毎に分かっています。
1mm四方に1ベクレル(Bq)の放射性物質があるとすると、放射線量は1時間当たりで
 セシウム134 ― 5.4マイクロシーベルト(μSv)
 セシウム137 ― 2.1マイクロシーベルト(μSv)
の放射線量になります(9)。
 セシウム134と137の割合は一定しています。ただし時間依存があります。以下に2011年と2017年4月末のセシウム137に対するセシウム134の割合を示します。
一定割合のセシウム134と137
 ※(10)を集計
 図-3 セシウム137に対する134の割合

 図に示すように同時期ならセシウム137に対する134の割合は一定ですが、時間と共に低下します。2011年4月末時点ではセシウム137とセシウム134のベクレル(Bq)で測れる放射能量はほぼ同量ですが、6年後の2017年4月末には約15%まで低下しています。これは放射性物質が半分になるまでの時間を「半減期」と呼びますが、セシウム134の半減期は2年でセシウム137は30年です(11)。セシウム134は6年で8分1(12.5%)(0.5(6÷2))まで低下しますが、セシウム137は87%(0.5(6÷30)×100)が残ったままです。
 セシウム134とセシウム137の割合が分かれば、これを元にセシウム134由来と137由来の放射線量を知ることできます。
 セシウム137と134の割合をa:b
 放射線量をR
とすればセシウム137由来の放射線量R137
 R137=R×(2.1a)÷(2.1a+5.4b)
セシウム134由来の放射線量R134
 R134=R×(5.4b)÷(2.1a+5.4b)
になります。
 これを元に単位面積当たりのセシウム137と134の量が求まります。例えば放射線量を1時間当たりのマイクロシーベルト(μSv/h)で、単位面積を1ミリメートル四方(mm)すればセシウム134および137の放射能量をそれぞれB134およびB137とすれば
 B134=R134÷5.4
 B137=R137÷2.1
になります。1グラムのセシウム134は47.9兆ベクレル、セシウム137は3.21兆ベクレルに相当します(12)。この値で割ってやれば単位面積当たりの放射線量を求める事ができます。これに面積を乗じれば放射性セシウムの全重量を求めることができます。
 原子力規制委員会は福島第一80km圏内に限れば過去に11回の放射線量の面的な測定結果を発表しています(4)。これを元に面積344.42平方キロメートル(km)の福島県二本松市(13)の放射性セシウム量を見積もってみました。
事故7年目になっても6割が残ったままの福島県二本松市の放射性セシウム
 ※(4)を集計
 図―4 福島県二本松市の放射性セシウムの量

  事故1ヶ月半(2011年4月29日)   20g
  事故義5年8ヶ月(2016年11月18日)13g
で、昨年末時点で6割以上が残っています。
 以下に2014年11月以降のセシウム137の量と半減期で計算される量を示します。
半減期でした下がらくなった福島県二本松市のセシウム137の量
 ※1 セシウム137の量は(4)等より集計
 ※2 凡例中「半減期」は「半減期で計算される量」
 図―5 セシウム137の量と半減期で計算される量

 図に示す通り2014年11月以降は半減期で計算さる量とほぼ同じです。最新データ(2016年11月時点)から今日(2017年8月26日)のセシウムの総量を計算すすると12gです。
 福島県二本松市のセシウムの量は
  事故1ヶ月半(2011年4月29日)   20g
  今日(2017年8月26日)       12g
 で事故7年目にないましたが事故によってばら撒かれたセシウムの6割は残ったままです。
 図―5に示す様に今後は半減期でしか放射性セシウムは減って行きません。図―4に示す様に大部分はセシウム137です。セシウム137の半減期は30年です(11)。30年で半分、60年でも4分の1は残ります。福島県二本松市は今後数十年は放射能に汚染された状態が継続します。福島民友が報じた
 「原発事故から5年も過ぎたのに...」
でも何も改善されていません。福島民友が悲劇のヒロインに仕立てようとした女子高校生は、悲劇のヒロインでなく放射線を知らない馬鹿か単なる出たがり屋です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 5年では殆んど改善されないの 「原発事故から5年も過ぎたのに...」とあたかも改善されたような報道が平然となされる福島では福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表する夏野菜にトマトがあります(14)。8月がトマトの出荷のピークです(15)。福島のトマトは美味しいそうです(19)。福島県郡山市は福島を代表するトマトの産地です(16)。福島県は福島産トマトは安全だと主張しています(17)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
北海道産はあっても福島産トマトが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―6 福島産トマトが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)【復興の道標・放射線教育】安全性伝える知識必要 相馬農高生が実感:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会
(4)(3)中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)福島県 二本松市|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:福島県・環境省
(9)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(10)報道発表資料 |厚生労働省中の各月の「食品中の放射性物質の検査結果について」
(11)半減期 - Wikipedia
(12)放射能の比較 - Wikipedia
(13)二本松市 - Wikipedia
(14)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(15)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(16)今年もおいしい、トマト!トマト!トマト! | ふくしま 新発売。
(17)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(18)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(19)イオン郡山フェスタ店
  1. 2017/08/27(日) 19:44:28|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2016年の福島・観光客は4.9%増、これまで集計してない施設を集計しただけ

「2016(平成28)年の(福島)県内の観光客入り込み数は5276万4千人で、前年より245万1千人(4.9%)増加した。5717万9千人だった震災前の2010年の92.3%まで回復した。」
と報じられました(1)。福島県の発表資料(3)(4)を集計すると、事故前からある施設(以下既存施設とする)の昨年に対する増加率は0.6%(27万3千人)ですが、事故後に新設された施設(以下新規施設とする)で、観光客入り込み数の昨年に対する増加分は222万4千人で(61.4%)、137万8千人は2016年からからたに集計に加えられた施設です。今年から集計に加わった施設のうち観光客入り込み数が多い順に10施設を調べたら9施設は2012年からありました。観光客入数は事故前に比べ水増しされています。福島では復興の「水増し」が行われています。
 福島原発事故によって福島は汚染されました。
事故7年目も汚染されたままの福島
 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(7)による
 図-1 事故7年目も汚染されたままの福島

 図に示す通り今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト超えて(8)おり事故7年目の今も福島は汚染されたままです。多くの方が福島を恐れ観光に出かけなくなったと思います。以下に福島県の観光客入り込み数を示します。
事故以前からの観光施設の観光客が回復しない福島
  ※1(4)を集計
  ※2 凡例中「既存」は事故前より集計対象になっていた施設を示す。
  ※3 凡例中「新規」は事故後に集計対象になった施設を示す。
 図―2 福島の観光客入り込み数

 これについて福島の地方紙・福島民報は
 「2016(平成28)年の(福島)県内の観光客入り込み数は5276万4千人で、前年より245万1千人(4.9%)増加した。5717万9千人だった震災前の2010年の92.3%まで回復した。」
と報じていました。図に示すように2013年以降は、既存施設の観光客はあまりふえていません。既存施設の観光客入り込み数は
 2010年 5,717万9千人
 2013年 4,669万1千人
 2015年 4,664万5千人
 2016年 4,691万8千人
です。2016年は2015年に対し27万3千人(0.6%)、2013年に対し22万7千人(0.5%)増えいますが、事故前に比べると1,026万1千人(17.9%)減っています。およそ回復しているようには見えません。
 一方で新規施設は
 2010年 0(2010年に集計対象になっていない施設を集計しています)
 2013年 162万4千人
 2015年 362万1千人
 2016年 584万6千人
で2016年は2015年に対し222万4千人で(61.4%)増えています。ただし福島県の発表資料(3)(4)を比較するとこのうち137万8千人は2016年からからたに集計に加えられた施設です。全部で22施設あります。これだけの施設が2016年中にオープンしたとは思えなので、22施設中で観光客入り込み数が多い順に10施設を調べてみました。
 ①郡山市民文化センター  観光客入り込み数 29万2千人 1984年11月開館(9)
 ②逢瀬公園・緑化センター 観光客入り込み数 17万8千人 1979年開園(10)
 ③磐梯熱海スポーツパーク 観光客入り込み数 17万人   1991年開園(11)
 ④道の駅猪苗代      観光客入り込み数 11万8千人 2016年11月開駅(12)
 ⑤郡山市立美術館     観光客入り込み数  7万5千人 1992年11月開館(13)
 ⑥磐梯熱海アイスアリーナ 観光客入り込み数  7万1千人 1994年11月開館(14)
 ⑦開成山野球場      観光客入り込み数  6万9千人 1952年11月開場(15)
 ⑧大安場史跡公園     観光客入り込み数  5万5千人 2009年4月オープン(16)
 ⑨大山忠作美術館     観光客入り込み数  4万3千人 2009年11月開館(17)
 ⑩ふくしまラーメンショー 観光客入り込み数  4万3千人 2012年には開催されていた(18)
以上に示すように2016年から集計対象となった上位10施設中8施設は事故前から存在し、2016年中にオープンしたのは④道の駅猪苗代のみです。福島民報は「前年より245万1千人(4.9%)増加した」と報じていますが、これまで集計対象でなかった既存の施設を集計対象にし、「観光客入り込み数」を水増ししています。福島では復興の「水増し」が行われています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島では復興の「水増し」が行われています。これだったら福島産の「安全」が偽装されても不思議はありません。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する果物にナシがあります(19)。福島県知事あベトナムで福島産ナシのPRをしたそうです(20)。
ベトナムで福島産ナシをPRする福島県知事
  ※(21)を8月26日に閲覧
 図―3 福島県知事のナシのPRを報じる福島県の地方紙・福島民友

 福島はナシの季節です。福島県福島市は福島を代表するナシの産地です(19)。今年の福島市のナシは甘さも十分だそうです(22)。福島県は福島産ナシを「安全」だと主張しています(23)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ナシは無しです。他県産はあっても福島産ナシが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―4 福島産ナシが無しの福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「福島産」は食べません。



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)県内観光客4.9%増 震災前年の9割まで回復 | 県内ニュース | 福島民報
(2)統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(3)(2)中の「28年観光客入込状況調査 [PDFファイル/1.12MB] 
(4)(2)中の27年観光客入込状況調査 [PDFファイル/1.09MB] 
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(7)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)郡山市民文化センター - Wikipedia
(10)逢瀬公園・緑化センター - Wikipedia
(11)磐梯熱海スポーツパーク - Wikipedia
(12)道の駅猪苗代 - Wikipedia
(13)郡山市立美術館 - Wikipedia
(14)磐梯熱海アイスアリーナ - Wikipedia
(15)郡山総合運動場開成山野球場 - Wikipedia
(16)大安場史跡公園 - Wikipedia
(17)大山忠作美術館|美術館の概要
(18)ふくしまラーメンショー 2012 出店リスト - らぁめん廃人
(19)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(20)県産ナシ販売開始 ベトナムへ初輸出、内堀知事店頭でPR | 県内ニュース | 福島民報
(21)福島民報
(22)トピックス | JAふくしま未来
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載
  1. 2017/08/26(土) 20:00:27|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

緊急のお知らせ-栃木でセシウム汚染食品が市場流出-

報道等によると栃木県那須塩原市の直売所から基準値7倍以上の1キログラム当たり720ベクレルのセシウム汚染食品が売られていたのとの事です(1)(2)。注意してください。
 品名   「チチタケ」(キノコ)
 直売所名 そすいの郷直売センター
 販売時期 2017年8月

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)放射性物質:直売所チチタケ720ベクレル 国基準の7倍、回収へ 那須塩原 /栃木 - 毎日新聞
(2)直売所のキノコから放射性物質|NHK 栃木県のニュース
  1. 2017/08/26(土) 19:59:08|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

福島の赤ちゃんは14%減、対事故時

 福島県の赤ちゃん誕生数は
 事故時(2010年8月~11年7月生まれ) 15,734人
 近々1年(2016年8月~17年7月生まれ)13,602人
で14%減っています。原因は福島の若い女性の福島脱出です。福島はやがてお母さんとなるベルべき若い女性がいなくなり老人と男だけになり滅んで行きます。
 福島で人口減少について対策を考える、有識者の会議が福島市で開かれ、「若い女性の人口が減少しているので、対策を急ぐ必要がある」などの意見が出されたそうです(1)。
「若い女性の人口が減少しているので、対策を急ぐ必要がある」と報じるFTV
 ※(1)をキャプチャー
 図―1 人口減少について対策を考える有識者の会議を報じる福島のローカルTV局

 以下に今年1月から7月末での福島県の社会増減(転入者数-転出者数)を以下に示します。
20代前半女性で顕著な福島の社会減
 ※(2)を集計
 図―2 2017年の社会増減(1-7月)

 図に示す様に20代前半の女性に多くなっています。この世代の方は学校を卒業し社会人としての新たな一歩を踏み出す時期です。福島の若い女性は社会人としての新たな一歩を福島でなく福島県で踏み出しています。
 以下に20代前半の社会増減の推移を示します。
増加傾向に転じた20代前半女性の福島脱出
 ※1(2)を集計
 ※2 各年1-7月
 図―3 20代前半の社会増減(1-7月)

 図に示す様に男性に比べ女性の社会減が酷くなっています。事故後は一時は低下傾向にあったのですが、2016年、17年と増えています。
 今から5年前の2012年8月1日に福島では15~19歳の女性は50,006人暮らしていました。それから5年が経ち2017年8月1日は彼女達は20~24歳になりました。同日の20~24歳の方で福島に暮らしているのは31,823人です。2012年8月1日に15~19歳だった女性の4割近い18,183人(50,006-31,823)がこの5年間で福島から出ていきました。図に示すように福島からの若い女性の脱出は増えているので、この先はもっと酷くなります。
 20代前半女性の福島大量脱出が数年続けば、20代後半の人口にも影響してきます。以下に福島の20代後半人口を示します。
事故後に減少する福島の20代後半女性
 ※(2)を集計
 図―4 福島県の20代後半人口

 図に示す様に女性を中心にどんどん減っています。福島に住む20代後半女性の人口は
  事故直前(2011年3月1日)46,980人
  近々(2017年8月1日)  38,556人
で18%減っています。以下に母の年齢別(5歳階級)別にみた出生数を示します。
25~34歳が大部分を占める福島の出産
 ※(3)を集計
 図―5 福島県の母の年齢別(5歳階級)別にみた出生数
 
 図に示す通り20代後半と30代前半で大部分を占めています。この世代の人口減少は福島の赤ちゃん誕生数の減少に直結します。以下に福島の各年8月から翌年7月末での1年間の赤ちゃん誕生数を示します。
事故後に減少する福島の赤ちゃん誕生数
 ※(2)を集計
 図―6 福島県の赤ちゃん誕生数

 図に示すように事故後にどんどん減っています。福島県の赤ちゃん誕生数は
 事故時(2010年8月~11年7月生まれ) 15,734人
 近々1年(2016年8月~17年7月生まれ)13,602人
で14%減っています。福島では若い女性の脱出が生じ、お母さんとなるべき女性がいなくなり、赤ちゃんが生まれなくなる悪循環が起きています。あとは人口減少と高齢化です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 図―1に示す様に「若い女性の人口が減少しているので、対策を急ぐ必要がある」などの意見が出されましたが、この意見を参考に対策を取っても効果が期待できません。2014年に若い女性だけを対象とした復興イベントが行われました。「東京ガールズコレクションin福島」です(4)。このイベントには当時の復興大臣や福島県知事も出席しています(5)。福島を守るには福島の若い女性の脱出を食い止めることがじゅうようだと当時も分かっていたはずです。だからこそ若い女性だけを対象としたかなり露骨な復興イベントを開催したと思います。福島の行政担当者は若い女性の脱出を食い止めることが重要であることが分かっていたはずです。有効な施策は打ち出せませんでした。
 福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島出身の綺麗な女性と御嬢さん
 ※(6)を転載
 図―7 福島出身の綺麗な女性と御嬢さん 
 
福島の女性は何処に行っても歓迎されます。ことし5年ぶりに福島産果物のキャンペーンクルーの同窓会が開かれました。そこには東京から坂本英美さんがは3歳の御嬢さんと共に参加したそうです(7)。
 福島を嫌がっているのは若い女性だけではないようです。
 福島を代表する夏野菜にトマトがあります(8)。8月が出荷のピークです(9)。福島のトマトは美味しいそいうです(10)。福島県郡山市は福島の主要なトマトの産地の一つです(11)。福島県は福島産トマトを「安全」だと主張しています(12)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(13)を引用
 図―8 福島産トマトが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島テレビ08/23有識者が人口減少について意見交わす
(2)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)保健・医療・福祉の統計調査 - 福島県ホームページ中の「人口動態調査⇒
福島県版概況
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島を去っていく若い女性達―TGCも効果なし-
(5)復興庁 | 東京ガールズコレクションin福島(福島県郡山市)[平成26年4月29日]
(6)めげ猫「タマ」の日記 避難指示解除の飯舘村、道の駅オープン、未来は暗い
(7)歴代ミスピーチ『同窓会』集合! 福島駅で世代超え名産PR:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(8)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(9)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(10)今年もおいしい、トマト!トマト!トマト! | ふくしま 新発売。
(11)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(12)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(13)2017年8月24日(木)発行の鎌倉屋折込チラシ
  1. 2017/08/25(金) 20:00:13|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

福島第一汚染水の処分策示さず。遠のいた柏崎刈羽審査合格

 7月10日に開催された原子力規制委員会と東京電力会長・社長の意見交換で(1)、原子力規制から出された7つの課題(2)について、東京電力は「文書」で回答を求められました(3)。このうち「福島第1原発の汚染水の処分方法を盛り込まない方針を固めた」とのことです(4)。これでは原子力規制委の期待に東京電力は答えることが出来ず柏崎刈羽の審査合格は遠のきました。
  柏崎刈羽原子力発電所は事故を起こした東京電力の発電所です。福島では事故を起こしたのに柏崎刈羽は安全に運転できるとして原子力規制委に適合性審査(安全審査では無い)を申請しています。柏崎刈羽発電所は立地する新潟に電気を供給しておらず、2007年の地震では放射能漏れと火災を起こしました(6)。
2007年の柏崎刈羽原発火災映像を放送したBSN
 ※(7)を転載
 図-1 煙もくもく柏崎刈羽原子力発電所
 
 東京電力は社長が交代し、新会長・社長が就任しました(7)。7月10日に開かれた原子力規制委員会に新会長・社長が出席しました(1)。そこで原子力規制委は7つの課題を示しました(2)。すなわち
1. 福島第一原子力発電所の廃炉を主体的に取り組み、やりきる覚悟と実績を示すことができない事業者に、柏崎刈羽原子力発電所の運転をする資格は無い。
2. 福島第一原子力発電所の廃炉に多額を要する中で、柏崎刈羽原子力発電所に対する事業者責任を全うできる見込みが無いと、柏崎刈羽原子力発電所の運転を再開することはできない。
3. 原子力事業については、経済性よりも安全性追求を優先しなくてはならない。
4. 不確実・未確定な段階でも、リスクに対する取り組みを実施しなくてはならない。
5. 規制基準の遵守は最低限の要求でしか無く、事業者自らが原子力施設のさらなる安全性向上に取り組まなくてはならない。
6. 原子力事業に関する責任の所在の変更を意味する体制変更を予定しているのであれば、変更後の体制のもとで柏崎刈羽原子力発電所について再申請するべき。
7. 社内の関係部門の異なる意見や知見が、一元的に把握され、原子力施設の安全性向上に的確に反映されなければならない。
です。これについて7月10日の会合で原子力規制委は東京電力に対し「文書」で回答を求めたました(3)。
 1項の
「福島第一原子力発電所の廃炉を主体的に取り組み、やりきる覚悟と実績を示すことができない事業者に、柏崎刈羽原子力発電所の運転をする資格は無い。」
の実態は汚染水問題です。
 福島第一では日々汚染水がたまり続けています。
増え続ける福島第一汚染水
 ※(8)を集計
 図―2 溜まり続ける福島第一汚染水

 最新のデータを集計すると約106万トンになります(9)。最終的にどのようにするかわは今のところ決まっていません。7月10日の会合で原子力規制委員長は
「私どもがこれまで1F(福島第一原子力発電所)の廃止検討会、更田委員を中心として随分議論して進めているわけですけれども、汚染水のトリチウムの問題、トリチウム処理水の排水の問題、それから、デブリ取り出しについての格納容器の調査、あるいは、汚染水と関係しますけれども、凍土壁の問題、それから、もろもろの廃棄物の問題、余りにも多くの課題を抱えていて、正直言いまして、東京電力の主体性というのがさっぱり見えないというところがあります。そういう点について、私どもは非常に危機感を持っているのです」
と発言し、1項の「福島第一原子力発電所の廃炉を主体的に取り組み」として福島第一汚染水の海洋放出をせまっています。
 あせったのか東京電力会長は7月13日に報道各社のインタビューで、「(東電として)判断はもうしている」と述べ、海に放出する方針を明言しました(10)。
福島第一汚染水の海洋放出明言を報じる福島民報
 ※(11)を7月14日に閲覧
 図―3 東京電力の会長が福島第一汚染水の海洋放出を明言を報じる福島民報

 東京電力はタービン建屋から汲み上げた汚染水を浄化装置に通した後で保管していると主張していますが、浄化装置で全ての放射性物質が取り除ける訳ではありません。特にトリチウムは全く取り除けません(12)。以下に汚染水のトリチウム濃度を示します。
1リットル100万ベクレル程度の福島第一汚染水のトリチウム濃度
 ※(14)を集計
 図―4 福島第一汚染水のトリチウム濃度

 図に示すように法令限度の1リットル当たり6万ベクレル(15)の20倍近い100万ベクレル程度で推移しています。これを薄めて海に捨てるようです。以下に福島第一の汚染水発生量を示します。
1日150トンベースで増える福島第一汚染水
 ※(16)を集計
 図―5 福島第一の日々の汚染水増加量

 図に示す通り毎日150トン程度のペースで汚染水が増加しています。海洋放出をするして最低でもこの量は処理しなくてはなりません。仮に20倍に薄めてだすとすると1日3000トンです。法令限度ぎりぎりの汚染排水を毎日3000トンを海に流すとなれば多くの方が不安を抱くと思います。(=^・^=)は現状ではトリチウムが「安全」だと言い切るデータは揃っていないと考えます(17)。福島では反発の声が上がりました(18)。
海洋放出に反発する声を報じる福島民
 ※(19)を7月15日に閲覧
 図―6 海洋放出に反発する声を報じる福島の地方紙
 
 海洋放出となれば、多くの皆様が不安を感じ、東京電力などが「風評被害」と呼ぶ(119)福島離れが加速します。結局は海洋放出の明言を断念しました(4)。
汚染水処理策しめさず」と報じる福島民報
 ※(11)を8月25日に閲覧
 図―7 「汚染水処理策しめさず」と報じる福島民報

 福島第一原発汚染水を永遠に貯めておくのは無理です。何時かは海洋放出をしなければならない時期がきます。その事情を説明し福島の皆様の理解を得るのも事故を起こした東京電力の責任です。東京電力はこの責任を回避しました。福島第一原子力発電所の廃炉を主体的に取り組み、やりきる覚悟と実績を示すことができない東京電力に、柏崎刈羽原子力発電所の運転をする資格はありません。東京電力は原子力規制委の期待に答えることができないので柏崎刈羽の審査合格は遠のきました。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 東京電力は事故を起こした責任者として福島の皆様と向き合うべきですがしません。これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島県会津若松市では「会津食の陣」が開かれています。今の主役はトマトです(20)。福島県会津若松市等が属する福島県会津地方(21)は福島を代表するトマトの産地です。福島県会津地方のトマトの味は格別だそうです(22)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(23)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―8 福島産トマトが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。




―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)第22回原子力規制委員会 臨時会議 | 原子力規制委員会
(2)(1)中の参考資料 基本的考え方【PDF:38KB】
(3)(1)中の議事録【PDF:266KB】
(4)原発汚染水の処分策示さず 規制委指示に東電経営陣 - 共同通信 47NEWS
(5)めげ猫「タマ」の日記 東電・柏崎刈羽免震重要棟耐震偽装言い訳へチラシ、反省がありません。
(6)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい東電原発(3月1週)―柏崎刈羽・安全審査の申請書を再提出―
(7)<東京電>社長ら福島訪問 廃炉明言せず | 河北新報オンラインニュース
(8)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社
(9)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第316報)|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(10)柏崎原発も廃炉検討対象 東電会長、費用対効果を重視|社会|新潟県内のニュース|新潟日報モア
(11)福島民報
(12)汚染水の浄化処理|東京電力
(13)報道配布資料|東京電力
(14)(13)中の「水処理設備の放射能濃度測定結果 」
(15)サンプリングによる監視|東京電力
(16)(13)中の「建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移」
(17)めげ猫「タマ」の日記 トリチウムは危険・安全?
(18)復興相、海洋放出に反対 風評懸念「漁業者追い詰めるな」 | 県内ニュース | 福島民報
(19)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(20)会津トマト2017 | あいづ食の陣公式サイト
(21)会津若松市 - Wikipedia
(22)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(23)トマト | JA会津よつば
(24)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(25)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
  1. 2017/08/24(木) 19:54:50|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「放射能は移らない」とデマを報じる福島民友

 福島県の地方紙・福島民友は
 「『放射能うつる」の誤解」
との記事を掲載し、あたかも放射能は移らないように報じていました(1)。放射能は「放射線を出す性質、または能力。」であり(2)、これをに担う放射性物質は「物質」であり(3)何処へでも移り得ます。福島第一から福島の台地に放射能が移り事故7年目の今も福島が汚染されたままなのどはその良いれいです。
 放射線を正しく理解する上では「放射能」と「放射線」の違いを認識することが大事だと思います。放射線は、高い運動エネルギーをもって流れる物質粒子(アルファ線、ベータ線、中性子線、陽子線、重イオン線、中間子線などの粒子放射線)と高エネルギーの電磁波(ガンマ線とX線のような電磁放射線)の総称です(4)。これに触れると健康被害が起こることがあります(5)。ただし速度は非常に早く(概ね光速(4))何かに付着するとはないので、「移る」ことはありません。シーベルト(Sv)で測られます(6)。
 。放射能は「放射線を出す性質、または能力。」です(2)。これをに担う放射性物質は「物質」であり(3)何処へでも移り得ます。以下に例を示します。
事故7年目も福島を中心に残る汚染
 ※(7)の数値データを元に(8)に示す手法で8月1日時点に換算
 図-1 福島を中心に今も残る汚染

 図に示す通り、事故から7年目も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト超える(9)地域が福島を中心に広がり、汚染が残ったままです。福島原発事故では福島第一原発の「放射能」が各地に「移り」いまも汚染したままです。放射能は「ベクレル(Bq)」で測ります(10)。
 以上のように「放射能」と「放射線」は明確に異なる概念です。(=^・^=)は「放射能」は機関銃、「放射線」は機関銃から飛び出した弾に相当すると思います。機関銃に触れてもケガはしませんが、飛び出した弾に当たれば死んだりケガしたりします。同じように放射線に当たれば健康被害の恐れがあります(5)。一方で機関銃は移動できるので「移り」ます。
 このように「放射能」と「放射線」は別の概念ですが、福島では混用が目立ちます。以下に福島県が提供する「福島県放射能測定マップ」を示します。
放射線量を表示する「福島県放射能測定マップ」
 ※(11)を引用
 図-2 「福島県放射能測定マップ」

名前は「福島県放射能測定マップ」ですが、図に示す通り表示しているのは「放射線」量です。
 こうした混同に付け込んだような記事を福島県の地方紙・福島民友が報じていました。
「『放射能うつる』の誤解」と報じる福島民友
 ※(1)を引用
 図―3「『放射能うつる』の誤解」と報じる福島民友

図に示すように、「『放射能うつる』の誤解」と報じ(1)、あたかも放射能が移るのは誤解であり、放射能は移らないような報じ方です。でも放射能が「移る」は既に記載の通りです。
 福島第一⇒福島の台地⇒食べ物⇒福島の子供の体内
なんて移動ルートも考えられます。事故7年目になりますが福島産からは「放射能」(放射性物質)が見つかり続けています。
上昇する福島県磐梯町産乾シイタケのセシウム
 ※1(12)を転載
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは収穫日
 図―4 福島県磐梯町産乾シイタケの検査結果

 以下に示す様に
 「放射線をあびた人からは、周りの人に放射能がうるる-。〇か×か」
との設問について
 「明確な答えを示せない子どもが25%もいた」
と報じていました。
放射線に対する設問について報じる福島民友
 ※(1)を引用
 図―5 放射線に対する設問について報じる福島民友

 (=^・^=)は75%の子どもが明確な答えを示したことに驚いています。放射線を浴びた原因が外部(たとえは放射線量の高い場所をたまたま通ったなら、放射能は移りませんが、放射能を浴びて衣服などの付着して放射線を浴びたなら、除染しない限り衣服などに放射能が付着しており移る可能性があります。福島原発事故の時に福島では放射能の付着の有無を調べるスクリーニング検査が実施されました(13)。
 正答が無い放射線・放射能の問題に75%の福島の子どもは答えを出しました。福島では「放射線教育」と言う名の子ども達への洗脳が進められているようです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島県浪江町で4月末から5月初めにかけて山火事が発生しました(14)。これにつて紀州民報は
「現地の事情に詳しい彼によると、放射能汚染の激しい地域では森林除染ができておらず、火災が起きれば花粉が飛ぶように放射性物質が飛散するという。」
と報じていました(15)。以下に火事発生現場付近の空気中のセシウム137濃度を示します。
空気中のセシウム濃度が急上昇した福島県浪江町の山火事現場付近
 ※(16)にて作成
 図―6 福島県浪江町山火事現場付近のセシウム濃度

 図に示す通り突然に跳ね上がっており紀州民報の「放射性物質が飛散する」との報道は正しいと言えます。にもかかわらず批判が相次ぎ、紀州民報は紙面で「多くの方に心配をかけ、迷惑をかけた」と陳謝に追い込まれました(17)。
 以下に測定場所を示します。
汚染が酷い福島県浪江町の山火事発生現場
 ※1 (7)のデータを(8)に示す手法で5月1日に換算
 ※2 火災場所・測定場所は(16)による。
 図-7 福島・避難区域内の火災現場と粉塵測定位置

 TV朝日系列は8月6日にアメリカが核実験をしたビキニ環礁等のマーシャル諸島についてアメリカは除染して安全になったと主張するが、住民は安全とは考えず帰還する住民は少ないとの番組を報じていました。福島では避難指示が解除されていますが、帰還がなかなか進みません。まさに福島の未来を表しています。当初はこの番組には「フクシマの未来予想図」との副題がついていました。ところが番組放送前に「風評被害」を口実に抗議され、削除されました(18)。
 福島では「風評被害」を口実とした報道干渉により事実が伏せられ、本文記載の通りのデマ報道が平気でなされています。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する果物にナシがあります(19)。今年も出荷が始まりました。糖度は充分で順調な仕上がりとの事です(20)。福島県は福島産ナシを「安全」だと主張しています(21)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産ナシは無しです。
他県産はあっても福島産ナシが無しの福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(22)を引用
 図―8 福島産ナシが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-を8月23日に閲覧
(2)放射能(ほうしゃのう)とは - コトバンク
(3)放射性物質 - Wikipedia
(4)放射線 - Wikipedia
(5)被曝 - Wikipedia
(6)シーベルト - Wikipedia
(7)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(8)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB
(11)福島県放射能測定マップ
(12)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月3週)―汚染の酷いキュウリ主産地を検査せずに、安全を主張する福島県―
(13)スクリーニング検査 19万人 | 東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース | NHK 40年後の未来へ 福島第一原発の今
(14)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域山火事の粉塵測定結果は20倍以上、セシウムは検出される量ではなとTUF、繰り返される「拡散無し」のデマ報道
(15)「山火事と放射能」/AGARA 紀伊民報
(16)放射線モニタリングの結果 - 福島県ホームページ中の「 林野火災現場周辺の放射線モニタリングの結果(第16報) [PDFファイル/689KB]
(17)東京新聞:福島・浪江の帰還困難区域 山林火災11日間消えず:社会(TOKYO Web)
(18)めげ猫「タマ」の日記 ビキニ環礁は福島の未来
(19)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(20)トピックス | JAふくしま未来
(21)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(22)<リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載/a>
  1. 2017/08/23(水) 19:44:28|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
次のページ