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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

楢葉町2017年4-10月は在住者は522人増、新規転入者は224人、未来は原子力ムラ?

 楢葉町の発表(1)および福島県の発表(2)を集計すると2017年度第一4半期(2017年4月から6月)で
  楢葉町在住楢葉町民 522人増
  楢葉町の新規転入者 224人
で、増加した楢葉町在住楢葉町民の4割以上が新規転入者です。新規転入者の多くは原子力関係者なので、楢葉町の未来は多くの原子力関係者が暮らす原子力ムラになりそうです。
 楢葉町は福島県の沿岸部(浜通り)に立地する町で、町内には福島第二原発が立地し、直ぐ北側(概ね20km以下)には福島第一原発があり、原子力施設が多く立地する町です。原発事故によって全町が避難しました(3)。
事故から7年近く経て汚染されたままの福島
 ※1(4)のデータを元に(5)に示す手法で11月1日に換算
 ※2 旧避難地域は(6)による。
 図―1 福島県楢葉町と旧計画的避難区域

 図に示す通り事故7年目の今年も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(7)を殆どの地域で超えており、汚染されたままです。同町では高濃度の全ベータに汚染された「物体」がいくつも見つかったり(8)、1キログラム当たり30ベクレルのストロンチウム90に汚染されたクロダイも見つかっています(9)(10)。
 福島原発事故では半径20km圏の警戒区域と事故後の調査で放射線量が高いことが判明した計画的避難区域が設定されました。警戒区域は事故翌日の3月12日設定されましたが、計画的避難区域は事故から1ヶ月以上も先の2011年4月22日に設定されました。いわば逃げ遅れた避難区域です。飯舘村、葛尾村および川俣町の避難区域は概ね「計画的避難区域」です(6)。
 飯舘村、葛尾村および川俣町の事故後の赤ちゃんの累積の誕生数を示します。
事後後に女の子が多く生まれるようになった旧計画的避難区域が主の3町村
 ※(2)を集計
 図―2 葛尾村および川俣町の事故後の赤ちゃんの累積の誕生数

 図に示すように事故後に懐妊したであろう赤ちゃんが生まれる2011年12月辺りから女の子おおく生まれるようになりました。事故後の2011年3月から17年10月末までに生まれた赤ちゃんは3町村合計で
  男の子 367人
  女の子 466人
で女の子が多くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.06%でした。普通は男の子が多く生まれるので(11)異常な事態です。
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(12)による。
有意差検定表

 福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。
福島県楢葉町の綺麗な女性
 ※(13)を引用
 図―3 楢葉町の綺麗な女性

 でも喜んでばかりもいられないようです。放射線影響研究所は広島や長崎で遺伝的影響が生じていない根拠として、生まれて来る赤ちゃんの男女の割合(出生性比)に異常がなかったことを挙げています(14)。でも福島は違います。広島や長崎で見つからなかった現象が福島では起きています。さらには11月19日に福島では突然変異で羽の色素がつくられなかった白いスズメが見つかったそうです(15)。楢葉町の皆さんは不安なようです。以下に楢葉町民を対象とした「今回の放射線被ばくで、次世代以降の人(将来生まれてくる自分の子や孫など)への健康影響が起こると思いますか。」とのアンケート結果を示します。
遺伝的影響を懸念する方が多い楢葉町
 ※(13)を引用
 図―4 「今回の放射線被ばくで、次世代以降の人(遺伝)への健康影響が起こると思いますか。」とのアンケート結果

 図に示すように「極めて低い」と答えたには全体の4分1程度で多くの方が程度の差こそあれ放射線による遺伝的な影響を懸念しているようです。どころが楢葉町の反応は
「放射線への健康不安を軽減するため、放射線に関する教育や学習の機会、また、座談会など話し合える機会を設けること。」
です。このコメントは楢葉町放射線健康管理委員会から出されたものですが、委員には開沼 博氏(立命館大学衣笠総合研究機構准教授)がいます(13)。この方はどう見ても原子力ムラおかかえの「デマ屋」です(16)。 
 福島県では事故当時18歳以下だった方を対象に甲状腺検査が実施されています。当初に想定したより約200倍高い割合で「悪性または悪性の疑い」の方が見つかっており事故の為ともそうでないとも議論になっています。現時点は1順目、2順目の2回の検査がほぼ終わっています(17)(18)。同じく委員の髙村 昇氏(長崎大学原爆後障害医療研究所教授)(13)は1順目の甲状腺検査結果を引用し
「いずれの地域でも外部被ばく線量は極めて限られており、健康影響を及ぼすような線量では全くありません。
 一方で、県民健康調査で行われている『甲状腺検査』のうち先行検査で甲状腺がんあるいはその疑いと診断された方の発症頻度を地域別に比較したところ、避難区域等の13市町村(田村市や伊達市、川俣町、飯舘村を含む)で10万人当たり33.5人、中通りで38.4人、浜通り(避難区域以外のいわき市、相馬市、新地町)で43.0人、会津地方で35.6人と甲状腺がんの頻度はほぼ同じであり、少なくとも事故当時に東京電力福島第一原発の近くにいらっしゃった方に甲状腺がんが多いということはありません。」
との寄稿文を福島県の地方紙・福島民報に寄せています(19)。でも2順目の結果についてはダンマリを決め込んでいます。そので(=^・^=)なりに集計してみると
避難地域等の13市町村 検査 34,558人中17人(0.049%)
 中通り(避難区域以外) 検査184,785人中39人(0.021%)
 浜通り(避難区域以外) 検査 51,053人中10人(0.020%)
 会津地方        検査 32,208人中 5人(0.016%)
で、福島第一原発が所在する避難地域等の13市町村の罹患率は福島県内では第一原発から最も離れている会津の3倍以上の罹患率です。
 このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的に差があるとされる5%を下回る1.7%でした(18)。
 この方は従前に広島や長崎の例から福島では被ばくによる遺伝的影響は考えにくいと寄稿しています(21)。広島や長崎で起こらかった出生性比(生まれて来る赤ちゃんの男女比)の異常が福島では起きているので、広島や長崎の例を持ってきても意味はありません。福島は福島独自の調査が必要です。実際に前政権時代には調査が計画されていました(22)。どことがいまだに結果は出ず安倍が出戻ってウヤムヤにされた感じです。
 2015年9月に避難指示が解除されました。これで事故前から楢葉町に暮らしていた方だけでなく、住居させ確保できれば誰もが住むことができるようになりました。楢葉町は楢葉町在住楢葉町民の人数発表しています(1)。以下に推移を示します。
楢葉町在住楢葉町民数
 ※(1)にて作成
 図―5 楢葉町在住楢葉町町民

 2017年4~10月の間に522人増えました。この中には帰還者だけでなく新しく楢葉町に移り住んだ方も含まれます。以下に楢葉町の転入者数の推移を示します。
4月から増えた楢葉町への転入者
 ※(2)を集計
 図―6 楢葉町新規転入者数

 今年3月から急増しています。2017年4~10月の間に224人の新規転入者がありました。これは増加した楢葉町在住楢葉町民の4割以上です。図に示すように楢葉町の新規転入者は男性が多くなっています。
 福島第一では女性従業員は小数です(22)。原子力施設では男性が多く働いています。楢葉町の転入者に男性が大多数で、原子力施設が多くあると事を考慮すれば転入者の多くは原子力関係者です。楢葉町には原子力関係者が集まりつつあります。
 一方で、事故前から住んでいた住民の帰還は進まないようです。以下に楢葉町の赤ちゃん誕生数を示します。

過去5年の赤ちゃん誕生数が264人の楢葉町
 ※(2)を集計
 図―7 楢葉町の赤ちゃん誕生数

 過去5年間(2012年11月以降)数字を集計すると264人(男の子125人、女の子139人)です。この方達はいま0~4歳の乳幼児になっています。以下に年齢別人数を示します。

19歳以下の在住者が少ない福島県楢葉町
 ※(1)を集計
 図―8 楢葉町在住者の年齢別人数

 楢葉町に戻ったのは全体の2割の59人です。子供達は戻っていません。
 楢葉町の未来は多くの原子力関係者が暮らす原子力ムラになりそうです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 原子力関係者の悲願は福島復興でなく原子力産業の復興だと思います。楢葉町で原子力関係者が多くを占めれば、楢葉町の町政は原子力産業の意のままです。福島第二の再稼働もあるかも知れません。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島県楢葉町でも稲刈りが行われています。全量全袋検査数を見ると
  2015年   896点
  2016年 2,879点
  2017年 3,509点(11月30日まで)
と(23)確実に増えています。今年はまだ途中なのでこれからも増えます。楢葉町産米も立派な福島産米です。それでも福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(24)。でも楢葉町に近いいわき市四倉のスーパーのチラシには福島産米はありません。 
他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(25)を引用
 図―9 福島産米が無い福島県いわき市四倉のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)楢葉町内居住者数について|楢葉町公式ホームページ
(2)福島県の推計人口(平成29年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)楢葉町 - Wikipedia
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(6)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島・楢葉町から高濃度の汚染が疑われる物体が見つかる。8個目(9)2017年7月13日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2016年度 第4四半期採取分(PDF 756KB)
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島産クロダイから30(Bq/kg)のストロンチウム90
(11)出生性比
(12)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(13)広報ならは|楢葉町公式ホームページ中の「広報ならは  11月号(第574号)
(14)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(15)幸福の野鳥?...全身ほぼ白いスズメ発見! 「いいことあれば」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(16)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺検査について
(17)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺検査について
(18)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺、本格調査の罹患率は避難区域等の市町村0.049%、会津0.016%
(19)放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん 浜通りの割合高い? | 東日本大震災 | 福島民報
(20)放射線 放射性物質 Q&A これから生まれる子どもに被ばくの影響は | 東日本大震災 | 福島民報
(21)[PDF](新)福島におけるゲノム解析による放射線遺伝影響調査(福島ゲノム調
(22)「あのとき、おなかに子供がいました」福島第一原発の女性オペレーターは、5年後も現場にいた。
(23)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(24)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(25)四倉店 - 新鮮安い食品スーパーマルト
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  1. 2017/11/30(木) 19:59:52|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月4週)―千葉産スズキからセシウム、福島県いわき市産は65件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。11月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1,034件中1件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり2.5ベクレル、最大110ベクレル(福島県産ヤマメ)。
事故から7年近く経てセシウム汚染食品が見つかる福島産
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年11月4週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 危険なセシウム汚染食品が福島で見つかっています。今週のデータを解析すると
 ・千葉産スズキからセシウム、福島県いわき市産は65件連続ND
 ・福島県田村市がご当地グルメプロジェクト輝く、ヤマブドウの検査は6年間ありません。
 ・福島県天栄村のヤマメから110(Bq/kg)、上昇するセシウム
との特徴が見え、福島産の「安全」が担保されているとは言えません。

1.千葉産スズキからセシウム、福島県いわき市産は65件連続ND
 福島県いわき市は地図を見ると福島県沿岸部南部に接しています。千葉県産スズキからセシウムが見つかったと発表がありました(7)。福島県いわき市産の結果が気になります。以下にスズキの検査結果を示します。
茨城・千葉産からは見つかっても福島県いわき市産スズキからは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水を除く
 図―2 スズキの検査結果

 図に示す通り千葉だけでなく、隣接する茨城産からもセシウムが見つかっています。でも福島県いわき市産からは見つかっていません。厚生労働省の発表(1)を数えると65件連続で検出限界未満です(ND)。福島産の出荷前検査しているのは福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(8)です。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低くでる検査で安全とされ出荷されます。

2.福島県田村市がご当地グルメプロジェクト輝く、ヤマブドウの検査は6年間ありません。
 福島県田村市都路地区は事故によって全域が警戒区域や緊急時避難準備区域等の避難区域になりました。その後の「安全」とされ解除されました(9)。田村市都路町の6次化商品生産販売施設「みやこじスイーツゆい」は、同市のヤマブドウを活用した新商品「山ぶどうチーズケーキ」を発売したそうです(10)。さらには同市は当地グルメプロジェクト輝いたそうです(11)。元は避難区域ですので確り検査して欲しいと(=^・^=)は思います。田村市産ヤマブドウが検査されている厚生労働省の発表(1)を見たら2011年を最後に出て来ません。福島県の検査結果データベース(12)にも2012年以降の検査結果がありません。避難区域が設定されていた福島県田村市産のヤマブドウは6年間も検査される事無く「安全」だとされ同市産ケーキに使われ販売されました。
 福島産は検査されていなくても、検査で「安全」だと主張され(13)、出荷されます。

3.福島県天栄村のヤマメから110(Bq/kg)、上昇するセシウム
 福島県天栄村産のヤマメから1キログラム当たり110ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(14)。以下に推移を示します。
上昇する福島県天栄村産ヤマメのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 天栄村産ヤマメの検査結果

 2016年後半から大幅に上昇しています。
 福島産はセシウム含有量が上昇することがあります。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・検査していなくても検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
 (=^・^=)は不安のので「買わない」「食べない」「出かけない」の福島3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
 香川県では福島産リンゴが大好評だそうです。試食された方は「美味しい」と納得し、たくさん購入したそうです(15)。福島はリンゴの季節、そして福島のリンゴは美味しいようです。福島県は福島産リンゴは「安全」だと主張しています(16)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。
他県産はあっても福島産リンゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(17)を引用
 図―4 福島産リンゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ



―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1061報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月3週)―茨城産クロダイからセシウム、福島は25件連続ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:9,823KB) 中のNo1742」
(8)農林水産部 - 福島県ホームページ
(9)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(10)【田村】新商品「山ぶどうチーズケーキ」発売 甘酸っぱく芳醇な味わい:中通り地区:福島民友新聞社 みんゆうNet
(11)ふくしま地産地消大賞 田村市ご当地グルメプロジェクト輝く | 県内ニュース | 福島民報
(12)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を果物、ヤマブドウで検索
(13)水・食品等の放射性物質検査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(14)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:9,823KB)中のNo254」
(15)トピックス | JAふくしま未来
(16)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(17)ヨークベニマル/お店ガイド

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2017/11/29(水) 20:03:41|
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福島産品風評対策は「安全情報発信」では無理

 福島県の地方紙の福島民報が福島県民を対象とした世論調査で、事故後に生じた福島産離れの払拭(ふっしょく)に向け最も効果的な対策を聞いたところ「安全性の情報発信」が40.0%で最高だったと報じていました(1)。でも、(=^・^=)なりに分析すると福島は「安全」と言えない物を「安全」と発信し、多くの消費者を裏切り続けています。「安全情報発信」では福島産離れは止まりません。
 福島原発事故によって本来は5重の壁に守られ他に「うつる」事はないと説明されていた(2)、原発内の放射能が始め各地に「うつり」、福島は汚染されました。
特定的に放射能汚染が続く福島
 ※(3)のデータを(4)に示す方法で11月1日に換算
 図―1 放射線量分布

 図に示す通り事故から7年近くが経ちますが、福島では国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(5)を超えた地域が広がっています。一方で福島以外では殆ど無くなっています。事故から7年を経て福島は汚染されたままです。
 それでも福島産は「安全」とされこれを避ける行為は「風評被害」とされています(6)。福島県は「検査」で安全を確保すると主張しますが(7)、過去に何度か破綻をしています。
以下に事故直後に福島産牛肉の検査結果を示します。
消費地の検査でのみ基準超が見つかった福島産牛肉
 ※1(8)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 ※3 日付は牛さんがお肉になった日
 図―2 福島産牛肉の検査結果

 図に示す通り福島県の検査では見つからないのに「消費地」の検査では基準を超えるセシウムに汚染された牛肉が見つかりました。いわゆる「稲わら牛」問題です(9)。あれから6年が経過しましたが、汚染された牛肉が福島県の検査をすり抜け消費地の流通したか説明を(=^・^=)は知りません。当然ながら今も福島産汚染食品が流通するリスクは残っています。2016年11月には基準値の2.5倍の1キログラム当たり250ベクレルのセシウムに汚染されたクリタケ(キノコ)が福島で流通していました(10)。今年9月にには福島県いわき市産クリから基準値を超える1キログラム当たり110ベクレルのセシウムが見つかりましたが(11)、福島県は
「平成29年9月19日にいわき市で採取したクリについては、110Bq/kg検出されましたが、<略>出荷自粛要請は、当該生産者のみとなっています。 」 
としているので(12)、基準超が見つかったいわき市産クリはその後も流通します。
 2011年10月12日に福島県は2011年産の福島産米の検査を終え、すべてで放射性セシウムが国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を下回ったと正式に発表した。これでコメを作付けしている全48市町村で出荷が可能になり、当時の福島県知事は「安全宣言」をしました(13)。ところがその1か月後の2011年11月に当時の基準値を超えるセシウム汚染米が見つかりました(14)。その後も次々に基準超のセシウム汚染米が見つかりました。以下にまとめを示します。

 表―1 福島産セシウム汚染米の発見状況
 ※1 (8)を集計
 ※2 年は11,12月が2011年、1,2月が2012年
 基準超の福島産米リスト

 図に示し通りその後に詳細な検査をしたら合計で581件、最大で1キログラム当たり1,340ベクレルのセシウムが見つかっています。なお、厚生労働省の発表(8)を見ると、福島産米の追加の検査は出荷前のお米のみを対象としており、流通品では検査されていないことを付記しておきます。
 牛肉しても米にしても福島県の検査では一度は「安全」との結論が出たものです。それがその後に「安全」とは言えない事が判明しました。福島県は福島産は「検査:で安全が担保されているなこように主張していますが、過去の例を見れば福島県は検査で「安全」が担保できなかったのは明らかです。おおくの消費者が福島産にたいして不信をもったはずです。この不信は事故7年目の今も払拭されていません。
 福島県が力を入れている農作物に「ナメコ」があります(15)。福島のナメコは美味しいそうです(16)。ナメコに限らず福島のキノコは安全・安心な健康食品だそうです(17)。
年間を通じ出荷される福島産ナメコ
 ※1(18)を集計
 ※2 2008年から17年までの平均、ただし17年は10月まで
 図―3 福島産なめこの東京ちゅう卸売市場への月平均出荷量

 図に示す通り年間を通じ出荷されています。以下に各年3-10月の平均の取引価格を示します。
事故後に安くなった福島産ナメコ
 ※(18)を集計
 図―4 福島産ナメコの各年3-10月の平均の取引価格(東京中央卸売市場)

 図に示す通り事故前は福島産ナメコは全国平均より高く売れていました。事故後が安くなっています。これが福島産に対する消費者の評価です。
 このような福島産離れを行政等は「風評被害」と呼んでいるようです(6)。これについて福島県の地方紙の福島民報が福島県民を対象とした世論調査で最も効果的な対策を聞いたところ「安全性の情報発信」が40.0%で最高だったと報じていました(1)。
「風評対策」は「安全性の情報発信」と報じる福島民報
 ※(19)を引用
 図―5 「風評対策」は「安全性の情報発信」と報じる福島民報

 でもこれまで述べたように福島は過去に消費者の信頼を裏切り、今も裏切り続けています。これでは「安全性の情報発信」をいくら実施しても消費者は相手にしません。「安全情報発信」では福島産離れは止まりません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください 。
 福島の皆様は福島県外の皆様に比べ多くの「安全性の情報」に接しているはずです。この世論調査通りなら福島では福島産は普通に受け入れてもらえるはずです。ナメコが福島の特産品であり、美味しく安全であると主張されていることは本文記載の通りです。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産ナメコはありません。
 他県産jはあっても福島産ナメコが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
※(20)を引用
 図―6 福島産ナメコが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)県産品風評対策 「安全情報発信」最高40% 本社県民世論調査 | 県内ニュース | 福島民報
(2)放射能を閉じ込める5重の壁 | 電気事業連合会
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(7)水・食品等の放射性物質検査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(8)報道発表資料 |厚生労働省
(9)福島の肉用牛に出荷制限 政府、移動も禁止  :日本経済新聞
(10)食品中の放射性物質の検査結果について(第1007報) |報道発表資料|厚生労働省中の「3 国立医薬品食品衛生研究所の検査結果⇒検査結果(PDF:38KB) のNo1」
(11)食品中の放射性物質の検査結果について(第1052報) |報道発表資料|厚生労働省
(12)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月4週)―福島産クリから基準超のセシウム、出荷制限はありません―
(13)asahi.com(朝日新聞社):福島知事、県産米「安全宣言」 二本松産一部は買い上げ - 東日本大震災
(14)食品中の放射性物質の検査結果について(第248報) |報道発表資料|厚生労働省
(15)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(16)福島県産なめこの美味しさの秘密とは!? | ふくしま 新発売
(17)特産品情報 | 地区別くらし情報 伊達地区 | JAふくしま未来
(18)東京都中央卸売市場-統計情報検索「大分類⇒野菜、中分類⇒きのこ山菜類、品目(小分類類)⇒なめこ」で検索
(19)福島民報を11月28日に閲覧
(20)イオン郡山フェスタ店
  1. 2017/11/28(火) 19:42:39|
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8-10月のナシ価格、福島値下がり、全国値上がり、当然の結果です。

 東京中央卸売市場が8-10月のナシ価格を発表しました(1)。それによると昨年(2016年)に比べ今年(2017年)は1キログラム当たりで
 福島産は△18円安
 全国平均は1円高
です。福島産ナシは値下がりしていますが、ナシ全体(全国平均)では値上がりです。これは消費者の福島産対する理解が進んだ結果であり当然のことです。
 福島県が力を入れている農産物にナシがあります。以下に市町村別の生産量を示します。
福島のナシの主要産地は福島市と須賀川市
 ※(2)を集計
 図―1 福島のナシの生産量

 図に示す様に福島県福島市、須賀川市が主要な産地です。以下に位置をしめします。
事故から7年近くなっても汚染されたままの福島のナシ産地
 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で11月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(5)による
 ※3 相馬地方の範囲は(6)による。
 図-2 福島のナシ産地と相馬地方

 図に示す通り福島のリンゴ産地は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域が広がっています(7)。福島のナシは汚染された地域で作られています。
 以下に福島・須賀川両市の各年11月から翌年10月までの1年間の葬式(死者)数の推移を示します。
事故後に葬式が増えた福島のナシ産地
 ※1(8)を集計
 ※2 震災犠牲者は(9)による。
 図―3 福島・ナシ産地の葬式(死者)数

 図に示しように福島のナシ産地では葬式(死者)数が増えています。
 近々の1年(2016年11月~17年10月) 4,104人
 事故前1年(2009年11月~10年10月) 3,646人
で13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら500万分の1です。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(10)による。
有意差検定表

 同じ福島でもナシの産地ではない相馬地方では
 近々の1年(2016年11月~17年10月) 1,471人
 事故前1年(2009年11月~10年10月) 1,390人
で、少し増えていますが統計的な差はありません。飯舘村は避難地域になり今年3月末に避難指示が解除されたばかりで(5)、ほとんどの住民が今も村外に避難したまま(11)なので集計対象から除外しました。
 以下に年毎のナシの検査数を示します。
検査数が大幅に削減された福島市産ナシ
 ※(12)を集計
 図―5 福島のナシの検査数

 主産地で葬式が増えた福島市産ナシの検査数は検査数がどんどん削減されています。一方で葬式が増えていない地域に含まれる相馬市の検査数は削減されていません。
 福島のナシは汚染され葬式が増えた地域で作られています。しかも主産地の検査は事故直後に比べ大幅に削減されています。それでも福島県は福島産ナシは「安全」だと主張しています(13)。消費者の理解が得られるか興味があります。
 以下に福島産ナシの東京中央卸売市場への出荷量を示します。
8-10月は出荷時期の福島産ナシ
 ※1(1)を集計
 ※2 2010年から17年の平均、だたし2017年は10月まで
 図―6 福島産ナシの月平均の出荷量(東京中央卸売市場)

 図に示す様に8-10月がシーズンです。そこで8-10月の取引価格を集計しました。
事故後に低迷が続く福島のナシ価格
 ※(1)を集計
 図―7 8―10月の福島産ナシの取引価格(東京中央卸売市場)

 図に示す通り事故前から福島産は全国平均に比べ少し安く評判の悪いナシでした。事故後は価格差が拡大し、元に戻る気配がありません。昨年(2016年)と今年(2017年)の取引価格を見ると、1キログラム当たりで
 福島産
  昨年 255円
  今年 237円
  昨年に比べ△18円に値下がり
 全国平均
  昨年 294円
  今年 295円
  昨年に比べ1円の値上がり
です。
全国平均は値上がりしましたが、福島産は値下がりしました。これは福島産ナシの特性が消費者に正しく理解された為であり、当然の結果です。
 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。福島産を避けているのは福島の皆様も同じです。
 図-6に示す様に福島ではナシのシーズンは終ってしまいました。その代りに「柿」が楽しめるようです。福島県会津若松市では11月21日に陛下や御皇族の皆さんに献上する柿の箱詰め作業が行われました(14)。同市辺りの柿はとても食味がよいそうです(15)。福島県はナシ同様に福島産柿も「安全」だと主張しています(16)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産柿はありません。
他県産はあっても福島産柿が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(17)を引用
 図―8 福島産柿が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒果物、中分類⇒日本なし類」で検索
(2)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次2006年中の「10 果樹 、⇒福島県⇒Excel」
3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)構成市町村 | 相馬地方広域市町村圏組合
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)福島県の推計人口(平成29年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(9)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(10)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(11)平成29年10月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(12)報道発表資料 |厚生労働省
(13)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(14)献上の色つや...「会津身不知柿」 一つ一つ優しく磨き箱詰めに:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(15)みしらず柿 | JA会津よつば
(16)(13)中の「くだもの編 [PDFファイル/192KB]
(17)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2017/11/27(月) 19:43:03|
  2. -
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中間貯蔵施設は永久保管施設、8000(Bq/kg)以下は造成工事に使用

 福島第一原発事故で除染廃棄物を一次的に保管することになっている中間貯蔵施設(1)の造成工事に1キログラム当たり8000ベクレル以下のセシウム汚染土壌を使うそうです(2)。
 福島第一原発事故によって福島第一原発から放射能が各地に「うつり」、福島は汚染されました。
事故から7年近く経て汚染されたままの福島
 ※1(3)のデータを元に(4)に11月1に換算
 ※2 避難区域は(5)による。
 図―1 事故から7年近く経て汚染されたままの福島

 事故から7年近くがたちましたが、国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(6)地域が広がっています。こうした状況を改善する為に国は「除染」を実施しました(7)。以下に福島県の住宅除染の進行状況を示します。
完了した福島の住宅除染
 ※(7)を集計
 図―2 福島県の住宅除染の進行状況

 図に示す通り福島の除染がほぼ完了しています。一方で図―1に示す様に今も福島では除染が必要なエリアが残っています。除染の効果は極めて限定的です。それでも大量の除染廃棄物が発生しました(8)。
福島の除染廃棄物仮置き場
 ※Google Mapを引用
 図―3 除染廃棄物仮置き場(福島県二本松市)

 仮置きされている除染廃棄物は福島県内に儲けられた中間貯蔵施設に一時的に保管(最大30年間)されたあと、福島県外の最終処分場に搬出されることになっています(1)。
 放射性廃棄物に含まれる放射性セシウムについて、1キログラム当たり100ベクレル と 8,000ベクレルの基準があります。環境省は従前に
 1キログラム当たり100ベクレル以下―「廃棄物を安全に再利用できる基準」

 1キログラム当たり8,000ベクレル以下―「廃棄物を安全に処理するための基準」
と説明しています(9)。
 環境省の説明では1キログラム当たり8,000ベクレルのセシウム汚染物上で年間1000時間作業した場合にはICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(10)に相当すると説明しています(11)。1年間は1000時間でなく約9000時間(365×24)ですので、このような場所に暮らせば年9ミリシーベルトの被ばくを覚悟する必要があります。
 ところがいつのまにか1キログラム当たり8,000ベクレル以下のセシウム汚染物は「再利用」できるようになっていました(12)。そして福島からの報道によると中間貯蔵施設の造成に使う方向で検討するそうです(2)。
汚染土壌の再利用を報じる福島民報
 ※(2)を11月26日に閲覧
 図―4 1キログラム当たり8,000ベクレル以下の汚染土の再利用を報じる福島県の地方紙・福島民報

30年を経て放射能汚染物の福島県外への搬出が始まったとしても、中間貯蔵施設の「造成」に使われた1キログラム当たり8,000ベクレル以下のセシウム汚染物はそのまま残され「中間貯蔵施設」は実質は「永久保管施設」です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください 。すくなくとも安倍が出戻る前は
 1キログラム当たり100ベクレル以下―「廃棄物を安全に再利用できる基準」

 1キログラム当たり8,000ベクレル以下―「廃棄物を安全に処理するための基準」
だったのが、出戻っていつのまにか
 1キログラム当たり8,000ベクレル以下―「廃棄物を安全に再利用できる基準」
になってしまいました。(=^・^=)の調べた限りではそこに科学的な根拠はありません。(=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
 福島県会津若松市では11月21日に陛下や御皇族の皆さんに献上する柿の箱詰め作業が行われました(13)。同市辺りの柿はとても食味がよいそうです(14)。福島県はナシ同様に福島産柿も「安全」だと主張しています(15)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産柿はありません。
他県産はあっても福島産柿が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(16)を引用
 図―5 福島産柿が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)中間貯蔵施設について|除染で取り除いた土壌等の管理|除染情報サイト:環境省
(2)福島民報を11月26日に閲覧
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)福島県 福島市|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:環境省
(8)除染土の中間貯蔵を開始 福島、仮置き解消なお遠く:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)
(9)100Bq/kg と 8000Bq/kg の二つの基準の違いについて - 環境省
(10)ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA
(11)指定廃棄物について|放射性物質汚染廃棄物とは|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省中の「コラム(8000Bq/kgとは?)/(処分する指定廃棄物のレベルは?)」
(12)最終処分量2万7000立方メートル 除染廃棄物 | 東日本大震災 | 福島民報
(13)献上の色つや...「会津身不知柿」 一つ一つ優しく磨き箱詰めに:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(14)みしらず柿 | JA会津よつば
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「くだもの編 [PDFファイル/192KB]
(16)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2017/11/26(日) 19:41:34|
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若い女性の福島脱出は2年連続増(各年1-10月集計)

 各年1~10月の福島県の20代前半女性の社会的増減を集計すると
  2015年 △1654人減
  2016年 △1868人減
  2017年 △1913人減
で、2年連続で増加しています。事故後に多くの若い女性が福島から逃げて行きました。その傾向は止まるどころか加速しています。
 福島は原発事故によって酷く汚染されました。
事故から7年近く経て汚染されたままの福島
 ※1(1)の数値データを元に(2)に示す手法で5月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(3)による
 図-1 原発事故7年目も汚染されたままの福島

図に示す通り広い範囲で国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(4)を超えています。事故7年目ですが福島は汚染されたままです。若い皆様の反応が気になります。以下に2017年1-10月の社会的増減(転入者―転出者)を示します。
20代前半女性が主力の福島脱出
※(5)を集計
 図―2 2017年1-10月の福島県の社会的増減

 図に示す通り10代後半と20代前半で社会減(転出者が転入者を上回る事)が多くなっています。2017年1月から10月の10ヶ月間で、福島の15歳から24歳の社会減を合計すると4,660人になります。新たに成人に達した人口(平成29年1月1日現在20歳の人口)は、推計で14,500人です(6)。15歳から24歳の社会減の人数はこの3分の1です。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方には福島から踏み出すか、福島を出るか選択を迫られる時でもあります。そして3分の1の方が福島県外からのスタートを決断したようです。
 図-2に示すように福島の社会減は20代前半、特に女性に顕著です。以下に20代前半の各年の社会的増減の推移を示します。
増加に転じた20代前半女性の福島脱出
 ※1(5)を集計
 ※2 各年1~10月を集計
 図-3 20代前半のの社会的増減

 図に示すように20代前半女性の社会減が事故後の7年間、男性の社会減を大きく超えています。改善されるどころか悪化しています。20代前半の社会減を見ると
  2015年 △1654人減
  2016年 △1868人減
  2017年 △1913人減
で2年連続で増えています。若い女性の福島から脱出は収まるどころか逆に止まるどころか加速しています。
 若い女性が去っていけばママになる人もいなくなります。赤ちゃんが生まれなくなります。以下に福島県の各年9月から翌年8月までの赤ちゃんの誕生数を示します。
徐々に減って行く福島の赤ちゃん誕生数
 ※1(5)を集計
 ※2 各年11月から翌年10月を集計
 図-4 福島の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り年々減っていきます。
 事故当時(2010年11月から11年10月) 15,677人
 近々1年(2016年11月から17年10月) 13,476人
で14%減っています。これからも減って行きます。
 福島からは若い女性が去って行き子供が生まれなくなり、老人と男だけになりやがて滅びます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。何処へ行っても歓迎されます。あえて福島に残る必要はありません。
福島県塙町の俵引き競争に参加した綺麗な女性
 ※(7)をキャプチャ-
 図―5 福島県塙町の俵引き競争に参加した綺麗な女性

 福島県塙町米の全量全袋検査数が約6万件に達しました(8)。同町の人口は9,019人なので(9)、町民が食べるには十分な量です。福島県塙町では11月23日に「水上俵引き競争」が開かれました。一般の部7チームに対し、女性の部は11チーム(10)と男性より多く出場しています。図―5に示す綺麗な女性が塙町産をPRしています。地元の農協は同市辺りのお米は美味しいと説明しています(11)。福島県は福島産米は全量全袋検査で「安全」が担保されいると主張しています(12)。でも、福島県塙町のスーパーのチラシに福島産米はありません。
他県産米があっても福島産米が無い福島県塙町のスーパーのチラシ
 ※(13)を引用
 図―6 福島産米が無い福島県塙町のスーパーのチラシ


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(2)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(3)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(4)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(5)福島県の推計人口(平成29年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(6)福島県の「酉(とり)年生まれ」と「新成人」の人口~平成29年 新年にちなんで~ - 福島県ホームページ
(7)Nスタふくしま20171123 TUFchannel
(8)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(9)トップページ | 塙町公式ホームページ
(10)塙代官カップ水上俵引き競争 水しぶき上げ力走 | 県内ニュース | 福島民報
(11)みりょく満点ブランド|JA東西しらかわ
(12)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
  1. 2017/11/25(土) 19:41:31|
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福島のリンゴ産地の葬式は12.1%増、相馬は別

 農水省の統計を見ると(1)、福島のリンゴは福島市、伊達市、須賀川市の3市で大部分を生産しています。食べて大丈夫か不安なので、葬式数を集計してました。
 近々の1年(2016年11月~17年10月) 5,004人
 事故前1年(2009年11月~10年10月) 4,465人
で12.1%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら5億分の1です。同じ福島でもリンゴの産地ではない相馬地方では
 近々の1年(2016年11月~17年10月) 1,471人
 事故前1年(2009年11月~10年10月) 1,390人
で、少し増えていますが統計的な差はありません。
 福島のモモの生産量は29,300トンで全国2位ですが、リンゴも27,600トンを生産しており(2)モモだけでなくリンゴの栽培も盛んです。以下に福島の市町村別のリンゴの生産量を示します。
福島・伊達市で半分上を占める福島のリンゴ生産
 ※(1)を集計
 図―1 福島のリンゴの生産量

 図に示す様に福島市、伊達市、須賀川市で大部分を示します。
事故から7年近く経て汚染されたままの福島のリンゴ産地
 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で11月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(5)による
 ※3 相馬地方の範囲は(6)による。
 図-2 福島のリンゴ産地と相馬地方

 図に示す通り福島のリンゴ産地は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域が広がっています(7)。福島のリンゴは汚染されたエリアで作られています。
 福島の農協の直売所ではカフェの新メニューにリンゴジュースが登場したり、リンゴの皮むき大会が行われました(8)。福島はリンゴの季節です。
 福島県は福島産リンゴは「安全」だと主張しています(9)。でも、2011年2月に福島県は福島第一原発3号機は「安全」だと発表しました(10)。でも翌月には大爆発です。信じて良いか分かりません。不安なので、(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。
 リンゴ産地とそうでない所の保健データを比較して、差がなければ「安全」、差がでれば「安全」とは言えないです。以下に福島、伊達、須賀川3市の各年11月から翌年10月まで1年間の葬式(死者)数を示します。
事故後に葬式が増えた福島のリンゴ産地
 ※1(11)を集計
 ※2 震災犠牲者は(12)による。
 図―3 福島・リンゴ産地の葬式(死者)数

 図に示しように福島のリンゴ産地では葬式(死者)数が増えています。
 近々の1年(2016年11月~17年10月) 5,004人
 事故前1年(2009年11月~10年10月) 4,465人
で12.1%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら3千万分の1です。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(13)による。
有意差検定表

 以下にリンゴの産地では無い飯舘村を除く相馬地方の葬式(死者)数を示します。
事故後も葬式があまり増えていない福島県相馬地方
 ※1(11)を集計
 ※2 震災犠牲者は(12)による。
 図―4 福島・相馬地方(飯舘村を除く)の葬式(死者)数

同じ福島でもリンゴの産地ではない相馬地方では
 近々の1年(2016年11月~17年10月) 1,471人
 事故前1年(2009年11月~10年10月) 1,390人
で、少し増えていますが統計的な差はありません。飯舘村は避難地域になり今年3月末に避難指示が解除されたばかりで(5)、ほとんどの住民が今も村外に避難したまま(14)なので集計対象から除外しました。
 リンゴの産地では無い相馬地方では葬式(死者)は増えていませんが、福島のリンゴ産地では葬式が増えています。

 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島のリンゴは白雪姫のリンゴか否かは議論があるかもしれませんが、福島のリンゴ産地はリンゴ以外にも福島を代表する農作物が栽培されています。福島県はモモ、ナシ、キュウリなどを福島を代表しする農産物としています(15)。農水省の発表によれば(1)、モモは福島市が1位、伊達市が2位、ナシは福島市が1位、須賀川市が2位、キュウリは須賀川市が1位、伊達市が2位です。福島のリンゴ産地は福島を代表する他の農作物の産地でもあります。そんな訳で(=^・^=)はリンゴに限らず、「買わない」「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
 福島県本宮市には大手ビールメーカーの工場があります(16)。図―2に示すようにビール工場の回りでも国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超えて(7)います。福島では汚染された場所でビールが作られています。
福島県本宮市のピール工場
 ※(16)を引用
 図―5 福島県本宮市のビール工場

 当該のピール工場では清冽な福島の水に恵まれ、選び抜かれた原料と世界のビール業界をリードする技術で、最高の品質のビールがつくられているそうです(16)。(=^・^=)の印象ですが大変に美味しいので、事故前は良く飲んでいました。でも、事故後は当該メーカーのビールは一口も口にしていません。これは福島の皆様も同じなど思います。福島県本宮市のスーパーのチラシには当該ビール工場のメーカーのビールはありません。
他メーカーはあっても福島工場があるメーカーのビールが無い福島県本宮市のスーパーのチラシ
 ※(17)を引用
 図―6 福島県内にビール工場をもつメーカーのビールが無い福島県本宮市のスーパーのチラシ


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次2006年中の「10 果樹 、⇒福島県⇒Excel」
(2)福島県の果物ランキング
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)構成市町村 | 相馬地方広域市町村圏組合
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)農産物直売所 みらい百彩館「んめ~べ」 – JAふくしま未来 直売所「んめ~べ」のブログ
(9)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(10)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(11)福島県の推計人口(平成29年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(12)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(13)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(14)平成29年11月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(15)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(16)アサヒビール福島工場 - 本宮市公式ウェブサイト
(17)本宮店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール
  1. 2017/11/24(金) 20:18:06|
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半値に急落、福島のピーマン価格

 福島を代表する野菜にピーマンがあります(1)。10月中の東京中央卸売市場の取引価格が発表になりました(2)。福島産ピーマンは1キログラム当たりで
 2017年09月 324円
 2017年10月 157円
で、半値以下に急落です。全国平均は
 2017年09月 345円
 2017年10月 298円
で、少し下がっていますが、福島産程ではありません。これは福島産を消費者が正しく理解した結果であり、当然です。
 福島県三春町の中学校では「放射線教育」と称するものが行われているようです(3)。放射線教育の成果発表が行われました(4)。NHKは
「地元の農家や専門家の話を聞くうちに、福島県産の食べ物は検査がしっかりと行われ、安全だと分かりました。」と発表を報じていました。
「検査がしっかりと行われ」と話す福島の女生徒
 ※(4)をキャプチャー
 図―1 「福島県産の食べ物は検査がしっかりと行われ」と話す三春町の女子中学生

 どんな教育が行われたか資料を見ようとしたら
「こちらの資料のご利用は「らでぃ」ユーザ限定です。」
なんいて表示が出てきました(5)。
パスワードがないとDLできない放射線教育資料
 ※(5)をキャプチャー
 図―2 パスワードを要求する資料ダウンロードサイト

 「放射線教育」の資料は広く一般に公開されるものでなく、仲間内だけで共有する物のようです。怪しげです。放射線Q&Aを見たら
「発がんのリスクが認知できる100ミリシーベルト程度以下」
なんて記述がありました(6)。でも実際は「100ミリシーベルト程度よりも低い線量では発がんリスクの有意な上昇は認められていません」(7)。この方達は真逆のことを平気で主張しています。こんな方達が「放射線教育」といってもそれは放射線教育による「洗脳」でしかありません(8)。こんな方達の「放射線教育」が信頼されるか興味があります。
 以下に福島県三春町の除染の進行状況を示します。
ほぼ完了した福島県三春町の除染
 ※(9)を集計
 図―3 福島県三春町の除染状況

 図に示す通り除染はほぼ終わっています。福島県に主張通り三春町の放射性セシウムは除去され、汚染はなくなったのでしょうか?以下に福島県三春町に放置されているセシウムの量を示します。
事故ごから殆んど減っていないない福島県三春町のセシウム
 ※計算方法および元データは(10)による。
 図―4 福島県三春町の放射性セシウム量

 除染が終わったに放射性セシウムは放置されたままです。

 福島を代表する野菜にピーマンがあります(1)。以下に福島のピーマンの生産量を示します。以下に産地を示します。
 田村市、三春町、二本松市で大部分を占める福島のピーマン生産
 ※(11)を集計
 図―5 福島県のピーマン生産量

 図に示す様に三春町、田村市、二本松市が主要な産地です。三春町は人口2万人に満たない町(12)なので、ピーマンは同町の特産品です。以下に三春町等の福島のピーマン産地を示します。
事故から7年近く経て汚染されたままの福島県二本松市、田村市、三春町
 ※1(13)の数値データを元に(14)に示す手法で11月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(15)による
 ※3 相馬地方は(16)による。
 図-6 福島のピーマン産地と相馬地方

 除染が終わっても放射性セシウムは放置されたままであり、図に示す様に福島のピーマン産地は国が除染が必要な毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域(17)が広がっています。
 福島のピーマンは汚染された土地で作られています。確り検査して欲しいと思います。以下に福島のピーマン検査結果をしめします。
以下に2013年以降の福島産ピーマンの検査結果を示します。
福島の検査では見つからないのに県外検査でセシウムが見つかる福島産ピーマン
 ※1(18)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日ないし購入日
 図―7 福島産ピーマンの検査結果

 図に示す通り福島県の検査ではセシウムが見つかっていません。厚生労働省の発表(16)を数えると385件連続で検出限界未満(ND)です。でも、福島県外の検査では確りセシウムが見つかっています。同じ物を福島県産ピーマンを測定しても、福島県の検査ではセシウムが見つからないのに福島県外では見つかるなどおかしな話です。
 福島県相馬地方は図―4に示すように福島県沿岸部北部に位置し、宮城県に接っしています。以下に2016年7月以降の宮城県産および福島・相馬産のスズキの検査結果を示します。なお()内は検査先です。
宮城産から見つかっても福島・相馬産からは見つからないスズキんのセシウム
 ※1(18)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 ()内は検査先を示す
 図―8 宮城と福島・相馬の検査結果

 宮城産スズキは宮城県が検査しても、新潟県が検査してもそこそこセシウムが見つかっています。同じ物を検査すれば検査先が違っていても同じ結果になるのが当たり前です。でも、県境を越えた福島県が検査した福島・相馬産スズキからはセシウムが見つかりません。汚染源に近いのにおかしな話です。
 ピーマンにしてもスズキにしても福島県の検査結果は他県の検査結果と整合性が取れません。厚生労働省の発表(18)をみるとピーマンやスズキ等の福島産農水産物の出荷前検査は全てを福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(19)が実施してます。中立性に問題があります。
 以下に福島のピーマン産地(田村市、三春町、二本松市)合計の葬式(死者)数の推移を示します。
事故後に増えた二本松市、田村市、三春町の葬式
 ※1(20)を集計
 ※2 震災犠牲者は「0」(21)
 図―9 ピーマン産地の葬式(死者)数

 図に示す通り事故後に葬式が増えています。葬式(死者)数は
  事故前年(2009年10月~10年9月)1,408人
  近々1年(2016年10月~17年9月)1,602人
で、14%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約0.04%でした(22)。
  一方でピーマンの産地でない飯舘村を除く相馬地方ではこのような事はありません。飯舘村を除く相馬地方の葬式数は
 事故前年(2009年10月から10年9月) 1,390人
 近々1年(2016年10月から17年9月) 1,459人
で、少し増えていますが統計的な差はありません。飯舘村を除いたのは同村は今年3月末まで避難指示が出されており(15)、今も住民の大部分が村外に暮らしています(23)。
 福島産ピーマンは汚染され、葬式(死者数)が増えた地で作られています。それでいて検査は怪しげです。おまけに産地では怪しげな「放射線教育」までなされています。消費者の反応がきになります。
 以下に今年のピーマン価格を示します。
10額に急落した福島のピーマン価格
 ※(2)を集計
 図―10 2017年のピーマン価格

 図に示す様に10月に入り価格が大幅に低下しています。東京中央卸売市場の取引価格が発表になりました(2)。福島産ピーマンは1キログラム当たりで
 2017年09月 324円
 2017年10月 157円
で、半値以下に急落です。全国平均は
 2017年09月 345円
 2017年10月 298円
で、少し下がっていますが、福島産程ではありません。
 以下に福島産ピーマンの月平均の出荷量を示します。
7-10月がシーズンの福島のピーマン
 ※1(2)を集計
 ※2 2009年~17年の平均、ただし2017年は10月まで
 図―11 福島県のピーマンの出荷量(東京中央卸売市場)

 概ね7-10月がシーズンです。そこで各年の3-10月の東京中央卸売市場での福島産ピーマン価格を全国平均の取引価格と比較してみました。 
事故後に全国平均を下回った福島の7-10月ピーマン価格
 ※1(2)を集計
 図―12 各年6-10月のピーマンの取引価格

 図に示す通り、原発事故前は福島産ピーマンは全国平均より高値で取引されていました。でも事故後は7年連続で福島産が全国平均を下回っています。
 福島産ピーマンは汚染され葬式が増えた土地で栽培されています。それでいて検査は怪しげです。価格低下は消費者が福島産を正しく理解しためであり、当然の事です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください 。
 怪しげな「放射線教育」に、いい加減な検査、加えて増える葬式です。(=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
 福島県郡山市産米の全量全袋検査が109万件を超えました。福島県随一です(24)。福島県郡山市は福島最大のお米の産地です。同市の人口は約33万人なので(25)全市民が食べてもまだまだ余ります。同市のお米は「あさか舞」といって美味しいお米です(26)。「安全」なので事故の年に採れた2011年産米からずっと、学校給食に使われ子ども達に食べさえ続けています(27)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシに福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(28)を引用
 図―13 福島産米が無い福島郡山市のスーパーのチラシ

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(2)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「野菜」⇒「果菜類」⇒「ピーマン」で検索
(3)放射線教育支援サイト “らでぃ”
(4)小中生が放射線教育の成果発表 モデル7校、正しい知識発信へ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(5)放射線教育支援サイト “らでぃ”
(6)放射線教育支援サイト “らでぃ”
(7)LNT(しきい値なし直線)仮説について ― 放射線安全研究センター ―
(8)めげ猫「タマ」の日記 放射線は「安全」?福島で洗脳が始まる
(9)福島県 三春町|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:福島県・環境省
(10)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(11)作物統計調査>市町村別データ>平成19年産市町村別データ>年次>2007年中の「6-3 野菜(果菜類) 」⇒「 福島県 Excel」
(12)三春町ホームページ トップページ
(13)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(14)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(15)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(16)相馬地方広域市町村圏組合
(17)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(18)報道発表資料 |厚生労働省
(19)農林水産部 - 福島県ホームページ
(20)福島県の推計人口(平成29年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ>
(21)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(22)めげ猫「タマ」の日記 7年連続で全国平均以下となった福島のピーマン取引価格
(23)平成29年11月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ中の「平成29年11月1日現在の村民の避難状況 [PDFファイル/60KB]
(24)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(25)郡山市の現住人口/郡山市
(26)郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市
(27)JA郡山市|事業PR
(28)イオン郡山フェスタ店
  1. 2017/11/23(木) 19:44:13|
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放射線理解進まず 国主導の対策急務と福島民報、真相を究明が先

 福島県の地方紙・福島民報は11月21日に
「民間シンクタンク<略>が東京都民<略>を対象に実施したアンケートで、東京電力福島第一原発事故に伴う放射線被ばくで(福島)県民に健康障害が『起きる可能性がある』と考える人が半数に上った。国連機関が原発事故による健康影響を否定しているにもかかわらず(福島)県外で理解が進んでいない実態が浮き彫りとなった。」
と、あたかも事故による健康被害はありえず、福島は誤って理解されていると報じていました(1)。でも、当該記事が引用した国連の報告書は2013年4月時点で公表されたもので(2)、そん後に
・福島で子どもも甲状腺がんが当初の想定を超えて見つかっている。
・事故後に懐妊した子供が生まれるであろう2012年の合計特殊出生率が福島だけで特異的に低下
などが明らかになったことが事が考慮さえておらず、国連の報告書を元に福島事故による健康被害はありえす、福島を恐れる皆様を「誤って理解」しているなどとの事はありません。
 福島原発事故によって福島を中心に放射能汚染が起こりました。
 福島原発事故によって福島は汚染されました。
特定的に放射能汚染が続く福島
 ※(3)のデータを(4)に示す方法で11月1日に換算
 図―1 放射線量分布

 図に示す通り事故から7年近くが経ちますが、福島では国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(5)を超えた地域が広がっています。一方で福島以外では殆ど無くなっています。事故から7年を経て福島は汚染されたままです。
 多くに皆様が福島を正しく理解し、これを恐れ避けたと思います。以下に福島を代表する農作物にモモがあります(6)。山梨県が全国生産1位、福島県が2位です(7)。7,8月が出荷のピークです(8)。以下に山梨と福島産の東京中央卸売市場における取引価格を示します。
事後に低迷が続く福島産モモ価格
 ※(9)を集計
 図―2 山梨・福島のモモ価格

 図に示す様に福島産のモモは山梨産に比べ少し安くなったのですが、事故後は価格差が改題し解消する様子がありません。福島は汚染されておりこれを避けるには合理的な行動です。ところが安倍出戻り総理や福島県は福島を恐れ福島を避ける行為を「風評被害」と呼んでいます(10)(11)。そして国連機関は2013年4月に
「公衆の健康影響」について「甲状腺がん、白血病ならびに乳がん発生率が、自然発生率と識別可能なレベルで今後増加することは予想されない。また、がん以外の健康影響(妊娠中の被ばくによる流産、周産期死亡率、先天的な影響、又は認知障害)についても、今後検出可能なレベルで増加することは予想されない。」
との報告書(以下当該報告書とします)を纏めました(2)(12)。
 当該報告書が出たあとで福島ではおかしな事が明らかになりました。
以下に福島県が実施している福島県県民管理調査で事故時に18歳以下だった方を対象に実施している甲状腺がん検査で悪性ないし悪性の疑い(以下に罹患者とします)の方の推移を示します。
増え続ける福島の子供の甲状腺がん
 ※1(13)を集計
 ※2 日付けは公表日
 図―3 日々増えていく福島の子どもの甲状腺がん

 最新の結果を集計すると(15)(16)(17)
  約30万人の検査で193人
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つりました。1万人当たりにして6人です。当初の想定は100万人当たり2,3人ですので(18)、当初の想定に比べ比べ極めて高い割合です。現時点の公式見解は
「事故当時5 歳以下からの発見はないこと、地域別の発見率に大きな差がないことから、総合的に判断して、放射線の影響とは考えにくいと評価する。」
です(19)。これまで概ね1順目、2順目の検査がほぼ終わっています。そしてチェルノブイリの例から見て、事故による放射線影響がより出やすい2順目検査について纏めてみると
 ①ヨウ素131の影響はその後のセシウムによる放射線量である程度は評価できる。
 ②放射能汚染が酷い13市町村に比べ、相対的にマシな会津地方の罹患率が低い等の地域差が見られる。
 ③全体の被ばく線量に比べ罹患者(悪性または疑いと診断された方)の被ばく線量が高い
 ④事故の影響を受けにくい1順目の検査との比較で、2順目以降は被爆線量が高い方に罹患者が多い(1順目に比べ、2順目は罹患者が高線量側にシフトしている)
などの特徴が認められ、事故影響が疑われます(20)。
 福島の甲状腺がんは当該報告書が出た4月時点では図―3に示す様に10人程度の罹患者しか公表されていませんでしたが、その後にどんどん増えています。当然ながら当該報告者は福島の甲状腺がんは考慮されません。
 2013年6月に福島の合計特殊出生率が低下したと報じれました(21)。
brg130607b.jpg brg130607c.jpg
 ※(21)を転載
 (a)福島原発事故の影響   (b)合計特殊出生率が下がった
 図-4 原発事故の影響で合計特殊出生率が下がったと報じる福島テレビ

以下に岩手、宮城、福島と全国の合計特殊出生率の低下を示します。

brg130607a.gif
 ※(21)を転載
 図―5 福島および隣県と全国の合計特殊出生率推移

2012年は事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれる頃です(21)。事故直後に福島の女性は懐妊しにくくなりました。ただしこの事が公表されたのは当該報告書公表後の2013年6月です。
 以下に福島県の自然死産率の推移を示します。
全国の1.5倍の福島県死産率(グラフ)
 ※1(22)を転載
 ※2 元データは(23)
 図―6 福島県の自然死産率の推移

 図に示す様に事故後に懐妊した赤ちゃんがうまれるであろう2012年以降に増加しています。ただし(=^・^=)なりに計算すると統計的に有意と言えるのは2012,13年の2年分のデータを集計して初めて分かる事で(23)当該報告書が出た2013年時点ではなにも言えない状態でした。
 事故よって2種類の避難区域が設定されました。福島第一原発から20km圏内の警戒区域と、その後の調査で放射線量が高い事が判明し避難区域となった計画的避難区域です。警戒区域は3月15日に設定されており、事故後だだちに避難することになりました。計画的避難区域が設定されたのは事故から1ヶ月以上過ぎた2011年4月22日であり、いわば逃げ遅れた避難区域です(24)。福島県葛尾村に設定された避難区域は大部分が計画的避難区域です(24)(25)。同村は逃げ遅れた村です。以下に赤ちゃんの誕生数を示します。
事故後に女の子が多く生まれるようになった福島県葛尾村
 ※(26)を集計
 図―7 福島県葛尾村の累積の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り当該報告書が発表された翌月の2013年5月当たりから女の子が多く生まれる事態になりました。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.3%でした。普通は男の子が多く生まれるので(27)、異常な事態です。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法な(=^・^=)の過去の記事(28)による。
有意差検定表

 葛尾村では生まれて来る赤ちゃんの男女比が逆転する奇妙な現象が起こっていますが、観測されたのは当該報告書が発表された以降の2013年5月からです。
 以上を纏めると国連機関は2013年4月に
・甲状腺がん等の発生率が、自然発生率と識別可能なレベルでない。
・妊娠中の被ばくによる流産についても検出可能なレベルではない。
・先天的な影響(遺伝的影響)についても増加することは予想されない。
との報告書を纏めました(2)(12)。一方で報告書が発表された後で
・福島の子供の甲状腺がんが当初想定に比べたい頻度で見つかっている。
・事故直後に福島の女性が懐妊しにくくなった(合計特殊出生率の低下)
・福島では自然死産率が上昇した。
・逃げ遅れた葛尾村葛尾村等では生まれて来る赤ちゃんの男女比が逆転した。
等の現象が見つかりました。このような現象は当該報告書が公表された後で明らかになった事であり、考慮するのは無理です。広島や長崎で自然死産が増加したかった事、生まれてくる赤ちゃんの男女比に異常が生じなかった事は長崎や広島で遺伝的欠陥が生じていない根拠になっています(29)。福島では広島や長崎で起こらなかった事が見つかっています。広島や長崎の知見をそのまま適応するのは無理があります。
 福島県の地方紙・福島民報は11月21日に
 「民間シンクタンクの三菱総合研究所が東京都民1000人を対象に実施したアンケートで、東京電力福島第一原発事故に伴う放射線被ばくで(福島)県民に健康障害が『起きる可能性がある』と考える人が半数に上った。同様の(福島)県民(健康管理)調査の約1・5倍で、国連機関が原発事故による健康影響を否定しているにもかかわらず、(福島)県外で理解が進んでいない実態が浮き彫りとなった。」
と報じました(1)。
「放射線理解進まず 国主導の対策急務 三菱総研の都民調査」と報じる福島県の地方紙・福島民報
 ※(30)を11月21日に閲覧
 図―8 「放射線理解進まず 国主導の対策急務 三菱総研の都民調査」と報じる福島県の地方紙・福島民報

 2013年4月に発表された国連機関の報告を根拠に福島は放射線による健康影響を受けていないのに、東京都民の半分は「健康影響」を懸念しているような記事ですが、根拠となる当該報告書は2013年4月に発表されたものであり、そん後にいろいろな事が明らかなになったので、根拠たりえません。
 福島では「安全」であろがなかろうが「安全」との広報が続けられています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 当該記事は福島では「安全」と考えたい人が都内に比べ多い主張しています。当該記事が引用した「県民調査」では(19)では
 「次世代への影響の可能性が高い」と答えている人が48.1%
です。記事で取り上げたアンケートでは
 子や孫ら次世代以降の県民に影響が起こる可能性については「非常に高い」「高い」が計49.8%
だったそうです(1)。殆ど変りませが、この記事では
「同様の県民調査の約1・5倍」
などと報じています。
 福島は「安全」がなんの根拠もなく喧伝されているようです。 (=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
福島県会津若松市では、皇室に献上する特産の「柿」の箱詰めが行われたました(31)。
献上柿を箱詰めする福島県の綺麗な女性
 ※(32)をキャプチャー
 図―9 献上柿を箱詰めする福島の綺麗な女性

 同市辺りの柿はとても食味がよいそうです(33)。福島県は福島産柿は「安全」だと主張しています(34)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産柿はありません。
他県産はあっても福島産柿が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(35)を引用
 図―9 福島産柿が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)放射線理解進まず 国主導の対策急務 三菱総研の都民調査 | 県内ニュース | 福島民報
(2)東電福島第一原発事故に関するUNSCEAR報告について | 原子力災害専門家グループ | 東電福島原発・放射能関連情報 | 首相官邸ホームページ
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(7)もも(モモ/桃)の収穫量ランキング: 教えて!全国ランキング 2017  ~都道府県ランキング 日本の統計~
(8)めげ猫「タマ」の日記 2年連続で拡大する福島のモモの価格差、ミスピーチ同窓会も効果無し
(9)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒果物、中分類⇒もも類、品目(小分類)⇒もも」で検索
(10)安倍首相:「風評被害払拭を応援」 福島の牧場で激励 - 毎日新聞
(11)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(12)UNSCEAR 2013 report - Vol. I
(13)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ
(14)第28回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成29年10月23日)の開催について - 福島県ホームページ
(15)(14)中の「資料2-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】」結果概要 [PDFファイル/1017KB]
(16)(14)中の「資料2-2 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」実施状況 [PDFファイル/991KB]
(17)第27回「県民健康調査」検討委員会及び第7回「甲状腺検査評価部会」 の資料について(平成29年6月5日開催) - 福島県ホームページ中の「資料2-1 県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)結果概要【平成28年度追補版】  [PDFファイル/1.19MB]
(18)第3回「県民健康調査」検討委員会(平成23年7月24日開催) - 福島県ホームページ中の「当日配布資料 」
(19)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ
(20)めげ猫「タマ」の日記 放射線は「安全」?福島で洗脳が始まる
(21)めげ猫「タマ」の日記 福島県の合計特殊出生率がダウン―福島原発事故の影響、福島テレビ!―
(22)めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(23)保健福祉部関係の統計情報データベース(過去倉庫) - 福島県ホームページ
(24)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(25)葛尾村 - Wikipedia
(26)福島県の推計人口(平成29年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(27)出生性比
(28)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(29)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(30)福島民報
(31)献上の色つや...「会津身不知柿」 一つ一つ優しく磨き箱詰めに:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(32)Nスタふくしま20171121 TUFchannel
(33)みしらず柿 | JA会津よつば
(34)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「くだもの編 [PDFファイル/192KB]
(35)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2017/11/22(水) 19:43:36|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月3週)―茨城産クロダイからセシウム、福島は25件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。11月3週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1,123件中20件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり19ベクレル、最大14,000ベクレル(福島県産イノシシ)。
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年11月3週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 危険なセシウム汚染食品が宮城、福島、長野で見つかっています。今週のデータを解析すると
 ・茨城産クロダイからセシウム、福島は25件連続ND
 ・福島市の幼稚園でさつまいも掘り、検査結果がありません
 ・福島県飯舘村産イノシシから14,000(Bq/kg)のセシウム、過去最高
などの特徴があり福島産の「安全」は担保されていません。

1.茨城産クロダイからセシウム、福島は25件連続ND
 茨城県が検査した茨城県産クロダイからセシウムが見つかったと発表がありました(7)。福島産が気になります。以下に今年の検査結果を示します。
事故から7年近くなっても見つかり続けるセシウム汚染食品
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―2 クロダイの検査結果

 図に示す通り茨城だけでなく、宮城県産クロダイからもセシウムが見つかっていますが、厚生労働省(1)の発表を数えると25件連続で検出限界未満です。福島産を検査しているのは福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(8)です。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低くでる検査で安全とされ出荷されます。

2.福島市の幼稚園でさつまいも掘り、検査結果がありません
 実りの秋、福島県福島市からもサツマイモ話題が聞こえてきます。少し前になりますが、福島県福島市の幼稚園ではさつまいも掘り行事が行われたそうです(9)。福島市の農協で料理教室が開かれ「サツマイモのポタージュ」が紹介されたそうです(10)。
福島市の農協の料理教室で紹介されたサツマイモのポタージ
 ※(10)を引用
 図-3 福島市の農協で紹介がれた「サツマイモのポタージュ」

 確り検査して欲しいと思います。以下に福島県福島市産サツマイモの検査件数を示します。
今年は検査が無い福島県福島市産サツマイモ
 ※(1)を集計
 図―4 福島県福島市産サツマイモの検査件数

 図に示す様に今年は検査結果がありません。福島県のサイトで検索してもでて来ません(11)。
 福島産は検査されていなくても検査されていて「安全」だとして出荷されます。

3.福島県飯舘村産イノシシから14,000(Bq/kg)のセシウム、過去最高
 福島県飯舘村産イノシシから1キログラム当たり14,000ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(12)。以下に推移を示します。
過去最高を記録した福島県飯舘村産イノシシのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―5 福島県飯舘村産イノシシの検査結果

 図に示す通り過去最高です。
 事故から7年近くが経過しましたが福島産からは過去最高のセシウムが見つかる事があります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・検査さてれいなくても検査で安全とされる福島産
 ・事故から7年近く経て過去最高のセシウムが見つかる福島産
 (=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
 福島県鏡石町の田んぼアートの稲刈りが終わりました。その後に「田んぼアートLEDイルミネーション―きらきらアート」が始まりました(13)(14)。
鏡石町のたんぼきらきらアート
 ※(14)を引用
 図―6 鏡石町のきらきらアート

 稲刈りが済んで同町も新米のシーズンです。福島県鏡石町産米の全量全袋検査数が約13万件に達しました(15)。同町は人口が12,396人なので(16)、町民が食べるには十分な量です。同町辺りのお米は「おいしい!」と評判だそうです(17)。福島県は福島産米は全量全袋検査が実施されておりで「安全」だと主張しています(18)。でも、福島県鏡石町のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ
 ※(19)を引用
 図―7 福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ



―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1060報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月2週)―福島産米の測定誤差は1キログラム当たり70ベクレル以上―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒ 検査結果(PDF:10,394KB)No5021」
(8)農林水産部 - 福島県ホームページ
(9)さつまいも掘りをしてきました!|お知らせ|福島ルンビニー幼稚園
(10)トピックス | JAふくしま未来
(11)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「根菜・芋類⇒サツマイモ、福島市」で検索
(12)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果検査結果(PDF:899KB) No506」
(13)http://www.minyu-net.com/news/news/FM20171119-221358.php
(14)田んぼアートLEDイルミネーション~きらきらアート~|鏡石町公式ホームページ[福島県]
(15)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(16)鏡石町公式ホームページ[福島県]
(17)特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ
(18)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(19)鏡石店 ? イオンスーパーセンター公式ウェブサイト

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  1. 2017/11/21(火) 19:49:29|
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