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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

今年活躍した福島の10人の女性(2017)

 福島県は59もの市町村がありながらな、女性首長も副首長も女性知事も居ません(1)。お隣の仙台市長(2)、山形県知事(3)、群馬県安中市長(4)、茨城県高萩市長(5)などのは「女性」です。でも女性は活躍しています。そこで今年(2016年)に活躍した福島の女性を紹介したいともいます。

1.高野己保さん(高野病院理事長)
 福島県広野町は事故によって、2011年3月15日に屋内退避指示区域指定され、4月22日には緊急時避難準備区域に指定され(6)、ほ全町民が避難しました(7)。そうした中で同町の高野病院は100名と十数名のスタッフが残ることになりました(8)。福島事故では双葉病院では避難が行われ、避難によって多くの患者さんが犠牲になりました(9)。患者さんを第一に考えるなら妥当な判断でしすが、医療スタッフとも言えども安全な場所に避難する権利があります。他人の為に命を落とすなどはあってはあらない事です。これは患者と医療関係者の間にあっても言えることだと思います。事故当時の高野病院は高野己保さんのお父さんが院長を勤め、高野己保さんは事務長を務められていました。彼女は治療に専念する院長に代わり、外部との折衝等すべてを行い、双葉郡で唯一病院を閉鎖することなく、現在も診療・入院機能を継続して守り続けました(8)。もし、事故の時に「避難」を選択していれば、高野病院の患者さんも双葉病院の患者さんと同様に「犠牲」なった可能性を考えれば、これだけで彼女は十分に頑張ったし、これ以上を求めるのは倫理的に間違っていると思います。
 ところが今年はもっと酷い目にあいました。ほぼ1年前の2016年12月30日に火事が起こり院長であり高野病院唯一の常勤医師であったお父さん(高野英男さん)が亡くなりました(9)。彼女は医師ではなく社会福祉士と精神保健福祉士です(8)。それが病院の理事長になることになりました(9)。今年は高野病院を守り抜くことが全て彼女に課せられました。院長の死亡後に新たな院長のリクルートに成功しいたのですが、今年9月で辞めました。それでも彼女はあきらめず10月に新たな院長のリクルートに成功しました(10)。そして今日も高野病院は残っています(11)。
高野己保さん
 ※(12)をキャプチャー
 図―1 高野己保さん

 彼女の頑張りで100人程度の患者さんが命の危険が回避できました。凄い成果だと思います。でも彼女自身は報われたとは思えません。安倍出戻総理は良く「頑張る人が報われる社会」と言います(13)。彼女は頑張りました。成果も出しました。でも、報われません。


2.渡辺愛子さん(冨岡町、スナックママ)
 地図で見ると福島県冨岡町の北隣は大熊町です。大熊町には福島第一原発(14)や中間貯蔵施設(15)があり、多くの人が働く必要があります。東京電力と福島県の発表を合計するとこの2つで11,000名を超えます(16)(17)。ところが大熊町は全域で避難地域に指定されており(6)、人が恒常的に住むことが出来ません。近隣の街に住居を抱え、福島第一や中間貯蔵施設に通う事になります。この職場は日本で最も放射能汚染が酷い職場で働く人は大変だと思います。冨岡町の広報紙が伝えるところでは、同町にスナックも開店しました(18)。
町内にスナック開店を伝える冨岡町の広報紙
 ※(18)を引用
 図―2 スナック開店を報じる冨岡町の広報紙

福島第一原発では下請けさんが大変な思いで仕事をされていると思います。仕事が終わったらウサをはらし、明日につなげるためには大変に大事な施設だと(=^・^=)は思います。
 でも彼女の努力は報われませんでした。帰還者や新規移住者などの新たに冨岡町に移り住んだ方は
  9月中 65人
 10月中 45人
 11月中 27人
で(19)、このところ減っています。

3.伏見みなみさん(相馬野馬追・武者)
 福島県相馬地方の伝統行行事に相馬野馬追いがあります。この神事では多くの騎馬武者が参加します(20)。神事でもあり、もともとは女人禁制のようですが(21)、その事実は完全に隠蔽されているようです。相馬野馬追は地域の大事な行事であり、復興イベントです(22)。女人禁制などはあってはならない事です。今年も女性武者が参加されました。
相馬野馬追に出陣した福島の綺麗な女性
 ※(23)を転載
 図―3 相馬野馬追に出陣した伏見みなみさん

 もう消えてしまいましたが彼女を紹介した動画を見ていると、子供の頃から自然と参加するようになったようです。むかしは女人禁制の行事でも、小さな子供には分かりません。福島県は女性の活躍を推進しています(24)。こうした中で彼女のようにある意味で自然に元々は男性の世界だった所に入っていくのは、女性のして踏ん張ることもなく、理想的な女性の活躍の場だと思います。そしてこれは若い女性の福島定着の切っ掛けになればと思います。
 でも彼女の努力は報われませんでした。以下に福島県・各年1~11月の20代前半の社会動態(転入者―転出者)を示します。
若い女性の脱出が増えている福島
 ※(25)を集計
 図―4 福島県の20代前半の社会動態(各年1~11月)

 図に示す通り、福島を去って行く20代前半女性は昨年よりの増えています。福島では復興が進み若い女性が定着し出すどころか、脱出が加速しています。

4.高倉麻子さん(サッカー監督)
 高倉 麻子(たかくら あさこ)さんは、福島県福島市出身の元サッカー選手で2016年よりサッカー日本女子代表監督を務められています(26)。
高倉麻子さん
 ※(27)をキャプチャー
 図―5 高倉麻子さん

 2011年の女子ワールドカップで、日本女子代表が優勝し(28)、福島事故で大変な思いしている福島の皆様だでなく、多くの日本在住者に希望を与えてくれたと思います。
 今年の東アジアカップは少し残念な結果にりまたが(29)、来年の女子ワールドカップ予選(30)ではワールドカップ出場を決め、2019年の女子ワールドカップでは(31)なでしこジャパンを優勝に導くと確信しいます。2019年には福島のサッカー施設であるJヴィレッジに新駅ができそうです(32)。福島が歓喜すると思います。

5.坂本凛乃ちゃん(幼児)
 今年は福島産果物のキャペーンを行うミスピーチの皆さんの「同窓会」が開かれました。坂本凛乃ちゃんも元ミスピーチであったお母さんに連れられ参加しました。この後で福島駅でモモのPRが行われました(33)。
福島出身の綺麗な女性と御嬢さん
 ※(34)を転載
 図―6 福島産モモをPRするとっても可愛い女の子

 彼女の努力が報わませんでした。以下に東京中央卸売市場への福島産モモの月別の出荷量をしめします。
7・8月が出荷のピークの福島産モモ
 ※1(35)を集計
 ※2 2008年から17年の平均、ただし17年は8月まで
 図―7 福島産モモの出荷量(東京中央卸売市場)

 でも、図に示しように7・8月がピークです。モモの生産量は山梨が1位で福島は2位です(36)。そこで山梨産と福島産のモモ価格を比べてみました。
事後に低迷が続く福島産モモ価格
 ※(35)を集計
 図―8 山梨・福島のモモ価格

 図に示す様に事故後に福島産モモは山梨産に比べ大幅に安くなりました。価格差を見ると  
  2015年 △159円安
  2016年 △211円安
  2017年 △242円安
で2年連続で価格差が広がっています。これが消費者の福島産に対する理解が進んだ結果であり当然の事です。


6.鈴木ふうなさん(農業高校生徒)
 福島県立相馬農業高校は福島県南相馬市にある農業高校です(37)。南隣の福島県浪江町の避難区域なで山火事が起こりました(38)。以下に火事現場近くの「石熊公民館」の空気中のセシウム137濃度の結果を示します。
上昇を繰り返す火災現場近く「石熊公民館」の粉塵測定結果
 ※1 (39)にて作成
 ※2 NDは測定のうち検出限界未満(ND:見つからない事)の時の検出限界値を示す。
 図―9 火災現場近く「石熊公民館」の粉塵測定結果

 図に示す様に2つのピークが読み取れます。空気中のセシウム137濃度が1立方メートル当たりで
 5月10日  0.97ミリベクレル
 5月12日 25.47ミリベクレル
と(39)26倍の上昇しました。山火事で放射能で汚染された粉塵は舞い上がりました。舞い上がった粉塵はどこかに落ちるはずです。
 2013年8月に福島第一でセシウムの飛散が起こりました(40)。その年に採れたお米はセシウムで汚染されていることが見つかりました。
brg140715d.gif
 ※(41)を転載
 図―10 放射線物質が付着した福島県のいなほ

 このような事があれば相馬農業高校がある南相馬市の皆さんは福島産を警戒しると思います。
 今年8月4日に相馬農業高校に学ぶ鈴木ふうなさんが、学校の実習で作った農作物を売りに行ったら
「小さい子どもがいるから福島県産品は買わない」
と購入を断られた事を紹介していました(42)。5月に山火事があり放射能の飛散があったばかりであり当然の行為だと思います。でも、朝日新聞は
「傷ついた経験を紹介した。いま、収穫された作物の放射線量の数値は安全であるとも。」
と報じていました(42)。「放射線量の数値は安全」としても福島県の検査に問題があれば成立しないロジックです。福島県いわき市は福島県沿岸部の南にある市で、南を茨城県に接しています。以下に福島県が検査した福島県いわき市産、茨城県産および千葉産のスズキの検査結果を示します。
茨城・千葉産からは見つかっても福島産スズキからは見つからないセシウム
 ※1(43)を転載
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水を除く
 図―11 スズキの検査結果

 茨城やその先の千葉のスズキからセシウムが見つかるに汚染源に近い福島県いわき市産から見つからないのはおかしな事です。福島県の検査が茨城県や千葉県の検査比べ低く出る検査です。
 8月22日に福島県の地方紙・福島民友はこの件を取りあげ
「安全性伝える知識必要」
と報じていました(44)。
実習で作った野菜の購入を拒否されたことを報じる福島の地方紙・福島民友
 ※(44)を転載
 図―12 「安全性伝える知識必要」と報じる福島民友

福島民友の配信では「原発事故から5年も過ぎたのに...」なんてコメントが付いていましたが、セシウム137やストロンチウム90の半減期は30年です(45)。5年過ぎて「安全」になるものではありません。福島の子ども達に必要なのは「「安全性伝える知識」でなく「正しい知識」です。

7.佐藤端穂さん(大学生)
 福島県葛尾村は福島第一原発に近い山村です。事故で汚染され避難区域に指定されました2016年6月に大部分の避難指示が解除されました(46)。郡山女子大学の協定を結びました(47)。同大の学生さんである佐藤端穂さんは葛尾村の復興支援にいったようです。
葛尾村で苗を植えた女子大生
 ※(48)を転載
 図―13 葛尾村で支援活動する佐藤端穂さん

 でも、報われる事はなかったようです。以下に葛尾村の避難・帰村の状況を示します。
避難指示解除後も多くが避難先に留まる葛尾村民
 ※(49)を転載
 図―14 葛尾村の避難・帰村の状況

 図に示す様に帰村が進んでいません。それどこか村外での持ち家等を含むその他がどんどん増えています。多くの葛尾村民は葛尾村に戻ることなく村外に定着しそうです。

8.山下今日子さん(サンシャインガイドいわき)
 福島県いわき市では今年も海水浴場が開かれました。サンシャインガイドいわきの山下今日子さんは海開きを宣言しました。
海開きを宣言する福島の綺麗な女性
 ※(50)を転載
 図―15 海開きを宣言する山下今日子さん(サンシャインガイドいわき)

 でも、彼女の努力は報われませんでした。報道によれば海水浴客は去年を下回ったそうです。
今年の海水浴客数を報じるFTV
 ※(51)をキャプチャー
 図―16 海水浴客数を報じる福島のローカルTV局

 以下に各年の海水浴客を示します。
事故後に大幅に減ったままの福島の海水浴客
 ※(51)を集計
 図―17 四倉、勿来および薄磯海水浴場の入込数

 図に示し通り訪れた海水浴客は事故前の68万人の7.5%の45,952人でした。今年も福島の海水浴場離れは継続し、回復の兆しが見えません(51)。

9.堀田沙綾さん(福島大学生)
 福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変綺麗です。本記事は「活躍」を取り上げいるのであって、綺麗だから取り上げているわけではありません。でも異常に綺麗な方が殆どと思います。今年の流行は福島の綺麗な女性に「風評被害」を言わせ福島産離れを解消しようとしているように見えます。6項に取り上げた「鈴木ふうなさん」もその一人でしょうか。他に上石(あげいし)美咲さんなんかもいます(52)(53)。
 福島産米のキャンペーンクルーの「うつくしまライシーホワイト」に堀田沙綾さん(福島大学生)がえらばれました(54)(55)。
 彼女は審査で
 「日本一安全なお米と言っても過言ではございません」
と言っていました
(福島産米は)日本一安全と発言する福島県の綺麗な女性
 ※(55)を転載
 図―18 「日本一安全なお米と言っても過言ではございません」と発言する福島大学の学生

 どう見ても大デマです。こんなデマ屋を福島県はキャンペーンクルーとして選びました。
 無論、報われることはありません。福島県ひとめぼれは60kg当たり14,772円で(56)、日本一安い「ひとめぼれ」です。

10.幼稚園児
 昨年もそうですが(57)、今年も観光果樹園開園式に幼稚園児が呼ばれ果物をたべました(58)

無検査のサクランボを食べる福島の可愛い女の子
 ※(58)を転載
 図―19 サクランボを食べる福島の幼稚園児

 安全とは言えない福島産果物(57)(58)を食べて見せる福島の幼稚園児の勇気に感嘆します。でも、努力が報われていないのは図―8に示す通りです。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 この他にも多くの福島の女性が活躍していますが、(=^・^=)の偏見と独断で10人(組)を選びました。
 今年も含め毎年(59)(60)(61)多くの福島の女性が活躍したと思います。勿論、男性もです(男性のトップを上げるなら福島第一の廃炉に立ち向かう下請けさんだと思います)。でも、福島はなかなか好転しません。やっぱり福島という舞台が悪すぎます。これでは福島の皆様は不安だと思います。 
 明日はお正月です。お雑煮を楽しみにしている方も多いと思います。福島ではお雑煮に鶏肉を使います(62)。福島の鶏肉は美味しいそうです(63)。福島県は福島産鶏肉は「安全」だと主張しています(63)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシに福島産鶏肉はありません。
他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
  ※(64)を引用
 図―20 福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」はありません。
 今年も「めげ猫タマの日記」の応援ありがとうございます。来年も宜しくお願いします。




―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)市町村長任期一覧 - 福島県ホームページ
(2)郡和子 - Wikipedia
(3)吉村美栄子 - Wikipedia
(4)茂木英子 - Wikipedia
(5)小田木真代 - Wikipedia
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)広野町 - Wikipedia
(8)高野己保
(9)“原発に最も近い病院”の医師が焼死…次女が語る孤独な闘い - エキサイトニュース(1/3)
(10)<高野病院>新院長の河合医師、広島から着任 福島・広野 | 河北新報オンラインニュース
(11)医療法人社団養高会 高野病院
(12)原発事故後も残った高野病院 事務長の高野己保さんインタビュー アピタル編集部
(13)頑張る人が報われる社会をつくる 安倍総理 - エキサイトニュース
(14)福島第一原子力発電所 - Wikipedia
(15)中間貯蔵施設の概要|中間貯蔵施設情報サイト:環境省
(16)福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(17)第9回 中間貯蔵施設環境安全委員会 開催報告 - 福島県ホームページ
(18)広報とみおか(平成29年11月号):2017年11月02日更新
(19)めげ猫「タマ」の日記 富岡駅再開2ヵ月、減り続ける新規帰還者
(20)相馬野馬追 - Wikipedia
(21)2013年7月 相馬野馬追 その1 出陣前 - 無線塔の下の脇
(22)復興庁 | 相馬野馬追(福島県相馬市、南相馬市)[平成28年7月23、24、25日
(23)めげ猫「タマ」の日記 商業施設開業も子供は減り続ける避難指示解除の川俣町山木屋
(24)ふくしま女性活躍推進計画を策定しました - 福島県ホームページ
(25)福島県の推計人口(平成29年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(26)高倉麻子 - Wikipedia
(27)なでしこジャパン(日本女子代表)高倉麻子監督インタビュー JFATV
(28)2011 FIFA女子ワールドカップ - Wikipedia
(29)東アジアカップ - Wikipedia
(30)2018 AFC女子アジアカップ - Wikipedia
(31)2019 FIFA女子ワールドカップ - Wikipedia
(32)新駅設置協議本格化へ JR常磐線Jヴィレッジ付近 町村会要望受け県 | 東日本大震災 | 福島民報
(33)Miss Peaches hold reunion to promote fruit(ミスピーチ「同窓会」 世代超え名産PR):英語で読む福島民友ニュース(English):福島民友新聞社 みんゆうNet
(34)めげ猫「タマ」の日記 避難指示解除の飯舘村、道の駅オープン、未来は暗い
(35)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒果物、中分類⇒もも類、品目(小分類)⇒もも」で検索
(36)もも(モモ/桃)の収穫量ランキング: 教えて!全国ランキング 2017  ~都道府県ランキング 日本の統計~
(37)福島県立相馬農業高等学校 - Wikipedia
(38)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域山火事の粉塵測定結果は20倍以上、セシウムは検出される量ではなとTUF、繰り返される「拡散無し」のデマ報道
(39)空間線量モニタリング結果情報 - 福島県ホームページ中の「林野火災現場周辺の放射線モニタリングの結果(第16報) [PDFファイル/689KB]
(40)2013年8月30日福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋がれき撤去作業中の構内ダストサンプリング結果(訂正版)(PDF 117KB)
(41)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月2週)―福島県漁連の検査で13ベクレル、福島県の検査は63件全数ND、いわき市沖アワビ
(42)朝日新聞デジタル:かなえたい夢 訴えた - 福島 - 地域
(43)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2017年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―
(44)めげ猫「タマ」の日記 福島民友の特集記事「復興の道標・放射線教育」に反論する。
(45)半減期 - Wikipedia
(46)葛尾村 - Wikipedia
(47)葛尾村連携事業「オヤマボクチを知っていますか??」 短大食栄 | 学校法人郡山開成学園
(48)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月3週)―基準超のコシアブラが流通、これで今年度は12件目―
(49)めげ猫「タマ」の日記 診療所再開も効果無し、福島県葛尾村の11月中帰還者は12人
(50)めげ猫「タマ」の日記 福島・海開き、福島第一サブドレンのトリチウム排出量は過去最高
(51)めげ猫「タマ」の日記 福島・海じまい、海水浴客は事故前の7.5%
(52)めげ猫「タマ」の日記 吐かれて当然、福島のモモ
(53)めげ猫「タマ」の日記 2017年、セシウム汚染食品の拡販に貢献した方々
(54)2017うつくしまライシーホワイト決定!
(55)めげ猫「タマ」の日記 今世紀の電力危機、全てが東電原発がらみ
(56)米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等:農林水産省
(57)めげ猫「タマ」の日記 福島市の果樹園開園、でも検査はされていません。
(58)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月2週)―宮城、茨城産クロダイからセシウム、福島産は全数ND―
(59)めげ猫「タマ」の日記 今年(2014年)に活躍した福島県の十人の女性
(60)めげ猫「タマ」の日記 今年(2015年)活躍した福島の10人(組)の女性(44)
(61)めげ猫「タマ」の日記 今年活躍した福島の10人の女性(2016)
(62)福島風雑煮のレシピ・作り方 | 切り餅 【AJINOMOTO PARK】
(63)福島の美味しい鶏肉を無料で試食!!グルコン福島2(福島市) | ふくしま 新発売。
(64)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(65)イオン福島店
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  1. 2017/12/31(日) 19:47:48|
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2017年、セシウム汚染食品の拡販に貢献した方々

 今年も福島を中心に多くのセシウム汚染食品が見つかり、1部は流通しました(1)。そこでセシウム汚染食品を正しく恐れる行為を「風評被害」と呼んだり(2)、差別だと主張しする(3)皆様がいました。セシウム137やストロンチウム90の半減期は30年なのに(3)、事故から6年経て福島から放射能が大幅に減ったような非科学的なデマを流したマスコミも現れました(4)。このように、色々な努力をしてセシウム汚染食品の拡販に貢献された企業、団体、個人に敬意を表したいと思います。
大賞 東京電力HD殿
 貴殿はセシウム汚染食品の原因者として今年も様々な努力を重ねセシウム汚染食品の温存・パワーアップに努めました。
①福島原発事故によって広島原爆30個分もの放射性物質をばら撒きなました(5)(6)(7)。
brg131004d.gif
 ※(8)を転載
 図-1 水素爆発する福島第一原発1号機

これを放置し(9)、セシウム汚染食品の存続に貢献されました。
事故直後の6割が残ったままの福島県二本松市の放射性セシウム
 ※ 見積もりおよび元データは(9)を参照
 図―2 福島県二本松市のセシウム量

②今年も福島第一から汚染水を漏らし、福島の海を汚し続けています。以下に福島原発沖20km圏内の魚のストロンチウム90の検査結果を示します。
過去最高のストロンチウム90が見つかった今年の福島の魚
 ※(10)を集計
 図―3 20km圏内の魚のストロンチウム90の検査結果

 本年は過去最高となる1キログラム当たり30ベクレルのストロンチウム90を含む魚が見つかりました(11)。福島で190種の魚介類を試験操業の出荷対象にしています(13)。この中で1回でもストロンチウム90を検査したにはイシガレイ、カザミ、コモンカスベ、シロザケ、ババガレイ、ブリ、マアジ、マコガレイ、マゴチの9種類です(10)。福島県が福島を代表する魚だとするヒラメ(14)のストロンチウム90の検査結果はありません。

③貴殿の福島第一の給食で安全かどうか不明の「福島産」を「安全」と強弁し使いました。以下に服福島県郡山市産豚肉の検査結果を示します。
郡山市の検査で基準超が見つかっても福島県の検査は見つからない郡山市産豚肉
 ※1(15)を集計
 ※2 日付けはお肉になった日
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
 ※4 基準値は(16)による。
 図―4 福島県郡山市産豚肉の検査結果

 図に示す様に郡山市の検査では基準超が見つかっていましが、福島県の検査では全てが検出限界未満(ND)です。これでは、福島県が検査して低い値がでも「安全」とは言えません。それでも貴殿は福島産豚肉は「安全」とし、福島第一の給食で福島産豚肉を使った料理を下請けさん等に提供しました(17)。
福島第一の給食に出た福島産豚肉使用の豚丼
 ※(17)を引用
 図―5 東京電力の福島給食センターで調理された福島産豚肉を使った「豚丼」

④貴殿は今から10年前の2007年に柏崎刈羽原発で火災(18)や放射能漏れ事故(19)をお越しました。
2007年の柏崎刈羽原発火災映像を放送したBSN
 ※(20)を転載
 図-6 煙もくもく柏崎刈羽原子力発電所

 貴殿は柏崎刈羽の再稼働を目指いしていますが、再稼働しあとで北のミサイルが飛んで来れば新潟を第二のセシウム汚染食品の産地になります。
 かかる行為はセシウム汚染食品の存続・発展に欠くことができないもであり、貴殿の貢献・努力に敬意を払いこれを表彰します。

優秀賞 安倍出戻り総理殿
 貴殿は出戻る前に「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」などと言いておきながら(21)、実際は「万全を期して」いないことがその後の事故報告で明らかになりました(22)(23)。いわばセシウム汚染食品の産みの親です。それだけに愛着もひとしおかと思います。総理大臣として数々の悪行を行い(25)放射性セシウム汚染食品の流通・販売の数々の実績をあげました。
①安全とは言えない福島産(1)を避ける行為を「風評被害」と批判しました(26)。
②安全とは言えない避難区域の解除を勧め(27)、新たなセシウム汚染食品の産地の創生に努力されました。
③福島県と共謀し、本来であれば正確な情報を提供しなくてはならないに「リスクコミュニケーション強化戦略」と称し妊婦さんにまで福島産は「安全」との情報を擦り込み(28)、生まれる前から汚染を取り込むようにすると発表しました。
④原発を再稼働させ(29)、第二のフクシマを作るべく努力をされました。
 国民の生命を守るべき内閣総理大臣の職責(30)と相反するこれらの行為はセシウム汚染食品の存続・発展に欠くことができないもであり、貴殿の貢献・努力に敬意を払いこれを表彰します。
福島産新米を食べる安倍出戻り総理
 ※(31)を転載
 図―7 熊さんが出そうな田園で福島産新米を口にする安倍出戻り総理

技能賞 福島県殿
 貴県は数々のテクニックを駆使し安全とは言えない福島産が安全であるかのように見せる努力をしました。
 ①他に比べ低く出る検査でを元に福島産は安全と主張し「風評被害」を連呼しました(1)。
福島県外検査ではそこそこ見つかっても福島県の検査ではあまり見つらない福島産ブドウのセシウム
 ※1(15)を集計
 ※2 日付けは検査日
 ※3 凡例は検査先
 図―8 福島産ブドウの検査結果

 図に示す通り福島県外の検査ではそこそこセシウムが見つかっていますが、福島県外の検査では殆ど見つかっていません。
 ②怪しげなものは避けた検査で「安全」を主張しました(1)。
 以下に福島産モモの主産地とそれ以外の福島県産モモの検査件数を示します。
事故後に比べ大幅に減った福島盆地産モモの検査結果
 ※1(15)を集計
 ※2 福島盆地は福島市、伊達市、桑折町、国見町で構成される(32)
 図―9 福島県産モモの検査件数


 ③怪しげな全数検査で米を安全だとして出荷しました(1)。
 ④基準値超が見つかっても放置しました(1)。

 係る行為は福島の皆様に多大なリスクを負わせ、貴県の葬祭産業の発展に寄与したと思います。以下に福島のモモの主要な産地である福島盆地を構成する福島市、伊達市、桑折町、国見町(32)の葬式数を示します。
事故後に増える福島盆地の葬式
 ※1(33)の集計
 ※2 震災犠牲者は(34)による
 図―10 福島盆地の葬式(死者)数(各年12月から翌年11月までの1年間)

 図に示す通り事故後に増加しています。人数は
  事故前(2009年12月~10年11月)  2,864人
  近々1年(2016年12月~17年11月) 3,109人
で、約9%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.15%でした(1)。
 安全の言えない福島産を数々のテクニックを使い「安全」と見せかけ、さらには葬祭業の振興に努めた貴県の努力に敬意を払いこれを表します。


殊勲賞 NHK殿
 貴殿は安倍出戻り総理の広報機関として(35)、今年もセシウム汚染食品の拡販に貢献されました。安全とは言えない福島産(1)を安全(36)「安全」とデマを流しました。嘘をまじえ「柏崎刈羽は安全」、「原発は新潟に必要」とのプロパガンダも行いました(37)。
福島産米は安全と主張するNHK
 ※(36)を引用
 図―11 福島産米は「安全」とするNHK

 国民の知る権利を踏みにじり(38)、安倍の広報機関としての任務を忠実に実行しました。貴殿の国民(視聴者)に背を向け、安倍出戻り総理にすり寄る姿勢に敬意を払いこれを表彰します。


敢闘賞(関東賞) 群馬県殿
 貴県は原木・生シイタケの生産量は全国3位の規模であり(39)、栽培が盛んな県であります。以下に貴県の菌床栽培を除くシイタケの検査結果を示します。
流通先で見つかって出荷前検査では見つからない群馬県産汚染シイタケ
 ※1(15)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事を示す)
 ※3 日付けは収穫日
 ※4 凡例は検査先
 図―12 群馬県産シイタケ(菌床栽培を除く)の検査結果

 図に示す様に事故直後は貴県の出荷前検査と出荷後の消費地の検査が一致していましたが、その後に徐々にかい離してきました。2017年の検査を見ると
 消費地検査 検査9件中2件の基準超え
 群馬県検査 検査106件全てで基準値以下
となりました。
 このような事が起こる確率を計算したら100万分の1程度です。貴県と消費地で検査結果が異なれば、貴県産は「安全」とは言えません。にも拘わらず貴県は貴県産は「安全」と主張しています(40)。係る厚顔ぶりに敬意を払いこれを表彰します。
 以下に偶然に起こる確率の検査結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の検査結果
 ※ 検査方法は(=^・^=)の過去の記事(41)による。
有意差j検定表

新人賞 上石(あげいし)美咲さん(FM放送パーソナリティ)
 上石(あげいし)美咲さんはふくしまFMのパーソナリティーを務める福島大3年生です(42)。昨年(2016年)までは、福島の果物のキャンペーンクルーであるミスピーチを務めていました。
綺麗な福島の女性パソーナリティ
 ※(43)を転載
 図―13 上石(あげいし)美咲さん

 図に示す通り、大変に綺麗な方だと思います。この方が多分2015年夏に、
「関東地方のデパートで試食販売をしていた。中年の女性から『おいしいねえ。これはどこ産?』と聞かれ、うれしくなって『福島です』と笑顔で答えた。その瞬間、女性は口に入れた桃を吐き出し、立ち去った。」
との話を共同通信が報じていました(44)。さらには3月にこの件を福島の地方紙が取り上げました(45)。
キャンペーンで福島産モモを吐かれたと報じる福島民友
 ※(46)を3月5日に閲覧
 図―14 福島のモモを吐かれたと報じる福島民友

福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗なので、福島では分かりませんが、図―13に示す様に大変に綺麗です。彼女に同情して福島産を食べようと思った方もいたと思います。福島民友は、これを「誤った理解に基づく『福島県へのいじめ』と捉える。」と紹介していました(45)。綺麗な方がモモ吐かれた。いじめとしているようです。でもこの件は良く見ると怪しいところが沢山あります。第一にモモを吐かれたのが2015年の夏で(45)、事故後5回目の福島のモモのシーズンです。それ以前の2011年~14年に4回もモモのシーズンあったのに、このような事は(=^・^=)の知る限り報じられていません。以下にミスピーチでキャンペーン中の上石さんを示します。

「福島」表記とたすきを付ける福島のキャンペーンクルー
 ※(47)を引用
 図-15 モモを吐かれたと主張する上石(あげいし)美咲さん(左)

 図に示す様に当該クルーの方は「福島」とかいたタスキをつけてキャンペーンをしています(47)。お客さんは産地は聞くまでもなく「福島産」と認識できます。産地を聞かれることなどありえません。当時の福島産果物のキャンペークルーの皆様の活動報告(48)を見ていると、一人でキャンペーンに出かけることがありません。

 
<講評>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 大賞は東京電力と安倍出戻り総理の争いでしたが、今年の安倍出戻り総理は他にも忙しいことがあり、両者の功績を比較して東京電力が上と判断しました。
 他より低く出る検査、汚染リスク高い物を避けた検査等の福島県の検査技能(1)には驚嘆すべきものがあったので「技能賞」とさせていただきました。
殊勲賞 については、6年が経って福島産は安全になったとか(3)、怪しげなモモねーちゃんを登場させた「福島民友」(45)も考えたのですが、同紙は発行部数約19万部の福島県第二位の地方紙(49)、全国規模のNHKに比べ影響力が低いのでNHKとしました。
 敢闘賞(関東賞)は関東各都県より選びました。毎年、北関東3県(茨城、栃木、群馬)の熾烈な争いですが、主力農産物のシイタケの基準超を見つけなかった群馬県を選びました。
 新人賞は他に会津鉄道のアテンダントの皆様(50)も考えたのですが、マスコミで取り上げられ自らもマスコミに言った上石さんにしました。
 今年も多くの方がセシウム汚染食品の拡販に努力されたようです。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 もうすぐお正月、お雑煮を楽しみにしている人も多いと思います。福島のお雑煮では鶏肉が使われるようです(51)。福島県川俣町は鶏肉(軍鶏)の産地です(14)。福島県福島産鶏肉は「安全」だと主張してます(52)。でも福島県川俣町のスーパーのチラシには福島産鶏肉はありません。
他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ
 ※(53)を引用
 図―16 福島産鶏肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県川俣町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―

(1)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2017年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―
(2)復興庁 | 風評被害払拭に関する取組み
(3)半減期 - Wikipedia
(4)めげ猫「タマ」の日記 事故から6年たって福島は安全と福島民友・セシウムは殆ど減っていない。
(5)めげ猫「タマ」の日記 福島は広島原爆30個分以上?
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発から広島原爆の30倍のウランもえかすが!
(7)めげ猫「タマ」の日記 1gのセシュウム137の放射能
(8)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(10月1週)―汚水漏れが大盛況―
(9)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(10)報道配布資料|東京電力中の「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2017年度 第*四半期採取分 」
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島産クロダイから30(Bq/kg)のストロンチウム90
(12)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(13)中の「海産魚介類編 [PDFファイル/196KB]
(14)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(15)報道発表資料 |厚生労働省
(16)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(17)2017年12月14日福島給食センター100万食ご提供について(PDF 1.04MB)
(18)柏崎刈羽原子力発電所 - Wikipedia
(19)柏崎刈羽原子力発電所6号機の放射性物質の漏えいについて|TEPCOニュース|東京電力
(20)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい東電原発(3月1週)―柏崎刈羽・安全審査の申請書を再提出―
(21)めげ猫「タマ」の日記 柏崎刈羽が合格、課題がいっぱい
(22)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(23)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(24)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(25)めげ猫「タマ」の日記 安倍出戻り総理10つの大罪
(26)安倍首相:「風評被害払拭を応援」 福島の牧場で激励 - 毎日新聞
(27)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(28)政府、福島風評払拭へ統一戦略 小学校副読本改訂や妊産婦への広報強化など省庁横断で取り組む方針 - 産経ニュース
(29)国内の原子力発電所の再稼動に向けた対応状況 | 電気事業連合会
(30)「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」の一問一答
(31)めげ猫「タマ」の日記 アベノミクスは安倍のミス
(32)福島盆地 - Wikipedia
(33)福島県の推計人口(平成29年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(34)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(35)アベチャンネルとは (アベチャンネルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
(36)「安全なのに売れない」~福島“風評被害“はいま~ - NHK クローズアップ現代+
(37)めげ猫「タマ」の日記 NHKの嘘放送、柏崎刈羽では働く人が減っている
(38)社説[NHK受信料「合憲」]知る権利の実現が責務 | 社説 | 沖縄タイムス+プラス
(39)都道府県別椎茸生産量 - 王将椎茸
(40)群馬県 - 群馬県の原木シイタケ生産の現状
(41)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(42)(ひと)上石美咲さん 地元FMのパーソナリティーを務める福島大3年生:朝日新聞デジタル
(43)ミスピーチが見た福島復興 ~2016年度ミスピーチキャンペーンクルー~ 講師 上石美咲氏 | 福島県中小企業家同友会
(44)めげ猫「タマ」の日記 柏崎刈羽は安全審査に合格したら再稼働すべき、東京電力福島復興本社代表
(45)【復興の道標・不条理との闘い】自分で見て伝えたい モモ吐かれた経験原点:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(46)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-
(47)ミスピーチキャンペーンクルーのブログ アフターDC・花見山オープニングセレモニー
(48)ミスピーチキャンペーンクルーのブログ 完売御礼!
(49)メディアデータ - 福島民友
(50)会津鉄道アテンダント - ホーム | Facebook
(51)福島風雑煮のレシピ・作り方 | 切り餅 【AJINOMOTO PARK】
(53)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(54)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
  1. 2017/12/30(土) 19:59:59|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2017年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。2017年中の食品中の放射性セシウムの最終の検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。今年も昨年に続きセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数52,906件中236件の基準超え(全体の0.44%)
  ②平均は、1キログラム当たり4ベクレル、最大14,000ベクレル(福島県飯舘村産イノシシ)。
2017年も各地で見つかるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年)

  色分けは以下の通りです。
  基準値(6)超えが見つかっても出荷制限や自粛がなされなかった県
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

見つかったセシウム汚染食品のセシウムの値は1キログラム当たりで以下の通りです。
 岩手 シカ     130ベクレル
 山形 コシアブラ  150ベクレル(出荷制限無し、流通品)
    野生キノコ  110ベクレル
 宮城 イノシシ   640ベクレル
    クマ     610ベクレル
    タケノコ   350ベクレル
    シカ     230ベクレル
    野生キノコ  110ベクレル
 福島 イノシシ14,000ベクレル
    ヤマメ    480ベクレル
    干し柿    410ベクレル(出荷制限無し)
    クマ     370ベクレル
    あんぽ柿   350ベクレル(出荷制限無し)
    シカ     340ベクレル
    ヤマドリ   250ベクレル
    イワナ    250ベクレル
    モミジガサ  180ベクレル
    クリ     110ベクレル(出荷制限無し)
    野生キノコ  110ベクレル
 茨城 シイタケ   120ベクレル(出荷制限無し)
 栃木 イノシシ   250ベクレル
    ブラウントラウト 160ベクレル
 群馬 クマ     640ベクレル
    イノシシ   290ベクレル
    コシアブラ  270ベクレル(出荷制限無し、流通品)
    シイタケ   160ベクレル(出荷制限無し、流通品)
    シカ     160ベクレル
    ヤマメ    130ベクレル
 千葉 シイタケ   150ベクレル
    ウナギ    140ベクレル
 埼玉 野生キノコ  130ベクレル
 新潟 コシアブラ  170ベクレル
 長野 コシアブラ  410ベクレル
    タラノメ   230ベクレル
    コゴミ    160ベクレル
    シカ     160ベクレル
    野生キノコ  150ベクレル
 山梨 野生キノコ  470ベクレル
 静岡 野生キノコ  210ベクレル
なを、野生キノコはチチタケ(山形)、チャナメツムタケ(宮城、山梨)、ムキタケ(福島)、ムラサキシメジ(埼玉)、ハナイグチ(長野)、ショウゲンジ(山梨)、アカモミタケ(山梨)、アンズタケ(静岡)、キノボリイグチ(静岡)、シロヌメリイグチ(静岡)です。
 幾つかの県では基準超が見つかっているの出荷制限がされておらず「安全」は担保されていません。今年の特徴をみると
 ・他より低く出る検査で安全とされ出荷される福島産
 ・汚染が酷い主産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・福島産米は「安全」とデマを流すNHK
 ・基準値を超えても出荷制限されない福島産
 ・セシウム濃度が上昇することがある福島産
などの特徴が福島産の「安全」は担保されていません。

1.他より低く出る検査で安全とされ出荷される福島産
 以下に2013年以降の福島産ブドウの検査結果を示します。
福島県外検査ではそこそこ見つかっても福島県の検査ではあまり見つらない福島産ブドウのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 日付けは検査日
 ※3 凡例は検査先
 図―2 福島産ブドウの検査結果

 図に示す通り福島県外の検査ではそこそこセシウムが見つかっていますが、福島県外の検査では殆ど見つかっていません。福島産ブドウの2013年以降の検査数、セシウム発見数を加数えると
 福島県外検査 検査  7件中3件でセシウム発見
 福島県検査  検査228件中4件でセシウム発見
です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら10億分の1でした(7)。同じ福島産ブドウを検査しているのに検査結果が合いません
 海に県境があったとしても、魚は自由に行き来できます。県境付近の魚はほぼ同じ物とみなせます。福島県いわき市は福島県沿岸部南部に位置し茨城県に接しています(8)。以下に位置を示します。
2018年も汚染されたままの福島
 ※1(9)に示すデータを(10)に示す手法で1月1日に換
 ※2 避難地域は(11)による。
 ※3 福島盆地は(12)、会津の範囲は(13)による。
 図―3 本記事で扱う地域

いわき市の魚の汚染は茨城県の魚と同じが、汚染源が近い分だけ酷くなるはずです。以下にスズキの検査結果を示します。
茨城・千葉産からは見つかっても福島産スズキからは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水を除く
 図―4 スズキの検査結果

 いわき市が県境を接する茨城県やその先の千葉産スズキからはセシウムが見つかっているのに福島県が検査した福島県いわき市産スズキからはセシウムが見つかっていません。
 ブドウやスズキ等の福島産農水産物の出荷前検査は、厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農業総合センターが実施しています。ここは福島県農林水産部に属しており(14)、中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で安全とされ出荷されます。

2.汚染が酷い主産地を避けた検査で安全とされる福島産
 福島を代表する果物にモモがあります(15)。ただし福島県全域で作られている訳ではありません。概ね福島盆地と呼ばれる狭い地域に集中しています(16)。ここは図ー3に示す様に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(17)エリアが広がっておいます。
 以下に各年12月から1年間の福島盆地の葬式(死者)数を示します。
事故後に増える福島盆地の葬式
 ※1(18)の集計
 ※2 震災犠牲者は(19)による
 図―5 福島盆地の葬式(死者)数(各年12月から翌年11月までの1年間)

 図に示す通り事故後に増加しています。人数は
  事故前(2009年12月~10年11月)  2,864人
  近々1年(2016年12月~17年11月) 3,109人
で、約9%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.15%でした。以下に計算結果を示します。
 
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果(福島盆地・葬式)
 ※計算方法は(20)による。
有意差検定表(葬式)

 図―3に示す様に会津地方は福島県内では汚染がマシな所です。会津地方の葬式数を福島県の発表(18)を集計すると
  事故前(2009年12月~10年11月)  4,007人
  近々1年(2016年12月~17年11月) 4,177人
で、少し増えていましが福島盆地程ではありません。また、統計的な差はありません。
 福島のモモは福島の中でも汚染が酷く、事故後に葬式が増えた福島盆地で主に栽培されています。確りと検査して欲しいと思います。以下に福島県産モモの検査件数を示します。
事故後に比べ大幅に減った福島盆地産モモの検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 福島盆地は福島市、伊達市、桑折町、国見町で構成される(12)
 図―6 福島県産モモの検査件数

 図に示す様に全体としてはそれ程には減っていませんが、モモの主産地で汚染が酷い福島盆地のモモの検査件数は大幅に減っています。
 福島産は汚染が酷い主産地を避けた検査で「安全」とされ出荷されます。

3.福島産米は「安全」とデマを流すNHK
 福島産米は安全だとNHKは喧伝しています(21)。
福島産米は安全と主張するNHK
 ※(21)を引用
 図―7 福島産米は「安全」とするNHK

 でも、NHKはデマを放送します(22)。NHKの喧伝が正しいか確認する必要があります。NHKの喧伝(21)と福島県の資料(23)を見比べる限りに起きて、NHKは福島県が実施している福島産米の「全量全袋検査」を根拠に福島産は「安全」としているようです。
 福島産米は簡易検査にかけられ「スクリーニングレベル」と呼ぶ値以下なら「安全」とされ出荷されます。この簡易検査は事故後に導入された検査であり、精度を担保するデータが必要です。福島県の説明(23)を見ると「仕様」は書いてあるのですが、システムが「仕様」通りにできていることを説明するデータはありません。そこで(=^・^=)なりに見積もってみることにしました。
 第一段の簡易検査で「スクリーニングレベル」を超えた物は、従来の精密検査に回されます。福島県がYouTubeにアップしている検査映像を見ると実際は1キログラム当たり76ベクレルで実施されています。
スクリーニングレベルは76(Bq/kg)の福島産米全数全袋検査
 ※(24)を引用
 図―8 スクリーニングレベル76(Bq/kg)で運用される福島産米全量全袋検査

 すると精密検査に回ったものは1段目の簡易検査で1キログラム当たり76ベクレルを以上のものです。厚生労働省の発表(1)を見ると4件の精密検査結果が出ていました。値は1キログラム当たりで
 47、19,6.2ベクレルおよび検出限界未満(ND)
です。すなわち簡易検査で1キログラム当たり76ベクレルを以上のものでも、精密検査を実施すると検出限界未満(ND)になります。すなわち1キログラム当たりで76ベクレル程に違った値が出ます。福島産米の全量全袋検査の1段目の県検査は1キログラム当たりで76ベクレル以上の誤差があります。すなわち基準値(6)の1.5倍以上の1キログラム当たり151ベクレルのセシウムに汚染された福島産米でも、1段目の検査でスクリーニングレベルより低い1キログラム当たり75ベクレル(151-76(測定誤差))になる可能性があります。福島県が実施している福島産米の全量千袋検査では、基準超の福島産米を確実に見つける事ができません。福島産米は全量全袋検査で「安全」は担保されません。NHKは根拠にならない全量全袋検査で福島産米は「安全」とし、デマを流しています。

4.基準値を超えても出荷制限されない福島産
 以下に福島県いわき市産クリの検査結果を示します。
基準値超えが見つかった福島県いわき市産クリ
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日
 ※4 基準値は(6)による。
 図―9 福島県いわき市産のクリの検査結果

 図に示す様に今年9月に基準値を超えるセシウムが見つかっています。ところが出荷制限の自粛もありません(25)(26)。図に示す様に追加検査も無く、どの程度の汚染かも評価できません。
 福島産は基準超が見つかっても出荷制限も自粛もなく「安全」とされ出荷されます。

5.セシウム濃度が上昇することがある福島産
 福島県飯舘村は事故後は長らく避難指示がだされたのですが、今年3月31日に「安全」とされ大部分で避難指示が解除されました(11)(27)。図―3に示す様に村内は全域で除染が必要なレベルです。本当に安全か心配です。以下に福島県飯舘村の事故後の累積の赤ちゃん誕生数を示します。
事故後に女の子が多くまれる福島県飯舘村
 ※(18)を集計
 図―10 福島県飯舘村の赤ちゃん誕生数(事故後の累積)

 図に示す通り女の子が多く生まれています。事故後から2017年11月末の累積で
  男の子 154人
  女の子 196人
で、女の子が多く生まれています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら統計的に差があるとされる5%(28)を下回る2.5%でした。通常は男の子が多く生まれるので(29)異常な事態です。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果(飯舘村・出生性比)
 ※計算方法は(20)による。
 有意差検定表(出生性比)

 福島の女性は飯舘村に限らずお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。
飯舘村の学校の新しい制服
 ※(30)を転載
 図―11 福島県飯舘村の綺麗な女性

 でも喜んでばかりはいられないようです。放射性影響研究所は広島や長崎で遺伝的な影響がなかったとの根拠の一つに、生まれて来る赤ちゃんの男女比を示す「出生性比」(29)に異常が無かったことをあげています(31)。飯舘村では長崎や広島では見つからんかったことが見つかっています。このような事は飯舘村だけでなく主な避難区域が、逃げ遅れた避難区域ともいえる福島県葛尾村や川俣町でも起こっています(32)。福島では遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノのヒメマスやスズメが見つかっています(33)(34)。飯舘村が本当に安全か心配です。
 以下に福島県飯舘村産イノシシの検査結果を示すます。
再上昇し過去最高を記録した飯舘村産イノシシのセシウム汚染
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―12 福島県飯舘村産イノシシの検査結果

 図に示す様にいったんは下がり1キログラム値数百ベクレル程度になったのですが、その後に上昇し過去最高の1機rグラム当たり14,000ベクレルを記録しました。この値は今年の最高値です(1)。
 福島産はセシウム濃度が上昇する事があります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・「安全」だとデマが喧伝される福島産
 ・基準値を超えても出荷制限されない福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 (=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
 福島では帰省ラッシュが始まったそうです(35)。古里に戻り美味しいお米を楽しみにしている方もいるかと思います。福島県二本松市産米の全量全袋検査数が約29万件になりました(36)。同市は人口6万人に満たない市なので(37)、市民が食べるには十分な量です。福島県二本松市辺りのお米は良食味・高品質だそうです(38)。福島産米が安全と喧伝されいることは本文に記載の通りです。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(39)を引用
 図―13 福島産米が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1065報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2016年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月2週)―福島産米の測定誤差は1キログラム当たり70ベクレル以上―
(8)いわき市 - Wikipedia
(9)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(10)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(11)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(12)福島盆地 - Wikipedia
(13)会津 - Wikipedia
(14)農林水産部 - 福島県ホームページ
(15)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(16)くだものづくりがさかんな福島盆地
(17)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(18)福島県の推計人口(平成29年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(19)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(20)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(21)「安全なのに売れない」~福島“風評被害“はいま~ - NHK クローズアップ現代+
(22)めげ猫「タマ」の日記 NHKの嘘放送、柏崎刈羽では働く人が減っている
(23)水田畑作課 - 福島県ホームページ
(24)福島県産米の全量全袋検査風景 - YouTube
(25)(3)中の「原子力災害対策特別措置法に基づく食品に関する出荷制限等(PDF:378KB)
(26)平成29年度に市町村や関係団体等に通知した主な内容について - 福島県ホームページ
(27)飯舘村 - Wikipedia
(28)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(29)出生性比
(30)めげ猫「タマ」の日記 来年春学校再開の福島県飯舘村、村内からの通学は2人
(31)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(32)めげ猫「タマ」の日記 2017年度も女の子が多く生まれる福島県川俣町
(33)めげ猫「タマ」の日記 福島に遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマス現る。
(34)幸福の野鳥?...全身ほぼ白いスズメ発見! 「いいことあれば」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(35)ニュース|福島中央テレビ
(36)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(37)トップページ | 二本松市公式ウェブサイト
(36)特産品情報 | 地区別くらし情報 安達地区 | JAふくしま未来
(37)安達店 | ベイシア

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  1. 2017/12/29(金) 20:12:32|
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柏崎刈羽が合格、課題がいっぱい

 昨日(12月27日)の原子力規制員会は柏崎刈羽原発の適合性審査(安全審査でない)の合格を決めました(1)(2)。東京電力は
「柏崎刈羽原子力発電所の更なる安全性、信頼性の向上に努めてまいります」
とのコメントを出し(3)、柏崎刈羽原発の「安全」は完全なものでなく、改善の余地があることを認めています。原子力規制員会の判断は判断として、再稼働に向けては課題がいっぱいあります。
 柏崎刈羽原子力発電所は事故を起こした東京電力の原子力発電所です。2007年の中越沖地震では、柏崎刈羽原子力発電所は火災(4)や放射能漏れ事故(5)をお越し、新潟県の海水浴客が半減する等(6)の被害を出しました。
2007年の柏崎刈羽原発火災映像を放送したBSN
 ※(7)を転載
 図-1 煙もくもく柏崎刈羽原子力発電所

 しかも東京電力は新潟には電気を供給しておらず(8)、柏崎刈羽が再稼働しても新潟の電気料金や安定供給には寄与しません。
 昨日(12月27日)の原子力規制員会は柏崎刈羽原発の適合性審査(安全審査でない)の合格を決めました(1)(2)。
柏崎刈羽の「合格」を報じる福島の地方紙・福島民友
 ※(9)を引用
 図―2 柏崎刈羽原発の「合格」を報じる福島の地方紙・福島民友

 東京電力としては再稼働に向け前に進みたい所と思います(10)。だだし合格したのは「安全審査」だなく「適合性審査」です(11)。柏崎刈羽原発は東京電力に安全対策によって原子力規制員会から見て許容できるレベルまでリスクを下げた認定したにすぎません。東京電力は
「柏崎刈羽原子力発電所の更なる安全性、信頼性の向上に努めてまいります」
とのコメントを出し(3)、柏崎刈羽原発の「安全」は完全なものでなく、改善の余地があることを認めています。
 原子力発電所の適合審査は自動車の型式認証ににています。自動車は事故を起こします。排ガスを出し、大気汚染の原因になります。騒音も出します。それでも自動車を無くせなどの議論は置きません。自動車には「認証制度」があり、安全性、環境影響などが社会的に許容できるレベル以下とお役人が認めた車だけが公道を走ることが許されます(12)。だだし、事故も起きますし騒音も出します。同じように原子力発電所が審査に合格しても「トラブル」を起こす可能性があります。
 柏崎刈羽原発は日本海に面しています。対岸の半島にある国は極めて強い反日感情を持っています。かの国は1953年に日本の固有の領土である島根県の竹島に進攻しました。そして「独島」と勝手な名前を付けて、今も不法占拠を続けています(13)。日本海の勝手に「東海」との名前を付けて、世界に対しこの名で呼ぶように申し入れています(14)。安倍出戻り総理の大叔父の佐藤栄作氏は1965年に(15)、かの国と「両国間の請求権の完全かつ最終的な解決」を取り決めた条約を結びましたが、慰安婦問題が蒸し返され安倍出戻り総理は「解決済み」の問題(16)について再度の合意を2年前の12月28日に結びました(17)。ところがかの国はこれすら守らず「韓日合意で慰安婦問題解決できない」と言い出しました(18)。事実上の破棄です。かの国は約束を守らず、気に食わないことがあれば竹島を侵略したように、武力で訴えるならずもの国家です。ところが安倍出戻り総理はかの国を「日本と同じ価値観を持っている」などと評して甘やかし放題です(19)。かの国は日本の不幸は自らの幸福とばかり徹底的な嫌がらせをすると思います。
 北の国では日本海や日本を飛び越えて太平洋に落ちるミサイルを打ち続けています(20)。柏崎刈羽原発にぶち込まれる可能性があります。北は東京電力原子燃料サイクル部 部長(サイクル技術担当)を務めた方の弟さんを拉致をしています(21)。
 東京電力は事故から7年近く経ちましたが、福島事故は想定外の津波によるともの主張しています。
今も「想定外」を主張する東京電力
 ※(22)を引用
 図―3 福島事故を「想定外」とする東京電力

 だとすれば、福島で事故を起こした津波が何故に想定できなかったかを検証し、そこに対策を取らなない限り再び想定外が起こりそうです。
 以上に述べた通り東京電力の安全対策で事故が起こり難くなったとしても、事故が起こる可能性は残ります。以下にもし柏崎刈羽原発で2011年3月11日に福島並みの事故(同一の放射性物質放出)があったらどうなるか、(=^・^=)なりの従前の見積もり(23)をしめします。
brg141017a.gif
 ※1(24)のアプリケーションによる((=^・^=)の自作)。
 ※2 放射性物質放射量は(25)と同じとした。
 ※3 気象データは(26)の「柏崎」の2011年3月11日からのデータを使用
 図―4 柏崎刈羽原発が福島並みに事故ったときの放射性物質の拡散予測

 図に示す様に幹線道路(関越道、北陸道)や上越新幹線は汚染され通れなくなります。
 放射線の身体的影響には、早期効果と晩発効果の二つに分けられます。早期効果は、一度に大量の放射線を被曝した後数週間以内に現れてくる障害です。晩発効果は、被曝後しばらく症状の現れない潜伏期間があるものをいいます。発癌も晩発効果に含まれます(27)。甲状腺癌も直ぐに現れる訳ではありません。以下にチェルノブイリでの甲状腺がんの発症率の推移を示します。
 福島県の甲状腺検査は2011~13年度に開始された1順目(先行検査)(28)、2014、15年度開始の2順目(本格調査1回目)(30)、2017、17年度開始ないし開始予定の3順目(本格調査2回目)(31)まで実施されます。
 福島県の放射線リスクアドバイザーの高村昇氏は
 「県民健康調査で行われている『甲状腺検査』のうち先行検査で甲状腺がんあるいはその疑いと診断された方の発症頻度を地域別に比較したところ、避難区域等の13市町村(田村市や伊達市、川俣町、飯舘村を含む)で10万人当たり33.5人、中通りで38.4人、浜通り(避難区域以外のいわき市、相馬市、新地町)で43.0人、会津地方で35.6人と甲状腺がんの頻度はほぼ同じであり、少なくとも事故当時に東京電力福島第一原発の近くにいらっしゃった方に甲状腺がんが多いということはありません。」
との寄稿文を福島県地方紙の福島民報に寄せています(32)。以下に当該分における地域分けを記載します。
事故から7年近く経て汚染が続く福島
 ※1(33)のデータを元に(34)に示す手法で12月1日に換算
 ※2 避難地域等の13市町村は避難勧奨地点が設定された伊達市および緊急時避難準備区域のみの広野町を含む(35)
 ※3 福島県の区域分けは(36)による。
 ※4 浜通り、中通りは13市町村以外
 ※5 中通り中の数字は2順目検査開始年次、なお13市町村は2014年、浜通り会津は2015年(37)。
 図―4 福島民報での甲状腺の区域分け

 2順目の検査もおおよそ終わっています(38)。そこで12月1日までに発表になったそ2順目(本格調査1回目)について結果(30)を福島民報の寄稿文にならって集計していました。悪性ないし悪性の疑いの方を集計すると
 避難地域等の13市町村 検査 34,558人中17人(0.049%)
 中通り(避難区域以外) 検査184,785人中39人(0.021%)
 浜通り(避難区域以外) 検査 51,053人中10人(0.020%)
 会津地方        検査 32,208人中 5人(0.016%)
で、福島第一原発が所在する避難地域等の13市町村の罹患率は福島県内では第一原発から最も離れている会津の3倍以上の罹患率です。
 このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的に差があるとされる5%(39)を下回る1.7%でした(38)。
 これについて福島医科大学は
「様々な因子が影響している可能性があるため、今後、解析方法を詳細に議論した上での評価が必要と考えられる。」
と説明していますが(40)、具体的な内容はありません(38)。
 甲状腺がんについて悪性ないし疑いの方の事故後4ヶ月間の被ばく線量は1ミリシーベルト前後です(30)(31)。従来は100ミリシーベルトの被ばくで景況が出るとされていました(41)。福島の甲状腺検査結果を見ると事故の影響を受けている可能性が高いと思います(38)。1ミリシーベルト程度の被ばくで影響がでるとなると避難計画の見直しが必要です。
 福島事故で大量の放射性廃棄物がでました(42)。福島県外では処理が進んでいません(42)(43)。福島県内での事故から7年目の今年になって「中間貯蔵施設」への移送が本格化したようです(44)。福島事故では放射性廃棄物の処理がなかなか実現しません。福島第一原発にでは汚染水が溜り続けています。
どんどん増える福島第一汚染水
 ※(45)を集計
 図―5 どんどん増える福島第一汚染水

 万が一にも事故が起こった場合に生じる廃棄物の処理を事前に決めて行いと、福島と同様に廃棄物の処理が停滞します。
 以下に福島県の住宅除染の実施状況を示します。
除染が終了した福島県
 ※(46)にて作成
 図―6 福島県の住宅除染の状況

図に示す通りほぼ完了しています。これで事故でばら撒かれたセシウムはなくなったのでしょうか?放射線量とセシウム134と137の割合が分かれば、単位面積当たりのセシウム134,137の量が分かります。これの平均を取り一定地域の平均をとり面積を掛ければその地域に含まれる放射性セシウムの量が見積もれます(47)。放射線量は福島第一原発から80km圏内では2011年4月くらいから測定がなされています(33)。以下に福島県県北地方80km圏内に全てが位置する二本松市、本宮市、伊達市、伊達郡の放射性セシウム量をしめします。
事故から7年近く経て殆んど減らない放置セシウム
 ※ 集計方法およびリファレンスは(47)による
 図―7 二本松、本宮、伊達市および伊達郡(全域が県北地方80km圏内の市や町)の放射性セシウム量

 図に示すとおり大部分のセシウムは残ったままです。この計算を実施するにはある程度の条件がありので地域を限定しましたが、福島全体としても概ね同じ傾向であるはずです。図―4に示す様に今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(48)地域が広ります。福島は汚染されたまです。セシウム137の半減期が30年であることを考慮すると(49)、福島の汚染はこれからも続きます。
 図―7に示す様に除染が終わっても放射性セシウムの総量は殆ど減っておらず福島の除染の効果は限定的です。柏崎刈羽が事故った場合の除染をどうするかは再度の見直しが必要ですが、検討されていません。
 昨年の12月に経産省は福島第一原発の21.5兆円になり、このうち東京電力が16兆円を負担すると発表しました(50)。東京電力はこれ以上の負担はできなので、柏崎刈羽は事故ったらだれがどのように負担するのか、決めて置く必要があります。そうでなければ東京電力にはお金がないので、被災者は見殺しにされます。
 柏崎刈羽原子力発電所は原子力規制委員会の「適合性審査(安全審査ではない)」に合格しました(1)。でも、事故の可能性が完全になくなった訳ではありません。そして事故った時に
 ・避難計画で上限とすべき被ばく線量は現行の値では疑問がある。
 ・事故処理で出る放射性廃棄物の処理のルール―が決まっていない。
 ・福島の例では除染の効果は限定的であるが、あらたな除染のやり方は検討されていない。
 ・東京電力は福島事故対応でお金を使い果たし、柏崎刈羽が事故っても対応できない。柏崎刈羽が事故った場合には事故の被災者は見殺しにされる可能性がある。
など、柏崎刈羽再稼働までに解決しなければならない問題が多々あると思います。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 もう一つ重要な問題があります。原発が停止した事を理由に電気料金が上がりました(51)。柏崎刈羽が再稼働すれば、都民をファーストに考える政治家などはこれを理由に電気代の値下げを要求するはずです。でも、これは新潟にとっては県民ワーストです。値下げで首都圏の電気代が安くなれば新潟の企業は競争力を失います。雇用の場がなくなり人口流出が加速します。
 新潟の皆さんが柏崎刈羽についてどのような判断をするか、周りは見守るべきだと思います。一つだけ言えることは事故れば福島同様に新潟も避けられるようになることです。中越沖地震の煙もくもくと放射能漏れで新潟が避けられました(6)。そして事故から7年近く経た今も、福島の皆さんは福島を避けています。
 福島が力を入れている畜産物に鶏肉(地鶏)があります(52)。もうすぐ、お正月です。お雑煮を楽しみにしている方も多いと思います。福島ではお雑煮に鶏肉を使うようです(53)。福島の鶏肉は美味しいそうです(54)。福島県は福島産鶏肉は「安全」だと主張しています。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産鶏肉はありません。 
他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(55)を引用
 図―8 福島産鶏肉が無い福島県のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い福島産は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―

(1)第57回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会
(2)東京電力ホールディングス(株)に柏崎刈羽原子力発電所6号炉及び7号炉の設置変更を許可 | 原子力規制委員会
(3)(コメント)柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の新規制基準への適合性に係る原子炉設置変更許可について|お知らせ|東京電力ホールディングス株式会社
(4)柏崎刈羽原子力発電所 - Wikipedia
(5)柏崎刈羽原子力発電所6号機の放射性物質の漏えいについて|TEPCOニュース|東京電力
(6)[PDF]PDF形式 858 キロバイト - 新潟県
(7)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい東電原発(3月1週)―柏崎刈羽・安全審査の申請書を再提出―
(8)【経済インサイド】電力自由化、仁義なき戦い 東京電力が東北電力エリアの新潟に進出!? 柏崎刈羽原発再稼働の切り札か?(1/4ページ) - 産経ニュース
(9)写真一覧:県内ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNetを12月28日に閲覧
(10)新潟県の皆さまへ(新潟本社)|東京電力ホールディングス株式会社
(11)新規制基準適合性に係る審査会合 | 原子力規制委員会
(12)第1章 自動車に係る基準・認証制度を巡る状況
(13)竹島 (島根県) - Wikipedia
(14)日本海呼称問題 - Wikipedia
(15)佐藤栄作 - Wikipedia
(16)日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約 - Wikipedia
(17)慰安婦問題日韓合意 - Wikipedia
(18)文大統領「韓日合意で慰安婦問題解決できない」
(19)安倍晋三 - Wikipedia
(20)北朝鮮ミサイル発射に関するトピックス:朝日新聞デジタル
(21)蓮池透 - Wikipedia
(22)原子力発電所に質問です 柏崎刈羽原子力発電所の安全対策|東京電力ホールディングス株式会社
(23)めげ猫「タマ」の日記 柏崎刈羽が事故れば新潟は滅ぶ
(24)放射性物質拡散予測
(25)【120524】東北地方太平洋沖地震の影響による福島第一原子力発電所の事故に伴う大気および海洋への放射性物質の放出量の推定について|TEPCOニュース|東京電力
(26)気象庁|過去の気象データ検索
(27)人体に及ぼす放射線被曝の影響
(28)第27回「県民健康調査」検討委員会及び第7回「甲状腺検査評価部会」について(平成29年6月5日開催) - 福島県ホームページ中の「資料2-1 県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)結果概要【平成28年度追補版】  [PDFファイル/1.19MB]
(29)第28回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成29年10月23日)の開催について - 福島県ホームページ
(30)(29)中の「資料2-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】」結果概要 [PDFファイル/1017KB]
(31)(29)中の「資料2-2 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」実施状況 [PDFファイル/991KB]
(32)放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん 浜通りの割合高い? | 東日本大震災 | 福島民報
(33)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(34)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(35)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(36)福島県 - Wikipedia
(37)めげ猫「タマ」の日記 福島・甲状腺罹がん患率に地域差、でも事故の因果関係は不明と福島県立医大
(39)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(40)第8回甲状腺検査評価部会(平成29年11月30日)の資料について - 福島県ホームページ中の「資料2-3 甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】結果概要<確定版>資料 表11に対する検査間隔による発見率の調整例  [PDFファイル/121KB]
(41)被ばくによるガンのリスクについての誤った情報(放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説)
(42)指定廃棄物について|放射性物質汚染廃棄物とは|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省
(43)栃木県/指定廃棄物の処理について
(44)中間貯蔵施設等対策室 - 福島県ホームページ
(45)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社ちゅの「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(46)福島県の除染実施区域の進捗について|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:環境省
(47)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(48)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(49)半減期 - Wikipedia
(50)東京電力改革・1F問題委員会(第6回)‐配布資料(METI/経済産業省)中の「参考資料(PDF形式:783KB)
(51)原発停止だけじゃない、電気料金上昇の真相 | 週刊東洋経済(ビジネス) | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
(52)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(53)【みんなが作ってる】 お雑煮 福島のレシピ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが280万品
(54)福島の美味しい鶏肉を無料で試食!!グルコン福島2(福島市) | ふくしま 新発売。
(55)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(56)平尼子店 - 新鮮安い食品スーパーマルト
  1. 2017/12/28(木) 19:42:46|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月4週)―千葉産マダイからセシウム、福島産は41件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。12月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1,079件
  ②平均は、1キログラム当たり2ベクレル、最大76ベクレル(福島県産ヤマメ)

基準超はありませんが、今週のデータからは
 ・千葉産マダイからセシウム、福島産は41件連続ND
 ・福島はイチゴの安全宣言、最大産地の伊達市の検査はありません。
 ・上昇する福島県本宮市産切干大根のセシウム
等の特徴が認められ、福島産はおよそ「安全」と言えるものではありません。

1.千葉産マダイからセシウム、福島産は41件連続ND
 もうすぐお正月です。めでたいと鯛料理を計画されているご家庭も多いと思います(7)。以下に福島産マダイの東京中央卸売市場への出荷量を示します。
昨年に比べ大幅に増えた福島産マダイの東京中央卸売市場への出荷量
 ※1(8)を集計
 ※2 2017年は11月まで
 図―1 福島産マダイの東京中央卸売への出荷量

 事故前に及びませんが、昨年に比べれば大幅に増えています。確り検査して欲しいと思います。(=^・^=)は同じ物を複数の検査機関で測って結果が一致していればほぼ正しいとおもいます。複数の検査機関が同じように間違うなどはまずありえません。以下にに宮城県花渕浜で採れたマダイの検査結果を示します。
検査機関が違っても同じ結果がでる花渕浜産マダイの検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 凡例は検査機関でNKKKは「(社)日本海事検定協会」、TRKは「東北緑化環境保全(株)」、海生研は「(公財)海洋生物環境研究所」を示す。
 図―2 宮城県花渕浜産マダイの検査結果

2015年9月に宮城県花渕浜産マダイを3つの検査機関((社)日本海事検定協会、TRKは「東北緑化環境保全(株)、(公財)海洋生物環境研究所)が検査を実施していますが最大値を見るとどの検査機関も1キログラム当たり1ベクレル弱の値であり一致しています。そこ結果で宮城県花渕浜産マダイの検査は正しいと言えますし、検査した3つの検査機関も正しい検査をしていると言えます。
 厚生労働省の発表(1)を見ると大多数の都道府県は複数の検査機関を使って検査しています。特定の物に対して検査帰還を割り当てていることないので、同じ物の検査結果を検査機関毎に集計し結果を確認すれば検査が正しいか否かが分かります。(=^・^=)の経験では図―2と同様に検査機関が違っても同じような結果が出て来るので概ね正しいと理解しています。
 ただし福島だけでは違います。福島産の農水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農業総合センターが実施しています。検査機関が一つですので低く出るようにデータを操作されても気づきにくい状況です。しかも、福島県農業総合センターは福島県農林水産部に属しており(9)、中立性に疑問があります。福島県の検査が正しいか否かは福島産が「安全」か否かを判断するために重要な材料ですが、1検査機関が独占しているので図―2のような比較ができません。
 海に棲む魚は県境を自由に行き来でできます。福島産と隣県の同じ種類の魚はぼぼ同じ物のみなせます。汚染源がある福島の魚は隣県に比べ検査結果は高い値をれる事があっても、低くでることはありません。厚生労働省は千葉県が検査した千葉産のマダイからセシウムが見つかったと発表しました(10)。福島産が気になります。以下にマダイの検査結果を示します。
宮城、茨城、千葉産から見つかっても福島産から見つからないマダラのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 マダイの検査結果
 
 図に示す様に千葉産だけでなく宮城産や茨城産マダイからもセシウムが見つかっていますが、福島産マダイは厚生労働省の発表(1)を数えると41件連続で検出限界未満(ND)です。汚染源がある福島産からは見つからないのに、宮城、茨城、千葉産マダイからセシウムが見つかる等はおかしな話です。ちなみに宮城産マダイからセシウムを見つけたは「(公財)海洋生物環境研究所」で(11)、図―2に示す様に他機関と検査結果一致しており正しい検査をしています。
 福島産は他に比べ低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。


2.福島はイチゴの安全宣言、最大産地の伊達市の検査はありません。
 クリスマスが終わってしまいました。イチゴケーキを美味しく食べた方も多いと思います(12)。福島もイチゴの産地だそうです(13)。福島のイチゴ農家ではクリスマスケーキ用のイチゴの収穫が行われたそうでうす(14)。
「イチゴの収穫最盛期」を報じる福島のローカルTV局(TUF)
 ※(14)をキャプチャー
 図―4 「イチゴの収穫最盛期」を報じる福島のローカルTV局(TUF) 

 これにあわせてでしょうか?福島県はいちごの「安全宣言」を出しました(15)。確り検査していて欲しいと思います。以下に福島県のイチゴの生産量を示します。
伊達市がトップの福島のイチゴ生産
 ※(16)より作成
 図―5 福島のイチゴの生産量

 図に示す通り伊達市がトップです。同市霊山町ではイチゴの収穫作業がはじまりました(17)。子供達が食べる物です。確り検査して欲しいともいます。以下に検査状況を示します。
汚染が酷い伊達市の検査結果が無い福島県のイチゴ検査
 ※1 (18)のデータを(19)に示す手法で12月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(20)による
 ※3 イチゴの検査状況は(1)および(21)による。
 ※4 イチゴマーク一つが検査1回
 ※5 今シーズン(2017年7月)以降の検査を集計
 ※6 霊山町(福島県伊達市)の範囲は(22)による。
 図-6 福島産イチゴの今シーズン検査状況および伊達市霊山町

 図に示す通り、生産量トップの伊達市の検査結果はありません。伊達市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(23)地域が広がっています。とくに「霊山町」は顕著です。福島のイチゴは汚染された地域で栽培されています。それでも福島県はそこを検査せずに福島産イチゴは「安全」だと言い出しました。
 福島産は汚染が酷い主産地を避けた検査で「安全」とされ出荷されます。

3.上昇する福島県本宮市産切干大根のセシウム
 以下に福島県本宮市産切干大根のセシウム濃度の推移を示します。
2年連続で上昇する福島県本宮市産切干大根のセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは製造日ないし購入日
 ※4 基準値は(6)による。
 図―7 本宮市産切干大根の検査結果

 図に示しよに基準値が1キログラム当たり500ベクレルから100ベクレルに引き下げられる直前に1キログラム当たり340ベクレルが計測されたのですが、その後約2年間は検査されることなく放置され、1年後の検査で1キログラム当たり51ベクレルのセシウムが見つかり、2年後の2015年の検査で3.3ベクレルまで下がりましたがその後は上昇しました。切干大根はダイコンを天日干しにして作ります(24)。放射能の塵付着してセシウム濃度が上がりそうです。福島では放射能の飛散が加速し(25)、食品の汚染が進んでいるようです。もっと心配なのは放射能が舞い散る福島で暮らす子供達です。放射能は「うつり」ます(26)。
 福島産はセシウム汚染が上昇する事があります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が上昇する事もある福島産
(=^・^=)は不安なので、「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
 福島ではネギ泥棒が出現したそうです(27)。
ネギの盗難を報じる福島のローカルTV局(FCT)
 ※(28)を引用
 図―8 ネギの盗難を報じる福島のローカルTV局(FCT)

 福島はネギのシーズンです。福島のネギは美味しいそうです(29)。福島県は福島産ネギは「安全」と主張しています(30)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
他県産はあっても福島産ネギが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(31)を引用
 図―9 福島産ネギが無い福島県会津若松市のスーパーチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1065報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―宮城県産クロダイからセシウム、福島産27件連続ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)【みんなが作ってる】 鯛 正月のレシピ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが280万品
(8)東京都中央卸売市場-統計情報検索を各年1-12月で「大分類⇒鮮魚、中分類⇒たい類、品目(小分類)⇒またい(天然)」で検索
(9)農林水産部 - 福島県ホームページ
(10)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:1,152KB) 中のNo4525」
(11)食品中の放射性物質の検査結果について(第1057報) |報道発表資料|厚生労働省中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:6,451KB) のNo2706」
(12)『聖夜』待つ...おいし~ぃケーキ! 菓子職人が美しく仕上げる:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(13)甘酸っぱい幸福感!赤くてかわいい、イチゴ! | ふくしま 新発売。
(14)Nスタふくしま20171220 TUFchannel
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(16)作物統計調査1> 市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年中の9-5⇒ 野菜(果実的野菜) ⇒福島県
(17)あまーい聖夜にイチゴ収穫 霊山で本格化 | 県内ニュース | 福島民報
(18)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(19)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(20)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(21)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。をイチゴ、イチゴ(施設)で検索
(22)霊山町 - Wikipedia
(23)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(24)切り干し大根の作り方
(25)めげ猫「タマ」の日記 勝手に福島10大ニュース(2017)
(26)めげ猫「タマ」の日記 放射能はうつる
(27)ニュース|福島中央テレビ
(28)中の「2017年12月25日(月)放送」
(29)郡山市の伝統野菜「阿久津曲がりねぎ」/郡山市
(30)(15)やさい編 [PDFファイル/175KB]
(31)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2017/12/27(水) 21:38:47|
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福島産ヒラメ復活、要注意

 東京中央卸売市場への福島産ヒラメの今年(2017年)の出荷量が11月までで99トンに達し、事故前(2010年)の出荷量101トンを上回る勢いです。福島の海への放射能漏れは続いており、安全とは言えません。注意が必要だと(=^・^=)は思います。
 事故によって福島第一から海への放射能漏れが続いています。以下に福島第一の排水路の一つであるK排水路を流れる排水中の放射性物質の検査結果を示します。
事故から7年近く経て放射能の海洋流出が止まらない福島第一
 ※1(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 ※3 法定限度は(3)に示すストロンチウム90の基準値を(4)にて全ベータに換算
 図―1 K排水路排水の放射性物質濃度

 図に示す通り事故から7年近く経ちましたが、福島第一から海へは法定限度を超える汚染排水が流されています。福島の海は汚染され続けています。特に全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質で、全ベータの半分がストロンチウム90由来です。図に示す様に最高値で見れば全ベータの値はセシウム137の倍程度です。福島の海にはセシウム137と同程度のストロンチウム90で汚染されています。当然ながらセシウムだけでなくストロンチウム90の汚染も心配です。
ところが厚生労働省はストロンチウム90の検査は必要ないとしています。ストロンチウム90はセシウムに対し一定の割合を想定すればよいとの説明です。厚生労働省は放射性物質がセシウムだけなら1キログラム当たり120ベクレルまで「安全」であり、基準値は100ベクレルとしています(5)。するとセシウム20ベクレル相当がストロンチウム90等の放射性物質よる被ばく分です。1ベクレルの放射性物質を取り込んだとして
 セシウム137では  0.013マイクロシーベルト
 ストロンチウム90では0.028マイクロシーベルト
の被ばくをします(6)。この割合から考えると厚生労働省が想定しているストロンチウム90の限度は1キログラム当たりで
  9ベクレル(20×0.013÷0.028)
になります。現行の基準値を下回った食品から1キログラム当たり9ベクレルを超えるストロンチウム90が見つかれば、基準値以下でも「安全」とは言えなくなります。
 東京電力は7月13日に福島県沖2kmで採れたクロダイから1キログラム当たり30ベクレルのストロンチウム90が見つかったと発表しました。セシウムは基準値以下の50.2ベクレルですので、危険なレベルのストロンチウム90です。これについて東京電力は特異な例であり、クロダイにについては今後はサンプルが入手できれば追加で検査すると発表しました(7)。7月13日より前の東京電力の発表(8)を確認したのですが、クロダイのストロンチウム90測定結果が出て来ません。その後の発表(9)(10)をみてもありません。これでは特異な例か分かりません。現状では福島産の魚はストロンチウム90の検査結果が無ければ「安全」とは言えません。
 福島県漁連は190種の魚介類を試験操業の対象にしています(12)。東京電力は福島第一原発から20km圏内でとれたお魚のストロンチウム90の検査結果を発表しています(8)。だたし1回でも検査結果があるのは190種類のうち、イシガレイ、カザミ、コモンカスベ、シロザケ、ババガレイ、ブリ、マアジ、マコガレイ、マゴチの9種類です。福島県が福島を代表する魚だとするヒラメのストロンチウム90の検査結果はありません。
 以下にクロダイの検査結果を示します。
以下に2017年の検査結果を示します。
宮城、茨城産からは見つかっても福島産クロダイからは見つからないセシウム
 ※1(14)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―2 クロダイの検査結果

 図に示す様に福島県はクロダイのセシウム検査をしています。サンプルが入手できたようです。東京電力が主張する福島産クロダイから安全とは言えないレベルのストロンチウム90が見つかったのは特異な例を裏ずれるなら、セシウムだけでなくストロンチウム90の検査すべきですが、福島県の担当課の広報(15)を見るとストロンチウム90の検査結果はありません。福島県は「安全」を主張しますが(16)、安全を「担保」する気はないようです。蛇足ですが福島県いわき市は福島県沿岸部南部に位置し、南は茨城県に接しています(17)。お隣の茨城やその先の千葉産クロダイからセシウムが見つかっているのに、福島県が実施した福島県いわき市産からは見つかっていません。いわき市の方が汚染源に近いのにおかしな話です。福島県の検査は他に比べ低くでる検査のようです。
 以下に東京中央卸売り市場への福島産ヒラメの出荷量を示します。
事故前と同じ水準の回復しま福島産ヒラメの出荷量
 ※1(18)を集計
 ※2 2017年は11月まで
 図―3 東京中央卸売市場への出荷量

 図に示す様に事故前の2010年と同じ程度に回復しています。出荷量の数値を記載すると
  今年(2017年)  99トン(11月まで)
  事故前(2011年)101トン
です。今年の集計は11月までなので事故前を超えそうです。以下に東京中央卸売市場での福島産ヒラメのシェアを示します。
事故前と同じ水準の回復しま福島産ヒラメのジェア
 ※1(18)を集計
 ※2 2017年は11月まで
 図―4 東京中央卸売市場での福島産ヒラメのシェア

図に示す通り上昇しています。以下に月別にシェアを示します。
年末に上昇する福島産ヒラメのシャア
 ※1(18)を集計
 ※2 2017年は11月まで
 図―5 東京中央卸売市場での福島産ヒラメの月別シェア

 昨年10月から今年2月までジェアが上昇し2月は20%近くになりました。ことしも10,11月と上昇しています。このまま行けば東京で流通するヒラメの2割が安全とは言えない福島産になりそうです。要注意です。
 スーパーで「福島産」と表示してあるヒラメを見る事はあまりないとおもいます。加工食品には材料の産地を省略できる事があります(19)。(=^・^=)の街のスーパーで見るとお寿司のネタや刺身の盛り合わせなどは材料の産地が表示はありません。外食で提供されるヒラメ料理にも産地表示はありません。このような所に福島産ヒラメが流れていると考えるのが妥当なようです。
 福島産のヒラメは復活しました。多分、産地表示がなされる事無く提供されていると思います。一方で「安全」は担保されていません。産地不明のヒラメは無理の無い範囲で避けるべきだと(=^・^=)は思います。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島産は安全であろうが無かろうが「安全」が主張され流通しています。(=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でも、これって(=^・^=)だけではないようです。
 福島県を代表する林産物にナメコがあります(13)。福島県いわき市は福島を代表するナメコの産地です。同市のナメコは美味しいそうです(20)。業者さんは安全だと言っています(21)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産ナメコはありませ。
他県産はあっても福島産ナメコが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ「
 ※(22)を引用
 図―5 福島産*が無い福島県のスーパーのチラシ



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道配布資料|東京電力
(2)(1)中の「福島第一原子力発電所構内排水路分析結果 」
(3)サンプリングによる監視|東京電力中の「サブドレン・地下水ドレンに関するサンプリング」
(4)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(5)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)2017年7月13日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2016年度 第4四半期採取分(PDF 756KB)
(8)(1)中の「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 20**年度 第*四半期採取分」
(9)2017年10月5日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>2017年度 第1四半期採取分(PDF 208KB)
(10)2017年12月21日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2017年度 第2四半期採取分(PDF 207KB)
(11)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(12)(11)中の「海産魚介類編 [PDFファイル/196KB]
(13)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(14)報道発表資料 |厚生労働省
(15)農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(16)水・食品等の放射性物質検査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(17)いわき市 - Wikipedia
(18)東京都中央卸売市場-統計情報検索中を「大分類⇒鮮魚、中分類⇒その他鮮魚類、品目(小分類)⇒ひらめ(国内)」で検索
(19)新たな加工食品の原料原産地表示制度に関する情報|消費者庁
(20)福島県産なめこの美味しさの秘密とは!? | ふくしま 新発売
(21)なめこへのこだわり|いいカモくんの加茂農産
(22)イオンいわき店
  1. 2017/12/26(火) 19:42:03|
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2017年度も女の子が多く生まれる福島県川俣町

 福島県の11月中の人口動態が発表されたので(1)、(=^・^=)なりに計画的避難区域が設定された川俣町(2)の2017年度の赤ちゃん誕生数を調べたら
 男の子 16人
 女の子 18人
で、女の子が多く生まれています。2011年度以降の赤ちゃん誕生数を集計すると
 男の子 185人
 女の子 228人
で、女の子が多く生まれています。偶然に起こる確率を計算したら、統計的差がるとされる5%(3)を下回る3.4%でした。このような事は、同じく計画的避難区域が設定された飯舘村や葛尾村(2)でも起こっています。通常は男の子が多く生まれるので(4)、異常な事態です。福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。でも喜んでばかりもいられないないようです。放射性影響研究所は広島や長崎で遺伝的な影響が起こらなかった根拠に生まれて来る赤ちゃんの男女比(出生性比)に異常なかたっか事をあげています(5)。広島や長崎ではみつからな事が福島で見つかっています。
 今日(12月25日)に第29回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれました(6)。そこで、福島の皆様の4割近い方が放射線による遺伝的(次世代への)影響を心配しているとのアンケート結果が発表されました(7)。
多くのが方が遺伝的影響を心配する福島
 ※(7)を引用
 図―1 4割近い方が放射線による遺伝的(次世代への)影響を心配しているとのアンケート結果

 福島では遺伝的欠陥で色素が合成できないヒメマス(8)やスズメ(9)が見つかっています。ただし、福島県の県放射線健康リスク管理アドバイザーの高村昇氏は、広島・長崎で実施された2世調査で遺伝的異常は見つかっていない旨の寄稿文を福島県のマスコミに寄せています(10)。遺伝的には子どもでなく、孫の世代に現れる「隔世遺伝」があります(11)。このようない遺伝は2世調査では分かりません。
 12月25日に開かれた第29回福島県「県民健康調査」検討委員会の議論(12)を聞いていると、およそ遺伝的な影響はありえないとの議論がなされていました。本当なら大変に嬉しい事です。
 福島原発事故では2種類の避難地域が設定されています。福島第一原発から20圏内に設定された「警戒区域」と、その後に放射線量が高いことが判明し新たない避難区域となった「計画的避難区域」です。「警戒区域」は事故翌日の2011年3月12日ですが、計画的避難区域が設定されたのは1ヶ月以上も過ぎた2011年4月22日です(2)。全村が計画的避難区域となった福島県飯舘村で概ねの避難が完了したのは2011年6月22日です。以下に旧計画的避難区域の範囲を示します。
事故から7年近く経て汚染されたままの福島
 ※1(13)の数値データを元に(14)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(2)による
 図-2 旧計画的避難区域

 図に示す様に川俣町、飯舘村、葛尾村に設定された避難区域の全部または大部分が計画的避難区域です。そし事故から7年近くが経過しましたが国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(15)を超えています。以下に川俣町の各年度の赤ちゃん誕生数を示します。
事故後に女の子が多く生まれるようになった川俣町
 ※1(1)を集計
 ※2 2017年度は11月末まで
 図―3 川俣町の赤ちゃん誕生数(各年度)

 図に示す通りほぼ事故前の2010年度は男の子が多く生まれていましたが、2017年度は
 男の子 16人
 女の子 18人
で、女の子が多く生まれています。これでは統計誤差が大きいので2011年度以降の赤ちゃん誕生数を集計すると
 男の子 185人
 女の子 228人
で、女の子が多く生まれています。偶然に起こる確率を計算したら、統計的差がるとされる5%(3)を下回る3.4%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果(川俣町)
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(16)による。
有意差j検定表・川俣町


このような事は、同じく計画的避難区域が設定された飯舘村や葛尾村(2)でも起こっています。以下に2011年度以降の合計の赤ちゃんの誕生数を示します。
事故後は女の子が多く生まれるている川俣町、飯舘村、葛尾村
 ※(1)を集計
 図―4 川俣町、飯舘村、葛尾村の赤ちゃん誕生数

 川俣町だけでなく飯舘村や葛尾村でも女の子が多く生まれています。以下に3町村(川俣町、飯舘村、葛尾村)合計の各年度別の赤ちゃん誕生数を示します。
事故後に女の子が多く生まれるようになった川俣町、飯舘村、葛尾村
 ※1(1)を集計
 ※2 2017年度は11月末まで
 図―5 町村(川俣町、飯舘村、葛尾村)合計の赤ちゃん誕生数(各年度)

 図に示す様に川俣町と同様に2010年度は男の子が多く生まれていますが、2011年度以降は女こ子が多く生まれています。合計すると
 男の子 362人
 女の子 470人
です。偶然に起こる確率を計算したら0.02%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果(川俣町)
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(16)による。
有意差検定表・3町村

 通常は男のが多く生まれるので(4)異常な事態です。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
  福島県川俣町の綺麗な女性
 ※(17)を引用
 図―4 福島県川俣町の綺麗な女性

 でも喜んでばかりはいられないようです。放射線影響研究所は広島や長崎で遺伝的影響が生じていない根拠として、生まれて来る赤ちゃんの男女の割合(出生性比)に異常がなかったことを挙げています(5)。広島や長崎で見つからなかった事が福島で起きています。広島や長崎の結果を福島に適応することはできません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 放射線影響研究所は広島や長崎で遺伝的影響が生じていない根拠に自然死産が上昇していないこともあげています(5)。ところが、福島では事故後に自然死産率が事故前に比べ1.5倍に上昇しました(18)。遺伝的な影響を心配する声に答えるためでしょうか?前政権の時に福島での遺伝子の影響を調べる福島ゲノム計画が提唱されましたが(19)、安倍総理が出戻ってウヤムヤのようです。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 もうすぐお正月です。おせち料理を楽しみにしている方も多いと思います。おせち料理に欠かせないのが「かまぼこ」でしょうか(20)。福島でも美味しい「かまぼこ」が作られています(21)。福島県は福島産は確り検査されており(22)、避ける行為を「風評被害」としています。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産かまぼこはありません。
他県産はあっても福島産蒲鉾が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※1(23)を引用
 ※2 メーカーの所在は(24)による。
 図―5 福島産かまぼこが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県の推計人口(平成29年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(2)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(3)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(4)出生性比
(5)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(6)第29回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成29年12月25日)の資料について - 福島県ホームページ
(7)(6)中の資料4-4 県民健康調査「こころの健康度・生活習慣に関する調査」結果概要等 [PDFファイル/6.24MB]pdf
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島に遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマス現る。
(9)幸福の野鳥?...全身ほぼ白いスズメ発見! 「いいことあれば」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(10)放射線 放射性物質 Q&A これから生まれる子どもに被ばくの影響は | 東日本大震災 | 福島民報
(11)隔世遺伝 - Wikipedia
(12)【ライブ配信】25日13時半〜「県民健康調査」検討委員会 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー
(13)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(14)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(15)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(16)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(17)広報かわまた 2017年5月号 - 川俣町公式ホームページ中の「
(18)
めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(19)(新)福島におけるゲノム解析による放射線遺伝影響調査(福島ゲノム調査)結果報告書 [PDFファイル/931KB]」
(20)おせち紅白セット | 株式会社 堀川
(21)ふくごはん | 生産者の言葉 | かまぼこ製造「かまぼこの貴千(きせん)」
(22)加工食品 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(23)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(24)郡山東店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール

  1. 2017/12/25(月) 19:43:43|
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凍土壁、完全凍結4ヵ月、効果が見えず

 福島第一の凍土壁の完全凍結が8月22日に始りました(1)。それから4ヵ月が経過したので、凍土壁内側に流れ込んだ地下水量を(=^・^=)なりに集計すると
 完全凍結開始前の2016年8月   1日当たり 774トン
 凍結開始4ヶ月目の2017年12月 1日当たり 664トン(16日まで)
あまりで減っていません。凍土壁の効果が見えません。
 福島第一では地下水が山から流れてくるなどして、原子炉やタービン建屋に流れ込んでいます。あるいは海までに達しています。海に到達するころには地下水は汚染されてしまっています。以下に海岸に設けられた井戸の一つの地下水ドレン揚水井Cから汲み上げた地下水に含まれる放射性物質を示します。
汚染が酷い福島第一の汲み上げ水
 ※(2)を集計
 図―1 地下水ドレン揚水井Cの放射性物質濃度

 図に示す様にストロンチウム90は法令限度の1リットル当たり30ベクレル(3)の数十倍の2000ベクレル近くに達します。このままでは海に流せないので、これを汲みあげ浄化装置を通した後で海に流しています。ただし全ての放射性物質が浄化できる訳ではありません。東京電力はトリチウムは浄化できないとしています(4)。浄化しても排水基準(3)を満たさない汚染地下水は、タービン建屋に送っています(6)。
 地下水がタービン建屋に流れ込んだり、海岸の井戸からタービン建屋に送り込んだ地下水で汚染水は増えていきます。
どんどん増える福島第一汚染水
 ※(7)を集計
 図―2 どんどん増える福島第一汚染水

 最新の発表(8)を集計すると総量で約110万トンに達します。以下にタービン建屋から汲み上げた直後のセシウム137の濃度をします。
1億(Bq/kg)のセシウム汚染されたタービン建屋汲み上げ水
 ※(9)を集計
 図―3 タービン建屋から汲み上げた直後の汚染水のセシウム137濃度

 概ね1リットル当たりで1億ベクレルを下回る程度でしょうか?法定限度は1リットル当たり90ベクレルですので、100万倍近い高濃度です。このままでは海には流せないので、汚染水タンクを作り続け保管しています(11)。そのうちに敷地がいっぱいなり汚染水タンクの増設が困難になる日が来そうです。汚染水の増加を抑えることは近々の課題です。
 汚染水の増加を抑える対策の柱として原子炉やタービン建屋を氷の壁で囲む「凍土壁」が作られました。以下に構造を示します。
凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン
 ※(4)(12)にて作成
 図―4 凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン

 断面の模式図は以下の通りです。
凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン(断面
 ※(4)(12)にて作成
 図―5 凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン(断面)

 氷の壁で地下水の流れを阻止し、タービン建屋に流れ込む地下水や海岸にまで達する地下水を減らす計画です(12)。当初の予定では2015年3月位から運用を始める予定でしたが(13)、完全凍結が始まったのは2017年8月22日からです(1)。ほぼ2年半の遅れです。
 図―3に示す様に福島第一は西側が山で東側が海です。陸側(西側)から順に凍土壁・サブドレン・建屋・サブドレン・凍土壁・ウエルポイント・地下水ドレン・海側遮水壁です。このうち凍土壁と海側遮水壁は水の流れを遮ることを意図し設けられました(4)(12)。サブドレン、ウエルポイント、地下水ドレンは地下水を汲み上げる井戸です。汲み上げられた地下水はサブドレン排水として海に捨てられるか、タービン建屋に送られ汚染水の増加要因になります。山側の凍土壁をすり抜けた地下水はサブドレン、ウエルポイント、地下水ドレンで汲み上げられ排水さるかタービン建屋に送られます。直接に原子炉やタービン建屋流れ込んだ地下水はそのまま汚染水増加量になります。すると山側と濃度壁をすり抜けた地下水はサブドレン排水か汚染水になるので、サブドレン排水と汚染水の増加量が凍土壁をすり抜けた水の総量になります。以下に推移を示します。
一向に減らない凍土壁内部への流入量
 ※1(7)(14)を集計
 ※2 2017年12月は16日まで
 図―6 凍土壁をすり抜けた水の量

 図に示すように凍土壁をすり抜けた量は殆ど減っていません。凍土壁内側に流れ込んだ地下水量を(=^・^=)なりに集計すると
 完全凍結開始前の2016年8月   1日当たり 774トン
 凍結開始4ヶ月目の2017年12月 1日当たり 664トン(16日まで)
あまりで減っていません。凍土壁の効果が見えません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 凍土壁には「国費」が使われています(15)。効果がなければ安倍出戻り内閣の失政になります。東京電力が「凍土壁」に効果があろうが無かろうが「遮水効果」はあったとしたようです(16)。12月22日に福島で「凍土壁」の遮水効果があったと発表したようです。だたし、凍土壁内に流れ込んだ雨水が原子炉やタービン建屋に流れ込み汚染水は増えたそうです(17)。
「凍土壁」は効果を上げたが、雨水が流れ込み汚染水が増えたと福島で発表する東京電力
 ※(17)を引用
 図―7 「凍土壁」は効果を上げたが、雨水が流れ込み汚染水が増えたと福島で発表する東京電力

 前日(12月21日)には全国向けに、福島第一の廃炉責任者の会見がありました(18)。その時はには触れずじまいです。1日でこのような事がわかるようになるとは思えないので、12月21日時点では敢て沈黙しいていたと思います。ここに東京電力の不誠実さを感じます。(=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。
 今日はクリスマスイブです。イチゴケーキを美味しく食べて、(=^・^=)の記事を読んでいただいた読者もいるかもしれません。福島でもイチゴの収穫が始まっています(19)。
「イチゴの収穫最盛期」を報じる福島のローカルTV局(TUF)
 ※(20)をキャプチャー
 図―8 「イチゴの収穫最盛期」を報じる福島のローカルTV局(TUF)

 福島県福島市産のイチゴは美味しいそうです(21)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(22)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―9 福島産意イチゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)2017年8月22日福島第一原子力発電所 陸側遮水壁第三段階開始について(PDF 786KB)
(2)X.地下水|東京電力中の「地下水ドレンポンド揚水井・観測井水質分析⇒分析結果⇒CSV(7月25日以降の計画による結果)」
(3)サンプリングによる監視|東京電力
(4)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(5)報道配布資料|東京電力
(6)(5)中の「建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移 」
(7)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社ちゅの「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(8)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第333報)|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
9)(5)中の「水処理設備の放射能濃度測定結果」
(10)第56回特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会
(11)(10)中の「資料6:フランジ型タンクに関するリスク低減策の進捗[東京電力]【PDF:2MB】
(12)陸側遮水壁|東京電力
(13)2014年3月12日 凍土式遮水壁の計画及び進捗状況について(資源エネルギー庁)
(14)集水タンク・一時貯水タンクの運用状況|東京電力
(15)凍土壁、頼りなさ露呈 福島第一、遠い廃炉:朝日新聞デジタル
(16)めげ猫「タマ」の日記 福島第一、建屋流入の5割雨水…汚染水増の一因と読売新聞、排水路の効果を考慮してません。
(17)ローカルTime FNN被災地発...
(18)「中長期ロードマップの進捗状況」に関する会見開催(12月21日)のご案内について|報道関係各位一斉メール|東京電力ホールディングス株式会社
(19)あまーい聖夜にイチゴ収穫 霊山で本格化 | 県内ニュース | 福島民報
(20)Nスタふくしま20171220 TUFchannel
(21)いちご狩り – 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(22)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(23)イオン福島店
  1. 2017/12/24(日) 19:47:03|
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勝手に福島10大ニュース(2017)

 福島県の地方二紙の今年(2016年)の福島県の十大ニュースを発表が揃いました(1)(2)。そこで(=^・^=)も勝手に福島十大ニュースを選んでみました。
 ①除染が終わってもセシウムが放置されたままの福島
 ②明日、ママがいない
 ③甲状腺193人、まだまだ増える
 ④今年も他県と整合性の無い福島産検査
 ⑤常磐線一部再開、未来は暗い
 ⑥りかちゃん50年、福島復興はできず
 ⑦計画倒れの福島第一廃炉
 ⑧今年も低迷、福島産価格
 ⑨自主避難支援打ち切り、子供は戻らず
 ⑩浪江で山火事、放射能が舞い散る

1.除染が終わってもセシウムが放置されたままの福島
 以下に福島県の住宅除染の実施状況を示します。
除染が終了した福島県
 ※(3)にて作成
 図―1 福島県の住宅除染の状況

図に示す通りほぼ完了しています。これで事故でばら撒かれたセシウムはなくなったのでしょうか?放射線量とセシウム134と137の割合が分かれば、単位面積当たりのセシウム134,137の量が分かります。これの平均を取り一定地域の平均をとり面積を掛ければその地域に含まれる放射性セシウムの量が検査できます(4)。放射線量は福島第一原発から80km圏内では2011年4月くらいから測定がなされています(5)。以下に福島県県北地方80km圏内に全てが位置する二本松市、本宮市、伊達市、伊達郡の放射性セシウム量をしめします。
事故から7年近く経て殆んど減らない放置セシウム
 ※ 集計方法およびリファレンスは(4)による
 図―2 二本松、本宮、伊達市および伊達郡(全域が県北地方80km圏内の市や町)の放射性セシウム量

 図に示すとおり大部分のセシウムは残ったままです。この計算を実施するにはある程度の条件がありので地域を限定しましたが、福島全体としても概ね同じ傾向であるはずです。
 以下に福島の放射線量分布を示します。
2018年も汚染されたままの福島
 ※1(6)の数値データを元に(7)に示す手法で2018月1月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(8)による
 図-3 原発事故7年目も汚染されたままの福島

 図に示す様に2018年も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(9)地域が広ります。福島は汚染されたまです。セシウム137の半減期が30年であることを考慮すると(10)、福島の汚染はこれからも続きます。

2.明日、ママがいない
 福島は事故で汚染されました。来年は事故8年目ですが、汚染が解消すとは思えません。以下に2017年1-10月の福島県の人口の社会動態を示します。
20代前半女性が主力の福島脱出
 ※(11)を転載
 図―4 2017年1-10月の福島県の社会的増減

 図に示す通り10代後半と20代前半で社会減(転出者が転入者を上回る事)が多くなっています。2017年1月から10月の10ヶ月間で、福島の15歳から24歳の社会減を合計すると4,660人になります。新たに成人に達した人口(平成29年1月1日現在20歳の人口)は、推計で14,500人です。15歳から24歳の社会減の人数はこの3分の1です。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方には福島から踏み出すか、福島を出るか選択を迫られる時でもあります。そして3分の1の方が福島県外からのスタートを決断したようです。
 図-2に示すように福島の社会減は20代前半、特に女性に顕著です。以下に20代前半の各年の社会的増減の推移を示します。
増加に転じた20代前半女性の福島脱出
 ※1(11)を転載
 ※2 各年1~10月を集計
 図-5 20代前半のの社会的増減

 図に示すように20代前半女性の社会減が事故後の7年間、男性の社会減を大きく超えています。改善されるどころか悪化しています。20代前半の社会減を見ると
  2015年 △1654人減
  2016年 △1868人減
  2017年 △1913人減
で2年連続で増えています。若い女性の福島から脱出は収まるどころか逆に止まるどころか加速しています。
 若い女性が去っていけばママになる人もいなくなります。赤ちゃんが生まれなくなります。以下に福島県の各年9月から翌年8月までの赤ちゃんの誕生数を示します。
徐々に減って行く福島の赤ちゃん誕生数
 ※1(11)を集計
 ※2 各年11月から翌年10月を集計
 図-6 福島の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り年々減っていきます。
 事故当時(2010年11月から11年10月) 15,677人
 近々1年(2016年11月から17年10月) 13,476人
で14%減っています。これからも減って行きます。


3.甲状腺193人、まだまだ増える
 チェルノブイリ原発事故で子供の甲状腺がんの多発が見つかりました(12)。これを受けて福島でも事故当時18歳以下だった子供を対象にした甲状せん検査が実施されています(13)。当初の想定は100万人当たり2,3人です(14)。これまでの発表(15)(17)(18)を集計すると累積で
 約30万人の検査で193人
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つりました。1万人当たりにして6人です。当初の想定に比べ比べ極めて高い割合です。以下に推移を示します。
どんどん増える福島の小児甲状腺患者
 ※(12)を集計
 図―7 どんどん増える福島の甲状腺癌

 これについて福島原発事故の為とも(19)、そうでないとも主張があります(20)。現時点の公式見解は
「事故当時5歳以下からの発見はないこと、地域別の発見率に大きな差がないことから、総合的に判断して、放射線の影響とは考えにくいと評価する。」
です(21)。これについて11月30日に開催された第8回甲状腺検査評価部会で(22)、福島県立医大は甲状腺罹がん患率に地域差があると報告しました(23)。
 12月1日までに発表になったそ2順目(本格調査1回目)について(17)、(=^・^=)なりに悪性ないし悪性の疑いの方(以下罹患者とする)を集計すると
 避難地域等の13市町村 検査 34,558人中17人(0.049%)
 中通り(避難区域以外) 検査184,785人中39人(0.021%)
 浜通り(避難区域以外) 検査 51,053人中10人(0.020%)
 会津地方        検査 32,208人中 5人(0.016%)
で、福島第一原発が所在する避難地域等の13市町村の罹患率は福島県内では第一原発から最も離れている会津の3倍以上の罹患率です。
 このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的に差があるとされる5%を下回る1.7%でした(24)。地域分けは(=^・^=)の過去の記事の通りです。
 ただし、福島県立医大は地域差は他の要因でも生じる得るのでこれをもって福島の甲状腺が事故によるものとは言えないとしています(24)(25)。
以下に事故後4ヵ月間の0-19歳の方の被ばく線量分布を示します。
1mSv未満が多く全体の被ばく線量分布
 ※1(2)を集計
 ※2 年齢は事故時
 図―8 事故後4ヶ月間の0-19歳の被ばく線量分布

 図に示す様に被ばく線量1ミリシーベルト以上は38%で1ミリシーベルト以下が大半です。
 以下に2順目、3順目の甲状腺検査で罹患者と診断された方の事故後4ヶ月間の被ばく線量分布を示します。
1ミリシーベルト以上が多い2、3順目の罹患者の被ばく線量
 ※(17)(18)を集計
 図―9 2順目、3順目の甲状腺検査で罹患者と診断された方の事故後4ヶ月間の被ばく線量分布

 図―8と異なり1ミリシーベルト以上が多くなっています。1ミリシーベルト以上の方は罹患者39名中24で全体の62%です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1.2%でした(26)。
 以下に1順目の罹患者の事故から4ヶ月間の被ばく線量分布を示します。
1mSv未満が多い1順目の悪性または疑いの方
 ※1(15)にて作成
 ※2 被ばく線量は事故から4ヶ月間
 図―10 1順目(先行検査)の罹患者の被ばく線量分布

 図に示す様に概ね1ミリシーベルト以下です。2,3順目の合計で人数を記載すると
  1順目(先行検査)(15)
  1ミリシーベルト未満 47人(全体の71%)
  1ミリシーベルト以上 19人(全体の29%)
 2、3順目(本格調査)合計(17)(18)
  1ミリシーベルト未満 15人(全体の32%)
  1ミリシーベルト以上 21人(全体の58%)
で、事故3年以内に開始された1順目検査に比べ、事故4年目以降に実施された2、3順目検査の方が罹患者の被ばく線量は多くないいています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1.2%です(26)。
 チェルノブイリでは甲状腺がんは事故直後でなく、事故からしばらくして見つかっています(26)。事故の影響が表れるには時間がかかるようです。事故調後の1順目検査や全体の被ばく線量分布(基本調査結果)では1ミリシーベルト以下の方が多くなっていますが、事故から3年以上して経過が確定している2,3順目検査(26)では、罹患者の多くが1ミリシーベルト以上の被ばくをしています。
 福島第一で事故直後から働いていたが白血病で労災認定されました。これで3例目です。過去の例を含め、(=^・^=)なりに試算すると100ミリシーベルトの被ばくで白血病の罹患率が1.1%になります。ICRPはがん全体で0.5%としているので倍以上です(27)。放射線による発がん率はIRPが想定しているより高いかもしれません。

4.今年も他県と整合性の無い福島産検査
 フクシマ産を食べて良いか多くの方が悩んでいると思います。安倍出戻り総理や福島県はフクシマ産は「安全」であり、避ける行為を「風評被害」としています(28)(29)。でも、安倍出戻り総理の森友・加計問題への対応をみていいると彼は「嘘」をつくことを生業にしているようです(30)。当然ながら福島は安全もまた彼の嘘の可能性があります。
 福島県は自県の検査で福島産からは殆ど基準超がない事を安全の根拠にいしています。そのためには福島県の検査が正しくなくてはなりません。検査が正しければ、同じ物を測れば同じ結果になります。以下に茨城県沖のシログチの検査結果をしめします。
検査機関が違っても同じ検査結果が出る茨城県産シログチの検査結果
 ※1(31)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 (公財)海洋生物環境研究所は海生研、茨城県環境放射線監視センターは環境放射線監視センターと略す
 図―11 茨城県産シログチの検査結果

 図に示す様に(公財)海洋生物環境研究所と茨城県環境放射線監視センターで検査していますが、共に最大値は1キログラム当たり10ベクレル程度で一致しています。当然の話ですが検査が正しければ同じ物を測れば検査機関が違っても同じ結果になります。茨城県産シログチの検査した(公財)海洋生物環境研究所と茨城県環境放射線監視センターは共に「正しい」検査を実施していると言えます。
 ところが福島産はこの様な確認ができません。厚生労労働省の発表(31)を見ると福島産を検査しているのは福島県農業総合センター、福島県衛生研究所、福島県環境創造センターの3つですが、それぞれの検査担当が野生鳥獣を除く農林水産物は福島県農業総合センター、加工食品が福島県衛生研究所、野生鳥獣が福島県環境創造センターで検査機関毎に検査する物が決まっており同じ物を2つ以上の検査機関が検査することはありません。したがって福島産については検査が正しいか不明です。まれに福島県外で福島産(流通品)が検査されることがあります。以下に2013年以降の福島産ブドウの検査結果を示します。
福島県外検査ではそこそこ見つかっても福島県の検査ではあまり見つらない福島産ブドウのセシウム
 ※1(31)を集計
 ※2 日付けは検査日
 ※3 凡例は検査先
 図―12 福島産ブドウの検査結果

 図に示す通り福島県外の検査ではそこそこセシウムが見つかっていますが、福島県外の検査では殆ど見つかっていません。福島産ブドウの2013年以降の検査数、セシウム発見数を加数えると
 福島県外検査 検査  7件中3件でセシウム発見
 福島県検査  検査228件中4件でセシウム発見
です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら10億分の1でした(32)。同じ福島産ブドウを検査しているのに検査結果が合いません
 海に県境があったとしても、魚は自由に行き来できます。県境付近の魚はほぼ同じ物とみなせます。福島県いわき市は福島県沿岸部南部に位置し茨城県に接しています(33)。いわき市の魚の汚染は茨城県の魚と同じが、汚染源が近い分だけ酷くなるはずです。以下にスズキの検査結果を示します。
茨城・千葉産からは見つかっても福島県いわき市産スズキからは見つからないセシウム
 ※1(31)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水を除く
 図―13 スズキの検査結果

 図に示す様に茨城産だけでなく、その先の千葉産スズキからもセシウムが見つかっていますが、福島県いわき市産スズキからは見つかっていません。
 このような事はクロダイ(34)、マダラ(35)、マガレイ(36)、カナガシラ(37)、ブリ(38)、マゴチ(39)、マアジ(40)、マサバ、ヒラマサ(41)、カナガシラ(42)、シラウオ(43)等でも見られます。
 福島産農水産物の出荷前検査は福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センター(44)が実施しています。中立性に疑問があります。福島産は他よりも低く出る検査で「安全」され出荷されます。


5.常磐線一部再開、未来は暗い
 事故後、長らく閉鎖されていた常磐線の浪江駅(45)、富岡駅(46)の営業が再開しました。両駅付近は今年、避難指示が解除されました(8)。復興加速と住民の帰還促進の原動力になることが期待されました(47)。でも、効果は出ていないようです。以下に浪江駅がある浪江町、富岡駅がある冨岡町の在住者の推移を示します。
浪江・富岡合わせて800人程度の帰還者
 ※(48)(49)(50)(51)等で作成
 図―14 浪江町、冨岡町の在住者数

 図に示すように両町を合わせ800人程度です。
 以下に一足早く避難指示が解除された南相馬市小高の居住者数を示します。
2016年度は千人程度の福島県南相馬市小高の居住者
 ※(52)を引用
 図―15 南相馬市小高の居住者数

 2016年度は1000人前後です。2016年度の南相馬市小高の小高駅の降車人員は1日当たり26人です(53)。居住人口に比例するとするなら両駅とも1日当たり10人程度の乗車人員しか見込めません。今は「復興」との旗印がありますが、将来的に両駅を維持できるかは疑問です。常磐線の運転が一部で再開しましたが未来は暗そうです。

6.りかちゃん50年、福島復興はできず
 女性に人気のあるキャラクター玩具にリカちゃんがあります(54)。5月3日に50回目の11歳の誕生日を迎えました(55)。福島県小野町にはリカちゃんゆかりの「リカちゃんキャッスル」があります(56)。
 リカちゃんキャッスル
※ google earthを引用
 図―16 リカちゃんキャッスル
福島の地方紙は5月3日にそこで開かれた11歳のリカちゃんは50回目の誕生日イベントを報じていました(57)(58)。
りかちゃん50周年を報じる福島民友
 ※(59)を引用
 図―17 リカちゃんの誕生日を報じる福島の地方紙・福島民友

 福島県小野町では5月3日より500体限定ですが、1万円以上の寄付者を対象にふるさと納税返礼品として「リカちゃん人形」を用意したそうです。ところが5月末には「完売」していまいました。小野町の昨年度(2016年度)のふるさと納税額は約168万円でしたが、今年度は500万円以上が確定しました(60)。ふるさと納税には大変に活躍したようでうす。
 ただし小野町の女性にとって町に留まるきっかけになり程の魅力はなかったようです。5年前の2012年11月に小野町に289人の10代後半の女性が暮らしていました。5年を経て彼女達は20代前半になりましたが、2017年11月時点で半分以下の137人です(11)。5年前に10代後半だった女性の半数以上が福島県小野町を去り新たな地からの再出発です。彼女達はこの5年で学校を卒業し大学進学や就職などの決断をしたと思います。その時に半数以上の方が自分の住む町を選びませんでした。小野町はリカちゃんについて
「町おこしプリンセス」
と主張していましたが(61)、リカちゃんですら福島の若い女性を引き留めることはできなかったようです。
 
7.計画倒れの福島第一廃炉
 2年半前の2015年6月に廃炉工程の見直しが行われました。このうち2017年度(2018年3月末まで)に期限を迎える項目は以下の通りです。
 ①多核種除去設備処理水の長期的取扱いの決定に向けた準備開始(2016年度上半期)
 ②建屋流入量を100m/日未満に抑制 (2016年度)
 ③高濃度汚染水を処理した水の貯水は全て溶接型タンクで実施(2016年度早期)
 ④廃棄物対策 処理・処分に関する基本的な考え方の取りまとめ(2017年度)
期限を迎えます(63)。
 ①~③にういて理解するに福島第一の汚染水について説明します。福島第一の1~3号機の内部には溶け落ちた核燃料(デブリ)がむき出しで放置されています(65)。地下水や雨水が原子炉やタービン建屋内に入りデブリ等に触れ汚染されます(66)。以下に福島第一のタービン建屋から汲み上げた汚染水のセシウム濃度を示します。
1億(Bq/kg)のセシウム汚染されたタービン建屋汲み上げ水
 ※(67)を集計
 図―18 タービン建屋から汲み上げた直後の汚染水のセシウム137濃度

 概ね1リットル当たりで1億ベクレルを下回る程度でしょうか?法定限度は1リットル当たり90ベクレルですので(69)、100万倍近い高濃度です。このままでは海には流せないので、汚染水タンクを作り保管しています(70)。以下に汚染水量の推移を示します。
どんどん増える福島第一汚染水
 ※(70)を集計
 図―19 どんどん増える福島第一汚染水

 最新の発表(71)を集計すると総量で約111万トンに達します。そのうちに敷地がいっぱいなり汚染水タンクの増設が困難になる日が来そうです。タンクの増設工事では多くの下請けさんがトラブルに巻き込まれています(72)。福島第一の廃炉作業で最も重要なのは下請けさんの安全確保です。下請けさんがトラブルに巻き込まれるくらいならタンクの増設を止めて海に流せばいいと考えも出てきます。流す先は福島の海である必要はありません。ただし(=^・^=)の街の海に流すとなったら(=^・^=)は人間のバリケードを作り絶対に阻止します。この事情はどこでも同じだと思います。結局は福島の海に流すしかないと思います。理由は汚染水は十分に浄化され「安全」になった。福島で排水すれば輸送コストがかからず最も安くできるなんて説明がなされそうです。あるいは安全なのに他で流せば「風評被害」の原因になると説明があるかも知れません。
「多核種除去設備処理水の長期的取扱いの決定に向けた準備開始(2016年度上半期)」
とは汚染水を福島の海に流すべく福島の皆様を説得するように準備すると意味ですが、あまり進んでいません。原子力規制委員会委員長は12月14日、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が一部を除き3月末に解除された福島県飯舘村を訪れ、村幹部と面会した。第1原発で増え続ける放射性物質を含む汚染水について「希釈して海洋放出する以外に選択肢がない」と述べたそうです(73)。この問題は原子力規制委は熱心なようですが、安倍出戻り内閣や東京電力は逃げています。12月21日の会見で(74)、東京電力は汚染水タンクを作り続けるそうです。
 汚染水が海に流せないならせめて増加量を抑えることが必要です、そのために②の
「建屋流入量を100m/日未満に抑制 (2016年度)」
を定めました。以下に実績を示します。
1日100トン以上のベースで地下水が流入する福島第一
 ※(75)を集計
 図―20 福島第一の建屋流入量

 3月30日から12月13日の実績を集計すると目標の1日当たり100トンの約1.5倍の146トンでした。
 事故直後の福島第一の汚染水タンクは鉄板をボルトでつなぎわせたフランジタンクが使われていました。とりあえず汚染水を海に流す訳ももいかず早く作れるフランジタンクを使ったのは賢明な選択だと(=^・^=)は思います。ただし、フランジ型タンクは、漏えいリスクが高く、東京電力は溶接型タンクへの切り替えを進めています(76)。これについて
「高濃度汚染水を処理した水の貯水は全て溶接型タンクで実施(2016年度早期)」
との目標が定められました(63)。東京電力の最新の計画(77)を見ると来年4月以降もフランジタンクの解体が計画されてます。
 廃炉計画は今年9月に改定されました(78)。その中で
「廃棄物対策 処理・処分の方策とその安全性に関する技術的な見通し 2021年度頃」
との項目があり(79)、④の
「廃棄物対策 処理・処分に関する基本的な考え方の取りまとめ(2017年度)」
は消えています。結局は実現できず文言を変えたようです。

8.今年も低迷、福島産価格
 福島を代表する農産物にモモがあります(80)。7・8月がピークです(81)。モモの生産量は山梨が1位で福島は2位です(82)。そこで山梨産と福島産のモモ価格を比べてみました。
事後に低迷が続く福島産モモ価格
 ※(83)を集計
 図―21 山梨・福島のモモ価格

 図に示す様に事故後に福島産モモは山梨産に比べ大幅に安くなりました。価格差を見ると  
  2015年 △159円安
  2016年 △211円安
  2017年 △242円安
で2年連続で価格差が広がっています。これが消費者の福島産に対する理解が進んだ結果であり当然の事です。

 
9.自主避難支援打ち切り、子供は戻らず
 新潟県への避難者数は2,718人で東京、埼玉、茨城についで4位です(84)。新潟県は市町村別・居住形態別の避難者数を発表しています(85)。新潟の都市規模からいえば新潟市、長岡市、上越市ですが(86)、福島からの避難者は新潟市と柏崎市に集中しています。柏崎市には福島と同じく東京電力の原子力発電所があり(87)、福島からの避難者の9割以上が避難区域内からに避難者です(88)。突然の事故で急に古里を追われた避難者が原発繋がりで新潟県柏崎市に逃げてきたのでしょうか?一方で新潟市は自主避難者が多いとされています(89)。以下に福島から新潟市への避難者数と居住形態を示します。
自主避難支援打ち切り後も残り続ける新潟市への避難者
 ※1(84)にて作成
 ※2 「借り上げ」は「借り上げ仮設住宅」、「自力手配」はその他(親戚・知人宅等)、「その他」は「公営住宅・雇用促進住宅等」に区分
 図―22 福島から新潟市に避難された方の居住形態

福島県から新潟市へ避難されている方の人数を見ると
 3月末 1,320人(借り上げ等710人、自力手配  499人、公営住宅等 1)(90)
11月末 1,147人(借り上げ等 91人、自力手配1,053人、公営住宅等 1)(91)
で、多く方が住宅支援を打ち切り8ヵ月経ても福島に戻ることなく借り上げ等から自力手配(多分、自分でアパートを借りる)に移行しています。1項で記載したように福島の汚染は改善されていません。改善の見込みもありません。当然のことです。

10.浪江で山火事、放射能が舞い散る
 4月29日に福島県浪江町の避難区域で発生し(92)、5月10日にようやく鎮火した山火事は(2)では放射性物質の飛散を心配する声があるようです。福島県は火災現場近くで粉塵測定を実施しています(93)(94)。に以下に定位置を示します。汚染が酷い場所で発生した福島の山火事
 ※1 (6)のデータを(7)に示す手法で5月1日に換算
 ※2 避難区域は(8)による
 ※3 火災場所・測定場所は(94)による。
 図-23 福島・避難区域内の火災現場と粉塵測定位置

 以下にこもうと「石熊公民館」の空気中のセシウム137濃度の結果を示します。
上昇を繰り返す火災現場近く「石熊公民館」の粉塵測定結果
 ※1 (94)にて作成
 ※2 NDは測定のうち検出限界未満(ND:見つからない事)の時の検出限界値を示す。
 図―24 火災現場近く「石熊公民館」の粉塵測定結果

 図に示す様に2つのピークが読み取れます。空気中のセシウム137濃度が1立方メートル当たりで
 5月10日  0.97ミリベクレル
 5月12日 25.47ミリベクレル
と26倍の上昇の旨を18日に発表しました(94)。 福島で山火事が起こり放射能が舞い散りました。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 事故後7年の福島を見ていると放射能汚染との葛藤のような気がします。
「不安の中で出産した」と話す福島のお母さん
 ※(95)を引用
 図―25 「不安の中で出産した」と話す福島のお母さん

 はっきり言って福島産離れを「風評被害」「福島差別」などと怒る福島の方(96)は少ないと思います。福島の状況を正しく理解するなら福島を避ける行為は当然の事です。
 もうすぐクリスマスです。チキンを楽しみにしている方も多いと思います。福島県川俣町は食用鶏の産地です(97)。同町の鶏肉は美味しいそうです(98)。福島県は福島産鶏肉は「安全」だと主張しています(99)。でも、福島県川俣町のスーパーのチラシには福島産鶏肉はありませんせん。
他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ
  ※(100)を引用
 図―26 福島産鶏肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県川俣町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)読者が選ぶ県内十大ニュース 1位「室屋選手エアレース総合優勝」 | 県内ニュース | 福島民報
(2)1位は「室屋選手年間総合V」 読者が選ぶ福島県十大ニュース:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会
(5)福島県 川内村|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:福島県・環境省
(6)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(7)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(8)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)半減期 - Wikipedia
(11)めげ猫「タマ」の日記 若い女性の福島脱出は2年連続増(各年1-10月集計)
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺、本格調査の罹患率は避難区域等の市町村0.049%、会津0.016%
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺、2順目検査 被ばく線量1mSv以上は58%、全体では38%
(14)第3回「県民健康調査」検討委員会(平成23年7月24日開催) - 福島県ホームページ中の当日配布資料
(15)第27回「県民健康調査」検討委員会及び第7回「甲状腺検査評価部会」 の資料について(平成29年6月5日開催) - 福島県ホームページ 中の「資料2-1 県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)結果概要【平成28年度追補版】  [PDFファイル/1.19MB]
(16)第28回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成29年10月23日)の開催について - 福島県ホームページ
(17)(16)中の「資料2-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】」結果概要 [PDFファイル/1017KB]
(18)(16)中の「資料2-2 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」実施状況 [PDFファイル/991KB]
(19)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺検査について
(20)「福島の子供の甲状腺がん発症率は20~50倍」 津田敏秀氏ら論文で指摘
(21)福島県における小児甲状腺超音波検査について
(22)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ
(23)第8回甲状腺検査評価部会(平成29年11月30日)の資料について - 福島県ホームページ
(24)(23)中の「 資料2-3 甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】結果概要<確定版>資料 表11に対する検査間隔による発見率の調整例  [PDFファイル/121KB」(5)
(25)めげ猫「タマ」の日記 福島・甲状腺罹がん患率に地域差、でも事故の因果関係は不明と福島県立医大
(26)めげ猫「タマ」の日記 福島小児甲状腺2順目、ヨウ素剤使用の三春町は罹患者無し
(27)被ばくによってガンで死亡するリスクについて(放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説)
(28)平成29年7月1日 福島県下訪問 | 平成29年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(29)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(30)安倍総理が「嘘でした」と言えない哲学的理由 | 哲学塾からこんにちは | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
(31)報道発表資料 |厚生労働省
(32)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月2週)―福島産米の測定誤差は1キログラム当たり70ベクレル以上―
(33)いわき市 - Wikipedia
(34)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―宮城県産クロダイからセシウム、福島産27件連続ND―
(35)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月1週)―福島・金山町産とちもち57(Bq/kg)のセシウム、過去最高―
(36)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月4週)―茨城産マガレイからセシウム、福島産110件連続ND―
(37)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月2週)―福島県伊達市産あんぽ柿は歴代2位のセシウム汚染―
(38)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月5週)―山形産チチタケから720(Bq/Kg)、安倍出戻り内閣は発表しません。秘匿されるセシウム汚染食品―
(39)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月4週)―汚染の酷いぶどう主産地を検査せずに、安全を主張する福島県―
(40)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月3週)―汚染の酷いキュウリ主産地を検査せずに、安全を主張する福島県―
(41)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月2週)―岩手産マサバからセシウム、福島産は259件全数ND―
(42)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月3週)―宮城、茨城、千葉産カナガシラからセシウム、福島産は179件全数ND―
(43)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(4月2週)―事故7年目も流通するセシウム汚染食品―
(44)農林水産部 - 福島県ホームページ
(45)浪江駅 - Wikipedia
(46)富岡駅 - Wikipedia
(47)<常磐線>浪江-小高間6年ぶり運行再開 | 河北新報オンラインニュース
(48)平成29年度 - 広報なみえ - 浪江町ホームページ
(49)浪江町ホームページ トップページ
(50)県内外の避難・居住先別人数【平成29年12月1日現在】(平成29年12月4日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(51)めげ猫「タマ」の日記 富岡駅再開2ヵ月、減り続ける新規帰還者
(52)避難の状況と市内居住の状況 - 南相馬市
(53)小高駅 - Wikipedia
(54)リカちゃん - Wikipedia
(55)“永遠の11歳”リカちゃん50周年に仏大使館や「キキ・ララ」が祝福メッセージ : スポーツ報知
(56)リカちゃんキャッスル
(57)リカちゃんに会えた「キャッスル」でセレモニー 誕生50周年で新装 小野 | ホッとニュース | 福島民報
(58)50周年!永遠の憧れ「リカちゃん」 リカちゃんキャッスルに新庭園:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(59)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-
(60)「リカちゃん人形」人気 返礼品500体"完売" 小野町ふるさと納税 | ホッとニュース | 福島民報
(61)めげ猫「タマ」の日記 リカちゃん50年、福島県域の復興には力不足?
(62)中長期ロードマップ|東京電力
(63)(62)中の「2015年6月12日(第2回廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議)⇒(資料1)中長期ロードマップ改訂案について(133KB)
(64)(62)中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2017年12月21日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第49回事務局会議)」
(65)(64)中の「資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(18.0MB)
(66)汚染水対策の主な取り組み|東京電力
(67)報道配布資料|東京電力
(68)(67)中の「水処理設備の放射能濃度測定結果」
(69)サンプリングによる監視|東京電力
(70)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社ちゅの「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(71)
(72)めげ猫「タマ」の日記 勝手に福島原発十大トラブル(2016)
(73)<原子力規制委>トリチウム水「海洋放出しかない」「理解や同意は重要 ...地域のニュース提供元-河北新報-2017/12/14
(74)2017/12/21(木) 中長期ロードマップ進捗状況について
(75)(67)中の「建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移」
(76)【フランジ型タンク解体への軌跡】... - 東京電力ホールディングス株式会社
(77)(64)中の「【資料3-1】汚染水対策(19.9MB)
(78)(62)中の「2017年9月26日(第3回廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議)」
(79)(78)中の「(資料1)中長期ロードマップ改訂案について(391KB)
(80)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(81)めげ猫「タマ」の日記 2年連続で拡大する福島のモモの価格差、ミスピーチ同窓会も効果無し
(82)もも(モモ/桃)の収穫量ランキング: 教えて!全国ランキング 2017  ~都道府県ランキング 日本の統計~
(83)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒果物、中分類⇒もも類、品目(小分類)⇒もも」で検索
(84)新潟県:県外避難者の受入状況をお知らせします
(85)(84)中の「・県外への避難者数 [PDFファイル/112KB](29.11.29更新)
(86)新潟県:県外避難者の受入状況をお知らせします
(87)発電所の概要|柏崎刈羽原子力発電所|東京電力
(88)柏崎市の広域避難者支援と 「あまやどり」の5年間 - 新潟大学
(89)中山 均 - 【12/21 新潟市災害対策議員連盟、避難者支援策に関し市長要望】... | Facebook
(90)(84)中の平成29年3月31日現在の県外避難者受入状況(PDF形式 91 キロバイト)
(91)(84)中の平成29年11月30日現在の県外避難者受入状況(PDF形式 90 キロバイト)
(92)【浪江山林火災風評】正確な情報で払拭を(5月13日) | 県内ニュース | 福島民報
(93)空間線量モニタリング結果情報 - 福島県ホームページ
(94)(93)中の「林野火災現場周辺の放射線モニタリングの結果(第16報) [PDFファイル/689KB]
(95)Nスタふくしま20171220 TUFchannel
(96)【復興の道標・ゆがみの構図-1】被災地、無意識に差別 生の声聞き実情知る:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(97)川俣シャモ - Wikipedia
(98)川俣シャモ - 川俣町公式ホームページ
(99)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(100)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
  1. 2017/12/23(土) 19:44:40|
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福島第一、建屋流入の5割雨水…汚染水増の一因と読売新聞、排水路の効果を考慮してません。

 福島第一の汚染水増加について読売は
「台風などの大雨の際に東京電力福島第一原子力発電所の原子炉建屋の地下に流れ込む水の半分は、建屋の屋根の損傷部や未舗装の地面から入る雨水とみられることが、東電の分析でわかった。」
と(1)あたかも「凍土壁」は遮水効果があったように報じていました。でも(=^・^=)なりに調べると凍土壁内に降った雨と同量の水がサブドレンから汲み上げられ排水されています。
 地下水がタービン建屋に流れ込んだり、海岸の井戸からタービン建屋に送り込んだ地下水で汚染水は増えていきます。
どんどん増える福島第一汚染水
 ※(2)を集計
 図―1 どんどん増える福島第一汚染水

 最新の発表(3)を集計すると総量で約110万トンに達します。
 汚染水の増加を抑える対策の柱として原子炉やタービン建屋を氷の壁で囲む「凍土壁」が作られました。以下に構造を示します。
凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン
 ※(4)(5)にて作成
 図―2 凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン 

 以下に福島第一の原子炉やタービン建屋への流入量の推移を示します。
10月中旬に急に増えた汚染水増加量
 ※(7)を集計
 図―3 タービン建屋への流入量

 図に示す通り10月中旬に突然に上昇し1日当たり1000トンを超える「水」が福島第一のタービン・原子炉建屋に流れ込みました。当然ながら「凍土壁」に疑問の声があがったと思います。まして「凍土壁」には345億の国費が使われており(8)、東京電力だけでなく安倍出戻り内閣の問題でもあります。
 安倍出戻り総理は「読売新聞」の熟読を勧めています(9)。その読売新聞が福島第一の汚染水増加につい
「台風などの大雨の際に東京電力福島第一原子力発電所の原子炉建屋の地下に流れ込む水の半分は、建屋の屋根の損傷部や未舗装の地面から入る雨水とみられることが、東電の分析でわかった。」
と(1)あたかも「凍土壁」は遮水効果があったように報じていました。しかも1面です。
あたかも「凍土壁」は遮水効果があったように報じる読売新聞
 ※12月22日の読売新聞をキャプチャー
 図―4 あたかも「凍土壁」は遮水効果があったように報じる読売新聞

この記事の信憑性について(=^・^=)なりに検証してみることにしました。
 図―3に示す様に10月中旬に「流入量」が拡大しています。
10月12日から11月15日に増えた汚染水増加量
 ※(7)を集計
 図―5 タービン建屋への流入量と降水量

 図に示すように10月12日から雨が降り出し、汚染水の増加量が増えて11月15日くらいまで影響が残った感じです。
 以下に凍土壁と排水路の水平配置を示します。
凍土壁とK排水路
 ※(10)(11)で作成
 図―6 凍土壁と排水路

 以下に図―6を元に推計した凍土壁内の面積を示します。
8000㎡程度の凍土壁内側面積
 ※(12)にて作成
 図―7 凍土壁内の面積の測定結果

 図に示す様に約8万平方メートルです。図―5の数値を集計すると10月12日から11月15日までの降水量の合計は0.3685m(368.5mm)です。これに面積を掛けると30,429トンの雨が凍土壁内に降ったことになります。以下にこの間のサブドレンの汲みあげ水量を示します。
1日当たり1000トン近いサブドレン汲み上げ量
 ※(13)を集計
 図―8 サブドレンの汲みあげ量

 図に示す様にサブドレンの汲みあげを実施しています。汲み上げた量の合計は降った雨の量にほぼ同じ28,717トンです。一方で降った雨の量は3万トンなので、タービン建屋には1,712トンしか流れ込めないなずです。でも実際に流れ込んだ量は10,626トンです。さらに図―6に示す様に凍土壁の内側に排水路があります。以下に凍土壁の内側を走るK排水路の流量を示します。
K排水路の排水量
 ※1(14)を集計
 ※2 源データは毎秒であるがこれを1日当たりに換算
 図―9 K排水路の流量

 10月12日から11月15日の流量を合計すると約13万トンになります。図―6に示す様に凍土壁外から流れ込む水もありますが、凍土壁内から流れ出す水も相当量あるはずです。水量を丁寧におっていくと、凍土壁内に降った雨水は概ねサブドレンで汲み上げられるかK排水路を経由して凍土壁外に流れ出しています。それでも安倍出戻り総理が熟読を勧める読売新聞は
「原子炉建屋の地下に流れ込む水の半分は、建屋の屋根の損傷部や未舗装の地面から入る雨水とみられることが、東電の分析でわかった。」
とあたかも「凍土壁」の遮水効果があったかのように報じています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 「凍土壁」は国費が使われています。安倍出戻り内閣としては効果がなかったとは言えないのかもしれません。福島では政治的な都合でデマが平気で流されている気がします。(=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。これって(=^・^=)だけではないようです。
 もうすぐクリスマスです。イチゴケーキを楽しみにしているひとも多いと思います。福島でもイチゴの収穫が始まりました(15)。福島のイチゴは美味しいそうです(16)。福島県は福島産イチゴは安全だと主張しています(17)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―10 福島産イチゴが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島第一、建屋流入の5割雨水…汚染水増の一因 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
(2)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社ちゅの「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(3)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第332報)|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(4)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(5)陸側遮水壁|東京電力
(6)報道配布資料|東京電力
(7)(6)中の「建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移 」
(8)凍土壁、頼りなさ露呈 福島第一、遠い廃炉:朝日新聞デジタル
(9)読売新聞を自民党機関紙扱いした安倍首相の夜郎自大 | メディア万華鏡 | 山田道子 | 毎日新聞「経済プレミア」
(10)中長期ロードマップ|東京電力中の「2017年12月21日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第49回事務局会議)⇒【資料3-1】汚染水対策(19.9MB)PDF
(11)サンプリングによる監視|東京電力⇒福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータ⇒位置図はこちら
(12)地理院地図
(13)集水タンク・一時貯水タンクの運用状況|東京電力
(14)(6)中の「福島第一原子力発電所構内排水路分析結果 」
(15)あまーい聖夜にイチゴ収穫 霊山で本格化 | 県内ニュース | 福島民報
(16)いちご狩り – 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(18)Webチラシ情報 | フレスコキクチ
  1. 2017/12/22(金) 20:18:10|
  2. -
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