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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

避難指示解除も戻らぬ住民、事故から8年半

 福島原発事故で避難地域が設定された11市町村中、双葉町を除く10市町村で全部または一部で避難指示が解除されました(1)。川内村を除く9市町村の9月1日時点で解除された地域に住んでいるのは住民登録 63,905人中12,461人(全体の19%)です。
 福島は事故で汚染されました。そのなかで、福島第一原発から20km圏内や汚染が酷い地域には避難指示がだされました(1)。以下に9月1日時点の状況を示します。
事故から8年半以上を経て汚染されている福島
 ※1(2)の数値データを元に(3)に示す手法で9月1日時点に換算
 ※2 避難区域と解除区域は(1)により、9月1日時点
 図-1 避難区域と解除区域

 図に示すように福島では国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(4)を超える地域が広がっています。事故から8年半以上が経過しましたが、福島は汚染されたままです。それでも安倍出戻り内閣は「安全」だと主張し(5)、次々と避難指示を解除していきました(1)。これによって東京電力は避難に伴う賠償を打ち来ることができました(6)。以下に避難に伴う精神損害の賠償支払い額を示します。
大幅に減った東京電力の避難に伴う精神損害の賠償支払い額
 ※(7)を集計
 図―2 東京電力の避難に伴う精神損害の賠償支払い額

 図に示す様にどんどん減っています。
 以下に市町村を示します。
 避難指示解除も汚染が酷い避難指示解除区域
※1(2)の数値データを元に(3)に示す手法で9月1日時点に換算
 ※2 避難区域と解除区域は(1)により、9月1日時点
 図-3 避難区域と解除区域地町村

 図に示しように事故後は11市町村に避難指示が出ましたが、9月1日時点で双葉町を除く10市町村では全部または一部で避難指示が解除されています。この中で浪江町は面積的には避難区域が広いのですが、3月頃の数字で住民登録17,434人(8)中12,913人が住民登録してます(9)。町の中心部は避難指示が解除されています。
 避難指示がでた市町村のうち、川内村を除く8市町村では解除された区域の居住者と対象者数を月末ないし毎月1日発表しています(10)~(19)。図-2に示す様に川内村で避難指示が出た区域は一部に限られ、地図で見ると同村の主要施設である学校、保育園、役場、農協支店、主な観光施設(20)、バスの終点・起点(21)は、避難指示が出た区域外であり、主要な部分には国の避難指示は出ていません。
 概ね川内村を除く9市町村の避難者数を集計すれば9月1日時点の避難指示が解除された区域の居住者数と避難者数が分かります。
 事故から8年半を経て住民は殆んど戻らない福島の避難解除区域
※1(10)~(19)を集計
 ※2 川内村を除く
 ※3 避難者数は対象者数―解除区域の居住者数で集計
 図―4 避難指示が解除された区域の居住数と避難者数(川内村を除く)

 図に示す様に、避難指示は解除されましたが住民はあまり戻っていません。概ね8月1日時点で旧避難地域に住んでいるは
 住民登録 63,905人中12,461人(全体の19%)
です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 「安全」を確認して避難指示を解除等と安倍出戻り内閣が主張しても(22)、福島の皆様は信じないようです。同様に福島産は「安全」との主張も(23)、信用されていません。
  まもなく10月です。福島からは稲刈りのニュースが流れてきます(24)。
 福島の稲刈りを喧伝するNHK
※(25)をキャプチャー
 図―5 福島の稲刈りを喧伝するNHK

 福島県鏡石町でも新米の放射能検査が始まりました(25)。10月14日には同町田んぼアートの稲刈りも予定されています(26)。同町もまた、新米の季節です。福島のお米はおいしいとの事です(27)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています。でも、福島県鏡石町のスーパーのチラシには福島産新米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ
 ※(28)を引用 
 図―6 福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県鏡石町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(2)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(3)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(4)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(5)国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判  :日本経済新聞
(6)避難指示解除準備区域・居住制限区域における精神的損害等に係る具体的なお取り扱いについて|東京電力
(7)賠償金のお支払い状況|東京電力(過去分を含む)
(8)平成31年度・令和元年度 - 広報なみえ - 浪江町ホームページ
(9)<安住の灯>浪江と富岡 避難解除2年進まぬ帰還 移住者に期待 若い世代の支援強化 | 河北新報オンラインニュース
(10)避難指示区域別居住状況/南相馬市公式ウェブサイト -Minamisoma City-(南相馬市)
(11)広報なみえ - 広報なみえ - 浪江町ホームページ(浪江町)
(12)浪江町ホームページ トップページ(浪江町)
(13)県内外の避難・居住先別人数【令和元年9月1日現在】/富岡町(過去分を含む)(富岡町)
(14)楢葉町内居住者数について|楢葉町公式ホームページ
(15)避難指示解除後の町内帰還世帯・人数について|楢葉町公式ホームページ(楢葉町)
(16)令和元年9月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ(飯舘村)
(17)山木屋地区の居住の状況 - 川俣町公式ホームページ(川俣町)
(18)住民生活課 - 葛尾村ホームページ(葛尾村、過去分も含む)
(19)田村市民の避難状況動向調査報告 - 福島県田村市ホームページ
(20)観光 | 川内村公式ホームページ
(21)川内村へのアクセス | 川内村公式ホームページ
(22)東電福島原発 放射能関連情報 | みなさまの安全確保
(23)風評に立ち向かう|福島|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁
(24)自動運転で稲刈り 南相馬・小高で実証事業 食味や収量測定 | 河北新報オンラインニュース
(25)コシヒカリの収穫が本格化|NHK 福島県のニュース
(26)ふくしまの恵み
(27)かがみいし田んぼアート「稲刈り祭り」|鏡石町公式ホームページ[福島県]
(28)食の宝庫ふくしま | ふくしま満天堂(ふくしまプライド。)
(29)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(30)鏡石店 ? イオンスーパーセンター公式ウェブサイト
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  1. 2019/09/30(月) 19:41:24|
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福島第一汚染水タンク増設、可能?不可能?

 9月27日に開かれた福島第一原発の汚染水の処分方法を検討しる委員会(1)で議題となった福島第一原発の汚染水タンク増設の可能性について(1)、福島県の地方紙・福島民友(2)とNHK(3)は「タンク増設困難」と報道・喧伝していました。一方で、もう一つの地方紙・福島民報は「タンクをある程度増設できる」と報じていました(4)。資料には「廃棄物処理作業の進捗等により、空き地ができる可能性がある。」との記載があり、「タンクはある程度増設できる」が東京電力の見解です(5)。
 福島第一では地下水が山から流れて来て、原子炉やタービン建屋(以下建屋と略す)に流入しています。あるいは海までに達しています。原子炉建屋にデブリ等がむき出しで放置されています。デブリ等に触れた水は放射能に汚染されます(6)。汚染されれば海に流せないので、これを汲みあげ浄化装置を通した後で海に流しています。ただし全ての放射性物質が浄化できる訳ではありません。東京電力はトリチウムは浄化できないとしています(7)。以下に福島第一汚染水のトリチウム濃度を示します。  
トリチウム濃度が下がりだした福島第一汚染水
 ※(8)(9)にて作成
 図―1 福島第一汚染水のトリチウム濃度

 図に示す様に最新では1リットル当たり100万ベクレル程度です。国の排水基準は1リットル当たり6万ベクレルですので(10)、20倍弱です。このままでは、海に流せないので東京電力は福島第一構内に汚染水タンクを作り保管しています。
どんどん増える福島第一汚染水
 ※(11)(12)を集計
 図―2 どんどん増える福島第一汚染水

 福島第一の敷地の広さには限界があり、何時かは行き詰るとの見方があります。
 福島第一に保管されている汚染水の総量は東京電力の発表を集計すると
  2018年9月20日時点 1,147,544立方メートル(13)
  2019年9月12日時点 1,202,499立方メートル(14)
です。364日間で54,954立方メートル、1日当たり151立方メートル増えています。
 行き詰まりを避ける為に、経済産業省は「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」(以下小委員会と略す)を立ち上げ、処分方法の検討を進めています(15)。そして昨年(2018年)8月末に公聴会が開かれました(16)。公聴会の資料(17)には「トリチウムは、水素の仲間で、弱い放射線を出す物質。自然界にも存在し、大気中の水蒸気、雨水、海水、水道水にも含まれている。」等のトリチウムの安全性を強調する文言は記載されており(無論、リスクを示す内容はありません)、さらに5つの処分方法を提示した後で
「海洋放出、水蒸気放出については、規制基準が存在し、国内外において放出の実績があるが、地層注入については適用される既存の基準がなく、長期モニタリングの方法も確立されていない、水素放出については、前処理やスケール拡大について研究開発が必要といった課題がある。なお、地層注入、地下埋設についてはモニタリングが将来にわたり必要な可能性あり。」
と海洋放出の優位性を強調しています。資料を見る限り、公聴会で「海洋放出」のお墨付きを得て、一気に海洋放出に進むつもりだったようです。
 ところが「海洋放出」に反対する意見が続出して(16)目論見はとん挫してしまいまいた。汚染水の海洋放出は福島の皆さんにも不評です。福島県民を対象した世論調査では反対が65%と多く、賛成は19%でした(18)。
 公聴会後の3回ほど小委員会が開かれたのですが、結論には至らなかったようです。そして昨年12月28日の第12回を最後に8月9日まで、7ヶ月以上開かれませんでした(15)。ところが8月9日に開かれました(19)。ここに、東京電力は2022年夏には、タンクがいっぱいになるとの資料を提出しました(20)。
3年後に福島第一の汚染水タンクが一杯となるとする東京電力資料
 ※1(14)を引用
 ※2 ALPS処理水は「汚染水」の最終形態(3)
 図―3 2022年夏には、タンクがいっぱいになるとの東京電力資料

 ところがこの小委員会で、委員から敷地全体の利用計画を明らかにして2022年夏にいっぱいになる根拠を示すよう求められていました(4)。これを受けて9月27日に14回(今年2回目)の小委員会が開かれました(1)。議題となった福島第一原発の汚染水タンク増設の可能性について(1)、資料の引用として、福島県の地方紙・福島民友(2)とNHK(3)は「タンク増設困難」と報道・喧伝していました。
「タンク増設困難」と報じる福島県の地方紙・福島民友
 ※(21)を9月27日閲覧
 図―4 「タンク増設困難」と報じる福島県の地方紙・福島民友

一方で、もう一つの地方紙・福島民報は「タンクをある程度増設できる」と報じていました(4)
 同じで正反対の報道がなされています。そこで小委員会に提出された東京電力作成の資料の4ページに
「廃棄物処理作業の進捗等により、空き地ができる可能性がある。」との記載があり、「タンクはある程度増設できる」
と記されれていました(5)。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島発の報道・喧伝では、汚染水タンクのさらなる増設の可能性だけですが、資料を見る限り他にも重要な事が明らかになりました。
 福島第一原発は福島県双葉町と大熊町にまたがって立地しています(22)。以下に示します。
事故から8年半以上経過して汚染されている福島
 ※1(23)のデータを(24)に示す手法で9月1日換算
 ※2 避難区域は(25)による
 図―4 双葉町と大熊町

 福島では図に示す様にくにが除染が必要だとする毎時0.23シーベルトを超える(26)エリアが広がっています。事故から8年半以上が経過しましたが、福島は汚染されています。このため「除染」がおこなわれました(27)。そして、除染で出た放射能汚染物を保管する中間貯蔵施設が、福島県双葉町と大熊町にまたがって整備されています(28)。以下に示します。
双葉町と大熊町にまたがる中間貯蔵施設
 ※1(23)のデータを(24)に示す手法で9月1日換算
 ※2 避難区域は(25)による
 ※3 中間貯蔵施設、福島第一は(28)による。
 ※4 クリーンセンターふたばはGoogle Mapによる。
 図―5 中間貯蔵施設

 中間貯蔵施設は使用開始から30年以内に使用を終え、福島県外に設ける最終処分場に移すと言うが当初の話でした(29)。
 資料を見ると(5)(30)、ここに汚染水タンクを移すことも議論されたようです。これについて、経済産業省は
「中間貯蔵施設予定地については、国が地元(県・立地2町)に説明の上、福島の復興のため受け入れていただき、用地を取得し、整備を進めている。<略>このため、福島第一原発の敷地の外側を、中間貯蔵施設以外の用途で使用し、敷地を拡大することは難しい。」
と(30)否定的です。でも、立地する双葉町や大熊町が海洋放出より中間貯蔵施設に保管する方がマシと考えるなら現実性があります。(=^・^=)知る限り、大熊町や双葉町の意向を確認した様子がありません。
 東京電力は資料で
「敷地を広げることはリスクの存在地点が広がることから望ましくないと考えている。」
と記述しています(5)。環境中に放出しても「安全」とされる福島第一汚染水の保管に(17)どのようなリスクがあるのかの説明がありません。人為的に環境放出して「安全」なら、事故などで意図しない環境放出でも「安全」なはずです。
 また福島第一汚染水の海洋放出について、大阪市長は9月17日に
、「科学的根拠があり、自然界レベルと比べて全く影響がないなら、政治家が(受け入れを)決断すべきことだ」
と述べ、無害であるという根拠を国が示せば、大阪湾への放出を認める考えを示しました(31)。
大阪市長の汚染水の大阪湾放出言及を報じる福島県の地方紙・福島民報
 ※(32)を9月18日に閲覧
 図―6 大阪市長の汚染水の大阪湾放出言及を報じる福島県の地方紙・福島民報

 東京電力は海洋放出する場合の概略を示しました(33)。
福島第一からの海洋放出を説明している東京電力資料
 ※(33)を引用
 図―7 汚染水は福島第一港湾から汲み上げた海水で薄め外洋に流すとする東京電力資料

 汚染水海洋放出するなら福島第一からと決めたようです。大阪市長の提案は検討しなかったとようです。

 28日に小委員会の議論の内容が報じられました(34)。
 ・福島第一では過去に大規模な汚染水漏れを起こしたフランジ型(ボルト接合型)(35)の解体作業を進めています(36)。東京電力は解体後の跡地などの活用でタンク増設のための空き地ができる可能性に言及した。一方で、大幅な増設は望ましくないとの見解を示した(34)。
 ・経済産業省は中間貯蔵施設での汚染水保管は困難と説明した。
 小委員会は
 ・敷地の有効活用を徹底し、原発敷地内に可能な限りタンクを増設する方向で議論する方針を固めた。
 ・敷地内は廃炉作業で各種施設の整備が必要になり、敷地外の使用は困難なため、大幅な増設はできないとの認識も共有した。 
との事です(34)。
 また、経済産業省は、経産省は処分方法の決定から実施まで少なくとも一、二年の準備期間が必要との見通しを示しているそうです(34)。
 中間貯蔵施設での汚染水保管や福島第一敷地以外からの汚染水海洋放出は議論に載らなかったようです。なんとなく、タンクを作れるだけ作って、一杯になったら順次の海洋放出になりそうです。
 (=^・^=)はトリチウムが「安全」とは考えていません(37)。福島第一汚染水の処理は、実現可能な方策の中から福島の皆様にもっとも負担にならない方法を選び出すべきであると思います。資料や(1)議論(34)を見る限り、東京電力も経済産業省も最初から福島第一からの海洋放出ありきだと思います。「辺野古移設について『唯一の解決策だ』」と主張する安倍出戻り総理(38)と同じです。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する果物にブドウがあります(39)。福島県福島市が最大の産地です(40)。今年も出荷が始まっています(41)。福島のブドウは一粒ひとつぶ、力強い甘さが特徴です(41)。福島県は福島産ブドウは「安全」だと主張しています。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ブドウはありません。
 他県産はあっても福島産ブドウが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
※(42)を引用
 図―8 福島産ブドウが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第14回)‐配布資料(METI/経済産業省)
(2) 第1原発の処理水タンク増設困難 経産省、敷地拡大できず:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)処理水タンク増設 今後は困難に|NHK 福島県のニュース
(4)第一原発処理水、タンク増設の可能性示唆 東電「利用効率化で空き地」 | 福島民報
(5)(1)中の資料3 廃炉事業に必要と考えられる施設と敷地(PDF形式:1,324KB)
(6)汚染水対策の状況 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(7)汚染水の浄化処理 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(8)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中の「水処理設備の分析結果⇒水処理設備の放射能濃度測定結果 」
(9)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果アーカイブ|データ|東京電力ホールディングス株式会社の「水処理設備の分析結果」
(10)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(11)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社ちゅの「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(12)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社
(13)2018年のアーカイブ|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒9月⇒ 25日
(14)2019年のアーカイブ|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒9月⇒ 24日
(15)福島第一原子力発電所における汚染水対策 (METI/経済産業省)
(16)多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会 (METI/経済産業省)
(17)(16)中の・多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 説明・公聴会資料(pdf:5518KB)
(18)復興への道筋「ついた」52% 福島県民対象の世論調査:朝日新聞デジタル
(19)多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第13回)‐配布資料(METI/経済産業省)
(20)(19)中の多核種除去設備等処理水の貯留の見通し
(21)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-
(22)福島第一原子力発電所 - Wikipedia
(23)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(24)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(25)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(26)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(27)除染情報サイト:環境省
(28)中間貯蔵施設情報サイト:環境省
(29)政経東北 - 巻頭言:中間貯蔵施設「30年後」に向けて(2018年 8月号)
(30)(1)中の資料2  貯蔵継続に係る事実関係の整理について(PDF形式:1,007KB)
(31)原発処理水、大阪湾で受け入れ=科学的根拠あれば-松井大阪市長:時事ドットコム
(32)>福島民報社
(33)(1)中の資料5 多核種除去設備等処理水の処分方法と風評抑制(PDF形式:415KB)
(34)タンク増設議論へ 第一原発処理水敷地内に限定 政府小委 | 福島民報
(35)東京電力 記者会見 17:30 | IWJ Independent Web Journal
(36)フランジタンク解体作業について [PDFファイル/2.43MB]
(37)めげ猫「タマ」の日記 「トリチウム...人体に影響見つからず」と福島民友、実は調べていない。
(38)安倍総理 「唯一の解決策だ」 辺野古移設で(15/01/30) - YouTube
(39)くだもの図鑑 – くだもの消費拡大委員会
(40)くだものづくりがさかんな福島盆地
(41)トピックス | JAふくしま未来
(42)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(43)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい

  1. 2019/09/29(日) 20:21:52|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月27日発表)―岩手産ブリからセシウム、福島産は134件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。9月27日に8月30日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が約一ヶ月で遅れで発表になりした(4)。まとめてみたので、お買い物のの参考に頂ければ幸いです。先回に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(5)。牛肉を除く厚労省発表分の検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数350件
  ②平均は、1キログラム当たり0.4ベクレル、最大31ベクレル(福島県産乾シイタケ)。
基準超はありませんが、これまでのデータを解析すると
・岩手産ブリからセシウム、福島産は134件連続ND
・福島はブドウの季節、汚染が酷い主要産地は検査せずに検査で「安全」を喧伝する福島県。
・上昇する福島県磐梯町産乾シイタケのセシウム
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.岩手産ブリからセシウム、福島産は134件連続ND
 岩手県産ブリからセシウムが見つかったと発表がありました(9)。以下に検査結果を示します。
隣県では見つかっても福島産ブリからはみつらないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―1 ブリの検査結果

 図に示す通り岩手県産だけでなく、宮城、茨城、千葉県産からも見つかっています。一方で福島県が実施した福島産ブリは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると134件連続で検出限界未満(ND)です。
 岩手県産マアジからもセシウムが見つかったと発表がありました(10)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島産マアジからは見つからいセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―2 マアジの検査結果

 図に示す通り岩手県産だけでなく、宮城、茨城、千葉、神奈川県産からも見つかっています。一方で福島県が実施した福島産マアジは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると599件連続で検出限界未満(ND)です。
 茨城県産ヒラメからもセシウムが見つかったと発表がありました(11)。以下に検査結果を示します。
隣県では見つかってみ福島産ヒラメからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―3 ヒラメの検査結果

 図に示す通り茨城県産だけでなく、岩手、宮城県産からも見つかっています。一方で福島県が実施した福島産ヒラメは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると175件連続で検出限界未満(ND)です。
 茨城県産タチウオからもセシウムが見つかったと発表がありました(12)。以下に検査結果を示します。
茨城産からは見つかっても福島産かタチウオからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―4 タチウオの検査結果

 一方で福島県が実施した福島産タチウオは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると90件連続で検出限界未満(ND)です。
 ブリにしても、マアジにしても、ヒラメにても、タチウオにしても隣県の検査ではセシウムが見つかっているのに、汚染源がある福島産から見つからないなどはおかしな話です。ブリ、マアジ、ヒラメ、タチウオ等の福島産農水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(13)が実施しています。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。
 

2.福島はリンゴの季節、汚染が酷い主要産地は検査せずに検査で「安全」を喧伝する福島県。
 福島は「くだもの王国」を自称していいます。9月からはリンゴの季節です(14)。福島のリンゴは福島市、伊達市、須賀川市が主要な産地です(15)。出荷が始まっています(16)(17)。以下に示します。
福島、伊達、須賀川市産リンゴを検査していない福島県
 ※1(18)のデータを元に(19)に示す手法で9月1日に換算
 ※2 避難区域は(20)による。
 ※3 1個が検査1件を示し(21)による。
 図―5 福島産リンゴの検査状況

 図に示す通り福島市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(22)エリアが広がっています。福島リンゴは事故から9シーズンの間、汚染された地域で作られています。
 以下に各年1から8月の福島のリンゴ主要産地(福島市、伊達市、須賀川市)の合計の葬式数を示します。
事故後に葬式が増えた福島のリンゴ産地
 ※1 (23)を各年1~8月で集計
 ※2 震災犠牲者は(24)により、死者・行方不明者を含み、関連死を含まず
 図―6 福島リンゴ主要産地3市の葬式数(各年1-8月)

 図に示すように事故後に急に増えています。そして回復することなく今も続いてます。数値を記載すると
 事故前(2010年1月から8月)3,048人
 今年(2019年1月から8月) 3,527人
で16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算すると約3億分の1でした。以下に計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(24)による。
有意差検定表

 福島県のひらた中央病院が福島産米を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(25)。以下に結果を示します。

 表―2 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※ (26)を集計
福島産許容する割合が多い郡山市、少ない相馬・南相馬市

 表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では多くの方が福島産野菜を避けています。リンゴ等の果物も同じだと想像されます。事故前と今年の葬式数は
 事故前(2010年1月から8月)878人
 今年(2018年1月から8月) 877人
で、殆ど変わりありません。
 福島のリンゴの主要産地では葬式が増えていますが、そうではない相馬市・南相馬市では増えていません。
 これに対し福島県は福島産リンゴの安全を検査で確認ししていると喧伝しています(27)。でも、図-5に示す様に福島市、伊達市、須賀川市等の主要な産地のリンゴを福島県は検査していません。それでも福島県は福島産リンゴの「安全」を検査で確認したと喧伝しています。
福島産リンゴの安全を検査で確認したと喧伝する福島県
 ※(28)を引用
 図―7 福島産リンゴの安全を検査で確認したと喧伝する福島県


 福島産は汚染され、葬式が増えた主要産地を避けた検査で安全とされ出荷されます。


3.上昇する福島県磐梯町産乾シイタケのセシウム
 福島県磐梯町産乾シイタケから1キログラム当たり31ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(29)。以下に推移を示します。
再上昇する福島県磐梯町産乾シイタケのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは製造日ないし購入日
 図―8 磐梯町産乾シイタケの検査結果

 図に示す通り、いったんは下がったのですが再上昇です。
 福島産は再びセシウムが上昇することがあります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・1ヵ月近くの遅れで発表される検査結果
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・汚染され葬式が増えた主産地を避けた検査で「安全」とされてる福島産
 ・再びセシウムが上昇することがある福島産
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(30)。9月ですが今もシーズンです。二本松市は主要な産地です(31)。福島ののピーマンは生食でも味わい良く、加熱すると柔らかくなり、独特のにおいも和らぎ風味の良いそうです(30)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(32)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。
他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(33)を引用
 図―9 福島産ピーマンが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)野生鳥獣の放射線モニタリング調査結果 - 福島県ホームページ
(4)食品中の放射性物質の検査結果について  (1149報)
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月25日発表)―茨城産シロメバルからセシウム、福島産は100件連続ND―
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(8)(4)⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:5MB)
(9)(8)中のNo14
(10)(8)中のNo20
(11)(8)中のNo2407
(12)(8)中のNo2585
(13)農林水産部 - 福島県ホームページ
(14)くだもの図鑑 ? くだもの消費拡大委員会
(15)くだものづくりがさかんな福島盆地
(16)トピックス | JAふくしま未来
(17)トピックス | JA夢みなみ
(18)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(19)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(20)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(21)福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒果物⇒ら行⇒り⇒リンゴで検索
(22)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(23)福島県の推計人口(令和元年9月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(24)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(25)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?
(26)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(27)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(28)(27)中のりんご [PDFファイル/224KB]
(29)(4)⇒3 国立医薬品食品衛生研究所における検査⇒検査結果(PDF:223KB)⇒No17
(30)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(31)ふくしまの農林水産物パンフレット中の6 ふくしまの農林水産物カレンダー① (1,056KB)
(32)(27)中のやさい編 [PDFファイル/215KB]
(33)鎌倉屋 | スーパーマーケットいちい


テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2019/09/28(土) 19:41:38|
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女の子が多く生まれる福島県葛尾村(事故から8年半)

 8月中の福島県葛尾村の赤ちゃん誕生数を見たら
  男の子 0人
  女の子 1人
でした。これで事故後に懐妊いた赤ちゃんが生まれるであろう2012年以降を福島県の発表(1)から集計すると
  男の子 31人
  女の子 50人
で、女の子が多くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的な差があるとさえる5%(2)を下回っていました。通常は男の子が多く生まれるので(3)異常な事態です。放射線影響研究所は広島や長崎で遺伝的影響が無かったことの根拠に、生まれて来る赤ちゃんの男女の比率(出生性比)(3)に異常がなかったことをあげています(4)。広島や長崎で見つからなかった事が福島では起こっています。福島の子ども達が心配です。
 福島は事故によって汚染されました。
事故から8年半、汚染されている福島
 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で9月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(7)による
 図-1 旧計画的避難区域

 図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(8)を超えた地域が広がっています。事故8年目の福島も汚染されています。
 福島事故直後に二種類の避難区域が設定されました。警戒区域と計画的避難区域です。警戒区域は事故直後の2011年3月12日に設定されました。計画的避難区域は事故後にしばらくしてから放射線量が高いことが判明し設定された避難区域で、設定されたのは事故から1ヶ月以上が過ぎた2011年4月22日です(7)。さらには、警戒区域では残された家畜は殺処分となりました(9)。一方で、計画的避難区域では一定の条件下で家畜の持ち出しが認められました(10)。計画的避難区域は逃げ遅れた、さらには家畜の持ち出し等の為になかなか逃げなった避難区域です。葛尾村の大部分と飯舘村の全域が計画的避難区域になりました。また、逆に大部分ないしは全域が計画的避難区域に指定されたのは葛尾村と飯舘村だけす(7)。事故前に葛尾村では3,448頭の牛と3,863頭の豚が飼育されていした(11)。これは葛尾村の事故前の人口1,531人(12)を超えます。事故前の飯舘村に約220戸の農家が肉牛を飼育していました(13)。両村とも畜産が盛んでした。家畜の移動で被ばくした方も多いと思います。福島事故で何かが起こるとすれば、この2村で強くでるはずです。
 2019年8月中の人口動態が発表(1)になったので、葛尾村赤ちゃん誕生数をみたら
  男の子 0人
  女の子 1人
でした。妊娠期間を280日として(14)、3月11日の280日後は12月16日なので、事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれてくるのは2012年以降です。女の子が多いので、2012年以降の赤ちゃん誕生数について調べてみました。 
2012年以降に女の子が多く生まれるようになった福島県葛尾村
 ※1(1)を集計
 ※2 各年1年間、ただし2019年は8月まで
 図―2  福島県葛尾村の赤ちゃん誕生数

 図に示す様に事故後に女の子が多く生まれるようになっています。2011年3月から18年11月を合計すると
  男の子 31人
  女の子 50人
で、女の子が多くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的な差があるとさえる5%(2)以下の3.5%でした。通常は男の子が多く生まれるので(3)異常な事態です。
 以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法な(=^・^=)の過去の記事による(15)
有意差検定表(葛尾村)

 以下に葛尾村と飯舘村合計の赤ちゃん誕生数を示します。
2012年以降に女の子が多く生まれるようになった福島県葛尾村・飯舘村
 ※1(1)を集計
 ※2 各年からの1年間、ただし2019年は8月まで
 図―3  福島県葛尾村・飯舘村の合計の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り、事故後に懐妊した赤ちゃん生まれるであろう2012年以降はは女の子が多く生まれるようになりました。葛尾村と飯舘村の事故から今年8月までの赤ちゃんの誕生数を合計すると
 男の子 201人
 女の子 254人
です。こにような事が偶然に起こる確率を計算したら1.3%でした。大部分ないしは全域が計画的避難区域となった2村(飯舘村、葛尾村)では通常とは異なり(3)、事故後は女の子が多くまれています。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果(2村合計)
 ※計算方法な(=^・^=)の過去の記事による(15)
有意差検定表(2村合計)

 福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
 福島の綺麗な女性
※(16)を引用
 図―4 福島の綺麗な女性

 でも、喜んでばかりもいられないようです。ABCCは1947年にアメリカ政府で設立された研究機関で、広島や長崎に投下さえた原爆の影響について調査しました。その後1972年に日米共同の「放射線影響研究所」に改組され(17)、現在も続いています(4)。放射線影響研究所は我が国において放射線影響に関し最も実績のある研究機関です。そこが広島・長崎の原爆投下では遺伝的影響がないとしています。その根拠の一つに生まれて来る赤ちゃんの男女比(出生性比)に異常がなかったことあげています(4)(18)。
 長崎や広島では見つからなかった事が福島では見つかっています。広島や長崎の結果を元に福島は「安全」する説明は「非科学的」です。福島の方の37.2%が遺伝的影響を心配しています(19)。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 放射線影響研究所は広島や長崎の原爆投下では遺伝的影響がない根拠に、自然死産の増加が無かったこともあげています(4)。以下に福島の事故前後の自然死産率の推移を示します。
全国の1.5倍の福島県死産率(グラフ)
 ※(20)を転載
 図―5 福島県の自然死産率の推移

 図に示す通り、事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれるであろう2012年から増えています。
 これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島の稲刈りを喧伝するNHK
※(22)をキャプチャー
 図―6 福島の稲刈りを喧伝するNHK

 福島県いわき市でも新米の放射能検査件数が35,000件を超えました(23)。同市は人口約34万人の市なので(24)、とりあえず市民が食べるのは充分な量です。同市のお米は「Iwaki Laiki」というおいしいお米です(25)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(26)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産新米はありません。
<
他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(27)を引用 
 図―7 福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県の推計人口(令和元年9月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(2)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(3)出生性比
(4)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 ? 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(7)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)警戒区域内の家畜の安楽死処分の対応に関するQ&A:農林水産省
(10)計画的避難区域及び緊急時避難準備区域における家畜の取扱い等について:農林水産省
(11)わが葛尾村の農業 -022/036page
(12)葛尾村 - Wikipedia
(13)福島・飯舘村:牧草地で牛を放牧 事故後初 - 毎日新聞
(14)妊娠期間「十月十日(とつきとおか)」の計算・妊娠週数の数え方 [妊娠の基礎知識] All About
(15)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?
(16)ローカルTime FNN被災地発...
(18)全文 - 放射線影響研究所
(19)第35回「県民健康調査」検討委員会(令和元年7月8日)について - 福島県ホームページ  資料2-1 平成29年度「こころの健康度・生活習慣に関する調査」結果報告 [PDFファイル/1.92MB]
(20)めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(21)自動運転で稲刈り 南相馬・小高で実証事業 食味や収量測定 | 河北新報オンラインニュース
(22)コシヒカリの収穫が本格化|NHK 福島県のニュース
(23)ふくしまの恵み
(24)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(25)いわき産コシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki-いわきライキ」
(26)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(27)マルト 平尼子店のチラシ・特売情報 | トクバイ
  1. 2019/09/27(金) 19:59:33|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月25日発表)―茨城産シロメバルからセシウム、福島産は100件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。9月25日に8月33日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が一ヶ月以上の遅れで発表になりした(4)。まとめてみたので、お買い物のの参考に頂ければ幸いです。先回に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(5)。牛肉を除く厚労省発表分の検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数943件
  ②平均は、1キログラム当たり0.2ベクレル、最大48ベクレル(山梨県産ショウゲンジ(キノコ))。
基準超はありませんが、これまでのデータを解析すると
・茨城産シロメバルからセシウム、福島産は100件連続ND
・福島はリンゴの季節、汚染が酷い主要産地は検査せずに検査で「安全」を喧伝する福島県。
・福島産の検査結果を発表しない厚生労働省
・デタラメな記載を発表した厚生労働省
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.茨城産シロメバルからセシウム、福島産は100件連続ND
 宮城県産マダラからシログチが見つかったと発表がありました(8)。以下に検査結果を示します。
隣県では見つかっても福島産からは福島産からは見つからないシロメバルのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―1 シロメバルの検査結果

 図に示す通り茨城産からは見つかっていますが。福島県が実施した福島産シロメバルは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると100件連続で検出限界未満(ND)です。
 従前の記事で岩手産チダイからセシウムが見つかった旨の記事を書きました(9)。データが追加になったので以下に記載します。
隣県では見つかっても福島産からは福島産からは見つからないチダイのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―2 チダイの検査結果

  図に示す通り岩手だけでなく宮城県・茨城県・千葉県産からもそこそこセシウムが見つかっています。一方で福島県が実施した福島産チダイは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると338件連続で検出限界未満(ND)です。
 海は繋がっているのに隣県では見つかるのに福島県が検査した福島産からはセシウムが見つから無いなどはおかしな話です。
 シロメバル、チダイ等の、福島産農水産物の出荷前検査は、福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(10)が実施しています。中立性に疑問があります。福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.福島はリンゴの季節、汚染が酷い主要産地は検査せずに検査で「安全」を喧伝する福島県。
 福島は「くだもの王国」を自称していいます。9月からはリンゴの季節です(11)。福島のリンゴは福島市、伊達市、須賀川市が主要な産地です(12)。出荷が始まっています(13)(14)。以下に示します。
福島、伊達、須賀川市産リンゴを検査していない福島県
 ※1(15)のデータを元に(16)に示す手法で9月1日に換算
 ※2 避難区域は(17)による。
 ※3 1個が検査1件を示し(18)による。
 図―3 福島産リンゴの検査状況

 図に示す通り福島市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(16)エリアが広がっています。福島リンゴは事故から9シーズンの間、汚染された地域で作られています。
 これに対し福島県は福島産リンゴの安全を検査で確認ししていると喧伝しています(19)。でも、図に示す様に福島市、伊達市、須賀川市等の主要な産地のリンゴを福島県は検査していません。それでも福島県は福島産リンゴの「安全」を検査で確認したと喧伝しています。
福島産リンゴの安全を検査で確認したと喧伝する福島県
 ※(20)を引用
 図―4 福島産リンゴの安全を検査で確認したと喧伝する福島県

 福島産は汚染されている主要産地を避けた検査で安全とされ出荷されます。


3.福島産の検査結果を発表しない厚生労働省
 今回の発表(4)では、福島県や県内自治体の検査結果がありませんでした。厚生労働省は福島産の出荷前検査の発表をしませんでした。余程、不都合な内容があるのでしょうか?

4.デタラメな記載を発表した厚生労働省
 今回の発表(7)では「お好み焼粉」の検査結果が688件記載されていました。以下にその例を示します。
おかしな「お好み焼粉」の検査結果
 ※(21)をキャプチャー
 図―5 「お好み焼粉」の検査結果

 図に示しように「お好み焼粉」が農産物や畜産物で、ハウス栽培や露地栽培、はてまた全頭検査です。大阪府が検査したとされる山梨産「お好み焼粉」を検査したのは「茨城県県北食肉衛生検査所又は茨城県県西食肉衛生検査所」です。どうみてもおかしな内容です。
 今回の発表(4)の「お好み焼粉」と「牛肉」を除く検査結果は
  検査 275件
  平均 1キログラム当たり1ベクレル
です。
 厚生労働省はデタラメな内容を発表しています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・1ヵ月以上の遅れで発表される検査結果
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・検査しなくとも、検査で「安全」とされてる福島産
 ・検査結果が発表されない福島産
 ・デタラメな内容が発表されるセシウム検査結果
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島県は9月22日、大相撲秋場所で優勝した力士に福島県産ネギやハクサイを贈りました(23)。福島はネギやハクサイのシーズンのようです。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには、福島産ネギもハクサイもありません。
県外産はあっても福島産が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―6 福島産ネギとハクサイが無い福島県福島市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)野生鳥獣の放射線モニタリング調査結果 - 福島県ホームページ
(4)食品中の放射性物質の検査結果について  (1148報)
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月19日発表)―宮城産マダラからセシウム、福島産は480件連続ND―
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:12MB)
(8)(7)中のNo718
(9)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月2日発表)―岩手産チダイからセシウム、福島産は332件連続ND―
(10)農林水産部 - 福島県ホームページ
(11)くだもの図鑑 ? くだもの消費拡大委員会
(12)くだものづくりがさかんな福島盆地
(13)トピックス | JAふくしま未来
(14)トピックス | JA夢みなみ
(15)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(16)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(17)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(18)福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒果物⇒ら行⇒り⇒リンゴで検索
(19)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(21)(20)中のりんご [PDFファイル/224KB]
(22)(7)中の1322ページ(No4192から)
(23)御嶽海関に「あかべこトロフィー」 知事賞贈る、大相撲秋場所:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(24)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
  1. 2019/09/26(木) 20:01:13|
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福島の外国人観光客35%増、割合は最低

福島の今年・上半期の外国人観光客が前年に比べ35%増えたのNHKや福島民友が喧伝していました(1)(2)。でも、元となった観光庁の発表(3)を集計すると福島の延べ宿泊者に対する外国人の割合は2.3%で、全国最低です。伸び率が大き目だったのは、元が小さいからです。
 福島は事故によって汚染されました。以下に航空機モニタリングより算出したセシウムの汚染状況を示します。
事故から8年半以上経て、特異的に汚染されている福島
 ※(4)のデータを(5)に示す方法で9月1日に換算
 図―1 特異的に汚染されている福島

 図に示すように国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(6)地域は概ね福島のみです。避難地域が設定されたのは「福島」のみです(7)。事故から8年半以上が経過し福島は汚染されたままです。以下に福島県観光客入込数を示します。
 道の駅を除くと観光客数の回復が止まった福島
※(8)を集計
 図―2 観光客入り込み数

 図に示す様に総数としては回復していますが、事故後に増えたのは道の駅です。道の駅の主目的は路交通の円滑な「ながれ」を支えるため、一般道路にも安心して自由に立ち寄れ、利用できる快適な休憩のための「たまり」空間です。観光施設の機能が皆無でないにしても(9)、観光地へ行くための休息場所です。純粋に観光施設ではありません。高速道路のSAやPAを観光施設にしているようなものです。図に示す様に道の駅を除くと、2013年以降は落ち込んだまま回復の兆しがありません。数値を記載すると
  2010年 5,413万人(10)
  2018年 4,498万人(11)
で、事故前比べ15%落ち込んだままです。福島が汚染されている以上は当然です。
  アメリカのYahoo(12)から"Fukushima"で検索すると福島第一原発事故関連の記事が上位に並びます。以下に画像検索結果を示します。

 ※(13)をキャプチャー
 図―3 Yahoo(米国)で、"fukushima"での画像検索結果

 海外では日本以上に福島は「核汚染」の地です。当然です。汚染された福島を観光旅行先として選ぶ外国人はそう多くないと思います。 
 ところがNHKは
「ことし1月から6月までの上半期に福島県を訪れて宿泊した外国人観光客ののべ人数は、去年より35%増加し、伸び率でみると全国3位だったことが国土交通省のまとめで分かりました。」
と喧伝していました(1)。
「福島県内に宿泊した外国人観光客数が35%増」と喧伝するNHK
 ※(1)をキャプチャー
 図―4 「福島県内に宿泊した外国人観光客数が35%増」と喧伝するNHK

あるいは福島県の地方紙・福島民友は「【9月25日付社説】観光キャンペーン/秋・冬の魅力磨いて誘客を」との社説で
 「外国人観光客は、今年上半期の延べ宿泊者数が前年同期に比べて35%増えている。」
と論じていました(2)。あたかも福島に多くの外国人客は訪れるようになったかのようです。
 観光庁の発表(1)を集計すると、今年(2019年)上半期(1-6月)に福島で宿泊された方は
  延べ4,049,320人
  うち外国人94.560人
です。全体に対する割合は2.3%です。これは全国で最低です。伸び率が大き目だったのは、元が小さいからです。これを、福島のマスコミは35%増えたことだけを喧伝しています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 伸び率が全国1位だったのは宮城県で46%、2位が新潟県で45%です(1)(3)。3位の福島ではNHKは喧伝しているので、1、2位の宮城や新潟でももっと喧伝しているかと思ったなら、NHKの宮城(14)や新潟(15)のローカルニューズを扱うウエッブサイトには外国人観光客が増えたとの内容はありませんでした。また、福島民友は本記事で取り上げた社説で
「2018年に本県を訪れた観光客は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故が起きる前年の10年の98・5%まで回復した。」
と論じていましたが、道の駅で水ぶくれしただかけで、これを除くと事故前に比べ大幅に落ち込んだままである事は論じていません(2)。福島では明るい数字だけがピックアップされ喧伝されています。でも、実態は厳しいものがあります。そして、福島の皆様の不安も解消していません。
 福島はいま、ミニトマトのシーズンです(16)。
ミニトマトのシーズンを報じる福島のローカルTV局・KFB
 ※(16)をキャプチャー
 図―5 ミニトマトのシーズンと報じる福島のローカルTV局・KFB

 伊達市などが主要な産地です(17)。福島のミニトマトは、甘味と酸味のバランスが良いそうです(16)。福島県は福島産ミニトマトは「安全」だと主張しています。でも、福島県伊達市のスーパーのチラシには福島産ミニトマトはありません。

他県産はあっても福島産ミニトマトがない福島県伊達市のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―6 福島産ミニトマトが無い福島県伊達市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県伊達市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)上半期訪日客伸び率で全国3位に|NHK 福島県のニュース
(2)【9月25日付社説】観光キャンペーン/秋・冬の魅力磨いて誘客を:社説:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)宿泊旅行統計調査 | 統計情報 | 統計情報・白書 | 観光庁⇒調査結果(集計表、報告書)⇒令和元年6月分(第2次速報値) ⇒集計結果(推移表)⇒Excelファイル
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(8)統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(9)道路:道の駅案内 - 国土交通省
(10)(8)中の22年観光客入込状況調査 [PDFファイル/732KB]
(11)(8)中の30年観光客入込状況調査 [PDFファイル/1.24MB]
(12)Yahoo
(13)fukushima - Yahoo Image Search Results
(14)NHK 東北のニュース|NHK NEWS WEB
(15)NHK 新潟県のニュース|NHK NEWS WEB
(16)KFB福島放送|トップページ
(17)ふくしまの農林水産物パンフレット中の6 ふくしまの農林水産物カレンダー① (1,056KB)
(18)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(19)保原店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール
  1. 2019/09/25(水) 19:44:26|
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福島Q&A Q26.放射線の影響は直ぐにでますか?

Q>放射線の影響は直ぐにでますか?
A>いいえ、晩発効果といって被爆後、しばらく時間をおいてから現れる症状があります(1)。

 放射線の人体への影響のあり方には「確定的影響」と「確率的影響」があります。確定的影響は「一定量の放射線を受けると、必ず影響が現れる」現象をいいます。確率的影響は、一定量の放射線を受けたとしても、必ずしも影響が現れるわけではなく、「放射線を受ける量が多くなるほど影響が現れる確率が高まる」現象をいいます。
福島で確定的影響を気にする必要はありません。重要なのは「確率的影響」です。確率的影響にはガンや白血病があります(2)。以下に概念図を示します。
確率的影響の概念
 ※(2)にて作成
 図―1 「確率的影響」の概念

 図に示した様に被ばくすればするほど、癌や白血病になる確率が増えます。
 被ばく影響には放射線を受けて数週間以内に症状が出る「急性障害」と、放射線を受けて数ヶ月から数年後に症状が出る「晩発性障害」があります(1)。広島の例では、被爆の3年目から15年目までの被爆集団の白血病出現率は対照群(被ばくしてい方)より高かったのですが、その後では両者の差はずっと縮まりました。一方固形腫瘍の潜伏期間は長く、被ばく後10年以内に発生することは稀で、いわゆるがん年齢になると多発し、被ばく後20年あるいはそれ以上にわたって出現し続けいました。一方チェルノブイリ原発事故では、小児甲状腺がんが事故後4年から確認されている事実があります(1)。以下にチェルノブイリでの甲状腺がんの発症率の推移を示します。
1990年位から増えたチェルノブイリの甲状腺癌
 ※1(3)にて作成
 ※2 年齢は発症時の年齢
 ※3 チェルノブイリ原発事故は1986年(4)
 図―2 チェルノブイリ原発事故での甲状腺癌発生率

図に示す通りチェルノブイリ原発事故では事故の4年目以降から増加が見られます。がんや白血病が被ばくしても直ぐに症状が出る訳ではありません。チェルノブイリ原発事故の被ばくにようる小児甲状腺がんの発生が正式に認められたのは事故発生から10年後です(5)。事故から8年半がたち今は症状がでなくても将来は分かりません。Q1.(6)に示す様に福島は汚染されました。
 2018年3月に復興庁が発表した「放射線のホント」には
「福島県では約190万人の人々が通常の生活を送っています。」
との記述があります(7)。あるいは、2018年10月に改定された文科省の「放射線副読本(平成30年10月改訂)」(8)には
「放射線が人の健康に及ぼす影響は、放射線の有無ではなく、その量が関係していることが分かっておいます。」
との記述はあります。どちらも、影響が出る時期については記載がありません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島に対する疑問を「めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A 」にまとめました(9)。よかったら他のQ&Aも見て下さい。
 公式には福島原発事故で死者はいないことになっています(10)。そして安倍出戻り内閣は「晩発効果」を取り上げません。8年半たってもう「安心」といいたいいようです。福島では不都合な事は、隠そうとされます。これでは福島の皆様は不安だとおもいます。
   福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(11)。9月ですが今もシーズンです(12)。福島ののピーマンは生食でも味わい良く、加熱すると柔らかくなり、独特のにおいも和らぎ風味の良いそうです(13)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(14)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。
他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(15)を引用
 図―3 福島産ピーマンが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)放射線の晩発性影響 (09-02-03-02) - ATOMICA -
(2)確定的影響と確率的影響 - 放射線の人体への影響 | 電気事業連合会
(3)放射線被曝とがんとの関連性3 | トピックス | 日本臨床検査薬協会
(4)チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia
(5)[小児甲状腺がんを追う]③ウクライナ最高権威に聞くチェルノブイリ「虚偽と真実」 ? 世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌DAYS JAPAN
(6)福島Q&A Q1.福島は汚染されていますか?
(7)風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略中の放射線のホント
(8)放射線副読本(平成30年10月改訂)(PDF版):文部科学省中の中学生・高校生のための放射線副読本 (PDF:4035KB)
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A 
(10)高市早苗 - Wikipedia
(11)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(12)ふくしまの農林水産物パンフレット中の6 ふくしまの農林水産物カレンダー① (1,056KB)
(13)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(14)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中のやさい編 [PDFファイル/215KB]
(15)イオン 福島店のチラシ・特売情報 | トクバイ
  1. 2019/09/24(火) 19:43:50|
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福島沖クロソイから54(Bq/kg)のストロンチウム、過去最高

 東京電力は福島第二原発沖2km付近でとれたクロソイから1キログラム54ベクレルのストロンチウム90が見つかったと発表しました(1)。厚生労働省の発表している基準(3)に照らせば危険ともいえるレベルです。でも、福島県は福島産クロソイの放射性物資を測定し「安全」を確認したと喧伝しています(4)。
 厚生労働省は食品のセシウム以外の放射性物質の検査は不要だと説明しています。
「放射性セシウム以外の核種(ストロンチウム90、プルトニウム、ルテニウム106)は、測定に時間がかかるため、移行経路ごとに各放射性核種の移行濃度を解析し、産物・年齢区分に応じた放射性セシウムの寄与率を算出し、合計して1mSvを超えないように放射性セシウムの基準値を設定する。」
と主張しています(3)。言い換えれば、ストロンチウム90はセシウムに対して一定の割合を想定して取り込んでいるとの説明です。でも、割合がどの程度かは記載がありません。資料から算出するしかありません。当該資料はセシウムだけなら1キログラム当たり120ベクレルまで安全だとしています。20ベクレルがストロンチウム90分です。
 セシウム137を1ベクレルを取り込むと0.013マイクロシーベルト
 ストロンチウム90を1ベクレル取り込むと0.028マイクロシーベルト
被ばくします(5)。
 セシウム137が20ベクレルは0.26マイクロシーベルト(0.013×20)
の被ばくに相当します。
 0.26ベクレル被ばくするストロンチウム90の量は9.3ベクレル(0.26÷0.28)
です。厚生労働省が想定しているストロンチウム90の「存在比率」、セシウムの10%です。
 厚生労働省の資料(3)は2012年4月に改定となった基準値を説明するためにつくらてたものです。今でもそうですが、その時点でも福島産のストロンチウム90はあまり測定されていませんでした。どこのデータを持ってきたかは記載されていませんが、福島事故でなくそれ以前のデータです。核実験(6)かチェルノブイリ事故(7)か、あるいは両方のデータを使ったとは思います。でも、核爆弾と原子炉では基本的な構造が違います。チェルノブイリと福島では条件が違います。チェルノブイリは黒鉛炉ですが(8)、福島第一は軽水炉です(7)。原子炉の形式が違います。チェルノブイリは内陸にありますが(7)、福島第一は海岸にあります(9)。
 ウラン235が核分裂をすると概ね6%がセシウム137ないしはストロンチウム90になります。半減期は共に概ね30年(セシウム137が30.17年、ストロンチウム90が28.9年)であり(10)、放射能の量の単位であるベクレル(Bq)は生成される原子数と半減期で決まります(11)。ストンチウム90とセシウム137が核分裂で作られる割合と半減期がほぼ同じなので、発生する放射能はほほ同じです。これがストロンチウム90だけ「移行経路」で10分の1になるというのが厚生労働省の説明です。
 福島と過去の放射能漏れないしは放出事故では条件が違います。「移行経路」は福島の条件で確認されるべきです。事故から8年半以上が経過したので時間はあったはずです。しかしこうした調査を(=^・^=)は知りません。
 福島第一原発では海岸に5本の井戸が設置されています。海に汚染水が流れ出す前にこの井戸から地下水をくみ上げています(12)。ただし全てを汲み上げているかは不明です(13)。
海岸付近の地下水を汲み上げる地下水ドレン
 ※1(12)に加筆
 図―1 地下水ドレン

 これを東京電力は地下水ドレンと呼んでいます(12)。以下に汲み上げた地下水の放射性物質濃度を示します。
ストロンチウム90がセシウム137比べ格段に多い地下水ドレン汲み上げ水
 ※(14)による
 図―2 地下水ドレンの放射性物質濃度

 図に示す様にセシウムは殆ど見つからないのに、ストロンチウム90は確り見つかっています。福島にはストロンチウム90だけが流出する「移行経路」があります。
 東京電力は福島第二原発沖2km沖で、福島第一原発から10km以上離れた海でとれたクロソイが1キログラム当たり54ベクレルのストロンチウム90が見つかったと発表しました(1)。
東京電力が検査したクロソイ
 ※(1)を引用
 図―3 過去最高のストロンチウム90が見つかったクロソイ

 以下に福島第一20km圏内のストロンチウム測定結果を示します。
事故から8年半以上が過ぎて過去最高を記録する福島県沖の魚のストロンチウム90
 ※(1)および(15)(16)の3ヶ月毎の<福島第一原子力発電所20km圏内海域>201*年度 第*四半期採取分を集計(*は数字)
 図―4 福島県沖魚のストロンチウム90計測結果

 図に示す様に過去最高です。事故から8年半以上へて事故後の最高値が出て来ます。この魚はすでに1キログラム当たり101.7ベクレルのセシウムも見つかっています(1)。食品のセシウム基準値は1キログラム当たり100ベクレル(2)で基準超ですが、厚生労働省は有効数字2桁で四捨五入してから基準値と比較するように指示しています(17)。有効数字2桁で四捨五入をすれば100ベクレルになり、基準値以下になるそうです(1)。ただし、基準値ギリギリです。すでに記載のとおりこの場合は厚生労働省が想定しているストロンチウムは1キログラム当たり9ベクレルで、54ベクレルはこれを大きく超えます。厚生労働省の発表している基準(3)に照らせば危険ともいえるレベルです。
 現在、福島第一原発から10km以上離れた海域では漁が行われています(18)。このクロソイも捕獲され、流通する可能性がありました。でも、福島県は
「福島県では次の農林水産物の放射性物質を測定し、安全であることを確認しました。」
との一文の下に215種の海産魚介類を記載しており、中に「クロソイ」も入っています。福島県は安全とは言えない「クロソイ」を「安全」と主張しています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 安全とは言えない福島産クロソイを「安全」強弁する福島県では福島の皆様は不安だと思います。
 福島県鏡石町の田んぼアートが見ごろをむかえました(19)。同町は米作が盛んなようです。福島のお米はおいしいとの事です(20)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(21)。でも福島県鏡石町のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産があっても福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ
 ※(22)を引用
 図―5 福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県鏡石町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社⇒魚介類の分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>⇒11日<福島第一原子力発電所20km圏内海域>2019年度 第1四半期採取分
(2)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(3)(2)中の「食品中の放射性物質の対策と現状について [1,434KB]
(4)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ海産魚介類 [PDFファイル/233KB]
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)核実験 - Wikipedia
(7)チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia
(8)黒鉛炉 - Wikipedia
(9)福島第一原子力発電所 - Wikipedia
(10)核分裂反応 - Wikipedia
(11)ベクレル - Wikipedia
(12)汚染水対策の状況 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(13)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)海洋汚染をより確実に防止するための取り組み(PDF 2.21MB)
(14)X.地下水 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社⇒地下水ドレンポンド⇒CSV
(15)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力
(16)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果アーカイブ|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(17)(2)中の食品中の放射性物質に係るっ基準値の設定に関するQ&Aについて⇒食品区分や検査に関する Q&A⇒46
(18)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです対象海域
(19)かがみいし2019田んぼアート|鏡石町公式ホームページ[福島県]
(20)食の宝庫ふくしま | ふくしま満天堂(ふくしまプライド。)
(21)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(22)鏡石店 – イオンスーパーセンター公式ウェブサイト
  1. 2019/09/23(月) 19:47:10|
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福島汚染水、大阪放流って、実現性あるの?

大阪市長が9月17日に福島汚染水を科学的根拠があれば大阪湾で受け入れもありと発言しました(1)。でも、(=^・^=)なりに調べると、福島から大阪まで運べるか?大阪の漁協の理解がえらるかなど、問題があります。
 福島第一では地下水が山から流れて来て、原子炉やタービン建屋(以下建屋と略す)に流入しています。あるいは海までに達しています。原子炉建屋にデブリ等がむき出しで放置されています。デブリ等に触れた水は放射能に汚染されます(2)。汚染されれば海に流せないので、これを汲みあげ浄化装置を通した後で海に流しています。ただし全ての放射性物質が浄化できる訳ではありません。東京電力はトリチウムは浄化できないとしています(3)。以下に福島第一汚染水のトリチウム濃度を示します。  
トリチウム濃度が下がりだした福島第一汚染水
 ※(4)(5)にて作成
 図―1 福島第一汚染水のトリチウム濃度

 図に示す様に最新では1リットル当たり100万ベクレル程度です。国の排水基準は1リットル当たり6万ベクレルですので(6)、20倍弱です。このままでは、海に流せないので東京電力は福島第一構内に汚染水タンクを作り保管しています。
増え続ける福島第一汚染水
 ※(7)(8)を集計
 図―2 どんどん増える福島第一汚染水

 福島第一の敷地の広さには限界があり、何時かは行き詰るとの見方があります。これを避ける為に、経済産業省は「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」(以下小委員会と略す)を立ち上げ、処分方法の検討を進めています(9)。そして昨年(2018年)8月末に公聴会が開かれました(10)。公聴会の資料(11)には「トリチウムは、水素の仲間で、弱い放射線を出す物質。自然界にも存在し、大気中の水蒸気、雨水、海水、水道水にも含まれている。」等のトリチウムの安全性を強調する文言は記載されており(無論、リスクを示す内容はありません)、さらに5つの処分方法を提示した後で
「海洋放出、水蒸気放出については、規制基準が存在し、国内外において放出の実績があるが、地層注入については適用される既存の基準がなく、長期モニタリングの方法も確立されていない、水素放出については、前処理やスケール拡大について研究開発が必要といった課題がある。なお、地層注入、地下埋設についてはモニタリングが将来にわたり必要な可能性あり。」
と海洋放出の優位性を強調しています。資料を見る限り、公聴会で「海洋放出」のお墨付きを得て、一気に海洋放出に進むつもりだったようです。
 ところが「海洋放出」に反対する意見が続出して(10)目論見はとん挫してしまいまいた。汚染水の海洋放出は福島の皆さんにも不評です。福島県民を対象した世論調査では反対が65%と多く、賛成は19%でした(12)。
 公聴会後の3回ほど小委員会が開かれたのですが、結論には至らなかったようです。そして昨年12月28日の第12回を最後に8月9日まで、7ヶ月以上開かれませんでした(9)。ところが8月9日に開かれました(13)。ここに、東京電力は2022年夏には、タンクがいっぱいになるとの資料を提出しました(14)。
3年後に福島第一の汚染水タンクが一杯となるとする東京電力資料
 ※1(14)を引用
 ※2 ALPS処理水は「汚染水」の最終形態(3)
 図―3 2022年夏には、タンクがいっぱいになるとの東京電力資料

 これについて大阪市長は9月17日に
、「科学的根拠があり、自然界レベルと比べて全く影響がないなら、政治家が(受け入れを)決断すべきことだ」と述べ、無害であるという根拠を国が示せば、大阪湾への放出を認める考えを示しました(1)。
大阪市長の汚染水の大阪湾放出言及を報じる福島県の地方紙・福島民報
 ※(15)を9月18日に閲覧
 図―4 大阪市長の汚染水の大阪湾放出言及を報じる福島県の地方紙・福島民報

 福島第一に保管されている汚染水の総量は東京電力の発表を集計すると
  2018年9月13日時点 1,157,391立方メートル(16)
  2019年9月12日時点 1,207,391立方メートル(17)
です。364日間で50,000立方メートル、1日当たり137立方メートル増えています。海に捨てるなら、増える分は確実に捨てなくてはなりません。余裕を見れば1日当たり200立方メートルは海洋に投棄する必要があります。
 図―1に示す様に福島第一汚染水のトリチウム濃度は1リットル当たり100万ベクレルです。一方で法定限度(告示濃度)は6万ベクレルです(18)。最低でも20倍弱、余裕をみれば40倍に薄める必要があります。薄めた後の量は1日当たり8,000立方メートルです。薄める作業は福島で実施する必要があります。第一に大阪に薄める施設を作る場合は、用地の確保、周辺住民の同意などが必要ですが、福島第一構内ならその必要はありません。福島第一では日々汚染水タンクを作り続けていますが(14)、増設の度に立地する大熊町(19)の了解を取ったとのニュースを(=^・^=)は知りません。残り時間は3年なのでスピードを重視すれば、福島第一構内に作るしかありません。第二に輸送途中の事故です。事故で汚染水が漏れても薄めてあれば、法定限度以下で安全だと強弁ができます。すると毎日8,000立方メートルの希釈汚染水を福島から大阪に運び続ける必要があります。
 理想はタンカーだと思います。だだし、タンカーは直ぐにはできません。2008年に受注したタンカーの納期は2012年との例があります(20)。4年係っています。これでは間に合いません。タンクローリーで運ぶ事になると思います。
 容量20立方メートルの大型のタンクローリ(21)が1日当たり400台(8,000÷20)必要です。以下に福島第一から大阪湾までのルートを示します。
10時間かかる福島・大阪間
 ※Google Mapで検索
 図―5 福島第一から大阪までのルート

 10時間程度かかります。日程的は1日目に福島から大阪(泊)、2日目大阪から福島で3日目は休息でしょうか?概ね3日で1往復になります。すると1,200台の大型のタンクローリーが必要になります。一方で、大型のタンクローリーは3,204台(白油3,163、黒油41)です(22)。日本の3分の1以上のタンクローリーを集められるか(=^・^=)は疑問です。
 東京都内を避けるとしたら、福島第一から常磐道で茨城県に、そこから北関東自動車道で栃木県を通過して群馬県、そこから関越道、上信越自動車道を経て長野県、中央道で岐阜県、そこら名神で岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府になります。起点と終点の福島県と大阪府を除いても、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、岐阜県、愛知県、滋賀県、京都府の7件1府の了解が必要です。了解をとるのも簡単ではないと思います。
 大阪府でも漁業が行われています。年間40億円程度の漁獲があります(23)。事故後(2016年)の福島が79億円なので(24)、かなり小規模です。それでも、海洋放出となれば大阪のお魚は多く方に避けられるようになり、売れなくなるはずです。補償交渉をまとめておく必要です。でも、大阪の漁師さんは18日、大阪市長、大阪知事に発言撤回を求める緊急抗議文を提出しました(25)。大阪の漁師さんが補償交渉に入ることはないと思います。
  大阪市長が9月17日に福島汚染水を科学的根拠があれば大阪湾で受け入れもありと発言しました(1)。でも、
・福島から大阪まで汚染水を運びきれるか
・大阪の漁師さんの同意が得られるか
などの問題があり、実現は難しそうです。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 経済産業省は福島第一汚染水の処分について「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」を立ち上げて検討しています。ただし、この「小委員会」は今年は1回しか開かれていません(26)。議論は進まないようです。図―2に示す様に、福島第一汚染水は日々増え続けています。このままでは、そのうち溢れてします。この問題で担当の経済産業大臣は「(処分方法を検討する政府の)小委員会で議論しており、その結果を見ながら判断していく」と述べるにとどめました(27)。
経済産業大臣の「小委員会の結果を見て判断」との発言を報じる福島のローカルTV局・FTV
 ※(28)をキャプチャー
 図―6 経済産業大臣の「小委員会の結果を見て判断」との発言を報じる福島のローカルTV局・FTV

 (=^・^=)には当事者意識を欠いていると見えます。こんな大臣では福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する果物にナシがあります(29)。今、福島県会津若松市ではナシ狩りが楽しめます(30)。福島はナシの季節です。福島のナシはおいしいとの事です(31)。福島県は福島産ナシは「安全」だと主張しています(32)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産ナシは無しです。
他県産はあっても福島産ナシが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(33)を引用
 図―7 福島産ナシが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県会津若松市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。 



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)原発処理水、大阪湾で受け入れ=科学的根拠あれば-松井大阪市長:時事ドットコム
(2)汚染水対策の状況 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(3)汚染水の浄化処理 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(4)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中の「水処理設備の分析結果⇒水処理設備の放射能濃度測定結果 」
(5)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果アーカイブ|データ|東京電力ホールディングス株式会社の「水処理設備の分析結果」
(6)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(7)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社ちゅの「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(8)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社
(9)福島第一原子力発電所における汚染水対策 (METI/経済産業省)
(10)多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会 (METI/経済産業省)
(11)(10)中の・多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 説明・公聴会資料(pdf:5518KB)
(12)復興への道筋「ついた」52% 福島県民対象の世論調査:朝日新聞デジタル
(13)多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第13回)‐配布資料(METI/経済産業省)
(14)(13)中の多核種除去設備等処理水の貯留の見通し
(15)>福島民報社
(16)2018年のアーカイブ|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒9月⇒ 18日
(17)>2019年のアーカイブ|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒9月⇒ 17日
(18)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(19)福島第一原子力発電所 - Wikipedia
(20)現代重工/タンカー9隻受注。納期12年、1隻9220万ドル|日本海事新聞 電子版
(21)タンクローリーの容量はどのくらい?大型・中小型のサイズ別に解説 | DriverHacker[ドライバーハッカー]
(22)調査の結果|石油設備調査|資源エネルギー庁
(23)大阪府の漁獲量・漁獲金額 | 大阪府立環境農林水産総合研究所
(24)福島県の水産業 - 福島県ホームページ
(25)大阪湾への処理水放出発言で抗議 地元漁業組合が市長と府知事に | 共同通信
(26)福島第一原子力発電所における汚染水対策 (METI/経済産業省)
(27)経産相、廃炉作業を見学 就任後初の福島入り | 河北新報オンラインニュース
(28)ローカルTime FNN被災地発...
(29)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(30)フルーツランド北会津
(31)食の宝庫ふくしま | ふくしま満天堂(ふくしまプライド。)
(32)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(33)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
  1. 2019/09/22(日) 19:42:14|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月19日発表)―宮城産マダラからセシウム、福島産は480件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。9月19日に8月13日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が37日遅れで発表になりした(4)。まとめてみたので、お買い物のの参考に頂ければ幸いです。先回に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(5)。牛肉を除く厚労省発表分の検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数252件
  ②平均は、1キログラム当たり1ベクレル、最大35ベクレル(福島県産乾シイタケ)。
基準超はありませんが、これまでのデータを解析すると
・宮城産マダラからセシウム、福島産は480件連続ND
・福島はリンゴの季節、汚染が酷い主要産地は検査せずに検査で「安全」を喧伝する福島県。
・上昇する福島県西会津町産乾シイタケのセシウム
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.宮城産マダラからセシウム、福島産は480件連続ND
 宮城県産マダラからセシウムが見つかったと発表がありました(9)。以下に検査結果を示します。
隣県では見つかっても福島産からは見つからないマダラのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―1 マダラの検査結果

 図に示す通り宮城産だけでなく北海道・青森・岩手産からもセシウムが見つかっています。一方で福島県が実施した福島産マダラは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると480件連続で検出限界未満(ND)です。
 宮城県産シログチからもセシウムが見つかったと発表がありました(10)。以下に示します。
隣県では見つかっても福島産からは見つからないシログチのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―2 シログチの検査結果

 図に示す通り宮城産だけでなく茨城・千葉産からもセシウムが見つかっています。一方で福島県が実施した福島産マダラは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると309件連続で検出限界未満(ND)です。
 宮城県産マアジからもセシウムが見つかったと発表がありました(11)。以下に示します。
隣県では見つかっても福島産からは見つからないマアジのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―3 マアジの検査結果

 図に示す通り宮城産だけでなく岩手・茨城・千葉・神奈川産からもセシウムが見つかっています。一方で福島県が実施した福島産マダラは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると593件連続で検出限界未満(ND)です。
 海は繋がっているのに隣県では見つかるのに福島県が検査した福島産からはセシウムが見つから無いなどはおかしな話です。
 マダラ、シログチ、マアジ等の、福島産農水産物の出荷前検査は、福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(12)が実施しています。中立性に疑問があります。福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.福島はリンゴの季節、汚染が酷い主要産地は検査せずに検査で「安全」を喧伝する福島県。
 福島は「くだもの王国」を自称していいます。9月からはリンゴの季節です(13)。福島のリンゴは福島市、伊達市、須賀川市が主要な産地です(14)。出荷が始まっています(15)(16)。以下に示します。
福島、伊達、須賀川市産リンゴを検査していない福島県
 ※1(17)のデータを元に(18)に示す手法で9月1日に換算
 ※2 避難区域は(19)による。
 ※3 1個が検査1件を示し(20)による。
 図―4 福島産リンゴの検査状況

 図に示す通り福島市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(21)エリアが広がっています。福島のナシは事故から9シーズンの間、汚染された地域で作られています。これに対し福島県は福島産リンゴの安全を検査で確認ししていると喧伝しています(22)。でも、図に示す様に福島市、伊達市、須賀川市等の主要な産地のリンゴを福島県は検査していません。それでも福島県は福島産リンゴの「安全」を検査で確認したと喧伝しています。
福島産リンゴの安全を検査で確認したと喧伝する福島県
 ※(23)を引用
 図―5 福島産リンゴの安全を検査で確認したと喧伝する福島県

 福島産は汚染されている主要産地を避けた検査で安全とされ出荷されます。

3.上昇する福島県西会津町産乾シイタケのセシウム
 福島県西会津町産乾シイタケから1キログラム当たり35ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(24)。以下にこれまでの検査結果を示します。
再上昇した福島県西会津町産乾シイタケのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―6 福島県西会津町産乾シイタケの検査結果

 図に示す様に一時は下がったのですが、再上昇ししています。
 福島産がセシウムが再び上昇することがあります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・37日遅れで発表される検査結果
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・検査しなくとも、検査で「安全」とされてる福島産
 ・セシウムが上昇する事がある福島産
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島県喜多方市2018年産米の全量全袋検査数は約76万件、福島県2位です(25)。同市は人口5万人弱のしなので(26)、非常に米作りが盛んな市です。福島のお米はおいしいとの事です(27)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(28)。でも、福島県喜多方市のスーパーチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県喜多方市のスーパーのチラシ
 ※(29)を引用
 図―7 福島産米が無い福島県喜多方市のスーパーのチラシ

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)野生鳥獣の放射線モニタリング調査結果 - 福島県ホームページ
(4)食品中の放射性物質の検査結果について  (1147報)
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月4日発表)―宮城産ホウボウからセシウム、福島産は322件連続ND―
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(8)(4)⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:9MB)
(9)(8)中のNo5935
(10)(8)中のNo5932
(11)(8)中のNo5962
(12)農林水産部 - 福島県ホームページ
(13)くだもの図鑑 ? くだもの消費拡大委員会
(14)くだものづくりがさかんな福島盆地
(15)トピックス | JAふくしま未来
(16)トピックス | JA夢みなみ
(17)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(18)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(19)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(20)福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒果物⇒ら行⇒り⇒リンゴで検索
(21)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(22)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(23)(22)中のりんご [PDFファイル/224KB]
(24)(4)⇒2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:123KB)⇒No10
(25)ふくしまの恵み
(26)人口データベース - 喜多方市ホームページ
(27)食の宝庫ふくしま | ふくしま満天堂(ふくしまプライド。)
(28)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(29)喜多方店 | お店を探す | ヨークベニマル
  1. 2019/09/21(土) 19:42:28|
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