めげ猫「タマ」の日記

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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(4月)―汚染食品は1週間秘匿します。「厚生労働省」ー

食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。4の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。先週に続き先月に続き、しっかり基準値超えが見つかっています。
  ①検査数6,138件中40件の基準値超え(全体の0.7%)
  ②平均は、1キログラム当たり4.3ベクレル、最大620ベクレル(福島県産ワラビ)。
  ③基準超の食品が宮城、福島、茨城、栃木
で見つかっています。
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   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(4)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2014年4月)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県


1.汚染食品は1週間秘匿します。「厚生労働省」
厚生労働省はこれまで、月曜から金曜(年末年始・祝祭日を除く)まで、発表してきましたが、5月1日からは毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)の発表にするそうです(6)。もし、月曜日にセシウム汚染食品が見つかっても、広報されるのは7日後の翌週の月曜日になります。これではセシウム汚染食品が出ても分かりません。4月中だけでも、茨城県産原木シイタケ、栃木県産コシアブラ、タラノメなどの基準値を超えるセシウム汚染食品が市場に流通しています(1)。知らずに買うリスクが増大します。
 (=^・^=)の知る限りセシウム汚染農産物は見つかっても回収されることが、殆どありません。農産物は概ね「県」の名前で生産者(産地)が表示されています。産地県はある程度の責任があると思いますが、茨城県や栃木県のHPには、(=^・^=)が見た限り市場にセシウム汚染食品が流出した旨の告知も、自主回収の要請も乗っていません(7)(8)(9)(10)。結局は市場でそのまま売られることになります。安倍出戻り内閣はセシウム汚染食品が市場で見つかっても、これを直ちに広報せず国民に食べさせることを決めたみたいです。

2.セシウム汚染食品にも新入生
 春4月、学校に新入生、職場に新人が来ますが、この4月以下の産品がセシウム汚染食品として、出荷制限が実施されました。
 栃木県日光市産タラノメ(11)
 福島県会津美里町産クサソテツ(12)
 宮城県 大崎市、気仙沼市および栗原市産のタラノメ(13)
 栃木県高根沢町産コシアブラ(13)
 福島県楢葉町産ワラビ(14)
このうち悪質なのが宮城県大崎市と気仙沼市産タラノメです。宮城県大崎市産タラノメは2012年5月に(15)、気仙沼市産タラノメは2013年5月に(16)、基準を超える放射性セシウム見つかりました。1~2年後にやっと出荷制限です。安倍出戻り総理や宮城県は危険なセシウム汚染食品に出荷制限をかけず放置してきました。


3.宮城県産牛の約4割が行方不明
 宮城、岩手、福島、栃木産の牛肉は今も出荷制限が係っていまします。ただし例外として検査して基準値以下だった牛肉は出荷が認められます(いわゆる全頭検査)(1)。だからと殺された牛さん数と、検査数が一致しなくてはなりません。
 家畜改良センターでは、全国の肉牛の履歴の記録を行っています。このことにより、国産牛肉の信頼性確保できると主張しています(17)。牛さんイベントが届ける必要があります。お肉になるなどして死亡した牛さんは登録抹消の手続きをする必要があります。2014年3月の都道府県別の登録抹消数が公表されました(18)。宮城県での
 登録抹消数は2、239件
 検査数   1、418件
で宮城県内で約4割(821頭)の牛さんが行方不明です。確かに殺しても、お肉に適さない牛さんも居るので、検査数は少なくなると思います。でもあまりに小さい数字だと思います。以下に都県別の比較を示します。
  表―1 牛のと殺数と検査数の比較(2014年3月)
  (1)(18)より作成
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 福島県ですら95%を超え、東京都は100%近くなっています。宮城県の牛さんは何処に消えたんでしょうか?まさか、高い値が出たら公表せずにそのまま出荷なんで事はないでしょうね?
 

4.宮城県岩沼市のクロダイのセシウム濃度は上昇中
 宮城県岩沼市は地図で見ると福島第一原発80kmの所にあり、放射性物質汚染地帯を北から南に流れる大河の阿武隈川の河口があります。
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  ※(19)と地図で作成
  図ー2 宮城県岩沼市と阿武隈川

 阿武隈の流れに沿って、大量の放射性物質が岩沼沖の海に運ばれていると(=^・^=)は想像しています。以下に岩沼市沖のクロダイの放射性セシウム濃度の推移を示します。
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  ※(1)等より作成
  図―3 宮城県岩沼市沖クロダイの放射性セシウム濃度推移

 (=^・^=)には上昇しているように見えます。

<お知らせ>
 これまで、食品中の放射性セシウムについては週末に「週報」を、月初めに「月報」記載してきたのですが、厚生労働省の発表の変更に伴い「週報」を週初めに変更します。

<余談>
 セシウム汚染食品が見つかっても直ぐに発表しないことを決めた安倍出戻り内閣。
 セシウム汚染食品が見つかっても放置する安倍出戻り総理
 実態が不明な産地のセシウム検査
 原発事故から3年経っても、上がる事もある放射性セシウム濃度
食品中の放射性セシウム検査を見ていると(=^・^=)は危険を感じ不安になります。怪しげな産地は避けるしかないと思います。これは風評被害でなく、正当な自己防衛です。でもれって(=^・^=)だけでないみたいです。
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  ※(20)より引用
 図―4 宮崎県産はあっても宮城県産が殆ど無い宮城県岩沼市のスーパーのチラシ

―参考したサイト様および引用いた過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(4月3週)―基準値の4倍の栃木県産セシウム汚染食品が流出ー
(4)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(5)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(6)食品中の放射性物質の検査結果について(第876報) |報道発表資料|厚生労働省
(7)栃木県/新着情報一覧
(8)栃木県/2014年4月の報道発表資料
(9)茨城県>2014年4月 プレスリリース
(10)茨城県>2014年4月のホットニュース
(11)原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の設定について |報道発表資料|厚生労働省
(12)原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の設定について |報道発表資料|厚生労働省
(13)原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の設定について |報道発表資料|厚生労働省
(14)原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の設定について |報道発表資料|厚生労働省
(15)食品中の放射性物質の検査結果について(第386報) |報道発表資料|厚生労働省中「1 自治体から入手した放射性物質の検査結果」のNo840
(16)食品中の放射性物質の検査結果について(第632報) |報道発表資料|厚生労働省「1 自治体から入手した放射性物質の検査結果」のNo968
(17)牛の個体識別業務について-牛の個体識別-業務について-独立行政法人 家畜改良センター
(18)届出情報の統計-目的別索引-牛の個体識別情報検索サービス中の「と畜頭数(平成26年4月21日公表) 」
(19)東日本大震災関連情報 放射線モニタリング測定結果等 | 原子力規制委員会
(20)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2014/05/01(木) 20:53:46|
  2. -
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