めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

不評で終わった「中間貯蔵施設説明会」

  5月31日から開催されている福島県の除染で出た放射性物質を保管する「中間貯蔵施設」の国の説明会が6月15日をもって終了します(1)。かなり不評のようでした(2)~(17)。
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 ※(17)をキャプチャー
  図―1 「中間貯蔵施設説明会」
 安倍内閣は二つの迷惑施設を計画しています。一つは福島原発事故の廃棄物を保管する中間貯蔵施設で、もう一つは沖縄県で辺野古に新たな基地をつくることです(18)。中間貯蔵施設は福島第一原発のある双葉町、大熊町に計画しています(19)
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 ※(19)を転載
 図―2 中間貯蔵施設の配置

報道などを整理すると
 ①双葉町の公務員男性(52)は、いわき市平の会場で「法律は改正できる。まして憲法を変えようとしている国だ」と指摘。「原発稼働から40年たっても、高レベル放射性廃棄物の最終処分場は決まっていない」と原子力政策とも重ねて、国への不信感をあらわにした(6)。
 ②双葉町の伊沢町長は今月、政府関係者に「説明になっていない。町民から不満が出ている」(7)
 ③大熊街の渡辺町長は「国がどんな答えを出すかが焦点だ」と先を急ぐ国にくぎを刺す。」(7)
 ④出席者から「国の誠意が感じられない」などとする声が上がった(9)。
なんて声があがったみたいです。
 極一部の人が出席して不満の声を上げたわけではなさそうです。会津若松市には大熊町から2,068人(20)、双葉町から91人(21)の合計2、159人方が避難されているそうですが、会津若松市の会場には約6分の1の370人が出席したそうです(9)。家族やグループを代表して出た方もいるとおもうので結構な出席率だと思います。
 大熊町のHP(22)に「中間貯蔵施設説明会」の配布資料が掲載されていました。これを見ると地域振興策などの重要な項目の語尾が「検討します」になっていました。「(「検討する」は)検討もしくは考慮するだけで、何も実行しないことを意味することもある(○○の導入を検討する=文字通り「検討するだけ」で、まず実行されない)。」だそうです(23)。だから地域振興策などの重要な施策は、なにもしない表現しているのと同じだと思います。
 福島県のマスコミはかなり厳しい論評をしているようです。中間貯蔵施設の管理・運営を政府でなく、環境省が設立した特殊会社の「日本環境安全事業」(JESCO)が担うとした点につて
「中間貯蔵施設の管理・運営を委託するのか。環境省は新法の制定なども検討したが、政府内での協議に時間を要し、中間貯蔵施設への廃棄物の搬入開始に法整備が間に合わなくなるため、自らが監督するJESCOの法改正で対応することにしたという。
 政府内の協議内容は定かでない。恐らく、どこの省庁で所管するかといった類いだろう。面倒な業務にはどこも関わりたくない。除染を始める際にも似たようなことがあった。環境省にはリストラ対象の特殊会社がある。業務委託すれば会社の存続も図れるし、一石二鳥ではないか。もし、そんな話で決着したとすれば、県民をばかにしている。」
なんて論評しています(24)。

<余談>
 環境省は富岡町に計画して、放射性物質が1kgあたり10万ベクレル以下の「特定廃棄物」を埋め立て処分する、管理型最終処分場に関する住民説明会(25)も終わりましたが、こちらも不評だったようです(26)(27)。
 「検討する」では不評になるのはお役人も分かっていたはずです。でも使ったのは最初からする気がないからどと思います。(=^・^=)は安倍出戻り総理が、
  ・福島県外処分の法制化⇒できるだけ曖昧にして、30年後もそのまま放置する。
  ・借地等のより跡地利用は福島県民が決めることを保証する⇒跡地利用は政府が勝手に決める。具体的には
   除染廃棄物中間貯蔵施設⇒除染廃棄物最終処分場⇒福島原発廃炉廃棄物最終処分場⇒日本の核のゴミ捨て場
  ・具体的な地域振興策の提示⇒絶対にしてはいけない(住民には出ていってもらう)
なんて考えていると思います(28)。
 「中間貯蔵施設」は福島復興には不可欠な施設ですが、できなくても(=^・^=)も安倍出戻り総理も困りません。双葉町や大熊町の方が安倍出戻り総理の「無条件設置」要求を呑むまでなにもしないと思います。福島県域の復興は難しそうです。
 最後に(=^・^=)の住む街は他の多くの街と同じく今も福島の放射性物質汚染から逃れた方を歓迎します。



―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)中間貯蔵施設の住民説明会が始まりました - 大熊町公式サイト
(2)建物補償個別に算定 中間貯蔵住民説明会開始 | 東日本大震災 | 福島民報
(3)不安、不満の声続々 いわき、南相馬両市で中間貯蔵施設説明会 | 東日本大震災 | 福島民報
(4)中間貯蔵、渦巻く不信 福島・大熊、双葉住民説明会 | 河北新報オンラインニュース
(5)血と汗の地手放せない/大熊、双葉 中間貯蔵、住民説明会(1) | 河北新報オンラインニュース
(6)「古里消える」町民不安/大熊、双葉 中間貯蔵、住民説明会(2) | 河北新報オンラインニュース
(7)両町長回答に納得せず/大熊、双葉 中間貯蔵、住民説明会(3) | 河北新報オンラインニュース
(8)「補償」また具体性なし 若松、郡山で中間貯蔵の説明会(福島民友ニュース)
(9)再開催求める声が続出 若松、郡山で中間貯蔵施設説明会 | 県内ニュース | 福島民報
(10)中間貯蔵施設 双葉・大熊町「なお不満」 説明会日程終了 | 河北新報オンラインニュース
(14)大熊、双葉町長が国側の回答に不満 中間貯蔵説明会(福島民友ニュース)
(15)具体性、最後まで欠く 「中間貯蔵説明会」日程終了(福島民友ニュース)
(16)「国の説明不十分」 中間貯蔵施設説明会終了 | 県内ニュース | 福島民報
(17)中貯の住民説明会すべて終わる - NHK福島県のニュース
(18)めげ猫「タマ」の日記 福島は6割賛成 沖縄は6割反対―安倍出戻り内閣の迷惑施設
(19)めげ猫「タマ」の日記 先が見えない福島の中間貯蔵施設
(20)平成26年6月1日現在の避難状況 - 大熊町公式サイト
(21)避難状況[平成26年6月2日現在]| 双葉町公式ホームページ
(22)【更新】中間貯蔵施設住民説明会の資料について - 大熊町公式サイト
(23)整備文 - Wikipedia
(24)【県外最終処分】なぜ、関連法なのか(6月16日) | 県内ニュース | 福島民報
(25)特定廃棄物の埋立処分計画に係る説明会が始まりました(平成26年6月10日更新)|町のお知らせ【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(26)「納得できる答えを」 説明会終了、富岡の処分場で町長(福島民友ニュース)
(27)住民説明全6回終える 富岡町の民間管理型処分場 | 県内ニュース | 福島民報
(28)めげ猫「タマ」の日記 福島最終処分場化に固執する安倍出戻り総理

6/17追記
石原伸晃環境相は16日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設建設をめぐり難航している福島県側との交渉について「最後は金目でしょ」と述べたそうです(A1)
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 ※(A2)を6月17日にキャプチャー
 図ーA1 石原環境大臣の発言を報じる福島県の地方紙「福島民報」

これで泥沼!

-参考にしたサイト様-
(A1)環境相、地元交渉「最後は金目」 | 国内外ニュース | 福島民報
(A2)福島民報
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  1. 2014/06/16(月) 19:47:50|
  2. -
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