めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島汚染食品のリスクは狂牛病汚染(BSE)牛以上

 福島汚染食品のリスクと少し前に話題になった狂牛病リスクと比較してみました。1年間で狂牛病と全期間で発生したとの同じリスクを背負う結果になりました。今後、数年は続くと思うので、福島汚染食品は狂牛病の同じのリスクです。
 福島産品が安全だと多くの方が主張しています(1)(2)(3)(4)。でも(=^・^=)はノンリスクとは思えません。そこで過去の事件と比較することにしました。福島原発事故以前で、食品の安全性で最もおおきな問題になったとは、狂牛病問題だと思います。狂牛病では全世界で280人、イギリスで176人の方が亡くなられました(5)。イギリスの人口が6,300万人程度だとすると、100万人当たりの発症率は28人(176÷6.3百万人)です。
 では福島はと言えば、福島県の生活協同組合「コープふくしま」でも同様に、実際の食事の中の放射性物質の調査を行っています。「陰膳方式」といって、家庭で実際に食べたものと同じメニューを余分にもうひとつ作ってもらい、食事中に含まれる放射線量を測定したそうです。福島市によれは年換算で0.14ミリシーベルトの被爆をする食事となったそうです(7)。
brg149707a.gif
 ※(7)を引用
 図―1 年換算で0.14ミリシーベルトの被爆と発表する福島市

 ICRPの報告書では1000mSvの被爆で5%の方が亡くなるそうです。すると100万人が0.14ミリシーベルトでは
 7人/年(100万×0.14÷1000×0.05)
です。事故から4年目ですので、28人です。福島汚染食品のリスクはこれからも続くので狂牛病汚染牛以上だと思います。

<余談>
 狂牛病も福島汚染食材も同じリスクなら同じ対策を取るべきです。狂牛病の時には、アメリカ産牛肉の輸入を禁止し、原因となる牛骨粉の製造販売の禁止したしました。 また、全日空、日本航空など航空会社の機内サービスでも、この時は「ビーフコンソメスープ」のサービスが中止などがありました(9)。でも誰も「風評被害」などとは言いませんでした。
 福島汚染食品の根本原因は汚染された福島の台地で栽培することです。だったら狂牛病と同じように福島の汚染土壌の栽培を禁止すればいいと思います。こんな事をことを主張すると「風評被害」と言われそうですが、だったらなんで狂牛病騒動が風評被害でないのか説明して欲しいと思います。
 福島では広島や長崎では見つからなかった性比異常などが見つかっています(10)。実際のリスクはこれより大きいかもしれません。これは最低限の見積もりです。まして福島産品の検査がかなり怪しいには事実です(11)(12)(13)。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県産の食品の安全性について -首相官邸ホームページ-
(2)http://www.new-fukushima.jp/
(3)福島 信夫山ネコの憂うつ
(4)ここは原発最前線の町
(5)牛海綿状脳症 - Wikipedia
(6)イギリス - Wikipedia
(7)PDFファイル:1.49MB - 福島市
(8)国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告(Pub.103) - inaco
(9)BSE問題 - Wikipedia
(10)めげ猫「タマ」の日記 8月も男の子が生まれ難い・福島県飯館村
(11)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月3週)―福島県産「大豆粕」基準超!でも出荷制限なしー
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島市の果樹園開園、でも検査はされていません。
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島県桑折町でモモの収穫が始まる!―でも福島県は検査してません。
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  1. 2014/07/07(月) 20:02:17|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:14
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コメント

ICRPは

ICRPはLNTを用いた死者数の計算は避けるべきと言ってるんだけどね。
  1. 2014/07/08(火) 08:59:36 |
  2. URL |
  3. たくや #SUe/MKNQ
  4. [ 編集 ]

Re: ICRPは

LNTモデルは1977年の国際放射線防護委員会(ICRP)勧告第26号において、人間の健康を護る為に放射線を管理するには最も合理的なモデルとして採用された。各国の国内規制もこの勧告に準じていることが多い。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8E%E7%B7%9A%E9%87%8F%E8%A2%AB%E6%9B%9D%E5%95%8F%E9%A1%8C
  1. 2014/07/08(火) 19:11:37 |
  2. URL |
  3. mekenekotama #-
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ICRP Publication 103, 2007 年勧告

集団実効線量は疫学的リスク評価の手段として意図されておらず,これをリスク予測に使用することは不適切である。長期間にわたる非常に低い個人線量を加算することも不適切であり,特に,ごく微量の個人線量からなる集団実効線量に基づいてがん死亡数を計算することは避けるべきである。
www.nsr.go.jp/archive/nsc/info/bassi_0908.pdf
  1. 2014/07/08(火) 19:36:18 |
  2. URL |
  3. たくや #SUe/MKNQ
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ReICRP Publication 103, 2007 年勧告

「委員会(ICRP)は,LNT モデルが実用的なその放射防護体系において引
き続き科学的にも説得力がある要素である」
とも言ってますね。REFは貴殿の所
福島汚染食材から身を守るのも防護だと思いますが
  1. 2014/07/09(水) 20:41:21 |
  2. URL |
  3. mekenekotama #-
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この記事

実際に死亡数を計算してるでしょ。
そこを言ってるの、分かるでしょ。
  1. 2014/07/09(水) 22:26:01 |
  2. URL |
  3. たくや #SUe/MKNQ
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Re: この記事

LNT仮説の計算結果を提示しました。それがこの記事の内容です。

  1. 2014/07/09(水) 22:41:19 |
  2. URL |
  3. mekenekotama #-
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あのね

批判のための批判では建設的な議論にならんよ。
  1. 2014/07/09(水) 23:15:19 |
  2. URL |
  3. たくや #SUe/MKNQ
  4. [ 編集 ]

Re: あのね

> 批判のための批判では建設的な議論にならんよ。
貴殿の疑問に対する(=^・^=)の考えを述べたのが?

  1. 2014/07/10(木) 01:38:59 |
  2. URL |
  3. mekenekotama #-
  4. [ 編集 ]

本当は分かってるんでしょ

>ICRPの報告書では1000mSvの被爆で5%の方が亡くなるそうです。すると100万人が0.14ミリシーベルトでは
>7人/年(100万×0.14÷1000×0.05)
>です。

ICRPはこの様な計算は避けるべきと言ってるの。
  1. 2014/07/10(木) 01:47:40 |
  2. URL |
  3. たくや #SUe/MKNQ
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ジャック バランタインさん

ジャック バランタインさんという方、ICRPの科学幹事だった方ですよね、2007年ICRP勧告の編集者ってどこかで読みましたが。
この方が、ICRPの方法で核の事故が起きた時の癌の予測ができるかと聞かれて、たくやさんがおっしゃっているように、できないと言っていますね。
その理由は、不確実性が大きすぎる、不確実性の上限が、10倍の可能性も排除できない。
http://www.euradcom.org/2009/lesvostranscript.htm

ICRPの内部被曝の評価の不確実性の話をして、上限が、10倍、100倍、などという言葉の出てくる定まらない世界なのですね。
ジャック バランタインさんが、ほとんどのケースでは10倍よりは少ないだろうって言っていますが、慰めにならない気がします。
ほとんどじゃなかったら、10倍以上になってしまう、その可能性はあるわけですよね。

これを読むと、ICRPの中にいた人自身が、ICRPの内部被曝の評価は、とても少なく見積もっている可能性があるから使えないと言っているわけです。
ということは、実際は内部被曝の被害は予測より相当大きくなるかもしれないということを考えておくべきと思います。
  1. 2014/07/10(木) 07:10:31 |
  2. URL |
  3. 身内に被爆者がいたもの #YOiJM49g
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Re: 本当は分かってるんでしょ

> >ICRPの報告書では1000mSvの被爆で5%の方が亡くなるそうです。すると100万人が0.14ミリシーベルトでは
> >7人/年(100万×0.14÷1000×0.05)
> >です。
>
> ICRPはこの様な計算は避けるべきと言ってるの。
全文と矛盾してます。
  1. 2014/07/10(木) 07:43:24 |
  2. URL |
  3. mekenekotama #-
  4. [ 編集 ]

身内に被爆者がいたものさん

>たくやさんがおっしゃっているように、できないと言っていますね。

私が避けるべきと言ってるのは、LNTのリスクを上回るような不確実性があるからということではありません。
ICRPはリスクを過小評価しないために安全マージンを取ってLNTを使ってます。
  1. 2014/07/10(木) 12:11:35 |
  2. URL |
  3. たくや #SUe/MKNQ
  4. [ 編集 ]

Re: 身内に被爆者がいたものさん

ICRP勧告は長崎、広島の知見に基づき作られていると思います。福島でま長崎・広島で見つからない事も起きています。また放射線の質が違うので、マージンがあるかは不明だと思います。

  1. 2014/07/10(木) 19:13:40 |
  2. URL |
  3. mekenekotama #-
  4. [ 編集 ]

たくやさんの引用された資料では、この方法を「職業被曝の関連の防御技法などの比較の手段」、と位置付けているけれど、福島の原状は、除染基準が空間線量0.4~0.6μSv/hと放射線管理区域並みに(なりそうに)なったり、20mSv/yまで安全と言ってみたり、もはや数値が職業被曝の領域に感じます。
食材を選ぶことなども防御技術です。
そのような地域に関係する人たちの予測を、危険の増加分として、めげ猫タマさんのようにこの方法で計算したって、別にいいのではないでしょうか。

マージンについては、時間のある時自分でも調べてみたいです。
  1. 2014/07/11(金) 00:31:33 |
  2. URL |
  3. 身内に被爆者がいたもの #YOiJM49g
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