今日(7月30日)で、新潟・福島豪雨から3年が経ちます。2012年以降、福島県西部(奥会津)には豪雨が無かった気がします。何が変わったかと言えば、柏崎刈羽原発が止まったいます。(=^・^=)は柏崎刈羽原発が止まって豪雨が止まったと思います。
今年の冬、福島県は大変な大雪に見舞われました。でも、雪国の新潟の柏崎ではそれ程でもありませんでした(1)。だったら豪雨も気になるところです。2004年と11年に柏崎刈羽原発のある新潟県中越地方とこれに隣接する福島県西部地域(会津地方西部)は大変な豪雨に見舞われました。

※(4)を転載
図―1 2011年7月の豪雨で流された只見線の鉄橋(福島県)
2011年の豪雨と時のレーダー・ナウキャストを見たら、この雨は柏崎刈羽原子力発電所付近から始まっています。

※(5)を転載
図―2 2011年7月29日のレーダー・ナウキャスト
衛星画像を見ても雨雲も原子力発電所からは始まっています。まるで、煙突から煙が出ているようです。

※(5)を転載
図―3 2011年7月29日の衛星画像
そして翌年の2012年3月に柏崎刈羽原発が停止しました。それから3回目の夏、今年も同じような豪雨は発生しませんでした。
そこで毎年5~7月の合計降水量と原発稼働率を調べてみました。5月からにしたのは、4月は停止直後を含み影響が残っている可能性を少なくするためです。

※(6)(7)にて作成
図―4 柏崎刈羽原発稼働率と降水量(柏崎)
原発が稼働率が高いと降水量が多くなっている感じです。以下に原発稼働率と降水量の相関をしめします。

※1(6)(7)にて作成
※2 集計期間は図―4に同じ
図ー5 柏崎刈羽原発稼働率と降水量(柏崎)の相関
原発の稼働率が高いと降水量も多くなっています。
<余談>
2004年の豪雨も11年の豪雨も100年1回の豪雨と言われました(2)(3)。でもたった7年の間に2回も起こっています。どちらも柏崎刈羽原発が稼働中です。柏崎刈羽原発がフル稼働すると、年間で捨てられるエネルギーの総量は1411億kWhのエネルギーが電気にならず海にすてられます。関西電力の1年間電力販売量は1418億kWhと殆ど変りません。これだけのエネルギーが捨てられたらなにが起きても不思議はないと思います(1)。東京電力は柏崎刈羽の再稼働を計画しているようです(8)。(=^・^=)は安全審査だけでなく温排水の影響調査(環境アセスメント)も必要だと思います。
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
めげ猫「タマ」の日記 福島でも大雪だが柏崎刈羽は雪が降らず―原発止まれば「豪雪」止まる―(2)
平成16年7月新潟・福島豪雨 - Wikipedia(3)
平成23年7月新潟・福島豪雨 - Wikipedia(4)
めげ猫「タマ」の日記 被災地東北の電力の為に「只見線代行バス」に乗ってください。(5)
めげ猫「タマ」の日記 柏崎刈羽原子力発電所が停止する-再稼働はあってはならない!-(6)
気象庁|過去の気象データ検索(7)
発電所データ集|原子力|東京電力(8)
特別事業計画の変更の認定について|東京電力
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- 2014/07/31(木) 20:31:35|
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