3連休も暇だったので、福島県が発表した(1)今年3月から7月末までの、福島県各地域の死者数の増加率と、積算放射線量(2)を作ってみました。こんな感じになりました。

★放射性物質汚染前(去年)に対して汚染後(今年)がどれだけ死者が増えたか割合(%)で計算しました。
★震災による死亡者は補正しています。データは(3)によります。
なんだか、積算線量に比例して死亡が増加しているみたいです。こんなことであるのかな?「猫」なりにか考えてみました。放射線て老化(加齢)を促進するとしたら、放射線が多い場所では他より、放射線の分だけ老化(加齢)が進むので、その分だけ死亡率が上がるって…
集計期間は汚染前、汚染後ともに集計期間を3月1日から7月31日の152日間です。汚染前の前年に比べ、汚染後の当年(2011年)で、死者が11.5%増えたとします。縮まった寿命は152×11.5÷100=17.5日になりかと思いました。そこで、1mSvの積算線量で何日寿命が縮むか計算してみました。結果は、下のグラフと通り3日でした。

福島市も毎月の人口や死亡者数を発表しています。そこで、福島市については、毎月のデータから同じような
計算をしてみました。結果は同じように積算線量1mSvで、寿命が3日縮むとの結果でした。

最近の研究によると老化をDNAの傷(損傷)の蓄積で説明できるみたいです(4)。放射線で健康に被害がでる理由は細胞のDNAが傷つく(損傷する)によります。でもDNAは放射線以外でも傷つきます(5)。放射線と放射線以外のDNAの傷だって、合算されて影響が出てもいいと思います。そしたら、放射線障害も加齢と考えてもいいと思います。加齢に進んだ人にはすぐに影響がでますが、若い人は年齢を重ねてから初めて影響が顕在化すると思います。
では、寿命が尽きる放射線量ってどれくらい。
積算線量は、外で測った値ですので、室内では4割程度になるそうです(6)。すると0.4mSvの被ばくで、寿命が3日縮むことになります。人生85年として、計算すると
0.4×365(日/年)×84(年)÷3=4000mSv
になります。4000mSvの放射線を浴びると50%の人が亡くなるそうです(7)。これって、偶然の一致でしょうか?
-参考にさせて頂いたサイト様―
(1)
福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口(2)
福島県ホームページ - 組織別 - 環境放射能測定結果・検査結果関連情報より集計
(3)
福島県ホームページ - 組織別 - 地震災害情報(4)
不老不死への科学 DNAの損傷と老化(5)
DNA修復 - Wikipedia(6)
松島町役場前 空気中放射線量測定結果 - 宮城県松島町(7)
myzk0405.pdf
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- 2011/10/10(月) 21:28:31|
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