fc2ブログ

めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島県域を復興しないと役人は失業する。

フクシマの復興とは、福島に住む皆様が「元」の安心した暮らしを取り戻すことだと思います。それには  
  ①放射性物質の心配のない場所に移住する
  ②モニタリング(放射性物質の観測)や除染を通じ放射線や放射性物質に遭遇する機会を減らす
 の2つの方法があると思います。でも前者を選択したら福島県の役人は失業しそうです。
 以下に福島県の市町村職員数と人口の関係を示します。
夕張市の職員数
 ※(1)より作成
 図―1 福島県の市町村職員数と人口

 当たり前の話ですが、人口が多い市町村では職員数も多く、少ない市町村では少なっています。急激に人口が減少した市町村では職員数を減らしています。以下に夕張市の人口の推移を示します。  
夕張市の人口
※(2)より作成
 図―2 夕張市の人口推移

 炭鉱が閉山したために急激に人口が減っています(3)。このままでは現状の職員数を維持するのは困難です。以下に職員数を示します。

福島県での市町村職員数と人口
  ※(4)(5)(6)で作成
 図―3 夕張市の職員数推移

 福島県が福島県民の復興を福島県域の復興(除染、生活環境整備)でなくて、福島県民を環境が破壊されていない場所への「移住」で実現しようとすると、人口が減り、福島県のお役人は「失業」の危険にさられます。

<余談>
 福島県には(=^・^=)なりに集計すると
  ①市町村職員 16,825人((1)を集計)
  ②福島県職員 28,866人(7)
  ③合計    45,691人
の役人(国を除く)がいます。この数は東電社員数35、723人(8)より多くなっています。人口が減れば失業リスクに曝されます。この方達が福島の復興の方向を決めます。(=^・^=)が福島のお役人なら、安全であろうが無かろうが「福島は安全」と言い張り、福島県域での復興を強引に進めると思います。実際にそうような役人が福島には居るみたいです(9)。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)市区町村決算ランキング 住民1000人当たりの職員数
(2)人口推移 - 夕張市ホームページ中の「人口・世帯数(住民基本台帳ベース・月別)(PDF:470KB)」
(3)夕張市 - Wikipedia
(4)平成22年公表(PDF:696KB) - 夕張市
(5)平成24年公表(PDF:502KB) - 夕張市
(6)平成25年度 夕張市の給与・定員管理等について 夕張市 類
(7)PDF形式 1588KB - 福島県
(8)従業員数の推移|企業情報|東京電力
(9)福島は安全だと主張する人の「本音」 - inu*pot*のブログ - Yahoo!ブログ
スポンサーサイト



  1. 2014/11/04(火) 19:32:02|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月1週)―福島島産の「納豆」からセシウム、でも福島県の検査は全数NDー | ホーム | 福島第一原発汚染水(11月1週)―2号機原子炉建屋近くの井戸から377万ベクレルのセシウム―>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/tb.php/1245-c3cc15fe
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)