めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月3週)―県漁連19ベクレル、福島県ND、福島県いわきのヒラツメガニー

食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、をまとめてみましたお買いものの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかり基準値超えが見つかっています(4)。
  ①検査数1,953 件中29件の基準値超え(全体の1.5%)
  ②平均は、1キログラム当たり10ベクレル、最大5,000ベクレル(福島県産イノシシ)。
  ③基準超の食品が福島、栃木,山梨で見つかっています。
食品中の放射性セシウムまとめ
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
   ※3 山梨県は全て野生のキノコ
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2014年11月3週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.福島県漁連19ベクレル、福島県ND、福島県いわきのヒラツメガニ
 福島県漁連の発表によると(7)福島県いわき市沖で捕れたヒラツメガニから1キログラム当たり18.6ベクレルの放射性セシウムが見つかったと発表がありました。でも福島県の2014年度の検査では26件全数が検出限界未満(ND:セシウムが見つからい事)でした。以下にいわき市産のヒラツメガニの福島県漁連と福島県の検査結果を示します。
福島県が検査すると低くなるヒラツメガニのセシウム濃度
  ※1(1)を集計
  ※2 凡例中の県漁連は福島県漁連を示す。
  ※3 福島県の検査は全て福島県農業総合センター
  ※4 NDは検出限界未満(セシウムが見つからい事)を示す。
  図―2 福島県漁連と福島県のヒラツメガニの検査結果

 検査結果が合わないので、福島県か福島現漁連のどちらかの検査が間違っています。以下に福島県と茨城県の沿岸部を示します。
福島・茨城沿岸部
 ※(4)を転載
  図―3 茨城・福島沿岸部

 福島県いわき市と茨城県北茨城市は県境を挟み隣り合っています。いわき市のお魚の方が北茨城市のお魚より福島第一原発に近い分だけ、セシウム汚染が酷いと考えるのが普通です。でも検査結果を見ると逆です。以下に福島県いわき市と茨城県北茨城市のマダラのセシウム濃度の推移を示します。
茨城県より低く出るおかしな福島県のマダラの検査
  ※1(1)を集計
  ※2 福島県の検査は全て福島県農業総合センター
  ※3 NDは検出限界未満(セシウムが見つからい事)を示す。
  図―4 福島・茨城県境付近のマダラのセシウム濃度推移

 福島県漁連とも茨城県とも整合性の取れない福島県の検査が間違っているのは明らかです。
 蛇足ですがいわき産のヒラツメガニの名誉の為に書き加えるなら、この程度のセシウムでは問題なとおもいます。しかも福島県の検査を大部分を実施する福島県農業総合センターと違い(8)福島県漁連の検査体制はHP(7)を見る限り確りしています。でもストロンチウム90は知りません(9)

2.福島県産米は今年もセシウム入り
 福島県は福島県産米は全数検査しているので「安全」であると主張しています(10)。でも検査は「全袋検査」と呼ばれる簡易検査で福島原発事故に導入された検査なので、従前のゲルマニウム半導体による「精密検査」と比較して、初めて精度が担保されます。でも福島県のHP(10)を見る限りはそのようなデータはありません。仕様はいろいろと書いてありますが、仕様通りの検査が出来ていることを確認するデータはありません。(=^・^=)は以前に福島県のデータから測定誤差を推定すると非常に大きく(基準値の75%以上)およそ「検査」と呼べるものではありません(11)。
 横浜市の検査で福島産米からセシウムが見つかりました(12)。厚生労働省(1)の発表を集計すると、2014年度の福島県産米の精密検査結果は福島県による検査の発表なく、消費地の検査が4件あるのみです。そのうちの1件からセシウムが見つかりました。確かに基準値以下ですが、4件に1件でセシウムが見つかるようでは心配です。

3.富岡町産のシロメバルのセシウム濃度が上昇中
 図―2に示すように福島県富岡町は福島第一原発の直ぐ南側にあります。以下に富岡町産のシロメバルのセシウム濃度の推移を示します。
二週連続基準超えの富岡のシロメバル
  ※1(1)を集計
  ※2 福島県の検査は全て福島県農業総合センター
  ※3 NDは検出限界未満(セシウムが見つからい事)を示す。
  図―5 福島県富岡町産シロメバルのセシウム濃度推移

 福島県の検査ですが、基準値以下がしばらく続いたのですが2週連続の基準値超えです。福島産のセシウム濃度は下がってもまた上がることがあります。

<余談>
 ・間違った検査で出荷される福島産
 ・根拠が曖昧な「簡易検査」で安全とされる福島産
 ・下がってもまたセシウム濃度が上がるかも知れない福島産
これでは「福島産、食べて応援あの世行き」って感じです(13)。(=^・^=)は
 「行かない」「買わない」「食べない」
のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないみたいです。福島県産米は大変おいしく(14)、しかも「全袋検査」を実施ているので「安全」だそうです(10)。でも福島県いわき市のスーパーのチラシには福島県産でなく他県産米の米が載っていました(15)。
福島産米がない福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(15)をキャプチャー
 図-6 他県産米が載っている福島県いわき市のスーパーのチラシ


―参考したサイト様および引用いた過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第905報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月2週)―福島のシイタケは2ベクレル、でも茨城は20ベクレルー
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです 
(8)めげ猫「タマ」の日記 フクシマは食べませんが19.6%に増加―当然です―
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島県沖シラス漁再開―ストロンチウム90は9ベクレル?―
(10)水田畑作課 - 福島県ホームページ
(11)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月)―福島全袋検査はデタラメ満開ー
(12)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒No5334」
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島産食べて応援、あの世行き
(14)福島でも有数の米の産地、会津地方。その品質は折り紙付きです! | ふくしま 新発売。
(15)好間店 | マルト - 店舗情報
スポンサーサイト

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2014/11/18(火) 19:59:58|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<消費税が経済を委縮させる理由 | ホーム | 福島は現職当選ドミノ-背後にあるのは「あきらめ」>>

コメント

いつも拝読しています。
そして分かりやすく図解、解説していただき助かっています。

福島の米・・・美味しいんですよね。
でも買わないし、流通してほしくありません。


NDにしたい福島県。

子どもの口に絶対入れないよう生きていくつもりです。
  1. 2014/11/20(木) 10:43:24 |
  2. URL |
  3. まいまい #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/tb.php/1259-8e7dcfc0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)