めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

女の子しか生まれない福島県川俣町(2014年10月)

福島県が発表している2014年10月中の人口動態(1)を見たら、福島県川俣町で生まれた赤ちゃんは
  女の子 9人
  男の子 2人
で殆ど女の子しか生まれないって感じです。川俣町に隣接する飯館村、浪江町など全域が避難区域になった村と隣接していますが、川俣町は一部は避難区域になり(2)避難区域から避難された方も含め大部分の方が福島原発事故後も町に残りました(3)
 以下に川俣町の男女別の赤ちゃん誕生数を示します。
女の子が多い川俣町の赤ちゃん誕生数
 ※(1)より集計
 図―1 福島県川俣町の赤ちゃん誕生数


2013年7月くらいから女の子の誕生数が男の子の誕生数を上回るようになりました。2013年7月から14年10月で集計すると
  男の子 31人
  女の子 51人
で女の子が多くなっています。通常は男の子が多く生まれるので(4)、異常な事態です。偶然に起こる確率を計算したら2.7%ですのでおよそ偶然とは思えません。。
 川俣町は避難区域を含みますので、人が住む場所としては放射性物質汚染がもっとも酷い所です。
放射性物質に汚染された川俣町
 ※(5)より作成
 図―2 福島県川俣町と周辺市町村
 
 このような現象は川俣町だけではありません。避難区域の中で避難完了が福島原発事故後3ヶ月過ぎの6月22日となった福島県飯館村(6)では、原発事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれる2011年12月頃から男の赤ちゃんが少なくなっています。

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 ※(7)を転載
 図―3 福島県飯舘村の赤ちゃん誕生数

また、同じく避難区域を抱える南相馬市ではこのような現象は起こっていません。
南相馬市の赤ちゃん誕生数
 ※(1)を集計
 図―4 福島県南相馬市の赤ちゃん誕生数

南相馬市と川俣町の違いを調べたら、南相馬市は学校給食の食材の産地を公表していますが(8)、これを見ると福島県内でも比較的放射性物質汚染が少ない会津産以外の福島県産は使っていません。それどころか「県外国内」との表記まで使っています。
県外国内と産地表示する南相馬市
 ※(9)を抜粋
 図―5  給食の産地に「県外国内」を明記する南相馬市

 保護者の間に福島産に対する抵抗感が強いと思います。ご家庭でも保護者を含め、福島産は避けていると思います。
 2013年、14年の精密検査はありませんが2012年に8件の米が精密検査にかけられいます(9)。うち6件は基準値の1キログラム当たり100ベクレルを超えており、最大は平均で1キログラム当たり160ベクレルでした。川俣町も給食の食材の産地を公表していますが(10)、それを見ると過去に基準超えのセシウムが見つかった「地元産米」を平気で使っています。保護者の間に福島産に対する抵抗感が弱く、ご家庭でも保護者を含め、福島産は食べていると思います。
 ①1部が避難区域になっていて、福島産に対する抵抗感が弱い川俣町では、生まれてくる赤ちゃんの男女のバランスが狂っている。
 ②1部が避難区域になっていても、福島産に対する抵抗感が強い南相馬市では、生まれてくる赤ちゃんの男女のバランスは正常である。
これは事実です。

<余談>
男の子が生まれなくても、女の子が生まれれば問題ないと多くの方が考えると思います。まして、福島県の女性は隣の宮城や茨城の女性に比べ綺麗です。
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 ※(11)をキャプチャー
 図―6 福島県郡山市で開かれたTGCに登壇する福島県の綺麗な女性

 でも他に影響がないか心配です。放射線影響研究所は、放射線による遺伝的欠陥が生じてないことの根拠の一つとして、広島・長崎では赤ちゃんの男女の比率(出生性比)に異常が認められなかったことを挙げています(13)。通常は男の子の方が多く生まれます(4)。でも福島産に抵抗感の弱い福島県川俣町は逆転現象が起こっています。放射線による遺伝的欠陥が生じてないことの根拠の一つが崩れたのは間違いないと思いまいます。
 以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
  ※1 計算方法は(11)による。
有意差検定表



-参考にしたサイト様および引用した過去の記事‐
(1)福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口
(2)過去の避難指示等について(METI/経済産業省)
(3)福島県ホームページ - 組織別 - 地震災害情報中の「平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(第1134報)」
(4)出生性比
(5)原子力規制委員会による航空機モニタリング結果(平成25年5月13日公表以降) | 原子力規制委員会
(6)飯舘村 - Wikipedia
(7)めげ猫「タマ」の日記 女の子しか生まれない福島県川俣町
(8)学校給食食材放射能分析の取り組み - 南相馬市
(9)学校給食食材等放射能分析結果(平成26年9月) - 南相馬市中の「学校給食食材等放射能分析結果 9月 第4週⇒•学校給食食材等放射能分析結果 グループD [48KB pdfファイル]」
(10)食品中の放射性物質の検査結果について(第528報) |報道発表資料|厚生労働省中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
⇒No109~No117」
(11)学校給食 - 川俣町公式ホームページ
(12)めげ猫「タマ」の日記 原発事故から3年半―若い女性が逃げ続ける福島県
(13)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(14)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
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  1. 2014/11/25(火) 19:34:44|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

「放射線による遺伝的欠陥が生じてないことの根拠の一つが崩れたのは間違いないと思いまいます。」その通りだと思います。
  1. 2014/11/25(火) 20:57:46 |
  2. URL |
  3. 田中冽 #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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