めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島第一原発汚染水(12月1週)―福島沖のセシウムは上昇中―

 福島第一原発の12月1週(12月1日から12月7日)の状況を纏めてました。先週に続き高濃度の汚染水が見つかっています(1)。
 ①外洋から全ベータ、セシウム等の放射性物質(2)(6)。
 ②地下すバイパスからのトリチウム排出量が累計約2,946で億ベクレル突破
 ③海岸付近の井戸のからは高濃度の放射性物質(8)
 ④福島沖きのセシウムは上昇中
1.外洋から全ベータ等の放射性物質
 今週も先週に続き、外洋から放射性物質が見つかっています。また排水路からも放射性物質が見つかっているので、海に流れ込み汚染を酷くすると思います。
外洋の汚染状況
 ※1 (4)(5)(6)(7)で作成
  ※2  数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3  集計期間内の最大値
  ※4  全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質(8)
 図―1 福島第一原発近傍の海および排水路での放射性物質濃度

採取日と1リットル当たりの値は以下の通りです(5)(6)。
 ①5,6号機放水口北側
   全ベータ  14ベクレル(12月2日採取)
 ②南放水口
   全ベータ 14ベクレル(12月2日採取)
 ③排水溝出口(T-2)(12月5日採取)
   セシウム137 2.4ベクレル
 ③排水路C-2-1地点(12月1日採取)
   セシウム134 2.5ベクレル
   セシウム137 14ベクレル
   全ベータ    35ベクレル
です。以下に南放水口の放射性物質濃度の推移を示します。
下がらない外洋の放射性物質濃度
  ※1(4)(5)を集計
  ※2 NDは検出限界未満を示します。
 図―2 の放射性物質濃度

 下がる気配がありません。

2.地下バイパスからのトリチウム排出量が累計で2,946億ベクレル超
 地下水バイパスは、福島第一原発の汚染水対策として原子炉建屋に侵入する前の地下水を事前に汲み上げ汚染水の発生を抑えようとするものです(9)。海に流す水からは「トリチウム」が見つかっているので、(=^・^=)は立派な汚染水だと思います。
 地下水バイパスから放流されたトリチウムの総量を濃度×排出量の合計で計算したら約2、900億ベクレルを超えました。
増え続ける地下水バイパスからのトリチウム排出量
  ※(10)(11)を集計
  図―3 地下水バイパスの累積のトリチウム放出量

 トリチウムどの程度まで安全か危険かよくわかっていないと(=^・^=)は思います(12)。(=^・^=)には心配なことがあります。地下水バイパスより山側(上流)の井戸から高濃度の放射性物質が見つかっています。
高濃度の放射性物質が見つかる山側井戸
 ※1 (13)(14)(15)を集計
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 集計期間内の最大値
 図―4 地下水バイパスと山側(上流井戸)の放射性物質濃度

がやて海側に流れ、地下水バイパスや海を汚染しそうです。

3.海岸付近の井戸の放射性物質濃度が急上昇
 東京電力は福島第一原発の海岸付近やタービン建屋周りの井戸の地下水の放射性物質濃度を調べています(6)。以下にそこでの放射性物質濃度を示します。
高濃度に汚染されている福島第一護岸の地下水
 ※1(6)を集計
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 集計期間内の最大値
 図―5 海岸付近の放射性物質濃度

 この中で(=^・^=)が一番気になったのはNo1-8井戸です。
トリチウム濃度の記録を更新したNo1-8井戸
 ※(5)(6)を集計
 図―6 No1-8井戸の放射性物質濃度

 全ベータもトリチウムもどんどん上昇しています。そしてトリチウムは1リットル当たり71,000ベクレルに達し,過去最高を記録しました。

4.福島沖のセシウムは上昇中
 福島第一原発内や福島第一直近の海で放射性物質が見つかると、付近の海も心配です。原子力規制委員会が付近の海の放射性セシウム濃度の推移を発表しました(16)。(=^・^=)目には上昇傾向にあるポイントがあるように見えました。以下に紹介します。
セシウム濃度が再上昇した福島県沖の海水(T-14)
  (a)T-14ポイント

セシウム濃度が再上昇した福島県沖の海水(T-D1)
  (b)T-D1ポイント

セシウム濃度が再上昇した福島県沖の海水(T-D9)
  (c)T-D9ポイント

 ※(16)中の「、福島沿岸の海水の放射能濃度の推移【PDF1.4MB】」を抜粋・加筆
 図―7 福島第一原発近傍の放射性セシウム濃度

以下に観測ポイントの位置を示します。
再上昇した観測ポイント
 ※(16)中の「、福島沿岸の海水の放射能濃度の推移【PDF1.4MB】」および(17)にて作成
 図―8 海洋汚染観測ポイント

こうなってくると海の生き物が心配です。以下に福島県漁連が測定したいわき市沖の「ヒラツメガニ」のセシウム濃度の推移を記載します。
再上昇するヒラツメガニのセシウム濃度
 ※1(18)にて作成
 ※2 測定は「福島県漁連」にて実施
 図―9 福島県沖「ヒラツメガニ」のセシウム濃度推移

 確り上昇しています。

<余談>
 福島県の地元紙の福島民友の報道によると、福島の森林にばら撒かれた「セシウムそのものの蓄積量は大きく変化していない」との報道がながれました(19)。
 安倍出戻り総理は福島は安全であり、福島を避ける行為は「風評被害」と福島を恐れる多くの人を非難しています(20)。でも福島第一原発の汚染水の状況を見ていると「風評被害」は安倍出戻り総理が福島原発事故を誤魔化すために着けたレッテルに見えます。(=^・^=)は怖いので
 「行かない」「買わない」「食べない」
のフクシマ3原則を決めています。でもこれは(=^・^=)だけではないみたいです。福島県知事によれば福島産米はおいしいそうです(21)。
福島産米は美味しい?福島県知事
※(22)をキャプチャー
 図ー10 福島県産米は美味しいと主張する福島県知事

でも福島県相馬市のスーパーのチラシには他県産米が載っていました(23)。
他県産米が載っている福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(23)を抜粋
 図ー11 他県産米が載っている福島県相馬市のスーパーのチラシ


本記事、選挙運動とも取られかねない内容があるのでメールアドを付記します。
aityan2000@excite.co.jp

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発汚染水(11月5週)―海岸井戸のストロンチウム90は上昇中―
(2)サンプリングによる監視|東京電力
(3)報道配布資料|東京電力
(4)(2)中の「1.海水(港湾外近傍)」を11月30日に閲覧
(5)(3)中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」
(6)2014年11月21日福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 917KB)
(7)(2)中の「タンクの水漏れに関するモニタリング⇒南放水口・排水路」
(8)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の地下水バイパスについて
(10)一時貯留タンクの運用状況|東京電力
(11)福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について(続報)|東京電力
(12)めげ猫「タマ」の日記 トリチウムは危険・安全?
(13)(3)中の「タンクの水漏れに関するモニタリング⇒H4エリア周辺観測孔」
(14)(4)中の「揚水井の分析結果」
(15)(4)中の「福島第一原子力発電所構内H6エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果について(H6エリア周辺)」
(16)<平成26年12月1日東京新聞朝刊の報道について|新着情報|原子力規制委員会/a>
(17)
東日本大震災関連情報 放射線モニタリング測定結果等 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング (平成25年11月2日~19日測定) 平成26年03月07日」
(18)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです中の「これまでに各漁協が行った自主検査結果についてご覧いただけます⇒◆ いわき地区」
(19)森林のセシウム量変わらず 濁り水に比較的高い濃度(福島民友ニュース)
(20)めげ猫「タマ」の日記 嘘つき安倍出戻り総理
(21)内堀知事、県産米PR 東京で初のトップセールス | 県内ニュース | 福島民報
(22)スイッチ20141205 TUFchannel
(23)Webチラシ情報 | フレスコキクチ
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  1. 2014/12/07(日) 20:33:27|
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