文部科学省が出した「放射線に関する副読本」の高校生用の15ページに
「、がんに集中的に放射線を当てて、周りの正常部
位(細胞)のダメージを少なくし、がん細胞を消滅させることが可能に
なっています。」
と書いてありました(1)。まるで、放射線で「癌」が治るみたいです。本当かなと思い、国立がんセンターのHPを見てみました(2)。そこに、たとえば「肺がん」について
「抗がん剤と組み合わせて治療すると、放射線単独よりも生存期間が延長することがわかってきました。」
と書いてありました。放射線単独では、がんは治らないみたいです。また
「III期非小細胞肺がんの5年生存率は10%前後です。」
とも書いていました。放射線治療で助かる人は、進行状況によっては、助かる人は10%です。90%の人は、亡くなっています。とても「がん細胞を消滅させること」ができるととは思えません。
<余談1>
生徒のみなさん。先生に是非、質問してみてください。
私の〇〇が、癌になったけど、放射線治療なら必ず治る?
〇〇は、たとえばペットでもいいと思います。猫も「癌」になります(3)。
<余談2>
文部科学省の副読本がひどいので、「猫」なりに、>
めげ猫放射線の解説を作ってみました。暇なら見てください。またご批判や説明不足(読んでもわからない)もあると思いますのでご連絡いただければと思って―ます。
(1)
放射線等に関する副読本の作成について(2)
放射線療法総論:[がん情報サービス](3)
猫のガン 症状
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- 2011/10/22(土) 21:51:43|
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