文部科学省が出した「放射線に関する副読本」(1)にこんな箇所がありました。

まるで、ジャガイモの発芽抑制にガンマ(γ)線が使われているみたいです。ところが、本文では、
「 じゃが芋に放射線を当てて、芽が出るのを防ぐことが
できます。」(中学生向け17頁)と書いてあるだけで、実際に使われているか分かりません。「猫」なりに気になったので調べてみました。
ジャガイモの放射線による発芽抑制は、「北海道の士幌町農業協同組合が実施しているのみ」で、さらに「普及率は低く」なっています(2)。処理量は「年間処理量は8千トンにとどまっている」そうです(3)。2008年のジャガイモの日本での生産量は、274.3万トン(4)みたいなので、0.3%以下のジャガイモしか、放射線を照射した処理が実施されてないみたいです。放射線に照射されるジャガイモは極めて例外的です。
<余談1>
先生に聞いてみてください。ジャガイモにガンマ(γ)線が照射さると

こんな表示がつくそうです(5)。見たことないけど、本当にジャガイモに放射線をあてて発芽を抑えるのって使われているのですか?、
★「猫」も見たことがありませ。見た方は、ご連絡をお願いします。メルアドは<余談2>に記載したHPにあります。
<余談2>
文部科学省の副読本がひどいので、「猫」なりに、>
めげ猫放射線の解説を作ってみました。暇なら見てください。またご批判や説明不足(読んでもわからない)もあると思いますのでご連絡いただければと思って―ます。
(1)
放射線等に関する副読本の作成について(2)
ジャガイモ - Wikipedia(3)
食品に対する放射線照射(食品照射) (08-03-02-01) - ATOMICA (4)
http://www.jrt.gr.jp/stat/potato_201004.pdf(5)
ニュースペーパー2009年7月号|ニュースペーパー|フォーラム平和・人権・環境
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- 2011/10/23(日) 22:49:55|
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