日本ガイシのホープページ内に
「既設のNAS電池につきましてはお客様での運転の停止をお願いするとともに、新規案件の出荷についても個々のお客様のご事情に応じた対応をいたしております。」
との記事が載っていました(1)。日本ガイシは、自社が製造したNAS電池の使用をやめるように顧客に依頼していますし、出荷も停止しているように、見えます。ついでゆうと日本ガイシしかNAS電池を作っていません(4)
NAS電池は、今年(2011)の電力不足の対策として一寸は注目されたみたいです(2)。実際、東北電力も、電力不足対策として来年1月には導入する予定でいます(3)。NAS電池はあまり聞きなれない名前ですが、「猫」なりに調べてみました。そしたらNAS電池の特徴として
「(NAS電池は)コンパクトなため、揚水発電と同様の機能を都市部などの需要地の近辺に設置できる。また出力変動の大きな風力発電・太陽光発電と組み合わせ出力を安定化させたり、需要家に設置して、割安な夜間電力の利用とともに、停電時の非常時電源を兼用できる。また構成材料が資源的に豊富」(4)との記事を見つけました。
発電所の能力が余っているとき、電気を貯めて、不足したら放電するのに向いていると思いますし、今年の夏は使われたと思います。でもこれからは分かりません。
<余談>
来年の夏の電力をどうするか、電力会社は原子力発電所の再開で、乗り切ろう思っているとおもいます(5)。でも、再開は無理だと「猫」は思います。九州電力のやらせ問題や東京電力の黒塗りマニアルなど、不信は広がっています。絶対に「無理」だと思います。そしてNAS電池の問題、今年は乗り切れましたが来年は?
(1)
2011年10月25日 本日の一部報道について|ニュース|日本ガイシ株式会社(2)
大容量の蓄電可能なNAS電池 日本ガイシ、生産能力増強 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)(3)
大容量「NAS電池」の設置について~今冬の供給力対策として国内最大規模のNAS電池を設置~| 東北電力(4)
ナトリウム・硫黄電池 - Wikipedia(5)
東京電力は原子力発電所をあきらめていない。
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- 2011/10/25(火) 22:32:33|
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