めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島第一原発のタービン建屋汚染水は外に繋がっている

 福島第一原発周辺の海の放射性物質濃度が下がりません。(=^・^=)なりに調べたら、トリチウム濃度の高いNo1井戸とタービン建屋のトリチウム濃度が同期しており、タービン建屋のトリチウムが直接流れて込んできている推定になりました。
 東京電力は福島第一原発付近の海水の放射性物質濃度を定期的に測定しています(2)。以下に「6号機取水口前」の海水の放射性物質濃度の推移を示します。
下がる気配のない福島第一原発近傍の海水の放射性物質濃度
 ※(2)を集計
 図―1 6号機取水口前の海水の放射性物質濃度

全ベータは基準値の一つである「告示限度」の1リットル当たり30ベクレル(3)を超えることがままあります。以下に6号機取水口前の位置を示します。
高い濃度の放射性物質が見つかる6号機取水口前
 ※(2)およびGoogle mapで作成
 図―2 6号機取水口前

 港湾内ですが、港湾が外洋と繋がっています。いつかは外洋に出てしまうと思います。
 どこから来るのか、(=^・^=)なりに調べてみました。以下に福島第一原発内の地下水位の分布を示します。
海岸付近ではタービン建屋内より低い地下水位(平面図)
 ※1(3)抜粋
 ※2 距離は地図と照合し(=^・^=)が追加
 図―3 福島第一原発の地下水位

 東京電力は福島第一原発の周囲の地下水位よりタービン建屋の水位を低く設定しており、タービン建屋内の汚染水が漏れ出す心配はないと主張しています(4)。でも図―3に示すように海に近づけば地下水位は下がります。以下に水位の断面を示します。
海岸付近ではタービン建屋内より低い地下水位(断面図)
 ※図―3より作成
 図―4 福島第一原発水位断面

もし図―4に示す「赤線」部分の流れがあれば容易にタービン建屋の汚染水は外に漏れます。
 以下にタービン建屋とNo1井戸に隣接するNo1-17井戸の水位を示します。No1-17井戸が低くなっています。
海岸ではタービン建屋より低い地下水位(グラフ)
 ※(5)(6)にて作成
 図―5 タービン建屋とNo1-17井戸の水位

No1やNo1-17井戸のタービン建屋からの汚染水が流れ込む可能性があります。以下にほほ南北方向に一直線に並ぶNo1-16,No1-14、No1井戸および隣接するNo1-17井戸の放射性物質濃度の推移を示します。対数表示で慣れない人には分かりにくくてしませんが、タービン建屋から遠いNo1およびNo1-17井戸のトリチウム濃度が高くなっています。
海岸付近の井戸で高いトリチウム濃度
 ※(2)を集計
 図―6 各井戸の井戸水のトリチウム濃度推移

以下に図―3の井戸の部分の拡大を示します。
各井戸の地下水位
 ※(2)(3)にて作成
 図―7 護岸部の地下水位と井戸

図―7に示す通りNo1-14、No1-16井戸はタービン建屋の水位より高い水位3m以上の位置にありますが、No1,No1-17はこれより低い位置にあります。物理的にはタービン建屋の汚染水が流れ込んでも不思議はありません。
 以下にNo1井戸とタービン建屋のトリチウム濃度の推移を示します。
タービン建屋の濃度に同期するNo1井戸のトリチウム濃度
 ※(2)(7)で作成
 図-8 No1井戸とタービン建屋のトリチウム濃度

 同じ傾向で変化しています。No1の方が低いですが、流れている途中で薄まるためと思います。No1井戸とタービン建屋は繋がっています。

<余談>
 同じような繋がりがタービン建屋と海との間にあっても不思議ではないと思います。状況はコントロールされていると言った方がいますが(8)、状況をコントロールするにはタービン建屋の水位を海抜0m以下に下げ海に流れでないようにする必要があります。それでも東京電力は、タービン建屋の周囲より水位が低から外に漏れないとの説明をしています(4)。福島の地方紙の福島民友は1月9日の社説で
「いわれのない風評を防ぐためには、正しい情報の提供と透明性の確保が不可欠だ。」
と述べていますが(9)、(=^・^=)が見る限り「正しい情報の提供」も「透明性」もない気がします。(=^・^=)は怖いので
 「行かない」「買わない」「食べない」
のフクシマ3原則を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないみたいです。福島でも今はイチゴの出荷がされているそうです。美味しいそうです(10)。しかも検査を「定期的に継続しており」安全だそうです(11)。でも福島県福島市のスーパーのチラシには福島産イチゴは載っていません(12)。
他県産はあっても福島産イチゴが載っていない福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(12)を抜粋
 図―9 福島産イチゴが載っていない福島県福島市のスーパーのチラシ

 仕方がないことです。今年は今も全村が避難区域になっている福島県飯舘村でイチゴの出荷が再開されたそうです(13)。飯舘村はイチゴの産地としては最も放射能汚染の酷い場所です。(=^・^=)は心配なので、検査結果を検索してみました。そしたら以下の画面が出て来ました。
検査データが無いと表示される福島県飯舘村のイチゴの検索結果
 ※(14)にて「あ行」の「イチゴ、イチゴ(施設)」チェック、「相双」の「飯舘村」にチェックで検索
 図―10 飯舘村イチゴの検索結果

 
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道配布資料|東京電力
(2)(1)中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 」
(3)【資料2】汚染水問題に関する各対策の実施状況(1.27MB)PDF
(4)地下水汚染の現状に対する現在の対策(1.34MB) - 東京電力
(5)2014年12月26日タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 2.01MB
(6)プレスリリース|東京電力中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について 」
(7)(1)中の「水処理設備の放射能濃度測定結果」
(8)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(9月2週)―安倍出戻り総理が世界に向かって「嘘」をつく-
(9)みんゆうNet -社説・福島民友新聞社-
(10)甘酸っぱい幸福感!赤くてかわいい、イチゴ! | ふくしま 新発売。
(11)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「いちご [PDFファイル/102KB]」
(12)イトーヨーカドー 福島店
(13)「いいたて いちごランド」出荷にかかる記者会見のようす | 飯舘村災害情報サイト
(14)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。
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  1. 2015/01/09(金) 19:47:54|
  2. -
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