文部科学省のホームページにICRPの勧告の抜粋がのってました(1)。
「(240)1~20mSv以下
個人が直接、利益を受ける状況に適用」
平たく言えば、放射線でお金が稼げるとかの利益がある人(たとえばX線技師や空港のX線検査のガードマン)は20mSvまでの被ばくは許されるみたいです。では、普通の人はどうかとゆうと
「(239)1mSv以下
計画被ばく状況に適用され、被ばくした個人に直接的な利益はないが、社会にとって利益があるかもしれない状況(例:計画被ばく状況の公衆被ばく)」
とかいてありました。ICRPの勧告でも、普通の人は1mSv以下みたいです。
ところが、同じ文部科学省のサイト(2)で、
「幼児,児童及び生徒(以下,「児童生徒等」という。)が学校に通える地域においては,非常事態収束後の参考レベルの1-20mSv/年を学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安とし,今後できる限り,児童生徒等の受ける線量を減らしていくことが適切であると考えられる。」
と書いてありました。学校の生徒さんや、園児のみなさんは、放射線で利益をうけるのでしょうか?
―参考にしたサイト様―
(1)
国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告(Pub.103)の国内制度等への取入れに係る審議状況について(2)
福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について
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- 2011/10/27(木) 21:17:22|
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