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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島県二本松市の2014年3-12月の死者数16%増(対2010年)―でも増えていない所もある―

 福島県の12月中の人口動態が発表されました(1)。二本松市の死者数各年3-12月の死者数は
  原発事故前の2010年3月から12月の死者数 560名
  原発事故後の2014年3月から12月の死者数 657名
で16%増えています。同じ福島県内であっても、福島県いわき市では
  原発事故前の2010年3-12月合計 3,246人
  原発事故後の2014年3-12月合計 3,284人
でそれ程には増えていません(2)。福島県民管理調査(3)を集計すると、二本松市の被ばく線量は避難地域を除けば第一位ですが、いわき市の被ばく線量は53市町村中34位です。
 福島県は原発事故による健康被害を調べてる為に、県民健康健康調査の基本調査で、原発事故後4ヵ月間(2011年3月11日から7月10日)の福島県民の被ばく線量を調査しています(3)。被ばく線量が上位にランクする市町村と大きな市(4)(福島市、郡山市、いわき市)について、(=^・^=)なりに集計すると全59市町村中の順位は以下の通りになります。
 1位 飯舘村  3.59ミリシーベルト(全村避難)
 2位 二本松市 1.47ミリシーベルト
     ・
 4位 福島市  1.29ミリシーベルト
     ・
 9位 郡山市  1.17ミリシーベルト(避難地域を除くと8位)
     ・     
43位 いわき市 0.51 ミリシーベルト(避難地域を除くと34位)

なお、集計には現在は解除されている緊急時避難準備区域(5)も「避難区域」としました。1位の飯舘村は避難が遅れた計画的避難区域であったので被ばく線量が大きくなっていますが、2011年6月にはほぼ避難が完了していますので(6)、その後の被ばくはそれ程でもないと思います。一方、二本松市には一切の避難区域の設定がなかったので、多くの市民が残り被ばくが継続したはずです。以下に本記事で取り上げる市町村の位置を示します。
brg150125k.gif
※(7)にて作成
 図―1 この記事で取り上げる市町村

 その後の経緯を考えれば二本松市は福島県で最も住民被ばくの酷い所です。異常がないか(=^・^=)は心配です。そこで、各年3-12月の死者数を集計してみました。
原発事故後に増えたままの二本松市死者数
 ※(1)を集計
 図―2 福島県二本松市の各年3-12月の死者数

二本松市の死者数各年3-12月の死者数は
  原発事故前の2010年3月から12月の死者数 560名
  原発事故後の2014年3月から12月の死者数 657名
で16%増えています。偶然に起こる確率を計算したら0.5%でした。同じ福島県内であっても、被ばく線量の少ない福島県いわき市では
  原発事故前の2010年3-12月合計 3,246人
  原発事故後の2014年3-12月合計 3,284人
でそれ程には増えていません(2)。(=^・^=)は以前に福島市や郡山市の死者数の増加率を集計しています(2)(8)。以下に平均の被ばく線量と死者数の増加率を示します。
被ばく線量が高いと死者が増える福島県
※1 (1)(2)(3)(8)で作成
 ※2 2010年3-12月と2014年3-12月の比較
 ※3 二本松市、福島市、郡山市は統計的な差があり、いわきは統計的な差なし。
 図―3 平均の被ばく線量(原発事故後4ヶ月)と死者数増加率(2011年と14年)の比較

以下に数値を示します。
数値
※ 注記は図―3に同じ
 図―4 平均の被ばく線量(原発事故後4ヶ月)と死者数増加率(2011年と14年)の相関


 被ばく線量が大きい所ほど死者数が増加してます。これは明確な事実です。

<余談>
 福島県二本松市は風評被害を主張しています(9)。でものどかな田園風景の中になにか見えない「魔物」が潜んでいるような気が(=^・^=)はします。(=^・^=)は怖いので、確り調査して欲しいのですが、フクシマ発の情報は「安全」と「風評被害」を繰り返すだけです(10)。綺麗な風景、茨城や宮城に比べても綺麗な女性、美味しい食べ物、大輪の菊に騙されてはいけないと思います(11)(12)(13)。(=^・^=)は怖いので
 「行かない」「買わない」「食べない」
のフクシマ3原則を決めています。福島県二本松市産のネギはみずみずしさが特徴で、太くて柔らかく、生でもおいしく食べれるそうです。今(1月)はシーズンです(14)。福島県は福島産のネギについて「放射性物質の測定は、県内の主な産地において定期的にサンプリングし行っています。福島は“安全で”新鮮な農林水産物をお届けします。」と主張しています(15)。でも福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産ネギは載っていません(16)。
他県産はあっても福島産ネギがない福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(16)を抜粋
 図―4 福島産「ネギ」がない福島県二本松市のスーパーのチラシ

以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。計算方法は(=^・^=)の過去の記事(17)によります。
 表―1 偶然に起こる起こる確率の計算結果
有意差検定表


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口
(2)めげ猫「タマ」の日記 福島県福島市の2014年3-12月の死者数9%増(対2010年)―でも増えていない所もある―
(3)基本調査について - 福島県ホームページ
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島県について
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)飯舘村 - Wikipedia
(7)東日本大震災関連情報 放射線モニタリング測定結果等 | 原子力規制委員会
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の2014年3-12月の死者数4%増(対2010年)―でも増えていない所もある―
(9)新宿駅西口にて「がんばろう!二本松地場産品フェア」を開催します - 二本松市ウェブサイト
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島民友さん特集記事「風に惑う」に反論する。
(11)ガイドブック『まっぷる二本松・本宮・大玉』版が完成しました - 二本松市ウェブサイト
(12)きぼうのたねカンパニー
(13)めげ猫「タマ」の日記 今年(2014年)に活躍した福島県の十人の女性
(14)ネギ - JAみちのく安達-食と農を結ぶJAづくり 福島県二本松市・本宮市・大玉村の農業協同組合
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(16)店舗・チラシ検索|ベイシア beisia 豊かな暮らしのパートナー
(17)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
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  1. 2015/01/26(月) 20:42:11|
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