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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2015年1月)―出荷制限しても販売される福島産ー

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。1月中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表がおわったので(3)、まとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。先年に続き今月もしっかり基準値超えが見つかっています(4)。
  ①検査数5,093件中51件の基準値超え(全体の1%)
  ②平均は、1キログラム当たり8ベクレル、最大1万ベクレル(福島県産イノシシ)。
  ③基準超の食品が宮城、福島、栃木、群馬で見つかっています。
福島を中心に見つかる基準超え
  ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年1月)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値()超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.出荷制限しても販売される福島産
 福島県本宮市は福島県の中央部に位置する市で、福島県県民健康管理調査(7)を集計すると原発事故後4ヵ月間の平均被ばく線量は1.39ミリシーベルトで、飯舘村、二本松市に次ぎ第三位です。だだし飯舘村は全村避難がづついており(8)、避難区域を除く場所としては第居二位の放射性物質汚染地帯です。
 本宮市と田村市
  ※(9)等より作成
  図―2 本記事に出てくる地域

 当然、農地は酷く汚染されており、本宮市内の旧和木沢村では大豆の出荷制限が続いています(3)。
大豆出荷制限中の本宮市旧和木沢村
  ※(9)(10)にて作成
  図―3 旧和木沢村

 福島県の地方紙の福島民報の報道によると、出荷制限されているはずの本宮市旧和木沢村産の大豆が売られていたそうです(11)。出荷制限中の大豆が陳列、販売されたのは同市のシミズストア本宮店で、旧和木沢村の農家3人が同店に直接卸しました。昨年12月27日から400~500グラムに小分けの97袋が店頭に陳列され、このうち50袋が販売されたそうです。これを巡回調査の福島県職員が1月23日に見つけたそうです(11)。農家3人は聞き取り調査に「本宮市が実施している自家消費用のモニタリング検査で食品の基準値を下回っており、出荷してもいいと思った」などと話しているそうです(11)。そこで本宮市の「自家消費用のモニタリング検査」を見てみました(12)。和木沢村の構成集落の一つの「和田」(10)産大豆で、簡易検査で1キログラム当たり73ベクレルのセシウムが見つかっていました。
スクリーニングレベルを超えている旧和木沢村の大豆
 ※(12)を抜粋・加筆
 図―4 本宮市和田(旧和木沢村)産大豆の簡易検査結果

 厚生労働省の資料(13)によると簡易検査のスクリーニングレベル(この値を超えると基準超の恐れが生じる)は1キログラム当たり50ベクレルです。簡易検査でスクリーニングレベルを超えているのでおよそ「安全」とは言えません。それでも販売されました。
 今回はたまたたま巡回している福島県職員が見つけましたが、見つからないものを多数あると思います。福島産は出荷制限されても「販売」されます。
 蛇足ですが、出荷制限中の大豆販売したシミズストア(11)(本社 福島県田村市船引)のHP(14)を見たのですが、福島県が回収を指示しているにも関わらず「回収」の告知はありませんでした。

2.フラピーィ­チゴパン販売―検査は?―
 1月20日に福島産のモモとイチゴクリームを使ったフラピーィ­チゴパン販売されました(15)(16)。福島のマスコミを取り上げているし、開発した方が福島県知事の説明に行くくらいですから(16)、福島県としても力がを入れている商品だと思います。
フラピーィ­チゴパンを知事に説明する福島県の綺麗な女性
 ※(17)をキャプチャー
 図―5 フラピーィ­チゴパンを知事に説明する福島県の綺麗な女性

 だったら福島県や厚労省から検査結果の発表があってもいいと思いますが、福島県のサイト(18)にも厚労省の発表(3)にも載っていません。加工食品なので基本的には材料を検査していれば大丈夫かもしれません。でも心配なことがあります。イチゴクリームにはイチゴを使っていると思います。以下に過去3ヶ月の福島県のイチゴの検査状況を示します。
飯舘村と福島市の検査結果がないイチゴの検査(過去3ヶ月)
 ※1(1)を集計
 ※2 マーク一つが1回の検査
 ※3 2014年11月、12月および2015年1月厚労省発表分
 図―6 福島県のイチゴの検査状況

 1月10日にイチゴ園が開園した福島市(19)や昨年にイチゴの生産が再開した飯舘村(20)の検査結果がありません。特に飯舘村は避難区域内になり、イチゴ産地としては最も放射能汚染の酷い場所です。これでは「安全」とは言えません。

3.福島県中のヤマドリのセシウム濃度は新記録
 福島県田村市のヤマドリから1キログラム当たり1,100ベクレルの放射性セシウムが見つかりました(3)。これまでの最高記録は2013年2月に発表された福島県いわき市産の1キログラム当たり950ベクレルですので(1)、新記録です。福島産は原発事故から4年たっても過去最高のセシウムが見つかります。

<余談>
 福島県は今(1月)がイチゴのシーズンです(21)。福島のイチゴははふっくらとした丸みを帯び、それぞれ甘さと酸味のバランスは抜群だそうです(22)。しかも福島県は 「検査を、定期的に継続して行っており、基準値をしたまわっている」と主張しています(23)。でも福島のスーパーのチラシをネットから見ていると福島産イチゴをあまり見ません。
他県産はあっても福島産イチゴがない福島市のスーパーのチラシ
  ※(24)を抜粋
  図―7 福島産イチゴが載っていない福島県福島市のスーパーのチラシ

仕方がない事です。福島産には
 出荷制限されても販売される。
 検査すると言いながら、検査が避られる産地がある。
 4年近くたっても、放射能汚染の記録が更新される。
なんて特徴があるみたいです。食品中のセシウムの検査結果を見ていると「福島産 食べて応援、あの世行き」(25)なんて気分になってきます。
 出荷制限がされている本宮産大豆が販売されている件について、福島の消費者は不安をなようです。
福島産に不安を訴える福島の綺麗な女性
 ※(26)をキャプチャー
 図-8 福島産に不安を訴える福島県の綺麗な女性

(=^・^=)の彼女と同じように福島産は不安です。でもお店の担当者は、安全管理は生産者任せみたいな無責任なことを言っています。
「生産者にまかっせきり」と発言するお店の方
 ※(26)をキャプチャー
 図―9 「生産者にまかっせきり」と発言するお店の方

さらには意識が薄れていると発言しています。

意識が薄れていると発言するお店の方
 ※(26)をキャプチャー
 図―10 意識が薄れていると発言するお店の方

 これが福島県全体なら、福島産はおよそ「安全」とは言えなくなると思います。そして福島のお役人は意味不明な事をいっています。
理解不可能な発言をする福島のお役人(本宮市役所)
 ※(26)をキャプチャー
 図ー11 理解不可能な発言をする福島のお役人(本宮市役所)

でも仕方ないことかもしれません。福島のお役人の15%は発狂寸前だそうです。
15%がうつ病ハイリスクと報じるFCT
 ※(26)をキャプチャー
 図―12 15%がうつ病ハイリスクと報じるFCT

発狂役人と無責任な生産者、流通業者では「安全」な福島は無理なきがします。福島のお役人の発狂がふてているようです(27)。福島の公務員さんは一部を除き(28)頑張っていると思います。でも(=^・^=)が求めるのは頑張りでなく、昔のように「安全」で「美味しい」福島です。(=^・^=)は努力でなく結果を求めます。

 
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)報道発表資料 2015年1月 |厚生労働省中の「食品中の放射性物質の検査結果について(第91*報) (東京電力福島原子力発電所事故関連)

(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2014年)―福島産は他で測れば10倍に!ー
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)基本調査について - 福島県ホームページ
(8)みんゆうNet 避難区域再編・「帰還困難」「居住制限」「避難指示解除準備」区域
(9)東日本大震災関連情報 放射線モニタリング測定結果等 | 原子力規制委員会
(10)安達郡 - Wikipedia
(11)全袋検査前の大豆を販売 県が撤去、回収を指示(福島民友ニュース)
(12)自家用農産物の放射性物質測定結果 - 本宮市公式サイトの「11月分⇒白沢測定所」
(13)食品中の放射性セシウムスクリーニング法 - 厚生労働省
(14)シミズストア
(15)フラピーィチゴパン|商品情報|FamilyMart
(16)「フラピーィチゴパン」20日発売 平商高とファミマ共同開発(福島民友おでかけニュース)
(17)高校生の企画商品、東北6県などのファミリーマートで販売へ(福島15/01/19) FNN Local
(18)加工食品等の放射性物質検査 - 福島県ホームページ
(19)めげ猫「タマ」の日記 福島市イチゴ園開園―でも検査はありません―
(20)「いいたて いちごランド」出荷にかかる記者会見のようす | 飯舘村災害情報サイト
(21)ふくしま 新発売。
(22)甘酸っぱい幸福感!赤くてかわいい、イチゴ! | ふくしま 新発売。
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「いちご [PDFファイル/102KB]」
(24)イトーヨーカドー 福島店
(25)めげ猫「タマ」の日記 福島産食べて応援、あの世行き
(26)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2015年1月28日(水)放送」
(27)ニュース|福島中央テレビ
(28)自治体職員137人が休職 精神的疾患、前年比62人増(福島民友ニュース)
(29)福島は安全だと主張する人の「本音」 - inu*pot*のブログ - Yahoo!ブログ
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  1. 2015/01/28(水) 19:59:56|
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