めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島県の危険な広報

 福島県の「福島復興のあゆみ」が1月30日付で更新されまそた(1)。(=^・^=)なり調べたら、出荷制限中のタケノコや基準超えが見つかっているあんぽ柿は食べても安全ととれ、福島県内全域で放射線量は除染の必要が無いレベルにまで下がっており警戒する必要がないような内容です。あやまって出荷制限中のタケノコを食べたり、放射線量の高い場所にいったら危険なので、極めて危険な広報です。

1.タケノコやあんぽ柿は食べても「安全」
  福島県はHPで以下の表を掲げています。
野菜・果物は基準超なしとデマを飛ばす福島県
  ※1(1)を抜粋・加筆
  ※2 配置は(=^・^=)が切り貼りでいじってます。
  図―1 玄米、野菜・果実、畜産物には基準超がないと主張する福島県

 タケノコについては多くの方が「野菜」と思っていると思います(2)(3)。(=^・^=)の街ではシーズンなると「野菜」として売られています。あんぽ柿はJA伊達みらいやJA福島は「くだもの」と主張してます(4)(5)。タケノコを「野菜」、あんぽ柿を「果実」と理解されると思います。ところが福島産のタケノコからは2014年の検査でも基準超のセシウムが見つかり(6)、今も多くの市町村で出荷制限がなされています(7)。
brg140527c.gif
 ※(6)を転載
  図―2 2014年のタケノコの検査結果

 また福島県産のあんぽ柿からは今年も基準超のセシウムが見つかっています(8)。

基準超が見つかっている伊達のあんぽ柿
  ※(8)を転載
  図―3 福島県伊達地方のあんぽ柿検査結果(2014年)

タケノコもあんぽ柿も「安全」が確認されたものしか食べてはいけません。でも福島県の広報(1)を見ると、どれを食べても「安全」と誤解されそうです。
 もし(=^・^=)が同じような表を掲げるなら以下の通りします。

 表―1 福島県の農林水産物の検査結果まとめ(2014年4月~12月)
 ※1(9)を集計
 ※2 タケノコ、あんぽ柿は「果実」に分類
 ※3 最大の単位は(Bq/kg)
表・基準超えが一杯ある福島産
 福島県は玄米は1000万件以上の検査をして基準超えはないと主張してます。でも大部分が簡易検査です(10)。2014年産米で精密検査結果が発表されたのはたった1件で、しかも値は基準値ギリギリの91ベクレルでした(10)。
 あと注意して欲しいのは畜産物の基準超えは「0」ですが、肉類では90件の基準超えが見つかっています。福島産の肉類も「安全」が確認されたものしか食べてはいけません。

2.基準超えは流通していない?
 福島県は基準超えが流通していないと主張しています。
基準超えは流通させないと嘘をゆう福島県
 ※(1)を抜粋
 図―4 「基準超え」は流通させないと主張する福島県

真っ赤な「嘘」です。今年1月には「出荷制限中」の大豆が福島県田村市の流通業者によって販売されていたことが発覚しました(11)。福島県田村市の役人は市内の流通業者の監督ができないようです。表―1に示す通り加工食品からも、基準超えが見つかっていますが、厚生労働省の発表(8)を見る限り、出荷制限されたことはありません。
 福島産セシウム汚染食材から逃れる手は2つしかないと思います。
  ①色々なデータを記憶し、買う前に「産地(生産市町村)」を確認してから買う。
  ②福島産は一切買わない、食べないです。

3.福島県は「除染」が必要ない?
 福島県の広報では(1)以下のような図を示し、福島県各地の放射線量は1時間当たり0.23マイクロシーベルト以下のような発表をしています。
全部0.23マイクロシーベルト以下になるおかしな放射線量測定結果
※(1)を抜粋
 図―5 全てが毎時0.23マイクロシーベルト以下になっている福島県の放射線量

 毎時0.23マイクロシーベルト以下ならICRPが「公衆の被ばく線量限度」としている年1ミリシーベルトが担保されます(12)(13)。これだった福島はどこも安心して遊びに行けます。以下に福島市と郡山市の放射線量の推移を示します。
測定器が人為的に操作され低く出るようになった福島市、郡山市の放射線測定器
 ※(14)を集計
 図―6 福島市・郡山市の放射線量

 2013年4月位から不自然な動きを示しています。(=^・^=)なりに原因を調べたら
  ①放射線量の低い場所に測定器を移動する。
  ②放射線測定器(モニタリングポスト)の回りだけを除染する。
などの人為的操作で下がったものです(15)。
 福島県は値が低く出るように人為的に操作された放射線測定器(モニタリングポスト)の値を引用し、放射線量が低くなったと主張しているだけす。操作されているので実際の値がどれくらいかは分かりません。誤って放射線の高い所に行って、被ばくしそうです。
 

<余談>
 不要な被ばくを避けるには「正しい情報」が必要です。でも福島県は誤った情報を流し、福島県民や福島を訪問される方に不必要なリスクを負わせています。このような福島を多く方が警戒すると思います。福島県伊達市は福島県最大のイチゴの産地です。
福島県のイチゴの生産量
※(16)を集計
 図―7 福島県のイチゴの生産量

今が旬です(17)。福島のイチゴは美味しく(18)、安全(19)だそうです。でも福島県伊達市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
 他県産はあっても福島産イチゴがない福島県伊達市のスーパーのチラシ
 ※(20)を抜粋
 図―8 福島産イチゴが載っていない福島県伊達市のスーパーのチラシ

 
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)ふくしま復興のあゆみ - 福島県ホームページ中の「 平成27年1月30日発行   [PDFファイル/9.61MB]」
(2)タケノコ/たけのこ/筍:旬の野菜百科
(3)コラム第6回、野菜の定義について
(4)みらいのフルーツ - JA伊達みらいのホームページ
(5)JA全農福島/JA全農福島オンラインショッピング
(6)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月4週)―福島マダラはセシウム見つからず、でも茨城・宮城は別ー
(7)食品中の放射性物質の検査結果について(第915報) |報道発表資料|厚生労働省中の「(参考3)PDF 原子力災害対策特別措置法に基づく食品に関する出荷制限等(PDF:541KB) 」
(8)報道発表資料 |厚生労働省
(9)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月)―福島全袋検査はデタラメ満開ー
(10)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月1週)―福島米は91ベクレルー
(11)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2015年1月)―出荷制限しても販売される福島産ー
(12)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(13)ICRP勧告 日本語版シリーズ PDF無償公開のお知らせ | 刊行物
(14)過去の放射線モニタリング結果 - 福島県ホームページ中の「県内7方部 環境放射能測定結果
(15)めげ猫「タマ」の日記 福島市の放射線量激減―測定器をいじっただけ―
(16)作物統計調査 市町村別データ  平成18年産市町村別データ 年次 2006年
(17)いちご - みらいのフルーツ - JA伊達みらいのホームページ
(18)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2015/02/07(土) 12:38:44|
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