めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島県二本松市の2014年3月から11ヶ月の死者数16%増(対2010年)―でも増えていない所もある―

福島県の1月中の人口動態が発表されました(1)。二本松市の死者数各年3月から翌年1月までの11ヶ月間の死者数を集計してみました。
  原発事故前の2010年3月から11年1月の死者数 634名
  原発事故後の2014年3月から15年1月の死者数 657名
で16%増えています。偶然に起こる確率を計算したら0.7%なので偶然とは思えません。同じ福島県内であっても、南会津郡では
  原発事故前の2010年3月から11年1月の死者数 466人
  原発事故後の2014年3月から15年1月の死者数 435人
では増えていません。福島県民管理調査(3)を集計すると、二本松市の被ばく線量は福島県59市町村3位です。
放射能汚染の酷い福島・二本松、マシな南会津
 ※(4)で作成
 図―1 二本松市、福島市、南会津郡

 福島県二本松市は福島県内でも農業の盛んな市です。以下に福島県上位7市の農業生産額を示します。
福島県第4位の農業生産額の二本松市
 ※(5)より作成
 図―2 福島県の市町村別農業生産額(上位7市町村)

福島県二本松市の農業生産額は約64億円で第4位ですが、上位の3市(いわき、郡山、福島)は人口30万人規模の東北では比較的大きな市ですが(6)、二本松市は人口約5万6千人(1)の中規模の市ですので、農業が非常に盛んなん市です。
  一方、福島第一原発事故によって市内は放射能に酷く汚染されました。福島県県民健康管理調査・基本調査(3)を集計すると、福島原発後わずか4ヶ月でICRPが1年間の公衆の被ばく限度として定める1ミリシーベルト(7)以上の被ばくを75%の市民がしています。平均の被ばく線量を計算すると原発事故後4ヶ月で1.44ミリシーベルトで福島県の59市町村中第3位です。
以下にこのデータを元に(=^・^=)が計算した平均の被ばく線量が上位にランクする市町村と、南会津郡の値を示します。
被ばく線量第3位の二本松市
 ※(3)にて作成
 図―3 福島県各町村の平均の被ばく線量(原発事故後4ヶ月)

 1位の飯舘村は全村避難しており酷い被ばく状況は改善しましたが、二本松市は避難指示が出ることなく(8)そのままの被ばくが続きました。
 福島県二本松市は「放射能」と「農業」の市です。一方、福島県南会津郡は福島県の南西の外れにあり(9)、原発事故後4ヶ月の被ばく線量は99%以上の方が1ミリシーベルト以下です。福島県南会津郡は、福島県内では「放射能」汚染がマシな地域です。
 福島県の1月中の人口動態が発表されたので(1)、二本松市の死者数各年3月から翌年1月までの11ヶ月間の死者数を集計してみました。
原発事故後に死者数が増えたままの二本松市
 ※(1)を集計
 図―4 福島県二本松市の各年3月から翌年1月までの死者数推移

福島県二本松市の死者数は
  原発事故前の2010年3月から11年1月の死者数 634名
  原発事故後の2014年3月から15年1月の死者数 657名
で16%増えています。偶然に起こる確率を計算したら0.7%なので偶然とは思えません。同じ福島県内であっても、放放射能汚染のましな南会津郡では
  原発事故前の2010年3月から11年1月の死者数 466人
  原発事故後の2014年3月から15年1月の死者数 435人
で増えていません。
 (=^・^=)は以前に福島市の死者数の増加率を集計しています(10)。以下に平均の被ばく線量と死者数の増加率を示します。
被ばく線量が多い程、死者数が増えている福島県
 ※1 (1)(10)で作成
 ※2 2010年3-14年1月と2014年3-14年1月の比較
 ※3 二本松市、福島市、郡山市は統計的な差があり、いわきは統計的な差なし。
 図―5 平均の被ばく線量(原発事故後4ヶ月)と死者数増加率(2011年と14年)の比較


被ばく線量が大きい所ほど死者数が増加してます。これは明確な事実です。
そして気になるデータもあります。平均の被ばく線量が1位、2位の飯舘村と川俣町では生まれてくる赤ちゃんの男女のンバランスに異常が生じまいした(11)。統計的には差がありませんが、福島県県民健康管理調査(12)によれば原発事故当時18歳以下の子供を対象とした甲状せん検査で、福島県二本松市では8857人方が検査を受け5人の方が「悪性ないし悪性の疑い」と判定されました。全体の0.06%で福島県の平均0.04%の1.5倍です。

<余談>
  こんなデータが出て来ると「福島産 食べて応援 あの世行き」なんて気になります(13)。福島県では2320トンの大豆が取れます(14)。セシウム入りですが(15)、安全だそうです(16)。でも福島県南会津郡のスーパーのチラシには福島を含む「国産大豆」の納豆はありません(17)。
納豆は北海道産大豆のみ載っている福島県南会津郡のスーパーのチラシ
 ※(16)を抜粋
 図―6 北海道大豆の納豆しか載っていない福島県南会津郡のスーパーのチラシ

当然です。(=^・^=)も福島県南会津郡の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
 以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。計算方法は(=^・^=)の過去の記事(18)によります。
 
 表ー1 偶然に起こる確率の計算結果
有意差検定表

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口
(2)第18回福島県「県民健康調査」検討委員会 資料の掲載について(平成27年2月12日開催) - 福島県ホームページ
(3)(2)中の「 資料1 県民健康調査「基本調査」の実施状況について [PDFファイル/282KB]」
(4)東日本大震災関連情報 放射線モニタリング測定結果等 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 」
(5)福島県市町村民経済計算 報告書 - 福島県ホームページ
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島県について
(7)ICRP勧告 日本語版シリーズ PDF無償公開のお知らせ | 刊行物
(8)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(9)南会津郡 - Wikipedia
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島市の1月の死者数は32%増(対2011年)―でも増えていないところもある―
(11)めげ猫「タマ」の日記 2015年も女の子が多く生まれる福島県川俣町
(12)(2)中の「 資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要【暫定版】 [PDFファイル/1.43MB]pdfおよび 資料3-2 県民健康調査「甲状腺検査(本格検査)」実施状況 [PDFファイル/1.02MB]pdf」
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島産食べて応援、あの世行き
(14)福島県の大豆・麦・そば - 福島県ホームページ
(15)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2月4週)―ワカサギは福島で17ベクレル、群馬で81ベクレルー
(16)ふくしま大豆の会 | f-daizunokai.com
(17)リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載
(18)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
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  1. 2015/02/25(水) 19:44:30|
  2. -
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