福島県の災害復興住宅の図面を見たら「仮置き場」が付属していました(1)。
福島第一原発事故で福島県は放射能に汚染されたので、汚染物を集めてまとめる作業(除染)が行われています(2)。福島県郡山市には除染で出た放射性廃棄物を保管する仮置き場(2)が、福島県産農水産物をセシウム検査を実施っしている福島県農業総合センターの近くに一箇所しかありません(3)(4)。そこで除染で出た廃棄物は現地に集めて置きっぱなしにしています(5)。
福島県は福島県原発難民用の復興公営住宅を計画していますが、土地を用意して民間事業者に住宅を建設してもらい、その後で買い取る方法も採用しています(1)。福島県郡山市内の復興公営住宅の土地図面が公表されていました(6)。確り「仮置き場」ありました。

※1 google mapと(5)で作成
※2 除染ゴミは地下埋めているとの事
図―1 復興公営住宅予定地と仮置き場
<余談>
考えれば当たり前の事です。人が住む前に除染は必要です。建物を建てる前に除染した方が効率的だし、建築に携わる方の被ばくも防げます。除染ゴミ(放射性廃棄物)の行き場が無ければ敷地に置きっぱなしにするしかありません。今回は図面が公表されたら気づいたのですが、福島の復興公営住宅は「基本」は仮置き場が付です。原発が再稼働しそうです(7)(8)。原発が事故って、災害復興住宅に入ったら、そこは「仮置き場」付です。
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
買取型復興公営住宅整備事業(安積町荒井地区)事業者の募集について - 福島県ホームページ(2)
除染で取り除いた土壌等の管理|除染情報サイト:環境省(3)
仮置場について/郡山市(4)
めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月)―福島の検査場に除染ゴミー(5)
郡山市ふるさと再生除染実施計画について/郡山市(6)(1)中の「【別図2】敷地測量図 [PDFファイル/115KB] 」
(7)
鹿児島の情報は南日本新聞 - 特集・川内原発(8)
原発再稼働問題 福井のニュース|福井新聞ONLINE:福井県の総合ニュースサイト
スポンサーサイト
- 2015/02/26(木) 20:40:11|
- -
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0