めげ猫「タマ」の日記

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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(3月1週)―福島双葉のススキ21ベクレル、北茨城は43ベクレルー

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。3月1週の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかり基準値超えが見つかっています(4)。
  ①検査数1351件中1件の基準値超え(全体の0.1%)
  ②平均は、1キログラム当たり1.3ベクレル、最大110ベクレル(福島産フキノトウ)。
  ③基準超の食品が福島のみで見つかっています。
福島産だけが基準値超え
  ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年3月1週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.福島双葉のススキ21ベクレル、北茨城は43ベクレル
  茨城県北茨城市は茨城県北部の市で福島県に接します(7)。福島県双葉郡は福島第一原発が立地し、今も大部分が避難区域になっています(8)。
本記事で扱う地域
※(9)にて作成
 図―2 本記事で扱う地域

 以下に昨年10月以降のスズキのセシウム濃度の推移を示します。
北茨木より双葉の方が低いおかしなスズキの検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示します。
 ※3 日付は採取日
 図―3 スズキのセシウム濃度

 検査数は北茨城市11件(茨城県検査)、双葉郡8件(福島県検査)でほぼ同じですが、最高値は1キログラム当たりで北茨城産が43ベクレル、双葉産が21ベクレルで北茨城の半分です。北茨城産では11件中6件でセシウムが見つかっていますが、双葉産は8件中1件です。検査結果を見る限り双葉より北茨城の方がセシウム汚染が酷いことになりますが、およそ常識では考えられません。茨城県の検査が高くでるか、福島県の検査が低くでるかです。今シーズン(2014年8月から翌年2月)のワカサギのセシウム濃度の平均値は1キログラム当たりで
  赤城大沼(検査・群馬県) 81ベクレル
  羽鳥湖(検査・福島県)  17ベクレル
で福島県が検査した羽鳥湖の値が群馬県が検査した赤城大沼の値に比べ大幅に低くなっています(4)。
 福島県の水産試験場の方の、福島のお魚に関し
組合で自主検査をして、安全なものを出しているので問題ないと思います」
との発言が報じらてていました(10)
福島県が検査しているから安全とは言わない福島県職員
 ※(10)をキャプチャー
 図ー4 「組合で自主検査をして、安全なものを出している」と発言する水産試験場の方

でも、福島県の検査で安全とは言っていません。水産試験場の方も福島県の検査を信用していないでは?
 福島産は他より値が低くでるデタラメな検査で「安全」とされ出荷されています。

2.南相馬市のフキノトウに出荷制限
 福島県南相馬市産のフキノトウに2月25日に出荷制限がでました(11)。以下にセシウム濃度の推移を示します。
急上昇した南相馬市産のフキノトウのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示します。
 ※3 日付は採取日
 図―5 福島県南相馬市産のフキノトウのセシウム濃度


 1度は下がったのですが、再上昇して出荷制限です。検査が1年近く空いているので出荷制限直前に「安心」して南相馬市産のフキノトウを食べた方がいたりして.....。原発事故から4年近くなっても、出荷制限が出るフクシマ産って恐ろしい気がします。
 セシウム濃度が上がっているのは南相馬市産のフキノトウだけではありません。福島県矢祭町は福島県最南端の町です(図―2参照)。以下に矢祭町産牛肉のセシウム濃度を示します。
急上昇した矢祭町産牛肉のセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示します。
 ※3 日付は採取日
 図―6 福島県矢祭町産の牛肉のセシウム濃度

 まだ基準値内ですが、急に増加しています。
 

<余談>
・他よりも低くでるデタラメな検査で「安全」とされるフクシマ産
・セシウム濃度がいつ上昇するかわからないフクシマ産
これでは「福島産 食べて応援 あの世行き」です(12)。福島の方も心配していると思います。
 福島県郡山市産米の全袋検査数は約150万袋で、最多です(13)。福島県郡山市は福島県最大のお米の産地です。福島県郡山市のお米は「あさか舞」と言って美味しいそうです(14)。福島県も農協も安全だとも主張しています(15)(16)(17)。でも福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産米はありません(18)。
他県産はあっても福島産米がない福島県郡山市のスーパーのチラシ
※(18)を抜粋
 図―7 福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆さんを見習い「フクシマ産」は食べません!


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第919報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2月4週)―ワカサギは福島で17ベクレル、群馬で81ベクレルー
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)北茨城市 - Wikipedia
(8)双葉郡 - Wikipedia
(9)東日本大震災関連情報 放射線モニタリング測定結果等 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 」
(10)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2015年2月27日(金)放送」
(11)原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の設定 |報道発表資料|厚生労働省
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島産食べて応援、あの世行き
(13)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(14)商品紹介 | JA郡山市の米「あさか舞」(コシヒカリ・ひとめぼれ)
(15)新着情報 | JA郡山市の米「あさか舞」(コシヒカリ・ひとめぼれ)
(16)福島県産食品の安全性を確保する取組みについて | キビタン市場 | 福島県公式ネットショッピングモール
(17)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月)―福島全袋検査はデタラメ満開ー
(18)AEON | 店舗情報 | イオン郡山フェスタ店
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  1. 2015/03/03(火) 19:38:25|
  2. -
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  4. | コメント:0
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