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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・コウナゴのストロンチウム90は推定12ベクレル

 東京電力データから福島産コウナゴのストロンチウム90濃度を試算したら12ベクレルでした。
 福島では3月を迎えると、コウナゴが開始されます。船びき網で大量に漁獲されますが、鮮度が落ちやすいので、シラス干しとしての利用がほとんどです(1)。でもストロンチウム90が心配です。(=^・^=)はコウナゴのストロンチウム90の検査結果を知りません。東京電力はお魚のストロンチウム90の検査結果を発表しました(2)。これと過去の検査結果(3)(4)(5)を、元にどの程度の値になるか推定してみました。データは検査数の多い福島第一原発沖2kmのT-S7地点の物を抜き出し使用しました。
東電のサンプル地点
 ※(6)(7)にて作成
 図―1 T-S7地点

 以下ににセシウム137との相関を示します。
相関がないセシウムとストロンチウム
 ※1 ストロンチウム90濃度は(2)~(5)
 ※2 セシウム137濃度は(8)(9)
 ※3 同一地点(福島第二原発沖2km:T-S7)を集計
 図-2 セシウム137とストロンチウム90の相関

 セシウム濃度が低くてもストロンチウム90の濃度が高い場合があります。セシウムが見つからないからストロンチウム90も少ないとは言えそうにありません。以下にカルシュウムの含量との相関を示します。
カルシュウムに比例する福島のお魚のストロンチウム90濃度
 ※1 ストロンチウム90濃度は(2)~(5)
 ※2 カルシュウム含有量は(10)
 ※3 同一地点(福島第二原発沖2km:T-S7)を集計
 図-3 セシウム137とストロンチウム90の相関

 カルシュウムを多く含むお魚程、ストロンチウム90濃度が高くなっています。コウナゴ(煮干し)のカルシュウム含有量は100g当たり740mgです(11)。図-3に当てはめて推定すると、コウナゴ(煮干し)のストロンチウム90は1キログラム当たり
  12ベクレル(0.0164×740)
です。
 以下に生データを示します。
魚種     場所 採取日  Cs134 Cs137 Sr90   Ca
トチザメ   T-S7 2013/11/25 300 770  0.24   5.5
マコガレイ  T-S7 2013/12/2   92 230  0.56  42
ババガレイ  T-S7 2014/4/14   46 130  0.7   43
クロソイ   T-S7 2014/6/22   38 110  1.4   80
コモンカスベ T-S7 2014/7/7   40  91  0.48   4
ババガレイ  T-S7 2014/7/7   23  68  0.59  43
コモンカスベ T-S7 2014/10/20  23  65  0.21   4
なお
 Cs134,Cs137、Sr90はそれぞれ1キログラム当たりのセシウム134、セシウム137、ストロンチウム90のベクレル数を、Caは100当たりのカルシュウム含有量をmgで示します。


<余談>
 12ベクレルが高いか低いかといえば、高いと言えます。食品の基準値にはストロンチウム90の規定はありません(12)。「放射性セシウム対放射性ストロンチウムが10対1で含まれていると仮定して、規制値を決めています。」(13)。セシウムの基準値は1キログラム当たり100ベクレルですので(12)、10対1ならストロンチウム90は10ベクレル未満でなければ「安全」とは言えません。福島産コウナゴはこの値を超えている可能性がきわめて高いのです。いくらストロンチウム90の検査の時間がかかるといっても(12)、原発事故から4年近く経過しています。でもコウナゴのストロンチウム90検査結果を(=^・^=)は知りません。安倍出戻り内閣は怪しげなものは測定せずに臭い物に蓋をして「安全」を叫んでいるだけに見えます。
 これでは福島の方も不安だと思います。福島県もイチゴ生産は盛だそうです。福島のイチゴは甘さと食べごたえのある食感を兼ね備え、果肉の赤色が鮮やかだそうです(14)。福島産イチゴは「安全」だと福島県は主張しいいます(15)。福島県のイチゴの生産量は伊達市がトップです(16)。今が「旬」です(17)。でも福島県伊達市のスーパーのチラシには福島産はありません(18)。
他県産があってもフクシマ産イチゴが無い福島県伊達市のスーパーのチラシ
 ※(18)をキャプチャー
 図―4 福島産イチゴがない福島県伊達市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県伊達市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

<3月7日追記>
 福島の漁師さんはコウナゴ漁を中止するそうです。理由は「東京電力福島第1原発2号機で汚染された雨水の外洋流出が発覚し、風評の悪化を懸念した。事実関係をすぐに公表しなかった東電への反発が強く、抗議の意思も込めた。」とのことですが(19)、本当は(=^・^=)と同じ事を考えたりして・・・・・

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)旬の魚情報
(2)2015年3月6日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 8.31KB)
(3)2014年12月5日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 8.28KB)
(4)2014年9月5日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>平成26年度第1四半期採取分(PDF 75.7KB)
(5)2014年3月7日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(訂正版)(PDF 13.8KB)
(6)東日本大震災関連情報 放射線モニタリング測定結果等 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 」
(7)2015年3月6日福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類調査報告(H26年10月~12月採取分)(PDF 832KB)PDF
(8)サンプリングによる監視|東京電力中の「2015年3月6日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>平成26年度第3四半期採取分 」
(9)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中の「2013年12月、2014年5月、7月、8月、11月」のそれぞれの「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)」
(10)五訂増補日本食品標準成分表 [第2章]中の「10 魚介類(PDF:283KB) 」
(11)(10)中の「No10034]
(12)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(13)牛乳のストロンチウム測定について - 専門家が答える 暮らしの放射線Q&A
(14)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(16)めげ猫「タマ」の日記 福島県の危険な広報
(17)いちご - みらいのフルーツ - JA伊達みらいのホームページ
(18)ヨークベニマル/お店ガイド
(19)汚染水非公表>相馬沖コウナゴ漁見送り-河北新報-
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  1. 2015/03/06(金) 19:40:07|
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