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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島大型観光キャンペーン開幕―でも同じ行くなら「沖縄」の方が良い―

 福島県を舞台とした大型観光キャンペーンが4月1日に始まりました(1)。福島ではかなり大きなニュースになっているようです。リスクを冒して福島に行っても安倍が喜ぶだけなので、(=^・^=)は沖縄を勧めます。
放射能に汚染された福島の観光キャンペーンが始まる
 ※(2)を4月2日に閲覧
 図―1 一面のほぼすべてで観光キャペーン開始を報じる福島の地方紙(福島民報)

 原子力規制委が2014年11月の航空機モニタリング(3)の数値データを発表していたので、(=^・^=)なりに地図を作ってみました。
広域で除染が必要な福島
 ※(3)より作成
 図―2 福島県の空間放射線量

 区分をした理由は以下の通りです。
  青 毎時0.1マイクロシーベルト以下(データ(3)をみるとこれ以下の物は測定できないみたいです)。
  緑 毎時0.1から0.23マイクシーベルト(除染基準が0.23マイクロシーベルトなので(4)、 放射能汚染はあるけれど我慢しなければならないレベル?ただし観光に行くのに我慢はないと思います。
  黄 毎時0.23から0.95マイクロシーベルト(毎時0.95マイクロシーベルトは年5ミリシーベルトに相当します(0.95×24時間×365日×0.6÷1000=5、ただし0.6は室内での放射線量の低減を考慮(3))。専門家の方が年5ミリシーベルト以下なら我慢できると言っていたのを聞いたことがあります(5)。専門家がなんとか我慢できると考えるレベルでしょうか。「県民健康調査」 検討委員会の議事(6)を見ると100ミリシーベルトいかだから問題無いとの発言を聞くことがあります。(=^・^=)の計算では毎時1マイクロシーベルトの場所に長くいると100ミリシーベルト以上の被ばくをします(7)。
  ピンク毎時0.95マイクロシーベルトから3.8マイクシーベルト((=^・^=)なりに計算すると年20ミリシーベルトになります。年20ミリシーベルトはお国の避難指示を決める基準なので、これを超える場所は「危険」だと思います。
 赤:毎時3.8マイクシーベルト以上で危険な区域
といえるでしょうか?
 人によってとらえ方はいろいろあると思いますが、航空機モニタリングで見て
  青:放射能汚染が見つからない地域
  緑:放射能汚染はあるが除染までは必要ないと行政が言っている地域
  黄:除染の必要を行政が認めている地域
  ピンク:やばそうな地域
  赤:行政が危険を認めている地域
でしょうか?
 福島県を南北に貫く動脈は「東北道」と「東北新幹線」でしょうか?この沿線は図―1に示す通り、この沿線の大部分は黄色の「除染が必要」な地域です。このあたりは人口も多いし、施設も多いと思います。わざわ除染の必要な場所に出かける事はないと思います。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 (=^・^=)は今回の福島観光キャペーンは極めて政治色が強いと思います。国は加わってませんが、間接的に圧力をかける事は可能だと思います。原発について言えば、再開すべきとする方、再開反対の方、どうでもいい人に分けられると思います。再開したい人にすれば福島原発事故は小さく見せたいと思います。そのためには安全でなかろうと福島は「安全」としなくてはなりません。こんなキャーペンに載って福島にいったら安倍出戻り総理は喜ぶと思います。
 福島県のお役人やマスコミ関係者も福島は「安全」でないと困ると思います。多くの福島の方が福島を「安全」とは言えないと考え、フクシマを出て行けば行政は不要になります。福島のお役人は福島を「安全」で、福島を正しく恐れ避ける行為は「風評被害」にしなければなりません。
観光キャーペンを実施する福島県内の市役所職員
  ※(9)をキャプチャー
  図―3 福島の観光キャンペーンを行う福島県内の市役所職員

 安倍出戻り総理と沖縄は激しいバトルを繰り広げているようです(10)(11)。何もする気はありませんが、心情的には沖縄の方を応援したいと思います。沖縄は元は日本と別の国でした。これを明治政府が強引に日本に併合しました(12)(13)。その後でアメリカに軍事占領され(13)(14)、1972年にアメリカと日本の話し合いの結果、日本に「返還」されました(14)(15)。沖縄返還時に沖縄の方が日本併合を正式に了承はしていないはずです。沖縄が独立を要求すれば、正当性があると思います。
 ただあまり「沖縄独立」は人気が無いようですが(16)、今の安倍出戻り内閣の様子を見ていると日本の一部だから日本政府の決定に従え見たいな感じがします。だったら、沖縄独立のカードを切ってもいいように思えます。そのためには沖縄の経済が確りしないとだめだと思います。一人でも多く方に福島でなく沖縄を観光旅行先に選んで欲しいと思います。(=^・^=)は沖縄も福島も行ったことがありますが、沖縄の方がいいと思います。
 


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)ふくしまDC幕開け 観光復興かなえる春 | 県内ニュース | 福島民報
(2)福島民報
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(4)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(5)『福島で日常を暮らすために#1』 TUFchannel
(6)「県民健康調査」 検討委員会・甲状腺検査評価部会について - 福島県ホームページ
(7)めげ猫「タマ」の日記 福島県富岡町60周年-未来は暗い-
(8)[PDF]参考資料1 避難指示区域の見直しにおける基準(年間 20mSv
(9)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2015年4月1日(水)放送」
(10)普天間移設問題に関するニュース [1/25ページ] | 沖縄タイムス+プラス
(11)普天間飛行場移設問題 琉球新報
(12)「琉球処分」 不当性が明らかになった - 琉球新報
(13)沖縄県の歴史 - Wikipedia
(14)沖縄返還 - Wikipedia
(15)沖縄返還協定 - Wikipedia
(16)琉球独立運動 - Wikipedia
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  1. 2015/04/02(木) 19:41:10|
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