福島県郡山市のHPに2015年3月中の人口動態が発表になったので(1)、2014年度の人口動態が揃ったので集計してみました。
2014年度(原発事故4年目) 3,079人
2009年度(原発事故前年度) 2,776人
で11%増えていました。偶然に起こる確率を計算したら0.01%なので、およそ偶然とは思えません。同じ福島県内でも放射能汚染が比較的マシな南会津郡では2月までの発表ですが(2)を集計すると
2014年度(2月まで) 443人
2009年度(2がまで) 422人
で5%程増えていますが、統計的な差はありません。
福島県郡山市は福島県の中央部に市で、津波被害はありません。

※(3)に加筆
図―1 本記事で取り上げる地域
福島県県民健康管理調査・基本調査を集計すると、福島原発後か4ヶ月でICRPが1年間の公衆の被ばく限度として定める1ミリシーベルトを超えて平均1.29ミリシーベルトの被ばくをしています(4)。

※(4)を転載
図―2 福島県各市町村の平均被ばく線量(原発事故4ヶ月)
郡山市の2015年3月中の人口動態が発表になったので(1)、各年度の死者数を集計してみました。

※2 震災犠牲者(直接死)は(5)による。
図―3 福島県郡山市の各年3-12月中の死者数
2014年度(原発事故4年目) 3,079人
2009年度(原発事故前年度) 2,776人
で11%増えていました。偶然に起こる確率を計算したら0.01%なので、およそ偶然とは思えません。なお福島第一原発事故は3月に始まった(6)ので、年度で言えば2010年度です。
図―2に示すように南会津郡の被ばく線量は郡山市に比べてだいぶ低くなっています。福島県は下旬に福島県内各市町村の全月の人口動態を発表しています(2)。2月末までの集計ですが、南会津郡の死者数あは
2014年度(2月まで) 443人
2009年度(2がまで) 422人
で5%程増えていますが、統計的な差はありません。
(=^・^=)は以前に福島市、いわき市について原発事故前の2009年度に対する2014年度の死者数の増加を集計していまます(4)。これを纏めると以下のグラフができます。

※本稿と(4)で作成
図―4 原発事故後4ヶ月の被ばく線量(平均)と2014年度の事故前の2009年度の死者数増加率
なんか放射能汚染の酷い場所程、死者数が増えている感じです。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(
ブログ図表)を参照ください。
福島県郡山市にも乳業メーカーがあります(7)。乳業メーカーのすぐ傍にはスーパーもあります(8)。そのの乳業メーカー製品は美味しいそうです(9)。

※google mapと(7)(8)で作成
図―5 福島県郡山市の乳業メーカー近くのスーパー
でもスーパーのチラシには福島産の牛乳はありません。

※(10)を抜粋
図―6 福島産牛乳が載っていない福島県の乳業メーカー側のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。計算方法は(=^・^=)の過去の記事(11)を見てください。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
郡山市の現住人口/郡山市(2)
福島県の推計人口(平成27年3月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ(3)
めげ猫「タマ」の日記 福島大型観光キャンペーン開幕―でも同じ行くなら「沖縄」の方が良い―(4)
めげ猫「タマ」の日記 2014年度の福島市の死者数は16%増(対2009年度)(5)
平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報 - 福島県ホームページ(6)
福島第一原子力発電所事故 - Wikipedia(7)
福島県酪農業協同組合 - Wikipedia(8)
ヨークベニマル/お店ガイド(9)
全国でも人気者!酪王牛乳(郡山市) | ふくしま 新発売。(10)
ヨークベニマル/お店ガイド(11)
めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
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- 2015/04/15(水) 19:56:29|
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