めげ猫「タマ」の日記

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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(4月3週)―福島のマダラは全数ND,でも青森、岩手は別ー

食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。4月3週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかり基準値超えが見つかっています(4)。
  ①検査数1,050件中12件の基準値超え(全体の1.1%)
  ②平均は、1キログラム当たり30.4ベクレル、最大9,800ベクレル(福島産イノシシ)。
  ③基準超の食品が福島のみで見つかっています。
4月3週のセシウム汚染食品

   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年4月3週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県
1.福島のマダラは全数ND,でも青森、岩手は別
  今週の厚労省の発表(3)のマダラの検査結果を集計すると
   福島県(検査・福島県農業総合センター)―検査11件全てで検出限界未満(ND:セシウムが見つからないこと)
   青森県(検査・東北緑化環境保全(株))―検査6件中2件でセシウムを検出
   宮城県(検査・宮城県他)       ―検査6件中2件でセシウムを検出
です。福島では見つからないマダラのセシウムは青森県や宮城県で見つかる不思議な現象が起きています。普通に考えれば、青森・宮城の方が見つかり難いと思うのですが・・・
 考えられるのは、福島の検査が低くでるか、青森・宮城の検査が高く出るかですが、青森と宮城が同じように検査を間違え高くでるは考えらません。福島県の検査は他より低くでるデタラメな検査です。福島産はデタラメな検査で「安全」とされています。

2.喜多方の切干大根は検査しても、福島市を検査しない福島県
  福島県喜多方市は福島県の西部の市で、福島県内では放射能汚染が比較的低い市です。また福島県13市中で子供の甲状腺検査で悪性または悪性の疑いが見つかっていない唯一の市です(7)。一方、福島県福島市は福島県の北部にあり、福島県内でも放射能汚染の酷い場所です(8)。
フクシマの中でも放射能汚染の酷い福島市
 ※(9)にて作成
 図―2 本記事で取り上げる地域

 2012年12月23日に厚生労働省は福島市産切干大根から1キログラム当たり3、000ベクレルの放射性セシウムが見つかったと発表しました(10)。出荷制限もありません(1)(3)。その後に、福島県産の切干大根の検査結果が発表になるですが、福島市産はありません(1)。以下に、喜多方市の福島市の切干大根の検査結果をしめします。
高濃度のセシウムが見つかった後は検査結果が無い福島市産の切干大根
※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 図―3 喜多方市と福島市の切干大根の検査結果

 喜多方市産の切干大根は継続的に検査されていますが、福島市産は1キログラム当たり3000ベクレルのセシウムが見つかったあとは検査がありません。
 先週の記事で福島県のキュウリの主産地の須賀川市のキュウリの出荷が始まったのに検査結果の発表が無い旨を記載しましたが(4)、今週も須賀川市産のキュウリの検査結果はありませんでした。
 福島産はリスクのありそうな物や主産地を避けた検査で「安全」とされています。


3.沼沢湖・ヒメマスのセシウムは急上昇
  沼沢湖は福島県西部にあるカルデラ湖で(11)、ヒメマス釣りができる場所だったのですが、福島原発事故によって放射能で汚染され「禁漁」になってしまいました(12)。
福島原発事故で基準値を超えた福島・沼沢湖のヒメマス
  ※(1)を集計
 図―4 福島県沼沢湖ヒメマスのセシウム濃度の推移

以下に、今年(2015年)に入ってからの検査結果を示します。
一度下がっても急上昇した沼沢湖のヒメマスのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 日付は捕獲日
 図―5 沼沢湖産ヒメマスのセシウム濃度(2015年)

以下に数値を示すと1キログラム当たりの値で
 3月13日に採取した物 6ベクレル
 3月20日に採取した物 2ベクレル
と低い値をキープしましたが
 4月 9日に採取した物65ベクレル
突然の上昇です。福島産はたとえ低い値が出ても、いつ上昇するか分かりません。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
・低く値が出るデタラメな検査で「安全」とされる福島産
・主産地やリスクのありそうな物の避けた検査で「安全」とされる福島産
・セシウムの急上昇をあり得る福島産
これでは福島の方は大変に心配だと思います。
 福島県郡山市のお米の生産量は45,800トンで福島県内最大です(13)。福島県郡山市産のお米は「あさか舞」とって美味しいと郡山市は主張しています(14)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(16)。でも福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米がない福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(16)を引用
 図―6 福島産米が載っていない福島県郡山市のスーパーのチラシ

 今、福島では大型観光キャンペーンを実施しています(17)。額面の半額で「旅行券」を発売するそうです(18)。(=^・^=)は宿の食事で食材の「産地表示」を見た事はありません。観光キャーペンに乗せられ福島にいったら、チラシに載せて特売もできない「フクシマ産」を食べてしまう覚悟が必要だと思います。だったら(=^・^=)は沖縄の方がいいと思います(17)。

 
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第926報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(4月2週)―福島・須賀川市はキュウリの出荷開始、でも検査はありませんー
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)「県民健康調査」 検討委員会・甲状腺検査評価部会について - 福島県ホームページ
(8)めげ猫「タマ」の日記 2014年度の福島市の死者数は16%増(対2009年度)
(9)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(10)食品中の放射性物質の検査結果について(第322報) |報道発表資料|厚生労働省中の「福島県での緊急時モニタリング等の結果(野菜類)(PDF:42KB) ⇒No1」
(11)沼沢湖 - Wikipedia
(12)ヒメマスは、今年も解禁を見送ります。 - 金山町ホームページ
(13)水稲・大豆・麦・そばの生産に関する資料 - 福島県ホームページ中の「1 水稲の部(P5~P45) [PDFファイル/285KB] 」
(14)郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市
(15)県産食品の安全・安心を確保する取組み | ふくしま 新発売。
(16)AEON | 店舗情報 | イオン郡山フェスタ店
(17)めげ猫「タマ」の日記 福島大型観光キャンペーン開幕―でも同じ行くなら「沖縄」の方が良い―
(18)平成27年6月1日より「福が満開、福のしま。」旅行券を販売いたします。 - 福島県ホームページ
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  1. 2015/04/21(火) 19:50:53|
  2. -
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