福島県内の東北道のサービスエリア(SA)の放射線量を調べたら1時間当たり0.3マイクロシーベルト以上りました。
GWが本番になりました(1)。東北にドライブを考えている方も多いと思います。一つ厄介な問題は車で東北に行くには、概ね福島県内の放射能汚染地帯の高速道路を走らなくては行けません。

※(2)等の作成
図―1 福島県内の高速道路
福島県内は無休憩で走り抜けるか、途中で休むかは悩ましい問題です。東北道のサービスエリアは多くの人が集まる場所だと思います。でも福島県のHPを見る限り放射線量の公表はありません(3)。たぶん、モニタリングポスト(放射線量の測定点)が設置されてないと思います。でも放射線量は気になります。
原子力規制委は航空機で面的に測定した放射線量の数値データを公表しています(2)。そくで福島県内にある東北道の二つのサービスエリア(安達太良SA、国見SA)(4)の5月1日時点の放射線量を調べてみました。

※1(2)とGoogle Mapで集計
※2 半減期を考慮し5月1日時点に補正
※3 補正方法は(5)による。
図―2 安達太良SAの放射線量(5月1日時点)

※注記は図―2に同じ
図―3 国見SAの放射線量(5月1日時点)
どちらも国が除染が必要だとする1時間当たり0.23マイクロシーベルト(6)を超えています。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(
ブログ図表)を参照ください。
放射線被ばくはすくなれば少ない程良いと思います。そのためには高速道路のサービスエリア等の多くの人が集まる場所の放射線量の公表は必須だと(=^・^=)は思います。でも福島県はそのような事はしません。ここに福島県の強烈な意図を感じます。福島発の情報には「安全」を喧伝するものはあっても(7)、判断材料して使える情報は皆無に思えます。これでは福島の方は大変に不安だと思います。
福島県郡山市の牛の飼育頭数は8904頭で福島県最大です(8)。福島の牛肉は美味しいそうです(9)。福島県も福島の農協も福島の牛肉は「安全」だと主張しています(9)(10)。でも福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産牛肉はありません。

※(11)を引用
図―4 福島産牛肉が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
残雪と新緑の安達太良山 登山客魅了 ゴールデンウイーク本番 | 県内ニュース | 福島民報(2)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会(3)
福島県放射能測定マップ(4)
東北自動車道 - Wikipedia(5)
めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―(6)
国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について(7)
ふくしま復興のあゆみ - 福島県ホームページ(8)
届出情報の統計-目的別索引-牛の個体識別情報検索サービス中の「■市区町村別飼養頭数・飼養施設数(平成26年10月31日公表) ⇒ ・市区町村別の牛の種別の飼養頭数(平成26年9月末時点) 」
(9)
JA全農福島/JA全農福島オンラインショッピング(10)
安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ(11)
2015年4月25日(土)〜30日(木)までの鎌倉屋折込チラシをチェックしよう!
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- 2015/04/29(水) 19:41:46|
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