「(ヨウ素131は)半減期が短いため自然界や冷却された使用済み核燃料中には検出限界以下しか存在しえず、ヨウ素131の検知は核実験や原子炉事故を意味する」(1)そうです。微量のヨウ素131を見つけることは大変ですが、食物によっては、ヨウ素を集めるので、食品中のヨウ素は環境中にヨウ素131が漏れないか、言い換えれば核実験や原発事故が起こってないか見るための大切な指標だと思います。ところで、厚生労働省の2011年10月25日の発表(2)では、ヨウ素131が青森県と茨城県の検査で見つかっています。場所も違いますし、検査機関も違うので、まず間違いはないと思います。
厚生労働省は、まとめも発表しています(3)。ここでは、なぜか検出限界以下になっています。以下の図を見てください。

図 まとめのデータと10月25日の発表データの差
「猫」は思います。東北電力さんに聞いてみたい!青森と茨城から同じ日にヨウ素131が見つかっているので、その中間にある原子力発電所(福島第一、福島第二、女川)が事故を起こしたに違いなって、どこですか・・
こんな書き換え、どうしてしたのかは、想像するしかありません。普通なら違うデータを記載するときは、元のデータも直し、直した理由を書類に付記するはずですが、それがありません。
―参考にしたサイト様―
(1)
ヨウ素131 - Wikipedia(2)
食品中の放射性物質の検査結果について(第229報)|報道発表資料|厚生労働省(3)
これまでの検査結果(産地別)(PDF:2,343KB)
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- 2011/11/17(木) 20:47:46|
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