めげ猫「タマ」の日記

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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月3週)―危険な汚染食品を垂れ流す福島県―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。7月2週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。
  ①検査1767件中5件の基準値超え(全体の0.3%)
  ②平均は、1キログラム当たり3ベクレル、最大160ベクレル(群馬県産クマ)。
  ③基準超の食品が福島、群馬で見つかっています。
市場で基準超えが見つかった福島産
  ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年7月3週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.危険な汚染食品を垂れ流す福島県
 国立医薬品食品衛生研究所の流通品の検査で福島産マイタケパウダーから基準値の1キログラム当たり100ベクレル(6)を超える102ベクレルのセシウムが見つかりました(3)。
  セシウム134 18ベクレル
  セシウム137 84ベクレル
の合計102ベクレルです。何故か厚生労働省の発表は合計が100ベクレルでした。過去の検査結果を見ると、2014年6月に基準値ギリギリの1キログラム当たり90ベクレルのセシウムが流通品(国立医薬品食品衛生研究所検査)で見つかっています。この時点で福島県は検査を徹底し、マイタケパウダーの市場流出を防止すべきだと思いますが、厚生労働省の発表(1)を見る限り福島県の検査結果はありません。福島県は放置しています。
 厚生労働省が「安全」としているのは1キログラム当たり100ベクレルまでです(5)。これを超えれば「安全」が担保されないセシウム汚染食品です。福島県は危険なセシウム汚染食品を検査せず市場に垂れ流しています。

2.福島産のハチミツから35ベクレル、福島県の検査は38件中36件で検出限界未満
 国立医薬品食品衛生研究所の流通品の検査で福島産ハチミツから1キログラム当たり35ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(3)。福島県の検査が気になる所です。以下に今年(2015年)の福島産ハチミツの精密検査結果を示します。
福島県と福島県外で大きく違う福島産はちみつの検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 日付は採取日または購入日
 ※3 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す
 図―2 福島産ハチミツの精密検査結果(2015年)

 福島県の検査では検査38件中36件で検出限界未満(ND)です。最大でも1キログラム当たり8.8ベクレルです(1)。検査結果が全く合いません。どちらかが間違っています。
 夏になると美味しいお魚が少なくなりますが、夏のスズキはよく太って非常に美味でだそうです(7)。この時期、スズキは(=^・^=)にとって大切なお魚です。検査結果が気になります。そこで6,7月の厚生労働省発表分(1)について纏めてみました。値は1キログラム当たりです。
 福島県検査 検査 9件 うち検出限界未満は7件(全体の78%) 平均2.9ベクレル
 茨城県検査 検査20件 うち検出限界未満は2件(全体の10%) 平均4.0ベクレル
福島県が検査する福島産スズキからはセシウムが殆ど(全体の78%)からセシウムが見つかっていませんが、茨城県が検査する茨城産からは殆ど(全体の90%)でセシウムが見つかっています。常識的考えれば汚染源は福島にあります。福島が高くなっていいはずです。
 ハチミツの例をみてもスズキの例を見ても分かる通り、福島県の検査は他所より低く出るデタラメな検査です。

3.怪しげな産地を検査しない福島県
 福島では6月にブルーベリー園が開園しました(8)。7月13日に川俣ではブルーベリー目揃会が開かれました(9)。福島はブルーベリーのシーズンです。確り検査されているか心配です。福島県伊達市は福島県北部に位置し避難区域に隣接しています。福島県川俣町は今も町の一部が避難区域になっています。
福島県内でもセシウム汚染が酷い伊達市と川俣町
 ※1(10)の数値データを元に(11)に示す手法で7月1日時点に換算
 ※2 放射線量は2015年7月1日時点
 図―3 福島県伊達市と川俣町

以下に拡大図を示します。
避難区域に隣接する伊達市、避難区域がかかる川俣町
 ※1(10)の数値データを元に(11)に示す手法で7月1日時点に換算
 ※2 放射線量は2015年7月1日時点
 ※3 「避難区域」は(12)による
 ※4 伊達市染川町は(13)による
 図―4 福島県伊達市と川俣町(拡大図)

福島県伊達市も川俣町も図に示す通り福島県内でもセシウム汚染が酷い所です。今は消えてしまいましたが、、福島県は2013年7月に伊達市産のブルーベリーから基準値を超える1キログラム当たり150ベクレルが見つかったと発表しました。ただし厚生労働省からの発表はありませんし、出荷制限も実施されていません(14)(15)。以下に伊達市産のブルーベリーのセシウム濃度の推移をしめします。
基準超えが見つかった後は年1件となった伊達市のブルーベリー検査
 ※(1)と(14)を集計
 図-5 福島県伊達市のセシウム濃度

 基準値超えが見つかっているので、その後の厳しく検査しないと市場流出の可能性があります。でも図―4に示す通り2014年、15年の検査はたった1回です。当時の発表によれば基準超えのブルーベリーが見つかったのは、伊達市染川町です。ここは図―4に示すように伊達市内では放射線量が低い場所です。そこで基準超えが見つかったのでかなり確りした検査をしなければ「安全」は担保できません。
 図-4に示す様に川俣町は1部が避難区域になっていますが、避難区域外も過去に基準超えのブルーベリーが見つかった伊達市染川町よりセシウム汚染が酷くなっています。JA新ふくしまによればブルーベリーの生産があるので(9)、確り検査する必要があります。でも厚生労働省の発表を見る限り、福島原発事故以降の検査結果は見つかりません。
 福島県は検査が必要な所を検査を避けて、福島産は確り検査されており「安全」だと主張しています(16)。
 福島発の報道(17)によると福島県産ブルーベリーを使ったアイスクリームを愛知県の女子高生が開発したそうです。
福島産ブルーベリーを使ったアイスクリーム
 ※(17)をキャプチャー
 図―6 福島産ブルーベリーを使ったアイスクリーム

 福島の方は愛知の女子高生に
  「福島の果物が放射性物質検査をクリアして出荷されている」
ことを教え込んだとのことです。
福島は安全と洗脳される女子高生
 ※(17)をキャプチャー
 図―7 「福島の果物が放射性物質検査をクリアして出荷されていることを学ぶ」と報じる福島のローカルTV局(FCT)

 でも彼女たちが扱ったブルーベリーが過去に基準超えを起こしたのに出荷制限されなかった事や(15)、本稿に記載したように福島県内でも汚染の酷い産地の検査が避けられていることは教えたは不明です。このアイスクリームは名古屋市内の観光施設でも販売されるそうです(18)。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 ・危険な汚染食品が垂れ流される福島産
 ・他所より低くでるデタラメな検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 これでは福島の方も心配だと思います。
 福島では桃の出荷が本格化しました。今年の福島のモモは例年以上に甘いそうです(19)。福島県は福島産のモモは「安全」だと主張しています(20)。
福島県県北地域はもも、りんご、なし等全国有数の果樹地帯を形成しています。県北地域の一つに「二本松市」があります(21)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産モモは載っていません。
他県産はあっても福島産モモが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(22)を引用
 図―8 他県産はあっても福島産モモが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第939報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月2週)―北海道より少ない福島のマダラのセシウム―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)スズキ (魚) - Wikipedia
(8)平成27年の記事 - かおるブルーベリ園
(9)ブルーベリー目揃会を開く - ブログ
(10)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(12)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(13)市勢要覧 - 福島県伊達市ホームページ
(14)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月2週)-基準値を超た伊達市の果物は検索データベースに乗せない福島県―
(15)ブルーベリーから 基準超のセシウム検出 福島・伊達市で採取 (FGW) | Finance GreenWatch
(16)検査体制について | ふくしま 新発売。
(17)福島のニュース 福島テレビ(7月22日ひる放送) FTV8
(18)希望のアイスを作りたい - NHK福島県のニュース
(19)「あかつき」出荷本格化 JA新ふくしま 例年以上の甘さ | 県内ニュース | 福島民報
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(21)県北地域の概要 - 福島県ホームページ
(22)店舗・チラシ検索|ベイシア beisia 豊かな暮らしのパートナー
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  1. 2015/07/22(水) 19:45:46|
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