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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

汚染リスクの高い場所ほど荒くなる福島産のモモ検査

検査結果の発表を見ていると、福島のモモの検査数市町村毎にばらつきがあります。(=^・^=)なりに調べたら、汚染リスクが高い市町村ほど検査が荒くなっていました。
セシウム汚染リスクが高い程に検査が荒くなる福島産のモモ
  ※1 検査回数および2011年セシウム濃度は(1)を集計
  ※2 生産量は(2)による
  ※3 横軸は2011年の平均のセシウム濃度
  ※4 縦軸の1検査当たりの生産量は、生産量÷検査回数で算出
  ※5 検査回数は2015年で、8月3日発表分まで
  ※6 検査数2回以上の市町村を集計
  図―1 2011年の福島産モモの平均セシウム濃度と1検査当たりの生産量

 福島産は確り検査されており、福島産を正しく恐れ避ける行為を「風評被害」と非難される方がいます。たとえば福島市の主婦の方は(3)
「福島に未だに残る風評被害…
ですが!きちんと検査を行っていますので、安心して『くだもの王国福島』の美味しさを堪能して頂きたいです。
生産者の方々の沢山の愛情もこもっています!」
と主張されています(4)。もし、福島県の検査が正確でかつ汚染リスクの酷い場所も確り検査されているなら、彼女の主張は正当であり、福島産を避ける方は美味しい福島産を手にするチャンス失います。
 いま、福島はモモのシーズンです(5)。そこで福島のモモで汚染リスクの酷い場所も確り検査されているか検証してみました。
 以下にももの生産量(2)と今年8月3日発表分(1)までの検査回数を纏めてみました。
生産量とは無関係な福島のモモの検査回数
  ※(1)(2)で作成
  ※ 検査回数は8月3日の厚生労働省発表分まで
  図―2 福島の市町村別のモモの生産量と検査回数

 福島市産(検査回数22回)を除けば多くて3,4回です。生産量が多いからといっても多く検査されている訳ではありん。桑折町産の検査回数は4、大玉村産モモの検査回数は3回でそれ程に違いはありませんが、生産量は桑折町3940トンと大玉村6トンで大きく異なります。(=^・^=)なりに調べたら、2011年のセシウム濃度が1キログラム当たりの平均で
  大玉村 全数検出限界未満(ND)
  桑折町 42ベクレル
です。以下に大玉村と桑折町のモモの検査数を示します。
激減する桑折町、増える大玉村、福島のモモの検査回数
  ※(1)にて作成
  図―3 大玉村と桑折町のモモの検査数

 桑折町産モモの検査数はどんどん減っていますが、2011年に全数が検出限界未満の大玉村のモモの検査数は2011年に比べ増えています。福島ではセシウム濃度が低い産地の検査は増え、生産量が多くセシウム濃度が高い産地は減っているみたいです。
 出荷制限をみると概ね市町村単位です(6)。生産量に係らずモモの産地は最低1回の検査は必要ですが、2回目以降は「裁量」だと思います。そこで2回以上の検査されている市町村についいて2011年のセシウム濃度と検査1回当たりの生産量を比較してみました。結果は図―1に示す通り、セシウム汚染が酷い市町村程、1検査当たりの生産量が多く検査が荒くなっています。
 福島県桑折町は毎年、陛下にモモを献上するなど(7)、福島県内でもモモの生産が盛んな町です。今年は陛下のモモ畑訪問(8)や、安倍出戻り総理へのモモ贈呈(9)などパワーアップしています。
お隣の宮城や茨城に比べても綺麗な福島の女性に桃を贈られる安倍出戻り総理
 ※(9)を引用
 図-4 安倍出戻り総理にモモを贈呈するお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗な福島の女性

 以下に南会津町と桑折町の位置を示します。
福島県内でも汚染が酷い桑折町、マシな南会津町
※1(10)の数値データを元に(11)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 放射線量は2015年8月1日時点
 図―5 桑折町と南会津町

 図に示す通り南会津町は福島県内ではセシウム汚染が少ない町です。南会津町はトマトが町の名産品だと主張しています(12)。ただし生産量は2,370トンで桑折町のモモの6割程度です。南会津町のトマトはハウス栽培が主流で(13)であり、福島産の中では相対的にセシウム汚染リスクが少ない産品です(14)。以下に南会津産トマトと桑折町産モモの検査数を示します。
大幅に減った桑折町のモモ、増えた南会津町のトマトの検査回数
 ※(1)を集計
 図―6 桑折町産モモと南会津町産トマトの検査回数

 セシウム汚染リスクの高い桑折町産モモの検査回数は減っていますが、セシウム汚染リスクが低い南会津産のトマトの検査数は増えています。福島県はセシウム汚染リスクが小さい産品を優先して検査しています。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
福島産は汚染リスクが高い所の検査数が減らされ、低い場所は増えています。
 福島のモモは大部分が福島盆地で作られます。
福島のモモの大部分は汚染の酷い福島盆地産

※(14)を集計
 図―7 福島県のモモの生産量(2007年)

 福島盆地では死者数が増えています。
 原発事故後は死者数が増え続ける福島盆地
 ※1(15)を転載
 ※2震災被害者には間接死を含まず
 ※3集計期間は各年3月から翌年2月までの1年間
 図ー8 福島盆地の死者数

福島盆地の死者数は
 福島原発事故前1年(2010年3月から11年2月)の死者数は3,988人
 福島原発事故後4年目(2014年3月から15年2月)の死者数は4,535人
で約9%増加しています。偶然に起こる確率を計算すると0.01%なので偶然とは考えにくいです(15)。
一方、福島県のいわきでは図―7に示すようにモモの生産は殆どありません。以下にいわき市の死者数をしめします。
死者数が有意には増えていないいわき市
※1(16)を集計
 ※2震災被害者には間接死を含まずデータは(17)による。
 ※3集計期間は各年3月から翌年2月までの1年間
 図―9 いわきの死者数推移

いわきの死者数は
 福島原発事故前1年(2010年3月から11年2月)の死者数は3,246人
 福島原発事故後4年目(2014年3月から15年2月)の死者数は3,284人
で少し増加していますが、統計的な差はありません。
 福島のモモの検査は汚染リスクが高い場所で荒く、モモの生産な盛んな福島盆地で有意に死者数が増え、殆どモモが生産されていないいわきでは増えているとは言えない事実がれば、福島の方は不安になると思います。
 農林水産省の統計(14)をみると福島県白河市は福島県2位のトマトの産地です。福島のトマトは今がシーズンです(18)。福島のトマトは美味しいそうです(19)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(20)。でも福島県白河市のスーパーのチラシは福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県白河市のスーパーのチラシ
※(21)を引用
 図―10 福島産トマトが無い福島県白河市のスーパーのチラシ

当然の結果です。(=^・^=)も福島県須賀川市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

以下に図―1で使用した数値を示します。
 回数    :2015年の検査回数(厚生労働省8月3日発表分
 生産量   :年間の生産量
 1検査当たり:検査1回当たりの生産量、生産量÷検査回数で算出
 平均(Bq/kg) :2011年もモモの検査結果の平均、1キログラム当たりのベクレル数

    回数 生産量 1検査当たり 平均(Bq/kg)
福島市 22  12500 568.2    23.0
二本松市 3   44 14.7    20.0
伊達市  4  9110 2277.5    41.1
本宮市  3   16 5.3    23.0
桑折町  3  3940 1313.3    41.6
国見町  4  3400  850.0    28.0
大玉村  3    6   2.0   全数ND
須賀川市 3   465  155.0    1.7
田村市  2    0   0.0    4.7
鏡石町  3   149  49.7    8.0
白河市  4   216  54.0    8.2
喜多方市 2   15   7.5  全数ND
南会津町 2   15   7.5  全数ND


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103
(3)ミスピーチ12人決まる 福島の果物、全国PRへ (福島民報) - Yahoo!ニュース
(4)ミスピーチキャンペーンクルーのブログ 2015ミスピーチキャンペーンクルー 井上 幸
(5)JA伊達みらいの広報担当さんはTwitterを使っています: "みやぎ生協さん榴岡店です!本日、お買得ヾ(@⌒ー⌒@)ノ店内は桃のあまい香りに包まれています♡ http://t.co/h4CTss3j6s"
(6)農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ中の「農林水産物の摂取及び出荷制限等について」
(7)献上桃の郷桑折町22年連続 - JA伊達みらいのホームページ
(8)7月16日 天皇皇后両陛下、行幸啓で桑折町へ | 桑折町ウェブサイト
(9)7月31日 桃のトップセールスで首相官邸に! | 桑折町ウェブサイト
(10)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(12)南郷トマト |観光情報|福島県南会津町
(13)夏に美味しいきゅうり!その“目利き”を伝授します! | ふくしま 新発売。
(14)栽培関係 ~栽培方法~
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(16)ザ・ビッグ 須賀川店のチラシ・特売情報 [クックパッド] スーパーの情報とレシピで賢く節約!
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  1. 2015/08/07(金) 19:40:25|
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天然放射線と人工放射線の違いがある

少量でも線量が検出されれば、体内蓄積が出でくると思われる。専門家と言われる方たちの発言が統一できない内容から見れば、彼らには技術が無い事が明白。小生、日本原子力研究機構などにも相談しているが、くだらないプライドで、無視や回答があっても研究していないとか、研究者がいないとの返事。何のために多額の税金を使わせているんでしょう?矛盾を感じませんか?小生周りのデーターから、確実にセシウム、ストロンチウム、ヨウ素の吸着ができる言っても良いと思われる内容です。
小生の作った装置の検証を、あらゆる機関に申し出でいますが、どこも無視の状況や行っていないなどの返事ばかりです。

某大学名誉教授の内容では、今までに体内蓄積が無いと言われていた内容が、少しずつ蓄積されるという内容がある。我々国民は、知識が無いため騙され続けている現状だと思われる。そこで肥料も農薬も一切使わず、葉物野菜製造を始めてみた。
都内でも未だ高線量の場所、風雨で汚染物質が運ばれる内容から、汚染野菜を作らない内容に対応してみている。
  1. 2017/01/07(土) 09:47:59 |
  2. URL |
  3. 藤澤 千 #-
  4. [ 編集 ]

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