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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島県では女の子が多く生まれる(2015年6,7月)

福島県の7月中の人口動態が発表になったので(1)、6,7月の赤ちゃん誕生数を纏めてみました。
 男の子 1,144人
 女の子 1,248人
で女の子が多くなっています。通常は男の子が多く生まれるので(2)異常な事態です。偶然に起こる確率を計算したら3.3%なので、偶然と言い切るのは困難です。
以下に今年(2015年)の福島県の赤ちゃん誕生数を示します。
女の子が多く生まれるようになった福島県
※(1)を集計
 図―1 福島県の赤ちゃん誕生数

6月、7月と2ヶ月連続で女の子が多くなっています。
以下に2014,15年の月別の男の子の誕生数を示します。
男の子が生まれなくなった福島県
 ※(1)を集計
 図ー2 福島県の男の赤ちゃん誕生数

 2015年の6,7月は2014年に比べ減っています。各年6,7月の男の赤ちゃん誕生数をみると
 2014年6,7月 1,281人
 2015年6,7月 1,144人
で2015年は2014年に比べ11%減っています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.5%ですので、偶然とは言い難いと思います。
 以下に2014、15年の月別の女の子の誕生数を示します。
女の子は減らず生まれる福島県
 ※(1)を集計
 図―3 福島県の女の赤ちゃん誕生数

 男の赤ちゃん程には減っていません。各年6,7月の女の赤ちゃん誕生数は
  2014年6、7月 1,248人
  2015年6、7月 1,285人
で逆に増えています。ただし偶然に起こる確率を計算すると20%なので、統計的な差があるとは言えません。
 福島県では男の子が生まれなくなり、女の子はそのままです。

<余談>
  図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください
 男の子でも女の子でも生まれて来てくれれば問題ないと多くの方が考えると思います。まして福島県の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。
 放射性物質入りかもしれない福島産果物を試食する安倍出戻り総理
 ※(3)を転載
 図―4 安倍出戻り総理にモモを食べさせる福島県の綺麗な女性 

 でも他に影響が無いか心配です。でも他に影響がないか心配です。放射線影響研究所は、放射線による遺伝的欠陥が生じてないことの根拠の一つとして、広島・長崎では赤ちゃんの男女の比率(出生性比)や自然死産率に異常が認められなかったことを挙げています(4)。通常は男の子の方が多く生まれます(2)。福島県は自然死産率も福島では有意に上昇しています(5)。
全国の1.5倍の福島県死産率(グラフ)
 ※(5)を転載
 図―5 福島県の自然死産率の推移


放射線による遺伝的欠陥が生じてないことの根拠の一部が崩れたのは間違いないと思いまいます。
 このような事があると「福島産 食べて応援、不幸な子供」なんて事になりそうです(6)。福島の方も心配だと思います。
 福島県二本松市は福島県内でも農業が盛んな市です(7)。特にピーマンは福島県二本松市を代表する夏野菜のひとです。福島県二本松市のピーマンは太陽の光をいっぱいうけて育った、ビタミンが豊富だそうです(8)。以下に福島県のピーマンの生産量を示します。
田村・小野・二本松が大部分を占める福島のピーマン生産
 ※(9)を転載
 図―6 福島県のピーマンの生産量(2007年)

 田村市・三春町・二本松市が主要な産地です。以下に位置を示します。
セシウム汚染の酷い福島のピーマン産地
 ※1(9)を転載
 ※2 2015年6月1日時点に換算
 図―7 福島県内のピーマンの主産地

 図―7に示すように二本松市、田村市と三春町は互いに接しておりこの2市1町で福島のピーマンの生産地帯を形成してるとも取れます。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(10)。でも福島県二本松市のスーパーのチラシにはピーマンを含め福島産はありません(11)
他県産はあっても福島産が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
※(11)を抜粋
 図―8 福島産が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
 以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。計算方法は(=^・^=)の過去の記事によります(12)。

 表―1 赤ちゃんの男女比(福島県)
有意差検定表(男女比)

 表―2 男の子の誕生数(福島県)
有意差検定表(男の子誕生数)

 表―3 女の子の誕生数(福島県)
有意差検定表(女の子誕生数)

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県の推計人口(平成27年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(2)出生性比
(3)めげ猫「タマ」の日記 福島・サクランボ価格、2年連続山形に及ばず
(4)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(5)めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(6)めげ猫「タマ」の日記 食べて応援、不幸な子供
(7)めげ猫「タマ」の日記 福島県二本松市死者数13%増(対原発事故前)(2014年5月ー15年4月)-でも増えてない所もある―
(8)ピーマン - JAみちのく安達-食と農を結ぶJAづくり 福島県二本松市・本宮市・大玉村の農業協同組合
(9)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月4週)―福島のスズキは全数ND、茨城は僅か13%がNDー
(10)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「やさい編 [PDFファイル/131KB]」
(11)店舗・チラシ検索|ベイシア beisia 豊かな暮らしのパートナー
(12)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
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  1. 2015/08/24(月) 19:42:18|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

楽しくハッピーさには、厚労省発表の手足指胎児性先天性欠損症や心疾患の増加が載っていました。心疾患なんかは、福島茨城だけ抜けているのだそうです。
もうその増加には震撼しか感じません。
  1. 2015/08/24(月) 21:22:58 |
  2. URL |
  3. 武尊43 #mWyI0ZzU
  4. [ 編集 ]

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