めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月)―ムラソイは福島いわきは12ベクレル、でも北茨城は21ベクレル―

食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。8月の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)~(7)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。7月に続き8月もしっかりセシウム汚染食品がみつかっています(8)。
  ①検査数6,085件中19件の基準値超え(全体の0.3%)
  ②平均は、1キログラム当たり2.1ベクレル、最大1,400ベクレル(福島県産イノシシ)。
  ③基準超の食品が宮城、福島、群馬で見つかっています。
4年半近くたっても見つかりづづけるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(9)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年8月)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(10)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

福島を中心にまだまた高濃度のセシウム汚染が見つかっています。

1.ムラソイは福島いわきは12ベクレル、でも北茨城は21ベクレル
 福島県いわき市と茨城県北茨城市は県境を挟み隣接しています。お魚には県境は関係ないので自由に行き来できると思います。
福島第一からいわき市に向かって流れる海流
 ※2 放射線量は(12)のデータを(13)を示す方法により9月1日換算
 図―2 本記事で取り上げる市

以下に福島県が測定したいわき市と茨城県が測定した北茨城市のムラソイのセシウム濃度を示します。
北茨城市より低い福島・いわき市のムラソイ検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満をしめす。
 ※3 日付は捕獲日
 図―3 ムラソイのセシウム濃度

 図に示す通りいわき市のムラソイが低く出ています。2015年5月以降の最高値でみると、1キログラム当たりの値で
 福島県が検査したいわき市産 検査数9、最大12ベクレル
 茨城県が検査した北茨城市産 検査数3、最大21ベクレル
です。福島県の方が検査数が多く、汚染源の福島第一に近いので高い値が出る筈ですが結果は逆です。福島県の検査が他より低く出る例は幾つもあります。たとえば福島県産あわびについて
 福島県漁連検査  検査48件中5件のセシウム入り
 福島県検査   検査119件中1件のセシウム入り
です(8)。福島県の検査は他より低くでる検査です。この検査に基づいて福島産は「安全」とされ出荷されます。

2.福島市のブドウ・ナシの検査はたった1件
 9月に入り福島のセシウム入りモモ(14)のシーズンも終わり、これからはブドウ、ナシのシーズンです(15)。以下に福島県のブドウの生産量を示します。
福島のブドウの主産地は汚染の酷い福島市
 ※(16)にて作成
 図-4 福島県のブドウの生産量

 福島県最大のブドウの産地の福島市ではブドウの泥棒対策が始まったそうです(17)。第3位の産地の会津若松市でもブドウの収穫が始まったそうです(18)。ナシも福島市が最大の産地です(14)。
お隣の茨城や宮城に比べても綺麗な福島の女性
 ※(18)をキャプチャー
 図ー5 ブドウの収穫をするお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗な福島の女性

 福島はブドウやナシのシーズンです。検査されているか心配です。福島県が運営する検査結果を検索するサイト(19)で検査数を確認してみました。ブドウもナシも福島県の検査数は共にたった1件でした。でも検査能力が無いわけではないようです。福島県いわき市産のナシは6件あります。
 福島市といわき市の違いを調べたらセシウム汚染です。図―2に示す様に福島市は広範囲に除染が必要な毎時0.23マイクロシーベルト(20)の地域が広がっていますが、いわき市は大部分は毎時0.23マイクロシーベルト未満です。福島産は生産量に関係なくセシウム汚染が酷い場所は避けられた「検査」で安全とされています。

3.福島県田村市のハチミツのセシウム濃度は上昇中
 福島県田村市は阿武隈高原の山の中にある山間僻地です(21)。以下に田村市産のハチミツのセシウム濃度を示します。
去年よりも高くなった福島県田村市産はちみつのセシウム濃度
 ※(1)を集計
 図―6 福島県田村市産ハチミツのセシウム濃度

 去年は2回の検査が実施され1キログラム当たりで、58と21ベクレルで平均40ベクレルでした。今年は1回の検査で69ベクレルで上昇してます。1回の検査でこの数字ですから、ばらつきを考えるとあと3,4回検査したら基準値超えがでそうです。
 福島産は去年基準値以下だから今年も大丈夫とは言えません。


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 これでは福島の方も心配だと思います。
 福島県のトマト最大産地の南会津町(22)は今がトマトのシーズンです(23)。福島県は福島産トマトのCMを流しているそうです(24)。
安全とは言えない福島産のCM
※(24)をキャプチャー
 図―7 福島県のトマトのCM

福島県は福島産トマトは「安全」だとも主張しています(25)。でも福島県福島市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあってもが福島産トマトが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(26)を引用
 図―8 福島産トマトが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。



―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第941報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)食品中の放射性物質の検査結果について(第942報) |報道発表資料|厚生労働省
(5)食品中の放射性物質の検査結果について(第943報) |報道発表資料|厚生労働省
(6)食品中の放射性物質の検査結果について(第944報) |報道発表資料|厚生労働省
(7)食品中の放射性物質の検査結果について(第945報) |報道発表資料|厚生労働省
(8)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月)―県漁連は10%超、福島県は1%以下、福島産アワビのセシウム検出率―
(9)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(10)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(11)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(12)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(14)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月4週)―今年も福島のモモはセシウム入り―
(15)福島 果物狩り | 一般社団法人 福島市観光コンベンション協会公式ページ こらんしょふくしま
(16)統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103中の「10 果樹⇒福島県」
(17)ぶどうを盗難から守る - ブログ
(18)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2015年8月31日(月)放送」
(19)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。
(20)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(21)めげ猫「タマ」の日記 福島県田村市の無検査野菜カレー
(22)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月3週)―汚染食品に新たなキノコが仲間入り―
(23)南郷トマト |観光情報|福島県南会津町
(24)TVCM(ふくしまプライド。「南郷トマト 30秒」篇) | ふくしま 新発売。
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(26)イトーヨーカドー 福島店
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  1. 2015/09/01(火) 19:37:33|
  2. -
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