めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

NHKの嘘報道―福島第一汚染水増加は日々300トン、実は490トン―

 NHKは9月3日の19時台の番組で、福島第一の汚染水の増加量を日量300トンと報じていました。
福島第一の汚染水増加は日々300トンと嘘を報じるNHK
※ 2015年9月3日19時台のNHKの番組をキャプチャー
 図―1 福島第一の汚染水の増加は日々300トンと「嘘」を報じるNHK
 
 ところが東電の発表資料を集計すると、福島第一の汚染水総量は
  2014年8月26日時点61万3008立方メートル(1)
  2015年8月27日時点79万2187立方メートル(2)
で、366日間で17万9179立方メートル増加してしてます。1立方メートルを1トンとすると(3)、
 1日当たりの増加量は490トン(179,179÷366)
でNHKは4割ちかくも少ない「嘘」を報じています。
 福島第一では日々、汚染水が増え続けています。
日々490トンのペースで増え続ける福島第一汚染水
 ※(4)を集計
 図―2 増え続ける福島第一の汚染水

 このままでは溢れてしまうので、汚染水をタンクに汲み上げ保管しています(5)。その結果、図―1をみても分かるように福島第一は汚染水タンクだらけになってしまいました。
 福島第一原発では汚染水増加抑制対策としてタービン建屋や原子炉建屋の山側から汚染地下水を汲み上げ海に流す「地下水バイパス」が稼働しています(6)。以下に地下水バイパス稼働後の地下水位を示します。
    brg140609d.gif
 ※1(7)を引用
 ※2 数値は海面からの高さ(O.P.)
 図―3 地下水バイパス稼働後の地下水位

 タービン建屋周囲でみると低い場所では地下水位は3m程度です。仮にタービン建屋の水位が3mを超えれば、水は高い方から低い方に流れるので、タービン建屋から直接に汚染水が漏れ出すリスクが生じます。
 以下にタービン建屋の汚染水の水位を示します。
3mを超えて上昇する福島第一タービン建屋の水位
※(4)を集計
 図―4 福島第一タービン建屋の汚染水水位

 しばらくは3mを下回っていたのですが、このところ上昇しだし最近は3mを超えるこえています。東電がこのようなオペレーションを実施するのは想像するしかありませんが、ギリギリの状態に追い込まれている感じがします。
 次の汚染水対策に「サブドレン」があります。タービン建屋の直ぐ側ら汚染地下水を汲み上げ海に流すものです(8)。
サブドレインの概要
 ※(9)にて作成
 図―5 サブトレンの概要

 サブドレンの運用が9月3日に開始されました(10)。
サブドレン運用開始を報じる福島民報
 ※(11)を2015年9月4日に閲覧
 図―6 サブドレン運用開始を報じる福島県の地方紙「福島民報」

 (=^・^=)がNHKの19時台の番組を見ている限り福島第一原発からの汚染雨水漏れ(12)等は報じていないのですが、サブドレンの運用開始は確り報じていました。でも「嘘」報道付きです。最初に記載した通り汚染水の増加量は実績として日々490トンですがNHKは4割程少ない日々300トンでした。
 東電の公式発表は日々332トンです(12)。
汚染水増加は日々332トンを主張する東京電力
 ※(13)を引用
 図―7 汚染水の増加量は日々332トンとする東京電力
 NHKが報道機関であれば、東電発表であっても真偽を確認し正確な報道をすべきですがNHKはその意思はないようです。プロパガンダ機関であれば東電や国の発表をそのまま宣伝するのが正しい姿勢ですが・・・
 NHKは同じ番組で「浄化」して海に流すとも報じています。
浄化・放出とだけ報じるNHK
 
 ※ 2015年9月3日19台のNHKの番組をキャプター
 図―8 汚染地下水を「浄化」して海に流すと報じるNHK

 これでは汲みあげた汚染水に放射性物質が含まれていてもすべてが綺麗なってから海に放出されるみたいですが、東電の資料で浄化の対象となっているのは「セシウム」「ストロンチウム」と「アンチモン」だけです(8)。東京電力はサブドレン他浄化設備を
「くみ上げた水に含まれている放射性核種(トリチウム除く)を十分低い濃度になるまで除去し、一時貯水タンクに貯留する設備」
と説明し(14)、トリチウムを浄化しない事を明言していますがNHKはこれを伝える意思はないようです。もしNHKがプロパガンダ機関なら当然の結果です。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 NHKは「報道機関」を自称していますが(15)、実態は不都合な情報は隠すかデマで誤魔化すプロパガンダ機関だと(=^・^=)は思います。(=^・^=)はNHKからテレビを持っているとの理由で受信料と称し「カツアゲ」にあっています。こんなプロパガンダ専門の放送局があっては福島の方は不安だと思います。
 福島県は福島産トマトのCMを流しているそうです(16)。
安全とは言えない福島産のCM
 ※(16)をキャプチャー
 図―9 福島県のトマトのCM

福島県は福島産野菜は「安全」だとも主張しています(17)。でも福島県福島市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―10 福島産トマトが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第165報)|東京電力
(2)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第216報)|東京電力
(3)水 - Wikipedia
(4)プレスリリース|東京電力中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について 」
(5)原子炉の安定化|東京電力
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の地下水バイパスについて
(7)【資料2】汚染水問題に関する各対策の実施状況(1.27MB)PDF
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島第一サブドレイン汲み上げについて
(9)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ(計画)|東京電力
(10)(コメント)福島第一原子力発電所におけるサブドレン他水処理施設の運用開始について|東京電力
(11)福島民報
(12)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(8月5週)―またも汚染雨水漏れ―
(13)中長期ロードマップ|東京電力中の「
中長期ロードマップの進捗状況・2015年8月27日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第21回事務局会議)⇒【資料3-1】汚染水対策(23.3MB)」
(14)2015年8月26日「平成27年度第6回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」における当社資料のご説明について
(15)命と暮らしを守る | NHKについて
(16)TVCM(ふくしまプライド。「南郷トマト 30秒」篇) | ふくしま 新発売。
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
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  1. 2015/09/04(金) 19:50:49|
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