めげ猫「タマ」の日記

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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月2週)―茨城のススギは9割でセシウム入り、福島は全数ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。9月2週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。
  ①検査数1374件中1件の基準値超え(全体の0.1%)
  ②平均は、1キログラム当たり1.3ベクレル、最大104ベクレル(福島県産アユ)。
  ③基準超の食品が福島のみで見つかっています。
事故から4年半を過ぎても汚染食品が見つかる福島
  ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年9月2週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.茨城のススギは9割でセシウム入り、福島は全数ND
  以下に福島産と茨城産の今年7月以降の「スズキ」の検査結果を示します。
 茨城より低く出る福島産スズキの検査結果
 ※1(1)を集計
  ※2 NDは検
  図―2 福島産、茨城産のセシウム濃度

 福島県が検査した福島産のスズキ  7件全てで検出限界未満(ND)
 茨城県が検査した茨城産のスズキ 22件中20件でセシウムを検出

 検査結果が見る限り、茨城県産スズキの方がセシウム濃度が高くなっています。でも茨城県と福島県はお隣同士で極端に違うとは思えません。偶然に起こる確率を計算したら1.2%でおよそ偶然とも思えません。
  表ー1 偶然に起こる確率の計算結果
  ※計算方法は(7)による。
有意差検定表
だいたい汚染源は福島にあります。それなのに茨城産の方がセシウム濃度が高いなどあり得ません。福島県か茨城県の検査のどちらかが間違っています。先週に福島県産ユメカサゴについて、福島県漁連の検査に比べ福島県の検査は低く出るとの記事を書きました(4)。福島県の検査は他よりも低くでる検査です。
福島産は他よりも低くでる検査で安全され出荷されています。

2.福島はリンゴの安全宣言、でも主産地は検査していません
 福島県は最大産地の福島市産のリンゴを検査せずに、福島産リンゴについて「検査で安全が確認された」と広報し、事実上の安全宣言を出しました(8)。
福島県のリンゴの「安全宣言」
 ※(8)を転載
 図―3 福島県のリンゴの安全宣言

 その後が気になるので、福島県が運営するサイト(9)で、福島市産のリンゴの検査結果を調べてみました。検査結果が出て来ません。
 以下に福島県福島市を示します。
福島県内でも汚染が酷い福島市
  ※放射線量は(10)の数値データを(11)に示す方法で9月1日に換算
 図―4 福島県福島市と阿武隈川

福島県は放射能汚染の酷い主産地の検査をしないまま安全宣言を出しています。以下に
 福島産はセシウム汚染が酷い主産地は避けた検査で安全とされています。

3.阿武隈川のアユのセシウム濃度は上昇中
 阿武隈川は福島県の中央部を南から北に流れ宮城県に至る福島県を代表する川です(12)。以下に阿武隈川産アユのセシウム濃度の推移を示します。
上昇傾向にある阿武隈川のアユ
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 ※3 日付は捕獲日
 ※4 集計期間過去1年
 図―5 福島県阿武隈川産アユのセシウム濃度

 福島産にはセシウム濃度が上昇中の物もあります。


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い主産地は避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 仕方がないことです。福島は「安全」であり、福島産を正しく恐れ避ける行為を「風評被害」と批難しているのは国(13)、福島県(14)、東京電力(15)等で、この方達は福島原発事故前には原発は安全だ、事故など起きないといっていたような気がします。これでは福島の方は心配だと思います。
 福島県は福島県会津産のトマトのCMを流しています(16)。福島県は福島産トマトはは安全だと主張しています(17)。でも福島県会津地方の中心市の会津若松市(18)のスーパーのチラシには福島県産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(19)を引用
 図―7 福島産トマトが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第947報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月1週)―基準超の岩手・干シイタケがマーケットに流出、でも1週間も公表されません―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島県はリンゴの「安全宣言」―でも最大産地を検査してません―
(9)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。
(10)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(12)阿武隈川 - Wikipedia
(13)福島県産の食品の安全性について -首相官邸ホームページ-
(14)検査体制について | ふくしま 新発売。
(15)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(16)TVCM(ふくしまプライド。「南郷トマト 15秒」篇)
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(18)会津若松市 - Wikipedia
(19)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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  1. 2015/09/15(火) 19:41:08|
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