福島県の8月中の人口動態が発表されました(1)。6、7月に続き8月も女の子が多く生まれています。通常は男の子が多く生まれるので(2)ので異常な事態です。この3ヶ月間を集計すると
男の子 1737人
女の子 1883人
です(1)。
以下に福島県の月別の赤ちゃん誕生数を示します。

※(1)を集計
図―1 福島の赤ちゃん誕生数
福島県でも5月までは男の子が多く生まれていましたが、6月から急に逆転しています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1.5%なので「偶然」とは言い難いとおもいます。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果
※ 計算方法は(3)による。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(
ブログ図表)を参照ください。
男の子でも女の子で生まれて来れば良いと考える方が多いと思います。まして福島県の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。

※(4)をキャプチャー
図―2 フラダンスを踊る福島県の綺麗な女性
でも他に影響がないか心配です。福島県県民健康管理調査によれば
「原発事故に由来する放射線被ばくが、いつか健康に影響を及ぼすのではないかと心配
している(福島)県民、あるいは子孫にその影響が及ぶことを懸念している(福島)県民が、依然とし
て少なくない現状」
があるそうです(5)。
放射線の影響は「積算線量」が重要だそうです(6)。福島の放射線量は下がっていますが、「積算線量」は確実に増え続けています。これまで見つからなかった事が4年後や5年後に出てきても不思議はありません。
福島県の県放射線健康リスク管理アドバイザーの高村昇氏は福島県の地方紙の福島民報に、広島や長崎の
二世調査の結果から
「次世代への影響は考えにくいと思われます。」
と寄稿しています(7)。でも遺伝には孫の世代で見える「隔世遺伝」があります(8)。このような遺伝は「二世調査」では分かりません。
放射性影響研究所は広島や長崎の原爆投下で遺伝的な影響が生じていない根拠として
①赤ちゃんの男女比に異常が起きていない。
②自然死産の増加が認められない
ことを上げています。以下に福島県の自然死産率の推移を示します。

※(10)を転載
図―3 福島県の自然死産率の推移
福島原発事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれるであろう2012年以降に増加しています。赤ちゃんの男女比は本文に書いた通りです。福島では広島や長崎では見つからなかったことが福島では起きています。広島や長崎のデータを元に福島は「安全」と主張しても成立しません。
このようなデータが出てくると福島の方は不安だと思います。
福島県いわき市のお米は10月下旬に皇居で行われる献穀献納式で献納されるそうです(11)。福島県いわき市米の全袋検査数は約6万となり(12)、福島県いわき市は「新米」のシーズンです。福島県は福島産は美味しくて「安全」だと主張しています(13)。でも福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(14)を引用
図―4 福島産が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
福島県の推計人口(平成27年9月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ(2)
出生性比(3)
めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について(4)
Iwaki Laiki フラガールと稲 篇 YouTube (5)
第20回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成27年8月31日)の資料について - 福島県ホームページ中の「 県民健康調査における中間とりまとめ(案) [PDFファイル/265KB]」
(6)
放射線の健康への影響は積算線量が決める(7)
放射線 放射性物質 Q&A これから生まれる子どもに被ばくの影響は | 東日本大震災 | 福島民報(8)
隔世遺伝 - Wikipedia(9)
原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所(10)
めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍(11)
新嘗祭のコメ収穫 いわきの献穀者、鈴木さん | 県内ニュース | 福島民報(12)
ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報(13)
「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ(14)
ヨークベニマル/お店ガイド
スポンサーサイト
- 2015/09/30(水) 19:42:26|
- -
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0