めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

「福島米」避けていきいき健康生活―福島産米を避けた場所では葬式が減ったー

 福島県のひらた中央病院が、福島産米を避けていないか否かのアンケート結果を発表しました(1)。一方で、福島県は月毎の死者数を発表しています(2)。そこで、福島米を避けている人の割合と原発事故前年(2010年1月から8月)に対する原発事故4年目(2015年1月から8月)の死者数の増減を比較してみました。
福島米を拒否しる地域で減った死者数
 ※(1)(2)を集計
 図―1 福島米を拒否する割合と死者数の増減率

 福島米を拒否する割合が50%を以下の市や町では死者数が増えていますが、50%以上の市では死者数が減っています。「福島米」避けていきいき健康生活です。
 福島産の安全性については色々と議論があると思います。概ね安倍出戻り内閣(3)、福島県(4)や東京電力(5)は福島産は安全とし福島を避ける行為を「風評被害」と主張しています。でもこの方達は福島原発事故前は原発は「安全」といっていたような気がします(6)(7)(8)。この方達は過去に「原発は安全」と嘘を言っているので信用して良いか心配です。そこで、本当に安全なのか(=^・^=)なりに調べてみたくなりました。
 (=^・^=)の考えた方法は極めて単純で、福島米を拒否しているところと拒否していないところを比較して拒否している所としていない所に差がれば、福島産米は「危険」、差が無ければ「安全」です。
 福島県のひらた中央病院のHP(2)に福島県産米を避けていますかとのアンケート調査結果が載っていました。以下に概要を示します。
  
 表―1 「福島産米を避けていますか?」のアンケート結果
 ※(1)を集計
地域差がある福島米拒否率

 地域によって避ける人の割合が大きく違います。南相馬や相馬では80%近い人が福島産米を避けると回答していますが、いわきで約半分、そして三春では僅かに13%です。
 以下に原発事故前年の2010年と5年目の2015年1-8月の死者数を示します。
 表―2 各年1-8月の死者数
 ※(2)を集計
地域差がある福島米拒否率

 福島産米を8割近く方が拒否する相馬や南相馬では死者数が減っていますが、福島を拒否する方が半数以下の三春、郡山、いわきでは死者数が増えています。以下に相関図を示します。
福島米を拒否する割合が少ない地域で増える死者数
 ※表ー1,2により作成
 図―2 福島産米を拒否する割合と死者数の増減

 割と綺麗な図になったと思います。福島米を食べている地域では葬式(死者数)増え、避けている地域では減っています。なんか、福島産米をさけていききき健康生活です。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 相馬や南相馬でなんで減ったのかですが、直ぐに思いつくのは人口減だと思います。以下に原発事故後4年半(2011年3月から2015年8月)の社会的増減(転入者―転出者)の累計を示します。
若い女性は逃げ出しても老人は残った福島県
 ※(2)を集計
 図―3 原発事故後4年半の福島県の社会的増減の累計

 福島を逃げ出したのは若い方が中心で、この方は死亡リスクが小さいので、死者数には影響を与えないと思います。死亡リスクが高い高齢者はそれ程には逃げ出していません。
 福島産米は安全管理が原発事故前から、他県より劣っていて原発事故によって食べなくなったので死者数が減ったとの可能性は否定できませんが、これだけのデータのこれを主張するのは無理があると思います。以下に南相馬の偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―3 偶然に起こる確率(相馬)
 ※計算方法は(9)による
有意差検定表(相馬・有意差なし)

このような事が26%の確率で偶然に起こりうるので、減ったのでなく変わっていない。減ったように見えるのは偶然だとも取れます。それでも言えることは、福島産米を避けているところでは死者数(葬式)が増えていないです。
 以下にいわきについて偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―4 偶然に起こる確率(いわき)
 ※計算方法は(9)による
有意差検定表(いわき・有意差あり)

 偶然に起こる確率は1.4%で偶然とは言い難いと思います。郡山は差がもっと大きいので、偶然に起こる確率は小さくなり(=^・^=)なり計算では0.04%でした。
 なお三春は数が少なく参考データと見ていただきたく存じます。
 この結果言えることは、
  ①相馬や南相馬のように福島産米を避けている所では死者数(葬式)は増えていない。
  ②いわきや郡山のように福島産米を避ける割合が半分以下の所では死者数(葬式)は有意に増えている。
です。それでも安倍出戻り総理は福島県楢葉町を訪れ
「皆さんの不安を払拭(ふっしょく)できるよう努力を続ける」と話したそうです(10)。まるで「安全」であるかのような言い方です。これでは福島の方は不安だと思います。まして福島では
 女の子が男の子より多く生まれている逆転現象(11)
も起きています。福島県が実施するセシウム検査は他の検査機関に低くでる現実もあります(12)。
 東京・日本橋にある福島県の県の首都圏情報発信拠点「日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)」は10月20日まで、ふくしま秋の収穫祭を開き、福島県内の味覚をPRしたそうです(13)。福島は実りの秋です。福島県郡山市の2015年産米の検査数は60万袋を超え、福島県随一です(14)。福島県郡山市のお米は「あさか舞」と言って美味しくて、安全だそうです(15)。福島県は福島産米のテレビCMを流しています(16)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(17)を引用
 図―4 福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(2)福島県の推計人口(平成27年9月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(4)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(5)風評被害対策について - 東京電力
(6)安倍晋三 - Wikipedia
(7)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(8)福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所の耐震安全性評価結果中間報告書(改訂版)等の一部修正ならびに修正版の経済産業省原子力安|TEPCOニュース|東京電力
(9)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(10)<避難解除>首相、不安払拭へ努力続ける10月20日 河北新報
(11)めげ猫「タマ」の日記 3ヶ月連続で女の子が多く生まれる福島県
(12)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月3週)―福島産イチジクから31ベクレル、福島県の検査は38件全てND―
(13)県内の秋の味覚PR 東京のミデッテ、10月20日まで収穫祭 | おでかけ | 福島民報
(14)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(15)郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市
(16)TVCM(ふくしまプライド。「お米 15秒」篇) | ふくしま 新発売
(17)2015年10月18日(日)?10月21日(水)までの鎌倉屋折込チラシ 
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  1. 2015/10/21(水) 19:42:45|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

めげ猫様、視点がすごいです。
他の要因の可能性も有るにしても、あまりに綺麗なグラフに、固まってしまいました。
いつも、貴重な情報をありがとうございます。
  1. 2015/10/21(水) 20:13:57 |
  2. URL |
  3. あん #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

あん様
コメントありがとうございます
Q> 他の要因の可能性も有るにしても?
A>本記事では福島県産米について取り上げましたが、リファレンス(1)にいは、ボトル入りの水を飲む。福島産野菜を避けるなどの項目もあります。これらの回答も福島産米を避けると同じ傾向を示しています。本件に対する(=^・^=)の解釈ですが、福島を正しく恐れ適切な行動をとった結果ともいます。
 ①適切な行動の一つとして、福島産米を避ける
 ②適切な行動の結果として、葬式が減ったか変わらない
当然ながら適切な行動をとらない場合は逆の結果だと思います。

  1. 2015/10/22(木) 19:43:58 |
  2. URL |
  3. mekenekotama #-
  4. [ 編集 ]

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