めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

全国上昇、福島産は下落、今年年9月のリンゴ価格、当然です。

 東京中央卸売市場の9月のリンゴ価格が出ていました。昨年(2014年)に比べ
  福島産  △26円安
  全国平均  14円高
  青森産   13円高
で全国平均や青森産は上昇していますが、福島産は下落しています。福島産の安全が十分に確認できない現状(2)(3)を考えれば当然の結果だと(=^・^=)は思います。
 福島県のリンゴ生産量は27,600トンで全国5位です(4)。
全国5位の福島のリンゴの生産量
 ※(4)にて作成
 図―1 リンゴの生産量

 福島県は全国2位のモモの産地ですが、生産量は29,300トンで(5)、リンゴと同程度です。福島にとってはリンゴもモモとならび大事な農産物だと思います。ただし福島県内どこでもリンゴが栽培されている訳ではありません。
福島市は福島県最大のリンゴの産地
 ※(6)を作成
 図―2 福島県のリンゴの生産量(2006年)

 図に示す通り福島のリンゴはどこでも取れる訳でなくその約半分を福島市で生産しています。以下に福島市等の位置を示します。
 広範囲で今も除染が必要な福島市、そうでもない会津
 ※1(7)の数値データを元に(8)に示す手法で11月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(9)による
 図―3 福島県福島市と会津地方

 福島県のナシの主産地の福島市は福島原発事故によって放射性物質が降り注ぎ4年8ヶ月が経過した今も広い地域で国が除染が必要だとしている毎時0.23ミリシーベルト(10)を超えています。
 以下に福島市の死者数を示します。
原発事故後に増え続ける福島市の死者数
  ※(11)を転載
 図―4 福島市の死者数(各年1-9月) 

 原発事故後は毎年ように死者数(葬式)が増え、各年1-9月を集計すると
 原発事故前年(2010年)   2,106名
 原発事故4・5年目(2015年)2,378名
で13%増えています。一方でこのような事は図ー1に示すように福島市に比べれば放射能汚染が少ない会津では起きていません(13)。
 以下に福島県外で実施された福島産リンゴの検査結果を示します。
4年連続でセシウムが見つかった福島県外の福島産リンゴの検査結果
 ※1(12)を集計
 ※2 精密検査を集計
 図-5 福島県産リンゴの福島県外検査結果

 今年(2015)の検査結果はありませんが2,3件の検査でも毎年セシウムが見つかっています。
 以下に福島市産のリンゴの検査件数を示します。
わずか1件の福島県福島市のリンゴの検査結果
  ※1(12)(13)を集計
  ※2 2015年は11月12日発表分まで
 図―6 福島市産のリンゴの検査件数

 毎年のように減って行き、今年はたった1件です。それでも福島県は福島産リンゴは検査されていて安全だと主張し(14)、福島産を避ける行為を「風評被害」としています(15)。
 毎年のように検査件数が減っていては、なにか意図を想像する方もいると思います。当然ながら福島産のリンゴは価格が下がるはずです。福島のリンゴのピークは10月から12月ですが(16)、品種によっては9月位から出荷が始まるようです(17)。東京中央卸売市場の9月までの取引価格が検索可能になったので(1)、各年9月のリンゴ価格を調べてみました。
全国や青森産と価格差が広がる福島産リンゴ
 ※(1)を集計
 図ー7 各年9月のリンゴ価格

 福島産リンゴは福島原発事故前から全国平均や青森産に比べ安かったのですが、事故後は価格差が開きました。2014年に比べ2015年は全国平均や青森産は値上がりしたのですが、福島産は値を下げました。
  福島産  △26円安
  全国平均  14円高
  青森産   13円高
です。
 当然の結果だと(=^・^=)は思います。


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 福島県の重要な施策に原発事故によって低迷した福島産の価格を元に戻す「風評被害対策」があります(18)。新しい福島県知事になってから1年が経過しました(19)。「風評被害」は上手く行っていないじょうです。本文で記載した通り生産量が多く汚染の酷い福島産リンゴの検査は1件です。なんか福島県は安全であろうが無かろうが「風評被害」をキャッチフレーズ売り込みを企てている気がします。これでは福島の方は不安になると思います。まして
 福島産米を避けている方が半数以下の福島県郡山市では葬式(死者数)が有意に増えていますが、8割近くが避けている相馬や南相馬市ではそのような事ない(20)との現象も起きています。
 福島県は福島産米のCMを流しています(21)。福島県白河の米は日本穀物検定協会の食味ランキングで5年連続、Aの評価を得ており、生育中期には無駄な稲茎を出来るだけ抑え、収穫に有効な稲穂を着実に確保し、ゆっくりと籾殻に栄養が届き美味しいお米です。(22)。福島県白河産米の全袋検査数は約52万件に達しました。(23)。福島県白河市も新米の季節です。でも福島県白河市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県白河市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―8 福島産米が無い福島県白河市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県白河市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)東京都中央卸売市場-統計情報検索にて大分類⇒果実、中分類⇒リンゴ類で検索
(2)めげ猫「タマ」の日記 福島は安全ですか?
(3)めげ猫「タマ」の日記 (=^・^=)が福島産を食べない10つの理由
(4)日本国内の生産量 │ りんご大学
(5)都道府県別桃(もも)収穫量ランキング | 日本一・ランキング 2014
(6)統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103中の「10 果樹⇒福島県」
(7)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(9)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(10)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島市の死者数13%増(対2010年1-9月)、会津は別
(12)報道発表資料 |厚生労働省
(13)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(14)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(15)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(16)福島 果物狩り | 一般社団法人 福島市観光コンベンション協会公式ページ こらんしょふくしま
(17)フルーツを食す - 福島市ホームページ
(18)東日本大震災関連情報ページ一覧 - 福島県ホームページ
(19)めげ猫「タマ」の日記 福島県知事1年目の功罪
(20)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の死者数は10.2%増(対2010年3-10月)、でも相馬・南相馬市は別
(21)TVCM(ふくしまプライド。「お米 15秒」篇) | ふくしま 新発売。
(22)管内農畜産物 | JAしらかわ(白河農業協同組合)
(23)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を11月13日に閲覧
(24)チラシ - ホーム
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  1. 2015/11/13(金) 19:42:16|
  2. -
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