めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島フードフェアに無検査品が出品

 福島県郡山市でフードフェアが開かれました(1)。その様子を福島のローカルTV局が伝えていましたが(2)(3)、そこには無検査品が出ていました。福島県は福島産は検査されていて「安全」だと主張していますが(4)、本当なんおですかね?福島では出荷制限中や検査前の食品が販売されていました(5)。
 原発事故で多くの放射性物質が福島の台地に降り注ぎ、4年8ヶ月過ぎた今も広い範囲で汚染されたままです(5)。多くの方が福島産に不安を感じていると思います。福島の果物のシーズンはそろそろ終わりですが、今年も原発事故後に開いた他県との価格差は開いたままです(6)。そうした中で11月19日に 福島県産品の販路拡大を目指す「食の商談会 ふくしまフードフェア2015」は19日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれました(1)。
 その様子を福島のローカルTV局が伝えていました(2)(3)。「検査結果をだせれば、特に問題なく売ることができるので」とのバイヤーの声が紹介されていました。
福島産は検査が必要な旨を話す加工業者
※(3)をキャプチャー
 図―1 「検査結果をだせれば、特に問題なく売ることができるので」と話すバイヤー

 逆に言えば検査されていなければ、問題があると言うのが福島産に対する流通・加工業者さんの認識です。出品された商品が検査されているか心配です。
 TUFは喜多方市産のナツハゼサイダーを紹介していました(3)。
福島フードフェアに出品された無検査ナツハゼサイダー
 ※(3)をキャプチャー
 図―2 福島フードフェアに出品されたナツハゼサイダー

このサイダーに使われる「ナツハゼ」は福島県喜多方市産の物が使われています(7)。福島県が提供する福島産のセシウム検査結果を検索するサイト(8)で調べたのですが、検査結果が出て来ません。次に厚生労働省の発表(9)を過去3年に遡って調べたのですが、検査結果が出て来ません。原材料は検査結果が無いようです。同様に福島県のサイト(8)で「清涼飲料水(その他)」を見たのですが、喜多方市の検査結果は出て来ません。厚生労働省の発表(9)を過去3年に遡っても喜多方市産の清涼飲料、炭酸飲料、サイダー に該当するものがありません。
 前述の福島県のサイト(8)は選択式になっていますが、該当する選択肢がないので「その他」で検索したのですが、該当するものはありません。厚生労働省の発表(9)を過去3年に遡っても該当するものはでて来ません。 少なくとも福島フードフェアに出品された「喜多方市産のナツハゼサイダー」は3年もの間、原材料も製品も検査されていないようです。それでも福島県は福島産について
「各段階による検査を多数実施することにより、安全性が確保された農林水産物のみを出荷しています。」
と主張しています(4)。
 TUFの報道(3)では、福島県須賀川市のカブの収穫の様子も流されていました。
須賀川市で収穫された無検査のカブ
 ※(4)をキャプチャー
 図-4 福島県須賀川市のカブの収穫

 厚生労働省の発表(9)を見たら2013年1月を最後に検査結果がありません。こちらも2年10ヶ月もの長きに渡り検査が放置されたようです。
 福島では出荷制限中や検査前の食品が販売されていました(5)。福島産は「検査されていて安全」はどは単なる幻想です。


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 このような事があっては福島の方は心配だと思います。まして福島県最大のお米の産地の福島県郡山市(5)では、福島原発事故後に葬式(死者数)増えています。このような事は福島産米を8割近い方が避ける相馬や南相馬市では起こっていません(10)。
 環境省などの官庁が入る政府の中央合同庁舎5号館の職員食堂で11月19日に丸川珠代環境相らが川俣町山木屋地区産の「ひとめぼれ」で作ったおにぎりを食べるPRイベントが行われたそうです(11)。
福島産米を食べて見せる環境大臣
 ※(4)をキャプチャー
 図―5 川俣町山木屋地区産米を食べる環境大臣

大臣には3歳になるお子さんがいらっしゃるとの事(12)、是非のもお子さんにも食べさせてあげて欲しいと思います。

福島県は福島産米のCMを流しています(13)。福島県は新米の季節です。当初は稀に福島のスーパーのチラシで福島産米を見ることもあったのですが、値段は大幅に安くなっています。同じコシヒカリでも
 新潟産 1,680円
 福島産 1,190円
で(14)、福島産は3割近く安くなっています。でも、最近は福島産米が掲載されたチラシを見ることが無くなりました。福島産米は値段が安くとも「特売」の対象にすらならないようです。
 福島県棚倉町は人口14,709人(15)の小さな町ですが、今年の全袋検査数は約15万袋に達し(16)、米作りが大変に盛んな町だと思います。ふるさと納税の記念品を見ると季節の野菜もあるので(17)、野菜も取れると思います。福島県は福島産のお米や野菜はおしくて安全だと主張しています(18)。でも、福島県棚倉町のスーパーのチラシには米や野菜を含め福島産はありません。
他県産はあっても福島産が無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ
 ※(19)を引用
 図―6 福島産が無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県棚倉町の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)国内外に県産品紹介 郡山でフードフェア | 県内ニュース | 福島民報
(2)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2015年11月19日(木)放送」
(3)スイッチ20151119 TUFchannel
(4)検査体制について | ふくしま 新発売。
(5)めげ猫「タマ」の日記 出荷制限中の福島産ユズが売られていた―今年2回目―
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島県知事1年目の功罪
(7)ふくしま・地域産業6次化新商品カタログを作成しました!(平成27年3月版) | ふくしま6次化情報STATION 公式サイト中の「→飲料・酒類(PDF:1.05MB)」(http://www.6jika.com/wp-content/uploads/2015/04/a06c3b2db7b282e5f911185e4fbdf587.pdf)
(8)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。
(9)報道発表資料 |厚生労働省
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の死者数は10.2%増(対2010年3-10月)、でも相馬・南相馬市は別
(11)山木屋のコメ「おいしい」 PRイベントで丸川環境相ら:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(12)丸川珠代 - Wikipedia
(13)TVCM(ふくしまプライド。「お米 15秒」篇) | ふくしま 新発売。
(14)めげ猫「タマ」の日記 福島市死者数13%増(対原発事故前)(2014年5月ー15年4月)-でもいわき市は別―
(15)トップページ | 棚倉町公式ホームページ
(16)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を11月20日に閲覧
(17)ふるさと納税 | 棚倉町公式ホームページ
(18)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(19)エコス棚倉店チラシ情報


以下に西会津町町産原木シイタケ(露地栽培)の検査結果を記載します。
brg151226m.gif
 ※(8)を集計
 付図―1 西会津町産露地栽培原木シイタケの検査結果
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  1. 2015/11/20(金) 19:58:03|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

メープルサイダー:放射能測定検査

福島県のことをいろいろと気にかけて下さりありがとうございます。福島フードフェアのニュースに取り上げていただいたメープルサイダーをつくっております。ご心配いただいた検査結果は以下です。弊社のHPにも掲載しておりますので、どうぞ、ご訪問下さい。検査結果は最低検出下限値1ベクレルで「検出せず」です。どうぞ、安心してください。
http://kinokohouse.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/10/maple2.pdf
  1. 2015/12/26(土) 00:22:45 |
  2. URL |
  3. 株式会社キノコハウス #-
  4. [ 編集 ]

訂正お願いします

弊社のメープルサイダーは「平成27年7月」より販売開始しました。過去にデーターはありません。
放射能検査は、平成27年4月の行いました。以下です。
http://kinokohouse.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/10/maple2.pdf

下記の文章は、正しくありません。申し訳ありませんが、このブログの文章の訂正をお願い致します。また、このような書き方は「誤解」を産みます。あらたな、風評被害をつくる原因になる可能性があります。
以下、一部、事実と異なる箇所の訂正をお願いします。
(平成27年12月26日現在)

図ー3 福島フードフェアに出品された楓の樹液で作ったサイダー(メープルサイダー?) 前述の福島県のサイト(8)は選択式になっていますが、該当する
選択肢がないので「その他」で検索したのですが、該当するものはありません。厚生労働省の発表(9)を過去3年に遡っても該当するものはでて来ません。西会津町産の清涼飲料、炭酸飲料、サイダー も同様の結果でした。
 少なくとも福島フードフェアに出品された「喜多方市産のナツハゼサイダー」も「西会津町産の楓の樹液で作ったサイダー(メープルサイダー?)」を3年もの間、原材料も製品も検査されていないようです。それでも福島県は福島産について「各段階による検査を多数実施することにより、安全性が確保された農林水産物のみを出荷しています。」と主張しています(4)。
  1. 2015/12/26(土) 13:55:38 |
  2. URL |
  3. 株式会社キノコハウス #-
  4. [ 編集 ]

Re: 訂正お願いします

 コメントありがとうございます。
 御社のご要求により記事を修正しいました。理由は(=^・^=)がトラブルが嫌いなだけです。(=^・^=)の記事は引用したリファレスに照らし極めて妥当なものと考えております。以下に理由を記載いたします。
①福島県が6次化を進めていることは御社もご理解しているかと思います(http://www.6jika.com/)。6次化商品は原材料の生産、加工及び販売を一つの業者様が手掛ける例があり、福島県が主張する
「各段階による検査を多数実施することにより、安全性が確保された農林水産物のみを出荷しています。」
が漏れやすい産品と思っています。福島産が6次化商品も含め福島県の主張通りに検査されているかを検証することは、社会的に意義があるとと考えます。
②付図ー1に西会津産の原木シイタケ(露地)のセシウムの検査結果を追記させていただきました。リファレンス(9)を集計したものです。西会津町のシイタケは福島県も注意を払い、そこそこ検査しているようです。全ての検査結果が基準値以下であることは図に示す通りです。福島県が貴町産のシイタケの検査をしている以上は貴町において露地物の原木シイタケが栽培されている事を認識していると思います。同様に貴町において楓樹液の加工品が生産されているのも認識できたはずです。楓樹液の加工品の安全性を検査で確認するには、原材料の樹液を検査するか加工品を検査するかですが、福島県はどちらも実施しなかったことはリファレスにある通りです。まして福島フードフェアは福島県も関係した行事です。
③製品の販売開始が何時であれ、もし疑念があるなら従前に検査するのは生産県としての当然の行為だと思います。それができないなら
「各段階による検査を多数実施することにより、安全性が確保された農林水産物のみを出荷しています。」
などとの主張は撤回していだきたく存じます。
 末筆ながら御社の清栄を心よりをお祈り申し上げます。
  1. 2015/12/26(土) 23:44:54 |
  2. URL |
  3. mekenekotama #-
  4. [ 編集 ]

訂正ありがとうございます

速やかに訂正していただき、ありがとうございます。これからも、生産者として、消費者の方々に、正しい情報をお伝えできるように努力します。風評被害を経験した福島県の生産者としまして、世界中の皆様に誤解の無いように真実をお伝えすることの大切さを身にしみて感じています。これからも、福島県のことをよろしくお願い致します。
  1. 2015/12/27(日) 12:20:44 |
  2. URL |
  3. 株式会社キノコハウス #-
  4. [ 編集 ]

訂正ありがとうございました

速やかに訂正していただき、ありがとうございます。これからも、生産者として、消費者の方々に、正しい情報をお伝えできるように努力します。風評被害を経験した福島県の生産者としまして、世界中の皆様に誤解の無いように真実をお伝えすることの大切さを身にしみて感じています。これからも、福島県のことをよろしくお願い致します。
  1. 2015/12/27(日) 12:21:48 |
  2. URL |
  3. 株式会社キノコハウス #-
  4. [ 編集 ]

検出限界値1ベクレルで不検出ではとても飲むことはできませんね!固形食品ならOKと思っていますが…飲料の基準値はアメリカで0.1ベクレルWTOが1ベクレルと思いますが…もっと検出限界値を下げて不検出ではないとダメかと思います。
  1. 2015/12/29(火) 23:10:04 |
  2. URL |
  3. ぶぶ #-
  4. [ 編集 ]

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